こんにちは、ITプロパートナーズ編集部です。
自由な働き方の1つとして注目される「フリーランス」とは、どのような働き方なのでしょうか。近年注目を集めている一方で、その定義や働き方、魅力などを正しく理解している人は少ないかもしれません。
本記事では、フリーランスの定義やメリット・デメリット、収入事情などフリーランスにまつわる疑問を全て解決致します。主な仕事の種類や、フリーランスのなり方、実際にフリーランスとして活躍している人のリアルな声も紹介するので、フリーランスに興味がある人はぜひ参考にしてください。
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Contents
フリーランスとは?

そもそもフリーランスとはどのような意味で、どのような定義なのでしょうか?
- フリーランスの定義
- 個人事業主や自営業との違い
- 契約方法
- 収入事情
など、基本事項を解説します。
フリーランスの定義
フリーランスとは、会社や組織に属することなく自身の技能を活かして自由に契約を結び一定の業務を遂行することを意味します。
フリーランスの分野は多岐にわたり、契約形態もさまざまですが、主に依頼主と契約を締結し契約内容に則って仕事をするのが一般的です。業種としては、デザイナーやプログラマー・システムエンジニアやコンサル系などが多く、専門的な分野が目立ちます。
専門的な知識を持った人が、自分の得意な分野で仕事をして報酬を得るのがフリーランスの定義といえるでしょう。
なお、フリーランスという言葉は「中世ヨーロッパで、特定の有力者と専属契約を結ぶのではなく、戦争のたびにさまざまな有力者と契約して仕えていた騎士(free=拘束されていない、lancer=槍騎兵)」に由来するという説があります。
フリーランスと個人事業主の違い
フリーランスは、特定の企業・組織に所属せず、自らのスキル・知識を提供することで報酬を受ける働き方を指す用語です。個人事業主とは、税務上の区分であり、税務署に開業届を提出して個人事業をする人を指します。
両者は別ものというよりも一致するポイントが多く、フリーランスのなかには開業届を提出して税務上は個人事業主として活動する人も多くいます。フリーランスは個人事業主の一種であると考えるのがよいでしょう。なお、店舗経営者などビジネスを営む人は個人事業主という形態であってもフリーランスと呼ばれることは多くなく、自営業者と呼ばれることが多いようです。
フリーランスは働いた分の報酬がほぼそのまま収入になるのが基本です。一方、ビジネスを営む個人事業主は売上から仕入金額などの経費を引いたものが収入になり、ビジネスの仕組みによっては労働量を問わず大きな収入を得られることもあります。
なお、フリーランスのなかには税金対策や信用アップのために法人化している人もいます。こうした人は法人の代表、つまり「経営者」に該当し、全てのフリーランスが個人事業主に当たるわけではありません。
フリーランスと会社員との違い
フリーランスは、労働基準法などが適用されない点、主に雇用契約ではなく請負契約を結んで仕事をしている点で会社員と違います。
労働基準法が適用されないということは、「最低賃金」「労働時間」「休日」「有給休暇」「労働災害での補償」といった規定の保護を受けられないことを意味します。
また、請負契約とは成果物に対して報酬が支払われる契約です。成果物ではなく「週〇日△時間働いた」という労働自体に対して報酬が支払われる雇用契約に比べ、成果主義的で厳しいといえるでしょう。
しかし、請負契約には「働き方の自由度が高い」「スキル・労働量次第では収入アップを実現しやすい」といったメリットもあります。
フリーランスとして働くメリット・デメリットについては、後ほど詳しく解説します。
フリーランスの働き方とは

フリーランスには、働き方の面でいくつかの種類があります。
多様化が進む近年では働き方も多様になり、1つの仕事に没頭することが主流ではなくなってきました。フリーランスの働き方は主に以下の3つに分けられます。
- 副業としてのフリーランス
- 本業としてのフリーランス
- 自由に複数の業務を持つフリーランス
ここでは、自由なフリーランスの働き方とその種類を紹介します。
副業としてのフリーランス
本業をほかに持ちながら、副業でフリーランスの仕事を請け負っているケースです。
