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JavaのよくあるQ&A

• Javaの月額単価相場はいくらですか？

  59万円です。※ITプロパートナーズで募集中の案件の平均月額単価

• Javaの案件数はどのくらいありますか？

  195件です。（ITプロパートナーズで掲載中の案件数です）

• Javaのリモートワーク可能な案件はありますか？

  あります。Javaの案件のうち81%がリモートワーク可能です

Javaのフリーランス求人・案件について

• Javaとは

  「Java（ジャバ）」とは、OSに依存せず高い安定性を誇ることからWEB系システムや家電のシステム、大規模な銀行のシステムまで幅広く使用されているプログラミング言語です。

  WEBページの作成時に使用するHTML、AIの開発に使用するPython、WEBアプリケーションを作成する時に使用するRubyなどプログラミング言語は基本的に特定の開発環境に限定され、汎用性が低いことが特徴です。

  しかしJavaはOSや開発環境に依存しないため、幅広く使用できます。Javaを用いてWindowsで開発されたものがMacでも使用ができ、Androidでも動かす事が可能です。他の言語であればOSごとに書き換える必要がある中でJavaは同じコードが使用できます。

  また高い処理速度と安定性を持つことから、Twitterのシステムのような大規模かつ速度が重要視されるシステムにも使用されています。基幹システムからアプリの開発、組み込みシステムの開発が出来ることや高い安定性があることなどから、Javaは人気が高いプログラミング言語です。

• Java案件・求人の特徴や動向

  JavaはWebアプリのサーバーサイド開発やECシステムの構築開発、銀行などの業務系システムの開発などの大規模な案件で使用されることが多く、Javaを扱えるエンジニアの需要も高いと言えます。

  Javaの案件として多くの割合を占めるWebアプリやWebサービスの案件はフルリモート可のものが多くなっています。しかし一方で、銀行や行政系システムの大規模案件はセキュリティ、情報漏洩の観点からリモートでの勤務が難しいことが多いです。

  しかしコロナ禍以後は大規模案件においてもリモート可の案件も増えてきており、ITプロパートナーズで掲載している案件においても、リモートやフルリモートの案件が多く存在しています。

  動向としてRubyやPythonなど他のプログラミング言語の開発案件も徐々に増えてきてはいますが、やはり圧倒的なシェアを誇るJavaの案件数には及びません。新規の開発はもちろん、Javaで開発された既存システムの改修などの案件も豊富なため、Java案件は今後も安定した需要があることが予想できるでしょう。

• Javaフリーランス案件・求人の代表的な案件の種類

  Javaのフリーランス案件・求人で代表的な案件例をいくつかピックアップしてご紹介します。JavaだけでなくPHPやPythonなどを用いた開発経験、Java系フレームワークを用いた開発経験が求められます。

  - Webサイト開発

  Javaを使用してWebサイト設計、実装、テストなどを実行します。JavaはWebサイトに必要なシステムの多くをカバーできる言語のため、Webサイトには必要不可欠な存在です。Javaで構築されたWebサイトが多いことから、サイトの改修、再構築案件でJavaエンジニアが求められることもあります。

  - 基幹システムの大規模開発

  インフラ等の大規模な基幹システムの開発案件も多く存在します。基幹システム案件は開発経験5年以上求められる物が多く、他の案件と比べても高いスキルと経験が必要です。これは多くのアクセスに耐えられる設計や後の開発を見越して拡張性の高い設計が出来ることなど、より求められる要件の高い案件が多い為です。

  - 新規ゲーム開発

  スマートフォンやパソコンで遊ぶソーシャルゲームの開発案件についても、Javaエンジニアが求められています。インフラの設計・構築、開発エンジンを用いたゲーム実装などをJavaで行います。

• Javaフリーランス案件・求人を獲得する為に必要なスキルや経験

  Javaのフリーランス案件や求人を獲得するためには、案件にもよりますが多くの企業で2~3年以上のJavaを用いた開発経験が必須になっています。Javaの汎用性の高さからPHPやPythonなどと組み合わせて使用されることが多く、他言語への理解も必要です。

  Javaフレームワークを用いた経験も求められます。実際のJavaエンジニアの求人案件を見ても、SpringやSpringBootなどのJava系のフレームワークを用いた開発経験を必須条件としている企業は多くあります。

  また、高い安定性を持つJavaはインフラのシステムなど長期的な開発案件に多く使用されており、改修や機能の追加などの変更があった場合には拡張性の低いコードでは対応できません。そのため、フリーランスのJavaエンジニアには拡張性の高いコードが書けるスキルも求められます。

