こんにちは、ITプロパートナーズ編集部です。
Webディレクターは、Webコンテンツ制作のクオリティや締め切りに責任を持つ重要な仕事ですが、独立してフリーランスのWebディレクターとして活躍している方もたくさんいます。現在Webディレクターとして働く方の中には、フリーランスになることを検討している方も多いでしょう。
しかし、Webディレクターの案件をフリーランスで受注する事は簡単ではありません。例えば、エンジニアのフリーランス案件の場合には、プログラミング言語というわかりやすい共通言語があるのでミスマッチは起こりづらい一方で、Webディレクターには、そういった共通言語はありません。採用する側も極めて定性的な判断になるので、Webディレクターがフリーランスの案件を受注するのは、簡単ではないのです。
そこでこの記事では、フリーランスのWebディレクターとして独立する方法や安定して稼げるようになるための方法、案件獲得におすすめのエージェントなどを解説します。
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Contents
- 1 Webディレクターがフリーランスで独立する前に知っておくべきポイント
- 2 フリーランスのWebディレクターの仕事内容
- 3 フリーランスのWebディレクターになるメリット・デメリット
- 4 フリーランスwebディレクターの年収相場
- 5 フリーランスWebディレクターの案件例・単価相場
- 6 フリーランスのwebディレクターが稼ぐために必要なスキル
- 7 フリーランスのwebディレクターが案件を獲得する方法
- 8 Webディレクターにおすすめのフリーランスエージェント4選
- 9 未経験からフリーランスWebディレクターになる方法
- 10 フリーランスのwebディレクターが年収を上げるためのキャリアパス
- 11 フリーランスwebディレクターの将来性
- 12 フリーランスWebディレクターに関するまとめ
Webディレクターがフリーランスで独立する前に知っておくべきポイント

WebディレクターはWebサイトの作成に欠かせない職種ですが、担当する業務の幅が広いため人によって仕事のやり方や担っている責任が違います。
これはフリーランスのWebディレクターも同じです。現在Web業界で働いている方でも、Webディレクターの役割を説明するのは難しいと思われているのではないでしょうか。まずは、フリーランスWebディレクターについて、
- Webディレクターは不足している
- フリーランスのWebディレクターの位置づけ
- 信頼されることが大事
上記3点を解説します。
Webディレクターは不足している
インターネットが身近になり、誰でもWebページを介していろいろなサービスを受けられるようになりました。
そのため、Webページの開発に欠かせないWebディレクターの重要性が増しています。とはいえ、Webページの制作はまだまだ産業として未成熟な点が多く、特にWebディレクターはいろいろなことを担当しなければならず、負担が大きい職業だと言えます。
状況によってはWebディレクターがPMや人材の採用をカバーすることも多く、「とりあえず任せとけば良い」的な立ち位置でWebディレクターに仕事が集中しがちです。
ある程度なんでも卒なくこなせるWebディレクターは重宝されやすく、より柔軟に対等できるフリーランスのWebディレクターに対する需要も増えています。
フリーランスのWebディレクターの役割と働き方
従来のWebページでは、1つのWebサイトを1人のWebディレクターが担当するのが一般的でした。しかし、今の時代1つの案件に複数のWebディレクターを配置することが珍しくありません。さらに、従来のWebディレクターに求められたスキルとは別の専門的なスキル(PMスキルや人の採用スキルなど)が求められる仕事も増えています。
そこで専門的なスキルを補う役割でも利用されるのがフリーランスのWebディレクターです。こういったケースでは、経験3年〜5年以上の経験豊富なフリーランスの方が求められており、専門的なスキルにより報酬も高めです
また、自社のWebディレクターの仕事をサポートしたり、業務の一部を分担するために採用されるフリーランスのWebディレクターもいます。この場合には経験の浅いフリーランスの方でも務まりますが、報酬はそれほど高くはありません。
