一人でできる仕事・黙々とできる仕事36選!高収入/女性向けも紹介

こんにちは、ITプロマガジンです。

多くの仕事は人と関わりながら進めていきますが、「一人で黙々と仕事がしたい」「他の人とできるだけ関わらず仕事がしたい」と感じている人も多いのではないでしょうか?一人で仕事ができれば、人間関係などのストレスから解放されますよね。

実は、一人で完結できる仕事は意外と多くあります。そこでこの記事では、黙々とこなせる仕事が性分に合っていると気づいた人や、なるべく人と関わらずに自分のペースで働きたいという人に向けて、一人でできる仕事を「正社員でも可」「在宅可」「女性におおすすめ」といったジャンル別にご紹介します。

更に、一人で仕事をするのに向いている人の特徴や、一人で仕事をする際の注意点についてもまとめましたので、仕事探しの参考にしてください。

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一人でできる仕事の種類や特徴

まずは、他人とあまり関わらずに一人で黙々とこなせる仕事の種類や特徴について解説します。一人で仕事をしたいのであれば、自分がやりたい仕事に当てはまるかどうかをチェックしてみましょう。

一人でできる仕事の種類は多い

100%人と関わらない仕事はかなり少ないものの、人とのやりとりがほんのわずかしか発生しない仕事や、黙々と作業する時間が大半を占める仕事はたくさんあります。

しかし毎日のようにオフィスへ出勤する正社員の場合、同僚や上司と情報交換したり、クライアントと打ち合わせをしたりと、多かれ少なかれ人とのやりとりが避けられません。正社員の場合、一人で取り組める仕事は限られています。

近年は、「一人で仕事をしたい」という理由から個人で起業したり独立してフリーランスになったりする人もいます。個人での起業やフリーランスは仕事の自由度が高く、オンラインで完結する職種を選べば人と会ってやりとりする頻度はかなり低いです。

フリーランスとして働ける具体的な職種について知りたい方は以下の記事をご覧ください。

フリーランスの仕事一覧!職種別の必要スキルや独立のステップ

一人でできる仕事の種類の特徴

一人でできる仕事の特徴は次の通りです。

  • 仕事上の役割分担がきっちりと決まっている
  • 自分の職務範囲が明確
  • 成果物が目に見える
  • 仕事の量や質を定量化しやすい

例えば伝統工芸品を作る職人や陶芸家、画家、作家などの個人のスキルに大きく依存する仕事は、昔からある「一人でできる仕事」です。

現代では、こういった仕事のほかにインターネットを活用したリモート可能な仕事や、最終的なノルマを達成するために自分のペースでできる仕事が「一人でできる仕事」だといえるでしょう。

一人でできる仕事36選

ここでは、一人でできる代表的な仕事を次の6ジャンルに分けて合計36種類ご紹介します。

  • 正社員
  • 在宅可能
  • 高収入
  • 女性向け
  • 有資格者向け
  • 40代・50代向け

それぞれ、仕事内容や収入の目安についても紹介していきます。

正社員も可能な一人でできる仕事

まずは、「正社員」という安定した立場を確保しつつ一人で黙々とできる仕事10選について、仕事内容・必要なスキル・収入の目安をご紹介します。

1.ITエンジニア・プログラマー

ITエンジニアやプログラマーは、ありとあらゆるシステムの設計・開発・運用・保守などを担当する仕事です。プログラミング言語をはじめ、取り扱うハードウェアやソフトウェアに関する知識、論理的思考などが求められます。

パソコンに向き合って黙々と働く時間が長い仕事であり、スキルを身につけてしまえば独立して一人で仕事を請け負うことも難しくありません。

「求人ボックス 給料ナビ」によると、正社員として働く際の年収は400万~500万円程度です(以下同じ)。

2.Webデザイナー

Webデザイナーは、ワイヤーフレーム(Webサイトの骨組み)をもとに企業や店舗のWebサイトのデザインをする仕事です。Webデザイナーには、ターゲットに合わせたデザインを提供する能力やコーディングといったスキルが必要です。

