SNS運用代行の副業の始め方!稼ぐコツやフリーランス案件も紹介

こんにちは、ITプロマガジンです。

WebマーケティングにおいてSNSの重要度が高まっている中、「SNS運用代行の副業で稼ぎたい」と考えている人も多いのではないでしょうか?SNS運用の副業は需要が高まっていますが、その分ライバルも多いので、案件獲得には適切なステップを踏むことが大切です。

この記事では、SNS運用代行の副業について、仕事内容や必要なスキル、案件獲得方法、そして高収入を目指すためのポイントを解説します。具体的な案件例や単価相場なども紹介するので、ぜひ参考にしてください。

フリーランスの単価の伸ばし方

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フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。

ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。

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Contents

SNS運用代行とは?副業の需要や市場規模

最近よく目にするようになったSNS運用代行とは、どんな仕事なのでしょうか。まずはSNS運用代行の仕事内容や、副業の需要や市場規模がどれくらいあるのか解説します。

SNS運用代行の仕事内容

SNS運用代行とは、企業のSNSの投稿や分析を行い、マーケティング業務を支援する仕事のことです。Twitter・Instagram・TikTokなどのSNSは、多くの人が日常的に使用しており、多くの企業でも導入されています。

しかし、SNSに対して詳しい知識を持っていない企業もいます。こうした企業に対してSNS運用を代わりに行い、「フォロワーを増やす」「商品を買ってもらう」などの目標を達成するのがSNS運用代行の仕事です。

SNS運用代行の具体的な仕事内容は以下の通りです。

SNS運用代行の仕事内容
アカウントの立ち上げSNSアカウントの設定、構築
企画立案・効果的なSNS戦略を策定
・目標達成に向けた計画
投稿の作成・魅力的で関連性の高いコンテンツを制作
・定期的に投稿
広告出稿と運用・ターゲットオーディエンスにリーチするための広告を設計、その運用及び管理
フォローとフォロワーのコミュニケーション・フォロワーとの積極的な交流
・コミュニティを育成し、エンゲージメントを高める
コメントの監視・投稿に対するコメントを監視
・不適切な内容がないかチェック
レポーティング・SNS活動の成果を分析
・定期的なレポートの作成
ミーティング・定期的なミーティング
・進捗状況の共有や戦略の調整

このようにSNS運用代行では、アカウントの立ち上げからレポーティングまで幅広い仕事を行います。

この他、SNSに限らずWebマーケティング全般の副業について知りたい方は、「Webマーケティング副業の稼ぎ方を未経験・現役マーケターに分けて紹介」という記事も参考にしてください。

SNS運用代行の需要や市場規模

スマートフォンの普及にともない、SNSは企業のマーケティングにおいても重要なチャネルとなっています。サイバーバズ社の調査によると、国内ソーシャルメディアマーケティングの市場規模は、2023年で1兆899億円、2025年には1兆8,868億円に拡大すると予想されています。

引用元:サイバーバズ

また、総務省の令和4年通信利用動向調査によれば、個人のインターネット利用機器は、スマートフォンがパソコンを上回り、13〜59歳の各年齢階層で約9割が利用しているというデータが発表されています。

上記のデータから、今後さらにSNSへの投資が加速することが見込まれ、副業市場においても企業のInstagramやTwitter等のアカウント運用・マーケティング活動を担えるSNSマーケターの需要が高まっています。

なお、SNSマーケティング全般の副業については以下の記事も参考にしてください。

​​SNSマーケティングの副業で稼ぐには?フリーランス案件も紹介

SNS運用代行の副業収入目安や単価相場

SNS運用代行の副業収入の目安は、「1アカウント:3,000円〜30,000円/月」前後です。報酬相場は担当する業務内容により異なり、おおよその1アカウントあたりの単価相場は次のようになります。

  • SNSの拡散業務:月3,000円〜10,000円
  • 投稿内容の企画や戦略設計が必要な業務:月30,000円前後

案件によっては、フォロワーを増やすと報酬がプラスされるケースもあります。また、長期の契約を獲得できれば、報酬が高い傾向にある副業です。さらに、運用代行だけでなく、戦略立案など上流から参画できると、さらに単価は上がる傾向にあります。

