こんにちは、ITプロマガジンです。
インフラエンジニアは、システムの基盤となるITインフラの設計・構築・運用・保守を担当することから、一般的に企業に常駐して仕事をすることが多い職業です。そのため、「フリーランスとしてリモートで働くことは可能なのか?」と疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。
結論、インフラエンジニアはフリーランスとして独立可能で、フルリモートで高い年収を得ることもできます。この記事では、フリーランスインフラエンジニアとして独立する方法や年収目安、必要スキルを解説します。具体的なインフラエンジニアのフリーランス案件例も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
なお、まずフリーランスエンジニアの仕事内容や実態など基本情報を知りたい方は、以下の記事を併せて参考にしてください。
▶︎ フリーランスエンジニアとは?仕事内容や今から目指す人が知るべき実情
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目次
- 1 インフラエンジニアはフリーランスとして独立できる?
- 2 フリーランスインフラエンジニアの将来性や需要
- 3 フリーランスインフラエンジニアの主な仕事内容
- 4 フリーランスとして活躍できるインフラエンジニアの種類
- 5 フリーランスインフラエンジニアの年収は?
- 6 フリーランスインフラエンジニアの働き方や案件の特徴
- 7 フリーランスインフラエンジニアの案件例
- 8 インフラエンジニアがフリーランスになる為に必要なスキルや経験
- 9 インフラエンジニアがフリーランスとして独立するメリット
- 10 インフラエンジニアがフリーランスとして独立するデメリット
- 11 フリーランスインフラエンジニアになるためのステップ
- 12 フリーランスインフラエンジニアの案件獲得におすすめエージェント
- 13 インフラエンジニアがフリーランスとして高収入を目指すポイント
- 14 フリーランスインフラエンジニアに関するよくある質問
- 15 まとめ
インフラエンジニアはフリーランスとして独立できる?
結論から言うと、インフラエンジニアはフリーランスとして独立し、活躍できる職種です。
サーバーやネットワーク、クラウド環境の構築・運用といった専門性の高いスキルが求められるため、実務経験があれば案件を獲得しやすい傾向があります。また、インフラ領域は企業のシステム基盤を支える重要なポジションであり、設計から構築、運用など幅広い業務に携われるのも特徴です。
こうしたスキルや経験を活かすことで、フリーランスとして継続的に案件を受注することも十分可能です。
実際に、弊社ITプロパートナーズでは、フリーランスのインフラエンジニア向け案件を344件掲載しています(2026年3月時点)。このように一定数の案件が存在しており、スキル次第で安定的に活動できる環境が整っているといえるでしょう。
フリーランスインフラエンジニアの将来性や需要
インフラエンジニアはフリーランス市場においても需要が高く、将来性のある職種です。実際に、株式会社INSTANROOMのフリーランス案件の調査では、インフラエンジニアはIT職種の中で案件数ランキング3位に位置し、全体の約20%を占めています。こうしたデータからも、継続的に案件が存在していることがわかります。
また、平均年収は約917万円と高水準であり、スキルや経験次第ではさらに高単価案件を獲得することも可能です。特にAWSやAzureなどのクラウド領域のスキルを持つ人材は市場価値が高まる傾向にあり、今後も活躍の幅は広がっていくと考えられます。
フリーランスインフラエンジニアの主な仕事内容