Webディレクターとして働く場合、リモートで対応できるケースも多いです。また、複数の案件を同時並行でこなしているWebディレクターもいます。フリーランスのWebディレクターになれば、仕事の状況や自分の都合に応じて柔軟な働き方を実現できる可能性が高いです。
フリーランスWebディレクターは信頼されることが大事
Webディレクターは、担当する仕事が多いもののその成果が見えにくいことから、どれだけのスキルを持っているか判定するのが難しい職業です。
そしてこれはフリーランスのWebディレクターにも当てはまります。そのため、実績の少ないフリーランスの方にとっては案件を獲得しづらいと感じることもあるでしょう。
なお、フリーランスのWebディレクターを使う企業としては、既に何度もお願いして、実力がわかっている方に次回もお願いしたいと考えます。そのため、フリーランスのWebディレクターとして長くやるためには企業側から信頼されなければなりません。技術的なスキルも重要ですが、信頼を得るためにコミュニケーションスキルなどのヒューマンスキルも身に付けましょう。
フリーランスのWebディレクターの仕事内容
Webディレクターとして見れば、フリーランスと企業に所属するWebディレクターで仕事の内容に大きな差はありません。
しかし、フリーランスの方は助っ人として入る事も多いので、明確な成果を求められる事も多いです。ここでは、フリーランスのWebディレクターの仕事内容について、
- ディレクタションの仕事
- 業務分担を補う役割
という二つの業務内容にフォーカスし、詳しく解説していきます。
ディレクションの仕事
Webディレクターとは、一言で言ってしまえばWebコンテンツ制作の責任者です。
主な業務としては、納期の管理、メンバーの業務監督、コンテンツの品質管理、クライアントとの交渉など、多岐にわたり経験に基づいてそれらに対処しなければなりません。
さらに、それらをこなしつつ案件によっては結果を求められます。
そのためフリーランスのWebディレクターとして案件を獲得する場合には、どれだけ大きな案件をこなしてきたのか、またどんな実績を出してきたのかが重要な要素になります。
特にベテランのWebディレクターが少ないスタートアップ企業では、経験豊富なフリーランスのWebディレクターにプロジェクトのキーマンとしての役割を期待するケースもあります。
業務分担を補う役割
Webディレクターだからと言って、求められる仕事を全て満足にできるとは限りません。Webディレクターの中には、コミュニケーションスキルに長けているものの、最新の専門知識に詳しい訳ではない方もいます。また、チームメンバーの信頼は厚いものの、顧客とのコミュニケーションが苦手という方もいるでしょう。
そのため、規模の大きなWebサイトの開発プロジェクトでは、複数のWebディレクターを設定して、仕事を分担していることが珍しくありません。
このように、プロジェクトを進めるうえで、他のWebディレクター分担を補う役割として、専門知識に強いフリーランスのWebディレクターを利用するケースもあります。
フリーランスのWebディレクターになるメリット・デメリット

フリーランスのWebディレクターには、さまざまなメリットがあります。ただし、デメリットと言える部分もあるため注意が必要です。フリーランスのWebディレクターになるメリット・デメリットをチェックしておきましょう。
フリーランスのWebディレクターになるメリット
フリーランスのWebディレクターになるメリットをまとめると、以下のとおりです。
- 収入アップを期待できる
- 自由な働き方を実現できる
- 仕事を通してスキルを磨ける
フリーランスは自分で交渉して案件を獲得するため、努力すれば会社員よりも高額な報酬を得られる場合もあります。また、リモートで対応できる案件が多いため、自分のペースで働きやすいです。働く時間や場所も自由になります。
さらに、フリーランスのWebディレクターとして仕事をすれば、さまざまな案件に携われます。1つの会社の中で仕事をこなすよりも幅広い経験ができる可能性があり、自分のスキルをさらに磨くことが可能です。
フリーランスのWebディレクターになるデメリット
フリーランスのWebディレクターになるデメリットは、以下のとおりです。
- 必ず仕事を獲得できるとは限らない
