こんにちは!ITプロパートナーズでは、独立精神旺盛な優秀なエンジニアの方々の独立・起業サポートや、フリーランス支援を行っています。
こちらでは、日々の現場でサポートさせていただいている中での、プロの目線で、エンジニアに役立つお話をしてまいります。
フリーランスとしてこれまでやってきたけれど、クライアントとの価格交渉や代金の回収、確定申告など、本来の業務内容以外のことに使っている時間がもったいないと思ったことはありませんか?
今回はフリーランスが正社員に転職する場合のことについてご紹介していきます。
フリーランスとして活躍している人も、これからフリーランスを目指している人にも役立つでしょう。
それでは見ていきましょう!
フリーランスから正社員への転職パターンってありえるの?
フリーランスでこれまでやってきた実力があれば、正社員に転職することは難しいことではありません。
ここ最近フリーランスでやってきたエンジニアが正社員として企業に就職することが増えています。
正社員であっても在宅やフレックス制などの働き方が認められるようにもなり、以前のように型にはまった企業ばかりではなく、企業側のマインドや社風も新しいところが増えてきました。
そういった流れの中で、エンジニアの側も様々な手続きから解放されて本来の得意分野に注力したいという気持ちがあるのではないでしょうか。
正社員になるきっかけとは?
通常一般的なキャリアとしては正社員としてまず修行し、その経験と人脈を持って満を持してフリーランスになる、というのが王道な気がします。
この場合逆のパターンなので、比較的少数なのかな?と思われるかもしれませんが、実はそれなりにこのパターンの人はいます。
この選択を取る人のモチベーションは以下辺りがあるでしょう。
ポジティブ要因
①働き安くなった
正社員がフリーランスになった理由として、自分に合った働き方を選びたいという理由が多いのではないでしょうか?
長時間労働で、家と会社の往復をするだけの毎日に疑問を持ったり、家族との時間が持てなくなるなどして働き方を変えたいと思ったりしたことが始まりです。
ただ、現在は在宅での正社員や時短制度・フレックス制の導入など、様々な働き方が認められるようになってきました。なので、以前よりも正社員としての働き方が選べる時代になったと言えます。
②クライアントから直接誘われた
フリーランスであるプロジェクトを担当していた時のクライアントから「うちで働かないか」という誘いをもらって社員になるエンジニアもいます。
特にスキルが高いエンジニアは、他社のプロジェクトに参加してしまう前に自分の会社に就職してほしいという企業側の思いがあるようです。
③業務以外の作業に疲れた
フリーランスになると請求書の発行や確定申告、未払い代金の回収、営業など本来エンジニアが行う職務とは別の事務的な作業や手続きが必要になることが多くなります。
そういうことに時間を取られて本来のエンジニアとして学びたいことやスキルアップに繋げる時間が減ってしまい、会社勤めを考える人もいます。
一方で、ネガティブな要因から正社員になる方もいるようです。その要因はどのようなものがあるのでしょう?
ネガティブ要因
①フリーランスは孤独で寂しいからチームで働きたい
意外と一人で働く事がいやで、孤独を感じる方も多いようですね。
やはり一緒に働く仲間や環境はとても大切な要素です。
フリーランスとして仕事をする場合、特にエンジニアやデザイナー等、1人でも出来るクリエイティブな人だと必要最低限の調整事項はあるものの、
ある程度何を作るか要件が明確になった場合はあとはひたすらモノ作りに専念する、というフェーズが比較的大きな時間を占めます。
また現在は調整事項も極力効率重視でチャットやオンラインミーティングでのやりとりで大半事足りてしまうので、実際に人と対面で会う機会が少なくなっています。
もっと対面での雑談やチームでうぇいうぇいやりたい!というフラストレーションがあるフリーランスの人にとっては、
チームで働く為に正社員として企業に転職することはメリットがあると言えるでしょう。
②フリーランスだと社会的に大きくインパクトのある仕事がし辛い
フリーランスは即戦力として重宝されます。
しかし、与えられたものをこなしていくような作業が多い場合もあります。
特定の顧客と一定の信頼関係が築けており、その顧客から継続的に仕事をもらっているフリーランスの中には食べていくのには困らないけど、
ずっと似たような仕事を継続的に行っていて代わり映えがしない、もっと刺激が欲しい、という思いになる人もいるでしょう。
昨今はクラウドソーシングサービスの普及もあり、大手企業でもフリーランスに仕事を発注することも増えてきました。
しかし大手企業が抱えるコアコンピタンスに纏わる重要な仕事をフリーランスに発注する、ということは企業経営の観点でも適切ではないはずです。
つまりフリーランスに外注が出来る仕事というのは発注側からすれば自社で抱える程重要でない仕事、と言っても言い過ぎではないのかもしれません。
極端な話、googleが今話題のディープラーニングのコア技術開発を外注する、というのは間違いなくないでしょう。
事業上最重要な仕事をやるには、企業の中にいた方がその仕事に携われる確度は高いと言えるかと思います。
③営業が苦手でフリーランスとして食べていくのは大変だ
営業が本職の方は、コミュニケーションに困る事ってあまりなさそうですよね。
しかし、エンジニアの人ってコミュニケーションが苦手そう、という印象が抱かれているように、
実際、人と接する事が苦手な方は多いようです。
なので、エンジニアとしてのスキルが十分あっても、案件を探す事に苦労する方も多い現状。
フリーランスでも食べていく為に継続的に売上を上げる必要がありますが、もしスポットでしか仕事を受注できていない場合、仕事が切れる度に新規顧客に営業する必要があります。
また営業は相手のあることなので、
「こういうシステムを作りたいけど相談に乗ってくれないか」という話を聞いて提案したとしても最後に受注しなければその提案にかけた工数は経験にはなってもお金にはなりません。
このような仕事が楽しいと感じれる人は恐らくフリーランスとしてやっていくのに向いている人かもしれません。一方で営業に苦痛を感じる人も一定数いるでしょう。
後者の人にとっては営業をする必要がない正社員として自分の専門領域に特化して働く方がメリットがあると言えるのかもしれませんね。
様々な理由があってフリーランスから正社員への転職を考える人がいるんですね!
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話がそれましたが、次にフリーランスから正社員へ転職するとき、企業に注目される事とは何か?見ていきましょう!
フリーランスから転職する際に注目されるポイントとは?

