こんにちは、ITプロマガジンです。
仕事探しをする際、個人でできる仕事を希望している方も多いのではないでしょうか。個人でできる仕事とは、個人事業主として1人あるいは少人数のビジネスを行うほか、1人で作業することが多い仕事など、さまざまなパターンがあります。
そこで、個人でできる仕事を希望しているものの「個人でできる仕事には具体的にどのような種類があるのか」「個人でできる仕事に取り組むメリットや注意点は何か?」といった疑問を抱えている方も多いでしょう。
本記事では、個人でできる仕事を34選紹介します。後半では、個人でできる仕事の選び方やメリット・デメリット、仕事の探し方も詳しく解説します。
「必要以上に安売りをしてしまう」「市場感より高い単価で参画してしまいトラブルになる..」
フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。
ITプロパートナーズでは、
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初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?
目次
【在宅可能】個人(一人)でできる仕事一覧
個人でできる仕事のなかには在宅・フルリモートでできる仕事も数多くあります。ここでは主な仕事を挙げ、具体的な仕事内容や必要スキルなどを紹介します。
ITエンジニア
ITエンジニアはITスキルを活かしてシステムの設計・開発、テスト、保守・運用などを行う職種です。クライアントから仕事を受ける場合、定められた要件に沿って成果物を納品する「請負契約」や、稼働時間に応じて報酬を受け取る「準委任契約」があります。
個人として仕事をするうえでは、3年程度の実務経験や該当の技術領域での専門スキルが必要です。オンライン環境さえあれば在宅でも仕事がしやすく、また開発や保守運用など、1人で作業するシーンも多いのが特徴と言えます。
ライター・編集者
ライター・編集者は、記事やWebコンテンツの執筆・編集を行う職種です。
特にWebコンテンツではSEOを考慮したキーワード選びや、「バズり」につながり読者を引き込む見出し選びが重要です。雑誌記事では、取材を通じた深掘りや読者層に応じたテーマ選びのセンスが求められます。リサーチ能力や文章力に加え、Googleドキュメントや生成AIといったツールを使いこなせることも重要です。
期日までに成果物を納品する仕事が多いため、1人での作業がほとんどで、作業の時間帯や曜日などは自由に決められる傾向にあります。
コピーライター
コピーライターは、プロモーション用のコピーを作る職種です。
短い文章で商品・サービスの魅力を最大限に伝える言葉選びの技術・センスが求められます。例えば若年層向けのSNS広告では親しみやすさやトレンド感、大人向けのエグゼクティブ商品では信頼感・高級感を与える表現が重要です。デジタル広告の場合はA/Bテストをもとに最適なコピーを調整することも一般的で、マーケティングの知識も必要になります。
メールやビデオ会議でクライアントとコミュニケーションを取りながら作業を進めることも多く、個人で働くのに適した仕事です。
シナリオライター
シナリオライターは、漫画・アニメや映画、ゲーム、その他の動画コンテンツなどの脚本を作成する職種です。
ターゲット層に響くストーリー展開を考える発想力・構成力が求められます。またクライアントやプロデューサーの意向を汲み取るコミュニケーションスキルも必須です。
作業は1人で進めることがほとんどでリモート案件も多く、作業時間も比較的自由に設定できるため、個人で働くのに適しています。
翻訳者
翻訳者は、文章や音声を翻訳するプロフェッショナルです。書籍の翻訳のほか、動画の字幕作成やWebコンテンツのローカライズなど、活躍の分野は多岐にわたります。
個人で長く活躍するには「医療」「法律」といった何らかの得意分野があると有利です。「DeepL」や「生成AI」といったAIツールが進化しているなかでも、書き手の意図や文化的背景を考慮した翻訳者は貴重でしょう。TOEICやTOEFL、英検、全国通訳案内士などの語学資格を取得しておくと、語学力の証明となります。