黙々と作業をする時間が長いものの、場合によってはクライアントとの打ち合わせに同席することもあり、どの程度人と関わるかは会社によっても異なります。

正社員として働く場合の年収は400万~500万円程度です。

3.イラストレーター

イラストレーターは雑誌やポスター、商品パッケージ、ゲームなどに使うイラストを描く仕事です。伝えるべきことをイラストで表現できる画力に加え、色彩センスや画面の構成力、ドローイングソフトウェアを手足のように扱う知識が求められます。

正社員として働く場合の年収は300万~400万円ほどです。

4.研究開発職

研究開発職は、新しい技術や商品を生み出して世の中に送り出す仕事です。医薬品から情報技術まで、さまざまな分野で研究開発が行われています。研究や開発に携わるには、その分野に特化した知識が必要不可欠です。

正社員として働く研究開発職の年収は、500万~550万程度です。

5.自販機補充員

自販機補充員は、担当エリアの自動販売機のドリンクを補充する仕事です。ドリンク補充業務のほか、売上金の回収や清掃なども行います。基本的に一人で担当エリアを回るため、人と関わらないで仕事ができます。また、事前に決められた期日までに業務を完了すればよいことが多く、計画を立てて自分のペースで仕事を進められることも魅力です。

自販機補充員の年収は、求人サイトをみてみると約300万円が相場です。

6.警備員

警備員は、商業施設や公共施設、工事現場などの警備を担当する仕事です。現金輸送や身辺警備を担うこともあり、体力が必要なのはもちろんのこと、いざという時の対応力が求められます。

正社員として働く警備員の年収は、300万~350万円ほどです。

7.ガス・水道検針員

ガス・水道検針員は、顧客先を1軒ずつ回ってガスや水道のメーターをチェックし、専用端末に入力していく仕事です。移動を苦にしない体力や、地道に仕事をこなす根気強さを必要とします。

正社員として働く場合の年収は、220万~360万程度です。

8.ビル管理員

ビル管理員は、ビルの設備点検やメンテナンスを行う仕事です。第二種電気工事士、二級ボイラー技士、危険物取扱者乙種4類、第三種冷凍機械責任者という通称「ビルメン4点セット」の資格保持者が歓迎されます。

正社員として働く場合の年収は、300万~350万円ほどです。

9.工場作業員

工場作業員は、工場内でのライン作業や資材運搬、製品検査などに携わる仕事です。作業内容は工場によって異なりますが、自分に割り振られた仕事を黙々とこなすという働き方は共通で、体力や正確性が求められます。

正社員として働く際の年収は、およそ300万~400万円となります。

10.自動車整備士

自動車整備士は、自動車の点検や整備を行う仕事です。車に関する知識が求められる職種であり、国家資格である「自動車整備士」の取得を目指すことになります。

正社員として働く場合の年収は、300万~400万円程度です。この他、できる限り人と関わらない、接しない仕事を更に詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

人と接しない・関わらない仕事24選!職種ごとの特徴や探し方も紹介

在宅可能な仕事の種類

ここでは、正社員でも個人事業主でも在宅勤務できる仕事5選について、仕事内容・必要なスキル・収入の目安を解説します。ただし個人事業主の場合、収入は仕事量やスキルによって大きく変動します。ここで紹介する額は、あくまでも目安として考えてください。

11.ライター・編集者

ライター・編集者は書籍やWebメディアのコンテンツを作成する仕事です。ライターは主に文章の執筆、編集者はコンテンツの企画や取りまとめを担当します。どちらの仕事にも文章力や構成力が求められます。

年収の目安は300万~500万円ほどです。

12.コピーライター

コピーライターはパンフレットやカタログ、ポスターなどに掲載するキャッチコピーを作成する仕事です。魅力的なキャッチコピーを作るには、広告に関する知識や言語センスが欠かせません。

年収の目安は350万~500万円ほどです。

13.事務スタッフ

事務スタッフは、事務全般を請け負う仕事です。経理業務がメインの経理事務、営業スタッフをサポートする営業事務など、ポジションによって必要なスキルが異なりますが、正確性が求められることは共通しています。