ちなみに弊社ITプロパートナーズで、SNSマーケティング・運用に関するフリーランス案件相場をチェックすると、月額30万円程度が相場です。フリーランスとして高収入を目指したい方は、登録して実際の案件を確認してみてください。

SNS運用代行の副業案件例一覧

SNS運用代行では、具体的にどのような副業案件があるのでしょうか。弊社「ITプロパートナーズ」で実際に掲載している案件例を紹介します。

【SNSマーケティング/SNS運用】アカウント運用の立ち上げ〜実行までのマーケター案件

案件名【SNSマーケティング/SNS運用】医師紹介事業においてSNSアカウント運用の立ち上げ〜実行までできるマーケターを募集
SNS運用代行の案件単価SNS運用代行の案件単価:〜90,000 円/月
勤務地フルリモート
スキルSNS運用,SNSマーケティング
職種・ポジションマーケター

こちらの案件は、医師紹介事業のSNSアカウント運用に関するもので、SNSの戦略策定から実行までを担当します。

必要なスキルには、人材紹介事業の経験とSNSアカウントの立ち上げから運用までの経験が含まれます。医療業界での経験も尚可とされています。

【SNSマーケティング/SNS運用】プロテインD2CのSNS責任者募集

案件名【SNSマーケティング/SNS運用】プロテインD2CのSNS責任者募集
SNS運用代行の案件単価SNS運用代行の案件単価:〜400,000 円/月
勤務地フルリモート
スキルSNS運用,SNSマーケティング
職種・ポジションマーケター

こちらの案件はプロテインD2CのSNS責任者として、SNSの企画からディレクションまでを担当するものです。

求められるスキルにはTwitter、YouTube、TikTokなどのSNS戦略設計とディレクションの経験、ならびに売上最大化を目的としたSNS設計の能力が含まれています。ECのSNS経験があれば尚可です。

【CRM/メルマガ/SNS運用】SNSやメルマガ配信におけるオペレーターを募集

案件名【CRM/メルマガ/SNS運用】SNSやメルマガ配信におけるオペレーターを募集
SNS運用代行の案件単価SNS運用代行の案件単価:〜190,000 円/月
勤務地フルリモート
スキルSNS運用,CRM/メルマガ
職種・ポジションマーケター

こちらの案件では、クラウドファンディング事業のマーケティングオペレーション業務を担当します。業務内容にはメルマガの運用、LINEの運用、Instagram・Twitter・FacebookなどのSNS運用が含まれ、これらのスケジュール管理、投稿内容の作成、配信設定が求められます。

必須スキルとしては、特にLINEを含むSNS運用経験とメルマガ企画・運用経験が挙げられています。

【SNSマーケティング/SNS運用】美容系口コミ・予約アプリのアカウント運用戦略策定・コンテンツ企画

案件名【SNSマーケティング/SNS運用】美容系口コミ・予約アプリのSNSアカウント運用の戦略策定・コンテンツ企画を募集
SNS運用代行の案件単価SNS運用代行の案件単価:〜900,000 円/月
勤務地フルリモート
スキルSNS運用,SNSマーケティング
職種・ポジションマーケター

こちらの案件は、美容系口コミ・予約アプリのSNSアカウントの戦略策定とコンテンツ企画の担当者を募集しています。

業務内容には、Twitter、Instagram、LINEなどのSNSアカウント運用、戦略策定、コンテンツ企画が含まれています。必須スキルとしてSNSアカウント運用経験、戦略策定、コンテンツ企画の経験が求められており、toCサービス経験、特に女性向けや美容系サービス経験があると尚可です。

SNS運用代行の副業をするメリット

SNS運用代行の副業のメリットは、以下の4点です。

  • SNSのスキルが身につく
  • 運用の成果がわかりやすい
  • 在宅で作業ができる
  • 未経験からチャレンジできる

上記4つのメリットについて、詳しく解説します。

SNSのスキルが身につく

SNS運用代行の副業案件を継続的に受けていると、下記のようなスキルが身につきます。

  • ターゲットの選定
  • 投稿した後の分析(流入や離脱率など)
  • 画像加工や動画編集

このようなスキルを身につけることで、SNS運用の幅が広がり、クライアントのニーズに沿った運用をすることができるようになります。スキルを身につければ高単価案件を受けやすくなるだけでなく、フリーランスとして活動するときや自分でサービスを立ち上げたときにも、SNS運用ノウハウを使えるのもメリットです。

