フリーランスが在宅ワークできる仕事24選!職種ごとの必要スキルも紹介

こんにちは、ITプロマガジンです。

「在宅で仕事をしたい」「フリーランスとして家で安定した収入を得たい」と考えている人が増えています。特に今は新型コロナウイルス感染症の影響などを受けて、在宅フリーランスという働き方に注目が集まっている状況です。

本記事では、在宅フリーランスの仕事事情から、おすすめの職種や働き方、メリット・デメリットまで詳しく解説しています。この記事を読むことで、フリーランスとして在宅で働くことのイメージ像をつかんでください。

そもそもフリーランスにはどのような仕事や職種があるのかは、「フリーランスの仕事一覧と職種ごとの特徴や想定年収」で詳しく解説していますので併せて参考にしてみてください。

フリーランスの単価の伸ばし方

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Contents

在宅フリーランスの働き方とは?

フリーランスとは個人で仕事を請け負う働き方のことを指します。近年は、在宅で働くフリーランスも増えていますが、在宅フリーランスの働き方として、以下2つの方法があります。

  • 業務委託で仕事をする
  • 個人で事業を起こす

まずは、それぞれの働き方や在宅フリーランスの需要についても詳しく解説していきます。

業務委託で仕事をする

業務委託とは、企業が外部の業者や個人に業務を委託することで、在宅フリーランスとして働く多くの人は、「業務委託契約」結び仕事をしています。業務委託契約には、請負契約と委任契約の2種類があります。請負契約は、成果物の納品に対して報酬が支払われる契約に対して、委任契約は、働く時間に応じて報酬が発生します。

フリーランスとして業務委託契約を結ぶ際は、常駐型フリーランスとしてクライアント先のオフィスに赴いて作業する案件もあります。さらに、案件によってはフルリモート案件の他、「基本リモート、一部出社」のように、在宅と出社が混在するような案件もありますので、完全在宅で働きたいフリーランスは、働き方の条件をしっかりと確認するようにしましょう。

なお、在宅フリーランスが業務委託契約を結んでも、企業と雇用契約を結ぶわけではありません。フリーランスは会社員のように、有給や福利厚生は使えない点を知っておきましょう。

個人で事業を起こす

業務委託としてフリーランス案件を受ける以外に、自身で事業を起こし、在宅フリーランスとして働く方法もあります。

ECサイトの運営、アフィリエイトサイト運営、転売などが在宅で働きやすい事業の例です。また、業務委託で在宅案件を受けながら、自身で事業を営むフリーランスも増えています。

起業は、スキルが必要でハードルが高いものですが、ビジネスが成功すれば多くの利益を得られます。もちろん、いきなり在宅で起業をしても上手くいくとは限りません。最初は在宅フリーランスとして働きつつ開業予定の仕事について学んだり副業から始めたりして、慎重に事業を大きくしましょう。

在宅フリーランスは増加傾向にある

フリーランス協会「フリーランス白書2023」によれば、「コロナ以前(2020年2月以前)と比べてリモートワークでのフリーランス業務が増えた」と感じている人は、62.0%でした。

客先常駐型であったり、対面で打ち合わせを行ったりしていたフリーランスが、在宅に切り替わっているようなケースも珍しくありません。働き方改革や多様性を意識する風潮もあり、今後もさらに在宅フリーランスが増えていくと予想できます。

在宅フリーランスにおすすめの仕事24選

フリーランスが在宅として働ける仕事にはどのような種類があるのでしょうか。下記の表で分野ごとに主な職種をまとめました。

分野職種
業務委託・請負系・ITエンジニア
・デザイナー
・イラストレーター
・ライター・編集者
・翻訳
・マーケター
・コンサルタント
・動画編集
・事務・秘書
・ディレクター・プロデューサー
インターネットビジネス系・ECサイト運営
・アフィリエイトサイト運営
・SNS運用
・インターネット広告
・転売
・ハンドメイド販売
・YouTuber
開業・店舗系・カメラマン
・エステ・ネイルサロン
・マッサージ・治療院
・各種スクール・塾
資産運用系・株式投資
・FX
・その他投資

ここでは、在宅フリーランスとして働ける職種について、仕事内容を必要スキルや年収と共に紹介していきます。

業務委託系:在宅フリーランスの仕事

まずは、業務委託系の仕事を紹介します。

  • ITエンジニア
  • デザイナー
  • イラストレーター
  • ライター・編集者
  • 翻訳
  • マーケター
  • コンサルタント
  • 動画編集
  • 事務・秘書
  • ディレクター・プロデューサー

それぞれ順番に見ていきましょう。なお、各職種の年収目安はフリーランスエージェントやクラウドソーシングに掲載されている案件などを参照にして記載しています。

ITエンジニア

ITエンジニア
必要スキル・プログラミングスキル
・システム構築・運用スキル
・ドキュメント作成スキル
・システムへの専門知識
・コミュニケーションスキル
年収目安300万〜700万円程度

ITエンジニアは、システム開発や運用・保守などを手がけるエンジニアです。パソコンとネットワーク環境があれば働く場所を選ばないため、在宅で働きやすい職種といえます。

フリーランスエンジニアとして在宅案件を獲得するには、専門的なスキルとコミュニケーションスキルが必要です。また、ITエンジニアの年収は、専門分野やスキルの幅により変わります。

フリーランスITエンジニアの在宅案件なら、ITプロパートナーズを利用するのがおすすめです。弊社では、週3程度〜働ける月単価60〜100万円の在宅案件を抱えており、フレキシブルな働き方で高収入を目指すことができます。専属のエージェントが希望に沿った案件を提案させていただくので、まずは登録してみてください。