年収の目安は300万~400万円程度です。

14.動画編集

動画編集は、動画のエフェクトやBGM、テロップなどを付け、1つのコンテンツとして配信できる形に仕上げる仕事です。動画編集ソフトを扱うスキルやセンスが必要とされます。

年収の目安は300万~450万ほどです。

15.アフィリエイトサイト運営

アフィリエイトサイト運営は、Webサイトを通じて広告料やインセンティブを得る仕事です。収入を得るにはより多くの人にアクセスしてもらう必要があり、コンテンツを企画・作成する能力やSEOに関する知識が求められます。

年収には幅がありますが、ある程度成功すれば350万~450万円ほどの年収を得ることが可能です。この他、リモートワークしやすい職種をもっと知りたい方は以下の記事をご覧ください。

リモートワーク・テレワークできる職種12選!在宅勤務に必要なスキルとは

高収入も狙える仕事の種類

続いて、一人でできるうえに高収入を狙える仕事6選について、仕事内容・必要なスキル・収入の目安をざっくりと解説します。

16.店舗経営

店舗経営は、店舗を立ち上げ商品やサービスを販売する仕事です。仕事が増えれば従業員を雇う必要がありますが、人事を人に任せてしまえば人と関わることはかなり少なくなります。

経営や店舗運営の手腕があれば、年収1,000万円を超えることもあります。今後独立も視野に入れいているという方は、以下の記事もご覧ください。

独立開業しやすい仕事ランキング20選!IT/職人/店舗系などジャンル別

17.各種コンサルタント

コンサルタントとは、問題・課題を抱えている企業や個人にアドバイスをする仕事です。論理的な思考力や、課題解決のための知識が求められます。

経営、法律、財務・税務、人事などさまざまな分野のコンサルタントが存在しますが、いずれも収入は高めで、年収1,000万超えも珍しくありません。

18.デリバリー・運転手

デリバリーや運転手は、社会生活に必要不可欠な物流を担う仕事です。自動車(トラック)やバイクを使う場合は、運転する車両に対応した運転免許が必須です。

正社員として働く場合は年収350万~450万円程度ですが、業務委託であれば年に600万~900万ほどを稼ぐこともできます。

19.カメラマン

カメラマンは写真や動画を撮影する仕事です。被写体を美しく撮影できる技術や機材に関する知識が求められます。風景や動物を撮るカメラマンなら人と関わることは少ないものの、人物を撮影する場合はコミュニケーションが重要視されます。

実績を積むことで年収1,500万円超を狙えることもあるようです。

20.講師・セミナー

セミナーの講師は、参加者に幅広く知識を伝える仕事です。教える分野に関する知識のほか、物事を分かりやすく伝える技術が求められます。

本を出版するような人気講師になれば、年収1,000万円を超える可能性もあります。

21.投資

投資とは相場を読んで資金を運用し、利益を得る仕事です。投資はやれば確実に結果が出るというものではなく、稼ぐには知識を仕入れて時勢を読み解く能力が必要です。

成功すれば億を超える収入を得られるものの、失敗すればマイナスになることもあります。

女性におすすめの仕事の種類

一人で仕事をしたい女性向けの仕事5選について、仕事内容・必要なスキル・収入の目安を解説します。

22.ハンドメイド販売

雑貨や洋服などのハンドメイド品を販売する仕事です。買ってもらえる商品を作るには、ものづくりのセンスや技術が欠かせません。

最初から生計を立てられる程度に稼ぐのは難しいものの、売れっ子作家になれば年収500万円を超えることもあります。

23.情報発信・インフルエンサー

インフルエンサーとは主にSNSを活用して情報を発信し、フォロワー数に応じた報酬を受け取る仕事です。インフルエンサーになるにはまず、有益な情報を分かりやすく投稿してフォロワーを集める必要があります。

10万人以上のフォロワーがいる場合、1件の投稿につき10万~20万程度の収入を得られます。

24.ネットショップ運営

ネットショップ運営は、ECサイトで商品を販売する仕事です。継続的に運営していくには、経営手腕とWebサイトに関する知識、さらにマメさが求められます。

開設や仕入れの知識があれば、一人でも年収300万~400万円程度を目指せます。

25.美容サロン経営

ヘアサロンやエステティックサロン、ネイルサロンなどを経営し、さまざまな美容サービスを提供する仕事です。エステティック業に資格は不要ですが、ヘアサロンの場合は美容師免許が必要です。資格を持つ人を雇うという方法もあります。