運用の成果がわかりやすい

SNS運用代行は、「いいね」「リツイート」など結果が数字としてあらわれるので成果がわかりやすいのも特徴です。

成果が目に見えるのでやりがいを感じやすく、高いモチベーションを保ち続けられるでしょう。目標となる数字を残すためにはどうすればよいのか?という分析や、戦略を立てることが好きな人はやりがいを持って取り組めるでしょう。

在宅で作業ができる

SNS運用代行の副業案件のほとんどが在宅で作業できます。

在宅で作業できるため、本業への影響も少なく、継続的に取り組めます。また、「いいね」や「フォロー」などの簡単な作業なら、通勤時間などの移動中にも対応できるので効率よく作業できます。また、家事や育児の隙間時間に仕事がしたい主婦の方にもおすすめの副業です。

実際にITプロパートナーズでは「SNS運用」と検索すると、2024年1月時点で約49件の案件を確認できました。案件単価は10万〜90万円と幅広く掲載しているので、まずは登録し詳細を確認してみてください。

案件によっては未経験からチャレンジできる

SNS運用代行の副業は、SNSに普段から触れていれば未経験からチャレンジできる案件があるのも魅力です。例えば、求人ボックスでは未経験OKの案件だと以下のような案件があります。

画像引用:求人ボックス

始めは先輩社員の業務をサポートしながら、SNSアカウント運用や広告運用を経験する内容です。SNS運用代行の副業案件は、未経験者や初心者OKとしている案件が多くあります。

業務内容によりますが、普段から操作していれば未経験でも作業をスムーズに進められるでしょう。Webマーケティングの副業をしたいと考えている人は、まずはSNS運用代行の仕事から取り組むとよいでしょう。

SNS運用代行の副業をするデメリット

SNS運用代行の副業のデメリットは、以下の4点です。

  • 業務範囲が広く覚えることが多い
  • ライバルが多い
  • トレンドの変化が激しい
  • 一定の収入を得るまで時間がかかる

上記4点のデメリットについて、詳しく解説します。

業務範囲が広く覚えることが多い

SNS運用代行の業務は、一見シンプルに見えるかもしれません。しかし、実際には多岐にわたる業務内容があり、すべてを効率的にこなすためには、さまざまな知識や技術が求められます。

  • ユーザー行動の分析
  • SNS用語の知識
  • フォロワーを増やす戦略
  • 競合の分析
  • 市場調査
  • マーケティング知識
  • 投稿内容の計画
  • 写真や動画の編集

多岐にわたる業務を効率よく行うために、それぞれの領域に関する知識が必要なうえ、日々アップデートが必要です。古い知識のままでは、SNS運用を効率的におこなうことはできません。

ライバルが多い

SNS運用代行の副業は、未経験者や初心者でも受けられる案件が多いため、ライバルが多いのもデメリットです。

最初のうちは案件を受けられなかったり、報酬が低かったりするケースも少なくありません。ただ、地道に案件をこなして実績を重ねれば、仕事を受けやすくなり報酬アップを期待できるでしょう。ライバルに差をつけるためには、1つのSNSサービスだけでなく、複数のSNSサービスの運用ができるようにしておくなど、対応範囲を広げる意識が大切です。

トレンドの変化が激しい

SNSは年々新しいサービスが生まれ、そのたびにユーザーの行動が変化し、投資対象となるサービスも移り変わります。2024年における日本国内の主要SNSの利用者数は以下の通りです。

サービス月間利用者数サービスリリース年
LINE9,500万2011年
Youtube7,100万2007年
note3,800万2014年
X(旧:Twitter)4,500万2008年
Instagram6,600万2014年
facebook2,600万2008年
TikTok950万2017年

(2024年3月時点)

Facebookは2008〜2010年頃には注目を浴びたSNSですが、現在ではInstagramやYoutubeに投資が行われています。

SNS市場は変化が激しく、マーケターは常に最新のサービスを把握し、ユーザーやコンテンツのトレンドをキャッチアップしなければ、仕事・収入が減少するリスクがあるのです。

一定の収入を得るまで時間がかかる

実績やスキルがないうちは、低単価の案件から受注します。上述したようにSNS運用代行にはライバルが多く、活躍している人はマーケティングスキルに長け、SNSの運用実績が豊富です。仕事が取れない初心者のうちは、SNSの拡散業務のように安い仕事から請け負うことになります。

