フリーランスが週4日案件に参画するメリットや案件の取り方・単価目安

こんにちは、ITプロマガジンです。

近年において、フリーランスの案件は週1〜2日稼働から週5日のフルタイム稼働まで、さまざまな稼働日数のものがあります。「休みを多く確保しつつ、収入を落としたくない」という場合は、週4日稼働の案件がおすすめです。

本記事では、週4日のフリーランス向け案件に参画するメリット・デメリットや単価相場、実際の案件例などを紹介します。週4日案件を多く取り扱うおすすめのフリーランスエージェントも紹介しているので、ゆとりを持って働きたいITフリーランスの方はぜひチェックしてみてください。

フリーランスの単価の伸ばし方

「必要以上に安売りをしてしまう」「市場感より高い単価で参画してしまいトラブルになる..」

フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。

ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。

ITプロパートナーズでは、

・9割がエンド直案件のため、高単価
・約6割が週3-4案件のため、柔軟に働ける
・約7割がリモートのため、働く場所を選べる

などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。

初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?

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Contents

フリーランスが週4日案件に参画するメリットは?

フリーランスが、フルタイムではなく週4日稼働の案件に参画することには、以下のようなメリットがあります。

  • 体力や精神面でも余裕が生まれる
  • やりたいことにチャレンジできるようになる
  • 育児や家事との両立もしやすくなる

具体的にどのようなメリットがあるのか、以下で詳しく見ていきましょう。

体力や精神面でも余裕が生まれる

稼働日を週4日にするだけで、時間的な余裕はもちろん体力や精神面でも余裕が生まれます。通常の週5日勤務と比べて休みを1日多く確保できるので、仕事の疲れを癒やしたり家族との時間を作ったり、日々の暮らしがより豊かになるでしょう。

フリーランスエンジニアは会社員のように勤務時間が区切られていないので、労働時間が長くなりがちな人も多いのではないでしょうか。週4日案件なら休日を3日確保できるので、働きすぎを防いで余裕のある生活を実現できます。

やりたいことにチャレンジできるようになる

毎週3日間の休みがあれば、これまで忙しくてできなかったことにチャレンジできるようになるのも、週4日案件を選んだときの大きなメリットです。新しい趣味を始めたりスキルアップのための勉強をしたり、プライベートを充実させられます。

休みが週2日では、「家事などやるべきことに追われてあっという間に休日が終わってしまう」と感じている人も多いでしょう。稼働を週4日にすれば、増えた休日を自分のやりたいことのために使えます。

育児や家事との両立もしやすくなる

休日を週に3日確保できると、空いた時間を育児や家事に充てられます。週5日勤務よりも余裕が生まれ、子どもと出かける時間を作ったりゆっくり家事をしたりできるので、家庭に向き合う時間をしっかり確保できるのもメリットです。

時間に余裕がないと生活が慌ただしくなりがちですが、1日多く休日を確保できる週4日稼働は育児や家事との両立もしやすくなります。そのため、「仕事の疲労で休日の家事や育児に支障が出ている」という人にも、週4日稼働がおすすめです。

フリーランスが週4日案件に参画するデメリットは?

フリーランスが週4日案件に参画することに、デメリットはほとんどありません。稼働日が減るので収入が心配になる人もいるかもしれませんが、フリーランスエンジニアの案件は週4日稼働でも生活に十分な報酬が得られるものも多くあります。

ただし、人によっては以下の2点に注意が必要です。

  • 案件の掛け持ちや副業が難しくなる
  • 質の高いアウトプットが必要になる

上記2点のデメリットについて、以下で解説します。

案件の掛け持ちや副業が難しくなる

複数の案件に取り組みたいと考えている場合、週4日稼働の案件を受けてしまうと掛け持ちが難しくなる点に注意しましょう。ひとつの案件に週4日対応することになるため、ほかの案件は週1〜2日稼働のものを選ばざるを得ません。

稼働が週1〜2日の案件は数が少ないため、週4日稼働の案件を受注すると結果的に掛け持ちできる案件の選択肢が狭くなってしまいます。複数の案件を掛け持ちしたい場合は、週2〜3日稼働の案件を選んだほうがよいでしょう。

フリーランスエンジニアが複数案件を掛け持ちするメリットと注意点

質の高いアウトプットが必要になる

少ない稼働で生活に十分な収入を得るには、週4日稼働かつ高単価な案件を受注できるほどの高いスキルや実績を持っていることが前提となります。質の高いアウトプットができなければ、週4日稼働で高収入を得るのは難しいと考えてください。

