新型コロナウィルスの影響でテレワークという言葉が一般的になり、クラウドソーシングを利用して副業やフリーランスとして働き人も増えてきました。これからクラウドソーシングを始めようと考えている人も多いのではないでしょうか。
しかし、クラウドソーシングを提供しているサービスは多数あり、どんな特徴があるのか、自分にはどんなクラウドソーシングが合っているのか分からず、始めるのに不安を感じている人もいることでしょう。
そこでこの記事では、オススメのクラウドソーシングサービスを15選紹介していきます。それぞれの特徴や扱っている案件なども解説していきますので、これからクラウドソーシングを始めようとしている人は是非、最後までお付き合いください。
また、フリーランスという働き方に興味がある方は、「フリーランスの仕事一覧と職種ごとの特徴や想定年収」で職種や仕事内容などを解説しているので併せて参考にしてください。
弊社では、数多くの方にフリーランス案件を獲得していただいています。経験とスキルさえあれば、週2日から高収入案件をご紹介できます。まずは無料登録をして色々な案件をみて見てください。弊社からおすすめの案件をご紹介することも可能です。
Contents
クラウドソーシングとは?初心者でも副業で稼げる仕組み

クラウドソーシングとは、インターネット上で企業が不特定多数の人を対象に仕事を発注するアウトソーシングの1つです。比較的新しい働き方で、ここ5年ほどで様々なサービスが増え世間にも浸透しました。
インターネット上でやりとりできるので、直接クライアントとユーザーが顔を合わせる必要もなく、場所や時間を選ばずにできる仕事が多いのが特徴です。
クラウドソーシングをするためには、クライアントとユーザーをマッチングさせるためにププラットフォームが必要になり、そのプラットフォームが「クラウドソーシングサービス」とよばれるものになります。
- クラウドソーシングは副業で稼ぐ人が多い
- 初心者が稼ぐにもおすすめのサービス
クラウドソーシングは副業で稼ぐ人が多い
クラウドソーシングサービスに登録している人は、副業として利用している人が多いのが
特徴です。
多くの案件があり、未経験者でも受注できる案件も多く比較的始めやすいのですが、未経験でもできる案件は単価が安いものが多く、クラウドソーシングだけの収入で生計を立てるのはかなり困難。
そのため、本業以外に空いてる時間にクラウドソーシングを利用してお小遣い稼ぎをする、という利用者の方が多いようです。
初心者が稼ぐにもおすすめのサービス
クラウドソーシングサービスでは未経験可能な案件が多く、初心者でもお金を稼ぐことができます。
もちろん、単価は案件の難易度に比例する傾向にあるので初心者がこなせる案件は安いものが多い…。
しかし、スマホでもできる案件も多く場所や時間にとらわれずにできるため、子育てに忙しい主婦や介護で家にいなければならない人でも利用することが可能です。
ジャンルに特化したサービスもある
クラウドソーシングには、総合型と特化型があります。総合型ならクラウドワークスやランサーズなど、幅広いジャンルを扱うサービスが有名です。
ジャンルに特化したサービスには、ライティングに特化したサグーワークスや、イラストに特化したSKIMAやタノムノなどがあります。特化型にマッチしたスキルや経験があれば、副業として初心者でもクラウドソーシングで稼ぎやすいでしょう。
初心者でも簡単!おすすめのクラウドソーシングサービス15選
クラウドソーシングのプラットフォームであるクラウドソーシングサービスは多く、利用したことがない初心者の方にはどのサービスがいいのか判断できないのではないでしょうか。
初心者にもおすすめできる、以下15選のクラウドソーシングサービスを、総合型と特化型にわけて紹介します。
それぞれの特徴や仕事内容などを解説していきますのでよくチェックしてください。
総合型クラウドソーシングサービス9選
さまざまなジャンルを扱う、総合型クラウドソーシングサービス9選は以下の通りです。
- 1.ランサーズ
- 2.クラウドワークス
- 3.ココナラ
- 4.シュフティ
- 5.ママワークス
- 6.Bizseek
- 7.Craudia
- 8.JOB HUB
- 9.スキルクラウド
1.ランサーズ