また、高単価な仕事が取れたとしても、慣れないうちは状況の分析やユーザーへの返信などに時間がかかるかもしれません。時給換算すると、稼げたとはいえない収入になっている可能性もあります。

スキルが収入に直結してしまうため、初心者のうちは安定した収入を得るのに時間がかかるでしょう。

SNS運用代行の副業の始め方

SNS運用代行の副業は、以下の流れを意識して始めましょう。

  1. SNS運用の基本知識を身につける
  2. スクールや独学でスキルを身につける
  3. ポートフォリオをつくる
  4. 簡単な案件から実績をつくる
  5. 実績を基に高単価案件を狙う

上記の流れについて、詳しく解説します。

1.SNS運用の基本知識を身につける

まずはSNSの運用スキルを身につけましょう。案件を受けるためにはSNSの操作を理解していなければなりません。下記の基本スキルは必ず身につけておきましょう。

  • アカウント作成
  • いいねやリツイートなどの機能
  • 分析ツールの使い方
  • 投稿のやり方

フォローやいいね、投稿などの基本的な操作スキルは身につけておく必要があります。また、基本的な操作スキルだけでなく、可能な範囲でマーケティングスキルや分析スキルも身につけておくとよいでしょう。

2.スクールや独学でスキルを身につける

SNS運用スキルは、書籍や無料サイトなどを利用して独学で身につけることも可能です。しかし、独学の場合は「気軽に質問できる環境がない」「自分がどこまでスキルを身につけたのかわかりにくい」などのデメリットがあります。そのため、未経験者や初心者の人は、スクールに通うのがおすすめです。SNS運用代行について学べるスクールは、下記のようなものがあります。

スクール名特徴
1.デジプロ実践的な知識が学べて広告運用体験もできる
2.マケキャンbyDMM現役マーケターの授業をオンラインで受けられる
3.ワナビーアカデミー実践に特化しており、分析まで幅広く学べる
4.インターネット・アカデミー基礎的な知識からしっかり学べる
5.SHElikesデータ分析から効果的な運用方法まで学習できる

3.ポートフォリオをつくる

案件を取るためには、ポートフォリオにこれまでのSNS運用実績をまとめます。初心者であれば、まずは自分のアカウントの運用実績を載せるとよいでしょう。ポートフォリオに載せる項目の一例を、以下に示しました。

  • 自己紹介
  • スキル
  • 運用したアカウント数や仕事内容
  • 報酬の相場
  • フォロワーの伸び率
  • インプレッションの伸び率

クライアントによっては、企業名の公開が許可されない場合もあります。公開する情報の範囲は、クライアントとの取り決めに従いましょう。

4.簡単な案件から実績をつくる

簡単な案件から対応し、実績をつくりましょう。高単価案件を受けるには、クライアントに実績をアピールする必要があります。クラウドワークスランサーズなどのクラウドソーシングで仕事を探す場合、「未経験 SNS運用代行」などのキーワードで検索すると、簡単な案件を探しやすいです。

まずは地道に簡単で単価が低めな案件を多くこなし、スキルを高めつつアピールできる実績づくりをすることが大切です。

5.実績を基に高単価案件を狙う

スキルや実績を積んだあとは、高単価案件を狙い収入アップを目指しましょう。経験を積むことで、応募条件をクリアできる高単価案件が増えてきます。例えば、いいねやフォローの作業だけではなく、戦略設計まで対応できると報酬アップを狙えるでしょう。

数千円だった報酬単価が数万円になることもあるので、効率的に稼げます。また、高単価案件を受けることで、さらに実績を積めるのも魅力です。その結果、安定して高単価案件を受けられるようになります。

ITプロパートナーズでは、高単価なSNS運用の案件を49件(2024年1月現在)取り扱っています。詳しい案件の内容は、下記のボタンからチェックしてください。

SNS運用代行の副業が向いてる人

SNS運用代行の副業が向いている人は、以下のとおりです。

  • SNSが好きで普段から利用している人
  • 企画や分析が得意な人
  • ユーザー視点で物事を考えられる人
  • トレンドをキャッチアップできる人
  • 地道な作業が得意な人