雇われオーナーの場合は年収300万程度が目安とされていますが、人気店になればさらに稼げます。

26.その他クリエイティブ職

作詞家、作曲家、演奏家、YouTuberなど、クリエイティブ職には性別を問わず一人でできる仕事がたくさんあります。自分の得意なことを仕事にする方法を考えてみてください。

資格が生かせる仕事の種類

専門資格を生かせる仕事7選について、仕事内容・必要なスキル・収入の目安を解説します。ただし収入に関しては、働き方や専門分野によって差があります。あくまでも目安として考えてください。

27.弁護士・司法書士

弁護士や司法書士は、法律の専門家として法律に関するトラブルの解決やサポートを行う仕事で、国家資格が必須です。法律に関する幅広い知識が必要とされます。

正社員の場合、年収の目安は600万~1,000万円ほどです。

28.税理士・会計士

税理士は企業や個人の税務を担当する仕事で、会計士は主に監査を行う仕事です。お金に関するエキスパートであり、知識に加えて几帳面さも要求されます。

年収の目安はおよそ450万~1,000万円です。

29.整体師

整体師と呼ばれている職業には一般的に、国家資格である「柔道整復師」を持つ人のほか、民間療法を施す人も含まれています。このうち「治療」ができるのは柔道整復師のみです。

柔道整復師の年収は、およそ300万~400万円ほどです。

30.通関士

通関士は輸出入に関する手続きを行う職業です。通関業者には、規定に応じて通関士を設置する義務があります。書類を扱うことが多いため、几帳面さが求められます。

年収の目安は350万~450万円ほどです。

31.歯科技工士

歯科技工士は、患者に合わせて歯のかぶせ物や入れ歯などを作る仕事です。手先が器用であることや、妥協を許さず精巧な技工物を作りあげる技術力が要求されます。

年収の目安は350万~400万円程度となっています。

32.各種講師

各種講師は資格が必須の職業ではありませんが、専門資格を持っていれば集客やレッスンで役立ちます。例えば税理士や公認会計士であれば、これから資格取得を目指す受験生に実務家として講義をするという副業が成り立ちます。

専業の専門学校講師の場合、年収の目安は450万~550万円ほどです。

33.各種カウンセラー

カウンセラーはクライアントの相談に乗って支援を行う職業で、心理カウンセラーや産業カウンセラーなどが知られています。心理カウンセラー向けの国家資格として「公認心理師」があります。

年収の目安は350万~400万円程度です。

この他、個人事業主として独立した際におすすめの職種もたくさんあります。詳しくは以下の記事を併せてチェックしてみてください。

個人でできる仕事は何がある?個人事業主におすすめの職種と稼ぎ方

40代・50代におすすめの仕事の種類

最後に、40代・50代におすすめの仕事3選を紹介します。

34.清掃員

清掃員は、オフィスや商業施設、ホテルなどの清掃を行う職業です。個人宅から公共施設まで清掃を行う場所はさまざまで、広い施設ではチームで清掃を行うこともありますが、実際の作業は黙々と一人で行うことが多いです。

正社員の場合の年収の目安は、350万円程度です。

35.ポスティング

ポスティングは、マンションやアパートなど住宅のポストにチラシを投函する仕事です。投函枚数に応じて報酬が決まる歩合制と、仕事時間で報酬が決まる時給制の大きく2種類があります。

正社員の場合の年収の目安は、349万円程度です。

36.新聞配達

新聞配達は、その名のとおり新聞を各家庭に配達する仕事です。配達だけでなく、チラシの折込や集金などを担当する場合もあります。朝刊と夕刊のどちらを担当するかによって、勤務時間が異なります。