例えば以下のITプロパートナーズの案件は、週4日勤務で単価90万円と高報酬ですが、その分求められる条件も多くなっています。週4日案件で生計を立てるには、案件受注のために必要なスキルや実績を持っていなければなりません。

案件名【Ruby on Rails/MySQL】経営改善サービスにおけるサーバーサイドの案件・求人
案件単価〜900,000円/月
勤務地リモート(一部出社)
スキル・オブジェクト指向言語でのWebAPIの開発経験3年以上(Ruby on Rails)
・MySQLのスキーマ設計経験
・AWS、GCPなどパブリッククラウドを用いたインフラ設計・構築経験 など
職種・ポジションフロント/バックエンドエンジニア

週4日稼働が向いているフリーランスの特徴

以下のような人は、週4日稼働が向いています。

  • 少ない労働で高収入を稼ぎたい人
  • 自分で事業を展開している人
  • ゆとりを持ってプライベートを充実させたい人

それぞれの特徴について、以下で詳しく見ていきましょう。

少ない労働で高収入を稼ぎたい人

ITフリーランス案件は週4日稼働でも高単価なものが多いため、少ない労働時間で高収入を稼ぎたい人に向いています。単価は案件の内容や求められるスキルによって大きく変わり、案件によっては週5日稼働よりも週4日稼働のほうが単価が高いケースもあります。

週5日稼働で心身に負担を感じている人は、現在の案件と同程度もしくは高単価な週4日稼働案件を探してみましょう。スキルや実績があれば、収入を維持しながら労働時間を減らせる可能性は十分あります。

自分で事業を展開している人

週4日稼働を選ぶと自由に使える時間が増えるので、自分で事業を展開している人にもおすすめです。週5日稼働の案件を受注してしまうと、自分の事業のために充てられるのは週2日となります。休日も考慮すると十分な時間をかけられているとは言えず、もどかしさを感じている人もいるのではないでしょうか。

週4日稼働案件なら自分の事業のためにより多くの時間をかけられ、今後の事業展開や戦略の検討にも力を入れられます。

ゆとりを持ってプライベートを充実させたい人

ゆとりを持ってプライベートを充実させたい人にも、週3日の休日を確保できる週4日案件がおすすめです。週に1日休みが増えるだけで、毎日の生活に大きなゆとりが出ます。

趣味に時間をかけたりスキルアップのための勉強をしたり、休日の使い方は自分で自由に決められます。週5日稼働ではどうしても仕事に比重が偏りがちなので、ワークライフバランスを重視したいしたい人も週4日稼働案件を選んでみてください。

フリーランスの週4日の案件数・単価相場

弊社ITプロパートナーズでフリーランスエンジニア向け週4日案件を検索すると、約600件の募集がありました。(2024年3月時点)

週4日案件は数が少ないイメージがあるかもしれませんが、上記のとおり案件数はむしろかなり多いといえます。ITプロパートナーズが扱う週4日案件の単価相場は40万円から100万円となっていて、高単価案件も豊富です。

また、エンジニア以外の職種でも以下のように多くの週4日稼働案件があります。(弊社ITプロパートナーズでの案件数)

  • フリーランスWebデザイナーの週4案件:39件
  • フリーランスマーケターの週4案件:103件

エンジニアはもちろんですが、その他の職種のフリーランスにおいても、柔軟な働き方ができるようになっています。

フリーランスの週4日案件の実例

フリーランスの週4日案件にはどのようなものがあるのか気になる人も多いでしょう。

実際に弊社ITプロパートナーズで募集している「システム・アプリ開発」「インフラ構築・運用」「プロジェクトマネージャー」などITエンジニア向け案件の他、Webマーケティング系の案件例を紹介します。

システム・アプリ開発の案件例

案件名【TypeScript/SaaS】見積もりプラットフォームにおける開発の案件・求人
案件単価〜900,000 円/月
勤務地フルリモート
職種・ポジションフロントエンジニア/バックエンドエンジニア

こちらは、見積もりプラットフォームの開発案件です。ReactでのWebアプリケーション設計・開発経験や、Node.jsでのサーバ設計・開発経験などが求められます。週4日稼働ながら単価は90万円です。フルリモート可能なので、自由度の高い働き方をしたい人にもおすすめです。

