フリーランスエンジニアに必要なスキル一覧!スキルアップの方法も解説

こんにちは、ITプロマガジンです。

フリーランスエンジニアとして独立を考えた際、「具体的にどのようなスキルが必要なのか?」「自分に足りないのは何か?」と悩む方も多いのではないでしょうか。フリーランスエンジニアとして活動していくうえでは、幅広いスキルや経験が求められます。また、フリーランスの場合は営業や資金管理などもすべて自分で対応するため、必要となるのは技術的なスキルだけではありません。

本記事では、フリーランスエンジニアに欠かせない6つの基礎スキルをはじめ、身につけておくと役立つスキル・経験、職種別に求められる能力、スキルアップの方法、取得しておくと有利な資格まで詳しく紹介します。自分の現状を整理し、今後のキャリア設計に役立てましょう。

なお、まずフリーランスエンジニアの仕事内容や実態など基本情報を知りたい方は、以下の記事を併せて参考にしてください。

▶︎ フリーランスエンジニアとは?仕事内容や今から目指す人が知るべき実情

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目次

フリーランスエンジニアに必須な6つのスキル・経験

フリーランスエンジニアとして活躍するには、以下6つのスキルや経験が必要です。

  1. 技術力
  2. コミュニケーション能力
  3. 営業力
  4. 自己管理力
  5. 会計・税務のスキル
  6. エンジニアとしての実務経験

それぞれの必須スキル・経験について解説します。

1.技術力

まず、エンジニアとしての技術力は必須です。

フリーランスエンジニアの案件では、即戦力人材を募集しています。そのため、クライアントは、フリーランスエンジニアに案件を依頼する際は、技術力を主な判断材料とします。経験もなく技術力もなければ、クライアントから選ばれるのは難しくなります。エンジニアとして会社で経験を積むなど技術力を磨いてから独立することが大切です。

2.コミュニケーション能力

フリーランスエンジニアになったからといって、自分一人での開発に注力できる案件は稀です。

依頼主とのコミュニケーションはもちろん、フリーランスエンジニアの多くはチーム開発の案件に携わっているため、チームメンバーとのコミュニケーションも必要となります。

特にフリーランスエンジニアの場合、案件に途中参画するケースが多いことや週2〜3日の勤務形態、リモートワークなど働き方はさまざまあり、正社員として働いていた時以上に業務に影響を及ぼさないようなコミュニケーション能力が必須です。

3.営業力

フリーランスエンジニアの場合、企業のように専門の営業担当者がいるわけではないため、自分自身で案件を獲得する必要が出てきます。

決まった仕事をこなせばよいだけでなく、案件を獲得するための営業力、さらに利益を上げるため条件の良い案件を獲得する交渉力も必要となってきます。

後述しますが、営業力に関してはフリーランスエージェントで外注化することも可能です。

ただし、フリーランスエージェントを利用する場合でもエージェントとの単価や希望案件の交渉は必要ですので、ある程度の営業力は備えておくべきと考えた方がよいでしょう。

フリーランスの案件獲得の為の営業方法9選!営業せず受注するコツも解説

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ITプロパートナーズは、スキルや希望する働き方に合った案件を紹介するので、営業力に自信がない方でも安定して仕事を受けられます。また、クライアントとの折衝や契約も弊社が担当しますので、ご自身で交渉することもありません。ぜひお気軽にご相談ください。

4.自己管理力

自己管理力も、フリーランスエンジニアに欠かせないスキルです。

フリーランスエンジニアは会社員と異なり、業務スケジュールや体調、成果物の品質をすべて自分で管理する必要があります。複数案件を並行して進める場合は、納期や作業時間を考慮し、無理のないスケジュールを立てることが重要です。

進行の遅れは信頼を損なう要因となります。納期を守るためには、日々の健康維持や作業ペースの調整も欠かせません。自由な働き方を続けるためにも、自己管理力を磨くことが大切です。

5.会計・税務のスキル

フリーランスエンジニアとして活動するには、会計・税務のスキルも欠かせません。

フリーランスや個人事業主になると、所得税・住民税・個人事業税・消費税などの申告や納付を自分で行う必要があります。申告漏れや納税の遅延はペナルティの対象となるため、会計ソフトを導入するか、必要に応じて税理士に相談するなど、正確な処理を心がけましょう。

