こんにちは、ITプロマガジンです。
この記事では、フリーランスエンジニアになる前に知っておくべき情報を詰め込みました。
フリーランスエンジニアは仕事選びや働き方の面での自由度が高く、スキルや実績があれば高収入を目指せますが、その一方で収入や仕事量が安定しないという側面があるのも事実です。実態を正確に把握した上で検討したいと考えられる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、どのように仕事を獲得し、どのように働いているのか、どんなメリット・デメリットがあるのかなどの基本情報に加え、実際にフリーランスとして活躍されている方のリアルな経験談も含めてわかりやすくまとめました。「フリーランスエンジニアって実際どうなの?稼げるの?」という漠然とした疑問を抱いている方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
- 1 フリーランスエンジニアの働き方や仕事内容とは?
- 2 フリーランスエンジニアの年収事情
- 3 【独自調査あり】フリーランスエンジニアの実態とは?
- 4 フリーランスエンジニアになるメリット
- 5 フリーランスエンジニアになるデメリット・きついとされる理由
- 6 フリーランスエンジニアになるには?具体的なステップを解説
- 7 フリーランスエンジニアの案件の探し方
- 8 フリーランスエンジニアの案件獲得におすすめのエージェント
- 9 フリーランスエンジニアの案件例
- 10 フリーランスエンジニアが案件を探す時のポイント
- 11 フリーランスエンジニアに向いている人・向いていない人の特徴
- 12 フリーランスエンジニアに必要なスキル・知識や経験
- 13 未経験から独学でフリーランスエンジニアになれる?体験談と共に紹介
- 14 稼げるフリーランスエンジニアの定義とは?継続的に案件獲得するコツ
- 15 フリーランスエンジニアが悲惨な末路を辿ってしまうパターン・対策
- 16 フリーランスエンジニアに関するよくある質問と回答
- 17 まとめ
フリーランスエンジニアの働き方や仕事内容とは?
フリーランスエンジニアとは、特定の企業・組織に所属することなく、案件ごとにクライアントと契約しながら個人で仕事をするエンジニアのことです。まずはフリーランスエンジニアの働き方や、会社員エンジニアとの違いを見ていきましょう。
フリーランスエンジニアの働き方と契約形態
一般的なフリーランスエンジニアの働き方として、主に次の3種類があります。
働き方 | 概要 |
---|---|
常駐型 | ・クライアントのオフィスに常駐する ・準委任契約を結ぶことが多い |
リモート型 | ・自宅などオンラインで作業を行う ・準委任契約か請負契約を結ぶことが多い |
個人開発 | ・自分のプロジェクトを独立して開発する ・クライアントとの契約はない |
それぞれについて、以下に詳しく見ていきましょう。
常駐型
常駐型のフリーランスエンジニアは、クライアントのオフィスや現場に出勤して仕事をします。この場合、「準委任契約」を結ぶことが多いです。準委任契約とは、成果物に対する報酬ではなく、実際に仕事をした時間に応じて報酬を受け取る契約形態です。
基本的には常駐先に出勤する必要があり、働く場所や時間には縛りがあるため、自由度はさほど高くないでしょう。
リモート型
リモート型フリーランスは、多くの人が想像する、いわゆるフリーランスエンジニアの働き方に一番近いでしょう。クライアントから案件を請け負い、自宅やコワーキングスペースなどリモートワークで仕事を進めます。出勤する必要がなくなるため、プライベートの時間を確保しやすいことや出勤で体力を消耗しないことがメリットと言えるでしょう。
リモート型の場合も、前述した準委任契約を結ぶか、もしくは成果物を完成させて納品することによって報酬が生じる「請負契約」を結ぶ場合もあります。
なお、クライアント企業によって「フルリモート可」や「一部リモート可」など、どの程度の割合でリモートワークできるかに違いがあります。一部リモート可の仕事は「週3日はリモートで2日は出勤」のように、リモートワークと出勤が組み合わさることも少なくありません。
個人開発
こちらは少しイレギュラーとなります。個人開発とは、クライアントから仕事を請け負うのではなく、自分で考案したアプリやサービスを開発・運営し、広告やユーザー課金などで収益化を目指す働き方のことです。この働き方をしているフリーランスエンジニアはほとんどの場合、自分で法人を持ってることが多いため、起業に近い働き方と言えます。
仕事の内容や進め方など全てが自分次第のため自由度が高く、ヒットすれば大きな収益が得られる可能性がある一方、売り上げが発生するまでには時間がかかるケースも多く、一定の初期投資が必要となることには覚悟が必要です。
なお、個人開発として自身のサービスを運営しながら、クライアント企業から案件を請け負って働いているフリーランスもいます。
会社員エンジニアとフリーランスエンジニアの違い
会社員エンジニアとフリーランスエンジニアには、さまざまな違いがあります。ここでは、「働き方・収入」「社会保障・福利厚生」「トラブル発生時の責任」の3つの観点から、両者の違いを具体的に見ていきましょう。
会社員 | フリーランス | |
---|---|---|
働き方・収入 | ・仕事を自由に選べない ・収入は安定している | ・仕事は自由に選べる ・収入が不安定 |
社会保障・福利厚生 | ・社会保険料の半分が負担される ・住宅手当や育児休暇などの福利厚生が充実 | ・社会保険料は全額自己負担 ・基本的に福利厚生はなし |
トラブル発生時の責任 | ・会社 | ・すべて自己責任 |
それぞれについて、以下で詳しく解説します。
働き方・収入
働き方の面では、会社員エンジニアが仕事を自由に選べず、就業規則や社内ルールに縛られることが多い一方で、フリーランスエンジニアは仕事の分野や内容を自由に選べるうえ、作業する時間や場所も自分で決められる場合が多いなど、柔軟な働き方ができるという違いがあります。
また、収入面では、会社員エンジニアが毎月一定の給与であるのに対し、フリーランスエンジニアは案件の量や内容次第で報酬が変動します。つまり、過去の実績やスキル次第では会社員エンジニア以上の収入を得られる可能性があるということです。
社会保障・福利厚生
会社員エンジニアは、健康保険や厚生年金などの社会保険料の半分を会社が負担してくれます。住宅手当や育児休暇などの福利厚生が充実している企業も多いです。