正社員の場合の年収の目安は、378万円程度です。

一人でできる仕事のメリット・デメリット 

一人でできる仕事には、メリットもあればデメリットもあります。転職や起業をする前に、メリットとデメリットの両方を把握しておきましょう。

ここでは、一人でできる仕事のメリット・デメリットをそれぞれ紹介します。

一人でできる仕事のメリット

はじめに、メリットについて詳しくみていきましょう。一人でできる仕事には、以下のようなメリットがあります。

  • 人間関係のストレスが少ない
  • 自分のペースで仕事ができる
  • 自分の好きなことを仕事にできる

それぞれのメリットについて、以下で詳しく紹介します。

人間関係のストレスが少ない

人との関わりが多い職場では「上司とあまり相性が良くない」「苦手な同僚がいる」といったストレスが生じるケースが少なくありません。一方、一人でできる仕事は他人との関わりが少ないため、人間関係のストレスが減るのが大きなメリットです。他人との関係を気にせず仕事に打ち込めて、「仕事に集中できる」「仕事が楽しい」と思うことが増えるでしょう。

自分のペースで仕事ができる

自分のペースで仕事ができるのも、一人でできる仕事のメリットです。職種によっては「納期がある」「営業時間が決まっている」といったケースもありますが、基本的に仕事の進め方や作業時間は自分で自由に決められます。

自分の好きなことを仕事にできる

本記事で紹介したように一人でできる仕事は種類がたくさんあり、そのなかから自分の好きなものを選べるのもメリットのひとつです。会社員として働いていると、どうしても担当したくない業務や苦手な作業でも拒否できないケースが多いでしょう。一人でできる仕事なら自分で仕事を選べるため、ストレスの原因を減らせます。

一人でできる仕事のデメリット

一方、一人でできる仕事のデメリットとしては以下が挙げられます。

  • 仕事の責任は自分で負う必要がある
  • 休んだ分は収入が減ってしまう
  • 確定申告が必要になる
  • 自分で仕事を獲得する必要がある

それぞれのデメリットについて、以下で詳しくみていきましょう。

仕事の責任は自分で負う必要がある 

一人で仕事をする場合、責任はすべて自分で負わなければなりません。部署やチームで仕事をしていると上司やリーダーの指示やサポートが受けられますが、一人で仕事をする場合はすべて自分で判断して、なにかあったときの責任は自分でとる必要があります。責任の重さを考えると、フリーランスや起業に踏み切れないという人もいるでしょう。

休んだ分は収入が減ってしまう

会社員には有給休暇がありますが、企業に所属しない場合は休暇をとるとその分収入が減ってしまうのもデメリットです。体調不良や怪我などで仕事ができない期間があると、収入が途切れてしまう点に注意しなければなりません。

確定申告が必要になる

フリーランスや個人事業主は、確定申告が必要です。会社員の場合は年末調整で会社が手続きしてくれますが、一人で仕事をする場合は収入や経費を計算して帳簿を作成し、決められた期間に確定申告をしなければなりません。仕事の合間にこのような事務作業もすべて自分でしなければならないのも、デメリットのひとつです。

自分で仕事を獲得する必要がある

会社に所属している場合、自分で仕事を探さなくても担当業務が決まりますが、一人で仕事をする場合は自分で仕事を獲得する必要があります。仕事を獲得する努力を怠ると仕事がなくなり、収入が途切れるリスクがある点もデメリットです。受け身の姿勢では仕事が獲得できないので、積極的に営業するなど行動力や営業力が求められます。

一人でできる仕事に向いてる人の特徴

周りに同僚や上司がいない環境でも、問題なく仕事をこなせる人の特徴をご紹介します。

自己管理が得意

一人でも怠けたりだらけたりせず、きちんと自己管理ができる人は、一人で仕事をするのに向いています。

  • プライベートと仕事をきっちり分けられる
  • スケジュールに則った規則正しい生活を送れる
  • 健康管理のために体を動かす習慣がある

こういった人であれば、一人で黙々と仕事をしても問題が起こることは少ないでしょう。

十分な業務知識・スキルがある

一人で仕事をするときは、業務の準備から完了までを自分一人の力でこなせることが重要です。「資格があっても実務経験がない」「知識やスキル不足で周囲の手助けが必要」といった場合、一人で仕事をするのは困難であるといわざるを得ません。