期日までに成果物を納品するという仕事の進め方が多く、在宅でフレキシブルに仕事ができる点が大きな魅力です。
Webデザイナー
Webデザイナーは、Webサイト・アプリケーションのデザインを担当し、ユーザーにとって魅力的かつ使いやすいUI/UXを考える職種です。HTMLやCSS、JavaScriptの知識に加え、PhotoshopやFigma、Adobe XDなどのデザインツールを扱える必要があります。レスポンシブデザイン対応も重要で、特にモバイルユースの場合はモバイルフレンドリーな設計が求められます。
案件はコーポレートサイト・ECサイトやモバイルアプリなど多岐にわたり、準委任契約・請負契約のどちらもあります。
在宅でも作業が可能で、納品はオンラインで完結できるため、個人で柔軟に働きやすい職種です。
デザイナー
デザイナーは、広告、出版、ゲーム、映像など幅広い分野でビジュアル表現を担う職種です。グラフィックデザイナーはポスターやロゴなどの2Dデザインを、CGデザイナーは3Dモデリングやアニメーションを手がけます。
必要スキルとして、ターゲットやコンセプトに沿って魅力的なデザインを作る力、クライアントへのプレゼンテーションスキルなどが挙げられます。
仕事の進め方や作業時間は問わないという案件も多く、在宅で進めることも可能です。
イラストレーター
イラストレーターは、Webサイトのイラストや、広告のクリエイティブ、キャラクター、SNS用アイコンといったイラスト制作を行う職種です。
求められるスキルは、テーマ・コンセプトに合わせた表現力や発想力、デジタルイラストツールを使いこなす力です。
オンラインでやり取りする案件も多く在宅に向いています。
動画編集者
動画編集者は、映像のカット編集やエフェクトの挿入、音声調整を行い、動画コンテンツを作る職種です。
動画コンテンツを作り上げる動画編集スキルに加えて、魅力的な編集をする発想力、ターゲット層やクライアントの要望・コンセプトを理解するメディケーション能力も求められます。Premiere ProやFinal Cut Proといった編集ツールの操作に慣れていることも必須です。
クライアントとの打ち合わせは発生しますが、編集作業は基本的に1人で行えるため、在宅で進めることも可能です。期日までに納品すればよいという仕事が多く、個人で働きたい方に適した仕事です。
Webディレクター
Webディレクターは、Webサイト・アプリケーション制作の進行管理や関係者の取りまとめを担当する職種です。具体的には、プロジェクトのスケジューリング・進捗管理、デザイナーやエンジニアへのタスク指示、品質チェックなど、多岐にわたる業務を行います。
Webサイト・アプリケーションの知識に加え、マーケティングやデザインへの理解、さらにメンバーとのコミュニケーションスキルも必須です。
ディレクション業務ではありながら、フルリモートでビデオ会議やチャットツールを使ってやりとりするパターンも多くあります。
コンサルタント
コンサルタントは、専門知識をもとにクライアントの課題解決の提案・実行支援を行う専門職です。経営戦略、ITシステム戦略、人事評価制度など、多様な分野があります。業務には、現状分析やリサーチ・ヒアリングもあり、高度なコミュニケーションスキル・分析力や論理的思考力が求められます。
コンサルティング案件にはリモートでやりとりできるものもあり、個人でも柔軟に取り組むことが可能です。特にミーティングや書類のやりとりはオンラインで行えるため、在宅での働き方に適しています。
マーケター
マーケターは、商品・サービスのマーケティング戦略を立案し、ブランディングや集客、売上アップにつなげる仕事です。市場調査やデータ分析を行い、広告キャンペーンやSNS運用、SEOなどを実施します。
統計スキルや戦略立案能力、市場への理解、コミュニケーションスキルなどさまざまなスキルが必要です。Web分野を担当する場合は、GA4(Google Analytics 4)や各種SNSプラットフォームに精通している必要があります。
分析業務やクライアントとのやりとりはオンラインで完結するものも多く、在宅で個人で行うことも可能です。
オンライン講師