ランサーズは、日本で初めて登場したクラウドソーシングサービスです。
2008年12月に設立し、今では東証に上場を果たす企業となりました。歴史があるため、案件数は業界トップクラスで、広告、マスコミからIT、ゲーム、士業、旅行などあらゆる業種の仕事があり、35万社以上のクライアントがランサーズを利用した実績があります。
初心者でもやりやすい仕事が多いのでプラットフォーム利用者数も競合と1,2位を争います。この後に紹介するクラウドワークスとともに日本のクラウドソーシング業界の双璧をなすサービス。
特に多い案件は「ライティング」、「アンケート」、「WEBデザイン」。WEBデザインは初心者にはハードルが高いですが、スキルがあれば高単価の案件を受注することも可能です。
ランサーズには「認定ランサー制度」があり、返信速度、納品実績、報酬額、高評価など一定の基準を満たすと与えられる称号で、認定ランサーになるとクライアントからの仕事が受注しやすくなるでしょう。
ランサーズの仕事形式は大きく分けて3つあります。
- タスク形式
- コンペ形式
- プロジェクト形式
タスク形式は、1件の案件につき○○円、という形式で発注される形式。金額と納期が決められており、作業が終わったら納品しクライアントに完了報告をします。クライアントが検収し、問題なければ報酬が支払われます。もっともオーソドックスで受注しやすい形式ですが、たくさんかせぐためには多くの案件を受注する必要があるでしょう。
コンペ形式は、クライアントに成果物を提出し、気に入ってもらって採用されたら報酬が支払われる形式。確実に報酬がもらえるわけではないので手堅く稼ぎたい人には向いていませんが、コンペ形式は単価が高い案件が多いのが特徴です。
プロジェクト形式は、案件に対して複数の受注希望者が見積もりを提出し、クライアントが受注希望者のスキルや経歴をチェックし、仕事を依頼するかどうかを判断する形式です。
単発ではなく、お互いにやりとりをしながら継続的に仕事ができるので、クライアントに気に入ってもらえたら長期で仕事がもらえる可能性があります。初心者の方は、まずはタスク形式の案件に応募しクラウドソーシングで仕事をする感覚に慣れていくとよいでしょう。
初心者でも始めやすいという点がメリットですが、デメリットとしてはシステム手数料として5-20%かかる点です。とくにタスク形式の案件や簡単な作業では20%の手数料がかかります。
また、登録者数が多いため魅力のある案件には応募者が殺到し、受注しづらい点がマイナスポイントです。
2.クラウドワークス

クラウドワークスはランサーズと並び業界最大手のクラウドソーシングサービス。2012年よりサービスを開始しました。
登録者数は200万人以上、扱う仕事の種類も200種以上と幅広い案件があり、初心者向けの案件の数が多いのが特徴です。
スマホ用アプリも用意されているので、外出先でも案件をチェック可能。また、Google、Yahoo!、facebookのIDとも連動しているので、それぞれのIDを利用してログインすることができます。
クラウドワークスの仕事形式は以下の3つです。
- タスク形式
- コンペ形式
- プロジェクト形式
それぞれの形式の特徴はランサーズと同じです。1案件ごとに仕事をこなしていくタスク方式は、データ入力などの簡単な作業の場合が多く、安定して報酬を得ることは難しいかもしれませんが、クラウドソーシングに慣れるためにも初心者はタスク形式の案件から始めてみてはいかがでしょうか。
システム手数料は5-20%。タスク形式の仕事は一律で20%かかり、それ以外の形式では稼いだ報酬により変動します。月に10万以上の報酬であれば10%、20万以上であれば5%のシステム手数料が発生するシステムになっています。
クラウドワークスのメリットは、初心者にも分かりやすい画面で始めやすいこと、簡単な案件が多く、受注しやすい案件が多い点でしょう。
一方、デメリットは、案件が多いために悪質なクライアントもいること、魅力的な案件には応募者が殺到して受注しづらい点が上げられます。初めてクラウドソーシングを始めるなら、分かりやすく親切なプラットフォームといえます。
3.ココナラ

