営業代行のフリーランスになるには?年収・案件相場と求人の探し方

こんにちは、ITプロマガジンです。

営業パーソンとしてのキャリアを考えるなかで、独立を考える人も多いのではないでしょうか。しかし、独立してフリーランスとして活動する時の働き方や仕事の獲得方法が分からないという人もいることでしょう。

本記事では、営業代行フリーランスの働き方や気になる報酬事情、独立するメリット、案件の獲得方法について広く解説していきます。営業として企業に勤めている人は、ぜひ独立や副業について考えてみてください。

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Contents

営業代行フリーランスの働き方や業界事情

まずは、営業代行がどのような仕事なのか、仕事内容や業界、収入事情について確認しておきましょう。なお、営業代行を含めたフリーランスの職種と年収目安については以下の記事でまとめているので併せて参考にしてください。

フリーランスの仕事一覧!職種別の必要スキルや独立のステップ

営業代行の仕事内容

営業代行とは、その名の通り、企業から外部委託されて営業業務を請け負う働き方です。主に、BtoBのビジネスにおいて用いられます。代行する仕事の種類は多岐に渡りますが、主に新規開拓やルートセールス営業、テレアポ代行などが挙げられます。

営業代行の仕事の大きな特徴は、単にクライアント企業の商材を代わりに販売するのではなく、営業プロセスを代行するサービスである点です。営業代行では、商材の販売だけでなく、営業人材の育成やマーケティング業務、新しい営業手法の提案など商材の売り方についてのノウハウも提供します。

営業代行フリーランスの働き方

フリーランスで営業代行を請け負う場合、2種類のパターンがあります。

1つ目は、個人でクライアントから直接依頼を受けて業務委託契約を結ぶ方法です。自分でクライアントを探す必要がありますが、直接契約できるため報酬が高い傾向にあります。高い実績と信頼性が求められます。

2つ目は、マッチングプラットフォームを経由して、サービス内で業務委託契約を結ぶ方法です。クライアントが多く集まるため、希望条件や経歴を登録するだけで仕事を得られることがあります。業務の相談や契約サポートが受けられる点も魅力です。

営業代行フリーランスが求められる業界

営業代行フリーランスは、主に営業業務に精通していない専門職系の業界・業種において重宝されています。

例えば、弁護士や税理士などの士業。本業にかかる仕事量の多さから、営業業務に割ける時間が十分に取れないことから、外部委託するケースが多いようです。そのほか、建築業界・IT業界でも営業代行がよく用いられています。

いずれも、専門的な本業があり、営業活動に割ける時間が限られています。さらに、本業のパフォーマンスに特化しており、クライアントとの交渉やコミュニケーションが得意ではないという人も多いものです。そのため、クライアントと上手くコミュニケーションを取り、得意な建築や開発・施策分野の話を進めてくれる営業代行が重宝されています。

営業代行フリーランスの年収相場

営業代行フリーランスの年収は、300万~400万円が一般的です。「求人ボックス」によると正社員の営業の平均年収が「391万円」であるため、フリーランスになっても同等程度稼げることが分かります。

ただし、フリーランスの場合、報酬は青天井です。企業に雇用されないことから、報酬における自身の取り分が多くなるため、成果次第で年収1,000万円を超えることもあります。経験・スキルによって年収に大きな差が出る仕事です。

営業代行フリーランスの報酬形態

業務委託で営業代行業務を受ける場合、以下3種類の報酬形態があります。

  • 固定報酬
  • 成果報酬・成功報酬
  • 複合型報酬
  • 以下で順番に解説します。

固定報酬

固定報酬とは、契約時に決めた日額・月額が支払われる報酬形態です。成果の有無や金額にかかわらず、報酬は一定額で変わりません。

日額3万〜5万円、月額30万〜70万円程度が一般的。売上が高ければ高いほど割安で営業代行を頼めるため、主に商材単価の高い企業でよく用いられます。

成果報酬・成功報酬

成果報酬・成功報酬とは、成果や成功に応じた金額が支払われる報酬形態です。報酬は所定の条件を満たす場合に発生し、成果が上がるまたは商談が成立すれば、報酬額が増えていきます。