一方で、個人事業主となるフリーランスエンジニアの場合、会社に所属していないため、基本的に社会保険や福利厚生がありません。
そのため、自分で国民年金や国民健康保険に加入する必要があります。いずれも、保険料の半額を会社が負担してくれる会社員エンジニアとは異なり、全額自己負担です。また、国民年金については、会社員エンジニアが加入する厚生年金とは将来受け取れる金額が異なることにも注意する必要があります。
トラブル発生時の責任
業務上、何かしらのトラブルが発生した場合、フリーランスエンジニアは全て自分で対応しなければなりません。会社員エンジニアであれば会社が守ってくれることもありますが、フリーランスエンジニアは基本的に自己責任となります。
例えば、報酬の未払いが発生した場合には、先方への催促など全ての対応を自分で行う必要があります。そのため、「契約書の内容をしっかりと確認する」「万が一の場合に備えて弁護士保険に加入する」など、リスクを抑える対策を講じておくことが重要です。
フリーランスエンジニアの年収事情
「フリーランス白書2023」によると、IT・エンジニア系フリーランスのうち、「年収200万〜400万円未満」が最も多く、このあたりが相場と言えそうです。
一方、弊社ITプロパートナーズが行った現役ITフリーランスへの独自調査結果によると、年収についての回答のうち割合が高いものは、「800万以上1,000万未満」が32.1%、「1,000万以上1,500万未満」が21.4%でした。このことから、半数以上の人が年収800万円以上を達成していることが分かります。
ただしこの額は、フリーランスとしての収入を含めた全体の収入であり、本業や自身の会社を持っているケースも含まれています。フリーランスエンジニアの年収に関してはこちらの記事もご覧ください。
職種ごとの年収目安
フリーランスとして活動できるエンジニアの職種は多岐にわたります。単価相場や案件数の目安は以下のとおりです。
▼この表は横にスクロールできます
職種 | 単価相場 | 年収 | 案件の数 |
---|---|---|---|
Webエンジニア | 40万〜70万円 | 480万~840万円 | 多い |
システムエンジニア | 50万~80万円 | 600万~960万円 | 多い |
インフラエンジニア | 50万~80万円 | 600万~960万円 | 多い |
PM/PL | 70万~100万円 | 840万~1,200万円 | 増加傾向 |
ITコンサルタント | 70万~100万円 | 840万~1,200万円 | 増加傾向 |
ネットワークエンジニア | 60万~80万円 | 720万~960万円 | 多い |
サーバーエンジニア | 60万~80万円 | 720万~960万円 | 普通 |
データベースエンジニア | 50万~80万円 | 600万~960万円 | 普通 |
テストエンジニア | 50万~70万円 | 600万~840万円 | 少ない |
セールスエンジニア | 50万~70万円 | 600万~840万円 | 少ない |
セキュリティエンジニア | 50万~70万円 | 600万~840万円 | 少ない |
保守運用エンジニア | 50万~70万円 | 600万~840万円 | 少ない |
※単価相場・年収はあくまで目安です。スキルや実績次第で大きく変動します。
特にフリーランス向けのニーズが高い職種は次の通りです。
- Webエンジニア:WebサイトやWeb上で稼働するサービスの開発・運用
- システムエンジニア:各種システムの開発・運用
- インフラエンジニア:ITインフラの設計・保守
- PM/PL:システム開発などのプロジェクトの統括
- ITコンサルタント:IT分野全般に関するコンサルティング
上記のような職種で従事している方は、エージェントに登録することで自分に合ったフリーランス案件が見つかるでしょう。弊社、ITプロパートナーズではITフリーランス向けに高単価な案件を紹介しています。どのような案件があるか気になる方は、以下から無料登録し、案件を閲覧してみてください。
実務経験年数別の年収目安
一方で、エンジニアとしての実務経験年数と、フリーランスになった場合の単価相場や年収目安は、以下表の通りです。
実務経験年数 | 単価相場 | 年収 |
---|---|---|
1年程度 | ~50万円 | ~600万円 |
2年程度 | 50万円前後 | 600万円前後 |
3年以上 | 70万円前後 | 840万円前後 |
5年以上 | 80万円〜 | 960万円〜 |
なお、案件の規模や内容、使用するプログラミング言語などによって単価は異なるため、これらもあくまで目安としてお考えください。
フリーランスエンジニアの1年目の収入目安は?
DMM WEBCAMPによると、フリーランスエンジニアの1年目の収入は月給で40万円、年収で440万円と公開されています。ただし、スキルの差や関与する案件、経験年数によって年収は大きく変動するため、1年目の段階では実績を作ることが重要です。
【独自調査あり】フリーランスエンジニアの実態とは?
次に、フリーランスエージェントの弊社ITプロパートナーズが実施した現役フリーランスエンジニアに対する独自調査の結果も交えながら、フリーランスエンジニアの実態について紹介しましょう。
多くのエンジニアがフリーランスになる理由とは
弊社ITプロパートナーズの調査にて、「フリーランスとして独立した理由はなんですか?(複数選択可)」と聞いたところ、85%の方が「働き方の自由度を求めて」を選択しました。そのほか、「収入アップを求めて」「起業への足がかりの為」といった理由が上位を占めています。
そして、そのうち「93%」が独立した目的を果たせていると回答しています。
独立したことで、働き方の自由度を上げるという目的を叶えられているフリーランスが多いことがわかります。
フリーランスエンジニアになって感じたメリットは?
また、同じく弊社の調査で「フリーランスになって良かった点はなんですか?」(自由回答)と聞いたところ、主に以下の点をメリットとして挙げる回答が目立ちました。
- ワークライフバランスの改善
- 収入が上がった
- 仕事や案件が自分で選べる
自分の意思で仕事の量や内容、働く時間などをコントロールできるうえ、工夫次第では会社員エンジニア以上の収入を得ることも可能なフリーランスエンジニアの特徴が、端的に現れていると言えるでしょう。
フリーランスエンジニアの不満・不安な点は?