オンライン講師は、インターネットを介して授業を行う仕事です。分野は、社会人向けのリスキリング支援、小中高生の学習指導、資格試験対策、趣味講座まで多岐にわたります。ZoomやGoogle Meetなどのビデオ会議ツールを使い、個別指導や少人数クラスで指導するケースが一般的です。
指導するにあたっては該当分野について専門知識を持っていることはもちろん、生徒にわかりやすく説明するコミュニケーションスキルや悩み・課題を聞き取るヒアリング力も求められます。
オンラインでのやりとりが中心の場合は在宅で対応することも可能です。また、時間は生徒と調整できるため、相手の都合次第で柔軟にスケジュールを組めるという点も魅力と言えます。
カスタマーサポート
カスタマーサポートは、顧客からの商品・サービスに関する問い合わせに対応する仕事です。
メールやチャット、電話を通じて対応することが多く、特にIT分野ではテクニカルサポートのスキルが重視されます。丁寧で的確なコミュニケーションスキルのほか、問題の切り分けや基本的なトラブルシューティング能力が必要です。
リモート対応可能な案件が増えており、在宅で働く人も多い職種です。
事務スタッフ・オンライン秘書
事務スタッフ・オンライン秘書は、スケジュール管理、データ入力、資料作成などのサポート業務を担当します。特にオンライン秘書は、クライアントがスムーズに仕事ができるように密にコミュニケーションをすることが必要です。メール対応のほか、取引相手との調整、書類作成といった事務作業も発生します。
こういった仕事をこなすには、マニュアルやルールに沿って丁寧に仕事をすることに加え、相手への細かい配慮が求められます。
仕事内容によってはオンラインで対応できることもあり、在宅で個人で働くことも可能です。
【黙々と作業できる】個人(一人)でできる仕事一覧
個人で黙々と取り組める仕事は、他人と頻繁にコミュニケーションを取るのが苦手な人にも向いています。ここでは、1人で完結できる代表的な職種を紹介します。
トラックドライバー
トラックドライバーは、指定された荷物を目的地まで安全かつ確実に届ける仕事です。主に中型・大型トラックを運転し、荷物の積み下ろしを行うこともあります。
運転する以上、事故の危険が付きもののなか、運転技術や安全意識、また交通ルール順守の意識も不可欠です。さらに時間管理や車両メンテナンスのスキルも必要でしょう。
運行中は基本的に1人のため、黙々と取り組むことが得意な人に向いています。休憩時間の調整や運送ルートの選択など、ある程度自分で計画を立てられる点が魅力です。
タクシードライバー
タクシードライバーは、利用客を安全に目的地まで送り届ける仕事です。
営業区域での流し営業、タクシー乗り場での待機を行うケースもあります。運転技術はもちろん、エリアの道路・交通事情に詳しいことや、イベントなどの動きを把握することが求められます。利用客を効率的に獲得するには「DiDi」「GO」といった配車サービスの活用も重要です。
営業は1人が基本であり、自分のペースで働けるのが魅力です。
フードデリバリー
フードデリバリーは、飲食店から利用客の自宅・オフィスといった指定の場所へ料理を届ける仕事です。モバイルアプリを使って配達指示を受けて配達を行います。
車や自転車・バイクといった移動手段を用意する必要があるケースもありますが、基本的には特別なスキルがなくてもスタートできます。
基本的に配達中は1人で作業を進めるため、他人と密なコミュニケーションを取る必要がありません。稼働する時間帯や頻度を自分で選べる点も魅力です。
ポスティング
ポスティングは、チラシや広告を住宅やオフィスのポストに配布する仕事です。
指定エリア内を回って、各ポストに確実かつ効率的に配布することが求められます。どのような天候でも地道な作業を継続する集中力や体力が不可欠です。
ポスティング中は基本的に1人で黙々と進めることになります。
新聞配達員
新聞配達員は、新聞を購読者のもとへ届ける仕事です。配達会やエリアによって異なりますが、朝刊は朝3〜6時頃、夕刊は夕方2〜5時頃に配達します。
天候にかかわらず決められた配達ルートを時間内に回る必要があり、集合住宅の場合は配達数も多いため、効率性と正確さ、そして体力が必要です。