インフラエンジニアの業務は、上流工程と下流工程に分かれます。フリーランスでも仕事内容自体は変わりませんが、上流工程や一貫対応できる案件は高単価になりやすく、経験が浅い場合は下流工程から担当するケースが一般的です。
| 工程 | 主な仕事内容 |
|---|---|
| 上流工程(要件定義・設計・構築) | 要件整理、設計書作成、サーバー・ネットワーク構築、テスト |
| 下流工程(運用・保守) | システム監視、障害対応、運用改善、安定稼働の維持 |
上流工程は設計や構築など高度なスキルが求められ、下流工程は運用や監視を中心に実務経験を積みやすいのが特徴です。そのため、まずは下流工程で経験を積み、徐々に上流工程へステップアップしていくキャリアパスが一般的といえます。フリーランスとして安定して稼ぐには、上流工程まで対応できるスキルを身につけることが重要です。
フリーランスとして活躍できるインフラエンジニアの種類
インフラエンジニアでは、以下の職種がフリーランスとして活躍しやすいと言われています。
- サーバーエンジニア
- ネットワークエンジニア
- クラウドエンジニア
- セキュリティエンジニア
ここでは、それぞれのインフラエンジニアの種類について紹介します。
サーバーエンジニア
サーバーエンジニアは、サーバーの設計・構築・運用・保守を担う職種で、フリーランスとしても安定した需要があります。
具体的には、用途に応じたサーバー構成の設計や機器・OSの選定、環境構築、テストの実施などを行います。また、稼働後は監視や障害対応、パフォーマンス改善なども重要な業務です。
近年はオンプレミスに加え、AWSやAzureなどのクラウド環境での構築・移行案件も増えており、クラウドや仮想化技術の知識が求められる傾向にあります。Linuxを中心としたOSの知識や、スクリプト・プログラミングスキルを備えていると、対応できる案件の幅が広がるでしょう。
ネットワークエンジニア
ネットワークエンジニアは、企業の通信インフラを支えるネットワークの設計・構築・運用・保守を担う職種です。
具体的には、ルーターやスイッチの設定、ネットワーク構成の設計、セキュリティ対策の実装、障害発生時の原因特定と復旧対応などを行います。フリーランス案件では、ネットワークの刷新や移行プロジェクト、SD-WANの導入、クラウド環境におけるネットワーク設計・構築などが多く見られます。
設計から対応できるスキルがあるほど、高単価案件を獲得しやすくなります。
クラウドエンジニア
クラウドエンジニアは、AWSやAzure、GCPなどのクラウド環境を活用し、インフラの設計・構築・運用を行う職種です。
従来のオンプレミス環境からクラウドへの移行や、クラウド上でのシステム最適化、コスト管理なども重要な業務に含まれます。 フリーランス案件では、クラウド移行やマイクロサービス化、コンテナを活用した環境構築などが多く見られます。
また、IaCによる自動化やCI/CDの導入支援など、開発領域と連携する案件も増えています。クラウドサービスの知識に加え、自動化やセキュリティのスキルを持つことで、より高単価案件を狙いやすくなるでしょう。
セキュリティエンジニア
セキュリティエンジニアは、システムやネットワークをサイバー攻撃から守るための設計・実装・運用を担う職種です。
具体的には、セキュリティポリシーの策定、脆弱性診断、ログ監視、不正アクセスの検知・対応などを行います。インシデント発生時には原因分析と再発防止策の立案も重要な役割です。
フリーランス案件では、セキュリティ監査や脆弱性評価、SOC/CSIRTの支援、クラウド環境のセキュリティ強化などが中心となります。ネットワークや暗号技術の知識に加え、セキュリティツールや関連法規への理解も求められます。高度な専門性が必要とされるため、経験を積むことで高単価案件につながりやすい分野です。
フリーランスインフラエンジニアの年収は?