フリーランスエンジニアになったメリットを感じている一方で、不満もいくつか散見されます。「フリーランスになって不満な点はなんですか?」という質問への回答としては、以下が多い傾向でした。
- 契約が切られる不安感
- いつまでエンジニアとして働けるのかという先行きの不安感
- 健康保険料の高さ
- 事務手続きが面倒なこと
このように、現役のフリーランスエンジニアの多くが自由度の高さを実感している一方で、将来への不安や金銭面の負担を感じている人が多くいることが分かります。
フリーランスエンジニアとして活躍できる年齢
「フリーランス白書2023」によれば、調査に回答したフリーランスのうち40代が37.1%、30代が25.5%でした。フリーランスエンジニアについても一定の経験・スキルや体力が求められることから30〜40代がボリュームゾーンになりそうです。
フリーランスエンジニアの年齢制限はありませんが、時に長時間労働が必要になることや新しい技術・知識にキャッチアップすることも考えると、現実的にシニア層になっても活動するのは難しい可能性があります。
弊社の独自調査の結果によると、フリーランスエンジニアが独立した時点の平均年齢は「35.2歳」でした。
30代で独立した人は45.6%と、およそ半数にのぼります。その一方、20代後半で独立した人は19.2%、40代前半で独立した人は15.8%と、いずれも少なくありません。
ただし今回のアンケートでは、50代以降に独立した人は該当者が存在しませんでした。多くの人が少なくとも40代までに独立を決めたことがうかがえます。
フリーランスエンジニアの近年の需要・将来性
ギークス株式会社の調査によると、案件を求めるIT系フリーランス1名に対する企業案件の数を示す倍率は、2021年の時点で10倍前後でした。フリーランスエンジニア1人に対して10件以上の案件がある状態です。
具体的なIT系フリーランスの人口については、2020年の調査で「20.1万人」というデータがあります。一方で経済産業省が2019年に発表した「IT人材需給に関する調査」によると、2030年には少なく見積もっても約16万人、最大で約79万人のエンジニアが不足すると言われています。
つまり現状でも「フリーランスエンジニアの力を借りたい」と考える企業は多く、売り手市場だと言えるでしょう。DX推進の時流もあり、将来的に需要が低下する可能性も低いと推測されます。
なお、フリーランスエンジニアのリアルな現実をもっと知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
フリーランスエンジニアになるメリット
会社員からフリーランスエンジニアになる人が多いのは、会社員のままでは得がたいメリットや魅力があるからです。ここからはフリーランスエンジニアになるメリットについて、弊社が行った調査結果も交えながら紹介していきます。
自由な働き方ができる
フリーランスエンジニア向けの案件のうち、常駐する必要がない請負契約のものは、決められた納期さえ守れば仕事の進め方は自由です。時間や場所に縛られずに働けるため、ワークライフバランスの改善やプライベートとの両立に役立ちます。
実際、弊社が行った独自調査でも、以下のような回答がありました。
- 自由に使える時間が増えた
- やる/やらないの決定権が自身にある
- フルリモートになった
自由度の高さをメリットだと感じているフリーランスエンジニアが多いことが分かります。
スキルや実績次第で収入アップしやすい
フリーランスエンジニア向けの案件は高額なものが多く、収入アップを見込めます。特に高度なスキルを要求される案件は報酬も高めで、フリーランスになったことで収入が上がったという人は珍しくありません。さらに複数の案件をかけ持ちしたり副業をすることで、より高収入を得るケースもあります。
弊社が行った独自調査では以下のような回答が見られました。
- 成果が報酬に直結するようになった
- 収入の柱が増えて(分散されて)心のゆとりができた
一方で会社員の場合、仕事の量や難易度が変化しても急激に給与が上がることは少なく、スキルが収入に直結するとは限りません。フリーランスエンジニアの単価相場について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
契約する案件を自由に選べる
フリーランスエンジニアの場合、どの仕事を請けてどの仕事を断るかは自由です。そのため、得意な分野や興味のある業界に絞って案件を探せます。例えば弊社の独自調査で見られた、実際の回答は以下の通りです。
- 案件が豊富なので好きなプロジェクトにアサインしやすい
- 自分の方針に沿って仕事を選ぶことができる
報酬と作業内容が合わない案件やおもしろみがない仕事には、無理して取り組む必要がありません。基本的に会社の方針に従って仕事を進める会社員との決定的な違いだと言えます。
フリーランスは自分に合わないと感じた案件は断れるので、独立してから人間関係のストレスがかなり減りました。
現在、10社ほどお付き合いしている会社さんがいますが、自分と似た考え方を持っていたりなど、心地よくお仕事させてもらっています。
フリーランスエンジニアになるデメリット・きついとされる理由
フリーランスはエンジニアにとってメリットの多い働き方ですが、当然のことながらデメリットも存在します。フリーランスエンジニアのデメリットやきついと言われる理由について、こちらも弊社の調査結果を交えながら解説します。
収入が安定しない・不安感がある
多くのフリーランスエンジニアがデメリットに感じているのが、先行きの不安定さです。エンジニアは売り手市場だと言われていますが、知識のアップデートやスキルアップを怠ってトレンドに取り残されてしまえば、仕事が獲得できなくなってしまう可能性はあります。
弊社の調査では以下のような声がありました。
- 案件の不安定さ、先行きの不安
- 将来も案件を確保し続けられるかという不安がある
会社員のように定年を迎えるまで仕事ができることが保障されているわけではなく、クライアントしだいでは「明日から仕事がない」といった状況になるかもしれません。
自分はWeb制作のコーディングを主に行っているのですが、やはり案件の不安定さはあります。週5日で安定して稼ぐためにはディレクション案件なども行っていく必要があるかと思いますが、一方で働く場所や時間などの自由がなくなる懸念もあります。
なので、私は今のところフリーランスWebエンジニア以外の収入ポートフォリオをつくるべく、飲食店経営にも取り組んでいたりしますね。
税金・経理などの手続きが面倒
エンジニアに限らず、フリーランスは諸々の事務作業を全て自分でこなさなくてはなりません。請求書や納品書の作成、確定申告の準備や手続きなどをわずらわしいと感じる人は意外にも多いです。弊社の調査で見られた内容は以下の通りです。
- 事務作業が増えた
- 労務周りや確定申告などが面倒
専用ツールを導入したり外注したりすれば作業負担は軽減できますが、コストがかかってしまいます。会社員であれば税務や労務に関することは専門部署に一任できるうえ、書類作成も事務スタッフが代わりに行ってくれることがほとんどです。
仕事と休みの境目が曖昧になる
セルフマネジメントができていないフリーランスエンジニアは、休息日を作れないことがあります。さらに前述のような将来に対する不安感があると、「休むと収入が減るような気がして不安」と感じ、心が休まらないケースも散見されます。
フリーランスエンジニアは自由度が高いからこそ、スケジュール管理が苦手な人や、休みを取ることで逆に不安が増してしまう人にはきついと感じられるでしょう。弊社の調査のうち、フリーランスエンジニアの稼働時間に関する回答では、「週40時間前後」が49.1%と圧倒的多数でした。
しかし「70時間以上」も10.5%と、長時間労働をこなしている人も一定数存在することが分かっています。
仕事とプライベートの境目はやはり曖昧になりますね。土日に家族と出掛けるときは、朝早くに仕事をすることもあります。