イラストレーター

イラストレーター
必要スキル・デザインスキル
・クリエイティブな思考力
・Webデザインツールを扱うスキル
・コミュニケーションスキル
年収目安300〜700万円

イラストレーターは、手書きやデザインツールを活用して、本や雑誌、広告などでイラストを描く仕事です。それに対しデザイナーは、雑誌や新聞の広告、カタログなどの平面デザインで情報やメッセージを伝えることが一般的な仕事内容です。

フリーランスイラストレーターは、鉛筆やペン、絵具などのアナログ手法だけでなく、PhotoshopなどのWebツールを利用して仕事を行うこともあります。クリエイティブな思考をお持ちの方やえを書くことが得意な方は向いている職種と言えるでしょう。

デザイナー

デザイナー
必要スキル・デザインの知識
・デザインツールのスキル
・コーディング・プログラミングスキル
・Webマーケティングの知識
年収目安300万〜600万円程度

デザイナーは、Webサイトやバナー、グラフィックなど多くのものをデザインする仕事です。デザイナーもツールが入ったパソコンがあれば、どのような場所でも働けます。ただしAdobe Photoshopなどのソフトは比較的重いため、一般的なPCよりも高いスペックのものが必要です。環境さえ整っていれば在宅で完結するため、フリーランスとしても活躍しやすい職種といえます。

フリーランスデザイナーには、デザインやWebマーケティングの知識やスキルが必要です。デザインは抽象的な部分もあるので、クライアントの要望を知るためコミュニケーションスキルも磨きましょう。扱えるプログラミング言語を増やす、Web制作について勉強するなどスキルの幅を広げると高収入を得られます。

ライター・編集者

ライター・編集者
必要スキル・ライティングスキル
・編集スキル
・校正・校閲スキル
・コミュニケーションスキル
・ツールを使いこなすスキル
年収目安300万〜600万円程度

ライターは主に執筆を行い、編集者はクライアントとのやり取りやスケジュール調整、企画、校正・校閲など幅広い内容を手がけます。ライター・編集者も、エンジニアやデザイナーなどと同じようにPCおよびインターネット環境があれば、在宅フリーランスとして働けます。特にライターの場合は、文章を作成する仕事なので、PCのスペックも特に要求されません。

フリーランスライターフリーランス編集者には、専門スキルに加え、コミュニケーションスキルが必要です。また、GoogleドキュメントやWordなどの基本ツールに加え、キーワード選定ツールや推敲ツールなども使いこなせると記事の質を高められます。執筆分野の専門性も重要です。クライアントの求める記事を書き、年収アップを目指しましょう。

翻訳

翻訳
必要スキル・外国語の語学力
・日本語の語学力
・外国の文化や習慣への知識
・専門分野の知識
年収目安200万円~500万円程度

小説や雑誌などの出版物や、専門書、字幕やSNSの投稿など、翻訳者の請け負うジャンルはさまざまです。英語など外国語を日本語にすることもあれば、反対に外国語への翻訳も求められる場合があります。

翻訳も在宅フリーランスに向いている職種といえます。クリエイター職と同じく、翻訳を在宅でこなすためには、テキストエディタの入ったPC(インターネット環境)が必須です。ただしこちらも文章入力が基本になるため、PCに高いスペックは求められません。

日本語・外国語両方に精通していないと、スムーズな翻訳はできません。また専門分野やニッチな言語になるほど高単価になります。

マーケター

マーケター
必要スキル・論理的思考力
・分析スキル
・企画・提案スキル
・マネジメントスキル
年収目安300万〜600万円程度

マーケターは、商品やサービスを売るための仕組みを考えます。論理的にデータを分析し、クライアントと連携して企画を考えられれば、在宅フリーランスで働くことは十分に可能です。

フリーランスマーケターの年収は、専門分野や経歴によって左右されます。企画や提案を通すためのプレゼンテーション力や資料作成能力、他部門のスタッフをまとめるマネジメント能力を身につけていくと、年収が向上するでしょう。

コンサルタント

コンサルタント
必要スキル・論理的思考力
・コミュニケーションスキル
・業界・分野への専門知識
・リサーチスキル
・分析スキル
年収目安500万〜700万円程度

コンサルタントは、企業の課題を解決し、ビジネスを推進させる仕事です。コンサルタントは実務をこなさずに済むため、在宅フリーランスとして働けます。コンサルタントには深い専門知識と多くの実務経験が必要です。また、その業界で働いた経験を武器にできれば、現実的な提案につながるでしょう。

フリーランスコンサルタントの年収は、担当する分野に左右されがちです。高収入な分野には、経営コンサルタントやM&Aコンサルタント、セキュリティコンサルタントなどが挙げられます。

動画編集

動画編集
必要スキル・ソフトを使いこなすスキル
・動画撮影の基礎知識
・映像制作スキル
・マーケティングスキル
年収目安300万〜600万円程度

YouTubeやTikTokなどの動画コンテンツの人気に伴い、動画編集の需要が高まっています。動画編集も、パソコンに動画編集ソフトが入っていれば在宅で取り組めます。作業効率を上げるなら、スペックが高いパソコンを用意しましょう。在宅案件も豊富なので、在宅フリーランスとして活躍しやすい職種です。

フリーランス動画編集者は、動画へのアクセス数などマーケティングに役立つ分析スキルもあると高収入につながります。トランジションや効果音のバリエーションを増やす、サムネイル作成も巻き取るなどすると、高単価の仕事を請け負えるようになるでしょう。

