フリーランスはやめたほうがいい?やめとけと言われる理由や成功のコツ

こんにちは、ITプロマガジンです。

フリーランスという働き方が広がっているなか、将来的にフリーランスを目指したいと考える人も多いのではないでしょうか。しかし、一部では「やめたほうがいい」という声も聞かれます。実際、収入の波や自己管理の負担など、気になるポイントは少なくありません。

この記事では、フリーランスはやめたほうがいいと言われる理由を詳しく解説し、実際にフリーランスとして活動している人の感想もお伝えしています。フリーランスに興味はあるものの、独立するか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

フリーランスの単価の伸ばし方

「必要以上に安売りをしてしまう」「市場感より高い単価で参画してしまいトラブルになる..」

フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。

ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。

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目次

フリーランスはやめたほうがいい?やめとけと言われる15の理由

フリーランスには、自分のスキルを活かして柔軟な働き方ができるイメージがあります。しかし、なぜ「やめとけ」という意見もあるのでしょうか。それには主に以下15の理由が挙げられます。

  1. 成果を出し案件を継続的に獲得する必要があるから
  2. フリーランスが増えて競争が激しいから
  3. 収入が不安定になる可能性があるから
  4. 営業・案件探しが大変だから
  5. 業務上の責任やトラブル対応を自分で担う必要があるから
  6. オン・オフの切り替えが曖昧になるから
  7. 経理・確定申告など事務作業が増えるから
  8. 会社員と比べて孤独を感じやすいから
  9. スキルや知識を継続的にアップデートする必要があるから
  10. ローン・賃貸などの審査で不利になる場合があるから
  11. 年齢によって参画できる案件が変わる場合があるから
  12. 病気・ケガが収入減少に直結するから
  13. 会社員向けの厚生年金・雇用保険を原則利用できないから
  14. 退職金がなく老後資金を準備する必要があるから
  15. 会社員と同じ労働法上の保護を受けられないから

以下で順番に解説します。

1.成果を出し案件を継続的に獲得する必要があるから

フリーランスが安定した収入を得るためには、案件を継続的に獲得することが重要になります。そのためには、クライアントが納得する成果が必要です。クライアントが求めている水準とかけ離れていては、契約の継続は難しいでしょう。

業界によっては常に最新情報をキャッチアップし、スキル向上が求められる場合もあります。クライアントが持つ課題やニーズを理解したうえで解決・対処し、自身の評価や価値を高め続けなければなりません。

フリーランスの安定した仕事の取り方・探し方とは?継続のコツも紹介

2.フリーランスが増えて競争が激しいから

近年、フリーランスの数は急速に増加し、競争が激化しています。このような状況でも、十分なスキルや経験、営業力があれば、案件を獲得するうえで有利でしょう。しかし、そうでなければ独立しても十分な収入が得られず、生活が立ち行かなくなるリスクがあります。

クラウドソーシングサービスの「ランサーズ」が2024年に実施した調査によると、2015年に約900万人だったフリーランス人口は、2024年には約1,303万人に増加しています。

フリーランス人口が急速に増えた理由としては、フリーランスとして働きやすい環境が整ったことがあげられるでしょう。「コロナ禍当時の影響でリモートワークが浸透したこと」や「フリーランス支援サービスが増加したこと」などが追い風になったと推測できます。

フリーランスが増加した理由や今後の展望については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

フリーランスは増えすぎ?増加の理由や今後成功する為のポイント

3.収入が不安定になる可能性があるから

フリーランスはやめとけと言われる理由の1つとして、収入の不安定さが挙げられます。多くの会社員は毎月給与を受け取るため、フリーランスより収入を見通しやすいでしょう。

しかし、フリーランスは仕事の有無が収入に直結します。その仕事も自分自身で獲得しなければなりません。高単価の継続案件を獲得できれば高収入が期待できますが、反対に仕事が獲得できなければ無収入となります。さらに、クライアントの都合で仕事が突然キャンセルされたり、支払いの遅れや未払いが発生したりするケースも少なくありません。