配達は1人で行うため、黙々と作業を進められます。
検針
検針は、建物のガス・電気・水道などのメーターを確認し、使用量を記録する仕事です。指定された住宅やオフィスを訪問し、計測機器をチェックしてデータを収集します。
作業の正確性や体力は欠かせない一方、仕事をスタートするうえで特別なスキルは必要ありません。
作業中は1人で現場を回ることがほとんどで、作業中は人と頻繁にコミュニケーションを取らなくても進められます。
【店舗型】個人(一人)でできる仕事一覧
店舗型のビジネスは、業態によっては少額の元手でも始められ、個人あるいは少人数で営業できるものもあります。ここでは個人規模でできる主な店舗型の仕事を紹介します。
小売店
小売店は、日用品や雑貨といった何らかの商品を販売するビジネスです。特に趣味や専門知識を活かしたセレクトショップや手作りアイテムを扱う店舗は、差別化が図りやすく固定客をつかめる可能性があります。
自宅の一部を店舗として活用したり、小規模なテナントを借りたりする場合は支出を抑えることが可能です。また、小規模店なら接客や商品管理などを自身や家族だけで行うという手もあります。
飲食店
飲食店も規模によっては個人規模で運営できます。飲食店には多様な形態があり、地元客の嗜好や流行、競合店といった商圏動向をもとに独自性を出しやすいビジネスと言えるでしょう。
個人規模で運営するには、「手間のかからない商品を扱ったりメニュー数を抑えたりしてオペレーションの負担を減らす」「客席数や営業時間を絞って稼働量を抑える」などの工夫が考えられます。
美容系サロン
美容系サロンは、エステやネイルサロン、ヘアサロンといった美容に関するサービスを提供するビジネスです。美容系サロンは全国的にも数が多く、個人・少人数で運営しているケースも少なくありません。
顧客相手の店舗型ビジネスでありながら、予約制にすれば個人でも無理なく対応できます。また美容系サロンにもさまざまな種類があり、自身の得意スキルによって「細かいネイルアートが得意」「着付けにも対応できる」といった差別化を図ることも可能です。
マッサージ・整体
マッサージや整体とは、あん摩や指圧といった技術で身体を刺激し、血行促進や疲労回復、体調回復、骨格矯正を促す仕事です。両者には資格の種類や対応範囲など細かい違いがあります。
マッサージ整体いずれも、施術は基本的に自分の手で行うものであり、大きな設備や店舗がなくても開業することが可能です。店舗を構える場合は12~20坪ほどのスペースがあればよく、また顧客のもとへ出張するという方法もあります。
習い事教室
習い事教室とは、ある知識やスキルをテーマに生徒に指導するビジネスです。音楽や書道、スポーツ、外国語などさまざまなジャンルがあり、想定する顧客層や自身の得意分野に応じてあらゆる業態が考えられます。
習い事教室は、個別指導や少人数制の形式も多く、個人で行うことも可能です。教室を構える際も、少人数の生徒を相手にするのであれば大きなスペースは必要なく、自宅の一部や貸し会議室などを使ってコストを抑える方法もあります。
【資格を活かせる】個人(一人)でできる仕事一覧
専門資格を持つことで、個人事業主として高い専門性を提供する仕事が可能です。ここでは、資格を活かして独立開業できる職種を紹介します。
社会保険労務士
社会保険労務士は、社会保険・年金や労働に関する専門家です。社会保険の手続きはもちろん、就業規則や労働環境、人事評価制度など、企業の社会保険・労働に関するあらゆる分野を担当します。
社会保険労務士は、個人・少人数で運営しているケースも多く、個人で行うのにも適している仕事です。仕事内容は、就業規則の作成・チェックや毎月の社会保険手続き、給与計算など多岐にわたりますが、分野を絞れば個人でも十分に対応できます。
社会保険労務士になるには、国家試験に合格するほか、「2年以上の実務経験」「事務指定講習の修了」を経て全国社会保険労務士会連合会に登録することが必要です。
行政書士
行政書士は、契約書や許認可申請書類などの作成・提出を行う専門職です。各種申請書類の作成・提出のほか、契約書・遺言書作成など、多岐にわたる業務を担当します。
