こんにちは、ITプロパートナーズ編集部です。
自宅やカフェなど、好きな場所で働けるフリーランスライターに興味があるという人もいるのではないでしょうか。フリーランスでライターとして働いているなら、誰でもライターとして名乗ることは可能です。
しかし、ライターとして様々な準備をしないとフリーランスとして失敗することも考えられます。
今回は、フリーランスライターになるにはどんな方法があるのか、具体的な5つの手順から稼ぎ方まで解説していきます。
弊社では、数多くの方にフリーランス案件を獲得していただいています。経験とスキルさえあれば、週2日から高収入案件をご紹介できます。まずは無料登録をして色々な案件をみて見てください。弊社からおすすめの案件をご紹介することも可能です。
Contents
フリーランスライターとは?

フリーランスライターとは、フリーランスとしてWeb媒体や雑誌などに記事を書くライターのことをいいます。
最近はWebライターの仕事が増加傾向にあるため、パソコンとインターネット環境があれば誰でもライターにチャレンジできるようになりました。
子育てをしながら自宅で作業できるので、ライフスタイルに合わせて働くこともできますね。ライターは、医師や教員のように資格はいらない職業なので、もともと文章力がある人なら簡単に始められます。
しかし、金融や保険などの専門性が必要となる分野は勉強しなければなりません。
フリーランスライターの仕事内容
フリーランスライターは、以下のような職種に分類されます。
職種 | 仕事内容 |
---|---|
Webライター | Webに掲載される記事の執筆 |
SEOライター | 検索エンジン最適化を意識した記事の執筆 |
取材ライター | 取材した内容を記事にする |
コピーライター | 広告のキャッチコピーなどの作成 |
ルポライター | 事件など社会的な記事の執筆 |
トラベルライター | 旅行に関する記事の執筆 |
フードライター | 食べ物や飲食店に関する記事の執筆 |
ブックライター | 書籍の原稿の執筆 |
フリーランスライターの平均年収
フリーランス白書2019によると、フリーランスライターの32%が年収200万円未満と回答しています。26.9%が年収200〜400万円未満と回答しており、フリーランスライターの半数以上が年収400万円未満であるといえます。
フリーランスライターの原稿料は記事単価と文字単価の2種類があり、記事単価の相場は1,000〜10,000円、文字単価の相場は0.1〜3円程度です。
フリーランスライターの収入については、以下の記事でも詳しく紹介しています。
フリーランスライターとして働くメリット・デメリット
フリーランスライターには、メリットとデメリットの両面があります。ここでは、メリットとデメリットについて解説します。
フリーランスライターとして働くメリット
はじめに、フリーランスライターとして働くメリットを3つ紹介します。
活動の場が拡大している
紙からWebへ移行する媒体が増えており、Webライターの活動の場は拡大しています。Webメディアも増えているため、ライターの仕事の選択肢が増えているのがメリットです。

上記は株式会社内外切抜通信社が調査したニュースサイト数の推移です。グラフからもわかるとおり、ニュースサイトの数も年々増えています。そのため、フリーランスライターの活動の場も増え続けているといえます。
収入アップが期待できる
フリーランスライターは、記事を執筆すればするほど収入アップにつながります。また、報酬単価の高い仕事を獲得できれば、少ない稼働時間でも高い報酬を得られる可能性があります。
時間や場所にとらわれずに働ける
時間や場所にとらわれずに働けるのも、フリーランスライターのメリットです。基本的に執筆はパソコンで行うため、パソコンとネットワーク環境さえあれば、好きな場所で好きな時間に働けます。
フリーランスライターとして働くデメリット
フリーランスライターにはデメリットもあるので、注意してください。
収入が不安定である
フリーランスライターは、案件を継続して獲得できなければ収入が不安定になってしまいます。仕事が途中で途切れてしまうと、その間の収入は得られません。
収入を安定させるためには、継続して案件を受注できるよう工夫が必要です。
修正対応に追われる可能性がある
ライターの仕事には、記事の修正対応も含まれます。納品した記事についてクライアントから修正依頼があった場合、他の記事の執筆に加えて修正対応もしなければなりません。
早急に修正を求められることもあり、修正対応に追われてしまうと「時間に融通がきく」というフリーランスライターのメリットが失われてしまいます。
稼ぐまでに時間がかかる
フリーランスライターのメリットとして収入アップが期待できる点を挙げましたが、収入アップできるほどの案件を獲得できるようになるには時間がかかります。
実績ができるまでは案件を獲得しづらいため、初心者の場合は稼げるようになるまで時間がかかる点がデメリットです。
