クラウドソーシングサイトおすすめ15選!初心者が副業で稼ぐコツとは

こんにちは、ITプロマガジンです。

新型コロナウィルスの影響でテレワークという言葉が一般的になり、クラウドソーシングを利用して副業やフリーランスとして働く人も増えてきました。これからクラウドソーシングサービスを使ってみようと考えている人も多いのではないでしょうか。

しかし、クラウドソーシングサイトは数多くあり、自分にはどのサイトが合っているのか分からず、始めるのに不安を感じている人もいることでしょう。

そこでこの記事では、初心者におすすめのクラウドソーシングサイトを15選紹介します。初心者が副業で稼ぐコツやおすすめの案件、利用する際の注意点なども解説するので、これからクラウドソーシングを始めようとしている人はぜひ最後までお付き合いください。

また、フリーランスという働き方に興味がある方は、「フリーランスの仕事一覧と職種ごとの特徴や想定年収」で職種や仕事内容などを解説しているので併せて参考にしてください。

フリーランスの単価の伸ばし方

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Contents

クラウドソーシングサイトとは?初心者でも副業で稼げる仕組み

クラウドソーシングとは、インターネット上で企業が不特定多数の人を対象に仕事を発注するアウトソーシングの1つです。インターネット上でやりとりできるので、直接クライアントとユーザーが顔を合わせる必要もなく、場所や時間を選ばずにできる仕事が多いのが特徴です。

比較的新しい働き方で、ここ5年ほどで様々なサービスが増え世間にも浸透しました。

クラウドソーシングをするためには、クライアントとユーザーをマッチングさせるためにプラットフォームが必要になり、そのプラットフォームが「クラウドソーシングサービス」とよばれるものになります。

クラウドソーシングサービスの特徴や具体的な仕事内容を解説していきましょう。

オンライン完結で副業として利用しやすい

クラウドソーシングは案件の獲得から納品、報酬の受け取りまですべてオンラインで完結できます。そのため、本業がある人でも自宅で作業ができ、副業として利用しやすいサービスだといえます。

例えば、平日に本業がある人は、在宅での仕事なら帰宅後の夜に副業に取り組むことができます。このようにクラウドソーシングなら柔軟に案件に対応できるため、隙間時間に副業したい人におすすめです。

未経験可能な案件も多く初心者も稼ぎやすい

クラウドソーシングは未経験者でも対応できる案件も多いので、初心者でも稼ぎやすいサービスです。とくに規模が大きなクラウドソーシングでは、未経験者が対応できる案件が多く募集されています。

ただし、未経験可能な案件は単価は高くありません。そのため、実績作りやスキルアップを目的に活用するとよいでしょう。

登録は無料なのですぐに利用できる

クラウドソーシングを利用するには登録が必要ですが、登録料はかかりません。仕事を受注して報酬が発生すると、報酬から手数料が差し引かれる仕組みになっています。気軽に案件を探せるため、初心者でも利用しやすいです。

クラウドソーシングの主な仕事内容

クラウドソーシングで扱われている主な仕事内容は以下のとおりです。

  • データ入力
  • モニター、アンケート
  • Webライティング
  • Webデザイン
  • プログラミング
  • ロゴ、バナー、イラスト制作
  • 動画、映像、画像の制作や編集
  • 音楽、ナレーション制作や編集
  • 翻訳
    など

クラウドソーシングは、簡単なものから専門的な知識やスキルを必要とする仕事まで幅広く扱っているのが特徴です。データ入力やモニター、アンケートなら、副業初心者でも受けられます。Webライティングも、未経験者が受けられる案件が多いので、副業として始めやすい仕事です。

クラウドソーシングとは?主な仕事内容から利用する際の注意点まで解説

ジャンルに特化したサービスもある

クラウドソーシングはクラウドワークスやランサーズなどの総合型サービスが有名ですが、
ジャンルに特化したサービスもあります。特化型にマッチしたスキルや経験があれば、副業として初心者でもクラウドソーシングで稼ぎやすいでしょう。

ジャンルに特化したサービスには、ライティングに特化したサグーワークスや、イラストに特化したSKIMAやタノムノなどがあります。特定のスキルに自信がある人は、これらのサービスを活用するとよいでしょう。

初心者でも副業で稼げるおすすめのクラウドソーシングサイト15選

クラウドソーシングのプラットフォームであるクラウドソーシングサービスは多く、利用したことがない初心者の方にはどのサービスがいいのか判断できないのではないでしょうか。

初心者にもおすすめできる、以下15選のクラウドソーシングサービスを、総合型と特化型にわけて紹介します。それぞれの特徴や仕事内容などを解説していきますのでよくチェックしてください。

総合型クラウドソーシングサイト9選

さまざまなジャンルを扱う、総合型クラウドソーシングサービス9選は以下の通りです。なお、各サービスの案件数は2023年2月時点のものです。

サービス名案件数特徴
1.ランサーズ約200万件仕事のジャンルが多い
2.クラウドワークス約44万件案件数が特に多い
3.ココナラ約78万件自分のスキルを出品できる
4.シュフティ約7,000件簡単に対応できる案件が多い
5.ママワークス約1,100件子育て中でも対応できる案件が多い
6.Bizseek約3,000件手数料が安い
7.Craudia約6,000件記事作成や文字起こしの案件が中心
8.JOB HUB約2,500件発注者がシステム料金を負担する
9.Yahoo!クラウドソーシング約10件簡単なタスク案件を受注できる

1.ランサーズ

引用元:ランサーズ

ランサーズは、日本で初めて登場したクラウドソーシングサービスです。

2008年12月に設立し、今では東証に上場を果たす企業となりました。歴史があるため、案件数は業界トップクラスで、広告、マスコミからIT、ゲーム、士業、旅行などあらゆる業種の仕事があり、35万社以上のクライアントがランサーズを利用した実績があります。

初心者でもやりやすい仕事が多いのでプラットフォーム利用者数も競合と1,2位を争います。この後に紹介するクラウドワークスとともに日本のクラウドソーシング業界の双璧をなすサービス。

特に多い案件は「ライティング」、「アンケート」、「Webデザイン」。Webデザインは初心者にはハードルが高いですが、スキルがあれば高単価の案件を受注することも可能です。