フリーランスインフラエンジニアはどれくらい稼げるのでしょうか?正社員と比較した際の年収や、職種別の年収目安を紹介します。
正社員と比較したフリーランスインフラエンジニアの年収

上記の通り、フリーランスインフラエンジニアの年収目安はおよそ957万円(※)です。
※ITプロパートナーズで掲載している月額案件単価を年収換算した数値です。
会社員インフラエンジニアの年数は、厚生労働省が発表している「令和4年賃金構造基本統計調査」によるとおよそ660万円。正社員と比較して、フリーランスのインフラエンジニアは高収入を得られる可能性が高いことが分かります。
ただし、フリーランスは保険料が全額自己負担になるので、正社員と比較して手取りは低くなる傾向にあります。フリーランスの手取りを知りたい方は以下の記事も参考にしてください。
職種別の平均年収
フリーランスインフラエンジニアの職種別の平均年収は、職種によっても異なります。具体的な職種と平均年収をまとめると、以下の通りです。
| 職種 | 平均年収 |
|---|---|
| サーバーエンジニア | 480〜720万円程度 |
| ネットワークエンジニア | 360〜720万円程度 |
| クラウドエンジニア | 600~840万円程度 |
| セキュリティエンジニア | 240〜960万円程度 |
それぞれの職種の経験年数によっても得られる報酬に違いがあるため、平均年収の幅は広くなっています。
弊社ITプロパートナーズでは、上記のような年収500〜1,000万円を目指せる案件を紹介しています。興味のある方は、気軽に以下のページより登録してみてください。
フリーランスインフラエンジニアの働き方や案件の特徴
フリーランスインフラエンジニアは、個人でクライアントから仕事を請け負って働きます。会社員のような雇用契約ではなく、業務委託契約を結ぶケースがほとんどです。
フリーランスインフラエンジニアの働き方や案件の特徴として、以下が挙げられます。
- 在宅案件もあるが常駐案件が比較的多い
- クラウド移行の案件が増えている
- 保守・運用のみの案件もある
- 長期でプロジェクトに関わることが多い
上記について、以下で詳しくみていきましょう。
在宅案件もあるが常駐案件が比較的多い
フリーランスと聞くと自由な場所で働けるというイメージがあるかもしれませんが、インフラエンジニアの場合は客先に常駐する案件が比較的多い傾向にあります。ネットワーク回線やサーバーなどの機器を扱う必要があり、リモートだけでは対応しきれないことがあるためです。
ただし、在宅案件が全くないわけではありません。例えばサーバーをクラウド環境に移行しているクライアントなら、在宅でも問題ないケースがあります。また、オンプレミスの場合でも、監視やデータ分析などリモートで対応できる業務はあり、案件によっては「基本的にリモートで対応しつつ必要に応じて出社する」という働き方も可能です。
クラウド移行の案件が増えている
近年、クラウドサービスの業務利用が主流となってきています。そのため、オンプレミスで運用中の現行サーバーやシステムをクラウドに移行したいと希望する企業が増えており、クラウド移行案件に対応できるインフラエンジニアの需要が高まっています。インフラ関連の知識に加えてクラウドの知識・スキルを持っておくと、より活躍の幅が広がるでしょう。
保守・運用のみの案件もある
設計や構築から保守・運用まで一貫で対応する案件もありますが、すでに稼働中のインフラの保守・運用のみを担当する案件もあります。保守・運用はインフラを安定して稼働させるために監視やメンテナンス、トラブル対応を行う仕事で、経験やスキルが比較的少なくても対応しやすいのが特徴です。そのため、駆け出しのフリーランスインフラエンジニアにおすすめです。
長期でプロジェクトに関わることが多い
フリーランスインフラエンジニアとして運用や保守の仕事をする場合、長期でプロジェクトに関わるケースが多いです。その場合、案件を1つ獲得すると、しばらくは営業活動をしなくても仕事に困ることはありません。
フリーランスは案件が終わるたびに新しい案件を探す必要がありますが、インフラエンジニアは営業活動の頻度が少なくて済む可能性が高いです。計画的に案件の契約がしやすく、次の仕事探しも比較的余裕をもって行えるでしょう。
フリーランスインフラエンジニアの案件例
フリーランスインフラエンジニアの案件例と単価相場をイメージできるように、弊社「ITプロパートナーズ」に掲載されている案件を3つ紹介します。
在宅・リモートOKの案件例・単価相場
インフラエンジニア向けフルリモート可能な案件例は、以下のとおりです。
| 案件名 | 【GoogleCloudPlatform/プロジェクトマネジメント】データ基盤設計と構築におけるデータエンジニアの業務委託案件・フリーランス求人 |
|---|---|
| 案件単価 | 〜900,000円/月 |
