こんにちは。
ITエンジニア・webディレクター・webデザイナーなどのIT人材の自立・キャリアを支援するITプロパートナーズ編集部です。
弊社では、独立精神旺盛な優秀なエンジニアの方々の独立・起業サポートや、フリーランス支援を行っています。こちらでは、日々の現場でサポートさせていただいている中での、プロの目線で、エンジニアに役立つお話をしてまいります。
自分を自分で紹介するのって難しいですよね。どこからどこまで伝えればいいの?って思ったことありませんか?
プロフィールとは自己紹介のためのフリースペースです。
たまにプロフィール欄を無記入にしている人を見かけますが、「せっかく自由に自己紹介ができる場が与えられているのに、有効活用していないなんて、もったいない」と思ってしまいます。
そこで今回は、フリーランスの方に実践していただきたいプロフィールの書き方をご紹介いたします。
なお、フリーランスについて基本的なことを知りたい方は、「フリーランスとは」や「フリーランスになるには」といった記事も参考にしてみてください。
「必要以上に安売りをしてしまう」「市場感より高い単価で参画してしまいトラブルになる..」
フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。
ITプロパートナーズでは、
・9割がエンド直案件のため、高単価
・約6割が週3-4案件のため、柔軟に働ける
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などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。
初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?
目次
フリーランスがプロフィールを充実させる意義と重要性
理由が分からなければ、良いアクションに繋がりませんよね。
そこで、今更と感じる方も多いかもしれませんが、そもそも、なぜプロフィールを充実させるべきなのかを改めて考えていきます。
Twitterで自分の投稿がリツーイトされた、という状況をイメージしてください。
どんな人がリツーイトしてくれたかチェックしたとき、プロフィールを書いていない人に対して抱く感情とプロフィールを書いている人に抱く感情は異なるはずです。
もっといえば、プロフィールを書いていない人については、どのような人かも分かりようがなく、抱く感情もない、ということもあるでしょう。
つまり、発信していない人は見向きされることすらままなりません。
プロフィールを書いていない状態というのは、興味を持ってもらえるかどうか、という観点で考えると、プラマイゼロではなく、完全にマイナスの状態なのです。
もしもフリーランスであるのならば、このような状態では自分自身のブランドが築くことができず、受注率が上がるわけもありません。
フリーランスの方がSNSを通じてお仕事を得たいと考えているのであれば、興味を持ってもらえるようにプロフィールを充実させ、情報を発信させるべきなのです。
それでは、プロフィールにはどんなことを書けば良いのでしょうか?
プロフィールに書くべき項目
SNSで仕事を見つけようと考えた場合、SNSの自己紹介欄であるプロフィールは「履歴書・経歴書である」という認識を持つべきです。そのため、履歴書・経歴書に書くような項目は一通り書いておきましょう。具体的には、「職業・職種」「経歴」「保有スキル・知識」「資格」「趣味」などとなります。
極力、読む方のイメージが湧きやすいように、具体的に記載するべきですが、SNSは不特定多数に閲覧される可能性があります。経歴には具体的な社名などは書かず、例えば「中堅独立系SIer勤務」や「某広告メーカーのWebシステム構築案件などで、フロントサイトエンジニアとしてアサイン」といった風に記載しましょう。
もちろん、会社名を入れても良いですが、その際は社内でのコンセンサスや、ツイートは個人の意見であることを明確にするように心がけましょう。
コツとしては、なにがきっかけで興味を持ってもらい、仕事に結びつくかわからないので、「フリーランス」や「ITエンジニア」といったド直球なキーワードはもちろん、一見、仕事には結びつかないような趣味やスキルについてもしっかり書くことをオススメします。
ここからは、それぞれの項目ごとに説明していきます。
職業・職種
これは当たり前ですが、しっかり自分がどういった仕事ができるのか記載しましょう。これによってクライアントはあなたに仕事を頼めるのかどうか判断します。
経歴
これまでの経歴を箇条書きないし、ストーリー形式で書きます。その際に、なぜ今の仕事をしているのか、その背景や想いもあわせて伝えるとクライアントの目に留まるかもしれません。
保有スキル・知識
使えるスキルや知識を記載しましょう。使える言語やフレームワーク、ツールなどを箇条書きなどで示すと読みやすくなります。
資格
資格が効力を発揮する場合にはマストで書きます。そうでない場合には、記載しなくても構いません。箇条書きで見やすくすると良いでしょう。
これまでの実績
これまでの活動実績を書きましょう。URLなどで実際に確認できるとより良いですが、実績として公開してもよいかどうかはクライアントとしっかり確認しましょう。また、ポートフォリオサイトがある場合には、URLを記載するとクライアントもあなたのことを深く知れます。
趣味
一見すると必要ないように思うかもしれませんが、共通の趣味があるために仕事が受注できることもあります。ゴルフ、アニメなど何でも良いですが、あなたのこだわりを伝えましょう。
出身地