ランサーズには「認定ランサー制度」があり、返信速度、納品実績、報酬額、高評価など一定の基準を満たすと与えられる称号で、認定ランサーになるとクライアントからの仕事が受注しやすくなるでしょう。

ランサーズの仕事形式は大きく分けて3つあります。

  • タスク形式
  • コンペ形式
  • プロジェクト形式

タスク形式は、1件の案件につき○○円、という形式で発注される形式。金額と納期が決められており、作業が終わったら納品しクライアントに完了報告します。クライアントが検収し、問題なければ報酬が支払われます。もっともオーソドックスで受注しやすい形式ですが、たくさんかせぐためには多くの案件を受注する必要があるでしょう。

コンペ形式は、クライアントに成果物を提出し、気に入ってもらって採用されたら報酬が支払われる形式。確実に報酬がもらえるわけではないので手堅く稼ぎたい人には向いていませんが、コンペ形式は単価が高い案件が多いのが特徴です。

プロジェクト形式は、案件に対して複数の受注希望者が見積もりを提出し、クライアントが受注希望者のスキルや経歴をチェックし、仕事を依頼するかどうかを判断する形式です。

単発ではなく、お互いにやりとりをしながら継続的に仕事ができるので、クライアントに気に入ってもらえたら長期で仕事がもらえる可能性があります。初心者の方は、まずはタスク形式の案件に応募しクラウドソーシングで仕事をする感覚に慣れていくとよいでしょう。

初心者でも始めやすいという点がメリットですが、デメリットとしてはシステム手数料として5-20%かかる点です。とくにタスク形式の案件や簡単な作業では20%の手数料がかかります。また、登録者数が多いため魅力のある案件には応募者が殺到し、受注しづらい点がマイナスポイントです。

ランサーズの評判は?やめとけ・ひどいという口コミは本当?

2.クラウドワークス

クラウドワークスはランサーズと並び業界最大手のクラウドソーシングサービス。2012年よりサービスを開始しました。

登録者数は200万人以上、扱う仕事の種類も200種以上と幅広い案件があり、初心者向けの案件の数が多いのが特徴です。スマホ用アプリも用意されているので、外出先でも案件をチェック可能。また、Google、Yahoo!、facebookのIDとも連動しているので、それぞれのIDを利用してログインできます。

クラウドワークスの仕事形式は以下の3つです。

  • タスク形式
  • コンペ形式
  • プロジェクト形式

それぞれの形式の特徴はランサーズと同じです。1案件ごとに仕事をこなしていくタスク方式は、データ入力などの簡単な作業の場合が多く、安定して報酬を得ることは難しいかもしれませんが、クラウドソーシングに慣れるためにも初心者はタスク形式の案件から始めてみてはいかがでしょうか。

システム手数料は5-20%。タスク形式の仕事は一律で20%かかり、それ以外の形式では稼いだ報酬により変動します。月に10万以上の報酬であれば10%、20万以上であれば5%のシステム手数料が発生するシステムになっています。

クラウドワークスのメリットは、初心者にも分かりやすい画面で始めやすいこと、簡単な案件が多く、受注しやすい案件が多い点でしょう。

一方、デメリットは、案件が多いために悪質なクライアントもいること、魅力的な案件には応募者が殺到して受注しづらい点が挙げられます。初めてクラウドソーシングを始めるなら、分かりやすく親切なプラットフォームといえます。

クラウドワークスの評判は?口コミや利用すべき人・向かない人を解説

3.ココナラ

引用元:ココナラ

ココナラはクライアントが掲載している案件にワーカー(受注者)が応募するのではなく、ワーカーが「私の強みはこれです!」とスキルを紹介してクライアントに買ってもらうプラットフォーム。案件実績は、イラスト、デザイン、語学など様々。

「私には特技なんてないし、何をアピールしたらいいか分からない…」
という方のために、サイト内ではプロフィールの書き方や反響がない時の対処法、仕事を受注している人たちがやっていることなどをサイト内で公開しているので初めての方でも安心して利用できます。

取引が成立すると手数料として22%(税別)がかかります。ただし、5万円以上だと20%、10万円以上だと10%と金額が高くなるほど手数料は安くなるのは嬉しいポイント。手数料は決して安くありませんが、自分でサイトを用意して集客するよりは簡単なので、独立する前の練習として利用するのもオススメです。

ココナラのメリットは、なんと言っても自分の得意な分野や長所をお金に変えられること。自分の長所を買ってもらう喜びは何物にも代え難いものです。

デメリットは出品したからといって必ず買ってもらえるとは限らない点にあります。普通のお店と同じようにニーズが合って初めて成り立つのが商売です。買ってくれるお客さんがいなかったら自分で考えて工夫する必要があるでしょう。

ココナラの副業で稼ぐには?収入目安や稼ぎ方を初心者向けに解説

4.シュフティ

引用元:シュフティ

シュフティ(Shufti)は在宅主婦の方向けのクラウドソーシングサービスです。株式会社うるるが運営しています。もちろん、主婦以外の方でも利用可能で、Google、Yahoo!、facebookなどのIDと連動しているのでいずれかのIDがあればすぐに利用できます。

案件の傾向としては、データ入力やアンケート、ライティングなど多岐に渡りますが、いずれも高いスキルや専門知識を求めるものは少ないのが特徴です。

シュフティでは、以下2種類の仕事形式があります。

  • タスク形式
  • プロジェクト形式

タスク形式は1案件ごとの単発の仕事を受注できます。比較的ハードルは低いので、初心者にはおススメ。慣れてきたらプロジェクト形式の案件にチャレンジするという進め方がよいのではないでしょうか。

シュフティが支払いを代行してくれるので、仕事が終わったら必ず報酬がもらえることやスキマ時間を活用できるカンタンな作業が多い点こそがメリットです。

デメリットは専門性の高い案件が少ないため、多く稼ぎたいという人には不向きと言える点でしょう。

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5.ママワークス

引用元:ママワークス

ママワークスは、その名の通り「ママでも働きやすい」ことに特化したサービスです。「初心者でも始めやすい」「スキルや経験があれば高単価案件も受けられる」ことなどが特徴です。