ココナラはクライアントが掲載している案件にワーカー(受注者)が応募するのではなく、ワーカーが「私の強みはこれです!」とスキルを紹介してクライアントに買ってもらうプラットフォーム。案件実績は、イラスト、デザイン、語学など様々。
「私には特技なんてないし、何をアピールしたらいいか分からない…」
という方のために、サイト内ではプロフィールの書き方や反響がない時の対処法、仕事を受注している人たちがやっていることなどをサイト内で公開しているので初めての方でも安心して利用することができます。
取引が成立すると手数料として25%(税別)がかかります。ただし、5万円以上だと20%、10万円以上だと10%と金額が高くなるほど手数料は安くなるのは嬉しいポイント。手数料は決して安くないですが自分でサイトを用意して集客するよりは簡単なので、独立する前の練習として利用するのもオススメです。
ココナラのメリットは、なんと言っても自分の得意な分野や長所をお金に変えられること。自分の長所を買ってもらう喜びは何物にも代え難いものです。
デメリットは出品したからといって必ず買ってもらえるとは限らない点にあります。普通のお店と同じようにニーズが合って初めて成り立つのが商売です。買ってくれるお客さんがいなかったら自分で考えて工夫する必要があるでしょう。
4.シュフティ

シュフティ(Shufti)は在宅主婦の方向けのクラウドソーシングサービスです。株式会社うるるが運営しています。
もちろん、主婦以外の方でも利用可能で、Google、Yahoo!、facebookなどのIDと連動しているのでいずれかのIDがあればすぐに利用できます。
案件の傾向としては、データ入力やアンケート、ライティングなど多岐に渡りますが、いずれも高いスキルや専門知識を求めるものは少ないのが特徴です。
シュフティでは、以下2種類の仕事形式があります。
- タスク形式
- プロジェクト形式
タスク形式は1案件ごとの単発の仕事を受注することができます。比較的ハードルは低いので、初心者にはおススメ。慣れてきたらプロジェクト形式の案件にチャレンジするという進め方がよいのではないでしょうか。
シュフティが支払いを代行してくれるので、仕事が終わったら必ず報酬がもらえることやスキマ時間を活用できるカンタンな作業が多い点こそがメリットです。
デメリットは専門性の高い案件が少ないため、多く稼ぎたいという人には不向きと言える点でしょう。
5.ママワークス

ママワークスは、その名の通り「ママでも働きやすい」ことに特化したサービスです。「初心者でも始めやすい」「スキルや経験があれば高単価案件も受けられる」ことなどが特徴です。
子育て中の女性は、働きたくても「子供を預けるところがなく外へ働きに出れない」「育児だけでなく家事もしなければいけない」などの悩みがあるでしょう。
ママワークスは、子育て中の女性の悩みや働き方を理解したサービスなので、在宅で子育ての合間に対応できる案件を多く扱っています。デザインや事務系など、女性向けの案件が多いのも魅力です。
また、クラウドソーシングでは特別なスキルや経験を求められるイメージもありますが、ママワークスでは、未経験でも募集できる案件が多いので、仕事をこなしながらスキルアップや経験を積めます。
幅広い種類の案件を扱っているので、スキルや経験を活かしたい女性にも向いているサービスです。スキルや経験によっては、マッチした案件を紹介してもらえたり、クライアントから直接連絡がきたりするなどのシステムがあります。
デメリットは、手数料は無料ですが、全体的に単価が低めなことです。ただ、スキルや経験がしっかりしていれば、紹介やスカウトなどで高単価の案件を受けられる可能性があります。
6.Bizseek

Bizseekは、ライティング・カンタン作業・WEB開発など幅広く案件を提供するクラウドソーシングサービスです。仕事の形式は「コンペ形式」か「プロジェクト形式」の2択。(カンタン作業はタスク形式の場合もあります。)
サイトを訪れると、トップページにいきなり案件の一覧が並んでいるので、どんな仕事があるかイメージしやすいでしょう。Bizseekは、FaceBookのIDかメールアドレスで登録することができます。
Bizseekの特徴はシステム手数料が安いこと。クラウドワークスやランサーズでは一定の条件を満たさないと20%の手数料が徴収されますがBizseekでは10万円以下では10%、10万円以上では5%と安い手数料で利用できます。
当然システム手数料が安いことは大きなメリットです。また、登録前に案件の情報が確認できるも安心して利用できるという点では素晴らしい機能でしょう。インターフェースがシンプルでわかりやすいため、スマホアプリでも使いやすいのが嬉しいポイントです。
デメリットは、3,000円以上ではないと出金できない点と本人確認の書類を提出する必要がある点です。ある程度工数が掛かったとしても支払う手数料を少なくしたい。という方にはおすすめのクラウドソーシングサービスです。
7.Craudia