また、国民健康保険や国民年金への加入も自分で手続きを行う必要があります。将来に備え、確定拠出年金や国民年金基金などを活用することも検討すると安心です。

6.エンジニアとしての実務経験

フリーランスエンジニアとして独立するには、一定の実務経験が欠かせません。

多くの企業案件では「実務経験3年以上」が目安とされており、一人称で開発を進められるスキルレベルが求められます。正社員採用のように育成前提ではなく、「即戦力として成果を出せるか」が判断基準です。

とはいえ、1〜2年の経験でもスキル次第で案件を獲得できる場合があります。独立を目指す場合は、まず企業で実務経験を積むか、副業やスクールなどを通じて開発スキルを磨いておくとよいでしょう。経験と実績の積み重ねが、安定した案件獲得につながります。

フリーランスエンジニアに必要な実務経験年数と経験別の案件単価目安

身につけておくと役立つフリーランスエンジニアのスキル・経験

ここでは、フリーランスエンジニアとして、身につけておくとさらに高単価な案件を獲得できる可能性が上がる、役立つスキルや経験を紹介します。

スキル面

以下のスキルがあれば、フリーランスエンジニアとして長く活躍できます。

  • 情報収集力
  • ブランディング力
  • マネジメント力

それぞれのスキルについて詳しく解説します。

情報収集力

フリーランスエンジニアは、自分で最新情報をキャッチアップするスキルが必要です。

会社員なら、新しい技術や知識を会社側から提供してもらえます。しかし、フリーランスは、自身で積極的に行動して技術や知識を得ることが求められるのです。

日々移り変わるエンジニア案件では、情報を収集するスキルがなければ受けられる案件の幅が狭まります。常に新しい情報を更新していれば、技術トレンドも踏まえつつ状況に応じてスキルアップしていけるでしょう。

ブランディング力

自分の強みをアピールする力や、魅せる力も役立つスキルです。

多くの競合相手から自分を選んでもらうには、自分の強みとクライアントが求めるエンジニア像を理解し、アピールする必要があります。

クライアントの案件内容からどのスキルや経験を求めているかを把握し、それにマッチする強みを上手くアピールできれば、依頼される可能性を高められるでしょう。

そのためには、ポートフォリオを充実させるなど魅せ方への工夫も大切です。

マネジメント力

マネジメント力も、フリーランスエンジニアとして長く活躍するために欠かせないスキルです。

開発スキルに加えて、スケジュール管理やチームメンバーをまとめる力があれば、より上流工程の案件を任されやすくなります。特に、PMやリーダーとしての経験を持つエンジニアは、単価交渉でも有利に働く傾向があります。

将来的にプロジェクト全体を動かす立場を目指すなら、開発現場でリーダー経験を積み、タスク設計や進行管理のノウハウを身につけておくとよいでしょう。このように、マネジメントスキルを磨くことで、受託や請負などの高単価案件にも挑戦できるようになります。

経験面

以下の経験を積んでおくと、高単価案件の獲得に役立ちます。

  • 上流工程の経験
  • あらゆる規模での開発経験
  • 複数分野の開発経験

それぞれの経験について解説します。

上流工程の経験

フリーランスエンジニアに関しても、正社員エンジニアと同様、上流工程を担当するほど単価が上がる傾向にあります。

特にフリーランスエンジニアの場合には、即戦力が求められるため、これまで経験したことのないポジションで働くことは難しいのも事実です。

正社員として働いている間に、上流工程やPMとしての経験を少しでも積んでおくことは高単価案件を狙う上で重要なポイントです。

あらゆる規模での開発経験

エンジニアの働き方というのは、大企業やスタートアップなど各企業により異なります。

一般的に大企業の方が、作業が細分化されており、1人のエンジニアが担当する範囲というのも少ないのが実状です。

一方で、スタートアップ企業の場合には、開発工程全般を担当するケースも少なくありません。

どちらが良いとは一概に言えませんが、フリーランスとして案件を獲得するためには、大企業・スタートアップなどあらゆる規模での開発を経験しておくと、高単価案件への参画の可能性を広げるきっかけになります。

複数分野の開発経験

Webサービス、社内システム開発、モバイルアプリ開発など、複数分野での経験を積んでおくことは、フリーランスエンジニアとして高単価案件を獲得するうえで重要です。

開発現場によっては、Webサービスと社内システム、あるいはアプリを連携させているケースも多く、複数領域を理解しているエンジニアほど重宝されます。例えば、バックエンド開発だけでなく、フロントエンドやモバイルアプリの仕組みを把握していると、より幅広い案件に対応しやすくなります。