子育て中の女性は、働きたくても「子供を預けるところがなく外へ働きに出れない」「育児だけでなく家事もしなければいけない」などの悩みがあるでしょう。

ママワークスは、子育て中の女性の悩みや働き方を理解したサービスなので、在宅で子育ての合間に対応できる案件を多く扱っています。デザインや事務系など、女性向けの案件が多いのも魅力です。

また、クラウドソーシングでは特別なスキルや経験を求められるイメージもありますが、ママワークスでは、未経験でも募集できる案件が多いので、仕事をこなしながらスキルアップや経験を積めます。

幅広い種類の案件を扱っているので、スキルや経験を活かしたい女性にも向いているサービスです。スキルや経験によっては、マッチした案件を紹介してもらえたり、クライアントから直接連絡がきたりするなどのシステムがあります。

デメリットは、手数料は無料ですが、全体的に単価が低めなことです。ただ、スキルや経験がしっかりしていれば、紹介やスカウトなどで高単価の案件を受けられる可能性があります。

ママワークスの評判・口コミはどう?在宅案件の単価や手数料も調査

6.Bizseek

引用元:Bizseek

Bizseekは、ライティング・カンタン作業・WEB開発など幅広く案件を提供するクラウドソーシングサービスです。仕事の形式は「コンペ形式」か「プロジェクト形式」の2択。(カンタン作業はタスク形式の場合もあります。)
サイトを訪れると、トップページにいきなり案件の一覧が並んでいるので、どんな仕事があるかイメージしやすいでしょう。Bizseekは、FaceBookのIDかメールアドレスで登録できます。

Bizseekの特徴はシステム手数料が安いこと。クラウドワークスやランサーズでは一定の条件を満たさないと20%の手数料が徴収されますがBizseekでは10万円以下では10%、10万円以上では5%と安い手数料で利用できます。

当然システム手数料が安いことは大きなメリットです。また、登録前に案件の情報が確認できるも安心して利用できるという点では素晴らしい機能でしょう。インターフェースがシンプルでわかりやすいため、スマホアプリでも使いやすいのが嬉しいポイントです。

デメリットは、3,000円以上ではないと出金できない点と本人確認の書類を提出する必要がある点です。ある程度工数が掛かったとしても支払う手数料を少なくしたい。という方にはおすすめのクラウドソーシングサービスです。

7.Craudia

引用元:Craudia

Craudia(クラウディア)は、記事作成や文字起こしなど、初心者でも始めやすい仕事を受けられるサービスです。

取引方法は、「タスク方式」「コンペ方式」「プロジェクト方式」「時間制方式」と多彩なので、自分の働き方に合わせて案件を受けられます。例えば、タスク方式で記事作成やアンケート収集など、都合のいい時間に単発で仕事をすることもできますし、プロジェクト方式で中長期にわたり1つの案件に携わることもできます。

また、手数料の設定が低いのもCraudiaの魅力です。20%以上の手数料が発生するサービスが多いなか、Craudiaは報酬額により3〜15%(時間制方式は一律10%)で仕事を受けられます。

デメリットとしては全体的に案件数が少ないことです。ただ、初心者でも受けられる案件の取り扱いがあるので、Craudiaで初心者向け案件をこなし経験を重ねつつ、ほかのサービスと併用するなど工夫しましょう。

8.JOB HUB

引用元:JOB HUB

JOB HUB(ジョブハブ)は、人材派遣業界の大手であるパソナが運営するクラウドソーシングサービスです。

特徴的なのは、仕事を受ける側が登録から応募、提案まで無料で利用できることです。JOB HUBでは、発注者側がシステム料金を負担するので、仕事の実施まで無料で利用可能です。

また、案件は「エキスパート」と「コンペ」という2種類にわけられています。エキスパートは、クライアントが募集する案件に対し、受注側が企画や見積もりを提案して応募するタイプです。提示した内容がクライアントから選ばれると、契約が成立します。

一方のコンペは、クライアントが募集する案件に対し、成果物を提出したうえで応募するタイプです。提出した成果物がクライアントに選ばれると契約が成立します。

案件の種類は、対応しやすいライティングなどから、専門知識が必要なアプリ開発など幅広いのも特徴です。初心者でも受けられる案件があるので、単価は低めですがスキルアップや経験を積むなどの目的で登録するのもいいでしょう。

デメリットとしては、前述したように、応募にはクライアントへの提案や見積もりの提出が必要になり、すべての提案や提出物が採用されるわけではないことです。そのため、すぐに稼ぎたい人には向いていない可能性があります。

9.Yahoo!クラウドソーシング

Yahoo!クラウドソーシングは、企業のさまざまなタスク案件をこなせるクラウドソーシングサービスです。

タスク内容は、指示内容をもとにデータを入力したり、収集したりなど簡単な仕事が多く、作業時間も1分〜10分程度です。そのため、初心者でも取り組みやすく、隙間時間で作業ができることがメリットです。

デメリットとしては、あくまでおこづかい稼ぎとしての利用になるため、実績作りにはつながらないことです。また、報酬も比較的低めに設定されているため、まとまった報酬を得るためにはたくさんのタスクをこなす必要があります。

クラウドソーシングを利用する目的が「おこづかい稼ぎ」なら、Yahoo!クラウドソーシングの利用は向いているといえます。

Yahoo!クラウドソーシングを利用するには、Yahoo! JAPAN IDが必要です。Yahoo!のアカウントを持っていない人はまずは新規登録から始めてください。タスクが無事完了すれば、PayPayポイントを獲得できます。

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特化型クラウドソーシングサイト6選

ジャンルに特化した案件を扱う、特化型クラウドソーシングサービス6選は以下の通りです。

サービス名案件数特徴・特化ジャンル
10.サグーワークス約10件ライティングとアンケートの仕事を紹介している
11.Shinobiライティング不明ライティングに特化している
12.REPO不明ライティングに特化している
13.Conyac約3万4,000件語学力を活かして翻訳の仕事ができる
14.SKIMA約6万件イラストやデザインなどを出品できる
15.タノムノ約2,500件イラスト、漫画、似顔絵などに特化している

10.サグーワークス

サグーワークスは、ライティングとアンケート案件に特化したクラウドソーシングサービス。

Yahoo!のIDと連動しているので、Yahoo!IDがあればすぐにログインして利用できます。文章に自信がある方、これから文章力を身に着けたい人にはおすすめのプラットフォームです。2012年よりサービスを開始し、登録者数は25万人以上、利用実績のあるクライアントは3,500社以上。