メインの収入を本業で稼いだうえで、自由な働き方が可能なフリーランスの仕事をしている人は年々増加する傾向にあります。
最近では働き方改革が進み、有給休暇の取得が義務付けられたことで、自分のために使う時間が増えてきました。
時間を有効活用するために、本業のスキルを活かした副業をフリーランスとして行うケースが多くなっています。
本業としてのフリーランス
フリーランスでの仕事を本業として、メインの収入にしている人も少なくありません。
特にIT関係のフリーランスに多く、プログラマーやエンジニアなどの専門性の高い人が、雇用ではなくフリーランスとして活躍しているケースも実例として多く取り上げられています。
IT系の技術者が雇用されて就業する場合、専門的な知識が給与に見合わないケースが多々あり、不満に感じている技術者が多いという背景も否定できません。
このように専門性が高い分野であれば、十分に本業として成り立つ点もフリーランスの特徴です。
自由に複数の仕事を持つフリーランス
複数の業務を自由な環境で行っているフリーランスも多くいます。
フリーランスの仕事を本業としている点においては前述と同様ですが、固定的な業務に特化せず複数の契約を請け負って自由なスタイルで働くケースです。
専門分野が多岐にわたる人や、コンサルタントなどに多い傾向があります。
「自由業」という意味では、フリーランスとしての理想に近いスタイルであるといえるかもしれません。
近年増加傾向にあるフリーランスとしての働き方は、雇用されている人にとって憧れの対象になることもあるでしょう。
フリーランスのメリット・デメリット

フリーランスになる人は、どのような点にメリットを感じているのでしょうか。デメリットと一緒に確認しておきましょう。
フリーランスになるメリット
会社に雇用される場合と比較したフリーランスのメリットとして、以下の3つが挙げられます。
- 完全在宅で働ける
- ワークライフバランスを取りやすい
- 収入アップが期待できる
フリーランス向けの案件は、在宅・リモートOKであることが多いため、完全在宅で働きやすいというメリットです。
また拘束時間が決められていないので自分の裁量で働けることが多く、ワークライフバランスを取りやすいというメリットもあります。
加えて高収入が期待できるという点もメリットです。会社員のもらえる給料には、ある程度の上限がありますが、フリーランスの報酬は工夫次第で高くできます。
エンジニアやマーケターなど専門的な案件なら単価が高いことが多く、会社員として働くよりも収入アップがしやすいのです。
フリーランスになるデメリット
フリーランスとして活動するデメリットとしては、以下の4つが挙げられます。
- 事務・会計などの雑務が増える
- 福利厚生が変更になる
- 収入が不安定になりやすい
- 自己管理が必要になる
確定申告や請求書の作成など、会社員の時には必要がなかった事務仕事を自分ですることになるという点が、1つのデメリットです。
また厚生年金や雇用保険など、会社員が加入できる福利厚生の対象外になるという点も把握しておきましょう。
「固定給」が多い会社員と比べて、納品物に対する報酬で稼ぐフリーランスは、収入が不安定になりがちです。
フリーランスは、自己管理も必要です。いくら自由な働き方といっても、案件管理や体調管理を怠ると継続的な収入を失いかねません。案件を受け過ぎたり体調を崩したりすると、納期に間に合わないケースが増えてしまいます。一度失った信用を取り戻すのは、簡単ではありません。自らの行動がリスクにつながる可能性があるので、フリーランスにとって自己管理は重要です。
フリーランスのメリット、デメリットについては以下の記事で更に詳しく紹介しているので併せてご覧ください。
フリーランスの主な仕事の種類
どのような職種でフリーランスになる人が多いのでしょうか。主に以下の8種類が挙げられます。
1.エンジニア系
モバイルアプリやWebサービスの開発、ホームページ構築など「エンジニア系」の仕事は、フリーランスに依頼されることが多くあります。
エンジニア系の具体的な職業としては、以下のものがあります。
- システムエンジニア
- Webエンジニア
- インフラエンジニア
- ネットワークエンジニア
フリーランスとしてエンジニア系の案件を契約して安定した収入を得るには、需要の高いプログラミング言語を扱うスキルと実績が必要です。