SNSが好きで普段から利用している

普段から複数のSNSを利用していて、特徴・仕様を理解している人にはSNS運用代行の副業がおすすめです。複数のSNSによって、ユーザーに響く内容は異なります。それぞれのSNSに合わせて戦略を考えられると、クライアントに評価されやすくなります。

また、有名企業の公式アカウントには、フォロワー数が多く、多くのユーザーが注目するものが少なくありません。SNSが好きでなければ、返信したり、投稿内容のチェックをしたりといった作業に疲れてしまうでしょう。

企画や分析が得意

企画や分析が好きな人にも、SNS運用代行の副業はおすすめです。普段の投稿方針からキャンペーンまで、SNS運用代行では企画に携わる機会が少なくありません。なお、企画の際は、のちほど解説するユーザー視点で物事を考える力が求められます。

分析は地道な作業です。しかし、企画の内容を決める際や、投稿の効果を確認する際には分析が欠かせません。それぞれのSNSには分析用のツールがあるので、活用しましょう。利用するプランにもよりますが、「Twitterアナリティクス」や「Insight Suite」など、無料で使えるツールもあります。

ユーザー視点で物事を考えられる

フォロワーを増やし、キャンペーンを成功させるためには、ユーザー視点で物事を考える必要があります。ターゲットのペルソナを意識し、響く投稿やキャンペーンを企画しましょう。

また、他者目線で物事を考えられる人にもSNS運用代行の副業はおすすめです。ターゲット以外にも、不特定多数がSNSを利用しています。第三者から見て投稿がどのように映るかも、SNS運用では考えていかねばなりません。

トレンドをキャッチアップできる人

SNSは常に新しい情報が流れていく媒体です。SNSの運用代行の副業で魅力的な投稿をするには、いつでも最新のトレンドを把握しておく必要があります。各SNSによってユーザー層は異なるため、運用代行するSNSの種類に合わせてトレンドをキャッチアップすることが大切です。

副業に取り組む時間以外もアンテナを張り、トレンドに関する情報を集めましょう。

地道な作業が得意な人

SNS運用代行の仕事は、地道な作業が多いものです。日々の投稿、コメントやメッセージへの返信、フォロワーとのコミュニケーションなど、一つひとつが小さい作業ではあるものの継続的に質を保ちながら行います。

ライティングやコーディングなどの地道な作業をしている人、細かいところに気を付けられる人、地道な作業を苦と思わない人は、SNS運用代行の仕事が継続しやすいです。反対に、大きな変化や刺激を求めるタイプの人、短期間で結果を出したい人には向かないかもしれません。

SNS運用代行の副業案件獲得に必要なスキル

SNS運用代行で必要なスキルは次のようなものがあります。

  • 顧客視点でのマーケティング力
  • 広告運用
  • 分析力、企画力
  • コミュニケーション力
  • 資格

それぞれを詳しく紹介します。

顧客視点でのマーケティング力

SNS運用では同じような投稿を続けていても意味はありません。顧客視点で「この投稿をほかの人にも共有したい」という話題性やユニーク性のある投稿も必要です。投稿の内容を充実させるためには、トレンドを把握し、人気がある投稿はどんな内容かをチェックして反映することも重要です。

広告運用のスキルと経験

SNSで集客するために広告運用を依頼されるケースも多いです。SNS広告でクライアントが求めている成果を出すには、SNS広告に対する理解が必要不可欠となります。単にSNS広告に関する知識をもっているだけでなく、実際に広告を運用して成果を出した実績があれば評価はより高まります。

分析力・企画力

競合や人気の投稿を分析し、担当するSNSの投稿に活かすといった分析力が必須です。ターゲットの設定や投稿後の「いいね」「リツート」「表示回数」などユーザーの動きも分析し、改善・新しい施策を立てられるかどうかも重要になります。

またSNS運用における企画力とは、ライブ配信、アンケート、キャンペーンなどの企画を打ち出すスキルです。魅力的な企画を実行に移し、エンゲージメントを高めることを期待されます。

コミュニケーション力

クライアントとコミュニケーションをとり、どのような人に向けて投稿をつくりたいのか、投稿の内容は何にするか、など意向を汲み取れるようにならねばなりません。うまくコミュニケーションが取れないと、業務に大きな支障が出てしまうこともあるので注意しましょう。