このように、得意分野を持ちながらも複数分野で実績を積み、柔軟に対応できるスキルセットを形成していくことが理想です。

フリーランスエンジニアの種類別の必要スキル

フリーランスエンジニアといっても、種類はさまざまでそれぞれ必要スキルは異なります。以下の5種類のエンジニアに分けながら必要スキルを解説します。

  • フリーランスシステムエンジニア
  • フリーランスWebエンジニア
  • フリーランスインフラエンジニア
  • フリーランスAI・機械学習エンジニア
  • 上流工程のフリーランスエンジニア
  • その他のフリーランスエンジニア

フリーランスシステムエンジニアの必要スキル

システムエンジニアは、クライアントが望むシステムを開発する仕事を担当します。必要スキルは、以下の通りです。

  • プログラミングスキル
  • マネジメントスキル
  • コミュニケーション力

エンジニアとしてのプログラミングスキルは当然ですが、案件はチームで進めるケースもあるので、チームをまとめるマネジメントスキルが必要です。また、チームメンバーとのやり取りや、クライアントへのヒヤリングなど、コミュニケーション力も求められます。

必要な言語は、C、Ruby、Python、JavaScript、Swiftなどが一般的です。

SEが独立するには?必要スキルや経験・年収目安を徹底解説

フリーランスWebエンジニアの必要スキル

Webエンジニアは、WebサイトやECサイトの設計や開発、運用、保守の仕事です。フロントエンド、バックエンドにわかれます。

フロントエンドエンジニアは、ユーザーの見える部分を開発するエンジニアです。主に以下のスキルが必要です。

  • HTML、CSSのスキル
  • SEOの知識
  • UI/UXの設計の知識
  • コミュニケーション力

フロントエンドエンジニアの必要言語は、JavaScriptやTypeScriptです。また、JavaScriptのフレームワークやライブラリを使った開発もあります。

一方の、バックエンドエンジニアは、サーバーサイドやデータベースシステムなど、裏側の部分を担当します。必要スキルは以下です。

  • サーバーやデータベースの知識
  • 保守・運用の知識
  • コミュニケーション力

バックエンドエンジニアの必要言語は、Java、JavaScript、PHP、Python、Rubyなどです。

Webエンジニアがフリーランスになるには?独立メリットや年収・必要スキル

フリーランスインフラエンジニアの必要スキル

インフラエンジニアは、ITシステムの設計や構築、運用、保守などが仕事です。例えば、企業のインターネット環境を構築し、運用する仕事などがあります。

必要スキルは、以下の通りです。

  • 設計やセキュリティの知識
  • ネットワークの知識
  • サーバー、クラウドサーバーの知識
  • プログラミングスキル
  • コミュニケーション力、ヒアリング力、提案力など

他にも、機器の設置による配線の取り回しやスイッチの配置など、ハード面のセンスも問われます。必要言語は、Python、Ruby、Shell、TTL、BATなどが一般的です。

インフラエンジニアがフリーランス独立するには

インフラエンジニアがフリーランスになるには?独立後の年収や案件例

フリーランスAI・機械学習エンジニアの必要スキル

AI・機械学習エンジニアは、AIを開発したり、AIやデータ分析を活用して、システムやサービスの自動化・最適化を行ったりする仕事です。近年は、需要予測や画像認識、自然言語処理など幅広い分野で活躍の場が広がっており、フリーランスとしても高単価案件が多い傾向にあります。

主な仕事内容は、データの収集・前処理からモデル設計、学習・評価、そして本番環境への実装まで多岐にわたります。現場によっては、既存サービスにAI機能を組み込むケースや、ゼロからアルゴリズムを構築するプロジェクトもあります。そのため、プログラミングスキルに加えて、数学や統計、データ分析の基礎知識が不可欠です。

AIエンジニア(機械学習)がフリーランスになるには?必要スキルや案件例

上流工程のフリーランスエンジニアの必要スキル

上流工程のエンジニアのポジションは、プロジェクトマネージャーが挙げられます。

必要スキルは、以下の通りです。

  • マネジメントスキル
  • コミュニケーション力、傾聴力、提案力
  • 問題解決力
  • 開発経験

プロジェクトの立案から参画し、チーム全体を管理するため現場を担当するエンジニアとは異なります。クライアントと関わることが多いので、高いコミュニケーション力、傾聴力、提案力が必要です。

管理することがメインですが、プロジェクトで使う言語の知識も備えていることが求められます。知識や経験がなければ、メンバーに技術面の指示やアドバイスができませんし、クライアントに具体的な説明もできません。