まずはエンジニアとして会社に就職したり、オリジナルでアプリを開発したりなど、ポートフォリオに提示できる「実績」を作ってからフリーランスになる流れが一般的です。
2.デザイナー系
Webサイトのロゴやイラスト作成・UIデザインなどをする「Webデザイナー」も、フリーランスとして活動する人が多い職種です。
具体的には次のような職業があります。
- CGデザイナー
- グラフィックデザイナー
- ゲームデザイナー
美しいデザインを作れるセンスだけでなく、Webサイトのユーザビリティなど、「機能性」を考慮するスキルも求められます。
フリーランスとしての仕事を獲得するうえでは、ポートフォリオとして提示できる過去の実績や自作のWebサイトなどがあると有利です。
3.ライター・編集者系
Webサイトの文章やブログ記事などを作成する「Webライター」として活躍するフリーランスも多くいます。
どのような文章・記事を書くかによって、次のような職業に分けられます。
- SEOライター
- 取材ライター
- コピーライター
- シナリオライター
また、ライターへの指示出しや、制作の進捗管理、記事の品質管理などをする「Web編集者」として働くフリーランスも珍しくありません。
未経験・初心者歓迎の案件も多くあり、実績なしでもフリーランスになれる職種の1つです。ただし単価の高い案件を契約するには、特定のジャンルに詳しいなどの専門性や実績が求められます。
4.マーケター系
WebサイトやWeb広告などを活用して、商品・サービス・ブランドなどを宣伝するWebマーケターとして働くフリーランスも多くいます。
担当する媒体・業務によって、次のような職業に分けられます。
- デジタルマーケター
- コンテンツマーケター
- SNSマーケター
市場を分析し、マーケティング戦略を考案する高いスキルが求められるため、マーケティング会社などで経験を積んでからフリーランスになるのが一般的です。
フリーランス向けのマーケター案件が多く募集されていて、単価の相場も高く、スキルがあれば稼ぎやすいジャンルです。
5.コンサルタント系
依頼された分野についての分析・改善策を提案し、そのプロジェクトをまとめる「コンサルタント」の仕事も、フリーランスに依頼されることが多くあります。
コンサルタントといっても担当する分野はさまざまで、具体的な職業名を一部挙げると次の通りです。
- 経営コンサルタント
- ITコンサルタント
- 人事コンサルタント
担当する分野についての高い専門性と、豊富な実績が求められます。こちらも単価が高く、高収入が狙える職種です。例えば以下のような案件があります。
6.事務・バックオフィス系
事務員や秘書などが行う仕事を、社員ではなくフリーランスに依頼することは珍しくありません。
具体的には次のような職業の仕事が、フリーランスに依頼されています。
- 事務
- 秘書
例えば事務は記帳や請求書作成・データ入力などを行い、秘書事務はホテルの手配やスケジュール管理などを行うのです。
ワードやエクセルなどの基本的なPC操作ができれば対応できることが多いため、未経験で実績がなくても契約しやすい分野です。高収入を得ることは難しいですが、固定報酬で長期的に依頼されることも多くあります。
7.美容系
美容系の仕事にもフリーランスとしての働き方があります。フリーランスが多い美容系の職業を挙げると、次の通りです。
- 美容師
- ネイリスト
- メイクアップアーティスト
サロンなどでスタッフとしてスキルを磨き、経験を積んだうえで、独立するケースが多い業界です。種類によっては、店舗を開かずに自宅の一室をサロンとして活用できます。
例えば女性なら、自宅をサロンにすれば家事や子育てをこなしながら働くことも可能です。
8.士業系
以下のような士業系の職業でも、フリーランスの働き方があります。
- 弁護士
- 税理士
- 司法書士
士業系の仕事は、事務所に所属したり開業したりして働くのが一般的です。ただ、独立しフリーランスとして活動している人も少なくありません。
事務所を自宅と兼用し、企業や個人など客先へ訪問して対応する働き方があります。
これ以外にもフリーランスの職種はたくさんあります。詳しくは以下の記事で紹介しているので参考にしてください。
フリーランスの働き方を選ぶ人が増えている背景とは?