事務・秘書

事務・秘書
必要スキル・パソコンスキル
・コミュニケーションスキル
・スケジュール管理スキル
・経理・事務処理スキル
・ビジネスマナー・文書作成スキル
年収目安300万〜600万円程度

事務・秘書というと、雇い主の身近で働くものと思っている人もいるかもしれません。リモートワークが普及するにつれ、事務・秘書も在宅で働くようシフトしています。事務・秘書の在宅案件もあるため、在宅フリーランスとして働くことも十分に可能です。PCに高いスペックは求められませんが、ミーティングなどの回数も多くなるため、カメラ付きのノートPCもしくはWebカメラを別途用意するとよいでしょう。

オフィスで求められるスキルに加え、Web会議ツールやチャットツールの操作方法も取得しておくと、柔軟なコミュニケーションが可能です。また、秘書検定や簿記などの資格があれば採用率が高まり、高収入が見込めるでしょう。

ディレクター・プロデューサー

ディレクター・プロデューサー
必要スキル・企画・提案スキル
・マネジメントスキル
・財務・進捗管理スキル
・コミュニケーションスキル
・分野への専門知識
年収目安300万〜800万円程度

ディレクター・プロデューサーは、Webディレクションや企画・戦略立案から、関係者のマネジメントまで携わります。プロジェクトのまとめ役のような仕事ですが、コミュニケーション能力が高ければ在宅フリーランスとして活躍することも可能です。

リモート環境では、明確で具体的な指示が求められます。相手の状況が見えにくいため、察するスキルも必要です。マーケティングや事業の分析スキルなどもあると、安心してプロジェクトを任せられるでしょう。なお、フリーランスWebディレクターからプロデューサーにキャリアアップすると年収が上がります。

インターネットビジネス系:在宅フリーランスの仕事

次に、インターネットビジネス系の仕事を紹介します。

  • ECサイト運営
  • アフィリエイトサイト運営
  • SNS運用
  • インターネット広告
  • 転売
  • ハンドメイド販売
  • YouTuber

それぞれどのような仕事か確認していきましょう。

ECサイト運営

商品を仕入れたり自分で作ったりして、ECサイトを運営するのも1つの方法です。ECサイト運営は、基本的に作業がインターネット上で完結するため、在宅を中心に活動できます。

さらに「ECサイトの運営」に関するスキルを持って、さまざまな案件を受けることも可能です。画像作成といった細かい作業から、ECサイト運営そのものを任されることもあります。自分でサイトを運営するだけでなく、在宅フリーランスとして活躍する選択肢も魅力的です。

アフィリエイトサイト運営

アフィリエイトとは、広告を自分のサイトに掲載して、訪問者が広告をクリックしたり広告経由で購入したりした場合に、成果報酬を得るというビジネスです。アフィリエイトサイト運営も、「取材のために写真を撮りに行く」などの一部のケースを除けば、基本的に自宅での作業になります。PCのスペックも、そこまで高いものは求められません。

報酬を得られる条件は企業によってさまざまであるほか、広告をクリックしてもらうための文章術やサイト設計も重要になります。

アフィリエイトサイト運営ができれば、ライターとしての仕事につながる可能性もあります。SEOと呼ばれる、検索エンジンのアルゴリズムを意識した書き方も身につくため、通常のライターよりも高い収入を期待できるでしょう。ライターは在宅ワークとの相性が良いため、在宅フリーランスとしての道も開かれます。

SNS運用

SNSでは、会員登録したユーザー同士でやりとりをしたり、情報発信をしたりできます。仕事用のSNSアカウントを保有していると、業務の相談が来る可能性があるでしょう。

SNS運用も、PCやスマートフォンなどのデバイスを使った作業になるため、在宅フリーランスとして活動することになります。動画などの容量が重いコンテンツを使う場合、アップロードなどの関係上、比較的速いインターネット回線を使うのが望ましいでしょう。

また、フリーランスSNS運用代行という仕事もあるため、SNSに慣れておけば別の仕事の依頼につながることもあります。TwitterやFacebook、LinkedInのほか、日本ではWantedlyも有名です。ビジネス向けのSNSとして、企業が求人を募集しています。

インターネット広告

インターネット広告とは、インターネット上に広告を出稿することです。アフィリエイターに広告を宣伝してもらったり、Googleアドセンスのようなサービスに広告を出稿したりする方法があります。

「インターネット広告を出したいが方法が分からない」といった企業がいれば、広告出稿代行として、新たなビジネスを行うこともできるでしょう。広告の出稿先としては、GoogleやYahoo!などのサイトのほか、YouTubeの動画広告などもあります。

インターネット広告に関する作業も、PCで完結するため、在宅での仕事が基本になります。Googleアナリティクスなどのツールを使う程度であれば、一般的なPCで問題ありません。ただしGoogle Data Studioなど、膨大なデータを扱うような場合は、一定以上のメモリ(16GB以上)が必要です。

広告運用などの案件もあるため、在宅フリーランスとして活躍する道もあります。

転売

転売とは、仕入れサイトなどで割安な価格で仕入れたものを、相場または少々割高な価格で販売する仕事です。仕入れ価格と販売価格の差が利益となり、多くの商品をさばいたり、低価格で仕入れられたりすると儲けが増えます。

転売は、実店舗で商品を仕入れるケースもあるため、全てが在宅で済ませられるわけではありません。ただし上記のように仕入れサイトを活用するなど、オンラインに特化した転売であれば、インターネット環境とPCだけで作業ができます。転売で稼ぐにはトレンドを把握し、相場感覚を養うのが重要です。

