フリーランスエンジニアが稼げるプログラミング言語おすすめ10選

こんにちは、ITプロマガジンです。

フリーランスエンジニアは企業勤めのエンジニアより自由度が高く、給料も高い傾向にあるので、近年独立する人も増えています。しかし、使用するプログラミング言語によって単価に違いがあり、より効率的且つ長期的に稼ぐにはプログラミング言語のトレンドを把握しておく必要があります。

そこで今回は、フリーランスエンジニアとして稼げるプログラミング言語と今後衰退していくであろうプログラミング言語などを紹介していきます。現役フリーランスエンジニアの方もこれからフリーランスエンジニアを目指そうとしてる方も必見です。

なお、まずフリーランスエンジニアの仕事内容や実態など基本情報を知りたい方は、以下の記事を併せて参考にしてください。

▶︎ フリーランスエンジニアとは?仕事内容や今から目指す人が知るべき実情

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フリーランスエンジニアとして稼げるプログラミング言語とは

フリーランスエンジニアとして稼げるプログラミング言語とはどのような言語を指すのでしょうか。

  • 言語としての現在需要があり希少性が高い
  • 言語自体に将来性がある(案件数が増える)

以上2点がポイントとなります。それぞれ詳しく解説していきましょう。

言語としての現在需要があり希少性が高い

現在100種類以上も存在すると言われているプログラミング言語の中で、現在需要があり希少性の高い言語は稼げる言語になります。

例えば代表的なプログラミング言語である「Java」や「C#」などの言語は既に多くのエンジニアが利用しており、飽和状態となっているためあまり稼げる言語ではなくなりつつあります。

一方で「Go」や「Kotlin」といった言語はここ数年で流行ってきているプログラミング言語で有名どころと比べるとブルーオーシャンでもあり、十分に稼げます。そのほか、AI開発などに使われる「Python」や、iOSアプリを開発できる「Swift」なども注目度の高い言語です。

言語自体に将来性がある(案件数が増える)

先ほど言語としての希少性が高い言語が良いと紹介しましたが、単に希少性が高いだけではマイナーな言語になってしまい、案件数がほとんどないことも多いです。

希少性に加えてIT市場のトレンドを考慮し、言語自体に将来性があるのかどうか判断する必要があります。

例えば人工知能やAI、ブロックチェーンといった技術が今後伸びてくると予想されており、「Python」や「JavaScript」などは将来性があると考えられます。

そういった言語を扱えると、フリーランスエンジニアとしても待遇をよくして貰える可能性が非常に高いでしょう。

フリーランスエンジニアとして稼げるプログラミング言語10選

ここでは、先ほど紹介した稼げる観点を考慮して、2023年現在ITプロパートナーズに掲載されている案件のなかから比較的単価が高い言語を抜粋して紹介します。

以下は、ここで紹介するプログラミング言語とITプロパートナーズの単価相場をもとに計算した想定年収です。

言語想定年収
Python960〜1200万円
JavaScript840〜1080万円
R360〜480万円
Ruby1080〜1200万円
Go840〜1080万円
C++720〜1080万円
Kotlin1080〜1200万円
PHP840〜1080万円
Java1080〜1200万円
Swift1080〜1200万円

それぞれの言語について、以下で詳しく見ていきましょう。

1.Python

ここ数年で注目を集めているAIや人工知能、ビッグデータの開発に多く用いられている言語が「Python」です。

また、YouTubeやInstagramといったSNSにも使用されており、現在最もホットな言語だと言えます。最近ではエンジニアの登竜門でもある基本情報処理技術者試験の選択言語としても追加され、今後もシェア率は更に伸びていくことが予想されます。

クライアントからのニーズも高く、ITプロパートナーズでは想定月収80万円から100万円の案件も多く見られます。

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2.JavaScript

WebサイトやWebアプリ開発で最も人気のある言語が「JavaScript」です。

大きな特徴としては特別な開発環境が必要なくブラウザがあれば実行環境が整っているので手軽にプログラム開発を行えることが挙げられます。また、フロントサイドとサーバーサイドの両方開発可能で多様なプログラムを作成できる点も特徴の一つです。

ITプロパートナーズでは、想定月収70万円から90万円のJavaScript案件を多く取り扱っています。

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3.R

「R」は、データ分析や統計解析に特化した言語です。

近年ビジネスでビックデータが活用されているなかで、R言語を扱えるエンジニアの需要も高まっています。R言語は、豊富なパッケージが揃っており、さまざまな業界で活用できることが特徴です。