会社勤めをしている人事担当者から見ると、フリーランスから正社員になりたいという人に対して最初は警戒心が働くことが多いようです。
その理由として一度はフリーランスとして、会社という枠組みから飛び出した人が、なぜまた会社という枠の中で仕事をしたいと願うのかについて理解ができないという理由が挙げられます。
そこで、面接の中でよく聞かれる質問をあげていきます。
フリーランスが正社員になるときに聞かれる事
- なぜフリーランスになったのか
この質問の意図としては、やはり以前フリーランスになった時に抱いていた会社という枠組みに関しての疑問などを探り、
また同じようにこの会社からフリーランスとして独立してしまうのではないかという思いからです。
フリーランス思考を持つ人が、会社という組織の中に入ってくると、実は独立したかったというようなフリーランス予備軍の人々を揺さぶってしまう可能性があります。
そうなると、これまで育成してきた人材が急に独立してしまうという憂き目に遭いかねないことからこの質問をします。以前の会社に関するネガティブな情報を伝えることは避けたほうが良いでしょう。
- 今回、なぜ正社員を希望しているのか
会社員になるのであれば、派遣社員や契約社員など様々な方法があります。その中で、どうして正社員という最も自由度が低い働き方を選んだのかについて具体的な説明が求められる質問です。
正社員は制約も多い自由度が低い代わりに、他の契約に比べて安定しているのが特徴です。
そこで、安定した地位を選ばなくてはならなかった理由と、その状況がこれからも長期的に続くということを答えることが有効でしょう。
そうすることですぐに辞める心配をする必要がなくなり、人事担当者としては好印象となります。
例えば「結婚して子どもが産まれたため」など安定することが長期的に求められると、容易に想像できる状況を話すことがプラスになります。
「別の業界にチャレンジしたい」「スキルアップしたい」というような理由を述べると、そのスキルを得たらすぐに辞めてしまいそうだなという印象を抱かれることが多いでしょう。
注目されるポイント
社会性があるかどうか
フリーランスから正社員になる場合には、特に普段以上の誠実な対応を心がけましょう。
メールはすぐに返す、面接にはきちんとした服装で臨むなど、誠実な対応を心掛けることにより、会社で働く社会性について心配されることがなくなります。
まとめ

いかがでしたでしょうか?
前述の通り、フリーランスから正社員への転職というとちょっと王道キャリアではない印象を持たれるかもしれませんが、
上記のようなコンテキストにいて悩んでいる人にとっては正社員に転職するというのも一つの選択肢かもしれませんね。
フリーランスから正社員になる際には、自分の求める働き方ができるように諦めずに交渉して転職活動を行いましょう!

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