ですが、自分のやりたいことをやりたいタイミングでできるので、デメリットをそこまで感じたことはないです。それよりも、独立してからは仕事があることに対しての感謝という気持ちが芽生えましたね。
フリーランスエンジニアがきついと言われる理由について、さらに詳しく知りたい方は以下の記事も確認しましょう。
フリーランスエンジニアになるには?具体的なステップを解説
フリーランスエンジニアになるための基本的なステップは、次の通りです。
- 実務経験を積む
- ポートフォリオやスキルシートを作成する
- 案件の受注経路を計画する
- 開業届の提出や必要書類を作成する
- 国民健康保険や国民年金へ加入する
- 副業でフリーランス案件を契約してみる
- フリーランスとして案件獲得する
以下、それぞれについて順に解説します。
1.実務経験を積む
まずはエンジニア職で就職や転職をし、雇われながら実務経験を積みましょう。すでに解説した通り、フリーランスエンジニアは実績や経験が重視されるからです。
フリーランスエンジニア必要な実務経験年数は最低でも1年以上、できれば3年以上は欲しいところです。5年以上実務経験がある場合は、即戦力として案件を獲得しやすいです。
それが難しい場合は、クラウドソーシングで初心者向けの案件をこなしたり、プログラミングスクールから案件を紹介してもらったりすることで実務経験を積み、フリーランスになるという道もあります。
2.ポートフォリオやスキルシートを作成する
独立する前に、それまでの実績をポートフォリオやスキルシートなどにまとめておきましょう。フリーランスとして独立した際、営業をかけて案件を獲得するために必要になるからです。記載する情報は、実務経験年数や扱えるプログラミング言語、開発に携わったアプリやサービスの一覧、プロジェクトでどのような業務を担当したかといったことです。
フリーランスエンジニアのポートフォリオについてはこちら、スキルシートの書き方についてはこちらで詳しく紹介しています。
3.案件の受注経路を計画する
スムーズに独立できるかどうかは、受注経路を確保し安定的に案件獲得できるかどうかがポイントになります。案件のリサーチや営業スキルに自信があれば、自力で探す方法をメインに計画を立てるとよいでしょう。営業力やPR力に自信がなければ、希望に添った案件を紹介してくれるエージェントに登録しておくのがおすすめです。
弊社、ITプロパートナーズもITフリーランス向けのエージェントです。高単価な案件やフルリモート案件など、さまざまな条件のIT向け案件を紹介しています。どんな案件があるか気になる方は、以下から無料登録し、案件を閲覧してみてください。
4.可能であれば独立前に副業を行う
いきなり会社員の立場を手放して独立するのは、リスクが高いと言わざるを得ません。まずは会社勤めをしながら副業向けの案件をこなすことをおすすめします。クラウドソーシングであれば、土日や終業後の時間でこなせる案件が見つかりやすいでしょう。
すでにある程度のスキルと実績を持つ会社員エンジニアであれば、エージェントに副業向けの案件を紹介してもらうのもよい方法です。エンジニアが副業で稼ぐ方法は以下でも解説しています。
5.開業届の提出や必要書類を作成する
フリーランスのエンジニアとして働く場合、開業届も提出するようにしましょう。開業届は必ずしも出さないといけない訳ではありませんが、提出することで青色申告ができたり税務上でメリットがあります。
開業届は、税務署の窓口または国税庁のWebサイトから入手可能です。以下の情報を開業届に記載したうえで最寄りの税務署に提出してください。
- 事業の内容
- 事業の所在地
- 開業年月日など
6.国民健康保険や国民年金へ加入する
フリーランスのエンジニアとして独立すると、社会保険の適用外となり、国民健康保険や国民年金への加入が必須となります。
国民健康保険は、病気やけがで医療を受ける際に医療費の一部を補助する制度です。加入するには、居住地の市区町村役場に加入申請を行う必要があります。また、保険料は収入によって変動します。
国民年金は、老後の生活を支えるための制度です。年金の種類には「第一号被保険者」、「第二号被保険者」、「第三号被保険者」とありますが、フリーランスの場合は「第一号被保険者」に該当します。加入手続きは市区町村役場で行います。
7.フリーランスとして本格的に案件獲得する
副業などを経て、独立の準備が整ったらいよいよフリーランスとして本格的に案件を獲得しましょう。案件を獲得する方法は、人脈の活用や知人の紹介などさまざまな方法がありますが、まずはフリーランスエージェントへの登録がおすすめです。フリーランスエージェントなら、働き方や報酬、仕事内容など希望に合った案件をスピーディーに紹介してくれます。
また、フリーランスとして初案件を獲得した後は、継続的に案件を獲得するための努力を続けなければなりません。例えば、スキルアップして扱える言語を増やしたり、クライアントと信頼関係を築くために積極的にコミュニケーションをとったりすることが大切です。
フリーランスエンジニアとして独立するためのステップなどは以下の記事で更に詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
フリーランスエンジニアの案件の探し方
実際にフリーランスエンジニアとして仕事をこなしている人は、どのように案件を獲得しているのでしょうか?ここでは、フリーランスエンジニアの主な仕事の探し方や取り方を、弊社の独自アンケートによる調査結果も交えながら紹介します。
人脈
「フリーランス白書2023」によると、案件獲得の経路として最も多かった回答は「人脈」(70.6%)でした。この結果から、人づてに仕事が舞い込むケースが最も多いことがうかがえます。
人脈からの案件獲得には「同業者から紹介された」「事業を立ち上げる知人から直接声がかかった」など、さまざまなパターンがあります。いずれにしても信頼関係が重要となるため、日頃から人間関係の構築にも注力しておくとよいでしょう。
過去・現在の取引先
「フリーランス白書2023」によると、「過去・現在の取引先」から仕事を請けているという回答は64.7%で、人脈に次いで多い結果となりました。仕事ぶりやクオリティーが評価されれば、クライアントから「継続してお願いしたい」「次のプロジェクトにも参画して欲しい」と言われることも非常に多いようです。この結果は、確かな仕事をすることが次の案件獲得につながることを示しています。
エージェントサービス
近年、フリーランスエンジニアが案件探しをする際に活用されているのがエージェントサービスです。IT系エージェントのなかだけでも「副業フリーランス向け」「本業フリーランス向け」などさまざまな種類があり、エンジニアの案件探しをサポートしています。
「フリーランス白書2023」によると、「最も収入が得られる仕事獲得経路」は、2019年時点では「エージェントサービスの利用」の回答割合が6.8%でしたが、2023年には12.4%に上昇しており、収入を得るための案件探しの方法としてエージェントサービスの重要度が増している状況が見てとれます。
弊社アンケートでも、ITフリーランスのうち、最も多い64.3%の人が案件探しで利用しているのが「エージェントサービス」という回答でした。
フリーランスエンジニア向けのエージェントとは、プロフィールや実績、スキルなどを登録しておくことで希望や条件に合う案件を紹介してもらえるサービスです。自分から営業をかける必要がなく、営業力やPR力に自信がない人に向いています。
また登録から間を置かず案件に参画できる場合も多く、独立後すぐに仕事を紹介してもらいたい時にも役立ちます。エージェントごとに案件の傾向や付帯サービスなどが異なるため、利用する場合はまず自分に合うエージェントを探しましょう。
クラウドソーシング
「フリーランス白書2023」では、案件獲得の手段として「クラウドソーシング」と回答した人は18.8%という結果でした。「クラウドワークス」や「ランサーズ」といったクラウドソーシングサービスが代表的です。