一般的に売上の20〜50%を報酬として受け取れます。成果が出るとコストが高くなるため、主に商材の原価が低い企業や、とにかく売り上げを上げたいという企業でよく用いられます。

複合型報酬

複合型報酬とは、最低限の固定報酬に加え、成果に応じた金額が支払われる報酬形態です。

月額5万~20万円+成果報酬1件あたり1万~3万円程度が一般的。「無駄なコストを省きたい」「強引な営業による企業イメージの低下が心配」など固定報酬と成果報酬・成功報酬のマイナス面をカバーできます。売上顧客管理など販売以外の営業業務を任せたい企業や商材の原価に余裕がない企業でよく用いられます。

営業代行フリーランスの仕事の種類と単価相場

続いては、営業代行フリーランスが実際にどのような仕事を請け負うのか、その種類と仕事内容、報酬形態、単価相場についてみていきましょう。

以下の表は、紹介する仕事の種類と単価相場をまとめたものです。

種類主な報酬形態単価相場
テレアポ成果報酬・成功報酬型テレアポ1件:200円程度
アポイント1件:1万〜3万円程度
インサイドセールス固定報酬型/成果報酬型(成功報酬型の場合)売上の20〜50%
フィールドセールス
(対面営業)
成果報酬・成功報酬型訪問1件:100円
アポイント1件:1万5,000〜2万円
契約1件:売上の30〜50%
メール営業固定報酬型/成果報酬型メール1件:数十円(月額1,500円〜1万円程度)
既存顧客フォロー固定報酬型/成果報酬型固定報酬型:月額10万円程度
成果報酬型:1件あたり1万円程度

テレアポ

テレアポでは、テレアポの実施から新規のアポイント獲得までが仕事内容です。成果報酬・成功報酬型で依頼されることが多く、成果報酬でテレアポ1件につき200円、成功報酬でアポイント獲得1件につき1万~3万円程度が発生します。ただし、商材によって単価が変わる可能性があります。テレアポは、労力がかかる割に報酬の金額が少ない案件もあります。

インサイドセールス

インサイドセールスでは、電話やWeb会議システムを使い、顧客を訪問せず非対面で営業活動を行います。一般的に、見込み顧客へのアプローチ、信頼関係の構築、商談までが業務範囲です。

業務範囲によって報酬形態や金額が異なりますが、固定型報酬または成果報酬型で依頼されます。成果報酬の場合、売上の20~50%程度が受け取れます。

インサイドセールス代行は、業務範囲が広いので、ある程度スキルがないと案件を受注するのが難しいでしょう。

インサイドセールスは、オンライン会議ツール(zoom・Googlemeat)を上手に活用できる人が向いています。例えば、資料を作って顧客と共有しながら商品を紹介できるプレゼン能力があると良いでしょう。

フィールドセールス(対面営業)

フィールドセールスは「外勤営業」とも呼ばれ、顧客への営業訪問やサービスの提案、クロージングなどを行います。インサイドセールスで構築した顧客との関係や社内の顧客情報を活かし、成約数を増やすのが目的です。

成果報酬型や成功報酬型で依頼されることが多く、成果報酬型では訪問1件100円、成功報酬型ではアポイント1件で1万5,000〜2万円、成約1件で売上の30〜50%程度が相場です。商材により報酬は異なりますが、成約に直接つながるポジションなので、高収入を狙える可能性があります。

インサイドセールス同様に経験年数が少ないと案件を受注するのが難しいですが、営業の経験年数が3年以上あると、会社に縛られず自由度が高く営業の仕事ができるメリットがあります。また、積極的に自分で考えて行動できる人や決断力がある人に向いていると言えるでしょう。