また、会社員のような定期昇給がない点も違いです。単価を上げるには、実績を積んだうえで条件交渉をしたり、より高単価な案件へ切り替えたりする必要があります。

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4.営業・案件探しが大変だから

フリーランスは自分自身で仕事を獲得しなければなりませんが、そのためには技術力だけでなく営業力も必要です。現在は継続案件があっても、リスクヘッジやスキル向上などのために新規案件の獲得も視野に入れなければなりません。

しかし、日々の業務と並行して営業活動を行うのは負担になります。人によっては営業活動自体が不得意な場合もあるでしょう。また、営業活動に取り組むには応募する案件探しやポートフォリオの更新、自己PRの検討などが必要です。これらの作業を仕事と並行して行うのは容易ではありません。

このように、フリーランスはスキルを活かした実務だけでなく、営業や契約、請求などにも対応します。

フリーランスの案件獲得の為の営業方法9選!営業せず受注するコツも解説

5.業務上の責任やトラブル対応を自分で担う必要があるから

フリーランスは、納期や成果物の品質、契約内容について、自分で責任を持って対応する必要があります。仕様変更や追加作業、報酬の未払いなどのトラブルが起きた場合も、取引先との調整を自分で進めなければなりません。

会社員であれば、上司や法務、経理などが対応する場面でも、フリーランスは自分が責任を持って対処する必要があるケースが多いです。コア業務以外の負担も増えるため、責任の重さを理由に独立をためらう人もいます。

6.オン・オフの切り替えが曖昧になるから

フリーランスは時間や働き方を自由に選べる反面、オンとオフの境界が曖昧になりやすい働き方です。特に収入を安定させたいと考えると、複数の案件を同時に抱えることが多く、締め切りや急な依頼に追われやすくなります。

結果として、夜間や休日も仕事を続けてしまい、休息の時間を削るケースが少なくありません。会社員であれば分担できるようなタスクでも、フリーランスは一人で対応する必要があり、負担が重くなりがちです。

過労や体調不良は、案件継続の妨げにもなります。フリーランスを長く続けるためには、あえて仕事をセーブして休息を確保するなど、無理のないスケジュール管理が欠かせません。自由と引き換えに、自己管理がよりシビアに求められる点も「やめとけ」と言われる理由です。

7.経理・確定申告など事務作業が増えるから

面倒な事務作業を行わなければならない点も、フリーランスはやめとけと言われる一因かもしれません。会社員であれば保険料は給与天引きされ、税務関係も全て会社が担当してくれるためさほど手間はかかりません。

しかし、フリーランスは経費や領収書をまとめて税金・保険料も自分で納め、確定申告をする必要があります。申告方法によっては詳細な帳簿付けが義務のため、会計・税務に関する知識も必要です。

特に、確定申告の時期は上記のような事務作業に時間と労力がかかり、日々の業務と並行して行うのは大きな負担がかかります。これらの事務作業が苦手な人は税理士などの専門家に依頼する選択肢もありますが、その分コストがかかる点に注意しましょう。

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8.会社員と比べて孤独を感じやすいから

フリーランスは会社員と比べて、一人で仕事を進める時間が増えやすい働き方です。

会社員であれば上司・先輩・同僚などに相談できますし、雑談でリフレッシュすることもできるでしょう。しかし、フリーランスは周囲にサポートしてくれる同僚などがおらず、自宅で作業するケースも多いため孤独を感じやすくなります。
孤独感が大きな精神的負担となり、モチベーションの低下につながる場合があります。また、困った時に相談できる相手がいないと、適切な判断ができずにストレスを抱え込んでしまう人も少なくありません。このような状態に陥ると、フリーランスとして仕事を続けるのは難しいでしょう。

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9.スキルや知識を継続的にアップデートする必要があるから

フリーランスは、継続して案件を獲得するために、スキルや知識を磨き続ける必要があります。求められるスキルや業務環境、仕事の進め方は変化するため、過去の経験だけでは対応できる案件が減りかねません。