許認可や契約書等の作成・申請といった仕事は、あらゆる場面でニーズがあり、対象範囲を広げれば個人でも安定的に仕事を受注することが可能です。「許認可に特化する」「外国人の帰化や労働に詳しくなる」といった差別化を図れば個人でも集客できる可能性があります。
行政書士になるには、国家試験に合格したうえで日本行政書士連合会が備える名簿に登録する必要があります。
司法書士
司法書士は、不動産登記や商業登記、相続といった手続きの専門職です。不動産登記は個人や一般企業、不動産業者などが多く活用する手続きで、商業登記は法人設立時や重要事項変更時にも行われます。
司法書士はこういった場面で相談受付や手続きのサポート・代理を担います。その他にも、限定的ながら代理業務や相続手続きなどを行うことができ、個人としても差別化が図りやすい職種です。
司法書士になるには、国家試験に合格したうえで日本司法書士会連合会に登録する必要があります。
税理士
税理士は、団体・個人の税務申告や経理相談を行う専門職です。主な仕事内容には、確定申告や相続税申告書などの税務書類作成、税金計算方法の相談、会計帳簿の記帳代行や財務諸表の作成などが挙げられます。
税理士には数多くの業務があり作業量が膨大になることもありますが、個人として税理士業を行う場合は中小企業に絞ったり、特殊な税務相談を専門にしたりする方法もあります。経理業務や税務書類作成業務は激務のイメージがありますが、クラウド会計ソフトが普及しており、それらを用いて効率的にこなすのが一般的です。
税理士になるには、国家試験に合格したうえで税理士事務所などで実務経験を2年以上積み、日本税理士会連合会に登録します。
ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナーは、家計管理や資産運用、保険といったクライアントのお金に関するアドバイスを行う専門職です。
個人顧客を対象にする場合は家計状況や将来的なライフプランをヒアリングし、最適な金融商品やその加入バランスをアドバイスします。また、企業や富裕層向けにコンサルティングするケースもあります。
「ファイナンシャルプランナー」と名乗るためには特別な資格は必要ありませんが、お金に関する知識を証明できる資格として「FP技能士」や「AFP」「CFP」といった資格を取得する人も少なくありません。
カウンセラー
カウンセラーとは、顧客の何らかの悩みに対して専門的な知見をもとに、ヒアリングや問題解決のサポートを行う職種です。カウンセリングの対象にはさまざまなテーマがあり、メンタルヘルスやキャリア、スポーツ、ビジネスなど多岐にわたります。
カウンセリングは基本的にマンツーマンのため個人でも行いやすい仕事です。店舗型の相談窓口を設けるほか、オンラインでコミュニケーションする方法もあり、柔軟に進めることができます。
必ずしも資格は必要ありませんが、カウンセリングの内容によっては「臨床心理士」「産業カウンセラー」「キャリアコンサルタント」といった資格があると役立ちます。
女性も取り組みやすい個人(一人)でできる仕事
女性も取り組みやすい仕事として、以下の職種が挙げられます。
- ライター・編集者
- Webデザイナー・イラストレーター
- カウンセラー
- オンライン講師
- 美容系サロン
- カスタマーサポート
- 事務スタッフ・オンライン秘書
- 習い事教室
これらの仕事は、働き方の柔軟性が高く、特に家事や子育てとの両立を目指す方に適しています。
例えば、ライターやWebデザイナーは自宅での作業が可能で稼働量を自分で調整できるため、家庭のスケジュールに合わせて働ける点が魅力です。美容系サロンは女性顧客が多く、顧客の心理を理解しやすいことや自身の美容知識を活かせることが強みです。
カウンセラーやオンライン講師、習い事教室では、「女性に相談受付・指導してほしい」というニーズに応えることで信頼を得やすい傾向があります。カスタマーサポートや事務スタッフ・オンライン秘書は、女性スタッフが多数の職場も多く、スムーズなコミュニケーションを図れる可能性があります。
これらの仕事はスキルを磨くことで安定した収入を得られるだけでなく、柔軟な働き方を実現しやすいという特徴があります。
個人(一人)でできる仕事で高収入を稼ぐには?