フリーランスのプロジェクトマネージャー(PM)になる方法と単価相場

その他のフリーランスエンジニアの必要スキル

そのほか、ヘルプデスクやセールスエンジニアの必要スキルを紹介します。

ヘルプデスクは、社内のITに関連する問い合わせを受け解決したり、顧客に対し自社商品の問い合わせを受ける仕事です。必要スキルは以下です。

  • コミュニケーション・傾聴力
  • 自社ネットワークの知識
  • 自社サービスの知識
  • パソコンスキル

セールスエンジニアは、エンジニアとしてのスキルや知識がある営業職です。自社の商品をクライアントに提案し、導入後はサポートも担当します。必要スキルは以下です。

  • エンジニアとしての基本スキル
  • 自社サービスの知識
  • 営業力
  • コミュニケーション力

フリーランスエンジニアが知っておきたい人気のプログラミング言語

フリーランスエンジニアになるなら、稼ぎやすい言語をピックアップして学ぶのもよいでしょう。

例えば、以下の言語が需要があり稼ぎやすいです。

  • Python
  • JavaScript
  • R
  • Ruby
  • Go
  • C++ など

稼げるプログラミング言語については、以下の記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。

フリーランスエンジニア向けおすすめプログラミング言語10選!学ぶ際の注意点も解説

フリーランスエンジニアのスキルアップの方法

フリーランスエンジニアとして継続して案件を獲得するためには常にスキルアップする必要があります。では、スキルアップするには、どのような方法があるのでしょうか。3つの方法を紹介するので、参考にしてください。

積極的に勉強会・セミナーに参加する

まず、勉強会やセミナーに参加する方法があります。レベルや目的など、さまざまなイベントが開催されているので、積極的に参加しましょう。勉強会やセミナーの情報は、以下のサイトを活用するのがおすすめです。

他にもSNSなどでエンジニアが集まるコミュニティなどがないかリサーチするのもよいでしょう。

エンジニアが集まるイベント・勉強会を探せるサイト6選

スキルアップできそうな案件に参画する

スキルアップできそうな案件に参画するのも重要です。

例えば、ベンチャー企業の案件やスタートアップの案件を選ぶとよいでしょう。弊社ITプロパートナーズでも、ベンチャー・スタートアップ系の案件をたくさん取り扱っているので、ぜひご覧ください。

資格を取得する

フリーランスエンジニアがスキルアップを目指すなら、資格を取得するのもよいでしょう。

資格は、勉強を通じて基礎理論や最新技術を体系的に学べるのがメリットです。また、「スキルを客観的に証明するツール」としてクライアントからの信頼を得やすくなります。特にフリーランスの場合、初対面で実績を十分に伝えることが難しいことがありますが、資格を保有していればアピール材料になります。

次のパートでは、フリーランスエンジニアにおすすめの具体的な資格を紹介します。

フリーランスエンジニアが取得しておくと役立つ資格

フリーランスエンジニアとして必須ではありませんが、参画する分野によっては役立つ資格もあります。

  • Linux技術者認定
  • AWS認定資格
  • シスコ技術者認定
  • オラクルマスター

それぞれの資格の概要について解説します。

Linux技術者認定

Linux技術者認定は、国際的に認められているLinuxの技術力を認定する資格です。

資格を取ることで技術の裏づけになりますが、資格取得のための学習によりLinuxへの知識が深くなるメリットもあります。資格はグレードわけされレベル1〜3が用意されています。

AWS認定資格

AWS認定資格は、Amazonが提供するクラウドサービスの知識があることを認定する資格です。

AWSの需要の高まりから資格を取得することで、案件獲得の幅を広げられる可能性があります。

資格はグレードが分かれており、基礎コースやアソシエイト、プロフェッショナル、スペシャリティが用意されています。

シスコ技術者認定

シスコ技術者認定は、世界水準で認められるシスコシステムズの製品知識を認定する資格です。

シスコ製品の知識やスキルがあることの裏づけになるので、関連する案件を受けられる可能性があります。資格はエントリー、アソシエイト、プロフェッショナル、エキスパートのグレードが用意されています。

オラクルマスター

オラクルマスターは、世界基準のOracle Databaseシリーズの技術力を認定する資格です。

オラクル製品はデータベース管理ソフトウェアで高いシェアを誇っているため、認定資格があれば案件獲得につなげられます。

資格グレードはブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナの4種類です。

フリーランスエンジニアにおすすめの資格22選!取得メリットや勉強方法

実際フリーランスエンジニアはスキル不足だと厳しい?