メール営業

メール営業代行では、メール文を作成・送信し、新規のアポイントの獲得を目指します。固定報酬型または成果報酬型で依頼され、送信するメール数によって報酬額が変動します。1件あたり数十円が相場で、月額1,500〜1万円程度が一般的です。顧客リストはクライアントが用意することもあれば、別途リストアップから依頼されることもあります。

単価は低いですが、フルリモートで仕事ができたり、初心者でも案件を受注しやすいのがメリットです。コツコツ作業できる方や、客を惹きつける文章力がある人におすすめです。

既存顧客フォロー

既存顧客フォローでは、成約後の顧客に対するフォローアップを担当します。リピート購入に向けた「追客営業」や、商材の開発・開発に役立つフィードバックのヒアリング、顧客の課題の把握と解決などを行います。報酬形態はさまざまで、成果報酬型の場合1件あたり1万円、固定報酬型の場合月額10万円程度が相場です。

新しく顧客を獲得するわけではありませんが、顧客が離れないような関係性構築力や、クロスセル・アップセルのスキルが必要になります。

営業代行フリーランスとして活躍するための必須スキル

フリーランスの営業代行には魅力的なポイントが多々ありますが、誰でも簡単に稼げるわけではありません。生計を立てていくためには、最低限下記のようなスキルの習得が必要です。

対応分野の営業スキル

営業スキルは、営業代行において全ての軸となる能力です。営業力のない営業代行を信頼し、依頼するクライアントはいません。営業能力は、これまでの営業経験から構築されることが多く、習得するためには自身での営業経験は必要です。

また、営業スキルだけでなく、営業を行う業界・ジャンルにおける知識も必ず身につけましょう。物やサービスを売る能力が高くても、その業界やジャンルの知識がなくては魅力的な営業はできません。

業界やジャンルの知識を身につけることで、コミュニケーションスキル、臨機応変に対応する能力を引き上げることができます。

ヒアリングスキル

クライアントや顧客の課題の把握ができていなければ、魅力的な営業をすることができません。そこで求められるのが、ヒアリングスキルです。

ヒアリング能力とは、相手が話しやすい環境を整え、会話から悩みや問題点を引き出す能力を指します。コミュニケーション力・交渉力とは似て非なるスキルで、会話から相手の潜在的なニーズを引き出す能力です。

潜在的なニーズを引き出すことで、相手が自覚していなかった課題が明確になるため、解決に繋がる営業商材をより魅力的に提案することができます。

プレゼンテーションは、商品・サービスを売り込む営業には欠かせない業務です。そのため、プレゼンテーションスキルがなければ、自分をクライアントに売り込むことも、商材の魅力や効果を顧客に理解してもらうこともできません。

プレゼンテーションスキル

プレゼンテーションスキルは、商品・サービスを売り込む営業には欠かせない能力です。プレゼンテーションスキルがなければ、自分をクライアントに売り込むことも、商材の魅力や効果を顧客に理解してもらうこともできません。

プレゼンテーションスキルをあげるには、商品やサービスの魅力がどうすれば伝わりやすくなるか意識することが大切です。営業資料のキャッチーなデザインに整えたり、試供品などを用いて実体験してもらうなどの工夫をすることもプレゼンテーションスキルの一部と言えます。

フォローアップスキル

フォローアップスキルを身につけることで、商談後のアフターケアや成約後のサポートの質が高くなり、成約率の向上や顧客との長期的な関係構築に役立ちます。例えば、初回の商談後、すぐに次回の打ち合わせを提案したり、関連する情報を定期的に共有したりするなどが効果的です。

商談後すぐに成約しない場合でも、適切なフォローアップにより関係を継続させることで成約につながる可能性があります。また、他の顧客候補を紹介してくれるかもしれません。以上のことからフォローアップスキルは、成約数の向上や販路拡大につながる欠かせない要素といえます。

営業戦略企画・立案スキル

営業代行は売り方をクライアントに提供する仕事でもあります。効果的な営業戦略は、クライアント全体の営業能力向上に繋がるので、営業戦略を立てる企画スキルは、営業代行にとって重要なスキルともいえるでしょう。