例えば、エンジニアなら開発技術、マーケターなら広告や分析手法など、職種ごとに学び続ける内容があります。案件をこなしながら学習時間も確保しなければならない点は、フリーランスならではの負担です。

10.ローン・賃貸などの審査で不利になる場合があるから

フリーランスは、住宅ローンや賃貸契約などの審査で、会社員より不利になる場合があります。毎月一定の給与を受け取る働き方ではないため、収入の金額だけでなく、「毎年安定して稼げているか」「どれくらいの期間その仕事を続けているか」といった点も評価されるためです。

会社員のように給与明細で安定性を示せる人と比べると、同じ年収であってもフリーランスはリスクが高いと見なされやすくなります。特に独立して間もない時期は実績が少ないため、審査で慎重に判断されるケースもあるようです。

11.年齢によって参画できる案件が変わる場合があるから

フリーランスは、年齢を重ね、経験年数が増えるにつれて、求められる役割も変わる場合があります。経験を積んだ人には、単純な作業だけでなく、より上流の業務やチームをまとめる役割を期待されることも少なくありません。

例えば、エンジニアなら実装に加えて設計や要件定義、マーケターなら運用だけでなく戦略設計まで求められることがあります。年齢や経験に対して担当できる範囲が狭いと、選べる案件の幅も狭まってしまう可能性があります。

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12.病気・ケガが収入減少に直結するから

原則として、業務委託で働くフリーランスには会社員と同じ年次有給休暇はありません。そのため、病気やケガで稼働できない期間は売上が減る場合があります。育児や介護など、ライフイベントで一時的に仕事を離れざるを得ない場合も同様で、生活への影響は避けられません。

こうしたリスクに備えるには、収入保障保険や所得補償保険といった民間の保険を活用することが有効です。一定のフリーランスは労災保険へ「特別加入」でき、業務中や通勤中のケガなどについて補償を受ける制度もあるため、こちらも検討しておきましょう。

13.会社員向けの厚生年金・雇用保険を原則利用できないから

個人事業主として働くフリーランスは、会社員とは加入する社会保険制度が異なります。会社員は国民年金に加えて厚生年金にも加入しますが、個人事業主として独立し、厚生年金の加入対象でない場合は、原則として国民年金第1号被保険者となる仕組みです。厚生年金の保険料は会社と本人で負担しますが、国民年金は自分で納付します。

また、通常の業務委託で働くフリーランスは雇用保険の被保険者ではないため、会社員と同じように失業等給付を利用することもできません。会社員から独立すると、老後の年金や仕事を失った際の保障が変わる点は大きな違いです。

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14.退職金がなく老後資金を準備する必要があるから

フリーランスは特定の会社に勤めないため、会社の退職金制度を利用できません。会社員の場合は、勤務先によって退職一時金や企業型確定拠出年金、確定給付企業年金などが用意されていることがあります。企業型確定拠出年金では、事業主が掛金を拠出する仕組みです。

フリーランスになると、こうした勤務先による老後資金の積み立てはなくなります。さらに、公的年金も原則として国民年金が中心になるため、現役時代の収入だけでなく、引退後に必要なお金まで自分で準備しなければなりません。

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15.会社員と同じ労働法上の保護を受けられないから

フリーランスは原則として事業者として働くため、会社員と同じ労働基準法上の保護は受けられません。会社員には一定の条件を満たせば年次有給休暇が付与され、法定労働時間を超えて働いた場合は割増賃金の対象になります。時間外労働や休日労働にも法律上のルールがあります。

一方、フリーランスの報酬や稼働時間、休業時の扱いは、基本的に業務委託契約の内容次第です。長時間働いたからといって自動的に残業代が付くわけではなく、有給休暇もありません。

ただし、契約上は業務委託でも、実際の働き方から労働基準法上の「労働者」と判断された場合は、労働関係法令が適用されます。また、フリーランスには「フリーランス・事業者間取引適正化等法」による取引条件や就業環境に関する保護もあります。