初心者向けの低単価案件が多いこともあり、駆け出しフリーランスエンジニアが実績作りのために利用することが多いです。また、基本的には自分を売り込んで契約を勝ち取る必要があるため、営業力のある人に向いています。
SNS・ブログ
SNSやブログで情報を発信して集客につなげる方法もあります。エンジニアとしての経験を活かしたノウハウや技術的なトピックなど、ユーザーに役立つさまざまな情報を投稿し、そこからポートフォリオサイトへ誘導して問い合わせを獲得する流れです。
情報をアウトプットする機会を設けることで知識や思考を整理するよいきっかけにもなり、スキルアップも期待できます。
ビジネス・IT系交流会に参加する
交流会に参加するのも、フリーランスエンジニアが案件を獲得する方法の1つです。IT系の交流会はもちろん、さまざまな業界のメンバーが集う異業種交流会に参加するのも、可能性を広げるためにはよいでしょう。
参加することで人脈が広がり、案件への参画を直接誘われたり、仕事がありそうな別の人や企業を紹介してもらえたりするチャンスが生まれます。また、フリーランスが集まる交流会に参加すれば、同じような課題や悩みを持った仲間ができ、お互いに切磋琢磨することでモチベーションアップも期待できます。
フリーランスエンジニアの案件獲得におすすめのエージェント
即戦力となれるスキル・経験がある人は、エージェントを活用して高単価案件の獲得を目指しましょう。ここでは、おすすめのフリーランスエージェント3社を紹介します。
- ITプロパートナーズ
- レバテックフリーランス
- Midworks
ITプロパートナーズ
弊社「ITプロパートナーズ」はIT業界に特化したフリーランス向けのエージェントです。主にITエンジニアを中心として、Webデザイナーやマーケターなどの案件も扱っています。エンド直で高単価の案件が多く、実績やスキルのあるエンジニアであれば大幅な収入アップも実現可能です。また、フルリモート案件が7割で、週3日〜の案件も多数紹介しています。
さらにクライアントにはトレンドの技術を取り入れた企業も多く、エンジニアとしてのやりがいを持って働けるのに加え、新しい分野への挑戦やスキルアップも可能。これまでの経験を活かして週5日しっかり働きたい人はもちろんのこと、フリーランスとして独立したばかりの人、副業を始めたいという人にもおすすめです。
レバテックフリーランス
「レバテックフリーランス」はITエンジニア向けのエージェントです。取り扱っている案件数は業界トップクラスで、エンジニアやPM/PLなど、さまざまなポジション向けの仕事が掲載されています。利用者の平均年収は876万円、累計契約社数は5,000社以上、利用者満足度は92.6%と実績は申し分ありません。
また、首都圏エリアの案件だけでなく関西・東海・九州での仕事もあり、地方で働きたいというニーズにも対応しています。
Midworks
「Midworks」はフリーランスITエンジニア向けのエージェントで、手厚い福利厚生を備えているのが大きな特徴です。仲介された仕事を受注することで、賠償責任補償や各種優待が付いてくる「フリーランス協会」の年会費が無料になるほか、仕事が途切れてしまった時のための「報酬保障サービス」や経理支援のプログラムも用意されています。
案件数も豊富で、「週3日からOK」「リモート可能」など、自分に合った働き方が選べます。
フリーランスエンジニアの案件例
フリーランスエンジニアは1つの案件をフルタイムで働くのはもちろん、「週2・3日案件に複数入る」「フルリモートで働く」など柔軟な働き方も実現できます。ここでは、弊社ITプロパートナーズで募集しているフリーランスエンジニアの案件例をいくつか紹介しましょう。
【Kotlin】Android/週5フルリモート 国内大手電子書籍アプリの開発エンジニア募集
案件名 | 【Kotlin】Android/週5フルリモート 国内大手電子書籍アプリの開発エンジニア募集 |
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エンジニアの案件単価 | エンジニアの案件単価:〜900,000 円/月 |
勤務地 | フルリモート |
スキル | Kotlin |
職種・ポジション | エンジニア |
本案件は、国内の大手電子書籍アプリのAndroid版における機能追加や技術負債の解消を目的としています。求められるのは、Kotlinを用いたAndroidアプリの設計・開発経験が3年以上あり、MVVMアーキテクチャでの開発経験を持ち、自動テスト経験またはテスタビリティを考慮したコーディングができる即戦力のエンジニアです。
【Go/React.js】地方からの参画OK!フルリモート✕フルフレックスで稼働できるGo・Reactのフルスタックエンジニアを募集
案件名 | 【Go/React.js】地方からの参画OK!フルリモート✕フルフレックスで稼働できるGo・Reactのフルスタックエンジニアを募集 |
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エンジニアの案件単価 | エンジニアの案件単価:〜1,000,000 円/月 |
勤務地 | フルリモート |
スキル | Go,React.js |
職種・ポジション | エンジニア |
本案件は、自社製品のオンラインエンジニア学習サービスと新規サービスの開発を担当するフルスタックエンジニアを募集しています。業務にはGoを使ったWebアプリケーションとAPI開発、ReactとTypeScriptによるSPA開発が含まれます。必須スキルとして、GoとReactのフロントエンドおよびバックエンド開発経験、スクラムでのチーム開発経験、SOLID原則に基づいた開発能力が求められています。
【Python】放射線治療AI開発におけるAIエンジニアの案件・求人
案件名 | 【Python】放射線治療AI開発におけるAIエンジニアの案件・求人 |
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エンジニアの案件単価 | エンジニアの案件単価:〜700,000 円/月 |
勤務地 | フルリモート |
スキル | Python |
職種・ポジション | 機械学習エンジニア |
本案件では、放射線治療をワンストップでサポートする放射線治療AI(AI放射線治療計画支援サービス)の開発において、実際の医療現場に従事するメンバーと一緒に働く機械学習エンジニアを募集しています。具体的な業務として、医療用画像のセグメンテーションAI開発や、がんに最適な放射線の当て方を決定する画像生成技術を応用したAIの開発などが挙げられます。必要なスキルはPythonを使った開発経験、特にTensorFlowやPyTorchを使った画像処理AIの開発経験です。
【TypeScript/Nuxt.js】既存プロダクトの開発速度向上を担っていただけるエンジニアを募集
案件名 | 【TypeScript/Nuxt.js】既存プロダクトの開発速度向上を担っていただけるエンジニアを募集 |
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エンジニアの案件単価 | エンジニアの案件単価:〜1,000,000 円/月 |
勤務地 | フルリモート |
スキル | TypeScript,Nuxt.js |
職種・ポジション | エンジニア |
本案件は既存サービスと新規SaaS事業の開発を担うエンジニアを募集しており、新規機能の開発や既存機能の改修が業務内容です。必須スキルは開発実務経験4年以上、RoRの実務経験2年以上、Nuxt.js/Next.js/Vue.js/TypeScriptを用いたSPA開発の実務経験1年以上、3名以上のチームでの開発経験があります。
ITプロパートナーズではこの他にも数多くのフリーランスエンジニア向け案件をご紹介しています。どのような案件があるか、自分にどんな案件を獲得できるか、興味のある方はぜひお気軽にご相談ください。
フリーランスエンジニアが案件を探す時のポイント