営業企画では、マーケットや商材の分析、営業アイデアの立案を行います。魅力的かつ実現可能な計画を立てるための企画力や論理的思考力、分析力、実行力などが求められるでしょう。

フリーランスの営業代行になるための必要な準備・開業の流れ

フリーランスの営業代行になるための必要な準備・開業の流れは以下の通りです。

  • 正社員として十分な経験を積む
  • 分野・商材のリサーチ
  • 営業プロセス・営業手法の企画
  • 法的・税務関連の手続き
  • クライアントとの条件交渉・契約
  • 営業資料の作成・顧客開拓

それぞれ具体的に紹介します。

正社員として十分な経験を積む

まずは独立前に正社員として十分に実務経験を積みましょう。​​フリーランスの営業代行として働くのであれば、最低でも2〜3年程度の実務経験を積んでおくことをおすすめします。スキルが十分でない状態で独立しても、案件を受注できない可能性が高いです。

また、いきなりフリーランスになると生活するのに十分な収入が確保できない場合があります。そのため、副業で営業代行の案件を受注しつつ、安定して稼げるようになったらフリーランスで独立するのが良いでしょう。

参入分野・商材のリサーチ

参入分野・商材のリサーチは、フリーランスの営業代行として成果を出すために重要なステップです。代行する営業の領域や、その商材について深く理解していなければ、自分が持つ営業スキルを活かせません。

例えば、IT業界の営業代行として活動を考えている場合、その業界の最新トレンドや需要のあるサービス、競合他社の動向などを調査します。商材についても、機能や特徴、顧客がどのような価値を求めているのかを把握するのが重要です。

また、リサーチを通じてより効果的な営業戦略を構築できます。以上のように、フリーランスの営業代行として成功を収めるためには、事前のリサーチが不可欠でしょう。

営業プロセス・営業手法の企画

営業プロセス・営業手法の企画とは、顧客との接点から成約までの流れや、どのようなアプローチをするのかを具体的に計画することを指します。

例えば、初めての商談は顧客のニーズや課題を引き出す質問を準備したり、商談後に効果的な内容のフォローアップメールを送ったりなどが挙げられます。

また、これらのプロセス・手法は顧客や業界、商品・サービスにより異なるので、事前のリサーチをもとに計画するのが大切です。臨機応変に企画を立てられると、フリーランスの営業代行としてのパフォーマンスは大きく向上するでしょう。

法的・税務関連の手続き

営業代行のフリーランスになるためには、法的・税務関連の手続きをしなければなりません。具体的には、開業届や青色申告承認申請書の提出、各種保険の切り替えや加入などのことです。

開業届は個人事業主を名乗るためには必須です。開業する住所を管轄する税務署に開業届を出すと、青色申告ができ節税面のメリットも得られます。また、会社員時代に加入していた保険から、国民年金や国民健康保険へと切り替えてください。

なお、営業代行フリーランスは企業秘密も扱います。企業秘密が漏れると、クライアント企業から損害賠償を請求されるかもしれません。万が一に備え、損害賠償保険への加入も検討しておくと安心です。

フリーランスに開業届は必要?提出のメリット・デメリットやタイミング

クライアントとの条件交渉・契約

フリーランスの営業代行業務では、クライアントとの条件交渉や契約の締結は非常に重要なプロセスといえます。その理由は、条件交渉や契約が自分の業務範囲や報酬、責任の範囲を明確に定めるからです。

具体的には、成果に応じた報酬額の設定や、新規開拓のみ担当する、フォローアップまで行うなど業務範囲の明確化などがあります。また、機密保持や個人情報保護に関する取り決めは、詳細な条件を契約書に盛り込むことで、後のトラブルを防げます。

以上のような条件交渉・契約締結は、フリーランスの営業代行として慎重に進めるべきプロセスです。

営業資料の作成・顧客開拓

営業資料の作成と顧客開拓は、営業代行のフリーランスにとって重要なプロセスです。営業資料の作成では、サービスの特長やメリットを一目で理解でき、なおかつ具体的な数値や事例を用いた信憑性の高さが求められます。