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フリーランスは本当にやめたほうがいい?独立するメリット

さまざまな情報を総合すると、フリーランスという働き方はリスクが大きく、やめたほうがいいと感じるかもしれません。しかし、フリーランスにはメリットも多く存在します。ここではフリーランスとして独立するメリットについて紹介します。

会社員より収入アップできる可能性がある

会社員は給与体系が決まっているため、短期間で収入を大きく伸ばすのが難しい場合があります。これに対してフリーランスは成果や案件の数に応じて収入を増やすことができ、実力次第で収入アップが可能です。特に単価の高い案件を継続的に受注すれば、会社員を大きく上回る年収を目指せます。

ここで弊社が実施した独自調査結果を紹介します。ITプロパートナーズを利用して実際にフリーランスとして働いている人57名に年収をヒアリングしたところ、800万〜1,000万円がボリュームゾーンという結果になりました。

1,000万円以上の年収を得ている人も多く、なかには2,000万円以上の人も存在します。もちろんフリーランスになれば必ず収入が上がるというわけではないものの、収入の上限がないことは大きなメリットでしょう。

会社員ならではの人間関係の負担が少ない

フリーランスは特定の企業に所属しないため、会社員によくある人間関係のストレスから解放されやすいのも魅力です。職場の上下関係や社内政治に振り回されることなく、プロジェクトや業務そのものに集中できます。

案件ごとに関わる相手が変わるため、特定の組織内の人間関係からは距離を取りやすくなります。その結果、精神的な負担を減らしながら、自分のスキルを磨いたり成果を上げたりすることに専念できるのです。

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仕事の種類・分野を選べる

会社員の場合、自分がどのような仕事を担当するのかは基本的に会社の指示に従うことになります。配属希望を出しても望み通りになるとは限らず、自分のやりたい仕事ができない可能性もあるでしょう。

その点フリーランスであれば、仕事の分野や種類を自由に選べます。得意でない仕事や単価の低い仕事は断ることもでき、スキル次第では未知のジャンルの仕事に挑戦することも可能です。自分自身に仕事の選択権があり、「何をして稼ぐか」の自由度が高いのがフリーランスのメリットです。

自分に合う働き方を実現できる

フリーランスでは、案件によっては自分で働く時間、場所、スタイルを選べます。リモートワークやフレキシブルな働き方など、自身のライフスタイルに適した働き方が可能です。

会社員の場合は、企業の方針や規定に従う必要があり、個々の生活スタイルや働き方を柔軟に変えることは難しい場合が多いですが、フリーランスは自分の状況・都合に合わせた働き方・スケジュール管理が可能になります。

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フリーランスになる前に準備しておくこと

フリーランスとして安定して働くには、独立前の準備が重要です。案件獲得につながる実務経験やスキルだけでなく、税金や社会保険、生活資金、病気や老後への備えまで確認しておく必要があります。ここでは、独立前に準備しておきたいポイントを紹介します。

実務経験・スキル・実績を積んでおく

独立前には、即戦力として仕事を任せてもらえるだけの実績とスキルを身につけておきましょう。重要なのは、経験年数や使用ツールを並べることではなく、「どのような課題に対して、どのように判断・対応し、どのような結果を出したか」まで説明できることです。

例えばマーケターなら、問い合わせが伸びない原因を分析し、集客方法やページ構成を見直して成果につなげた経験が実績になります。デザイナーであれば、単にデザインを制作した実績だけでなく、ユーザーが迷っていた導線を見直し、申し込みや利用につなげた経験まで説明しましょう。

税金・社会保険・確定申告について確認する

会社員から個人事業主になると、それまで勤務先が行っていた税金や社会保険の手続きを自分で管理する必要があります。退職して自営業者になる場合、原則として国民年金第1号被保険者への切り替えが必要です。健康保険についても、国民健康保険への加入や任意継続など、自分の状況に合う方法を確認します。