エージェントサービスやクラウドソーシングでは数多くの案件から自分に合ったものを検索できますが、その際は次のポイントを基準にするのがおすすめです。
- 言語で絞り込む
- 職種名で検索する
- 業界名で検索する
- リモートワークOKなど働き方で探す
- 仲介業者が少ない案件を選ぶ
それぞれについて、以下で詳しく解説します。
言語で絞り込む
まずは、実務経験のあるプログラミング言語で案件を絞り込んでみましょう。ほとんどのエージェントサービスやクラウドソーシングでは、案件で求められるプログラミング言語を検索条件として指定できるようになっています。JavaやPHPなど昔から馴染みのある言語は現在でも数多くの需要があるほか、昨今ではAIの普及によりPython案件も増加傾向にあります。
検索結果の案件内容をしっかりと確認のうえ、指定した言語のスキルが「必須」であるのか、もしくは「尚可」であるのかといった詳細までチェックすることが重要です。
職種名で検索する
扱えるプログラミング言語が複数あるフリーランスエンジニアは、職種名で検索するのもおすすめです。エンジニアの職種は、システムエンジニア、フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア、インフラエンジニア、AIエンジニアなど数多く存在するため、経験のある職種名で検索することで自分に合った案件に絞り込めます。
業界名で検索する
情報・通信業はもちろん、製造業、農業、運送業、サービス業など、エンジニアが必要な業界は多岐にわたります。そのため、業界名で検索してみるのも、フリーランスエンジニアが自分に合った案件を探す1つの方法です。プログラミング言語や職種が同じ案件でも、業界が異なれば仕事内容も変わることがあります。
また、単に業界名を指定するだけではなく、そのなかでも特に仕事として携わってみたい特定の分野があれば、関連するキーワードで検索してみるのもおすすめです。
リモートワークOKなど働き方で探す
リモートワークか、常駐か、一部出勤か、といった働き方から選ぶこともできます。
エンジニア案件は需要が高いこともあり、柔軟な労働条件に設定されていることも少なくありません。フルリモート案件や週2・3日の案件、作業時間帯に縛りがない案件など、働きやすさを重視している案件も多いです。
自分にあった働き方ができるとモチベーションにもつながります。労働条件を絞って自分にあった案件を探すのもおすすめです。
仲介業者が少ない案件を選ぶ
フリーランスエンジニアが案件を探す際には、仲介業者が少ないもの、できればクライアントから直接仕事を請け負うエンド直案件を選ぶことをおすすめします。
エンド直案件は、仲介業者がないために中間マージンが発生せず、高単価の案件になりやすいのが特徴です。また、クライアントと直接仕事ができるために意思の疎通がスムーズで、裁量が大きくなりスキルアップにつながりやすいというメリットもあります。
一方で、2次請け・3次請けといった多重下請け構造の案件では、各仲介業者に支払うマージンが発生するため単価が低くなるうえ、コミュニケーションや仕事の裁量に制限が発生する傾向があります。
ITプロパートナーズは、フリーランスのエンジニア向けに案件を紹介するフリーランスエージェントです。ほとんどがエンド直案件で、高単価な案件を多数扱っています。高単価の案件やスキルアップできる案件を探している人は、ぜひ登録してみてください。
フリーランスエンジニアに向いている人・向いていない人の特徴
フリーランスエンジニアに向いている人、向いていない人の特徴は以下の通りです。
向いている人 | 向いてない人 |
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・自己管理スキルがある人 ・高いスキルと実績がある人 ・コミュニケーション力が高い人 | ・安定した収入を求める人 ・主体性がない人 |
それぞれの内容について具体的に確認しましょう。
フリーランスエンジニアに向いている人
フリーランスエンジニアに向いている人の特徴として、一般的に以下があげられます。
- 自己管理スキルがある人
- 高いスキルと実績がある人
- コミュニケーション力が高い人
フリーランスエンジニアは、自分自身の作業を計画し、管理する自己管理能力が必要です。また、当然ですがフリーランスの案件獲得は過去の実績に左右されるため、専門的なスキルや豊富な実績が求められます。
さらに、フリーランスエンジニアは仕事上でもさまざまな人とコミュニケーションを取りますし、基本的に案件獲得も自身で行う必要があるため、コミュニケーション力が求められます。
フリーランスエンジニアに向いていない人
フリーランスエンジニアに向いていない人には、以下のような特徴があげられます。
- 安定した収入を求めてる人
- 主体性がない人
フリーランスエンジニアに向いていないのは、金銭的な不安を抱えやすく、安定した収入を求める人です。特に家族を支える責任がある場合、収入の不安定さは大きなストレスになり得ます。また、自発性が欠けている人もフリーランスには不向きです。仕事獲得から遂行に至るまでの全工程を自ら主導しなければならないため、主体的に行動できない人にはフリーランスのキャリアは難しいでしょう。
エンジニアに限った話ではなく、フリーランスに向いている人・向いていない人の特徴を知りたい方は、以下の記事を確認しましょう。
フリーランスエンジニアに必要なスキル・知識や経験
IT業界とは、「スキル」「実績」「経験」が重要視される業界です。ここでは、フリーランスエンジニア全般に求められるスキルや経験について解説します。
3年程度の実務経験
フリーランスエンジニアが安定して収入を得るためには、需要のあるプログラミング言語を扱えることが重要です。基本的に即戦力が期待されるため、単にプログラムが組めるといった基本的な知識・スキルがあるだけではなく、その言語を使ったプロジェクトでの実務経験が、最低でも1年から3年程度は必要と言えます。
需要の高いプログラミング言語には、Java、PHP、Python、Ruby、Swift、Objective-C、JavaScriptなどがあります。また、単価が高い案件を狙うのであれば、GO、Scala、Kotlin、TypeScriptなど、扱えるエンジニアが比較的少ないプログラミング言語の実務経験があると有利でしょう。
ロジカルシンキングスキル
フリーランスエンジニアには、結論と根拠のつながりを捉えて論理的な筋道を考えながら物事を理解するロジカルシンキングスキルが必要です。ロジカルシンキングによって状況を正確に分析することで正しい判断が可能となり、問題解決や意識の共有がスムーズになります。
ロジカルシンキングスキルは、プログラミングの際、処理のロジックを組み立てるために必須となるだけではなく、ビジネスパーソンとしてあらゆる業務を効果的に進めていくためにも重要なスキルです。
コミュニケーションスキル
フリーランスエンジニアには、プログラミングなどの技術的なスキルだけではなく、スムーズな情報共有や意思疎通を実現するためのコミュニケーションスキルも求められます。高いコミュニケーションスキルによって、クライアントの意図や要望を正確に読み取り、的確なアドバイスが提供できれば、大きな信頼を得ることも可能です。適切なコミュニケーションを図りながら、クライアントと伴走できるエンジニアを目指しましょう。
また、案件を受注する際の営業活動や単価交渉でも、コミュニケーションスキルは重要な武器の1つと言えます。
金銭管理・税金の知識
フリーランスエンジニアは、本業である案件をこなす他に、年金・保険料の支払い手続きや確定申告などを自分で行わなければなりません。そのため、金銭管理や税金などについて、一定の知識を持っておくことが重要です。また、請求書の作成や契約書の取り交わしなど、会社員エンジニアであれば別の担当者が代行してくれた作業についても、自分の責任で実施することが求められます。
本業をこなしながらこれらの雑務を効率的に行えるよう、手続きの仕方などをしっかりと身につけておく必要があります。
営業力・交渉力
