Notesの案件はまだある?需要と将来性についても解説

Notesは世界的に有名なグループウェアで、日本でも多くの企業が導入しています。
しかし、現在は多くのグループウェアが登場し、Notes以外のグループウェアを導入する企業も増えてきました。
Notesを利用する企業が少なくなると当然Notesの案件も減少し、Notesエンジニアの需要は減っていきます。

いったい、現在Notesを利用している企業はどのくらいあるのでしょうか。
Notesの案件はいまもあるのでしょうか。
この記事では、Notesの需要と案件について解説していきます。

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Notesとは?

Notesは、Lotus Notesのことを指し、1989年に誕生したグループウェアです。
グループウェアという言葉を世の中に浸透させたグループウェアの元祖と言われています。

グループウェアとは?

そもそもグループウェアとはなんでしょうか。

グループウェアとは、企業においてネットワークを利用して情報共有するシステムのことです。グループウェアの代表的なものに以下があります。

・電子メール
・電子掲示板
・ワークフローシステム
・スケジュール管理
・ファイル共有

いずれも皆さんが一度は利用したことがある機能だと思います。
最近ではOffice365やGoogle、サイボウズなどがグループウェアとして有名です。
グループウェアの登場で業務の効率化は飛躍的にアップしたといえるでしょう。

 

Notes/Domino

Notes/Domino はグループウェア用のミドルウェアです。
メールや掲示板、カレンダーなどグループウェアの機能を一つにまとめた統合プラットフォーム。
オールインワンで管理しているため利用・運用しやすいのが特徴です。
Notesがクライアント、Dominoがサーバを指し、いわゆるクライアントサーバシステムの代表的ソフトウェアです。

構造としては文書データベースになっていてVBのようなNotesスクリプトという言語で構築していきます。
設計しやすく、汎用性が高いため導入する企業が多かったと言われています。

 

Notesの衰退

グループウェアの中でもトップのシェアを誇ったNotes。
2000年前後では最高峰でしたが、その後は徐々に衰退していきます。

95年にWindows95が登場し、その後にExcelが登場すると表計算ソフトのトップの座をExcelに奪われてから、雲行きは怪しくなりました。

そして、Notes衰退の大きな原因の一つにWEB化の流れについていけなかったことが挙げられます。
NotesもWEB化を試みたが、WEBブラウザ上ではNotesの良さは実装できませんでした。

95年にLotusを買収したIBMですが、当時はNotesが欲しくて買収したと言われています。
そのIBMもNotesに見切りをつけたのか、2018年にHCL Technologies社にLotus売却してしまいます。

現在は、グループウェアのシェアはOffice365やGoogle Appsへ大きく奪われています。

なぜNotes離れが起こるのか?

Notes離れはなぜ起きたのでしょうか?

確かにWEB化に乗り切れなかったのは否めませんが、使いやすさは変わりません。
しかし、長くNotesを導入している企業は他のグループウェアへの移行のコストを考えれると継続してNotesを利用したい、というのが本心ではないでしょうか。

実際、今でもNotesを利用している企業は少なくありません。しかし徐々にNotesのエンジニアが少なくなってしまいました。その理由は主に以下の2点です。

  • スキル習得のメリットがない
  • 技術者の高齢化

 

スキル習得のメリットがない

1つは、技術者にとってNotesのスキル習得してもメリットがないことです。

WEB化が当たり前の世の中になり、開発案件もPHPやRubyを始めとするWEB開発が全盛になると、当然世の中ではWEBのスキルを持っているエンジニアが求められます。

NotesよりOffice365やGoogleのスキルがあるエンジニアが重宝され、単価も高くなるので、多くのエンジニアがWEB案件へ流れていきました。
Notesのようなレガシーな製品のスキルを身に付けても将来性がない、と見切りをつけるエンジニアが増えたのです。

 

技術者の高齢化

もう一つは、技術者の高齢化が挙げられます。

Notesが初めて登場したのが1989年、今から約30年前です。当時メインで働いたいたエンジニアが高齢化して引退、あるいは他の案件へ流れてしまいNotesを知っている技術者が少なくなりました。

そのためNotesを運用・保守するためのコストが上がり、他のグループウェアへの移行を余儀なくされる、という企業が多いのです。

Notes案件はあるか?