税務では、売上や経費を日々記録し、確定申告まで行います。青色申告を利用する場合は申請期限があるため、開業時点で確認しておいた方がよいでしょう。

生活・事業に備えて資金を確保する

独立前には、売上が途切れても生活と事業を続けられるだけの資金を確保しておく必要があります。必要額を考える際は、家賃や食費などの生活費だけでなく、事業を続けるための固定費も考慮しましょう。

例えば以下のような支出です。

  • パソコンや周辺機器
  • ソフトウェア・クラウドサービス
  • 通信費
  • 外注費
  • 税金・社会保険料

毎月いくらあれば生活と事業を維持できるのかを計算し、案件が途切れる期間も想定して、必要な資金を確保しておきましょう。

フリーランスはいくら貯金するべき?独立前後や老後に分けて紹介

病気・ケガや老後に備える

フリーランスは、働けない期間や引退後の生活についても自分で備える必要があります。有給休暇がないため、病気やケガで稼働できなければ、その期間の売上が減りかねません。

老後についても、勤務先の退職金制度や企業年金を利用できないため、「小規模企業共済」などを自分で調べて資金を積み立てる必要があります。

また病気やケガに備える資金と、老後に向けた資金は分けて考えましょう。独立後の売上だけではなく、働けない期間と引退後まで含めて資金計画を立てることが必要です。

フリーランスは老後にどう備える?必要資金目安や今からできる対策

フリーランスとして安定して働くためのポイント

フリーランスとして安定して働くには、目の前の案件をこなすだけでなく、既存クライアントとの関係を維持し、複数の受注経路を確保する必要があります。あわせて、スキルの更新や稼働管理も欠かせません。独立後に意識したいポイントを紹介します。

クライアントとの信頼関係を築く

「営業が大変」「案件探しに疲れる」といった声は、クライアントとの関係性が一度きりで終わってしまう場合に多く見られます。信頼を築けば、継続案件や紹介につながり、新規営業の負担を大幅に減らせます。

納期を守り、丁寧な報告・連絡・相談を徹底することが基本です。加えて、改善提案やプラスアルファの対応を心がけると、長期的なパートナーとして評価されやすくなります。継続依頼や紹介を受けられる関係を築ければ、安定して案件を確保できるようになるでしょう。

スキルアップ・情報収集を継続する

フリーランスは安定した案件を獲得し続けるために、常に最新の技術や業界動向に対応する必要があります。IT業界は変化が速く、数年前の知識だけでは競争に取り残されてしまう可能性があります。

そのため、セミナー参加や技術ブログのチェック、オンライン学習などを習慣化することが重要です。特に副業段階から情報収集を続けていれば、独立後も安心して案件に取り組めるでしょう。

複数の案件獲得経路を持つ

特定のクライアントや紹介元だけに依存すると、その取引が終わった際に収入が大きく減る可能性があります。安定して受注するには、特定の取引先だけに依存しない体制が欠かせません。

主な獲得経路には、例えば以下があります。

  • フリーランスエージェント
  • 過去の取引先や知人からの紹介
  • SNSやポートフォリオ経由の問い合わせ
  • 企業への直接提案

現在の案件が順調な時期でも、他の受注経路との関係を切らないことがポイントです。案件終了後にゼロから営業を始めるのではなく、いつでも次の仕事を探せる状態を維持しておきましょう。

働く時間と休む時間を管理する

フリーランスは仕事量を自分で調整できる反面、案件を受けすぎると長時間労働になりやすい働き方です。複数案件の納期が重なれば、品質が落ちたり、体調を崩して仕事を続けられなくなったりする可能性もあります。

案件ごとの稼働時間を記録し、「1週間・1ヶ月でどの程度働いているか」を把握しましょう。打ち合わせや修正対応まで含めて予定を組み、仕事を入れない日も先に確保します。売上を増やすだけでなく、「同じ働き方を無理なく続けられるか」を見ることも大切です。

フリーランスエージェントを活用する

効率的に案件を探すには、フリーランスエージェントの利用がおすすめです。登録するだけで自分の希望や条件に合った案件を紹介してもらえるため、営業しなくても仕事を確保しやすくなります。