ITプロパートナーズでは、R言語の案件は想定月収30万円から40万円のものが見られます。

4.Ruby

「Ruby」は日本人によって開発された言語でWebアプリ制作に強い言語です。

Rubyはスクリプト言語であり、JavaやC言語のようにコンパイルが必要ないため、実行処理が速く、採用される機会が多いです。

また、同じWebアプリに特化したプログラミング言語であるPHPに比べて、汎用性と自由度が高く、人気の言語となっています。

ITプロパートナーズが扱うRuby案件は、想定月収90万円から100万円のものも少なくありません。

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5.Go

「Go」は約10年前に開発されたプログラミング言語で、その歴史はプログラミング界では浅く、今勢いのある言語です。

Goの特徴は、並行処理が可能なため高速な処理ができ、複雑なシステム構築にも多く用いられます。複数の独立したサービスを連携させてひとつのサービスを作る「マイクロサービス」を得意としています。

ITプロパートナーズでは、想定月収70万円から90万円のGo案件を多く取り扱っています。

6.C++

「C++」は、汎用プログラミング言語のひとつで、C言語にさまざまな機能拡張が実装されたものです。

高度な処理の実現が可能で、大規模業務システムや機械学習など大量のデータを扱うシステムで採用されるケースが多いことが特徴です。C++を取得しておくことで、幅広い案件に対応できるようになります。

ITプロパートナーズが扱うC++案件は、想定月収が60万円から90万円のものが多いです。

7.Kotlin

「Kotlin」は2011年にGoogleが開発したプログラミング言語で、Goよりも新しい言語になります。

Javaを簡潔化させた言語とも呼ばれるほどシンプルなコーディングができるのが特徴で、JVM上での実行が可能ということもあり、Javaとの相互運用性が高いです。

Googleが開発したということもあり、Androidアプリ開発の推奨言語として注目をあつめている言語です。

ITプロパートナーズが扱うKotlinの単価相場は、90万円から100万円です。

8.PHP

「PHP」はJavaScriptやRubyのようにWebシステム、アプリ開発を得意としている言語です。

PHPの特徴はHTMLと混合してコーディングできるためフロントエンドに強い言語で、メジャーな言語のためフリーランスエンジニアとしての案件数も多いです。

RubyやJavaScriptに比べると構文がやや古臭いイメージがありますが、WordPressなど有名なサービスもPHPで作成されています。

ITプロパートナーズでは、想定月収70万円から90万円のPHP案件を多く取り扱っています。

PHPでフリーランスになるには?案件単価や求められるスキルを紹介

9.Java

「Java」はプログラミング言語の王道とも言える言語です。

フリーランスの案件数は一番多いと言えますが、開発者もその分多くいるので並の技術レベルだと埋もれてしまう可能性が大きいです。案件を獲得するためには基本的なJavaのスキルに付加価値をつける必要があります。

ITプロパートナーズが扱うJava案件は、想定月収90万円から100万円のものも少なくありません。

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10.Swift

「Swift」はIOSアプリに特化したプログラミング言語です。

日本にはiPhoneユーザーが多く、そのためアプリ開発者も必然的に必要となってきます。実際のiPhoneの画面を使用して動作やデザインを構築していくのでプログラミング技術以外にもUIを得意とする人におすすめです。

ITプロパートナーズでは、想定月収90万円から100万円のSwift案件を多く扱っています。

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プログラミング言語別の平均年収

順位言語平均年収
1位ABAP661万円
2位R656万円
3位Perl630万円
4位VC・VC++630万円
5位Delphi629万円
6位ASP628万円
7位Go627万円
8位PL/1618万円
9位Cocos2d-x607万円
10位C++605万円
11位C601万円
12位ActionScript598万円
引用元:パーソルキャリア株式会社が公開したデータをもとに表作成

2022年6月にパーソルキャリア株式会社が公開したデータによると、プログラミング言語ごとの平均年収は上記のとおりとなっています。

平均年収が一番高いプログラミング言語は、SAP製品の開発に用いられるABAPでした。次いで年収が高かったのは、データ分析やAI開発などに活用されているRです。また、近年注目を集めている言語として紹介したGoは、7位にランクインしました。

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企業や現役エンジニアに人気のプログラミング言語

フリーランスエンジニアが扱う言語を選ぶうえで重要なのが、クライアントとなる企業にニーズがある言語を知っておくことです。また、現役エンジニアが普段使用している言語や今後習得したいと思っている言語も参考になるでしょう。