フリーランスエンジニアにとって仕事は与えられるものではなく、獲得するものです。そのため、自分自身で案件を探し売り込んでいく営業力や、単価アップや納期の調整などを行う交渉力も欠かせません。
その一方で、営業や単価交渉が苦手というフリーランスエンジニアがいるのも事実です。その場合は、クラウドソーシングサービスやフリーランスエンジニア向けのエージェントなどが役に立ちます。これらを利用する際には、自分に合うサービスを客観的に分析し、有効活用するためのスキルを身につける必要があるでしょう。
なお、フリーランスエンジニアに必要なスキルについてより詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
未経験から独学でフリーランスエンジニアになれる?体験談と共に紹介
「これから独学で勉強してフリーランスエンジニアを目指したい」と考えている人もいるかもしれません。ここでは、未経験からフリーランスエンジニアを目指す人が知っておくべきポイントを紹介するので、参考にしてください。
独学でも目指せるが決して簡単ではない
まず、未経験から独学でフリーランスエンジニアを目指すことは不可能ではありませんが、決して簡単ではないことを理解しておきましょう。なぜなら、フリーランスエンジニアに仕事を依頼するクライアントは、すでにスキルや実務経験を持った即戦力となれる人材を求めているからです。
フリーランス案件を多く取り扱うエージェントでも、未経験の人に紹介できる案件は基本的にありません。
上記を踏まえて、未経験からフリーランスエンジニアを目指すには、しっかりと道筋を描いて計画を立てることが重要です。「スキルを習得して独立するまでどのくらいの期間がかかるのか」「どのようなエンジニアになりたいのか」「そのためにどのようなスキルが必要か」など、なりたいイメージと必要なステップを考えてみてください。
【体験談つき】ポイントはフリーランスになるまでの道筋を明確に描くこと
ここでは、実際に未経験からフリーランスになられた火消しエンジニアさんにどのようにして独立されたのか伺ってみました。
私は、半年間プログラミングスクールにも通ってWeb制作について学んでいましたが、スクールは半強制的に学ばざるを得ない環境です。大事なのは、スクール卒業後も学び続けられるかだと思ってますね。私としては、目的の設定とやらざるを得ない環境を作るのがポイントになると考えています。
目的に関しては、プログラミングを学ぶことが目的になってしまうと続けるのが難しいと思います。私は、自分で稼ぐことが目的で、あくまでその手段としてプログラミングを置いていました。だからこそ、学び続ける原動力になったのだと思います。
環境の作り方としては3つほど実践していましたね。
1つ目は、X(旧Twitter)に今日やるタスク(例えば5件応募する、など)を発信し、習慣化していました。
2つ目は、目に入る場所に目標を書くようにしていました。私の場合は、スマホの待受に表示されるようにしていました。
3つ目は、案件を取ってしまうことです。無茶はだめですが、必然的にやらざるを得ない状況になりますよね。
まずは、知り合いのブログや個人事業主になったばかりの知人のホームページを無料で作成することから始めていました。そうして自分のポートフォリオに掲載できる実績を増やしていきました。
その後は、クラウドソーシングなどを使用して低単価でも案件を受注し始めました。当初は、100件応募して1件案件を受注する感じでしたね。
最初はなかなか案件が取れなかったので、とにかく案件を受注できている人の真似をしていました。SNSで案件が取れている人を見つけたら、DMを送ってどのように提案しているのか聞いたりしていましたね。急にDMを送っても意外と教えてもらえるんですよ。
案件に応募するときのコツを1つ紹介すると、クライアントの依頼に対して提案や質問を差し込んで応募していました。こちらから提案があると、先方も「この人はわかっている」と信用していただけます。ぜひ参考にしてみて下さい。
・プログラミングはあくまで手段で、どうなりたいのかという目的を設定する
・学ばざるを得ない環境をつくる
・ポートフォリオに掲載できる実績をつくる
・案件が取れている人の動きや提案方法を積極的に盗む
このようなコツを押さえることで、フリーランスへの一歩を踏み出せるかもしれません。また、フリーランスエージェントを利用すれば、営業せずしてエージェント側が自分に合った案件を紹介してくれるので、登録だけでもしておくことをおすすめします。
フリーランスエンジニアを目指せるスクール
未経験からフリーランスエンジニアになるためのスキルを習得したいなら、プログラミングスクールの利用を検討するのもよいでしょう。ここでは、おすすめのスクールを以下表にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
スクール名 | 受講料(税込) | 学習期間 | 受講形式 |
---|---|---|---|
TECH CAMP | 65万7,800~71万2,800円 | 10週間~半年間 | 通学またはオンライン |
DMM WEBCAMP | 17万9,988~35万4,888円 | 4~16週間 | オンライン |
RUNTEQ | 55万円 | 5~9ヶ月 | オンライン |
RaiseTech | 28万8,000~44万8,000円 | 4ヶ月 | オンライン |
ポテパンキャンプ | 44万円 | 5ヶ月 | オンライン |
なお金額はいずれも2024年4月時点のものです。
稼げるフリーランスエンジニアの定義とは?継続的に案件獲得するコツ
フリーランスエンジニアとして生きていくには「案件を継続的に確保できるかどうか」が大きな課題となります。コンスタントに案件を獲得していくために必要なことを解説します。
需要のある言語を扱える
需要のあるプログラミング言語が扱えると比較的稼げるようになります。需要がある言語を扱えると、求人数が多く安定して案件を受注できたり、高単価な案件に巡り合うことが可能です。
求人数の多いプログラミング言語だと、Java、JavaScript、PHP、Python、Rubyなどがあげられます。収入でみると、GO、Scala、Python、Kotlin、TypeScriptなどが、比較的収入が高いプログラミング言語です。
これから新しい言語を習得する予定がある人は、需要のある言語をリサーチして学ぶことをおすすめします。
クライアントと長期的な関係性を築く
フリーランスとして働く上で、取れた1つの案件から長期的な関係性を企業や個人と築いていくことが大事です。
私は今でもクラウドソーシングなどを介して契約した10社の企業さんと継続的に取引させてもらっています。
その中で意識していたのは、コミュニケーションの取り方ですね。とりわけ、チャットでのやり取りでは、相手に不安を感じさせないように注意を払っていました。
例えば、語尾の句点に「!」や絵文字を積極的に使用しています。「。」は相手に冷たい印象を与えてしまい、無駄な心配をさせかねないので基本的には使わないです。
そうなんですよ。
他にも、チャットを送るときに忘れがちなのが、送る側はPC画面を開いてその状況を見ながら書いていますが、送られた側はテキストだけを見ているという点です。何も知らない人が見ても理解できるのか、を意識していましたね。私が実践しているテクニックとしては、画像を添えて状況やどうしたいのかなど説明するようにしています。
複数の受注経路を確保する
フリーランスとして、1つのクライアントに依存するのはリスクが高いと言わざるを得ません。クライアント側が新しい案件を紹介しないと決めれば、いきなり仕事がなくなってしまいます。
また、事業や会社そのものが消滅する可能性もゼロではありません。受注経路は複数確保し、1ヶ所が断たれても別の経路で仕事を獲得できるようにしておくと、さまざまなリスクに対応できます。