- 雑務も自分で対応する必要がある
フリーランスのWebディレクターは好条件の案件を多く獲得できると高収入を狙えますが、必ずそのような仕事を得られるとは限りません。スキルが不足していたり、ニーズに合わなかったりすれば、思うように仕事を獲得できないリスクがあります。
また、会社員とは異なり、フリーランスは請求書の発行や備品の管理なども自分で行わなければなりません。メインの業務以外にもやることが多く、手間がかかります。
フリーランスwebディレクターの年収相場
大手のフリーランス向けエージェントが紹介するWebディレクターの案件の相場は、月50万円から月80万円ほどです。
中には90万円以上、100万円を超えるような案件もありますが、そんなに多くないのが現実でしょう。
そのため、フリーランスWebディレクターの年収相場は600万円〜900万円程度が妥当な数字かと思います。
一方、会社員としてWebディレクターの仕事をする場合の平均年収は、求人ボックスのデータを参照すると493万円です。よって、フリーランスのWebディレクターになれば、会社員以上に稼げる可能性があります。
なお、フリーランスのWebディレクターなら案件の難易度にもよりますが、2つ以上の案件を同時に請け負うことが可能です。そのため、個々の案件の報酬単価が安くてもフリーランスWebディレクターを数年経験された方なら1000万円以上の年収が稼げるケースもあります。
フリーランスWebディレクターの案件例・単価相場
フリーランスのWebディレクターとして働く場合、どのような案件があるのでしょうか。具体的な案件例と単価相場を紹介します。
週2・3日の案件例・単価相場
フリーランスのWebディレクター向けの案件のなかには、週2・3日の勤務で対応できるものもあります。
たとえば、以下のようにECサイトの管理や運営を担当する案件があります。
週2・3日で対応できるWebディレクターの案件の単価相場は、月収30万円程度です。
リモートの案件例・単価相場
すでに触れた通り、フリーランスのWebディレクターは、リモートで案件に対応するケースも多いです。
たとえば、Webサイトやアプリなどのクリエイティブのディレクションを行う案件があります。
リモートで対応できるWebディレクターの案件の単価相場は、月収80万円程度です。
客先常駐の案件例・単価相場
客先に常駐して対応するフリーランスのWebディレクター向けの案件もあります。常駐先のメンバーと直接コミュニケーションをとりながら仕事を進めます。
客先常駐の案件例としては、以下のものが見つかりました。Webメディアを中心とし、LP制作や広告物などについてもディレクションを行う案件です。
客先常駐のWebディレクターの案件の単価相場は、月収60万円程度です。
フリーランスのwebディレクターが稼ぐために必要なスキル

先ほど紹介したように、ベテランのフリーランスのWebディレクターなら、年収1000万円が可能です。しかし、経験の少ない方はなかなかそこまでは稼げません。これからフリーランスのWebディレクターとして稼ぎたいと考えている方は、稼げるスキルを学び経験を積んで顧客から信頼されるようになりましょう。
次から、フリーランスのWebディレクターが稼ぎたい方におすすめのスキルをご紹介します。
- Web制作全般の知識・経験
- マネジメントスキル
- コピーライティングの知識
- コミュニケーションスキル
- 統計学の知識やマーケティングのスキルなど
Web制作全般の知識・経験
Webディレクターとして活躍するには、Web制作全般に関する知識や経験が必要です。Webディレクターに任される案件は幅が広いため、さまざまなことを理解している必要があります。
また、Webディレクターはデザイナーやプログラマーなどに指示を出す役割を担います。それぞれの職種が対応するWeb制作についてある程度以上の知見がなければ、適切な指示を出せない恐れがあります。
マネジメントスキル
先ほども説明したように、WebディレクターとはWebコンテンツ制作の責任者です。そのため、Webディレクターには、マネジメントスキルは必須と言えるでしょう。では、マネジメントスキルとはどのようなスキルでしょうか。