顧客開拓では、ターゲットとなる業界や企業のニーズを詳しくリサーチしていきます。例えば、BtoB向けのIT商材の顧客開拓をする場合は、商材により競争力の強化が実現できる領域や企業をピックアップし、最適な戦略を考えるのが重要です。

このように、顧客のニーズに沿った営業資料の作成やリサーチを基にした顧客開拓は、営業代行としての成果につながる要素といえます。

営業代行フリーランスが仕事・案件を探すおすすめの方法

営業代行フリーランスとしての働き方は、クライアントと直接契約するか、マッチングサービスを介して契約するかの2パターンであることはお話ししました。それでは、具体的にどのような媒体でクライアントを探せばよいのでしょうか。ここでは、営業代行フリーランスが仕事を探したり、獲得できるサイトを9つ紹介します。

Saleshub

引用元:Saleshub

Saleshub」(セールスハブ)は、自身のつながりから企業に顧客を紹介できるサービスです。企業担当者と打ち合わせをし、該当する知り合いを紹介、商談アポイントをセッティングすれば、2万円程度の協力金を得られます。

また、セールスハブには紹介先登録というシステムがあり、紹介できる企業・人材を登録することで、企業から紹介を希望するオファーが届く仕組みです。スキマ時間でも企業と人とをつなぐことができるため、副業で稼ぎたいという人に向いています。

side bizz

引用元:side bizz

side bizz」(サイドビズ)は、営業支援を希望する企業と、営業代行フリーランスをつなぐ会員制のプラットフォームです。会員登録すれば、クライアントから営業代行としてスカウトされたり、気になる掲載案件への応募が可能になります。「個人案件」「法人案件」「リモート可」「副業OK」など幅広い案件があるため、副業として働きたい人にもフリーランス1本でしっかり稼ぎたい人にも向いています。

Workship

引用元:Workship

Workship」(ワークシップ)は、企業の案件のなかから、気になるものに応募できるマッチングプラットフォームです。大きな特徴は、独自のアルゴリズムで登録者をスコアリングし、企業担当者に登録者の魅力を客観的、効率的に訴求してくれる点です。

Workshipを通じて仕事を受けることで、契約やトラブル対応のサポートも受けられます。「週1〜5日」「リモート可」「法人営業」の案件もあり、副業したい人からがっつり働きたい人まで向いています。

kakutoku

引用元:kakutoku

kakutoku」(カクトク)は、フリーランス営業職専門の日本最大級営業支援プラットフォームです。全案件固定報酬型の報酬形態を採用しています。

働く時間・場所を選んで登録できるため、自分らしい働き方が選択可能。登録案件は、スタートアップ企業や大手企業の新規事業が多く、スキルアップも期待できます。これまでの経験を活かしたい人や、営業代行としてワンステップ成長したい人に向いているでしょう。

複業クラウド

引用元:複業クラウド

複業クラウド」は、複業・フリーランス向けの求人検索・仕事探し専門の複業マッチングプラットフォームです。その名の通り、「平日夜」「リモート可」など、複業しやすい案件が多い点が特徴。スタートアップ企業や大手企業だけでなく、自治体の案件も多く取り扱っています。

また、クライアントと直接契約できるため、無駄な仲介料は発生しません。副業または、フリーランスでも複数の仕事を掛け持ちしたいという人におすすめです。

URUMAP

引用元:URUMAP

URUMAP」(ウルマップ)は、フリーランス・副業向けの営業支援プラットフォームです。ITの総合商社Wizが運営していることから、光回線・携帯電話など通信系や、キャッシュレス・SaaSなどのIT系の案件が多い傾向があります。

提案資料の提供や研修など営業サポートや開業支援、福利厚生サービスもあり、独立して働いている人には嬉しいサポート体制が整っている点も魅力です。個人事業主・新規開業法人、営業代行フリーランスの人に向いています。