個人でできる仕事で高収入を得るためにはさまざまな方法がありますが、いずれにしても「もともと報酬の相場が高い案件を選ぶ」「自身の専門性やスキルを活かしやすい仕事を選ぶ」という2つの考え方が重要です。
まず1つ目について、同じような仕事量・仕事内容であっても報酬相場が異なることはよくあります。例えば、システム開発の仕事の場合、一般的に小規模なプロジェクトよりも大規模な方が、また商流が高い方が報酬が高いのが普通です。個人で仕事を得る際はこういった単価の傾向も見極める必要があります。
2つ目について、個人でできる仕事は参入障壁が低くライバルも増えやすいなか、差別化を図ることが重要です。自身に何らかの特別なスキルや実績があるなら、その強みを活かせる仕事・業態を選ぶことで価格競争に巻き込まれにくくなり、単価が高い仕事を獲得しやすくなります。
個人(一人)でできる仕事で働くメリット
ここまで個人でできる仕事の種類を紹介してきましたが、こういった仕事を選ぶとどのようなメリットがあるのでしょうか。主な3つのポイントを紹介します。
自身の力で収入を増やせるチャンスがある
1つ目が自力で収入を増やせるチャンスがあるという点です。
案件のなかには、打ち合わせやメンバーとのやりとりなどが多く発生するものもあります。こういった案件では、コア業務にそれほど時間を割けないため、稼働時間が多い割に報酬に結びつかないケースもあるでしょう。
一方で、個人でできる仕事であれば、自身の仕事に集中しやすく効率的に稼げる可能性があります。必要な作業に集中できる環境を整えやすいため、収入を効率的に増やせるチャンスが広がります。
働き方の自由度が増える
働き方の自由度が増えるという点もメリットです。
仕事仲間やクライアントと密接なコミュニケーションが必要な仕事の場合、相手の稼働時間に合わせる必要があり、休みたい時間に休めないことや、想定外の稼働が発生することもあります。
一方で、個人でできる仕事では基本的に作業時間やペースを自身でコントロールできるため、他人の都合に常に合わせる必要がありません。前述のように在宅可能な仕事も多いため、ワークライフバランスを維持しやすく、自由な働き方が可能です。
会社組織にある人間関係の悩みを減らせる
会社組織特有の人間関係の悩みを減らせるという点もメリットです。
会社組織では、会社・上司の指示に従う必要があり、自身の裁量で仕事を進めにくい場合もあります。また、相性が合わないメンバーとの協力や、根回しや説明などの配慮が求められる場面も多いでしょう。
一方で、個人で働く場合、こういった会社組織特有の人間関係や進め方が存在しません。その結果、不要な悩みを避けられ、コアの仕事に集中することが可能になります。
個人(一人)でできる仕事で働くデメリット・注意点
個人でできる仕事には自由度の高さや収入アップの可能性など、多くのメリットがありますが、一方で特有のデメリットや注意点も存在します。失敗を防ぐために、あらかじめ知っておくべきポイントを紹介します。
仕事探し・集客方法を確立する必要がある
個人でできる仕事を選ぶ場合、仕事探しや集客方法は自身で確立する必要があります。
会社組織に所属している場合、「営業担当者が獲得した仕事を、自身はこなすことに集中する」という働き方も可能です。また、組織には付き合いのある取引先やブランドがあり、営業する際もその看板の力を借りられます。
一方で、個人で働く場合は営業はもちろん、信用を積み重ねるところからスタートしなければなりません。継続的な案件を獲得するためには実績を積んで信用を磨き、継続的に依頼が来るような集客ルートを構築する努力が必要です。
自己管理を徹底することが不可欠
自己管理を徹底することも欠かせません。
個人で仕事をする場合、スケジュールや成果物の品質管理、また自身のパフォーマンスなどは全て自己責任です。会社であれば、上司や周囲の人がサポートしてくれる場合もありますが、個人の場合は頼れる人がいないため、働き方や健康状態をセルフマネジメントする必要があります。
仮に自己管理がうまくいかず、約束の期日に仕事が間に合わなかった場合、クライアントからの信頼を損ない、今後の案件獲得にも支障が出る恐れがあるでしょう。また、働きすぎて体調を崩してしまえば、今後の仕事が難しくなり、収入が不安定になりかねません。
経費処理・確定申告が必須