フリーランスエンジニアは、スキル不足だと厳しいのでしょうか。スキル不足による影響と、スキル不足での活動の方向性などを解説します。

スキル不足だと案件を獲得できない可能性が高い

未経験やスキル不足のままフリーランスになると、案件を獲得できない可能性が高くなります。

ほとんどの案件には、スキルや経験が必須条件として設けられているので、スキル不足を感じるならスキルを上げつつ実務経験を積みましょう。

高い技術力を要しない案件もある

スキル不足では、案件を獲得できない可能性が高いです。ただ、高い技術力を要しない案件もあります。最低限の実務経験やスキルがあれば、難易度の低い案件に参画しながら、さらにスキルを磨いていくのもよいでしょう。

実際に案件を探したり、参画したりすることで、自分になにが足りないかなど市場価値を把握できます。スキル不足を理由になにも行動しないのではなく、できることから小さくても行動することも大切です。

具体的な独立のタイミングについては以下の記事を参考にしてください。

フリーランスエンジニアになるには?具体的な流れと最適なタイミング

フリーランスエンジニアの実際の案件を紹介

最後に、実際に弊社「ITプロパートナーズ」で掲載している、フリーランスエンジニア向けの案件を紹介します。

【React.js/Next.js】タスク管理ツール開発におけるフロントエンド求人

項目内容
案件名【React.js/Next.js】タスク管理ツール開発におけるフロントエンド求人
案件単価〜700,000円/月(週3日〜5日)
勤務地フルリモート
スキル・経験React/Next.jsを用いたフロントエンド開発の実務経験,チームでの開発経験と、円滑なコミュニケーション能力
職種・ポジションフロントエンドエンジニア

この案件では、React/Next.jsでの実務開発経験に加え、リモートでチームと協働しながらUI/UX改善をスピード感を持って推進できる姿勢が求められています。開発の初期フェーズであるため、「手を動かしながら考えて改善していく」タイプのエンジニアが適しています。

【AWS】大手金融企業における内製開発エンジニア

項目内容
案件名【AWS】大手金融企業における内製開発エンジニア
案件単価〜700,000円/月(週5日)
勤務地基本リモート一部出社
スキル・経験クラウド基盤(AWS)のセキュリティに関する知見を有している,コンテナワークロードの知見,CI/CD パイプラインの構築・運用経験
職種・ポジションインフラエンジニア

この案件では、クラウド(特にAmazon Web Services)基盤の構築・運用経験をベースに、コンテナやCI/CDといったモダンインフラ技術に対応できるスキルが求められています。大規模組織の内製化プロジェクトに参画し、チームの一員として動ける協調性も重要です。金融領域であるため、特に「安定性・セキュリティ・運用性」への意識とスキルが必要です。

【Python/TypeScript】新規事業におけるAIエンジニア

項目内容
案件名【Python/TypeScript】新規事業におけるAIエンジニア
案件単価〜1,000,000円/月(週5日)
勤務地フルリモート
スキル・経験いずれかのプログラミング言語(特にPython/TypeScript/Go)での5年以上の開発経験,LLM API(OpenAI, Anthropic, Google Gemini, Mistral など)の利用経験,AIエージェント構築経験(LangChain, CrewAI, OpenAI Agent SDK, Google ADK, MCP等)とContext Engineering 実務経験,RAG技術(Embedding, ベクトルDB, 検索アルゴリズム)の実務実装経験など
職種・ポジション機械学習エンジニア

この案件に求められるのは、PythonやTypeScriptなどの言語を使いこなし、LLM(大規模言語モデル)を活用したAIエージェント構築やRAG(Retrieval Augmented Generation)の設計を実務で経験したエンジニアです。さらに、要件ヒアリングから設計・実装・運用までを一貫して担当できることも要件となっています。

まとめ

本記事では、フリーランスエンジニアに必要なスキルや経験について、基礎から応用まで幅広く解説しました。独立後は、技術力だけでなく、営業力・自己管理力・情報収集力など、複合的なスキルを磨くことで安定した案件獲得や長期的なキャリア形成につながります。

スキルアップの手段としては、勉強会やセミナーへの参加、スキル向上につながる案件への参画、資格取得などが有効です。自分の得意分野・強みを活かすことが、継続的に案件を獲得するための鍵となります。

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