  加えて、大規模な開発になれば高いコミュニケーションスキルも必要です。Javaが多く使用されるインフラのシステムは大規模であることが多く、多人数の現場で業務を進めるためには円滑なコミュニケーションを取れる人材が重宝されます。

• Javaフリーランスエンジニアにおすすめのフレームワーク

  Javaのフレームワークを使用すれば、システムをどのように開発するかの方向性が決まりやすくなります。開発に必要な機能を一から揃えなくて良いので開発時間を大幅に短縮でき、作業効率の向上が可能です。

  Java案件のなかには、条件に「SpringFrameworkを使用した開発経験〇年以上」などと、特定のフレームワークの経験を求めている企業もたくさんあります。

  以下で、Javaのおすすめのフレームワークを3つご紹介します。

  - Spring Framework

  「Spring Framework（スプリングフレームワーク）」は、主にJavaを用いたWebアプリの開発で使用されるオープンソースフレームワークです。このフレームワークは結合テストを行うことができ、単体だけでなく一連の処理を確認できるためバグを防ぎながら開発をすることができます。

  またSpringFrameworkは拡張性が非常に高く、仕様変更などにも柔軟に対応がしやすい構造です。比較的大規模で仕様変更が多いJava案件と非常に相性が良いフレームワークです。

  - Play Framework

  「Play Framework（プレイフレームワーク）」は軽量で動作が早く、中小規模の案件で多く使用されるフレームワークです。他のフレームワークを使用するには規模の小さい案件かつ、コストを抑えたい時に多く使用されます。またPlayFrameworkはJavaだけでなくScalaの開発にも応用できることから、今後使用する企業が増加する見込みがあるとされています。

  - JFS

  「JFS（ジェイエフエス）」は、ユーザーが操作する見た目の部分を簡単に作れることが特徴のフレームワークです。通常、高度なViewを生成する為にはある程度の工数が必要ですが、JSFを用いることで少ない工数で高度なViewを生成できます。

• Javaフリーランス案件・求人に役立つおすすめ資格

  -Oracle認定Javaプログラマ

  Javaに関する資格の中で最もメジャーな資格であり、所持しているだけでフリーランスとして活動していく中での大きな武器になります。Oracle認定JavaプログラマはBronze、Silver、Goldと3段階のランクに分かれています。

  Bronzeは初心者向けであり、海外では評価されないほか日本においてもあまり評価の対象にはなりません。Silverはフリーランスで活動するための武器となり、評価の対象となる資格です。開発経験が数年なければ合格するのが難しい難易度となっています。

  Goldはエンジニアとして非常に強い武器として評価されます。設計者の意図と仕様を理解し、独力で開発の実装まで行うレベルのスキルが求められる試験の難易度です。このGoldはJava関連の資格においても最高の難易度とされており、取得できればJavaに関するスキルはもちろんシステム開発における知識面でもある程度の証明となります。

• Javaの習得方法や難易度

  Javaは他のプログラミング言語の中でも比較的難易度が高く、習得するまでに時間がかかります。理由としては覚えるべきルール、構文が多いことや記述する文字の量が多い事が挙げられます。Javaは構文を理解、記憶しなければまともなコーディングができません。

  また文字の量が多い為、エラーの箇所の発見と修正にかかる時間が他言語と比較して多くなってしまいます。またJavaはOSや環境に依存せず幅広く使用されるため、実装レベルで使用する際にはネットワークやハードウェアに関する理解が一定以上求められます。

  Javaは独学で習得するには難しいため、プログラミング未経験の場合はプログラミングスクールや学習サイトなどの活用がおすすめです。プログラミングスクールは種類によりますが、週に約30時間程度の確保、数十万円の費用がかかります。しかし、独学に比べ短時間での習得が可能となります。

• Javaフリーランスエンジニアの将来性

  Javaの求人数は言語の中でもトップクラスですが、一方でJavaエンジニアの数も多いため収入面ではScalaやGoなどの新しく勢いのある言語に比べて低くなる傾向があります。またScalaやGo、PHPなどの他の言語での開発案件が増えているため、少しずつですがJavaの案件数も減少傾向です。

  特にScalaはJavaの半分のコード数で済み、Javaの後継言語として注目されています。しかし高い汎用性と安定性から現在も多くのシステムでJavaは使用されており、今後10年はJavaの需要が著しく減少することは無いとされています。

  新規開発が減ったとしても既存システムの保守開発が発生するため、そう簡単に他の言語に置き換えられることは考えにくいでしょう。そのため多少需要が落ちたとしても、開発経験を積んでいけば、Javaは十分将来性の高い言語といえます。

  さらに詳しい情報は「2022年最新！Javaのフリーランス案件の種類や動向・単価相場まとめ」をご覧ください。