転売に関する案件はあまりないため、転売関連のスキルを持ったフリーランスとして活動するよりは、在宅開業一本で収入を得るイメージです。

ハンドメイド販売

ハンドメイド販売とは、自宅でアクセサリーやバッグ、小物などを制作してオンラインで販売する仕事です。販売する際は、フリマアプリやハンドメイド専用の販売アプリなどが役立ちます。なお、収入アップには、商品の質やデザインもさることながら、集客スキルや魅力的なコメント・写真を用意するスキルも重要です。

継続して利益を得るためには、コツコツと丁寧に作業し続ける必要があります。根気強さがある人もハンドメイド販売に向いているといえるでしょう。

ハンドメイド販売は、ECサイト運営と同じように、ほとんど全ての作業が在宅で済ませられます。フリマアプリの種類も豊富なので、活動のスタイルによっては、スマートフォンだけで完結します。フリマアプリの扱い方に詳しくなるため、アプリのアカウント管理などの案件を受ける方法もありますが、在宅開業系のフリーランスとして活動するのが基本です。

YouTuber

撮影の際は外出する必要があるものの、撮影機材や編集ソフトがあればYouTuberも在宅で作業できます。ただし動画編集は、コンテンツ内容によっては高いスペックのPCが必要になります。例えばフルHDの動画を作るのであれば、CPUはCore i5-12400、Ryzen5 5500などが目安です。メモリも、複数のソフトを走らせるのであれば16GBは必要になります。

YouTuberの主な収入源は、広告収入です。「チャンネルの登録者数が1,000人以上」などの条件を満たすと、動画再生数に応じて広告収入が支払われます。知名度が高まれば、イベント出演、グッズ販売、企業とのタイアップなどでさらに高収入を得られるかもしれません。当初はフリーランスとして活動し、後に法人化する人もいます。

開業・店舗系:在宅フリーランスの仕事

次に、開業・店舗系の仕事を紹介します。

  • カメラマン
  • エステ・ネイルサロン
  • マッサージ・治療院
  • 各種スクール・塾

それぞれどのような仕事か確認していきましょう。

カメラマン

カメラマンは、人物を撮影するだけではありません。最近ではオンラインショップを開設する企業が増えてきているため、宣伝用の洋服やコスメの写真を撮影する仕事も増えてきています。

基本的にカメラとパソコンがあれば開業できるため、気軽に始めやすい仕事です。撮影した写真をストックフォトなどのサイトに登録して購入してもらう方法もあるので、稼働していなくても収入を獲得したい人にもおすすめです。

エステ・ネイルサロン

エステやネイルサロンを自宅で行う方法もあります。一人で開業すれば、お店のコンセプトを決められたり、お客様一人一人に対して丁寧な接客ができます。ネイルサロンの場合は、ネイルチップを作ってオンラインで販売ができるのも魅力です。

マッサージ・治療院

マッサージや治療院も在宅開業できる仕事の1つです。自宅の一角を使用する方法のほか、事務所を借りて開業する方法もあります。

マッサージや治療院は、資格を取得して一度スキルが身につけば、長期的に働けるのも魅力です。

各種スクール・塾

自分の持っている知識を生かして、スクールや塾を開業する方法もあります。ZoomやYouTubeなどのツールを利用すれば、オンライン上で事業が完結できるため、気軽に始めやすいでしょう。

部屋を借りてスクールをオープンする方法だけでなく、ココナラなどのスキルを販売できるクラウドソーシングを使えば、オンラインで講義を開催することもできます。

資産運用系:在宅フリーランスの仕事

最後に、資産運用系の仕事を紹介します。

  • 株式投資
  • FX
  • その他投資

それぞれどのような仕事か確認していきましょう。

株式投資

株式投資は、気軽に収入を得る方法の1つです。NISAの制度を利用すれば、一定の金額まで利益が非課税になるため、お得に利用できます。

FX

FXも資産運用の方法の1つです。ただし、高いレバレッジをかけるため、ほかの資産運用の方法よりもリスクがある点には注意が必要だといえます。

その他投資

投資信託や仮想通貨なども、在宅で収入を得る方法の1つです。投資信託であれば、つみたてNISAを利用すれば、一定額までは利益が非課税となります。仮想通貨はFX以上に価格の上下が激しい点には要注意です。

在宅フリーランスが特に稼ぎやすい職種は?

在宅フリーランスで稼ぎやすい職種は、以下の4つです。

  • ITエンジニア
  • コンサルタント
  • マーケター
  • ディレクター・プロデューサー

例えば以下は、ITプロパートナーズで掲載しているITエンジニアの募集案件になります。

案件名【PHP/TypeScript】DXツールにおけるバックエンド開発の案件・求人
エンジニアの案件単価案件単価:〜900,000 円/月
勤務地フルリモート
スキルJavaScript, Ruby on Rails
職種・ポジションバックエンドエンジニア

こちらの案件は、自社サービスのバックエンド開発を担当し、店舗サービス業の業務効率化を促進するものです。使用技術にはPHPやGo, Node.js, Pythonなどがあり、PHPのWebフレームワークでの開発経験3年以上が必須スキルとして求められます。フルリモートでの勤務が可能です。

また、以下はSEOコンサルタントのフリーランス案件となります。

案件名【コンサルタント】webマーケティングにおけるコンサルティング〜広告運用者を募集!
マーケターの案件単価マーケターの案件単価:〜400,000 円/月
勤務地基本リモート一部出社
スキル広告運用
職種・ポジションマーケター コンサルタント

クライアントの課題を解決するコンサルタントは、難易度が高いだけに稼げる仕事といえます。スポット案件を受注すると、短時間でも在宅で効率良く稼げるでしょう。

そのほか、マーケター・ディレクター・プロデューサーも、Web業界で働くため高収入を得られます。ITプロパートナーズではITフリーランス向けにフルリモートで働ける案件を数多く扱っています。フルタイムはもちろん、週2日〜稼働できる仕事もあるので、ぜひお気軽にご相談ください。

未経験者や女性フリーランスが始めやすい在宅の仕事は?