その他あれば役立つ資格

SNS運用代行で副業をするのに資格獲得は必須ではないですが、「マーケティングビジネス実務検定」「ネットマーケティング検定」などのマーケティング関連の資格は案件獲得に役立つでしょう。

クライアントにとって、資格を保有していることはスキルがあることを定量的に判断できる材料になるので、特に経験の浅い初心者の方は積極的に資格を取得するのがおすすめです。

各SNSに関する理解

SNS運用代行に取り組むうえでは、各SNSの特性を理解しておく必要があり、それぞれの傾向や必要なスキルは以下のとおりです。

各SNS特徴・傾向必要なスキル
X(旧Twitter)テキストメイン基本的なテキストコミュニケーション能力
Facebook匿名性広告運用
Instagram写真や動画を投稿画像加工スキル
TikTokショート動画を投稿動画編集スキル
YouTube動画共有サービス動画編集スキルアカウントの管理・分析スキル

上記のスキルを総合的に習得すれば、基本的にどのSNS運用案件でも柔軟に対応できるでしょう。スキルの習得自体も独学で身につけられるものばかりなので、初心者でも学習しやすい特徴があります。

なお、Facebookは世界の月間利用者数が29億人を突破しており、もっとも利用者数が多いSNSです。Facebookの次に月間利用者数が多いのは、YouTubeの25億人、次いでInstagramやWhatsApp、TikTokなどが続きます。

日本ではInstagramやTikTokが人気なので、この2つの特性は理解しておくことをおすすめします。

SNS運用代行の副業案件の探し方

SNS運用代行の副業案件は、副業エージェントやマッチングサービスを利用する方法と、クラウドソーシングサイトを活用する方法があります。

クラウドソーシングサイトを活用する

ランサーズやクラウドワークスなど、クラウドソーシングサイトを活用する方法もあります。クラウドソーシングサイトの特徴は以下です。

  • 初心者や未経験者でも受けられる案件も扱っている
  • 案件の種類や数が多い
  • 実績を積めば徐々に高単価案件を受けられるようになる

案件量や種類が多いので、初心者からでも受けられる副業案件が多いのも特徴です。実績を積めば徐々に高単価案件を受けられるようになるでしょう。

クラウドソーシングサイトおすすめ15選!初心者が副業で稼ぐコツとは

副業エージェント・マッチングサービスを活用する

副業エージェントやマッチングサービスは、副業を依頼したい企業と副業案件を受けたい人をつなげるサービスです。以下のような特徴があります。

  • スキルや知識、経験、働き方に合った案件を紹介してくれる
  • クライアントとの契約や折衝、請求業務などのサポートを受けられる
  • 非公開案件を扱っている

副業エージェントやマッチングサービスに登録すれば、自身で副業案件を探す必要がありません。エージェントのヒアリングにより、スキルや経験などに合った案件を紹介してくれます。クライアントとの契約などのサポートも受けられるので、慣れない事務仕事をせずに案件をこなすことだけに集中できます。

弊社ITプロパートナーズは、IT/Web系フリーランスに案件を紹介しているエージェントサービスです。フルタイムはもちろん、週3日程度の稼働で対応できる案件も豊富なので副業的に働きたい方にもおすすめです。

弊社ではITやWebに関する幅広い職種向けの案件を扱っており、SNS運用代行の案件も紹介しています。仲介業者を挟まないエンド直案件が9割のため、高単価の案件が豊富です。専門のエージェントのサポートによりさまざまな相談をしながら、自分にぴったりの案件を獲得したい方はぜひご相談ください。

SNSで案件を探す

SNSを使って、自分で案件を探すのも1つの方法です。SNSで自分が得意な業務をアピールできるので、それを見たクライアントから直接依頼を受けられます。

また、個人で運用しているアカウントのフォロワー数が多いと、それも1つのアピール材料になる可能性があります。また、自分がどのような作業ができるのかを紹介したブログなどと関連づけることで、効果的にアピールができるでしょう。