責任感がある

仕事に責任感を持ち、完結までやり遂げるための努力ができる人は、一人で仕事をするのに向いています。逆にいえば、「自分が多少手を抜いても誰かがフォローしてくれるだろう」という考え方では務まりません。自分の肩にかかる責任の重さを常に意識し、仕事には向上心を持って真剣に取り組みましょう。

主体的に行動ができる

一人で仕事をする場合、誰かの指示で動くのではなく主体的に仕事を進めなければなりません。そのため、主体的に行動ができる人も一人で仕事をするのに向いています。営業活動やクライアントへの提案など、主体性が求められる場面も多いので、自分で考えて行動する力が求められます。

判断力・決断力がある

一人で仕事をするには、判断力や決断力も必要です。「報酬はいくらで請け負うか」「この仕事を受けるかどうか」「クライアントにどのような提案をするか」など、自分で判断や決断をしなければならないシーンも少なくありません。判断力や決断力があるとクライアントからの信頼にもつながるので、適切に判断する力や決めるべきときにしっかり決断できる力がある人も、一人で仕事をするのに向いています。

一人でできる仕事に就くうえでの注意点

一人でできる仕事に就くと、思わぬことが負担やストレスとなってのしかかってくることがあります。一人で働く際の注意点について解説します。

孤独感を感じやすい

一人でできる仕事に就くと1日中誰とも話さないこともあり、孤独を感じて精神的につらくなることがあります。気分が塞いでしまったり、考え方がネガティブになってしまったりすることもあるかもしれません。一人で働くのであれば、孤独を感じた時の対処方法やストレス発散方法を考えておくことをおすすめします。

スキルや慣れが求められる

一人で仕事をする以上、他人の手助けなしで業務を完結させられることが求められます。そのためには必要なスキルを身につけていることや、業務内容に慣れていること、臨機応変に対処できることが重要です。例えば、写真を撮ったことがない人がカメラマンとして独り立ちするというのは、誰の目から見ても無理があります。一人でできる仕事に就く前に、自分のスキルで可能かどうかを考えましょう。

知識や情報の共有ができない

同僚や上司のいない環境で仕事をしていると、知識や情報を共有する機会が大幅に減ります。その結果、トレンドに乗り遅れたり、新しい知識や便利なノウハウを得られなかったりすることがあります。一人で仕事をするのであれば、常にアンテナを張り巡らして積極的に情報を仕入れることも重要です。

一人でできる仕事を探す方法

一人でできる仕事を探す方法を4つ、各サービスの特徴やどういった人におすすめなのかをふまえてご紹介します。

転職エージェント・仕事情報サイト

転職エージェントや仕事情報サイトには、一人でできる職種やリモートワーク可能な求人が数多く掲載されています。すでに紹介した「一人でできる仕事の種類や特徴」を参考に、自分の希望に合う仕事や自分のスキルでできる仕事を探してみてください。

企業や組織に所属しつつ働きたいのであれば「正社員」や「パート・アルバイト」、ある程度自分の裁量で仕事をしたいのであれば「業務委託」の仕事を探すことをおすすめします。

プロのアドバイスをもらいながら一人できる仕事を探したい場合は、転職エージェントを活用するといいでしょう。

クラウドソーシング

こちらは正社員ではなく、副業やフリーランスとして一人でできる仕事を探す方法になります。

クラウドソーシングとは、仕事を依頼したい企業と仕事を請けたい個人をつなぐサービスのことです。国内には「ランサーズ」や「クラウドワークス」といった総合クラウドソーシングサービスや、ライティングやイラストなどジャンルに特化したサービスなどがあります。案件の例は次の通りです。