ユーザーは「レギュラー」、「ゴールド」、「プラチナ」とランク分けされています。はじめはレギュラーからスタートし、実績を積んでいくとゴールドへ昇格、さらにプラチナへのテストへ合格するとプラチナライターとして認定されます。ランクが上がるほど、高単価の案件を受注することが可能。

サグーワークスでは、報酬はポイントで支払われ、そのポイントを現金やAmazonギフトなどと交換するシステムです。サグーワークスのメリットはライティング案件が多いので文章力を身に着けたい人に特におすすめできます。ランク制度があるのでプラチナライター目指して頑張れる点でしょう。

デメリットは、プラチナライターになるまでは単価の安い案件が多く、すぐには稼ぐのが難しいという点。記事チェックや校閲の仕事もあるので、ライターとして成長したい方はぜひ利用してみてください。

サグーワークスの評判や口コミは?利用に向いている人の特徴も紹介

11.Shinobiライティング

Shinobiライティングはその名の通り、ライティング案件に特化したクラウドソーシングサービスです。

とにかくライターとして成長したい人にはおすすめです。登録者数は50万人以上、累計記事数は500万記事以上の実績があります。

仕事の流れは、サイトにログインし案件を探す。執筆したい案件があったら、「記事を書く」をクリックし、条件やルールを確認しエントリーします。あとはサイト内に用意されているエディタを利用した記事を作成し、完成したら投稿して検収を待ちましょう。

Shinobiライティングのメリットは、執筆用のエディタが用意されていることやテーマやキーワードが決まっているので取り組みやすいことなどが上げられます。

一方、デメリットは単価が安いこと。また、ライターのグレードが上がらないのでモチベーションを維持するのが難しいかもしれません。

12.REPO

引用元:REPO

REPO(ルポ)は、ライティングに特化したクラウドソーシングサービスです。

案件内容は、キーワードに沿った説明文や体験談、口コミ、感想文などが多い傾向にあります。特別な技術が必要ない案件が多いので、未経験者でも利用しやすいサービスではないでしょうか。スキルアップや経験を重ねるには、最適のサービスです。

また、REPOではクライアントと直接やり取りすることはありません。クライアントと運営が打ち合わせた内容の記事を書くスタイルなので、初心者でも気軽に始められます。

デメリットは、報酬が全体的に低めなことです。承認制を導入しているので、時間をかけて書いた記事が未承認になるケースもあります。ただ、非承認になった記事のフィードバックなど、しっかりとしてくれるのでスキルアップにはつながるでしょう。

13.Conyac

引用元:Conyac

Conyac(コニャック)は、語学力を活かせる翻訳に特化したサービスです。

文字数が少ない案件も扱っているので、語学を勉強中という人など翻訳の初心者でも始められます。簡単な案件を繰り返し対応すれば、スキルアップも見込めるでしょう。文字数が少ない案件の報酬は低いですが、経験を積んで実績ができれば高単価案件にもチャレンジできます。

Conyacでは、手数料が低めに設定されているのも特徴です。報酬額の10%なので、ほかのサービスと比較しても低く設定されています。

また、2023年2月より、Conyacでは翻訳以外の案件の取り扱いもスタートしています。例えば、プログラミングやデザイン、ライティングなどです。さまざまな種類の案件を扱うようになったので、登録することで仕事の幅を広げることもできます。ただ、案件を獲得するためには、スキルが必要です。

14.SKIMA

引用元:SKIMA

SKIMA(スキマ)は、イラストやデザインに特化したクラウドソーシングサービスです。

SKIMAは、ほかのクラウドソーシングサービスとは異なる点があります。クライアントからの募集に対し応募するというよりは、クリエイター側が出品し購入してもらうスタイルのサービスです。もちろん、リクエスト機能で依頼を受けて対応することはありますが、基本はクリエイター自ら出品し作品を見てもらえます。また、イラストやデザインだけでなく、キャラ販売、文章、占いや悩み相談なども販売できます。

ただ、作品を購入してもらうには、自分から積極的にアピールする必要があることがデメリットになるかもしれません。一般的なクラウドソーシングなら、単価は低いかもしれませんが未経験可であれば、応募すれば案件を獲得できる可能性があります。

SKIMAでは、自分の作品が人の目を引かなければ売れません。魅力的な作品を出品しつつ、実績を重ねる必要があるでしょう。

15.タノムノ

引用元:タノムノ

タノムノは、イラストに特化したクラウドソーシングサービスです。

前章で紹介したSKIMAと同様に、出品した作品を気に入った人からの依頼で、イラストを販売します。スキルがあれば、初心者でも稼げる可能性があるサービスではないでしょうかタノムノでは、以下の作品を出品できます。

  • イラスト
  • アイコン
  • 漫画・コミック
  • 似顔絵 など

また、手数料がかからないのも魅力です。一般的なクラウドソーシングサービスでは、手数料がかかるケースが多いですが、タノムノは無料なので、利用しやすく稼ぎやすいサービスです。デメリットは、SKIMAと同様、魅力的な作品を出品しなければ売れない可能性があることです。

初心者がクラウドソーシングの副業で稼げるおすすめの仕事7選

副業の種類仕事内容案件数単価相場
1.アンケートアンケートに回答するとても多い1回答につき10~1,000円
2.データ入力Webサイトのシステムやエクセルなどにデータを打ち込む多い1文字につき0.1~1円
3.ライティングWebメディアやブログなどに掲載する文章を制作するとても多い1文字につき0.5~10円
4.Webデザイン・イラスト系WebサイトのデザインをしたりWebサイトで使うイラストを制作したりする多い1案件あたり5,000~50,000円
5.システムテスト・デバッグシステムやソフトウェアを検証し、バグやエラーを修正する少ない1案件あたり20,000円~
6.動画編集YouTubeなどで公開する動画の加工や編集をする多い1案件あたり3,000~10,000円
7.SNS運用・Webマーケティング補助SNSやWebを活用した集客をサポートする少ない1案件あたり3,000~100,000円