マネジメントの父と呼ばれるP.F.ドラッカー氏は、著書の中でマネジメントとは、組織に成果をあげさせるための道具、機能、機関と定義しています。従って、マネジメントスキルを一言で言ってしまえば、組織に成果をあげさせる方法を活用できるスキルです。
時々、自分の考えをチームに押し付けることがマネジメントと誤解されている方がいます。それによって成果が上がらないのであれば、そのやり方はマネジメントではありません。フリーランスのWebディレクターとして活躍するなら、マネジメントスキルを正しく理解して実践しましょう。
それらをしっかりと言語化してアピールできれば、年収を上げるための強い武器になります。
ぜひドラッカーの著書を参考にしてみてはいかがでしょうか。
コピーライティングの知識
どのようなWeb制作においても、コピーライティングの質が重視されています。WebディレクターがWeb制作を統括する役割を果たすうえでは、コピーライティングについても正しい知識のもとで判断しなければなりません。キャッチコピーやタイトル、ディスクリプションなどの基本的なライティング知識を身につけておきましょう。
Webディレクターとしてコピーライティングに関する知識をしっかり身につけていれば、コピーライターに作業の指示を出す際も説得力のある説明ができるでしょう。
コミュニケーションスキル
フリーランスのWebディレクターに限らず、全ての管理職に必要とされているのがコミュニケーションスキルです。そして、コミュニケーションスキルとは、相手の考えていることを理解し、また自分の考えを相手に理解してもらうといった、十分な意思疎通を可能にするための技術です。
なお、コミュニケーションに使われるスキルとは、聴く、話す、読む、書くなど、社会人としての基本的なものばかりです。しかし、アナウンサーやカウセラーなど、訓練された高いスキルを持つプロもたくさんいます。ぜひ、誰でもできることだと考えないで、意識してトレーニングし、スキルアップを心がけましょう。
統計学の知識やマーケティングのスキルなど
今のWeb開発に携わるWebディレクターは、コンテンツ制作を管理するだけではなく、そのコンテンツの効果についても意識しなければなりません。そのため案件によっては、マーケティングの考え方を活用してWebコンテンツのデザインを検討したり、アクセスの傾向を分析してWebコンテンツを改善する、といった専門的なスキルが求められてるケースが増えています。
そして、そのような専門的なプラスアルファのスキルを持つフリーランスのWebディレクターなら、より高い報酬が期待できます。ぜひ、統計学の知識やマーケティングのスキルなどのプラスアルファのスキルの習得も検討してください。
フリーランスのwebディレクターが案件を獲得する方法

フリーランスのWebディレクターとして案件を獲得する方法は、さまざまあります。具体的には以下です。
- フリーランスエージェントを活用する
- クラウドソーシングを活用する
- 直接営業する
- 知人から案件を受ける
それぞれの獲得方法について詳しくみていきましょう。
フリーランスエージェントを活用する
フリーランスエージェントでは、フリーランスのさまざまな職種向けの案件を扱っています。Webディレクター向けの案件も多く扱っているため、相談すれば自分の条件に合う案件を紹介してもらえます。
フリーランスエージェントは、比較的好条件の案件を扱っている場合が多いです。また、条件の交渉も代わりに行ってくれるため、案件を獲得するまでの手間があまりかかりません。ただ、案件を獲得するには実務経験やスキルを求められるので、全くの未経験者にはおすすめしません。
クラウドソーシングを活用する
フリーランスのWebディレクター向けの案件は、クラウドソーシングでも見つけられます。クラウドソーシングは、仕事を依頼したい人と受注したい人をインターネット上で結びつけるためのサービスです。募集されている案件に応募して交渉が成立すると、そのまま案件を受注できます。
クラウドソーシングで募集されている案件は、初心者や未経験向けの案件も多い為、単価の相場が低い場合もあります。ただし、なかには条件のいい案件もあるため、詳細をよく確認したうえで応募しましょう。
直接営業する
フリーランスとして仕事を獲得するには、直接営業するのも効果的です。メールや電話を活用したり、直接訪問したりする方法があります。Webディレクターを必要としていそうな企業を探し、自分のスキルや経験をアピールしましょう。