実務経験のない未経験者でも、在宅フリーランスに挑戦できます。女性ならではの気配りやセンスを活かして働ける仕事も、確認していきましょう。

未経験から始めやすい在宅フリーランスの仕事

未経験からでも、以下の仕事なら比較的在宅フリーランスになりやすいと考えられます。

  • デザイナー
  • ライター・編集者
  • 動画編集
  • 転売
  • YouTuber

デザイナー・ライター・編集者・動画編集などは、簡単な業務内容であれば「初心者・未経験歓迎」の条件で案件が募集されているケースもあります。案件を獲得する際はクラウドソーシングなどで探しましょう。これらの仕事には、必須の資格はありません。また、マニュアルやレギュレーションに従って仕事を進めていくと、どんどん実践的なスキルが身につきます。

転売は、自宅にある不要品をあるところから始めるとよいでしょう。在庫を抱えずに、販売する感覚をつかめます。

YouTuberも、アカウントを作ればその日から参入することが可能です。パソコンがなくても、スマートフォンのみで動画制作する人もいます。ニッチなアイディアでも需要があれば稼げる可能性があるので、自分のペースで進めてみてはいかがでしょう。

未経験・スキルなしからフリーランスになるには?おすすめの仕事と注意点

女性におすすめの在宅フリーランスの仕事

フリーランス白書2023」によれば、回答者のうち女性が54.1%、男性が43.1%という結果であり、基本的に女性の方が男性よりも少し多い傾向にあります。結婚や出産など、ライフイベントがきっかけとなり、在宅ワークを含むフリーランスとして活動する女性が増えていると考えられます。

在宅で働きたい女性におすすめの在宅フリーランスの仕事は、以下の通りです。

  • 事務・秘書
  • ハンドメイド販売
  • エステ・ネイルサロン

臨機応変で細やかな気配りができる人には、事務や秘書がおすすめです。在宅であれば男性と直接かかわる機会が少ないため、心理的に安心して働ける人もいるでしょう。最近ではオンライン営業事務やオンライン秘書など、リモートで完結する事務系の仕事の需要も増えています。

手先の器用な人、オリジナルのデザインに自信がある人は、ハンドメイド販売が向いています。子ども用アイテムなど、自分の経験を活かせるジャンルを選ぶと売れやすい商品を作りやすいでしょう。

経験があれば、自宅でエステ・ネイルサロンを開くという手もあります。居心地の良い空間をつくると、リピート客を獲得できるかもしれません。ワークライフバランスを保ちたい女性にとって、在宅で接客できる点も魅力です。

女性フリーランスに人気の仕事や働き方について、さらに詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。

女性フリーランスに人気の仕事や働き方って?未経験でも大丈夫?

フリーランスが在宅案件を獲得する方法

続いて、在宅フリーランスが案件を獲得する方法を5つ紹介します。

  • フリーランスエージェント
  • 求人サイト
  • クラウドソーシング
  • 知人の紹介
  • SNS

それぞれの特徴を以下で詳しく解説していきます。

フリーランスエージェント

フリーランスエージェントとは、発注者と受注者の間に入り、案件のマッチングをしてくれるサービスのことを指します。エージェントを使えば、ヒアリングの内容をもとにスタッフから最適な案件を紹介してもらったり、サービスの中にある案件を自分で探したりすることも可能です。

弊社「ITプロパートナーズ」もエージェントの1つです。専任エージェントがあなたにぴったりの案件をご紹介致します。

ITプロパートナーズは、クライアントと直接契約しているため、高単価な案件が多い点が特徴です。また、7割がフルリモート案件となっており、週2〜3の案件も扱っているので、在宅で仕事がしたい人や稼働時間が少なめの人にもおすすめできます。

もしエージェント選びに迷ったら、是非弊社のサービスをご利用ください。

求人サイト

一般の求人サイトでも在宅フリーランスの仕事はあります。最近ではリモート可能な求人も多く、検索機能で条件として絞り込むことも可能なサイトもあります。求人サイトから案件をフリーランス向けの在宅案件を獲得したいなら、「indeed」や「求人ボックス」がおすすめです。

求人の雇用形態はさまざまで、アルバイトや業務委託での採用の場合もあります。

フリーランスが登録すべき求人サイトおすすめ30選!仕事探し・案件獲得に

クラウドソーシング

クラウドソーシングとは、仕事の発注者と受注者をつなぐマッチングサービスです。不特定多数に向けて求人が募集されており、依頼内容も多種多様です。

クラウドソーシングには、比較的短期間で終了するプロジェクトが多くあります。そのため、副業を気軽に始めたい人におすすめです。

「仕事の受注や報酬のやり取りが全てオンラインで解決する」のも、クラウドソーシングの大きな特徴です。インターネットの環境があれば、在宅フリーランスとして活動できます。

クラウドソーシングで受注する仕事によっては、機材や設備が追加で必要になることもあります。例えば4Kの動画編集になると、ハイスペックのPCが必須です。さらにクラウドソーシングの場合、極度に単価の低い案件や、悪質な案件が見られることがあるため、案件の獲得時には注意が必要だといえます。