フリーランスは、営業や案件探しに時間を割くよりも作業時間が優先されます。コンスタントに仕事が来るように、安定した収入源を確保することで金銭的にも精神的にも安心できるでしょう。

フリーランスエージェントをお探しなら、ぜひITプロパートナーズにご相談ください。エンド直案件が9割を占めており、個人では受注が難しい高単価な案件を多く取り扱っています。スキルアップにつながる自社開発案件も多く、新しい技術やトレンド技術に触れたい方にもおすすめです。また、週2〜3日稼働の案件も多数取り扱っているため、副業案件をお探しの方もぜひご利用ください。

フリーランスに向いている・活躍できる人の特徴

フリーランスとして活躍しやすい人には、専門性だけでなく、仕事を獲得し、成果を出し続けるための共通点があります。会社員より自分で判断する場面が多いため、自ら判断して行動する力や、クライアントとの調整力も重要です。ここでは、フリーランスに向いている人の特徴を紹介します。

専門スキルや実務経験がある

専門分野で十分な実務経験があり、クライアントへ提供できる価値が明確な人は、フリーランスとして活躍しやすいでしょう。重要なのは、単に経験年数が長いことではなく、実績とその再現性を説明できることです。

例えば、「売上が伸びない原因を分析して施策を組み直した」「業務上の課題を整理して仕組みから改善した」など、自分の判断が成果につながった経験があるとアピール材料になります。

フリーランスに必要なスキル一覧!基礎編/職種別に分けて紹介

明確な目標・ビジョンがある

「フリーランスになって収入を上げたい」「いずれ会社を興したい」など、明確な目標やビジョンがある人も、フリーランスに適性があります。これは、目標がモチベーションや働くことの指針になるからです。

働き方の自由度だけを理由に独立すると、収入や案件獲得など想定外の負担に直面する場合があります。フリーランスとして実現したいことを見きわめ、そこに向かって努力できる人であれば、活躍できる可能性は高いでしょう。

営業・提案・コミュニケーションが苦でない

フリーランスは、自分のスキルや実績を相手に伝え、仕事を受注する力も必要です。案件獲得の面談では、自分が何を得意とし、相手の課題に対してどこまで対応できるかを具体的に説明しなければなりません。

案件を受注した後も、進捗や課題を共有したり、追加の依頼があれば業務範囲や条件を調整したりする場面があります。こうしたやり取りを丁寧に続けられる人は、同じクライアントから継続して仕事を受注したり、別の企業や担当者を紹介してもらったりしやすくなります。

営業ができない・苦手なフリーランスでも使える案件獲得の方法とコツ

変化に合わせて学習し柔軟に対応できる

市場のトレンドや技術、顧客から求められる仕事は変化するため、従来のスキルだけに頼っていると受注できる案件が減るリスクがあります。フリーランスとして長く活躍するには、業界動向や新しい技術・ニーズを自分で確認し、必要な知識を継続的に身につける姿勢が欠かせません。

新しい技術を闇雲に追うのではなく、市場の変化を見ながら自分に必要なものを選び、実務で使えるレベルまで習得できる人は、継続して案件を獲得しやすいでしょう。

自分で考えて行動できる

フリーランスは、会社員のように上司から細かく指示を受けるとは限りません。仕事の優先順位を決め、スケジュールを管理し、問題が起きそうな場合は早めに対応するなど、自分で判断して業務を進める力が必要です。

また、与えられた作業をこなすだけでなく、次に何が必要かを考えて行動することも求められます。状況を見て必要な行動を取れる人ほど、クライアントから継続して仕事を任せてもらいやすくなります。

フリーランスになるのはやめたほうがいい・向かない人の特徴

フリーランスへの適性は人それぞれ異なります。自分自身の適性を見極めるためにも、どのような人がフリーランスに向いていないのかについても知っておきましょう。ここでは、フリーランスになるのはやめたほうがいい人の特徴を解説します。