  • システム開発
  • イラスト・ロゴ作成
  • ライティング
  • Webサイト作成
  • 動画編集

クラウドソーシングで最初から高収入を得るのは難しいため、空き時間を活用して収入を得たい人や、ステップアップのために実績を積みたい人におすすめです。

クラウドソーシングサイトおすすめ15選!初心者が副業で稼ぐコツとは

スキルシェアサービス

こちらも同様に正社員ではなく、副業やフリーランスとして一人でできる仕事を探す方法になります。

スキルシェアサービスとは、個人のスキルを売り買いできるプラットフォームのことです。国内では「ココナラ」や「スキルクラウド」といったサービスが展開されています。個人と企業が取引できるだけでなく、個人と個人のやりとりも盛んに行われているという特徴があります。案件例は以下の通りです。

  • イラスト作成
  • 占い
  • 悩み相談
  • ライティング
  • データ入力
  • 商品プロモーション

得意なことや趣味を仕事にしたい人におすすめです。

スキルシェアサービスおすすめ31選比較!副業で稼ぐコツも紹介

フリーランスエージェント

こちらはフリーランスとして個人で独立して働く人にオススメの探し方です。

フリーランスエージェントとは、フリーランス向けに仕事を仲介するサービスです。自分のスキルや、「コミュニケーションが最小限で済み、業務に集中しやすい仕事がしたい」などの希望をエージェントに伝えると、それに合致する案件を紹介してもらえます。国内には、「ITプロパートナーズ」をはじめとするフリーランスエンジニア向けのエージェントがあります。各案件で募集されている職種例はこちらです。

  • Webエンジニア
  • Webディレクター
  • ITコンサルタント
  • マーケター

フリーランスとして独立したい人や、案件にすぐ取りかかりたい人におすすめです。

フリーランスエージェントおすすめ18選!職種別に比較して一覧紹介

一人でできる仕事がつらい・うまくいかないときの対策

一人でできる仕事を始めたものの、「つらい」「うまくいかない」と感じたら、以下の対策を実践してみてください。

  • 今の仕事が向いているのか向き合う
  • 情報収集をする
  • 積極的に人とコミュニケーションをとる
  • 仕事と距離を置く時間をとる

それぞれの対策について、以下で解説します。

今の仕事が向いているのか向き合う

仕事がつらい・うまくいかないと感じたら、まずは今の仕事が本当に自分に向いているのか改めて考えてみてください。好きなことを仕事に選んだとしても、「趣味として自由にやるのは楽しかったけど、仕事として取り組むのは負担に感じる」といったケースもあります。

なぜ「つらい」と感じるのか、一度立ち止まって考えてみてください。なかには、「自分にはチームで仕事をするほうが合っていた」と気づく人もいるかもしれません。その場合は、また転職や就職をするという選択肢もあります。

情報収集をする

仕事に必要な知識や情報が足りないために、「つらい」と感じている可能性もあります。特に、会社員時代の仕事と全く異なる仕事を始めた場合には、仕事や業界についての知識や情報が足りていない可能性が高いです。

仕事や業界について積極的に情報収集することで、仕事の進め方や必要なスキル、業界の特性などが把握でき、仕事を負担に感じるシーンが減っていくはずです。

積極的に人とコミュニケーションをとる 

自宅や事務所で常に一人で仕事をしている人は、人とのコミュニケーションが極端に少なくなったことでストレスを感じているのかもしれません。誰かとの会話でリフレッシュやストレス発散につながることもあるので、つらいと感じたら家族や友人とのコミュニケーションの機会を作ってみてください。

また、誰かに仕事のことを話してみると、視野が広がって悩みが解消したり、的確なアドバイスがもらえたりする可能性もあります。

仕事と距離を置く時間をとる

仕事がつらくなったときは、仕事と距離を置くことも大切です。自分で働く時間を自由に決められるので、人によっては十分に休息時間を設けずに働きすぎてしまっているケースもあります。例え好きな仕事でも、ずっと仕事モードのままでは心身ともにストレスになってしまい、「つらい」「うまくいかない」と感じる原因になります。

自分のペースで仕事ができるからこそ、オンとオフをしっかり分けてメリハリのある働き方をするように心がけましょう。しっかり休息をとると、仕事のパフォーマンス向上にもつながります。

まとめ

一人でできる仕事や人とほとんど関わらずに済む仕事はたくさんあります。ただし一人で仕事をするには相応のスキルと経験が必要であり、さらに自己管理や責任感なしでは成り立ちません。

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