クラウドソーシングサイトおすすめ15選!初心者が副業で稼ぐコツとは

知人の紹介

本業に関係する副業を始める場合には、知人の紹介で仕事を獲得することもあるでしょう。知人の紹介の場合には、信頼性の高い仕事ができるのがメリットです。

とはいえ、知人の紹介をあてにし過ぎてしまうと、自ら営業する機会が少なくなってしまいます。そのため、ほかの依頼獲得方法と並行するのがおすすめです。

知人の紹介であっても、契約内容によっては在宅での作業が可能です。例えば取材などがないライティング案件であれば、Web会議などでの顔合わせ・ミーティングが中心となるため、出社する必要がありません。他の方法と並行することにはなりますが、知人の紹介だけでも、在宅フリーランスとしてある程度の収入を得られます。

SNS

SNS経由でも仕事を獲得できる場合があります。X(Twitter)などの匿名SNSのほか、FacebookやLinkedIn、Wantedlyなど実名のSNSでも仕事をもらえることがあるでしょう。

SNSでは気軽に仕事の交渉ができる点がメリットです。ただし、その分契約内容が曖昧にならないように注意が必要です。

一度もSNS上でやりとりがない場合でも、仕事を依頼される可能性があります。その場合には、相手の信頼性を検討してから受注することをおすすめします。

SNS経由の案件も、契約内容によっては、在宅で作業できます。IT/Webエンジニアやデザイナー、ライター・編集者のようなクリエイター職は、特に在宅フリーランスとして活躍しやすい分野です。

在宅フリーランスとして稼ぐためのポイント

在宅フリーランスとして稼ぐためのポイントを4つ紹介します。

  • 専門的なスキルを身につける
  • セルフマネジメント力を磨く
  • ツールをフル活用する
  • イベント・勉強会に定期的に参加する

高収入を得るために、それぞれのポイントを把握しておきましょう。

専門的なスキルを身につける

報酬が同じなら、クライアントは、なるべく専門性の高い在宅フリーランスに依頼したいと考えるはずです。会社員時代にあらゆる経験を積んでおく、独立後にオンライン学習サイトや勉強会に参加するなどして、専門的なスキルを磨きましょう。また、世の中の状況は刻々と変わっていくので絶えず勉強する姿勢も大切です。

フリーランスがフルリモートで長期的に活躍するポイントについては以下の記事でも詳しく解説しています。

フリーランスがフルリモートで働くには?案件獲得方法と必要スキル

セルフマネジメント力を磨く

在宅フリーランスは、家庭が職場になります。リラックスしやすい環境で働けるからこそ、スケジュール管理能力などの自己管理力が必要です。1日、あるいは1時間でどれくらい作業できるか把握していれば、仕事量の調整に役立ちます。

ツールやアプリをフル活用する

それぞれの職種で、作業を効率化させるツール・アプリはたくさんあります。無料で使えるものや、お試し期間が設定されているものもあるので試してみましょう。ツールを使って効率よく作業できれば、こなせる案件数が増え、在宅フリーランスとして稼ぎやすくなります。有料のツールを使っても元を取れるでしょう。

フリーランスが使えるおすすめアプリ24選【目的別で紹介】

イベント・勉強会に定期的に参加する

最新情報を入手するためにも、勉強会や交流会などのイベントに参加して視野を広めましょう。イベント・勉強会には同業者が多く集まります。

特に在宅フリーランスであれば、仕事で関わる人があまり多くないため、人脈を作る大きなチャンスです。人脈が増えれば、新しい仕事の獲得につながるかもしれません。

仕事を続けるモチベーションがアップし、自分の長所に気がつける可能性もあります。

関係者からの信頼を獲得する

関係者からの信頼を獲得するのも重要なポイントです。フリーランスは、会社のブランドや社会的信用といった後ろ盾が存在しないため、自分の力で信頼を積み上げていかなければなりません。

特に在宅フリーランスは、クライアントと顔を合わせないことが多いため、普段のコミュニケーションから十分に注意する必要があります。丁寧なコミュニケーションやクオリティの高い成果物など、徹底して関係者の信頼を獲得できれば、継続的に仕事が来るようになるでしょう。

関係者からの信頼を獲得すると、「仕事が途切れにくい」「より単価の高い案件を紹介してもらいやすくなる」といった理由で、結果的に稼ぎやすくなります。「クライアントとの信頼関係は在宅フリーランスの基本」であることを意識しておきましょう。

自分を売り込む習慣をつける

自分を売り込む習慣をつけるのも、稼ぐためには欠かせないポイントです。在宅フリーランスは、自分を売り込む習慣をつけておくと、「継続的な仕事」や「単価の高い仕事」を獲得しやすくなります。

もし高度なスキルを持っていたとしても、それがクライアントに知られていなければ、仕事につながりにくくなります。マーケティングの考え方と同じように、自身を適切にプロモーションしつつ、常に仕事の依頼が来るような仕組み作りをするのが重要です。

「直接営業をかける」「SNSのアカウントで積極的に活動する」など、自分を売り込むための方法はさまざまです。高い営業力を持っていると、仕事を手に入れやすくなるため、安定して稼げるようになります。

フリーランスエージェントを利用する

在宅フリーランスで稼ぎたい人は、フリーランスエージェントで仕事を見つけてみましょう。フリーランスエージェントが抱えている案件は、高いスキルを求められるものの、高単価なものが多いです。在宅案件が多いフリーランスエージェントは以下の記事で紹介しています。