フリーランスライターになるための5つの手順・始め方
フリーランスライターになるための5つの手順は以下の通りです。
- 1.ライティングの勉強をする
- 2.クラウドソーシングでライターとして働く
- 3.実績を作って継続して仕事をもらう
- 4.単価交渉して報酬アップ
- 5.フリーランスライターとして独立する
それぞれの手順について、詳しく解説します。
1.ライティングの勉強をする
フリーランスライターになるには、最初はライティングの勉強から始めましょう。もし文章を書くのが得意なら、ライターとして最初から働いくことも可能です。
ただし、Webライターの場合は、SEOなどの専門知識やスキルが必要になることがあります。ライターの養成スクールや講座に通ったり、アルバイトでライターとして実際に働いたりして、ライターに必要なスキルを習得しましょう。
ブログや書籍などを活用し、独学でスキルを身に付けるという方法もあります。現役ライターのブログや、Webライティングについて詳しく解説された書籍などをチェックしてみまるのがおすすめです。
2.クラウドソーシングでライターとして働く
ライティングの知識がついたら、クラウドソーシングで案件を受注しましょう。クラウドソーシングのライティング案件でおすすめのサイトは以下の通りです。
他にもありますが、上記のクラウドソーシングは案件数が非常に多くなっています。無料で登録できるので、2つのサイトに登録して案件を探してみましょう。
実際にライティング案件を受注しながら勉強した方が実力が向上します。案件にもよりますが、記事を作成した後にフィードバックしてもらうとスキルを身につけることができますね。お金をもらいながらライターとしての実績を残すことが可能です。
初心者だからといって文字単価が安い案件を選ぶ必要はありません。文字単価1円以上の案件から探してみて、見つからないようであれば単価を下げて受注して下さい。
3.実績を作って継続して仕事をもらう
クラウドソーシングで実績を作ることで、継続的に案件を契約することができます。取引先から一定の信頼を勝ち取ると長期案件を契約してくれることもありますね。
長期的に契約することでライターとして安定して稼ぐことが可能です。継続することで単価を上げてくれる可能性も高まります。
過去の実績やプロフィールを確認して仕事の依頼が来ることもあるので、ライターとして継続することで良いことがたくさんありますよ。
4.単価交渉して報酬アップ
実績や信頼される取引先ができたら、自ら単価交渉してみましょう。日本語力、内容の正確性、SEOなどスキルが向上していたら単価交渉が上手くいく可能性があります。
また、検索意図に沿ったオリジナルコンテンツを作成することで、検索上位を獲得することができれば単価交渉しやすくなります。検索順位チェックツールのGRCを使って定期的にキーワードの順位を確認しましょう。
もし、検索順位が上がらない場合には記事を修正して上位表示させることで、取引先も満足してもらうことができます。
5.フリーランスライターとして独立する
安定的に稼げるようになったら、フリーランスライターとしての独立が現実的になってきます。独立を考える場合、以下の3つの条件を満たしているかチェックしてみてください。
- 文字単価1円以上
- 2000文字を1時間で書ける
- クラウドソーシングの受注実績100件
ライターとして重要なのは、執筆スピードです。ライターによって、1時間に1000文字や3000文字など執筆スピードは全然違います。1記事8000文字程度を執筆するのに8時間以上かかる場合、ライターだけで独立するのはおすすめできません。
1ヶ月の収入を計算すると以下の通りです。
- 1日の稼働時間:8時間
- 1ヶ月の稼働日数:20日
- 平均文字単価:1.0円
- 文字数:8,000文字
- 1日の収入:1円 × 8000文字 = 8000円
- 1ヶ月の収入:8000円 × 20日 = 160,000円
上記の場合、1ヶ月あたりの収入は160,000円です。しかし、執筆スピードが2倍なら収入は320,000円になります。条件が同じなのに執筆スピードが違うだけで収入に大きな差が生まれることがわかります。
クラウドソーシングを利用すると収入から手数料が引かれてしまうので、もう少し低い金額になる点にも注意してください。
そう考えると、1時間に2000文字のペースで執筆できれば生活できるはずです。そのため、最初は執筆スピードを上げることで収入を増やしましょう。成果や実績をアピールできるようなら、単価交渉するのもひとつの方法です。
フリーランスライターは簡単に始めることができます。しかし、独立する場合には、ある程度の収入を安定的に稼がないと生活できません。執筆速度を高めることができれば収入は増えていくので、まずは執筆スピードを意識してみましょう。
未経験からフリーランスライターになるには?