クレアティー・サービス

クレアティー・サービス」は、システムエンジニアリングサービス(SES)の営業代行を募集するサービスです。顧客の営業開拓から派遣先のエンジニアのフォローまでが業務内容になるため、SES営業またはエンジニアの経験がある人が対象となっています。成果報酬型の報酬体系で、利益の40~50%を継続して受け取れます。

クラウドワークス

クラウドワークス」は、大手クラウドソーシングの1つです。営業経験の少ない初心者から上級者まで、あらゆるレベルの人が案件を探せます。多種多様な業界のクライアント企業、または個人が案件を掲載しているため、自分が得意なジャンルが見つかるでしょう。

2023年8月現在、クラウドワークスで「営業代行」というキーワードで検索すると、「約1,013件」の案件が公開されていました。報酬形態は固定報酬制の物が多く見られ、時間単位で報酬が発生する案件も見られます。

indeed

引用元:indeed

indeed」は「求人サイト」ではありません。indeedは転職サイトに掲載されている求人情報や、企業のホームページに掲載されている求人ページの情報などを表示する「求人検索エンジン」です。網羅的に求人情報を探せる点は、indeedを利用するメリットといえます。

2023年8月現在「営業代行」というキーワードに関してIndeedで検索をかけると「約4万件」もの求人がヒット。その結果から東京都23区に絞ると「約1万1,000件」となりました。

フリーランスの営業代行として働くメリット・デメリット

ここでは、フリーランスの営業代行として働くメリット・デメリットについて解説します。

フリーランス営業代行として働くメリット

フリーランス営業代行として働くメリットは下記のようなものがあります。

  • 営業パーソンとして年収アップのチャンスがある
  • 柔軟な対応が可能
  • さまざまな商材から選べる
  • コストメリットを出せる

それぞれ詳しくチェックしていきましょう。

営業パーソンとして年収アップのチャンスがある

フリーランスの営業代行は、スキル次第で会社員に比べ年収アップが期待できます。なぜなら、高単価な商材を多く成約したり、コンサルタントとして契約したりもできるからです。また、報酬の交渉や業務ごとの料金設定を自由にできることも、年収がアップしやすい要因といえます。

会社員でも成果報酬の企業であれば年収が上がる可能性はありますが、商材や稼働時間の自由度、成果に対する報酬額を考えると、フリーランスの営業代行の方が年収アップを狙いやすいでしょう。

柔軟な対応が可能

大手の営業代行企業が提供するプランは、請け負っている業務範囲が固定的であることが多く、クライアントが希望するサービスを提供できない、または不要なサービスを提供しなければならないケースがよくあります。

一方、フリーランスは個人事業主であり、自分で事業を展開できます。請け負う業務範囲や報酬形態、金額など提供するサービスに関しても自分で決められるので、クライアントのニーズやイレギュラーな事象に対して柔軟に対応することが可能です。痒いところに手が届くサービス・対応を提供できるため、フリーランスの営業代行を好むクライアントもいます。

さまざまな商材から選べる

ひと口に営業代行業務とはいえ、人によって、得意なジャンルや業務があるものです。企業に勤めていると、基本的には担当する商材や業務を選べません。

一方、フリーランスであれば、請け負う業務を自分で選べます。自分の得意なジャンルや業務に絞って依頼を受けることも可能です。さらに、成果を出せる見込みが高い商材や単価の高い商材などを選んで受注することもできるため、稼ぎやすいというメリットもあります。

コストメリットを出せる

営業代行企業は、企業の利益と従業員の報酬の両方を確保する必要があります。一方で、フリーランスであれば、自分の報酬さえ確保するだけです。そのため、同じ内容の業務であっても、フリーランスのほうが割安の価格を設定できます。

