フリーランスが事業専用銀行口座を作るべき4つの理由

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会社の社長が、屋号で作った事業用の銀行口座を持つのは当たり前である、という感覚はみなさんお持ちだと思います。

ところが、事業用の銀行口座を持っていないフリーランスの方が多いようです!

開業届を出して、青色申告・白色申告で確定申告を行っているフリーランサーはもちろん、副業フリーランサーであっても、「個人で事業を行っている人であり、実質、社長である」のにも関わらず、です。

たしかに、事業用口座とプライベート口座を分けなくてはいけない、といった法律もありませんので、分けなくても良い、といえば良いのですが、フリーランスが事業用の銀行口座を持つメリットは多いので、非常にもったいないと感じます。

そこで今回はフリーランスもが事業専用銀行口座を作るべき理由をご紹介いたします。

プライベートと事業用で口座を分けるメリット

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突然ですが、みなさんはいくつ銀行口座をお持ちでしょうか?

メインの口座、貯蓄用のサブ口座、家賃や習い事などの引き落とし用口座と数えていくと、3、4口座くらいはみなさん持っているように思います。

ある調査によると、日本人は一人当たり平均3.5口座持っているそうです。

では、なぜ、みなさん口座を分けているのでしょうか?

不動産業者から「この銀行の口座でなければ家賃引き落としできません」と言われたから、など仕方のない理由もあるかもしれませんが、基本的にはお金を区別するためだと思います。

つまり、自分の持っているお金を、「普段の生活で使って良いお金」と、「ある目的のためだけに使って良いお金」、「貯蓄中で使ってはいけないお金」を分けるのが、複数口座を持つ目的のはずです。

事業用口座を作る目的も、「事業のためだけに使って良いお金」を分けることにあります。

「で、結局、事業用口座を作って「事業のためだけに使って良いお金」を分けるメリットとは何ですか?」というところに戻ってくるかと思いますので、ここから一個づつ、メリットを紹介いたします。

 ①事業の財務状況がわかりやすくなる

1つ目のメリットとしては、事業用口座を持つことで、“事業目的で使えるお金の出入りが分かりやすくなる”、もう少しビジネスライクな言い方をすれば「事業の財務状況がわかりやすくなる」という点が挙げられます。

もっと極端な言い方をすれば、「事業で儲かっているのか、損しているのか一目瞭然になる」という点が挙げられます。

生活用口座と同じだと、生活費の支出とビジネスの支出が混ざり、結局、生活費が重石になって一カ月の収支が赤字になったのか、そもそも事業自体が赤字だったのか、ぱっと見には判断が付きにくくなります。

 ②簿記が書きやすくなる

2つ目のメリットは事業用口座を作ることで、簿記が書きやすくなる、です。

機械的に事業用口座に記帳された情報を上から順に帳簿に落としていけば良いだけになるので、簿記作成が相当、楽になるはずです。

生活用の支出も行っている口座だと、まず、生活用の収支と事業用の支出に分けるだけでも一仕事です。

持っている資本(お金)を資産と借物(借金)に分けて管理する複式簿記でも怖くありません。

③口座同期型のクラウド型会計ソフトを有効活用できる

3つ目のメリットは、昨今流行りの口座同期型のクラウド型会計ソフトを有効活用できることです。

その理由は二つ目と同じで、事業用の支出も生活用の支出も行っている口座を同期させて、クラウド型会計ソフトに処理させようとすると、どうしても、事業用の出納とそれ以外に分ける作業が必要になり手間と時間がかかります。

しかし、最初から事業用の出納しかない事業用口座であれば、そのような手間は不要です。

④税務調査対策になる

そして4つ目のメリットは、税務調査対策になる、という点です。

税務調査とは、確定申告後、税務署が改めて納税者の申告内容を精査し、脱税がないか調査する作業です。

この手の調査でフリーランスが特に注意したいのは「私的費用の経費計上」です。

生活用口座と事業用口座を分けていなかったばっかりに、うっかり個人的な買い物の費用を経費に入れてしまい、指摘されるという事態は大いに発生するリスクがあります。

生活用口座と事業用口座を分けていれば、その手のミスは防げますし、税務調査の捜査手法の一つである「銀行調査」(調査対象の取引さ先銀行に預けている資産や出納から、申告内容を確認する捜査手法)もクリアしやすくなると考えられます。

屋号名で口座開設するメリットと方法

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事業用の口座はせっかくだから個人名ではなく、屋号名で開設したい、という方が多いと思います。

ステータスにもなるので、屋号名があるのであれば、積極的に屋号名で銀行口座を作っていただきたいと思います。

ところで、銀行と一言で言ってもメガバンク、ネットバンク、信用金庫などなど、日本は金融機関大国と言われるだけあって、色々ありますが、この中だと屋号名で口座開設するハードルが一番低いのは信用金庫でしょう。

もともと信用金庫には、「地域で集めた資金を地域の中小企業と個人に還元することにより、地域社会の発展に寄与する」という目的があるため、地域の中小零細企業や個人事業主に対して、積極的な支援を行ってくれます。

フリーランスを含めスタートアップ企業を主なターゲットとしたキャンペーンを展開しているところも少なくありませんが、反面、営業地域が一定の地域に限定されているため、出張先に支店がないのは当たり前など、利便性は落ちるかもしれません。

利便性という意味ではネット銀行がおススメです。

ただし、ネット銀行はネット銀行で実店舗がないため、ちょっとした相談がしにくいなどの欠点もあるため、今後、事業を拡大させたいと思っている方には、あまりおススメしません。

そして、最後がメガバンクです。

3メガに屋号名入り口座を持っていれば、それだけで顧客からの信用度は高いです。

やはり、審査時のハードルは高いですし、ネット銀行ほどではないですが、信用金庫に比べるとフリーランスも含めた中小事業者向けサービスの質が落ちてしまう、という欠点もあります。

このようにメガバンク、ネットバンク、信用金庫は一長一短ですので、私は屋号名で口座を開設するのであれば、迷わず「ゆうちょ銀行」を選ぶことをおすすめします。

ゆうちょ銀行がオススメな理由

ゆうちょ銀行のメリットは、地域密着型でありながら、メガバンク並み利便性と、メガバンク以上の規模を誇る、という点です。

多くの支店・ATMが日本全国にあり、さらにゆうちょダイレクトサービスもあるため、利便性ではメガバンクやネット銀行に引けを取らないでしょう。

ゆうちょ銀行であれば振替口座という送金や決済に特化した口座があり、この口座自体、もともとビジネス用の口座ですので、屋号名で持つことのハードルはメガバンクで屋号名口座を持つよりもハードルが低いようです。

もちろん、世界で一番口座数が多い銀行ともいわれるゆうちょ銀行のネームバリュー、日本国内におけるステータスは十分です。

まとめ

今回は、フリーランスの方は事業用の銀行口座を持つメリットと、どこで事業用口座を作るべきかご紹介いたしました。

冒頭でもお伝えしましたが、フリーランスといえども、個人で契約して仕事を行っていれば、それは事業主であり「社長」なのです。

「社長」たるもの、自身の事業活動で発生する資金の流れを正しく管理することが非常に重要です。

事業用の銀行口座がすべても問題を解決するわけではありませんが、多くの問題を解決する一助になりますので、ぜひ開設を検討してみましょう。

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「IT起業家・フリーランスの自立を支える」というビジョンの元、「週2日からの業務委託案件を紹介する、ITプロパートナーズ」を運営。 ■BestVenture100に創業初年度で選出 ■取材記事:自立する覚悟が、働き方を変える
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