「フリーランスに関する実態調査 2021」(ランサーズ)によると、2021年の日本国内のフリーランス人口は過去最多の1,670万人となりました。
その3つの背景を解説していきます。
働く人の価値観の変化
日本政府が掲げた「働き方改革」などの影響で、自分に合った働き方やライフスタイルを実現できるフリーランスを選択する人が増加したようです。
テレワークの普及
コロナ禍でテレワークが普及し、どこにいても仕事ができる環境整備が進み、自分に合った働き方の選択肢が増えたことも、フリーランスの増加に影響しています。
フリーランス支援サービスの増加
フリーランスの案件獲得をサポートするサービスが増えたこともポイントです。なかでもフリーランスエージェントは案件紹介だけなく、クライアントとの契約や折衝、請求業務など、多様な支援を行います。
弊社ITプロパートナーズもフリーランス・副業エージェントの1つで、ITプロトータルサポートというフリーランスの方に向けて保険・金融・法律関連の支援を行うサービスも用意しています。フリーランスとしての案件獲得だけでなく安定・安心のためにお役立てください。
独自調査から見えたフリーランスとして独立した理由とは?
弊社ITプロパートナーズでは、フリーランスとして働く57名の人にアンケートを行い、フリーランスとして独立した理由を尋ねました(複数回答可)。
その結果多かった回答は以下の通りです。

- 働き方の自由を求めて:48名(84.2%)
- 収入アップを求めて:38名(66.7%)
- ライフワークバランスをよくしたい:24名(42.1%)
- 起業への足掛かりのため:18名(31.6%)
また、独立した目的について、52.6%が「十分果たせている」、40.4%が「どちらかというと果たせている」と回答しました。

フリーランスとしての先行きを不安視する声もありましたが、78.9%の人が今後もフリーランスを継続していきたいと回答しており、フリーランスとして働く満足度の高さがうかがえます。
フリーランスに向いている人の特徴

フリーランスに向いている人の特徴を把握しておくことは、独立後でも参考になります。
フリーランスとして活躍しやすいのは、以下のような特徴を持つ人です。
- 仕事の計画性がある
- 生活リズムを管理できる
- 1人が苦にならない
納期までに余裕を持って仕事をする計画性は、フリーランスに必要な能力です。スケジュール的に案件を引き受けられるかどうかを判断する際にも役立ちます。
生活リズムを一定に保ち、健康管理や、休日の管理などができることも必要です。
またフリーランスは1人での作業が多くなるため、それがストレスにならない人は有利だといえます。
フリーランスに向いている人と向いていない人の特徴は、関連記事で詳しく解説しているので、確認してください。
フリーランスになる前にやっておいた方がよいこと
フリーランスとして仕事を軌道に乗せていくには、事前準備が重要です。フリーランスになる前にやっておいた方がよいことを3つ解説していきます。
クレジットカードの作成
一般的にフリーランスは、会社員と比べてクレジットカードの審査に通りにくいとされます。よって、社会的信用が高く審査に通りやすい会社員のうちにクレジットカードを作っておくと安心です。
ただし、フリーランスでも開業届を提出していて実績があり、支払延滞や債務整理などの事故情報がなければ、比較的審査に通りやすいといわれます。
他にも、「キャッシング枠は設定しない」「事業主区分を明確にする」など、フリーランスでも審査に通りやすくなるとされる対策があります。
人脈やスキルを身につける
退職して独立する前に、フリーランスとして働くために必要な人脈とスキルを身につけておく必要があります。
フリーランスとして案件を獲得するには、基本的に即戦力や実務経験が必要だからです。スキルがあれば応募できる仕事の選択肢が多くなりますし、質の高い仕事ができるため早期の報酬アップも期待できます。
また、人脈がない場合、仕事をもらえるかどうか予想が付かない状態でスタートすることになります。本業や副業などを通じて、取引実績のある人や会社とのつながりを作っておきましょう。
未経験でフリーランスを目指す場合は、経験がなくても始めやすい分野の副業・アルバイトをして実績を作っておくことが重要です。
環境・備品を整える
自宅のオフィス環境と、事務用品などの備品を整えておきましょう。
ネット環境や、Web会議ツールのアカウント、カメラ・マイクなど、業務に必要なものを準備します。確定申告に利用する会計ソフトも選んでおくと便利です。
独立後、効率的に仕事ができるオフィスを作っておきましょう。
フリーランスになるには?3つのステップ