ここでは、企業や現役エンジニアに人気のプログラミング言語について解説します。

企業がエンジニアを採用する際に注目するプログラミング言語

引用元: HackerRank社

こちらは、HackerRank社が実施したアンケート調査の結果で、企業がエンジニアを採用する際に注目するプログラミング言語のランキングです。JavaScriptとPythonの2つが、特に注目されていることがわかります。また、アジア圏ではJavaの需要も高いです。

JavaScriptが注目されているのは、Webアプリケーション開発の増加が背景にあります。動的なページを実装できるJavaScriptは、Webページのデザイン性や利便性を高めるために広く活用されています。

Pythonは、AI開発やビッグデータ解析などに使われる言語です。注目度の高い分野で使われる言語であるほか、コードがシンプルで習得しやすいことも注目されている要因のひとつだと考えられます。

現役エンジニアが普段使用しているプログラミング言語

引用元: 日経xTECH

日経xTECHが2019年に実施した「プログラミング言語実態調査」では、現役エンジニアが普段使用しているプログラミング言語も調査されています。現役エンジニアが使用しているプログラミング言語ランキングは、1位「C/C++」、2位「Python」、3位「JavaScript」という結果になりました。

C++は日本企業の業務システムや組み込みシステムの開発現場で広く使われていて、2018年の同調査でも1位に輝いています。2位のPython、3位のJavaScriptは世界でも注目されている言語で、日本の開発現場でも多くのエンジニアが使用していることがわかります。

現役エンジニアが次に習得したいプログラミング言語

引用元: HackerRank社

HackerRank社が実施したアンケート調査では、現役エンジニアが次に習得したいプログラミング言語についてもランキング結果が出ています。

1位にランクインしたのは、「Go」でした。GoはGoogleが開発したプログラミング言語で、Webサービスやサーバー構築、スマホアプリの開発も行えます。先述の「プログラミング言語別年収ランキング」でも、Goは30代部門の2位に入っています。

次に習得したいプログラミング言語の2位は、先に紹介したランキングでも上位に入っているPythonでした。3位には、Android開発の公式言語として認定された「Kotlin」がランクインしています。

在宅・常駐案件が多いプログラミング言語

使用するプログラミング言語によって、働き方も変わってきます。

ここでは、在宅・リモート案件が多いプログラミング言語と、反対にクライアント企業に常駐する案件が比較的多いプログラミング言語をそれぞれ紹介します。

在宅・リモート案件が多いプログラミング言語

在宅・リモート案件が多いプログラミング言語は、次の3つです。

  • Ruby
  • PHP
  • JavaScript

RubyはWebアプリケーションの開発に用いられる言語で、Webアプリケーションの開発案件は在宅・リモート案件が多くなっています。そのため、フルリモート可の案件も少なくありません。

PHPも、Rubyと同じくWebアプリケーション開発に用いられる言語です。昔から利用されている言語のためリプレース案件も多く、Rubyほど案件数は多くないものの在宅・リモートで働きたい人にはおすすめです。

JavaScriptはフロントエンド開発に用いられる言語で、ブラウザ上の動作のみを実装する案件が多くあります。このような案件はサーバーやデータベースなどインフラに依存しないため、在宅・リモート可能な案件が多いのが特徴です。

常駐案件が比較的多いプログラミング言語

クライアントの勤務先に常駐する案件が比較的多いのは、以下のプログラミング言語です。

  • C#
  • Java
  • C++

これらの言語は、基幹システムの開発に用いられることが多いのが特徴です。セキュリティの観点からリモートの作業が許可されないことも多く、出社を求められるケースが少なくありません。また、開発規模の大きなプロジェクトでも用いられ、この場合も常駐で開発を進める案件が多いです。