もし、突然の契約終了など、次の案件を早急に探さなければならないような事態に陥ってしまった場合には、フリーランスエージェントを活用するのもおすすめです。スキルや経験に見合った案件を探してくれるのはもちろん、エンジニアとしてのキャリアに関するさまざまな相談をすることもできます。弊社ITプロパートナーズでも、随一のスタッフがフリーランスエンジニアの活動を支援しています。ぜひお気軽にご相談ください。
スキルアップし続ける
フリーランスエンジニアとして、案件を獲得し続けるには、スキルアップを続け自己研鑽することが大切です。IT業界は、技術の進歩や新サービスの登場によってトレンドが目まぐるしく移り変わる世界であり、エンジニアの仕事は常に進化し続けています。そのため、現状のスキルや知識に満足していると、すぐに時代の流れに取り残されてしまうでしょう。
案件を依頼するクライアントからしても、スキルアップを続け向上心を持っている人と仕事したいと思うのは当然と言えます。
フリーランスは、会社員とは違い、周りの環境やトレンドの変化に気付きにくいものです。目の前の仕事だけでなく、外部にも目を向けて、新しいスキルやトレンドを取り入れ続けましょう。
付加価値を提供する
フリーランスエンジニアが継続的に案件を獲得するには、付加価値を提供できる人材であることも重要です。求められていることをこなすだけでなく、プラスアルファの価値を提供できるフリーランスでなければなりません。
例えば自ら課題やその解決策を提案したり、正社員以上のコミットができたり、経営視点を持って業務にあたるなど、付加価値の生み出し方はさまざまです。
クライアントのビジネスに必要となる付加価値を常に考え、それを提供できるエンジニアであれば、貴重な人材として重宝され、継続して案件の依頼をもらえるようになるでしょう。
フリーランスエンジニアが悲惨な末路を辿ってしまうパターン・対策
フリーランスエンジニアのなかには、悲惨な末路を辿ってしまう人もいるのが現実です。ここでは、悲惨な末路の例と、それを回避するための対策についてみていきましょう。
案件が途中で途切れてしまう
フリーランスエンジニアの悲惨な末路の1つは、クライアントの需要に満足に応えられず、契約期間の満了を待たずして、案件が途中で途切れてしまうパターンです。これを防ぐには、常にスキルを磨き続け、クライアントに付加価値を提供できる人材になる必要があります。また、業界のトピックや技術トレンドなど、最新の情報を収集する努力も怠らないことが大切です。
体調不良で働けなくなってしまう
フリーランスエンジニアは、基本的に全てが自己責任です。体調不良で働けなくなった際でも、会社員のように他のメンバーがフォローしてくれるような仕組みはなく、ただただクライアントに迷惑をかけ、信頼を損なうのみとなります。このパターンを防ぐには、普段から自己管理をしっかりと行い、健康に気を配っておくことが重要です。高収入を目指すためにあまりに多くの案件を掛け持ちしてしまうと、働き過ぎで体調を崩し、本末転倒となる恐れがあります。
景気が悪くなって仕事がなくなってしまう
フリーランスエンジニアの悲惨な末路には、景気が悪くなって仕事がなくなってしまうというパターンもあります。こればかりは個人の力ではどうしようもないため、前述したように複数の受注経路を確保しておき何とか仕事を探す、万が一に備えて生活防衛資金を蓄えておく、などの対策が必要です。
フリーランスエンジニアに関するよくある質問と回答
最後に、フリーランスエンジニアにまつわるよくある疑問と回答をまとめました。
フリーランスになる時に必要な手続きは?
会社員を辞めてフリーランスになる場合に必要な手続きは以下の通りです。
- 国民年金と国民健康保険への加入(市区役所または町村役場、年金事務所)
- 開業届の提出(税務署)
- 青色申告承認申請書の提出(税務署)
- 仕事環境の整備
- 事業用銀行口座の開設
このうち早急に手続きをする必要があるのは「国民年金と国民健康保険への加入」です。退職したらすみやかに手続きをしてください。「開業届の提出」は事業を開始した日から1ヶ月以内が原則です。「青色申告承認申請の提出」は必須ではありませんが、控除が受けられるというメリットがあります。
フリーランスに名刺は必要?
リモート案件を中心に受注しようと思っている人は「名刺は不要」と思うかもしれませんが、名刺を準備しておいて損はありません。セミナーや勉強会、フリーランス仲間とのオフ会など、名刺を配ることでチャンスを広げられる場がいつ訪れるかわかりません。
独立したら、ポートフォリオのURLやSNSアカウントなどを入れた名刺を作っておくことをおすすめします。
フリーランスエンジニアは「やめとけ・後悔する」と言われるのはなぜ?
フリーランスエンジニアが「やめとけ・後悔する」と言われることがあるのは、収入が安定しないなど本記事で紹介したようなデメリットがあるためです。独立すれば必ず成功できるとは限らず、実際に案件を獲得できず会社員に戻る人もいるため、周囲に独立を反対されるケースも少なくありません。
フリーランスになってから後悔しないように、本記事で紹介したデメリットや向いていない人の特徴を理解したうえで、スキル習得や副業でのシミュレーションにしっかり取り組んでから独立することをおすすめします。
フリーランスエンジニアのきつさや厳しさに関しては、こちらの記事もご覧ください。
フリーランスエンジニアは資格を取っておくと有利?
フリーランスエンジニアにとって、資格は必ず取得しなければならないものではありません。資格の有無よりも実務経験や実績が重視されます。ただし一定のスキルがあることの証明になるのは間違いなく、資格取得に向けて勉強することがスキルアップにもつながるでしょう。
フリーランスエンジニアの仕事に役立つ資格には、次のようなものがあります。
- 基本情報技術者試験/応用情報技術者試験
- 情報セキュリティスペシャリスト試験(情報処理安全確保支援士)
- マイクロソフト認定プロフェッショナル(MCP)
フリーランスエンジニアに年齢の壁はある?
フリーランスエンジニアは、定年の概念がないため、「働きたい」と思う限り何歳まででも活躍できます。30〜40代の年齢層がボリュームゾーンになりますが、50歳以降でも活躍している人がいるのは事実です。
スキルや経験を積み上げていて実績が豊富な人なら、年齢を重ねてもコンスタントに仕事を獲得できるでしょう。ただし、年齢が上がると体力に限界がきて長時間の仕事に耐えられなかったり、新しいことを覚えにくくなったりと衰えを感じることもあります。だんだんと新規の案件が獲得しにくくなってきてしまうでしょう。
そのため年齢を重ねたら、豊富な経験を活かしてコンサルティング系の職種にシフトするなど、自分の変化に合わせた戦略を立てて働き続けることが大切です。
まとめ
これまで見てきたように、フリーランスエンジニアには「働き方の自由度が上がる」「工夫次第で収入アップできる」といった会社員エンジニアにはないメリットがある一方で、「収入が安定しない」「税金や経理などの手続きを全て自己責任で行わなければならない」などのデメリットもあります。
そのため、フリーランスエンジニアになることを志した際には、まずフリーランスエンジニアの実態を把握し、自分の適性をしっかりと見極めることが重要です。そのうえで、1つひとつのステップを慎重に進め、さまざまなリスクを回避するための準備を確実に行う必要があります。失敗のないフリーランス生活を送るために、ぜひ本記事の内容を参考にしてください。
なお、ITフリーランス向けエージェントサービスのITプロパートナーズは、高単価かつ柔軟な働き方ができる案件を多数掲載しているほか、フリーランスエンジニアが抱えるさまざまな相談に乗ることも可能です。ぜひ有効にご活用ください。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい
そのような方はぜひ、ITプロパートナーズをご利用ください!
まずは会員登録をして案件をチェック!
フリーランスになってから、時間と場所の自由は増えましたね。
自宅で働くのもどこで働くのも基本的に自由です。また、いつ働くのかも自由になりました。とはいえ、平日の日中は基本的に働いていますよ。