続いて、フリーランスになるための具体的なステップを解説していきます。税金や保険に関わる事務的な手続きも含まれるので、あらかじめ確認しておきましょう。
副業として始める
いきなりフリーランスとして独立するのではなく、まずは副業として案件を受けることをおすすめします。仕事が軌道に乗るまでに時間がかかっても、本業があれば収入の心配はないからです。
また、本業があるうちに自分に合った案件獲得方法やスケジュールの組み方などを把握しておくと、独立後の不安要素を減らせます。
案件獲得方法は、「クラウドソーシングやフリーランスエージェントを利用する」「自ら営業活動をするなど」さまざまあります。クラウドソーシングやエージェントは複数登録してみて、どれが一番使いやすいか確認しておくとよいでしょう。
開業・青色申告の手続きを行う
フリーランスとしての仕事を始める場合、たとえ副業としてでも開業届を提出しておきましょう。
合わせて青色申告承認申請を提出することで、青色申告ができるようになります。この手続きをしておくと55万円の「青色申告特別控除」の対象になるため、税金面で有利です。
電子申告をすると青色申告特別控除が65万円に増額され、さらに有利になります。電子申告の準備もしておきましょう。
フリーランスが支払うべき税金の種類などは以下の記事で解説しているので参考にしてください。
社会保険等の切り替え手続きを行う
会社員が退職する場合、厚生年金から国民年金に切り替える手続きが必要です。
健康保険については、以下の3つのパターンがあります。
- 前職の健康保険の任意継続
- 国民健康保険・そのほか健康保険組合への切り替え
- 被扶養者の健康保険に入る
それぞれ必要な条件や手続き方法について、事前に確認しておきましょう。
フリーランスとして仕事を獲得するための方法

フリーランスで安定した生活を送るには、案件を継続的に獲得する環境づくりが重要です。次ではフリーランスの仕事を獲得する、5つの方法を紹介します。
フリーランスエージェントを活用する
フリーランス向けのエージェントサービスに登録しておくと、自分で案件を探す手間が省けます。
希望する条件に合った案件を担当者が探してくれるので、自分で仕事を探しながらの併用も可能です。
サービスごとに取り扱う案件の種類や得意分野が異なるため、希望する職種に合ったエージェントサービスを選んで登録しましょう。
弊社「ITプロパートナーズ」は、Web・IT系の案件を豊富に取り扱っています。エンジニアやWebマーケター、コンサルタントなどの案件を探している人は、ぜひご利用ください。
クラウドソーシングを活用する
クラウドワークスやランサーズなど、クラウドソーシングを活用する方法もあります。
クラウドソーシングは、クライアントが募集する案件情報を確かめて、自分から応募する仕組みです。応募すれば必ず依頼されるものではありませんが、案件内容を見て自分が対応できるかどうか判断できるので、スキルや知識のミスマッチを防げます。
また、案件難易度に幅があるのもクラウドソーシングの特徴です。報酬は低めですが、初心者や未経験OKとして募集されている案件も多いので、慣れないうちは手始めとして対応することもできます。
繰り返しこなすことで信用がつき、高単価案件でも採用されやすくなるメリットがあるのもクラウドソーシングの魅力です。多くの案件を経験することで、クライアントからスカウトを受けるケースもあります。
知人の紹介で仕事を受ける
知人から案件を紹介してもらう方法もあります。
知人からの紹介で案件を受けるメリットは、自分のスキルや知識、経験に合った仕事をもらえることです。自分は何を得意とする人間なのかを、ある程度把握した人が紹介してくれる案件なので、スキルのミスマッチを防げます。
よい仕事ができれば、知り合いからの紹介ということもあり、継続的な依頼も期待できるでしょう。長く関わるようになれば、さらにそこから人脈が広がる可能性もあります。
会社員時代からフリーランスとして活動することを意識して人脈をつくっておけば、独立後仕事を紹介してもらえるでしょう。
直接営業する
架電や訪問など、直接営業をかける方法もあります。
直接会話できるので、自分の熱意や自分に依頼するメリットなどが伝わりやすい方法です。言葉で伝える能力も必要ですが、何ができるのか、どのような実績があるのか、など説得力のある資料を用意するのも効果的でしょう。
情報発信する
SNSやブログ、ホームページなどから情報発信し、仕事の依頼を受ける方法があります。
特にフォロワーが多いSNSや、アクセス数が多いブログを運営しているなら、効果的な方法です。SNSやブログから自分のやっている仕事内容や、仕事に対応している様子を紹介すれば、ホームページへ誘導できます。