Craudia(クラウディア)は、記事作成や文字起こしなど、初心者でも始めやすい仕事を受けられるサービスです。
取引方法は、「タスク方式」「コンペ方式」「プロジェクト方式」「時間制方式」と多彩なので、自分の働き方に合わせて案件を受けられます。例えば、タスク方式で記事作成やアンケート収集など、都合のいい時間に単発で仕事をすることもできますし、プロジェクト方式で中長期にわたり1つの案件に携わることもできます。
また、手数料の設定が低いのもCraudiaの魅力です。20%以上の手数料が発生するサービスが多いなか、Craudiaは報酬額により3〜15%(時間制方式は一律10%)で仕事を受けられます。
デメリットとしては全体的に案件数が少ないことです。ただ、初心者でも受けられる案件の取り扱いがあるので、Craudiaで初心者向け案件をこなし経験を重ねつつ、ほかのサービスと併用するなど工夫しましょう。
8.JOB HUB

JOB HUB(ジョブハブ)は、人材派遣業界の大手であるパソナが運営するクラウドソーシングサービスです。
特徴的なのは、仕事を受ける側が登録から応募、提案まで無料で利用できることです。JOB HUBでは、発注者側がシステム料金を負担するので、仕事の実施まで無料で利用可能です。
また、案件は「エキスパート」と「コンペ」という2種類にわけられています。エキスパートは、クライアントが募集する案件に対し、受注側が企画や見積もりを提案して応募するタイプです。提示した内容がクライアントから選ばれると、契約が成立します。
一方のコンペは、クライアントが募集する案件に対し、成果物を提出したうえで応募するタイプです。提出した成果物がクライアントに選ばれると契約が成立します。
案件の種類は、対応しやすいライティングなどから、専門知識が必要なアプリ開発など幅広いのも特徴です。初心者でも受けられる案件があるので、単価は低めですがスキルアップや経験を積むなどの目的で登録するのもいいでしょう。
デメリットとしては、前述したように、応募にはクライアントへの提案や見積もりの提出が必要になり、すべての提案や提出物が採用されるわけではないことです。そのため、すぐに稼ぎたい人には向いていない可能性があります。
特化型クラウドソーシングサービス6選
ジャンルに特化した案件を扱う、特化型クラウドソーシングサービス6選は以下の通りです。
- 10.サグーワークス
- 11.Shinobiライティング
- 12.REPO
- 13.Conyac
- 14.SKIMA
- 15.タノムノ
10.サグーワークス

株式会社ウィルゲートが運営するサグーワークスは、ライティングとアンケート案件に特化したクラウドソーシングサービス。
Yahoo!のIDと連動しているので、Yahoo!IDがあればすぐにログインして利用することができます。文章に自信がある方、これから文章力を身に着けたい人にはおすすめのプラットフォームです。2012年よりサービスを開始し、登録者数は25万人以上、利用実績のあるクライアントは3,500社以上。
ユーザーは「レギュラー」、「ゴールド」、「プラチナ」とランク分けされています。はじめはレギュラーからスタートし、実績を積んでいくとゴールドへ昇格、さらにプラチナへのテストへ合格するとプラチナライターとして認定されます。ランクが上がるほど、高単価の案件を受注することが可能。
サグーワークスでは、報酬はポイントで支払われ、そのポイントを現金やAmazonギフトなどと交換するシステムです。サグーワークスのメリットはライティング案件が多いので文章力を身に着けたい人に特におすすめできます。ランク制度があるのでプラチナライター目指して頑張れる点でしょう。
デメリットは、プラチナライターになるまでは単価の安い案件が多く、すぐには稼ぐのが難しいという点。記事チェックや校閲の仕事もあるので、ライターとして成長したい方はぜひ利用してみてください。
11.Shinobiライティング