営業しても必ず依頼をもらえるとは限りませんが、Webディレクターが必要になったタイミングで連絡をもらえる場合もあります。
知人から案件を受ける
フリーランスのWebディレクターとして活躍している人は、知人から案件を紹介してもらっているパターンもよくあります。会社員として働いていたときの同僚やフリーランスとして活動する中で築いた人脈から案件を獲得する方法です。
知人からの紹介であれば、クライアントも安心して案件を任せられます。そのため、スムーズに案件の契約が進む場合が多いです。
Webディレクターにおすすめのフリーランスエージェント4選
フリーランスエージェントはたくさんありますが、Webディレクターはどれを利用すればいいのでしょうか。多くのエージェントが存在するなかで、おすすめなのは以下のサービスです。
- ITプロパートナーズ
- Midworks
- ギークスジョブ
- レバテッククリエイター
それぞれのエージェントの特徴について解説します。
ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズは、週2~3日から働ける案件を多く紹介しているフリーランスエージェントです。リモートで働ける案件も多く扱っており、フリーランスとして自分らしい働き方をしたい人から支持されています。専属エージェントに仕事について相談できるため、フリーランスになったばかりでも安心です。
また、ITプロパートナーズはクライアントと直接契約しており、フリーランスに支払われる単価も高い傾向があります。Webディレクターのフリーランス案件も数多く扱っており、実務経験があれば高単価案件を獲得できる可能性が高いです。
気になる方はまず無料登録をして、案件を閲覧してみてください。
Midworks

Midworksは、IT系のフリーランス向けの案件を扱っているエージェントです。Webディレクター向けの案件も多数紹介しています。正社員並みの保障をするサービスも提供しているため、フリーランスになっても安心して働けます。
Midworksが紹介している案件は、8割以上が非公開案件です。サービスに登録してエージェントに相談すると、自分のスキルや経験に合う案件を紹介してもらえます。
ギークスジョブ

ギークスジョブは、フリーランスのエンジニア向けの案件を紹介しているエージェントです。Webディレクター向けの案件も扱っています。東京、大阪、福岡など、各地の企業の案件を紹介している点が特徴的です。
リモートで対応できる案件も豊富なため、居住地域を問わず仕事を紹介してもらえる可能性があります。過去の取引実績は約3,300社を誇っており、登録すれば幅広い企業の案件を紹介してもらえるでしょう。
レバティッククリエーター

引用元:レバティッククリエーター
レバティッククリエーターは、業界最大級の案件保有と代理で営業を依頼できる点が魅力のエージェントです。豊富な案件が選べるだけでなく、面倒な条件の交渉や手続きなどのバックアップが受けられます。
未経験からフリーランスWebディレクターになる方法
未経験からフリーランスのWebディレクターになるには、どのようなプロセスを辿ればよいのでしょうか。ここでは、未経験からフリーランスのWebディレクターになるための具体的な流れを解説します。
1.Webディレクションのスキル・知識を習得する
まずは、Webディレクターとして必要なスキルや知識をしっかり習得しましょう。Webディレクターに必要なスキルや知識は、努力すれば独学でも身につけられます。より確実かつスムーズに勉強したい場合は、スクールに通って基本的な内容を学ぶのもおすすめです。講師に質問できるため、分からない部分があってもつまずく心配がありません。例えば、以下のようなスクールがおすすめです。
必要なスキルや知識を身につけた後は、自分でWebサイトを運営すると実践的な経験を積めます。
2.企業に転職して3年以上の実務経験を積む
Webディレクターに必要な最低限のスキルや経験を積んだら、Webディレクターとしての実務経験を積みましょう。企業に転職し、会社員として仕事をしてみるといいです。企業で3年以上の実務経験を積めば、フリーランスとして独立するために必要なことを学べます。
なお、未経験ならまずはアシスタントとして転職し、Webディレクターを目指す方法もあります。