他のグループウェアにシェアを奪われ、衰退しているNotesですが、果たしてNotes案件はあるのでしょうか。

結論からいうと、今もNotesの案件はあります。

衰退したとはいえ一斉を風靡したNotesはいまも現役でバリバリ活躍しています。
案件は大きく分けると主に以下の2つが多いです。

  • 既存Notesの運用・保守
  • Notesからの移行

 

既存Notesの運用・保守案件

ひとつは、既存Notesの運用・保守です。

古くからNotesを使っている企業は移行せずにNotesをいまも使っています。

なぜなら、Notesは汎用性が高く自社の業務に合わせて作りこみできるので、他のグループウェアに移行しづらいからです。
そういった既存ユーザー企業の運用・保守を行う案件があげられます。

Notesエンジニアは少なくコストがかかることは先ほど説明しましたが、それでも他のグループウェアに移行するよりも既存のままの方がよいと判断しているようです。

 

Notesからの移行案件

もう一つは、Notesから他のグループウェアへ移行する案件です。
業務プロセスを長年Notesに依存してきた企業にとって他のグループウェアに移行するのは簡単ではありません。
何を移行して、何を移行しないかなどの判断にも迫られます。
従業員の不安も解消しなければなりません。

そのため、移行する際に一気に他のグループウェアに写すのではなくNotesと新しいグループウェアを並行で走らせて運用するケースが多いです。
並行運用中には、Notesエンジニアの助けが必要ですから、Notesからの移行案件は少なくありません。

Notes案件を探すには?

いまもNotesの案件があることはご理解頂けたかと思います。
では、実際にNotes案件を獲得するためにはどうしたらいいでしょうか。

ここではフリーランスとしてNotesを生業にしているエンジニアの方が
Notesの案件を探す方法について解説します。
主に以下の3つです。

  • ネットで探す
  • エージェントに登録する
  • 知人、職場の同僚からの紹介

 

ネットで探す

1つは、インターネットを利用してNotes案件を探す方法です。

検索エンジンに「Notes 案件」と入力して検索すれば多くのNotes案件が見つかるでしょう。
ネットで探すメリットは早く案件を探すことができる点でしょう。

デメリットは、ネットでは案件情報の詳細が見えないことです。
実際にNotes案件の現場に入る前に担当者から説明があると思いますが、気になる点などは担当者に積極的に聞いておきましょう。
現場に入ってから思っていた内容と違う、ということが分かりトラブルになることは少なくありません。

 

エージェントに登録する

もう1つはエージェントを利用することです。

最近ではITエンジニアに特化したエージェントも多いのでぜひ活用してください。
エージェントによって持っている案件、得意な案件が異なるので1社ではなく複数のエージェントに登録しておくことをオススメします。

エージェントを利用するメリットは、担当者が案件の内容をよく理解していること。

デメリットとしては登録する手間がかかること。
多くの場合、エージェントまで出向いて履歴書やスキルシートの提出、面談などがあります。
しかし、エージェントに自分のことをよく知ってもらうためには実際に会って自分の経歴や希望を伝えた方がよいので面倒に思わずに登録を行いましょう。

より自分の希望に使い案件を獲得するにはネットよりもエージェントの方がおすすめです。

 

知人、職場の同僚からの紹介

3つ目の方法は知人や職場の同僚からの紹介です。

IT業界は、横のつながりで仕事を獲得することが少なくありません。
以前一緒に仕事をした方からNotesの案件を紹介してもらえることがあるかもしれません。

そのためにはマメに連絡を取り合うことが大事です。
オフラインで会えないとしてもSNSなどに自分が仕事を探していることなどをアピールすると誰かがNotes案件を紹介してくれるかもしれません。

未経験からNote案件を獲得するには

もしあなたが未経験で、これから勉強してNotesの技術を身につけようとしているなら
Notesの案件を獲得するのは難しいでしょう。

独学で勉強することもできますが独学では挫折する可能性が高いです。
さらにプログラミングスクールやオンライン学習サイトでもNotesを学習できるところは少ないです。

所属する会社の仕事としてNotesの案件にアサインされることはあるでしょう。
しかし、ゼロからNotesのスキルを身に付けてNotes案件を獲得するのは並大抵のことではありません。

可能なら他の言語やツールについて学習していく方が今後エンジニアとして活躍していくためには良いはずです。

未経験だけど、どうしてもNotesの案件を獲得したいというのであればエージェントに登録して相談してみてはいかがでしょうか。
人手不足で未経験でアサインできる案件があるかもしれません。

まとめ

一時期に比べたら利用者は減ったものの根強い人気を誇るNotes。
他のグループウェアに移行する際にもNotesエンジニアのニーズがあるので、しばらくはNotes案件がなくなることはないでしょう。

とはいえ、今後はNotes案件は大きく増えることはないでしょうから、長くエンジニアとして活躍するにはNotesのスキルだけでなく他のスキルを身に付けておくことをおすすめします。

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株式会社ITプロパートナーズ

「IT起業家・フリーランスの自立を支える」というビジョンの元、「週2日からの業務委託案件を紹介する、ITプロパートナーズ」を運営。 ■BestVenture100に創業初年度で選出 ■取材記事:自立する覚悟が、働き方を変える
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