Shinobiライティングはその名の通り、ライティング案件に特化したクラウドソーシングサービスです。
とにかくライターとして成長したい人にはおすすめです。登録者数は50万人以上、累計記事数は500万記事以上の実績があります。
仕事の流れは、サイトにログインし案件を探す。執筆したい案件があったら、「記事を書く」をクリックし、条件やルールを確認しエントリーします。あとはサイト内に用意されているエディタを利用した記事を作成し、完成したら投稿して検収を待ちましょう。
Shinobiライティングのメリットは、執筆用のエディタが用意されていることやテーマやキーワードが決まっているので取り組みやすいことなどが上げられます。
一方、デメリットは単価が安いこと。また、ライターのグレードが上がらないのでモチベーションを維持するのが難しかもしれません。
12.REPO

REPO(ルポ)は、ライティングに特化したクラウドソーシングサービスです。
案件内容は、キーワードに沿った説明文や体験談、口コミ、感想文などが多い傾向にあります。特別な技術が必要ない案件が多いので、未経験者でも利用しやすいサービスではないでしょうか。スキルアップや経験を重ねるには、最適のサービスです。
また、REPOではクライアントと直接やり取りすることはありません。クライアントと運営が打ち合わせた内容の記事を書くスタイルなので、初心者でも気軽に始められます。
デメリットは、報酬が全体的に低めなことです。承認制を導入しているので、時間をかけて書いた記事が未承認になるケースもあります。ただ、非承認になった記事のフィードバックなど、しっかりとしてくれるのでスキルアップにはつながるでしょう。
13.Conyac

Conyac(コニャック)は、語学力を活かせる翻訳に特化したサービスです。
文字数が少ない案件も扱っているので、語学を勉強中という人など翻訳の初心者でも始められます。簡単な案件を繰り返し対応すれば、スキルアップも見込めるでしょう。文字数が少ない案件の報酬は低いですが、経験を積んで実績ができれば高単価案件にもチャレンジできます。
Conyacでは、手数料が低めに設定されているのも特徴です。報酬額の10%なので、ほかのサービスと比較しても低く設定されています。
また、2022年5月時点、Conyacでは翻訳以外の案件の取り扱いもスタートしています。例えば、プログラミングやデザイン、ライティングなどです。さまざまな種類の案件を扱うようになったので、登録することで仕事の幅を広げることもできます。ただ、案件を獲得するためには、スキルが必要です。
14.SKIMA

SKIMA(スキマ)は、イラストやデザインに特化したクラウドソーシングサービスです。
SKIMAは、ほかのクラウドソーシングサービスとは異なる点があります。クライアントからの募集に対し応募するというよりは、クリエイター側が出品し購入してもらうスタイルのサービスです。もちろん、リクエスト機能で依頼を受けて対応することはありますが、基本はクリエイター自ら出品し作品を見てもらえます。また、イラストやデザインだけでなく、キャラ販売、文章、占いや悩み相談なども販売できます。
ただ、作品を購入してもらうには、自分から積極的にアピールする必要があることがデメリットになるかもしれません。一般的なクラウドソーシングなら、単価は低いかもしれませんが未経験可であれば、応募すれば案件を獲得できる可能性が高いです。
SKIMAでは、自分の作品が人の目を引かなければ売れません。魅力的な作品を出品しつつ、実績を重ねる必要があるでしょう。
15.タノムノ

タノムノは、イラストに特化したクラウドソーシングサービスです。
前章で紹介したSKIMAと同様に、出品した作品を気に入った人からの依頼で、イラストを販売します。スキルがあれば、初心者でも稼げる可能性があるサービスではないでしょうかタノムノでは、以下の作品を出品できます。
- イラスト
- アイコン
- 漫画・コミック
- 似顔絵 など
また、手数料がかからないのも魅力です。一般的なクラウドソーシングサービスでは、手数料がかかるケースが多いですが、タノムノは無料なので、利用しやすく稼ぎやすいサービスです。デメリットは、SKIMAと同様、魅力的な作品を出品しなければ売れない可能性があることです。
初心者がクラウドソーシングを活用するメリット