初心者が副業としてクラウドソーシングを利用する場合、どんな仕事を選べばよいでしょうか。

クラウドソーシングで稼ぐには効率よく仕事を進める必要があります。また、単価の高い案件は初心者にはハードルが高く、受注すること自体が難しいでしょう。

ここではクラウドソーシングで実際に募集されている案件を紹介し、初心者はどんな仕事を選べば効率良く稼げるのかを解説します。

1.アンケート

アンケートの仕事は、初心者でも受注しやすい案件です。

カンタンな作業ですので決して単価は高くありませんが、数をこなせばそれなりに稼ぐことが可能。アンケートの良いところは短時間で作業が完了すること。

移動中の電車の中やちょっとしたスキマ時間にできるのでまとまった時間をとる必要がありません。

そのため負担なくできるので数多くこなせます。ちりも積もれば山となる。と言いますが、単価は安くても多くの案件を受注すればそれなりに稼げます。

タスク形式の数分程度で対応できる案件で、報酬は22円です。住宅ローンの借り換え経験についてのアンケートに答えるだけなので、スキマ時間に対応できるでしょう。

実際に体験していないと答えられないものや、感想入力に指定文字数が設定されている案件は報酬が高めの傾向にあります。

2.データ入力

データ入力作業とは、サイトやエクセルにデータを打ち込んでいく作業の事で、こちらも基本的にはスキル不要なので、初心者でも受注しやすい案件です。

キーボードのブラインドタッチができればそれほど苦労することなく作業を進められるでしょう。

比較的単価の安い案件が多いですが、単純作業なので精神的負担は少なくて済みます。正確さは必要ですが、納期を守りキチンと仕事をこなしていればクライアントに気に入られ、多くの案件を受注できるかもしれません。

完全在宅で対応できるデータ入力の仕事です。

  • 想定収入:4,000円〜5,000円程度
  • 稼働:週平均で2、3時間程度

未経験や初心者も歓迎としている案件です。ネットショップの売上を入力する作業で、PCとネット環境があれば応募できます。

データ入力で稼ぎやすいクラウドソーシングサイト5選と収入目安

3.ライティング

ライティングは文字通り文章を書く仕事。キャッチコピーや営業用のセールスライティングの仕事もありますが、ブログの記事作成の仕事が多い傾向にあります。

「私が文章を書くなんて」と思う方もいるかもしれませんが初心者OKの仕事も少なくありません。

テーマや構成はクライアントが考えてくれていることも多いので、必要な情報をインターネットで調べながら進めていけばそれほど難しいことはないでしょう。

文章を書くことが苦手な方には向いていませんが、実績を積んでいけば単価の高いライティング案件を受注していけるようになるはずです。

オウンドメディアの記事を執筆する案件です。

  • 想定収入:6,000〜9,000円(2〜3本対応時)
  • 稼働:納期は依頼から1週間

SEOを意識した記事を、文字単価1円で3,000文字ライティングする仕事です。ある程度のライティング実績が求められています。

クラウドソーシングでのライティング案件は稼げる?口コミを基に調査

4.Webデザイン・イラスト系

Webデザインやイラストのスキルがある人は、クラウドソーシングでも案件を受注できる可能性があります。クラウドソーシングを利用するのが初めてでも、自分の過去の作品をプロフィールに掲載すると仕事を受注しやすくなります。ポートフォリオのクオリティー次第では、クライアントから直接依頼が来るかもしれません。

社内のデザインルールに沿って作成する案件です。

イメージが指定されているため、それに合わせてイラストを作成します。報酬は高めに設定されており、実績を積むために受注するのも今後の依頼を増やすきっかけになるでしょう。

イラストの仕事におすすめのクラウドソーシング9選と案件獲得のコツ

5.システムテスト・デバッグ

開発中のシステムや、すでに形になっているシステム・ソフトウェアの最終的な研修を行い、バグやエラーを修正する仕事です。これらの業務を担当する人は「テスター」や「デバッガー」と呼ばれています。

システムやソフトウェアは、ふとしたきっかけで予期せぬバグが発生することも珍しくありません。エンドユーザーが使用するあらゆるシーンを想定し、うまく動作しない場合は原因を突き止め、適切に修正をするには、豊富な知識や経験が必要です。さらにエラーやバグがないことを適切に検証し、もれなく記録し続けていくのは地道な作業でもあり、根気も求められます。

6.動画編集

最近は動画の需要が高まっているため、クラウドソーシングでも動画編集の案件が多くなっています。

動画編集のスキルは独学でも身につけることが可能です。さまざまな動画を見て流行りの編集も把握しておくと、より多くの依頼を受けやすくなります。

YouTubeに投稿するための動画を編集する案件です。初心者でも応募できるとされているため、これから実績を作って活躍したい人に向いています。

7.SNS運用・Webマーケティング補助

「Instagram」や「Twitter」といったSNS、WebメディアやWeb広告などのツールを使用し、認知拡大や集客に役立ててビジネスをサポートする仕事です。SNSの投稿代行などであれば、初心者でも比較的取り組みやすいでしょう。

Webマーケティングで成果を出すには、基本的なマーケティングの知識に加え、各SNSやSEO、Web広告の運用などに関する知識が必要です。ユーザーと直接やりとりをすることもあるため、ネットリテラシーやコミュニケーションスキルも求められます。

クラウドソーシングの始め方

選ぶサービスによっても異なりますが、クラウドソーシングの利用方法は基本的に以下のとおりです。

  1. 会員登録をする
  2. プロフィールを記載する
  3. 金融機関の口座を登録する
  4. 仕事に応募する

クライアントはプロフィールを見て仕事を依頼するか検討するので、スキルを分かりやすくまとめておきましょう。金融機関の口座は、報酬を受け取るために必要です。クラウドソーシングにはさまざまな案件があるため、自分のスキルやレベルに合わせて選んでください。

初心者がクラウドソーシングサイトで稼ぐコツ

副業未経験の方やITに詳しくない方でもクラウドソーシングは始めやすいということは分かったかと思います。

それでは、実際にクラウドソーシングで稼いでいくためにはどんな点に注意したら良いでしょうか。ここでは、クラウドソーシングで稼ぐためのコツを8つ紹介していきます。

  • 複数サービスに登録する
  • 魅力的なプロフィールを作成する
  • まずは簡単作業で実績を積む
  • 安すぎる案件は受けない
  • 得意分野を作る
  • 納期は必ず守る
  • 自己管理をしっかりする
  • 常にスキルと技術を磨く