在宅・リモート案件に強いフリーランスエージェントおすすめ15選

また、週2〜3などの短時間で働ける案件もあるため、もう少しだけ仕事を増やして稼ぎを増やしたいといった人にもおすすめできます。今の稼働時間や追加できる稼働時間をヒアリングしたうえで、案件を紹介してくれる点も嬉しいポイントです。

ITプロパートナーズでも、フリーランス向けに案件を紹介しています。ほとんどの案件がエンド直案件なので、高単価な案件が揃っています。フルリモートの案件も多いので、在宅ワークをしたいフリーランスとも相性が良いです。スキルがあればしっかりと稼ぐことができるので、稼ぎを増やしたい人はぜひ登録してみてください。

在宅フリーランスとして働くメリットとデメリット

フリーランスとして在宅で働くのはメリットもある一方、デメリットもあり、実際に仕事を始める際はよく理解しておくことが大切です。ここではフリーランスが在宅で仕事をするメリットとデメリットを紹介します。

在宅フリーランスとして働くメリット

在宅フリーランスとして働くメリットは、以下の通りです。

  • 会社のような上下関係がない
  • 基本的に通勤は不要
  • 仕事の時間を自由に決められる
  • 仕事に必要なものは経費に入れられる

フリーランスは基本的に組織に属することはないため、会社のような上下関係はありません。会社でありがちな人間関係の悩みから解放されます。

また、在宅フリーランスの場合には基本的に通勤は不要です。コロナ禍で打ち合わせもリモートに変化しつつあるため、仕事のために外に出る必要はほとんどありません。

そのほか、契約で定められていない限り、仕事の時間を自由に決められます。成果物で評価される場合が多いため、夜中に業務をしてもよいですし、昼間に休憩をしながら作業をしても構いません。

フリーランス全般に共通するメリットとしては、仕事に必要なものは経費にできることが挙げられます。パソコンやスマートフォン、電気代など、仕事で使ったものは一部経費とすることが可能です。そのため、節税の効果が期待できます。

在宅フリーランスとして働くデメリット

以下の点が在宅フリーランスの主なデメリットです。

  • 自分から動かなければ仕事・収入は発生しない
  • オンとオフの切り替えがしにくい
  • 良くも悪くも成果で評価される
  • 有給休暇・特別休暇や各種手当がない

一番のデメリットは、自分から動かなければ仕事や収入が発生しないことです。会社員のように常に仕事が降ってくるような状況はありません。仕事の量は全て自分次第です。

また、オンとオフの差がつきにくいのも在宅フリーランスのデメリットです。会社と自宅という場所の変化がないため、いつも仕事のことを考えてしまうこともあるでしょう。時間が自由な分、ついつい働き過ぎてしまうケースもあるはずです。

そして、フリーランスは良くも悪くも成果で評価されます。そのため、成果物を作る過程で時間がかかってしまい、時給換算すると安いと感じる場合もあるでしょう。

会社員のように有給休暇や特別休暇などがないことや、各種手当てがないのもデメリットです。病気で休まざるを得ない場合には、収入はゼロになってしまいます。

在宅フリーランスに向いている人

在宅フリーランスに向いている人は、主に以下の4つのタイプです。

  • 自己管理能力が高い人
  • 1人で働いてもパフォーマンスが変わらない人
  • 自由度の高い働き方をしたい人
  • ストレスを適度に発散できる人

上記4つについて、それぞれ詳しく解説します。

自己管理能力が高い人

まずは自己管理能力が高い人です。在宅フリーランスとして活動し、コンスタントに高いパフォーマンスを発揮するためには、自己管理能力が欠かせません。具体的に求められるのは、計画通りにタスクを進めるスケジュール管理能力や、無理をしすぎない体調管理能力です。

例えば職種によっては、納期の関係でとても忙しくなってしまう時期があります。無理な働き方をすると、体調を崩して業務を遂行できなくなってしまい、結果的にクライアントに迷惑をかけることにもなります。

1人で働いてもパフォーマンスが変わらない人

次に、1人で働いてもパフォーマンスが変わらない人です。在宅フリーランスは、客先常駐とは異なり、基本的に他人の目がないところで仕事をすることになります。Web会議などがないような場合は、一日中誰とも話さずに業務を終えることも珍しくありません。

「他人の目がないとサボってしまう」といったタイプは、在宅フリーランスに向いていません。一方で、「他人の目がなくても自分のペースで進められる」「1人でいるのが好き、苦にならない」といった人は、在宅フリーランスに向いているといえます。

自由度の高い働き方をしたい人

自由度の高い働き方をしたい人も、在宅フリーランスに向いています。在宅フリーランスは、どの仕事を選ぶかにもよりますが、基本的に出勤・通勤がなく働く時間も自由です。職種によっては、「夜の方が集中できるので、夕方頃に起きて、夜から朝にかけて働く」といったライフスタイルもできます。

例えば家事・育児で時間を取られてしまう人など、在宅ならではのメリットを享受したい人にとっては、良い選択肢になるといえます。

ストレスを適度に発散できる人

ストレスを適度に発散できる人も、在宅フリーランスに向いています。在宅フリーランスは、職場の人間関係などのストレスは感じにくくなりますが、部屋に閉じこもって長時間働くことによるストレスをため込みがちです。

基本的には1人で働くことになるため、会社員のように、同僚と飲みに行ってストレスを発散するのも難しいでしょう。「ジムで運動をする習慣がある」「1人飲み・1人カラオケといった趣味がある」など、ストレスと上手く付き合える人に向いている働き方といえます。

フリーランスとして在宅ワークする上での注意点

フリーランスとして在宅ワークをする際には、会社員とは違った注意点があります。

  • 環境の構築が必要
  • 確定申告などの各種手続きを自分でする必要がある
  • 収入は不安定になる
  • 孤独にならないように気をつける
  • 法律関係のトラブルに注意する