今後将来性が無いプログラミング言語

今後衰退していくであろう将来性が無いプログラミング言語を紹介します。

  • COBOL
  • Perl
  • Swift

COBOL

COBOLは主に金融系や生命保険系のシステムに利用されていますが、汎用性が低く、クラウド化が進んでいくとその需要は減少していくと考えられます。

金融系や生命保険系のシステムにずっと携わっていたいという方であれば、専門的な技術者は他の言語より多くはないので有利ですが、最新の技術とは少しかけ離れています。

Perl

Perlは昔から利用されてきたWebアプリケーション開発を得意とした言語でしたが、最近ではPHPやRubyの需要の方が高まっています。

そのため、Perlでの新規案件はあまりなく、PHPの方が4〜5倍ほど多くなっています。

近年の傾向を見るとWebアプリケーション開発に強い言語を学ぶ場合はPerl ではない方が良いです。

Swift

Swiftの需要は現在は多くありますが、年々減少傾向にあるのは事実です。

原因としては今までiOSの開発はSwiftのみでしかできませんでしたが、Pythonなど他の言語でも開発できるようになりました。

また、日本ではiOSユーザーは多くいますが、世界的に見るとAndroidユーザーの方が割合を占めており、Apple製品に依存してしまうという懸念があります。

これからフリーランスエンジニアを目指す人におすすめのプログラミング言語

ここでは、初心者・未経験者の人がフリーランスエンジニアを目指す場合におすすめの言語を3つ紹介します。

PHP

PHPはWeb関連の分野に関わりたい人におすすめです。文法が比較的簡単で、PHPに関する情報はインターネット上ですぐ手に入るため、学習しやすいというメリットがあります。また、PHPのフレームワークで人気のLaravelも、初心者でもきれいなコードが書けるといわれているためおすすめです。

JavaScript

JavaScriptはブラウザ上で実行できるため、学習に必要な実行環境を構築しなくても良いという特徴があります。構文もシンプルで理解しやすいため、初心者や未経験者でも学習のハードルが低いプログラミング言語のひとつです。

Python

稼げる言語としても人気のPythonは、文法がシンプルで読み書きしやすいという特徴があります。AIや機械学習など注目の分野で活用されているため、大きく稼ぐことが目標ならPythonの習得を目指してみてください。

フリーランスエンジニアを目指す人が学ぶ言語を選ぶポイント

ここでは、フリーランスエンジニアを目指す人が学ぶ言語を選ぶときに押さえておきたい3つのポイントを紹介します。

習得の難易度

習得の難易度は言語によって異なります。その言語に関する情報がインターネット上で見つけやすかったり、スクールや学習サイトが充実していたりする言語を選べば、学習をスムーズに進められるのでおすすめです。

案件数

フリーランスエンジニアとして生活していくためには、案件数が重要です。いくら習得の難易度が低くスキルを身につけやすい言語でも、案件が見つからなければ意味がありません。エージェントやクラウドソーシングなどをチェックして、その言語について現状の需要も確認しておきましょう。

単価・年収相場

その言語の案件の単価や年収の相場を確認して、目標とする金額を稼げるかどうかを考慮することも大切です。単価相場が低めの言語を選んでしまうと、「たくさん仕事をこなしても収入が少ない」といった事態を招くおそれがあります。稼ぎたい人は、案件の単価相場が高めの言語を選びましょう。

フリーランスエンジニアとしてさらに稼ぐために身につけるべきスキル

フリーランスエンジニアとして稼ぐためにはプログラミング言語を習得することはもちろんですが、他にも身に付けるとより稼げるスキルがあります。

  • PDM経験
  • 事業理解
  • あらゆるドメインの知識と経験
  • 大規模案件の開発経験
  • クラウドの知識・スキル
  • フレームワークの経験
  • 情報収集力

PDM経験

フリーランスエンジニアの中でも高単価と言われているのがPDM(プロダクトマネージャー)です。

単にプログラミング言語ができるだけではなく、プロダクト全体を把握して責任者として現場の指揮を執れると重宝される存在となります。

実際にPDMの経験があるフリーランスエンジニアはそれほど多くないので、実務経験がある方はそれだけで重宝されます。

事業理解

担当するプロジェクトの事業についての知識を兼ね備えているとより希少性の高いフリーランスエンジニアになれます。

事業理解があることによって顧客に対して的確な意見、提案ができ信頼を得やすいことはもちろん、専門的な知識を有していることで気づく問題点なども多くあります。

一度身に付けた事業知識は別のプロジェクトを担当した際も利用できるため、新規案件を探す場合でも役立ちます。

あらゆるドメインの知識と経験

世の中には様々なシステムが存在していますが、それらのシステムはプログラミング言語だけで成り立っているわけではありません。

ネットワーク、サーバー、データベースなど様々な機器や機能と連携して初めてシステムとしての機能を果たします。

これらのあらゆるドメインの知識と経験があることによってプログラムの処理だけではなく、システム全体の処理を把握できるエンジニアとなれます。

大規模案件の開発経験

大規模案件はクライアントが大企業であることが多く、案件の単価が高めの傾向があります。そのため、大規模開発に役立つ経験があれば、高単価の案件に採用される可能性が上がるでしょう。

大規模案件はプロジェクトに関わる人数も多いので、マネジメント力やコミュニケーション力が必要とされます。また、負荷分散やチューニングといったスキルがあれば、大規模システムの開発で活躍できるでしょう。