サービスの料金設定を企業の料金設定よりも下げ、雇用されて働く際の給与よりも高くすれば、営業代行企業よりも優位性を確保しつつ、自分の収入を増やすことが可能です。

固定プランでは対応しきれないような細かい雑務にも料金を設定して請け負えば、効率的に報酬をアップできます。

フリーランスの営業代行として働くデメリット

一方で、フリーランスの営業代行として働くデメリットは下記が挙げられます。

  • 収入が不安定になる
  • 自己管理が必要になる
  • 営業代行会社など競合が強い

収入が不安定になる

フリーランスは、会社員のように毎月決まった収入を得られる訳ではありません。営業代行の収入のみで生計を立てるには、計画的に仕事を進める必要があります。上述した固定報酬で契約すると、成果に関係なく収入が一定です。また、他の事業と掛け持ちして収入の不安定さをカバーするという手もあります。

なお、単発の契約ばかりでは、案件獲得に時間を取られて本業に割く時間が削られてしまうでしょう。収入を安定させるためには、継続して依頼してくれるクライアントを探すべきです。

自己管理が必要になる

会社員とは異なり、フリーランスには労働時間に制限がありません。好きなだけ働けることはメリットともいえますが、体調や心労を考えるとデメリットにもなるため注意しましょう。

複数の案件を並行するとスケジュール管理が大変になります。忙しさに追われると、クライアント企業の商材をよく理解できなくなってしまうかもしれません。自己管理を徹底して、営業のクオリティを維持しましょう。

営業代行会社など競合が強い

営業代行フリーランスのライバルは、同じ立場のフリーランスだけではありません。企業がライバルになると、規模や信頼性、実績の観点から案件を取り逃すリスクが高まります。

クライアント企業としては、営業代行フリーランスに依頼する際に以下の内容を心配しがちです。

  • いつ仕事を辞められるか分からない
  • 約束を守ってくれるか分からない
  • どれくらいの成果が見込めるか分からない

案件が取れないからといって単価を引き下げると、収入が不安定になる恐れがあります。詳しくはのちほど紹介しますが、自分の強み・経験を活かせる分野・商材を選ぶと案件を獲得しやすくなるでしょう。

フリーランスの営業代行として成約率を高めるためのポイント

成約率を高めるポイントは、以下の3つです。

  • 商材の売りやすさと特性を理解する
  • 依頼主・顧客情報を徹底調査する
  • 依頼主・顧客の成功を第一に考える
  • 商談後は自身の行動・言動を振り返る

それぞれのポイントについて解説します。

商材の売りやすさと特性を理解する

フリーランスの営業代行として成約率を高めるには、商材の売りやすさと特性への深い理解が重要です。商材の売りやすさは、ターゲットとなる顧客の数や成約数に直結します。前提として、売るのが難しい商材ばかりを扱うと、新たな顧客の開拓や販売数の増加が難しく、安定した収入を得られません。

また、商材の特性を理解することも成約率を高めるポイントです。例えば、クラウドに対応したITツールの営業をする際、業務効率化やセキュリティの向上、拡張性の高さなど、ツールを活用することで得られる複数のメリットを全て理解し、顧客に応じて強調する機能を選ぶ必要があります。

売りやすい商材を見極め、その特性を深く理解することで、フリーランスの営業代行として成約率を高められるでしょう。

依頼主・顧客情報を徹底調査する

商談前には、依頼主と顧客の情報を徹底的に調査することが重要です。依頼主である企業の商材の情報を頭のなかに入れておきましょう。資料を見れば分かる内容でも、顧客の質問にすぐに答えられると信頼につながります。

商品の機能や性能だけでなく、商品のコンセプトやコスト感、サポート体制についても調べ
ておく必要があります。

また、商談をする顧客の情報を調査しておくことも大切です。顧客の業界内でのポジションや現在の課題などを予めまとめておくことで、強くアピールするべき商材の魅力や、課題解決につながる商材の活用方法などを用意できます。