初心者がクラウドソーシングを活用することには、以下のメリットがあります。
- 好きな時間で仕事ができる
- ストレスがない
- 実績獲得につなげやすい
在宅で作業すれば通勤することもありませんし、作業場所を決められているわけではありません。好きな時間に好きな場所で作業できるので、ストレスなく仕事ができます。
また、案件をこなしていくと実績を獲得できるのもメリットです。クラウドソーシングは初心者向けの案件が多いため、実績づくりをしたい人にもおすすめです。実績を積み重ねれば、より高単価な案件を獲得できるでしょう。
初心者が副業でクラウドソーシングを利用し稼ぐためにおすすめの仕事5選
初心者が副業としてクラウドソーシングを利用する場合、どんな仕事を選べばよいでしょうか。
クラウドソーシングで稼ぐには効率よく仕事を進める必要があります。また、単価の高い案件は初心者にはハードルが高く、受注すること自体が難しいでしょう。
初心者はどんな仕事を選べば効率良く稼ぐことができるのかについてご紹介します。
- アンケート
- データ入力
- ライティング
- WEBデザイン系
- WEB開発
アンケート
アンケートの仕事は、初心者でも受注しやすい案件です。
カンタンな作業ですので決して単価は高くないですが、数をこなせばそれなりに稼ぐことが可能。アンケートの良いところは短時間で作業が完了すること。
移動中の電車の中やちょっとしたスキマ時間をできるのでまとまった時間をとる必要がありません。
そのため負担なくできるので数多くこなすことができます。ちりも積もれは山となる。と言いますが単価が安くても多くの案件を受注すればそれなりに稼ぐことができます。
データ入力
データ入力作業とは、サイトやエクセルにデータを打ち込んでいく作業の事で、こちらも基本的にはスキル不要なので、初心者でも受注しやすい案件です。
キーボードのブラインドタッチができればそれほど苦労することなく作業を進めることができるでしょう。
比較的単価の安い案件が多いですが、単純作業なので精神的負担は少なくて済みます。正確さは必要ですが、納期を守りキチンと仕事をこなしていればクライアントに気に入られ、多くの案件を受注できるかもしれません。
ライティング
ライティングは文字通り文章を書く仕事。
キャッチコピーや営業用のセールスライティングの仕事もありますが、ブログの記事作成の仕事が多い傾向にあります。
「私が文章を書くなんて」と思う方もいるかもしれませんが初心者OKの仕事も少なくありません。
テーマや構成はクライアントが考えてくれていることも多いので、必要な情報をインターネットで調べながら進めていけばそれほど難しいことはないでしょう。
文章を書くことが苦手な方には向いていませんが、実績を積んでいけば単価の高いライティング案件を受注していけるようになるはずです。
WEBデザイン系
WEBデザインを経験したことがある人は、その経験を生かしてWEBデザインの仕事を受注するとよいでしょう。
クラウドソーシングは初めてでも過去に作成した作品をポートフォリオとして自己紹介ページに掲載しておけばWEBデザインの仕事を受注しやすくなります。
ポートフォリオのクオリティー次第では、クライアントから直接依頼が来る可能性もあります。
WEB開発
プログラミングの経験のある人なら、アプリケーション開発の案件もおすすめ。
特にPHPやRubyを使用したWEB開発の案件は多く募集しています。業務アプリと違い、WEB開発であれば個人で完結できる部分も多く、業務データを扱わないインターフェースの開発案件などは受注しやすいでしょう。
また、エクセルを使ったツール開発やWordPressなどのCMSの案件なども多いので、気になる方はチェックしてください。
初心者でもクラウドソーシングサービスで稼げるコツ