クラウドの知識・スキル

「クラウドファースト」や「クラウドバイデフォルト」という言葉を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。従来はオンプレミスが主流でしたが、近年、クラウドの新規導入やオンプレミスからクラウドへの移行を進める企業が増えています。

そのため、クラウドの知識・スキルの需要は高まっているといえます。クラウド上でのシステム構築やクラウド移行に対応できれば、より多くの案件に対応できるでしょう。

フレームワークの経験

プログラミング言語での開発だけでなく、フレームワークを使った開発スキルが求められる案件もあります。フレームワークを使って開発工数を削減したいと考えるクライアントも多いため、フレームワークの経験の有無で案件が獲得できるかどうか左右される場面もあるかもしれません。

プログラミング言語自体のスキルだけでなく、使用する言語に合わせた有名なフレームワークを使えるようになっておくことも大切です。

情報収集力

IT業界では、次々と新しい技術が生まれています。例えば、「現役エンジニアが次に習得したいプログラミング言語」で1位となったGoが発表されたのは2009年、3位のKotlinが発表されたのは2011年です。ここ10年ほどで新しく発表された言語が、近年注目を集めていることがわかるでしょう。

そのため、常に新しい技術について情報をキャッチし、積極的にスキルを身につけていく姿勢も大切です。

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未経験・初心者からフリーランスエンジニアを目指すステップ

未経験・初心者からフリーランスエンジニアを目指すには、以下で紹介する3つのステップで進めましょう。

1.学びたい言語を選びスキルを磨く

はじめに、学びたい言語を選んでスキルを習得しましょう。人気の言語なら書籍や学習サイトが充実していますし、実践的なスキルを習得したいならプログラミングスクールを活用するのもおすすめです。

2.企業で実務経験を積む

フリーランス案件には実務経験が求められるため、エンジニアとして企業に就職して実務経験を積む必要があります。実務経験が全くない状態では、フリーランス案件の受注は難しいと考えてください。3年以上の実務経験があれば、多くのフリーランス案件に対応できるようになります。

3.フリーランスとして独立する

企業である程度の実務経験を積んだら、フリーランスとしての独立を視野に入れてもよいでしょう。退職の手続きと並行して、独立後に必要となる機材やソフトの購入やエージェントへの登録などを進めておくとスムーズです。

フリーランスエンジニアになるには?具体的な流れと最適なタイミング

フリーランスエンジニアが高単価案件を獲得する方法

フリーランスエンジニアが高単価案件を獲得するには、以下の3点を意識してください。

  • 常に最新技術の習得を目指す
  • 上流工程に携われる案件に参画する
  • フリーランスエージェントを活用する

IT業界は次々と新しい技術が登場しているため、エンジニアとしての需要を維持するには最新技術について常に学び続ける姿勢が求められます。

システム開発案件は上流工程ほど単価が高い傾向にあるため、積極的に上流工程の経験を積んでおくことも大切です。マネジメントスキルや提案力なども磨いておきましょう。

いくらスキルがあっても、大規模案件や高単価案件は個人では契約が難しいこともあります。そのため、高単価案件を多く扱うフリーランスエージェントの活用がおすすめです。ITプロパートナーズでは、想定月収が80万円から100万円ほどの高単価案件を多く取り扱っているので、ぜひご活用ください。

まとめ:フリーランスエンジニアとして適切なプログラミング言語選択をしよう

たくさん種類のあるプログラミング言語ですが、トレンドや衰退していくであろうものもあり、どの言語を選択すればいいという正解はありません。

現状稼げている言語も数年後には全く需要のない言語となっていることも考えられますので、IT市場の動向に常に目を向ける必要があります。

将来性の高い言語、在宅ワークに合った言語、初心者に合った言語、様々なプログラミング言語がありますが、最終的には自身の目的やなりたいエンジニア像に合った言語選択が一番大切です。自分にぴったりの言語を選び、フリーランスとして活躍してください。

なお、主要なプログラミング言語の特徴やできることについては、こちらの記事で詳しく解説されています。あわせてご確認ください。
参考:主要なプログラミング言語の特徴、できること等を具体的に紹介。選定で迷った際の注意点なども! – ITコラム – 株式会社パラダイムシフト

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この記事を書いた人
ITプロマガジン
ITプロパートナーズはITフリーランスの方に案件紹介をしているエージェントです。当メディア「ITプロマガジン」では、フリーランスの働き方から仕事探しまで幅広い情報を日々発信しています。