一つずつポイントをチェックしていきましょう。

複数サービスに登録する

1つのクラウドソーシングサービスにこだわらず、複数のサービスに登録しましょう。複数のサービスに登録することで、案件の選択肢が広がります。

例えば、クラウドワークスに登録するならランサーズも活用する、特化型だけでなく総合型も登録する、などがおすすめです。

魅力的なプロフィールを作成する

クライアントに「ぜひこの人に仕事を依頼したい」と思わせるプロフィールを作成することも重要なポイントです。

クラウドソーシング上でクライアントがあなたのスキルや経験を確かめるには、プロフィールをチェックするしかありません。ポートフォリオを充実させ、これまでの実績や経験したことのあるポジション、扱えるツールなどを分かりやすく記載することが、仕事を請けるための第一歩です。

具体的には、デザイナーであれば過去の制作物、エンジニアであれば扱える言語や携わったプロジェクトなどを掲載するようにします。ただし誇張しすぎると、実際に業務に取りかかった際に双方が困ることになるため、事実からかけ離れた記載をしないように気をつけましょう。

まずは簡単作業で実績を積む

まずは、受注しやすい簡単作業の案件を沢山こなしてください。

クラウドソーシングを始めたばかりのころは専門知識がないと高単価の案件を受注することは難しいでしょう。クライアントも実績のないワーカー(受注者)には仕事を頼みにくいものです。

まずはクラウドソーシングの仕事の流れに慣れるためにも、簡単な作業をたくさんやって実績をつくることに専念しましょう。多くのクラウドソーシングサービスでは、マイページに仕事の実績数と評価が表示されます。

実績が多く、評価が高いワーカーほど仕事は受注しやすいので、積極的に簡単な作業案件へエントリーしましょう。

安すぎる案件は受けない

簡単作業で実績を積むのは大事ですが、極端に安い案件は考えものです。

特にランサーズやクラウドワークスなどクライアントが多いプラットフォームでは、残念ながら悪質といえるクライアントも利用しています。

他の案件と比較して、極端に安い案件には手を出さないようにしましょう。

また、実績がない最初のうちは難しいかもしれませんが、単価交渉も積極的に行う姿勢も大切です。単価交渉で希望報酬を提案する際は、「なぜこの金額なのか?」という理由もしっかり説明できるとよいでしょう。

クラウドソーシングで稼げない11の理由とは?稼ぎやすい案件も紹介

得意分野を作る

ある程度慣れてきたら、自分が得意な分野を作りましょう。

無理に作る必要はありませんが、自分の趣味や今までの実績を元に何が好きで何が得意か。を見つめ直してそれを活かせる案件を特化して受注していきます。

たとえば、趣味が釣りやキャンプ、美容だったらそれらをテーマにしたライティング案件にエントリーしてみる。

実際に受注し、納品完了したらそのブログなどのURLを実績としてマイページに記載すると、クライアントが実績を見てあなたに仕事を依頼してくれるかもしれません。

得意分野があるとクライアントは仕事をお願いしやすくなり、結果的に受注へ繋がります。

納期は必ず守る

当たり前のことですが、納期は必ず守ってください。

クラウドソーシングでは基本的にオンラインでのやりとりになりますので、お互いに顔を合わせることがありません。だからこそ、納期を守るなど当たり前のことをしっかりと行う必要があります。

社会人として当たり前のことを当たり前にやってはじめてクライアントからの信用を得られるのです。

そうする事で長期受注へと繋がり、徐々に単価アップへと繋がるのです。

自己管理をしっかりする

クラウドソーシングで稼ぐには自己管理能力がとても重要。

クラウドソーシングで行う作業は基本的に在宅など1人で行います。進捗を管理してくれたり、分からないことがあったら教えてくれたりする上司や仲間はいません。

そのため自分で仕事のスケジュールを立てて、進捗をチェックしながら進めていく必要があります。
また、家ではテレビやインターネットなど誘惑も多いので仕事に集中するのは難しいかもしれません。

自分を律せられないとクラウドソーシングで稼ぐのは難しいでしょう。

常にスキルと技術を磨く

常にスキルを磨く意識を持つことも大切です。

特にITの分野は変化や進化のスピードが速く、トレンドが移り変われば求められるスキルや需要の高いスキルも変わっていきます。現状に満足し、スキルアップを怠れば、やがて受けられる案件が少なくなってしまうことも考えられるでしょう。

スキルや技術を磨くと同時に、そのことをアピールするのも重要です。例えばクラウドソーシングの各サービスでは、確かなスキルを持つワーカーを認定する制度が設けられています。認定を受けることで信頼度が高まれば、高単価の案件を受けやすくなるのはいうまでもありません。ポートフォリオやプロフィールの更新もまめに行いましょう。

高単価案件を獲得するには、クラウドソーシングではなくフリーランスエージェントを活用するという方法もあります。

弊社ITプロパートナーズでは、スキルや経験、希望する働き方に合ったITフリーランス向けの案件を紹介しています。高単価案件をお探しなら、ぜひ活用してください。

クラウドソーシングサイトで稼げない人の特徴

クラウドソーシングで稼げない場合、さまざまな原因があると考えられます。ここでは、クラウドソーシングで稼げない人の特徴を解説します。

プロフィール内容が乏しい

クラウドソーシングでクライアントが仕事を依頼する場合、必ず応募者のプロフィールをチェックします。よって、記載内容が少ないと、採用される可能性は極端に低くなります。未経験者や初心者であっても、できる限りアピールポイントを記載すべきです。たとえば、誠実さやコミュニケーション能力などを記載しましょう。

ライバルが多い案件に応募している

条件が良い案件や報酬が高い案件は、ライバルが多いです。そのような案件ばかりに応募していては、なかなか採用されません。特に実績が少ないうちは、ライバルが多いと不採用になる可能性が高いでしょう。まずは受注しやすい案件を選んで実績を積むと、ライバルとの差別化につながって受注しやすくなります。