ただ、案件を受ける際に、契約や請求業務などはすべて自分で対応する必要があります。そのため、事務作業に関する必要な知識を身につけておかなければなりません。

SNS運用代行の副業案件を選ぶ際の注意点

SNS運用代行の副業案件を選ぶ際は、主に3つの注意点があります。

  • 自分のスキルや経験に合った案件を選ぶ
  • 細かい業務内容や依頼元を確認する
  • 適切な報酬単価か確認する

これらの注意点について詳しく解説します。

自分のスキルや経験に合った案件を選ぶ

SNS運用代行の副業で成功するには、自分のスキルや経験に合った案件を選びましょう。例えば、過去にSNSマーケティングの実務経験があれば、それを活かせる企業のSNS運用代行案件がおすすめです。自分の強みを最大限に生かせる案件を見極めることで、高い品質の仕事が提供でき、依頼元から高い評価を得られます。

細かい業務内容や依頼元を確認する

SNS運用代行の業務内容は案件によってさまざまです。投稿するだけの簡単な案件もあれば、動画や写真の編集、SNSの分析なども含まれる案件もあります。事前に対応範囲を確認するようにしましょう。

また、依頼元のSNS運用に関する理解が不足している場合、目標設定の曖昧さや非現実的な要求により、余計な時間やリソースの浪費につながりがちです。このような事態にならないよう、事前に業務内容や依頼元を確認し、自分に過度な負担がかからないよう見極めましょう。

適切な報酬単価か確認する

案件を選ぶ際は、相場に応じた適切な報酬かどうか確認するようにしましょう。冒頭で紹介した通り、SNS運用代行の副業収入の目安は、業務内容や範囲によっても変わりますが「1アカウント:3,000円〜30,000円/月」前後の場合が多いです。しかし中には、相場よりも明らかに低い報酬の案件も存在します。

報酬が低すぎる場合、当然ですが質の高い仕事を提供するモチベーションが下がる可能性があります。一方、逆に報酬が高すぎる場合、その金額に見合ったアウトプットができないと、契約の打ち切りになる可能性が高いです。従って、自分の実力に見合った適切な報酬単価の案件を選びましょう。

SNS運用代行の副業で稼ぐためのポイント

SNS運用代行の副業で稼ぐには、以下6つのポイントを意識しましょう。

  • 継続案件の獲得を意識する
  • 分析力・企画力を向上させる
  • 複数のSNSサービスの運用スキルを身につける
  • マーケティングスクールを受講する
  • 個人アカウントを運用する
  • 人気アカウントを分析する

継続案件の獲得を意識する

継続案件を受けるようにすれば、収入を安定させられます。継続案件として募集しているものはありますが、初心者向けの案件ではあまり見かけません。継続的に案件を受けるには、クライアントからの信頼や多くの実績が必要です。

報酬が高めの継続案件を複数担当すれば、SNS運用代行で効率的に稼げるでしょう。

フリーランスが継続案件を獲得する為のコツと必要な要素

分析力・企画力を向上させる

分析力が高い人は、質の高い提案ができます。確度の高い分析には、論理的思考とツールを活用するスキル、多角的な視点などが求められます。

また、企画力を向上させ、自分で企画を立案できれば、クライアントからの信頼も高まります。経験を必要とする高単価案件を受けられるようになるので、収入も増やせるでしょう。

初心者向けの案件を継続して受けることで、どのような投稿が好まれるのか、フォロワーは何の企画に反応するのかなどが見えてきます。初心者の段階で、企画力を向上させておくとよいでしょう。

複数のSNSサービスの運用スキルを身につける

すでに触れたとおり、SNSの種類によって求められるスキルや案件の傾向は異なります。そのため、SNS運用代行の副業で稼ぐには、それぞれのSNSサービスの運用スキルを身につけておくと有利です。複数のスキルがあればその分だけ対応できる仕事の幅が広がり、選べる案件の数も多くなります。

マーケティングスクールを受講する

できるだけ早くSNS運用代行で稼ぐスキルを身につけるなら、スクールに通うのもおすすめです。SNSマーケティングはオンラインスクールに講座があります。オンライン講座なら、在宅で本業の終業後に受講することもできます。

SNSマーケティングは企業・業界により同じ施策でも効果が異なることも珍しくありません。プロのマーケターによる講座を受講することで、様々な業界の事例を把握でき、副業に活用できる実践的な知識が身につきます。