インフラ構築・運用の案件例

案件名【AWS/Linux】インフラ運用や構築におけるエンジニアの案件・求人
案件単価〜700,000 円/月
勤務地リモート/一部出社
職種・ポジションインフラエンジニア/SRE

こちらは、クライアントの主要サービスのインフラ運用や構築を担当する案件です。LinuxやDBに関する知見が求められ、Webサービスやアプリケーションの運用保守経験も必要です。単価は70万円で、基本はリモート対応ですが一部出社が必要なときがあります。

プロジェクトマネージャーの案件例

案件名【PM】大手D2C企業にて開発をリードするPMの案件・求人
案件単価〜1,000,000 円/月
勤務地リモートor出社(相談可)
職種・ポジションバックエンドエンジニア/PM

こちらは、大手企業の開発プロジェクトでプロジェクトマネージャーを担当する案件です。設計から実装、リリースまで一気通貫で担当するため、開発プロジェクトでのPM経験に加えてサーバーサイドエンジニアとしての経験も求められます。単価は100万円と高額で、働き方は出社かリモートかを相談可能です。

Webマーケティング系の案件例

案件名【市場調査/分析/市場動向調査/分析】医療系デジタルサービスの調査案件!
案件単価〜800,000円/月
勤務地五反田
職種・ポジションマーケター

こちらは大手医療系クラウドサービスの利用状況や効果測定の分析結果をまとめ、プレゼンまで担当する案件です。分析経験や資料作成経験に加えて、プロジェクト推進経験も求められます。単価は80万円で、クライアントのオフィスへの出社が必要です。

ITプロパートナーズではこの他にも数多くの週4日稼働案件を扱っています。7割がフルリモートとなっているので、自由度の高い働き方を実現しながら、高収入を確保できます。他にどんな案件があるか気になる方は、以下からお気軽に案件を閲覧してください。

フリーランスが週4日案件を獲得する方法

フリーランスが週4日案件を獲得する方法として、以下のようなものがあります。

  • フリーランスエージェント
  • クラウドソーシング
  • 求人サイト
  • 知人からの紹介

最もおすすめなのは、フリーランスエージェントの活用です。フリーランスエージェントは実績やスキルに合う案件を紹介してくれるサービスで、高単価な案件も多く取り扱っています。先ほど紹介した案件例も、フリーランスエージェントのITプロパートナーズに掲載されているものです。

自分で案件を探すなら、クラウドソーシングや求人サイトをチェックしてみましょう。クラウドソーシングはオンラインで受注から納品まで完結できるので、リモート案件を探している人におすすめ。

求人サイトは社員やアルバイトの募集がメインというイメージがありますが、「業務委託」などのワードで検索するとフリーランス案件も探せます。

また、フリーランスエンジニアは知人からの紹介で仕事を獲得している人も多いので、スキルや実績を周囲の人にアピールすると仕事につながるかもしれません。

週4日案件を探せるフリーランスにおすすめのエージェント

ここでは、週4日案件を探している人におすすめのフリーランスエージェントを3社紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

ITプロパートナーズ

弊社ITプロパートナーズでは、フルリモートやフレキシブルな勤務時間など柔軟な働き方ができる案件を多く取り扱っています。本記事で紹介した案件例もITプロパートナーズに掲載されているもので、エンド直のため高単価な案件が多いのが特徴。週4日稼働でも十分な収入が得られます。

スタートアップやベンチャーなどトレンド技術を取り入れているクライアントの案件も多く、エンジニアとしてのやりがいやおもしろさを感じたい人にもおすすめです。

その他、マーケター案件やデザイナー案件も扱っているので、IT・Web系フリーランスで案件を探している方はぜひお気軽にご相談ください。

レバテックフリーランス

レバテックフリーランスは、取引社数が1万社以上の大手フリーランスエージェントです。大企業からの直接案件が多く、高単価な案件が多いという特徴があります。利用者の75%以上がフルリモートで参画しているので、リモート案件を探している人にもおすすめ。

「レバテックケア」という福利厚生パッケージを提供しているのも特徴で、税務関連のサポートや人間ドックの優待など、フリーランスエンジニアを支援する制度が充実しています。

クラウドテック

クラウドテックは、大手クラウドソーシングのクラウドワークスが運営するエージェントサービス。97%の人がリモートワークで稼働中と、業界トップクラスのリモートワーク案件数を誇ります。