スキル・実績が不足している

フリーランスはほとんどの場合、即戦力となることが求められるため、基本的には実務経験がないと案件を獲得できません。実績やスキルが不足している場合は、まず会社員やアルバイトとして働くなどしてスキルを身につける必要があります。

スキルがない状態では、たとえ案件を獲得できたとしても、クライアントが求める品質の成果物を納品するのは難しいでしょう。クライアントが求めるものを提供できなければ、信頼も失ってしまいかねません。

自己管理が苦手

フリーランスには、時間や体調、作業の進捗などをきちんと管理できるスキルも必要です。自己管理のスキルがないと、納期までに仕事が終わらなかったり、納品物の品質が下がったりと、仕事に支障が出る可能性が高いでしょう。そうなれば信頼を失うこととなり、継続的に仕事を得ることが難しくなります。

フリーランスとして自分自身を管理するスキルは、心身の健康にも大きく影響します。スケジュールを管理して休息や睡眠をきちんと取り、コンディションの維持に努めることも、体が資本のフリーランスにとっては重要でしょう。

安定志向で変化が苦手

毎月安定した収入を得たい人や、社会保険や休暇といった福利厚生を重視する人は、フリーランスに向いていません。フリーランスは自由度が高いぶん、収入が不安定になりがちだからです。

また、仕事の環境が変わったり、新しいことを覚えたりするのにストレスを感じる人も適していない可能性があります。フリーランスとして生活をしていくには、時勢やニーズに応じて柔軟に対応することも不可欠です。安定を求める人やルーチンワークを好む人は、会社員のほうが向いている可能性が高いでしょう。

営業や交渉をできるだけ避けたい

営業や交渉をできるだけ避けたい人も、フリーランスには不向きな可能性が高いです。案件を受注するには、自分の実績や対応できる業務を説明し、クライアントに仕事を任せてもらう必要があります。

また、案件を受注した後も、報酬や納期、担当範囲について調整する場面があります。追加業務を依頼された際に条件を確認したり、契約更新時に単価を相談したりすることもあるでしょう。こうしたやり取りを強く避けてしまうと、不利な条件を受け入れたり、案件を継続して獲得しにくくなったりします。

フリーランスに向いている人・向いてない人の特徴とは?

フリーランスになるべきか判断するチェックポイント

フリーランスになるか迷っている場合は、自由な働き方への憧れだけで判断せず、独立後に仕事と生活を維持できるかを慎重に確認することが大切です。案件の見込みや資金、収支などを整理したうえで、自分が独立できる状態にあるか判断しましょう。

独立後に受注できる案件があるか

まず確認したいのは、現在のスキルや実績で実際に受注できる案件があるかです。これまでの実務経験や実績、身につけたスキルが、募集されている案件の条件と合っているかを見る必要があります。

より客観的に判断したいなら独立前にフリーランスエージェントへ相談したり、案件サイトで募集内容を確認したりして、自分の経験で応募できる仕事を調べてみましょう。希望単価や働き方に合う案件が継続して見つかるかまで確認すると、独立後の仕事・働き方をより具体的にイメージできます。

案件が途切れても生活できる資金があるか

フリーランスは、契約終了後すぐに次の案件が決まるとは限りません。そのため、一定期間収入がなくても生活を続けられる資金があるか確認しておく必要があります。家賃や食費などの生活費に加え、税金や社会保険料、仕事で使うサービスの利用料なども含めて毎月必要な金額を計算しましょう。

さらに、案件を受注しても報酬が入金されるまで時間が空く場合があります。独立を判断する際には、数ヶ月売上がなくても生活と事業を維持できる資金を確保できているかを確認するのも大切です。

副業などで収入を得た実績があるか

独立前に副業や個人で案件を受注し、自分のスキルで報酬を得た実績があるかは重要な判断材料です。副業を経験すると、提案や条件調整から、実務・納品、請求・入金まで、会社員とは異なる仕事の流れを一通り経験できます。