未経験からフリーランスライターになるには、以下の4つの方法があります。
- 副業としてライターをやってみる
- ライターを募集している会社に転職する
- ライターの養成講座に通う
- 初心者はブログで文章を書いてみる
それぞれの方法について、詳しくみていきましょう。
副業としてライターをやってみる
ライターは、未経験でもすぐに始めることができます。
金融や不動産などの専門的な知識を要する場合には簡単に始めることはできませんが、芸能人やドラマなどの分野なら知識はほとんどいらないため、すぐにライターとして活躍できます。
ランサーズやクラウドワークスなどでライターの仕事を探すと未経験者を募集していますよ。単価は低くなってしまう可能性もありますが、ライターとしての経験を積むことができますね。
また、案件によってはフィードバックしてもらうことができるので、ライティングのスキルを図ることができます。ライティングのスキルが向上することで、単価の高い仕事をもらうことも可能です。
ライターを募集している会社で働く
自社メディアを運営しているような会社で、社員やアルバイトとして働いて経験を積むことです。
ライターとしての仕事だけではなくマーケティングなどを学ぶことでいろいろな業務に携わることができます。月間数百万PVを集めるようなメディアならどんな記事からアクセスがあるのか、どんなキーワードから商品が売れるのかわかりますね。
フリーランスライターとしても独立しやすく、お金をもらいながらライターとしてのスキルも向上するのでおすすめです。
ライターの養成講座に通う
ライター養成講座はライティングのスペシャリストが教えてくれるので、記事の書き方や文章力を向上させることができます。講座の受講料や期間は養成講座によって異なるため、自分のレベルに合った講座を選びましょう。
講座の受講は、ライターとしての人脈作りにも役に立ちます。その後は、就職先や仕事の紹介でフリーランスのライターとして活躍することもできますね。
初心者はブログで文章を書いてみる
無料ブログなどを使って文章を書いてみることは重要です。メールやLINEなどで比較的短い文章を書くことはありますが、長文を書くことはほとんどないですよね。
文章は書くほど上達するので、毎日少しずつ練習することです。最初は文章を書くことができない人の方が多いですが、継続することで文章が書けるようになります。
ある程度上達したら、クラウドソーシングでのライター業務やWordPressを使ってブログを書いて収益化を目指すと良いですね。
フリーランスライターとして収入アップを目指す方法
ここでは、フリーランスライターとして収入アップを目指すための方法を4つ紹介します。
文章力をアップさせる
ライターは、難しい用語などをわかりやすく説明できる能力が求められます。このようなライティングができるライターは貴重なので、文章力の高いライターはクライアントから重宝される傾向があり、単価アップにもつながります。
執筆スピードをアップさせる
先ほども触れましたが、執筆スピードをアップさせるのも、収入アップに効果的です。例えば1時間に1000字しか執筆できなければ時給は1,000円ですが、1時間に3000字執筆できれば時給は3,000円になります。
執筆スピードが速ければそれだけ対応できる案件も増えるので、収入アップには執筆スピードの向上が欠かせません。
専門性を高める
専門性の高い記事は、記事単価や文字単価が高い傾向にあります。そのため、専門性を高めることも収入アップにつながります。特に、以下のような知識があれば単価の高い案件を受注できる可能性が高いです。
- 美容
- 不動産
- 医療
- 金融
収入アップのために、これらの分野について執筆できる知識を習得しておくのがおすすめです。
複数のスキルを掛け合わせる
ライティング以外のスキルを持っていれば、対応できる案件の幅が広がって収入アップが見込めます。例えば、SEOスキルやWebデザインスキル、コンテンツディレクションスキルなどです。
マーケターやブログ運営、編集者など、ライター以外の活動の幅を広げるイメージを常に持っておきましょう。そうすることで、収入アップだけでなくキャリアアップにも役立ちます。
もしあなたが、すでにSEOライティングやコンテンツ制作ディレクションスキルをお持ちで、定量的な実績があるのであれば、ぜひ弊社ITプロパートナーズをご利用ください。弊社では週2日〜30万以上のライティング案件などもご紹介しています。例えば以下のような案件になります。

他にもコンテンツライティング案件はもちろん、コンテンツディレクションやSEO対策など更に高単価な案件も多数掲載しております。興味のある方はまずは無料登録し、案件を閲覧してみてください。
弊社では、数多くのエンジニアの方にフリーランス案件を獲得していただいています。経験とスキルさえあれば、週2日から高収入案件をご紹介できます。まずは無料登録をして色々な案件をみて見てください。弊社からおすすめの案件をご紹介することも可能です。
フリーランスライターとして月収30万円稼ぐには?