何ができる人なのかを理解したうえでホームページにアクセスする人たちなので、効果的な案件獲得につなげられます。
フリーランスとして仕事をするうえで重要なポイント

フリーランスとしての仕事をスムーズに進めるために、知っておくべき重要なポイントを5つ解説します。
スムーズなやりとりを心がける
フリーランスとして活動する際には、クライアントとのコミュニケーションがスムーズになるよう心がけることが重要です。
返信が早い人は信頼されやすく、継続して仕事を依頼されやすくなります。返信が遅く、やりとりがスムーズに進まないことは相手にとって不便なだけでなく、取引のチャンスを逃すことにもなりかねません。
チャットツールやメールの通知設定を工夫するなど、素早い返信ができる環境を作っておきましょう。
信頼を積み重ねる
安定して仕事を依頼されるフリーランスになるには信頼関係が必要です。
単価の高い案件を任されるには、特に重要なポイントだといえます。丁寧な対応をすることはもちろん、納品物のクオリティを維持することが、信頼関係に影響する要素です。
納期に追われるあまり、品質にばらつきが発生しないように注意しましょう。
自分に合う仕事探しの方法を選ぶ
ストレスなく利用できる自分に合った仕事の探し方を把握することも重要です。
Webで仕事を検索する方法としては「クラウドソーシング」「求人サイト」などがあります。気軽に閲覧できる点がメリットですが、条件のよい案件を見つけるコツが必要です。
自分で仕事を探すのを苦に感じる場合は、知り合いから紹介してもらう方法もあります。自分のスキルや経験を理解した知人の紹介なので、ミスマッチを防げるでしょう。
前述した「エージェントサービス」を使う方法もあります。エージェントサービスは、自分の働き方に合った案件を紹介してくれますが、それなりのスキルや経験を証明しなければ仕事を受けられません。これまでの経歴や実績など、上手にまとめて開示することもポイントです。
フリーランスとしての活動に挫折することを防止するためにも、自分に合った仕事の探し方を見つけましょう。
長期的な戦略を立てる
目の前の仕事をこなすだけでなく、長期的に先を見ながら必要なスキルを磨くことも重要です。
仕事内容によりますが、特にIT関連で必要なスキルは、日々新しいものが求められる傾向にあります。継続的に案件を獲得し、フリーランスとして安定した生活を送るには、スキルを磨いたり新しいスキルを覚えたりするなど、長期的な戦略も必要です。
リスクヘッジを心がける
リスクヘッジを心がけるのも重要なポイントです。
例えば、1つのクライアントから全ての案件を受けていた場合、そのクライアントの案件がストップした時、収入が途切れてしまいます。これでは安定した生活を送れないので、複数のクライアント案件を掛け持ちするなどして、リスクに備えましょう。
また、いつ仕事が途絶えるか分からないのがフリーランスの働き方です。万が一に備え、貯金しておくことも考えておきましょう。
フリーランスとして活動する人の体験談

実際にフリーランスとして活動する人の体験談をご紹介します。
柔軟な働き方と、知見の拡大を実現
1人目は、フリーランスのエンジニアとして活動する柳井さんの事例です。
稼働時間を「週4日」など柔軟に調整しやすい会社と契約して活動しています。独立することが、税金・保険の知識、資金繰りなどの知見を広げることにもつながっているとのこと。
フリーランスになることが、柔軟な働き方と、知見の拡大に役立っている事例です。
社員と同等の立ち位置でプロジェクトに参加
次に紹介するのは、エンジニアとして独立された澁谷さんの事例です。
独立当初は、週2日の案件を2つ掛け持ちすることを希望されていましたが、現在では1つの会社で週4日の稼働。週1日出社し、残りはリモートによる作業で、働きやすいとのことです。
プロジェクトではクライアントの社員と一緒に働きますが、「メンバーとして同等の立ち位置」で活躍できている状況。フリーランスだからといって、プロジェクト内での立場が「社員より下になる」わけではないことが分かる事例です。
自由な時間を使ってスキルアップ
最後に紹介するのは、フリーのWebディレクターとして活動されている中野さんの事例です。
現在契約している会社では、午前の時間が自由に使えるとのこと。残った時間を使ってプログラミングスクールに通うなど、有効に活用しているそうです。
フリーランスの柔軟な働き方は、新しいスキルを学ぶ時間を作れるというメリットにつながることが分かります。
フリーランスにおけるよくあるQ&A
フリーランスについてよくある疑問をQ&A形式で解説します。
未経験からでもフリーランスになれる?