SNSマーケティング初心者だけでなく、アカウントの運用数が少ない人にもマーケティングスクールの受講はおすすめです。

個人アカウントを運用する

自身の個人アカウントを運用すれば、高収入を稼ぐために必要な知識であるフォロワーの増加方法、注目を集めるコンテンツの傾向を、費用をかけず学ぶことができます。

書籍で学んだことを試したり、人気のアカウントに共通する投稿を行ったり、実践から学ぶことができるため、副業ではクライアントに説得力のある提案ができるようになります。

アカウントが大きく育てば、インフルエンサーとして影響力を持つことも可能です。

人気アカウントを分析する

SNS運用代行の仕事で高収入を稼ぐためには、人気アカウントを分析し、そのアイディアを応用することも大切です。人気が高いアカウントには理由があります。

例えば、X(旧Twitter)では日々バズるポスト(ツイート)がありますが、それには拡散したくなる要素があるはずです。その要素を分析し、自分が運用するSNSに応用すれば、成功につながるでしょう。

また、大手企業や有名ブランドがSNSで顧客に対してどのようなコメントや対応をしているかなども参考にできます。

SNS運用代行はトレンドをキャッチアップし、投稿のエンゲージメント数を分析するなど、スキルアップが不可欠です。ここではSNS運用代行の副業に役立つ勉強法をご紹介します。

スキル・実績がついたらフリーランスのSNS運用代行も検討しよう

副業案件をこなしスキルと実績がついたら、フリーランス案件を受けることも検討しましょう。フリーランス案件は、副業案件よりも高単価のものが多いので、より安定して稼げるようになるのが魅力です。

以下では、どうすればフリーランスとして独立できるのか意識すべきポイントや報酬相場を紹介します。

フリーランスとして独立するためのポイント

SNS運用代行のフリーランスとして独立するには、月額固定報酬の案件を受けることがポイントです。また、運用代行から運用責任者の案件を狙うと、高い報酬を得られるので独立しやすくなります。

SNS運用代行はライバルが多いため、スキルの幅を広げるのも重要です。高度なマーケティングスキルを身につけて、アドバイザーやコンサルなど幅広い案件を獲得すると、フリーランスとして安定した収入を得られるようになります。

フリーランスのSNS運用代行の案件相場

弊社ITプロパートナーズで SNSマーケティング・運用に関する案件相場をチェックすると、月額30万円程度が相場になります。

コンサルタント系の案件では「50万/月以上」といった案件もありますが、運用代行の案件に絞ると10万円〜20万円程度の案件が多い傾向です。ほかのWebマーケティング案件と比べるとSNS運用の単価はやはり安いため、積極的にスキルアップすることが大切です。

弊社「ITプロパートナーズ」では、Webマーケティング系のスキルを活かせる案件を多く扱っています。フリーランスとして安定した継続案件を獲得したいと考えている方は、ぜひ活用してみてください。

SNS運用代行の副業に関するよくある質問

ここではSNS運用代行でよくある質問について解説します。

SNS運用代行で起業できる?

結論、SNS運用代行での起業は控えた方が良いでしょう。単価があまり高くないため、別の仕事と兼用するか、個人の副業として取り組むのがおすすめです。

SNS運用代行の副業で得たスキルは他の案件でも活かせる?

SNS運用代行の副業で得たスキルは、ほかの案件でも活かせます。副業で培ったターゲットや他者からの目線、分析力・企画力などは汎用性が高いためです。スキルの幅を広げれば、Webライティングやコピーライター、他のWebマーケティング関連の案件にも参画できるでしょう。

SNS運用代行って怪しい?

ネット上では「SNS運用代行は怪しい」というキーワードも目にします。これは、SNS運用代行は最近できたばかりの仕事のため、業務内容がイメージしづらかったり、馴染みがない職業なので、怪しいインターネットビジネスと勘違いされていることが原因のようです。

実際には、多くの会社でSNS運用は重要視されており、職業としてメジャーになってきています。そのため、SNS運用代行は怪しい仕事ではありません。

まとめ

SNS運用代行の副業について、仕事内容や必要スキル、メリット・デメリットなどを中心に解説しました。

SNS運用代行はSNSの運用を代行する仕事ですが、スキルや経験によって報酬単価は大きく異なります。また収入を安定させるには、継続案件の獲得も視野に入れなければいけません。継続案件を獲得するには、スキルを身につけることや経験を積むことも大切ですが、案件を受けられるサービスを利用することも大切です。

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