月収30万円を稼ぐには、どれくらい仕事をしなければならないのか計算してみましょう。
例えば文字単価1円、5000字の記事の場合、30万円を稼ぐためには60記事の執筆が必要です。月に20日稼働すると仮定すると、1日に3記事、15,000字を執筆しなければなりません。
フリーランスライターの仕事獲得方法
ここでは、フリーランスライターが仕事を獲得する方法を紹介します。
クラウドソーシングを利用する
フリーランスライターになる為の手順でも紹介したクラウドソーシングですが、やはり駆け出しフリーランスライターは第一にクラウドソーシングの活用を考えるといいでしょう。ライティング案件の数が多いので、実績やスキルがなくても案件を獲得しやすい特徴があります。
中でも大手であるクラウドワークスやランサーズの活用がオススメです。
ただし、やはり経験やスキルがないと文字単価が低くなる傾向があり、フリーランスとして生計を立てるのが難しい可能性もあります。積極的に単価交渉するか、実績やスキルを身につけ、この後紹介するフリーランスエージェントを活用して高単価案件を獲得する事も視野に入れましょう。
HP・SNSで情報発信をする
自分のHPやSNS、ブログなどで情報発信していると、それを見たクライアントから仕事を依頼されるケースがあります。ライターとして活動するなら、ブログやSNSで普段から発信しておくのがおすすめです。
企業に直接営業活動をする
ライターを募集している企業に、直接営業活動をするのもひとつの方法です。ライターを募集している企業がないか、探してみましょう。企業と直接契約できると、クラウドソーシングのように手数料を取られないのがメリットです。
フリーランスエージェントを活用する
先ほど少し触れましたが、フリーランスエージェントでもライターを募集していることがあります。
フリーランスエージェントではライティング案件の数自体は少なく、定量的に表せる実績やスキルが必要になりますが、その分クラウドソーシングなどと比べて単価は非常に高くなります。
例えば、ITプロパートナーズでは、ITサービス関連のライティング案件なども取り扱っています。
ライティングから派生したコンテンツディレクション案件やSEO対策案件などは更に単価が高く、案件数自体も多くなっています。フリーランスライターとして一定以上の実績がある方、ライティング以外のマーケティングスキルなどをお持ちの方は、ぜひ弊社ITプロパートナーズの利用を検討してみてください。
フリーランスライターとして活動する際の注意点
フリーランスライターとして活動する場合、次の2点に注意してください。
リスク分散を心掛ける
フリーランスライターは、一つのクライアントに依存すると失敗する可能性があります。長期契約したとしても、クライアントの状況によっては仕事が続くとは限りません。
ライターとして独立した後に契約が切れることがあるかもしれませんね。こうした事態が起こらないようにするには、複数のクライアントと契約してリスク分散することが重要です。
個人よりも資金がある企業と契約する方が安全性は高くなります。
契約書を交わしてから仕事をする
個人で仕事を受注する際は、契約書を交わしてから仕事をするようにしてください。契約書を交わしていないと思わぬトラブルに見舞われる可能性があります。
クライアントとの直接契約が心配であれば、クラウドソーシングを中心に活動するのがおすすめです。
フリーランスライターに関するQ&A
ここでは、フリーランスライターを目指す人によくある疑問を、Q&Aとして紹介します。
1記事作成にかかる時間は?
依頼内容にもよりますが、リサーチが不要の場合は3000〜5000字の記事なら1時間程度で作成できます。
企画や構成の作成が必要な案件の場合は、1記事作成に2〜4時間はかかるでしょう。
ただし、個人の執筆スピードにも左右されるので、上記はあくまで目安だと考えておいてください。
英語力があると仕事を獲得しやすい?
他のライターにはない能力があれば、仕事が獲得しやすくなります。英語力があれば翻訳などの案件にも対応でき、他のライターと差別化が可能です。
確定申告はいくらから必要?
専業フリーランスの場合、基本的に年間所得48万円が確定申告が必要かどうかのボーダーラインです。収入から経費を差し引いて48万円を超える場合は、確定申告を行いましょう。
まとめ
フリーランスライターの活動の場は拡大しており、未経験からでもチャレンジできる仕事です。ただし、フリーランスには大変なこともあるので、本記事で紹介したデメリットや注意点についても理解しておきましょう。
まずは副業から始め、執筆スピードのアップや実績作りをがんばってみてください。少しずつ実績や経験を積んでいくことで、フリーランスライター独立することができます。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい
そのような方はぜひ、ITプロパートナーズをご利用ください!
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