同様に重要なのは、一度だけ収入を得たかではなく、同じクライアントから継続して受注したり、別の顧客から新たに依頼を受けたりできているかです。自分の実績をもとに仕事を獲得できる状態であれば、独立後も自力で案件を獲得できる見込みがあります。

独立後の収支を試算しているか

独立後に必要な売上と支出を試算し、フリーランスとして生活と事業を維持できるか確認しておく必要があります。案件の月額単価だけを見ても、実際に手元へ残る金額は分かりません。

試算する際は、生活費だけでなく、税金や社会保険料、仕事に必要な経費も考慮します。さらに、案件の切れ目や営業期間、休暇などを考えると、年間12ヶ月ごとに売上が立つとは限りません。

例えば、月50万円あれば生活できるとしても、必要売上を単純に50万円と考えるのでは不十分です。年間の稼働率や経費まで含めて、必要な年商と案件単価を逆算しましょう。

フリーランスに関するQ&A

最後に、フリーランスに関するよくあるQ&Aを紹介します。

フリーランスになるタイミングはいつがいい?

フリーランスとして独立するのは、独立を目指す職種で一定の実務経験を積んでからがおすすめです。目安としては、まず3年の実務経験を目指しましょう。実務経験が3年以上あれば、フリーランスエージェントで案件を獲得しやすくなります。

フリーランスになるか判断に迷う時は?

フリーランスになるか迷った時は、第三者に客観的な意見をもらいましょう。知人にフリーランスがいるなら実際に話を聞いてみたり、エージェントのカウンセリングを受けたりすると、現在の案件動向や、自分の経験で応募できる案件について確認できます。

未経験・スキルなしでもフリーランスになれる?

未経験でもフリーランスになること自体は可能ですが、スキルや実績がない状態で安定して案件を受注するのは簡単ではありません。クライアントは外部の専門人材として仕事を依頼するため、基本的には自分で業務を進め、成果を出せることを前提に募集しています。まずは会社員や副業などで実務経験を積み、自分の専門分野で実績を作るのが現実的です。

フリーランスから会社員に再就職できる?

フリーランスから会社員へ再就職することは可能です。フリーランスとして担当した仕事も実務経験になるため、応募先で活かせるスキルや実績を整理して伝えることが重要です。

職務経歴書では、単に「フリーランスとして3年間活動」と書くのではなく、「自身がどのようなスキル・知識を持っており、クライアントのどのような課題に対して、どのように解決したのか」が分かるように記述しましょう。

やめとけと言われやすいフリーランスの職種は?

特定の職種だけを取り上げて、フリーランスはやめたほうがいいとは一概に言えません。ただし、コーディングやデザイン、文章作成のなかでも、手順が定型化された単純作業は、生成AIや自動化ツールで代替されやすくなっています。

一方、顧客の課題を整理して施策を提案する、成果を見ながら改善するなど、判断や専門性を伴う仕事は単純に自動化できません。職種そのものではなく、どのレベルの仕事を提供できるかが重要です。

まとめ

「フリーランスはやめとけ」と言われる背景には、収入の不安定さ、自己責任の重さ、社会的信用の確保といった現実的な課題があります。ただし「副業から小さく始める」「実務経験・スキル・人脈を先に蓄える」「税務や保険を早めに整える」といった準備をすると、リスク・負担の軽減につながります。

フリーランスならではの大きな魅力は、「収入アップの上限が相対的に広いこと」「人間関係のしがらみを抑えて働けること」「仕事の分野や働き方を自分で選べること」です。得意分野でスキル・経験をアピールし、クライアントと信頼関係を積み上げていけば、継続案件や紹介が増え、営業の負担も抑えられます。

案件探しや条件交渉に不安がある方は、ITプロパートナーズの活用をご検討ください。IT/Web領域に特化し、週2〜3日やフルリモートといった副業・独立両方に合わせやすい案件を多数扱っています。専属スタッフがスキルや希望条件をヒアリングし、案件の提案からクライアントとの面談調整・交渉までサポートします。

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