経理や確定申告が必要という点も挙げられます。
個人事業主として仕事を行う場合は、税務署に開業届を提出したうえで、必要に応じて青色申告承認届出書や社会保険の加入手続きなども自身で済ませる必要があります。
また、毎年個人事業による所得を確定申告する必要がありますが、そのためには収入や経費、控除額などを自身で計算する必要があり、日ごろから領収書の保管、帳簿の記録などを行わなければなりません。
法律への理解・対応を自身の責任で行う必要がある
法律を理解したうえで、ルールに沿った対応を自身の責任で行う必要もあります。
個人で行う仕事の内容によっては「特定商取引法」や「医薬品医療機器等法」(通称)、「著作権法」の理解が欠かせないこともあります。プロフェッショナルとして仕事をこなすには、こういったルールを理解しているだけでなく、ルールに沿った対応を行うための業務フローやマニュアルの整理が望ましいでしょう。
他にも「フリーランス・事業者間取引適正化等法」や「電子帳簿保存法」はほとんどのフリーランスに関わるものであり、こういった法律も知っておく必要があります。
個人(一人)でできる仕事を探す方法
個人でできる仕事を探す方法には、エージェント、求人サイト、クラウドソーシング・スキルシェアサイトなどがあります。それぞれ特徴が異なり、スキルやライフスタイルに合う方法を選ぶことが重要です。以下で各方法の特徴や向いている人を解説します。
エージェント
エージェントは、スキル・実績を持つ人に向いている方法です。
登録時にスキルや希望条件を伝えると、エージェントがそれに合った案件を提案してくれます。特に単価が高い仕事を希望する人や、自分で仕事を探す時間がない人にはおすすめです。クライアントとの条件交渉や契約手続きもエージェントがサポートするため、案件探しの手間を省ける点がメリットです。
一方で、応募には実績が求められる場合が多いため、未経験分野での挑戦には不向きな場合があります。
求人サイト
求人サイトでは、膨大な求人のなかから自分に合う仕事を選べます。
雇用形態や職種の幅が広く、特定の条件で絞り込んで探すことが可能です。IT系やハイクラス系といった特化型の求人サイトもあり、自身の希望に合わせて探せます。
一方、掲載されている内容が個人で取り組める仕事かどうかを見極める必要があります。また、企業との直接やり取りが必要な場合もあるため、仕事探しに時間が取れない人や方向性が定まっていない人には負担が大きいこともあります。
クラウドソーシング・スキルシェアサービス
クラウドソーシングサイトやスキルシェアサービスは、仕事を依頼したいクライアントが案件を掲載し、不特定多数のワーカーと直接マッチングするプラットフォームです。自分のスキルや条件に合った案件を探せるだけでなく、プロフィールを通じてクライアントから声がかかることもあります。
個人事業主として働いている人にも人気で、自由度が高い点が魅力です。自分で案件を探したり、条件交渉を行うことがメインとなり、方向性が明確で交渉に自信のある人に向いています。
一方、仕事探しややり取りに時間を割けない人には、負担に感じる場合があります。
まとめ
本記事では、個人(一人)でできる仕事について、その種類や特徴、メリット・デメリット、そして仕事探しの方法を紹介しました。
個人で取り組む仕事は、在宅可能なものから黙々と作業できる仕事、店舗型の仕事、資格を活かした仕事まで幅広く存在します。それぞれの仕事には特徴があり、ライフスタイルや目標に合ったものを選ぶことが大切です。
仕事探しの方法としては、エージェントや求人サイト、クラウドソーシング・スキルシェアサイトを活用するのがおすすめです。どの方法を選ぶにしても、スキルや経験を磨き、自分に合った案件を見つけることが成功のカギとなります。
IT/Web分野のスキルをお持ちの方には、ITプロパートナーズがおすすめです。ITプロパートナーズは、高単価で柔軟な働き方が可能な案件を豊富に取り扱うフリーランス向けエージェントです。個人事業主・フリーランスでスキルや実績を活かしてさらにキャリアを広げたい方は、ぜひご活用ください。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい
そのような方はぜひ、ITプロパートナーズをご利用ください!
まずは会員登録をして案件をチェック!