3.副業からスタートとして独立する
フリーランスのWebディレクターを目指すなら、会社員のうちに副業として案件を受けてみましょう。Webディレクター向けの案件のなかには、副業として取り組みやすいものもあります。難易度が低い案件から受けてみれば、フリーランスのWebディレクターとしての仕事内容や働き方をイメージしやすくなるでしょう。
フリーランスのwebディレクターが年収を上げるためのキャリアパス

フリーランスのWebディレクターとして稼げるようになるにはスキルや案件を獲得する方法なども重要ですが、同時にキャリアパスも大事です。
次から、フリーランスのWebディレクターが年収を上げるためのキャリアパスについて解説します。
- プロジェクトマネージャーを目指す
- 会社を設立する
- 稼げる専門分野を極める
プロジェクトマネージャーを目指す
自社のWebシステムを作るプロジェクトでは、Webディレクターは中間管理職のような立場であり、その上にプロジェクト全体を管理する管理職として、Webプロデューサーまたはプロジェクトマネージャーが置かれます。このような組織におけるWebディレクターが目指すキャリアパスは、当然プロジェクトマネージャーになるでしょう
なお、プロジェクトマネージャーは、経営陣に対してプロジェクトの有効性を説明して開発予算を獲得し、開発スケジュールを立案して、その計画どおりに開発を進めプロジェクトとして成功させるのが仕事です。そして、プロジェクトが成功を請け負うフリーランスのプロジェクトマネージャーになれば、高額な報酬が期待できます。また、企業に所属するケースでは、役員クラスの待遇が提示されるので、年収次第では転職も考えてください。
会社を設立する
フリーランスのWebディレクターは、案件によって何人ものクリエイターやエンジニアといっしょに仕事をします。中には、同じフリーランスのクリエイターやエンジニアといっしょになるケースも多いでしょう。それならいっそ、自分の会社を作って知り合いのクリエイターやエンジニアを使い、その会社でWebコンテンツの開発の仕事を請け負った方が稼げるかもしれません。
フリーランスのWebディレクターなら、会社を設立し、その社長として今まで以上に稼げるようになることもキャリアの1つです。
稼げる専門分野を極める
フリーランスの中でも、報酬の高い職種の1つがコンサルタントです。特に、プロジェクトの成功に大きく関わるWebマーケティングなどの専門家なら、高い報酬が一般的です。そのため、フリーランスのWebディレクターとして、そのような専門に強い方ならコンサルタントとして仕事を受注することで高い報酬が期待できます。
このように、高い報酬が得られる特定の分野を極めることは、フリーランスのWebディレクターのキャリアアップの選択肢の1つです。
フリーランスwebディレクターの将来性
さまざまな企業がWebコンテンツを運営しており、Webディレクターに対するニーズは増しています。そのため、フリーランスのWebディレクター向けの案件は、今後も多く見つかる可能性が高いです。
ただし、ライバルもたくさんいるため、生き残るには他の人材との差別化も必要です。自分ならではの強みや専門分野を作れば、好条件な案件も勝ち取りやすくなります。また、他の人材より優れたスキルや経験をアピールできるよう、実力を磨いていきましょう。さまざまな案件を受注しながら、常に自己研鑽に励むことが大切です。
フリーランスWebディレクターに関するまとめ
これまで紹介したように、フリーランスのWebディレクターの仕事とは、Webコンテンツ制作に責任を持つことですが、その範囲が広く、求められるスキルもかなり広い職種です。また、クリエイターやエンジニアなどからステップアップした方もおり、経験や得意なスキルも人によって違います。
とはいえ、Webディレクターは不足しており、フリーランスのWebディレクターは多くの企業から求められています。そして、フリーランスであれば経験年数に応じて年収1,000万円も十分可能です。
実績をしっかり積みながら稼げるフリーランスのWebディレクターを目指してください。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
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