未経験からでも、フリーランスになれます。
例えば、Webライターや営業、事務などハードルが低いものなら、未経験でもフリーランスになりやすいです。
ただ、エンジニアなど専門的な知識を必要とする仕事は、スキルや実務経験がなければ案件を受けられません。そのため、スキルが求められる職種については、ある程度独立するまで時間がかかるでしょう。
会社員とフリーランスどちらがよい?
状況や保有スキル、理想の働き方など人それぞれ異なるので、どちらがよいとは一概にいえません。ただ、フリーランスはスキルと実績次第では、収入アップが期待できるメリットがあります。
本当に自分がフリーランスとして働きたいのかを考え、選択することが大切です。前述したように、副業も可能であるため、まずは興味があるなら小さく始めてみることも検討しましょう。
フリーランスの給料や収入事情は?
「フリーランス白書2020」によると、「年収400万円以上」と回答したフリーランスは、全体の53.3%です。
職種によって収入事情が異なりますが、「エンジニア・技術開発系」で活躍するフリーランスの29.8%が、「年収800万円以上」と回答しています。
年収1,000万以上と回答した人も「11.8%」で、決して少ない割合ではありません。フリーランスとして高い収入を得ている人も多くいることが分かります。
なお、弊社ITプロパートナーズがフリーランスとして働く57名(エンジニア9割、そのほかマーケター、デザイナー、コンサルタントなど)を対象に行ったアンケートでは、800万円以上1,000万円未満がボリュームゾーンとなっていました。

次いで1,000万円以上1,500万円未満、700万円以上800万円未満が多くなっています。
フリーランスとして独立する人は何歳くらいが多い?
「フリーランス白書2020」の調査に回答したフリーランスのうちおよそ80%が20~40代です。特に30代〜40代の年齢層が最も多くなっています。

一方、弊社ITプロパートナーズが行ったアンケートでは、30代で独立した人に次いで20代後半で独立した人が多く、40代前半、40代後半、20代前半と続いています。独立時の平均年齢は35.2歳でした。
長い経験を積んだ人だけがフリーランスになれるものではないことが分かるデータです。フリーランスはセカンドキャリアとしてだけでなく、働き盛りの人が選ぶ働き方の1つであるといえます。
フリーランスの働き方は女性にも向いている?
フリーランスは、女性にも向いている働き方です。
仕事内容によっては在宅で対応できるので、出産や育児などライフステージに合わせた働き方ができます。女性フリーランスにおすすめの仕事は以下の記事で紹介しているので、チェックしてみてください。
フリーランスとして法人成りは可能?
フリーランスとして法人成りは可能です。
法人化することで、社会的信用を得られることや税金面で有利になること、経費の幅が広がることなど、さまざまなメリットがあります。
フリーランスが受けられる補償や補助金はある?
会社員と比べて補償が弱いフリーランスですが、民間の補償制度や保険に加入することで、代わりの福利厚生を整えることが可能です。
例えばフリーランス協会では、所得補償保険などフリーランス向けの福利厚生サービスをいくつか用意しています。
またフリーランスであっても、個人事業主や小規模な法人が対象の補助金や助成金を利用できることがあります。
国が提供するものだけでなく、地方自治体が提供する制度についても、条件に当てはまるものがないかチェックしてみましょう。
中小企業基盤整備機構の運営する「J-Net21」というサイトで補助金・助成金の情報を検索できるので、参考にしてください。
フリーランスは増えすぎ?やめとけって本当?
本記事内で紹介したランサーズの調査からも分かる通り、フリーランスが増えているのは事実です。やめとけという意見があるのは、フリーランス増加によりライバルが増えているからでしょう。
しかし、スキルを磨いたり、ライバルとの差別化を図ったりすれば今からでも十分に活躍できます。
クラウドソーシングやフリーランスエージェントも増えており、こうしたサービスを使って人材を探す企業も多くなっているので、一概にフリーランスはやめておくべきとはいえません。
フリーランスとは?に関するまとめ
フリーランスは、在宅で柔軟性のある働き方がしやすいというメリットがあります。安定して仕事を得るには工夫が必要ですが、収入アップも期待できる働き方です。
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