それぞれ詳しく解説します。

環境の構築が必要

在宅フリーランスとして働く際は、会社のような仕事環境を自分でつくる必要があります。パソコンやスマートフォン、タブレットなどを購入したり、デザインのソフトや動画編集ソフトなども自分で購入したりする必要があります。

また、リモートで打ち合わせが行われる場合には、カメラやマイクのほか、安定したインターネット環境も必要です。

各種手続きを自分で行う必要がある

専業・副業にかかわらず、収入が発生した場合には確定申告が必要です。副業の場合には、副業分のみ自分で経費や報酬を計算し、確定申告をします。

会社員からフリーランスとして独立する場合には、開業届の提出や確定申告、必要に応じて青色申告の申請が必要です。また、社会保険の手続きや税金の納付などを全て自分で行う必要があります。

節税対策も勉強しましょう。在宅フリーランスなら、家賃や光熱費を家事按分して経費計上すると節税できます。また、長期間フリーランスを続けるなら、小規模企業共済への加入もおすすめです。

収入は不安定になる

在宅に限らず、フリーランスは、どうしても収入が不安定になりがちです。会社員のように毎月決まった給与があるわけではなく、自分で獲得した仕事次第になるからです。そのため、「今月は多く稼げたけれど、来月はどうなるか分からない」と悩むこともあるでしょう。

あらかじめ収入が不安定になることを知っておくと、心の準備ができます。

不安が大きい人は、いきなりフリーランスにならず、まずは副業から始めてはいかがでしょう。土日のみで働けるよう仕事を中心に取得すると、給与収入を得ながら落ち着いてフリーランスへと舵を切れます。

孤独にならないように気をつける

在宅フリーランスは、ネットで仕事が完結するため孤独を感じがちです。コミュニケーションが不足すると、自己肯定感の低下や、行き場のない不安感に悩まされてしまいます。

オンラインサロンに加入する、コワーキングスペースを活用する、ジムや散歩など外に出る習慣をつくるなどして、孤独を感じないよう工夫しましょう。

法律関係のトラブルに注意する

法律関係のトラブルにも注意しましょう。在宅フリーランスは個人として活動するため、法律関係のトラブルに巻き込まれやすくなります。例えばECサイト運営をする場合、特定商取引法に基づき、各項目の表記をしなければなりません。他にも、電子契約法や医薬品医療機器等法などもECサイト運営で注意すべき法律です。

サイトやメディアに携わる場合は、著作権法や景品表示法などの法律もチェックしておきたいところです。

さらに在宅フリーランスでは、契約時にトラブルに発展することもあります。例えば業務委託契約では、「請負契約」と「準委任契約」があり、両者で全く働き方が異なるので注意が必要です。他にも、報酬の未払いといったトラブルがあります。

もしトラブルに巻き込まれてしまった場合は、厚生労働省・第二東京弁護士会が管理・運営している「フリーランス・トラブル110番」など、フリーランス向けの相談窓口に連絡をするとよいでしょう。

フリーランスの在宅ワークに関するよくある質問

ここでは、フリーランスの在宅ワークに関するよくある質問について解説します。

在宅フリーランスになるために必要なスキルは?

在宅ワークのフリーランスになるためには、受注する案件によって異なりますが、最低限下記のスキルは習得しておきましょう。

  • WordやExcelの基本操作
  • Googleスプレッドシートやドキュメントを扱うスキル
  • 基本的なタイピングスキル
  • zoomやmeetなどオンラインミーティングの基本操作

在宅ワークの場合は、オンラインでコミュニケーションを取ることが基本なので、オンラインミーティングに必要なツールは使えるようにしてください。

また、最近ではGoogleスプレッドシートやドキュメントを使って仕事をするケースが多いので、アカウントを事前に用意して、簡単な操作はできるようにしましょう。

フリーランスが在宅でできる副業は?

フリーランスが在宅でできる副業は下記です。

  • Webライター
  • 動画編集
  • 事務職
  • コールセンター
  • 営業サポート
  • データ入力
  • Web制作
  • プログラミング

フリーランスで在宅で働いている場合、本業で抱えている案件が片付くと、次の仕事まで時間が空いてしまった、というケースがあるかもしれません。その場合、Webライターやデータ入力、動画編集などの隙間時間でできる単発系の仕事がおすすめです。

フリーランスの平均年収は?

フリーランス白書2023」によれば、現在の年収について最も多い層は「200万〜400万円未満」(回答率27.9%)でした。

年収割合
200万円未満19.5%
200〜400万円未満27.9%
400〜600万円未満20.9%
600〜800万円未満11.3%
800〜1,000万円未満8.9%
1,000万円以上10.0%

「フリーランスは稼げないのでは」と思う方も多いかもしれませんが、「1,000万円以上」と回答した人も10%います。在宅勤務を含めて、自分の裁量で仕事が決まりやすい分、フリーランスの年収には大きなばらつきがあるようです。

まとめ

今回は、在宅フリーランスについて、フリーランスになる前に知っておきたいことを中心に紹介しました。フリーランスになる際に一番心配なのは、おそらく「仕事があるのか」ということではないでしょうか。

そのような悩みを解決してくれるサービスがエージェントサービスです。ITプロパートナーズでは、クライアントと直接契約の案件がそろっています。仲介会社の手数料がない分、手取り額が多くなるのです。

また、専任のスタッフによるサポートもあります。フリーランスになる際には、ぜひ利用を検討してはいかがでしょうか。

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