週3〜4日稼働の案件を多く取り扱っていて、柔軟に働きたい人におすすめ。クラウドワークスが母体のため、登録社数91.7万社(2023年6月時点)と圧倒的なクライアントの多さも特徴です。

フリーランスエンジニアが週4日案件を選ぶ際のポイント

フリーランスエンジニアが週4日案件を選ぶときは、以下のポイントをチェックしてください。

  • スキルに見合った案件かどうか
  • リモートワーク可能かどうか
  • エンド直案件かどうか

上記2つのポイントについて、以下で解説します。

スキルに見合った案件かどうか

先ほども紹介しましたが、単価が高い案件は求められるスキルや実績も高くなります。そのため、応募する案件が自分のスキルや実績に見合っているかどうかを確認してください。実力に見合わない案件に応募しても受注できる可能性は低く、もし受注できたとしても対応できずにクライアントからの信頼を損ねてしまうおそれがあります。

リモートワーク可能かどうか

出社とリモートワークのどちらを希望するかは人それぞれですが、よりゆとりのある働き方をするためにリモートワークをしたいと考えている人も多いでしょう。フリーランスエンジニアの案件はフルリモート可能なものも多くあります。

ただし、なかには出社を前提としている案件や、基本はリモートですが一部出社が求められる案件など、働き方は案件によってさまざまです。また、最初は一部出社しつつ、クライアントと相談して徐々にフルリモートに移行する方法もあるので、働き方の詳細については契約前にしっかり確認しておきましょう。

フリーランスがフルリモートで働くには?案件獲得方法と必要スキル

エンド直案件かどうか

週4日案件に限った話ではありませんが、エンド直案件かどうかもチェックしておきたいポイントです。エンド直案件は間に仲介会社を挟まないため単価が高く、自社開発案件が多いといったメリットがあります。

間に挟まる仲介会社が多いほどマージンがかかり、エンジニアに支払われる金額が減っていきます。同じ業務内容でもエンド直案件と仲介会社を挟む案件では報酬に差が出るため、できるだけエンド直案件の獲得を目指しましょう。

エンド直案件とは?元請け直・二次請けとの違いや獲得方法を紹介

週5日案件でも交渉次第で週4日勤務にできる可能性もある

思うように週4日稼働案件に参画できない場合、最初は週5日稼働案件に参画してから週4日稼働に移行していく方法もあります。例えば、契約更新のタイミングで稼働日を減らせないか交渉してみると、週4日稼働に変更してもらえるかもしれません。

クライアントからエンジニアとしての信頼を得られていれば、「稼働日を減らしても仕事のクオリティは下がらない」と判断してもらえる可能性があります。クライアントとの関係性を考慮したうえで、稼働日数の交渉をしてみてください。

フリーランス案件は週3日・週2日稼働の仕事も増えている

フリーランスエンジニアには、週4日だけでなく週2〜3日の案件もおすすめです。週2〜3日の案件は数が増えていて、「案件の掛け持ちや副業がしやすい」「自由度の高い働き方ができる」などのメリットがあります。

いろいろな現場に参画して経験を積みたい人や、プライベートにより多くの時間を割きたい人などは、週2日や週3日の案件を選んでみてください。

ITプロパートナーズでは週2〜3日稼働の案件も2068件保有しており(2024年3月時点)、掛け持ち案件の獲得もしやすくなっています。

また、弊社ではエンド直案件が9割を占めているので、週2〜3日稼働でも単価60〜70万円と、生活には十分な収入が得られる案件が豊富です。稼働日を減らしながら収入をしっかり確保したい人は、ぜひご相談ください。

フリーランスの週2〜3日稼働の案件について更に詳しく実情を知りたい方は以下の記事も参考にしてください。

週2〜週3のフリーランス案件は意外と多い!案件例と獲得方法を解説

まとめ

週5日フルで働く案件と比べて、週4日案件は休みが多く時間に余裕が生まれるのが大きなメリットです。ゆとりのある生活をしたい人や、仕事以外にもやりたいことが多くある人は、週4日案件を選んでみてはいかがでしょうか。

週4日稼働でも十分な収入を得られる案件は多くあるので、休みを多く確保しつつ収入を上げることも不可能ではありません。フリーランスエージェントを活用すれば高単価案件を獲得しやすいため、週4日案件を探している人は本記事で紹介したエージェントをぜひチェックしてみてください。

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