低単価案件から脱出できない

高単価案件は高いスキルが必要なうえに、人気もあります。クラウドソーシングでは、受注しやすさを優先して低単価案件ばかりに応募し続けている人も多いです。しかし、低単価案件だけを受注している状態では、収入はなかなか増えません。収入を増やすには、少しずつスキルを磨いて高単価案件の受注を目指す必要があります。

提案文がテンプレ化している

クラウドソーシングで案件に応募する際は、提案文を送ります。応募者のなかには、提案文を考える手間を省くためにテンプレを用意している人もいます。しかし、提案文がテンプレ化していると、クライアントに選ばれる可能性は低くなるでしょう。ライバルに差をつけるためにも、提案文はそれぞれの案件に合わせて考えることが大切です。

作業量が足りていない

クラウドソーシングで稼ぐには、案件を受注して指定された作業をこなす必要があります。そもそも対応している作業量が少なければ、稼げる金額も少なくなるでしょう。クラウドソーシングは、作業すればするほど稼げます。高単価案件の受注を目指しつつ作業量も増やせば、高収入を実現しやすくなります。

初心者が副業でクラウドソーシングを活用するメリット・デメリット

初心者が副業でクラウドソーシングを活用するメリットとデメリットについて解説します。

初心者が副業でクラウドソーシングを活用するメリット

初心者が副業でクラウドソーシングを活用するメリットは、以下のとおりです。

  • 好きな時間・場所で仕事ができる
  • 仕事量を自分で決められる
  • スキルアップ・実績づくりに最適
  • 人間関係のストレスが少ない

それぞれのメリットについて解説します。

好きな時間・場所で仕事ができる

クラウドソーシングにある案件は、オンラインで完結できる仕事がほとんどです。業務内容や契約内容によりますが、基本的には受注したのちに作業を完了し、決められた納期までに成果物を納めるだけでよく、作業する時間や場所は自由に決められます。本業をこなしてから夜間に作業をしたり、出先のコワーキングスペースで働いたりしても何ら問題ありません。

面接を受けたり通勤したりする必要もなく、夜間や休日、すき間時間などを活用して収入を得られるため、初心者でも取り組みやすいのがメリットです。

仕事量を自分で決められる

クラウドソーシングは、仕事量を自分で決められるのもメリットです。副業は本業への影響を考慮しなければなりません。副業で無理をしてしまうと、体調不良や寝不足などで本業に悪い影響を与える可能性があります。

クラウドソーシングの案件は「いつまでに、何を、どれくらい」対応するのかを事前に把握したうえで受けられるのが特徴です。仕事量を調整できるので、自分のペースで無理なく進められます。

スキルアップ・実績づくりに最適

クラウドソーシングの副業は、スキルアップや実績づくりに最適です。初心者向けの案件が多く、数をこなすことでスキルや知識を身につければ、より難易度の高い案件や高報酬の案件を受注しやすくなります。さらに納品物のクオリティーや仕事ぶりが評価されれば、別のクライアントからスカウトが来ることもあります。

また、仕事を依頼する時に実績を重視するクライアントも存在するため、実績が多いに越したことはありません。クラウドソーシングを利用することで、仕事をこなしながら次につながるスキルや実績を得られるのがメリットです。

人間関係のストレスが少ない

クラウドソーシングを利用して受注できる案件は、基本的に1人で作業を進めるものが多いです。クライアントとのやり取りはオンラインで完結するため、人間関係のわずらわしさはほとんどありません。クラウドソーシングは、人間関係のストレスを感じたくない人におすすめです。ただし、オンラインでやりとりするため、クライアントとこまめなコミュニケーションは必要になります。

初心者が副業でクラウドソーシングを活用するデメリット

初心者が副業でクラウドソーシングを活用するデメリットは、以下の3つです。

  • 単価相場が安い
  • ライバルが多い
  • 仲介手数料が発生する

それぞれのデメリットについて解説します。

単価相場が安い

クラウドソーシングの案件は、単価相場が安い傾向にあるのがデメリットです。初心者向けの案件ではとくにその傾向が見られるので、ある程度まとまった金額を稼ぐのに時間がかかります。そのため、最初のうちは実績づくりと割り切って対応したほうがモチベーションを保てるでしょう。

実績をつくったあとは高単価案件を扱うフリーランスエージェントなど、ほかのサービスの利用も検討しましょう。

ライバルが多い

クラウドソーシングの初心者向け案件には、多くの募集が集中します。そのため、希望する案件を受けられないケースも少なくありません。

初心者が安定して案件を受けるには、誠実な対応を心がけることです。納期遅れや制作物に指示内容とのズレなどがあると、仕事を受けられなくなる可能性があります。納期は厳守して、仕事内容をしっかり把握したうえで作業することが重要です。

仲介手数料が発生する

仲介手数料が発生することもデメリットです。例えば、大手クラウドソーシングサイトでは、最大20%の手数料が発生します。報酬金額が低いほど手数料の割合は高くなるので、とくに単価の低い初心者のうちはデメリットと感じるでしょう。

ただし、クラウドソーシングはサポートも充実しているサービスも多く、必要な経費だと割り切って取り組めばさほど気にならないかもしれません。

もし仲介手数料が気になるなら、自身のブログやSNS、営業活動を通して案件獲得を狙っていくことをおすすめします。

孤独になりやすい

クラウドソーシングを利用すれば、自分のペースで作業できます。ただし、仕事を通して人と直接関わる機会が少ない分、孤独を感じる人もいるでしょう。人とコミュニケーションをとったり協力したりしながら働きたい人には、向いていない可能性があります。孤独を避けるには、SNSや交流会などを通して自ら積極的に人脈を構築することが大切です。

クラウドソーシングサイトが向いている人・向いてない人の特徴

クラウドソーシングサイトが向いている人と、向いていない人の特徴について紹介します。

クラウドソーシングサイトが向いている人

クラウドソーシングサイトが向いている人の特徴は、以下のとおりです。

  • 柔軟な働き方を求めている人
  • さまざまなプロジェクトに参加したい人
  • 新しいスキルを身に付けたい人
  • 独立前に経験を積みたい人

クラウドソーシングであれば、自宅など好きな場所で働け、稼働する時間も自分で決めることが可能です。また、さまざまな業種やカテゴリーの仕事があるので、多岐にわたる経験を積めます。