出身地を明かすことは親近感を相手にもたせる上で重要な項目です。都道府県だけでも記載しましょう。また、現在の居住地についても書ける場合には書くことをオススメします。近隣からの仕事を受注できるかもしれません。
家族構成
「○児の母(父)」といったことも記載しておくとクライアントにあなたの人柄が伝わりやすくなります。もちろんプライバシーの問題があるため、書ける方だけで大丈夫です。
プロフィールを書く上でのポイント3つ
プロフィールを通じて、あなたのことをどれだけ魅力的に自己開示できるのかが仕事を受注できる人とできない人との分水嶺です。ここからは、プロフィールを書く上で意識してほしいポイントを3つほどに絞って紹介します。
コンパクトかつシンプルに
上記の「プロフィールに書くべき項目」を見て、意外に書くことが多いと思った方もいらっしゃると思います。しかし、情報をただつらつらと書き連ねるだけではクライアントも読んではくれません。箇条書き、リスト表記などを使い分けながらコンパクトに、シンプルに記載することを心がけてください。そうすればクライアントの目にも留まりやすくなります。
得意領域をハッキリさせる
経験したことやできることを全てプロフィールに盛り込むのは、優秀な方や歴の長い方に起こりがちです。しかし、出来ることを全て列挙してしまっては、逆にあなたの強みや特性が埋もれてしまい、依頼しづらくなります。
何でもいいから手伝ってほしいという案件は少なく、基本的には依頼したい課題やタスクがあり、それに沿った人物要件が企業ごとにあります。企業目線では、要件にマッチしている人に声をかけたいという気持ちがあることを考えると、あなたの得意領域をハッキリとさせることは非常に重要です。
人柄をイメージさせる
業務を依頼するときに、スキルがあるかどうか、業務遂行能力があるかどうかというのは非常に大事なポイントです。しかし、クライアントが最終的にあなたに仕事を任せるかは「信用」できるかどうかです。
あなたの個性や趣味、生い立ちなどを伝えて、自己開示することは人柄をイメージさせる上で非常に大事な要素となります。案件を依頼する候補者が絞られたとき、最後の決め手は会社にマッチするかどうかなので、しっかりとあなたの魅力がクライアントに伝わるよう工夫して記載しましょう。
プロフィールを書くべき場所は?
Twitter、Facebookと言ったSNSやクラウドワークス、ランサーズのようなクラウドソーシングサービスであればプロフィール欄・プロフィールページがあるので、そういったところはしっかり埋めましょう。
自身の成果物を発表したり、日々のことを日記のように書き留めているブログやホームページを持っている方は、なにがきっかけになるか分かりませんので、プロフィール紹介ページを作って、記載しておくとベターです。
また、可能であれば顔写真や似顔絵・イラストなども載せておくと、文章だけのプロフィールよりも好印象を与えられるでしょう。
特にWebデザイナーなどクリエイティブな職種の方は、自身のスキル証明の意味も含めて、力作を用意するべきです。
一点、注意しておきたいのは、メディア・媒体によって記載できる文字数も異なれば、利用者の感覚も異なるということです。
具体的にいえばクラウドソーシングサービスのクラウドワークスとSNSのTwitterではプロフィールの書ける量も違います。
更に言えば、クラウドワークとTwitterが同じだけの量が書けるようになったとしても、クラウドワークスで書いたプロフィールをTwitterのプロフィール欄に丸ッとコピーするのは、あまり賢いとは言えません。
なぜならば、クラウドワークスで最初から求人者を探す利用者に見てもらう事を意識したプロフィールと、Twitterで緩く繋がりを探す利用者に見てもらうことを意識したプロフィールでは、当然書きっぷりが異なるはずだからです。
メディアのレベル感に合わせて、プロフィールに記載する情報を取捨選択して記載するべきです。
ところで、プロフィールを頑張って書いても、見てもらえなければ意味がありません。
プロフィールを見てもらう確率を上げる工夫として、よく行われているのが、初対面の方同士で交換する名刺に、TwitterやFacebookの自分のページにジャンプできるURLやQRコードの表示です。
プロフィールの写真はどうする?
結論からいうと、プロフィール写真は必要です。可能であれば、自分の顔写真を掲載しましょう。フリーランスとして信用を得ようと考えた際に、あなたの顔がクライアントにわかるかどうかというのは重要なポイントになります。
どうしても自分の顔写真が嫌な場合は、イラストや画像で対応しましょう。その場合、あなたの雰囲気が連想できるイラストや画像を選ぶことをオススメします。予算が許すのであれば、フリーランスに特注であなたのイラストや画像を作成してもらうと、印象づけに役立ちます。
まとめ
近年、クラウドソーシングサービスだけでなく、LinkedInなどのビジネスSNSというものも登場し、人材派遣サービスなどを利用せずとも、インターネット上で仕事を見つけることが以前よりも簡単になっています。
とはいえ、やはり仕事を多く得られる人、仕事をあまり得られない人で格差ができているのも事実です。
プロフィールですべてが決まるわけではありませんが、魅力的なプロフィールであれば、それだけ採用されるチャンスが増えます。
イマイチ採用率が低いと感じている方はプロフィールを見直してはいかがでしょうか。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい
そのような方はぜひ、ITプロパートナーズをご利用ください!
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