副業未経験の方やITに詳しくない方でもクラウドソーシングは始めやすいということは分かったかと思います。
それでは、実際にクラウドソーシングで稼いでいくためにはどんな点に注意したら良いでしょうか。ここでは、クラウドソーシングで稼ぐためのコツを8つ紹介していきます。
- 複数サービスに登録する
- 魅力的なプロフィールを作成する
- まずは簡単作業で実績を積む
- 安すぎる案件は受けない
- 得意分野を作る
- 納期は必ず守る
- 自己管理をしっかりする
- 常にスキルと技術を磨く
複数サービスに登録する
1つのクラウドソーシングサービスにこだわらず、複数のサービスに登録しましょう。複数のサービスに登録することで、案件の選択肢が広がります。
例えば、クラウドワークスに登録するならランサーズも活用する、特化型だけでなく総合型も登録する、などがおすすめです。
魅力的なプロフィールを作成する
クライアントからみて「依頼したい」と思えるようなプロフィールを作成するのもポイントです。
クライアントがあなたのスキルや経験を確かめるには、プロフィールを見る方法しかありません。保有スキルやポートフォリオを記載するなど、プロフィールを魅力的にして、依頼されやすい環境をつくりましょう。
まずは簡単作業で実績を積む
まずは、受注しやすい簡単作業の案件を沢山こなしてください。
クラウドソーシングを始めたばかりのころは専門知識がないと高単価の案件を受注することは難しいでしょう。クライアントも実績のないワーカー(受注者)には仕事を頼みにくいものです。
まずはクラウドソーシングの仕事の流れに慣れるためにも、簡単な作業をたくさんやって実績をつくることに専念しましょう。多くのクラウドソーシングサービスでは、マイページに仕事の実績数と評価が表示されます。
実績が多く、評価が高いワーカーほど仕事は受注しやすいので簡単かつ高評価を得やすいので積極的に簡単作業案件へエントリーしましょう。
安すぎる案件は受けない
簡単作業で実績を積むのは大事ですが、極端に安い案件は考えものです。
特にランサーズやクラウドワークスなどクライアントが多いプラットフォームでは、残念ながら悪質といえるクライアントも利用しています。
他の案件と比較して、極端に安い案件には手を出さないようにしましょう。
また、実績がない最初のうちは難しいかもしれませんが、単価交渉も積極的に行う姿勢も大切です。単価交渉で希望報酬を提案する際は、「なぜこの金額なのか?」という理由もしっかり説明できるとよいでしょう。
得意分野を作る
ある程度慣れてきたら、自分が得意な分野を作りましょう。
無理に作る必要はないですが、自分の趣味や今までの実績を元に何が好きで何が得意か。を見つめ直してそれを活かせる案件を特化して受注していきます。
たとえば、趣味が釣りやキャンプ、美容だったらそれらをテーマにしたライティング案件にエントリーしてみる。
実際に受注し、納品完了したらそのブログなどのURLを実績としてマイページに記載すると、クライアントが実績を見てあなたに仕事の依頼をしてくれるかもしれません。
得意分野があるとクライアントは仕事をお願いしやすくなり、結果的に受注へ繋がります。
納期は必ず守る
当たり前のことですが、納期は必ず守ってください。
クラウドソーシングでは基本的にオンラインでのやりとりになりますので、お互いに顔を合わせることがありません。だからこそ、納期を守るなど当たり前のことをしっかりと行う必要があります。
社会人として当たり前のことを当たり前にやってはじめてクライアントからの信用を得ることができるのです。
そうする事で長期受注へと繋がり、徐々に単価アップへと繋がるのです。
自己管理をしっかりする
クラウドソーシングで稼ぐには自己管理能力がとても重要。
クラウドソーシングで行う作業は基本的に在宅などで1人で行います。進捗を管理してくれたり、分からないことがあったら教えてくれたりする上司や仲間はいません。
そのため自分で仕事のスケジュールを立てて、進捗をチェックしながら進めていく必要があります。
また、家ではテレビやインターネットなど誘惑も多いので仕事に集中するのは難しいかもしれません。
自分を律することができないとクラウドソーシングで稼ぐのは難しいでしょう。
常にスキルと技術を磨く
常にスキルを磨く意識を持つことも大切です。
とくにIT分野の案件は、目まぐるしいITの発展により、日々求められるスキルが変化しています。現状に満足してしまうと、受けられる案件が限られてしまう可能性もあるので、常にスキルと技術は磨くようにしましょう。
ある程度実績やスキルが身についたら、高単価案件を狙うのがおすすめです。高単価案件を獲得するには、フリーランスエージェントを活用しましょう。
弊社ITプロパートナーズでは、スキルや経験、希望する働き方に合ったフリーランス案件を紹介しています。高単価案件をお探しなら、ぜひ活用してください。
まとめ:自分に合ったクラウドソーシングを利用しよう!
いかがでしたでしょうか?
今回は、おすすめのクラウドソーシングや実際にどんな仕事・案件を受注するのが良いのかなどについて解説してきました。
ご紹介した通り、クラウドソーシングには様々な媒体と多種多様な仕事・案件があります
うまく使いこなせれば、副業として月々1〜2万円稼ぐことや、固定の取引先を作り月に20万円以上稼ぐこともできます。
クラウドワークスを始めることに迷っている方は、この記事を参考にぜひ気になるクラウドソーシングサービスに登録してみてはいかがでしょうか。
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