さらに、多くのプロジェクトに関与することで、自身のスキルを磨けます。また、クライアントと直接単価の交渉などをすることで、ビジネスの基本やクライアント対応のスキルも磨くことも可能です。

クラウドソーシングサイトが向いていない人

一方で、クラウドソーシングサイトが向いていないと考えられる人の特徴も紹介します。

  • 安定した収入を求めている人
  • スキルを活かして高収入を得たい人
  • 明確な指示を求めてる人

クラウドソーシングの仕事はプロジェクトベースであり、一定の収入を保証するものではありません。安定した月収を求める場合、不向きかもしれません。さらに、クラウドソーシングは相場よりも安い単価の案件も多いため、自身の実務経験やスキルを活かして高収入を得たいと考えている人には不向きと言えます。

また、クライアントからの指示は大まかな場合もありで、自分で判断や提案をしながら仕事を進める必要があります。受け身の姿勢だけではうまく仕事を進められない可能性もあるでしょう。

クラウドソーシングを利用する際の注意点

クラウドソーシングを利用する際の注意点は、以下のとおりです。

  • 悪質案件は受注しない
  • 業務上の責任は自分でとる必要がある
  • 年齢制限があるサイトがある
  • 税金の手続きは忘れずに

それぞれの注意点についてみていきましょう。

悪質案件は受注しない

悪質案件には注意しましょう。悪質案件には、以下のようなものがあります。

  • 先方と連絡がとれなくなる
  • 報酬未払い
  • 応募内容と異なる仕事を依頼される
  • 個人情報を聞き出される

悪徳案件を見抜くには、評価を参考にしましょう。魅力的な内容の募集でも、評価が低ければ何か問題があるかもしれません。

また、本人確認の有無も確かめましょう。例えばクラウドワークスでは、本人確認書類の提出があるクライアントには「本人確認済み」、提出がないクライアントには「本人確認未提出」とステータスの記載があります。

業務上の責任は自分でとる必要がある

クラウドソーシングでは、業務上の責任は自分でとる必要があります。それは、個人として仕事を請け負うためです。

納期に遅れたり、求められている内容と異なるものを納品したりなど、クライアントに損害を与えることは避けましょう。また、詐欺に加担するような案件を受けてしまったり、コピーといわれても仕方ない制作物を納品したりなど、さまざまなトラブルがあります。

「依頼されたからやっただけ」「知らなかった」では片付けられないケースもあるので、納品物には責任をもって対応しましょう。

年齢制限が設けられているサイトがある

クラウドソーシングには年齢制限を設けているサイトがあるので注意しましょう。例えばランサーズやクラウドワークスなどは、18歳未満の人は利用できません。

ただし、シュフティでは以下のように満16歳以上から利用資格があると記載されています。

シュフティの利用資格は、法人又は満16歳以上の個人で、第5条に定める本サービスのユーザー登録を行った者に限られるものとします。

引用元:シュフティ利用規約

学生でクラウドソーシングを活用して副業しようと考えている方は、以下の記事もチェックしてみてください。

学生がクラウドソーシングで働くメリット・デメリットと注意点

確定申告の手続きは忘れずに

副業で収入を得たら、税金手続きは忘れずにおこないましょう。

副業の収入が年間20万円以上あったときは確定申告が必要です。また、20万円以下でも住民税の申告をおこなわなければなりません。

住民税は確定申告の情報をもとに課税されるため、確定申告すればとくに手続きは必要ありません。ただ、20万円以下で確定申告が不要だった場合は、自ら住民税の申告を自治体でおこなう必要があります。

クラウドソーシングの将来性

クラウドソーシングは、今後ますます多くの人に利用されるようになると考えられます。働き方が多様化しており、副業に取り組む人やフリーランスとして働く人が増えているためです。クラウドソーシングを利用して仕事を依頼しようと考える企業も多くなっています。

実際、クラウドソーシングの登録者数は増えています。たとえば、クラウドワークスの登録者数は480万人です。今後も市場が拡大していく見込みであるため、より多くの案件を探せるようになるでしょう。

ただ、口コミにもあったようにライバルが多いため対策は必要です。この記事で紹介した稼ぐコツを参考に、賢くクラウドソーシングを利用していきましょう。

クラウドソーシングに関するよくある質問

最後にクラウドソーシングに関するよくある質問に回答します。

  • クラウドソーシングサイトで稼げないというのは本当ですか?
  • 案件を上手に獲得する方法は?
  • 高校生でも利用できますか?

クラウドソーシングサイトで稼げないというのは本当ですか?

クラウドソーシングサイトについて調べると、「稼げない」「やめた方がいい」という言葉をよく目にします。結論から言うと、クラウドソーシングサイトでの収入は、個人のスキルや経験に大きく依存します。

「稼げない」「やめた方がいい」と言われる背景には、最初は未経験のために報酬が低い案件しか受けられません。しかし、初めは実績作りに集中することで、クラウドソーシングサイトでも十分に稼げるようになります。

案件を上手に獲得する方法は?

クラウドソーシングサイトでは、以下の方法を取り入れることで、案件の獲得の可能性を高められます。

  • プロフィール内容を充実させる
  • 専門分野を持つ
  • 提案するときはテンプレートを使用しない
  • 日々、スキルアップを努める

多くの案件に挑戦し、フィードバックを元に改善を続けることで、成功率は次第に上がってきます。

高校生でも利用できますか?

クラウドソーシングサイトの多くは、18歳以上から利用できます。18歳未満の高校生が利用する場合、制限や利用規約に注意が必要です。一部のクラウドソーシングサイトでは、16歳以上から利用可能なサイトもありますので、保護者と相談して利用するサイトを決めると良いでしょう。

まとめ:自分に合ったクラウドソーシングを利用しよう!

いかがでしたでしょうか?

今回は、おすすめのクラウドソーシングや実際にどんな仕事・案件を受注するのが良いのかなどについて解説してきました。

ご紹介した通り、クラウドソーシングには様々な媒体と多種多様な仕事・案件があります。うまく使いこなせれば、副業として月々1〜2万円稼ぐことや、固定の取引先を作り月に20万円以上稼ぐこともできます。

クラウドソーシングを始めることに迷っている方は、この記事を参考にぜひ気になるクラウドソーシングサービスに登録してみてはいかがでしょうか。

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