依頼主・顧客の成功を第一に考える

成約率の高いフリーランスの営業代行になるには、依頼主と顧客、双方の成功を第一に考えて商談に臨まなければなりません。

依頼主のことだけを考えて、十分なコミュニケーションを取らずに売り込みをすると、顧客満足度は低下し、返品や解約、悪い評判が増え結果的に依頼主へ迷惑がかかります。

クロージングを急がず、商材の価値を感じてもらうことに注力した方が、成約率が高くなります。顧客満足度の向上やポジティブな口コミの増加により、新規顧客獲得につながるかもしれません。自分の成績や依頼主の利益だけでなく、顧客の成功を考えることが成約率を高める要因になるでしょう。

商談後は自身の行動・言動を振り返る

基本的ではありますが、自身の言動を振り返り改善を繰り返していくことが、営業の成果を高めます。

反省は商談の直後に実施しましょう。そのまま次の営業に頭を切り替えると、失敗の記憶が薄れてしまいます。

フリーランスとして営業代行を行う際の注意点

最後は、フリーランスとして営業代行業務を請け負う時の注意点をまとめて確認しておきましょう。

単価・条件を慎重に確認する

契約に際しては、業務範囲・案件単価と報酬が発生する条件を詳細まで確認してください。特に成果報酬・成功報酬・複合型報酬で仕事を受ける場合、成果の達成条件は要チェックです。

確認をせずに仕事を進めてしまうと、報酬の支払いをする際にトラブルとなることがあります。報酬面でトラブルへ発展してしまうと、解決するまで報酬の支払いがされなかったり、依頼の継続ができなくなることも。

また、固定報酬型でも、「リード獲得のみ」「商談まで」など、どこまでが契約で定められた業務範囲なのかを明確にしておきましょう。後から認識していた業務以外の仕事を依頼されることを防げます。

強み・経験を活かせる得意な分野・商材を選ぶ

フリーランス営業代行では、自分で携わる案件を選べます。安定して収入を得るためには、自分の強みや経験を活かせる分野や商材を選び、成果を出すこと、実績を作ることを意識しましょう。

商材の理解度は営業能力を大きく左右するため、成果に大きな影響を与えます。得意な分野で営業をして成果を出すことができれば、クライアントや顧客から信頼を得られ、安定した収入を得ることができるようになるでしょう。

守秘義務・競業避止義務違反に留意する

複数の企業をクライアント・顧客を持つフリーランスは、守秘義務・競業避止義務が課されることがあります。

競業避止義務とは、クライアントと競合する事業を立ち上げること、または同業他社と取引することを制限する義務です。企業を退職し、独立した際にも、競業避止義務を負うことがあります。

この競業避止義務が課されていると既存クライアントの競合となる企業から仕事を受けられなかったり、契約すると契約解除や損害賠償を請求されたりするリスクがあるのです。

独立・開業前に資金を貯めておく

営業代行は、開業自体にはお金をかけずに始められます。ただし、上述したようにフリーランスは収入が不安定です。貯蓄があるに越したことはありません。

営業代行であれば、経費は交通費くらいでそれほど多くはないと考えられます。半年から1年程度の生活費を確保してから、フリーランスになりましょう。

確定申告を行う

会社員の時とは違い、フリーランスは確定申告や納税を自分で行う必要があります。源泉徴収で払いすぎた税金の還付を受けるためには、経費を記録することが大切です。

期限内に申告できなかったり、申告内容にミスがあったりすると、ペナルティを課せられるかもしれません。もし確定申告に不安を感じる場合は、会計ソフトを利用してもよいでしょう。また、会計ソフトや確定申告のルールで分からない部分があれば、早めに税務署に相談することをおすすめします。

まとめ

今回は、フリーランス営業代行の仕事事情をまとめて紹介しました。自社のニーズにぴったりの契約を結べるフリーランス営業代行へのニーズは高まっており、これまでの経験やスキルを活かせば、自分らしいサービスの提供や収入アップを期待できます。

フリーランスや副業で案件を探す場合は、今回紹介したマッチングプラットフォームを利用してみましょう。

他にも、IT系の営業代行・プリセールスを扱う弊社「ITプロパートナーズ」など、さまざまなエージェントやサービスが存在します。自分の得意分野に合わせた媒体選びも意識するのがおすすめです。

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