| 勤務地 | フルリモート |
| スキル | 5年のエンジニアリング経験,データウェアハウス設計,GCP経験 |
| 職種・ポジション | インフラエンジニア,データベースエンジニア |
こちらの案件は、Google Cloud Platform (GCP) を活用し、データ基盤の設計・構築をリードする案件です。主な業務は、CXO層との要件定義、データインフラ構築・運用、ETL/ELTパイプライン開発、Salesforce連携設計、データガバナンス強化です。
必要スキルは、5年以上のデータアーキテクチャ経験、GCP実務経験、ETL/ELT構築、ビジネスレベルの日本語力など。フルリモートで月額90万円まで可能な、成長中フィンテック企業のポジションです。
高単価の案件例・単価相場
インフラエンジニア向け高単価案件例は、以下のとおりです。
| 案件名 | 【PM】大手製造業におけるインフラ構築/PMの業務委託案件・フリーランス求人 |
|---|---|
| 案件単価 | 〜1,000,000円/月 |
| 勤務地 | フルリモート |
| スキル | Azure インフラ環境の構築/運用の経験,要件定義や社内外メンバーへのディレクション経験 |
| 職種・ポジション | インフラエンジニア,PM |
こちらの案件は、大手製造業におけるAzureインフラ環境の構築・運用支援および内製化支援を担当する業務委託案件です。
業務内容は、Azure (Hub & Spoke) 環境構築、社内教育、テンプレート型サービス準備支援など。必須スキルとしてAzureインフラ構築・運用経験、要件定義やメンバーへの指導経験が求められます。フルリモート対応で月額100万円までの報酬が提示されています。
週2、3日の案件例・単価相場
週2、3日から始められるインフラエンジニア向け案件例は、以下のとおりです。
| 案件名 | 【週2日〜でOK!】若手インフラエンジニアを募集! |
|---|---|
| 案件単価 | 〜200,000円/月 |
| 勤務地 | 非公開 |
| スキル | Linuxの経験1年以上,保守運用経験 |
| 職種・ポジション | インフラエンジニア |
こちらの案件は、社内インフラサーバーの構築サポートと運用を担当する若手インフラエンジニアの募集です。現在1名で行われているサーバー構築作業を支援する役割を担います。必須スキルは、Linuxの1年以上の経験と、何らかのツールを用いた保守運用経験です。週2日の業務で、月額報酬は最大20万円となっています。
弊社ではほかにも多くのフリーランス案件を紹介しています。気になる方はぜひお気軽にご相談ください。
インフラエンジニアがフリーランスになる為に必要なスキルや経験
インフラエンジニアがフリーランスになるには、以下の経験やスキルが必要になります。
- インフラエンジニアとしての実務経験
- インフラエンジニアとしての基本スキル
- クラウド関連のスキル
- コミュニケーション能力/自己管理力
前提としてエンジニアとしての実務経験が必要
まず前提として、フリーランスとして独立するには、インフラエンジニアとしての実務経験が必要です。
インフラエンジニアの案件では、必須スキルとして「〇〇の経験が◯年以上」が挙げられています。経験がないフリーランスエンジニアが受けられる案件は、ほとんどありません。目安としては、最低でも1年、できれば3年以上の実務経験があると良いでしょう。
完全未経験からフリーランスを目指すなら、エンジニアとしての仕事ができる会社に就職・転職し経験を積んだうえで独立することをおすすめします。
実務経験を積めるのは当然ですが、その会社で働いているプロのエンジニアからさまざまなスキルや知識を吸収できるので、独学よりも成長スピードを高められるでしょう。
インフラエンジニアとしての基本スキル
インフラエンジニアの基本スキルとは、どのようなものがあるのでしょうか。具体的には以下のスキルが必要です。
- ネットワークやサーバー全般のスキル
- OSの知識
- クラウドサービス(AWS、Azure、GCP)の知識
- セキュリティの知識
まずネットワークやデータベースの知識、サーバー構築全般のスキルが必要です。サーバー上で動作するプログラム設計や開発の技術も求められます。WindowsやMacなどOSの基本知識も必要です。アップデートの検証や実施する知識も求められます。
AmazonのAWS・MicrosoftのAzure・GoogleのGCPなど、それぞれのクラウドサービスがあります。これらのサービスを利用した、クラウド型システムやハイブリッド型システムを構築するスキルも必要です。
また、セキュリティ対策は高い知識と最新の情報を必要とします。一般的にはセキュリティエンジニアの仕事ですが、最新のセキュリティ情報やセキュリティ対策製品の知識は身につけておくべきでしょう。
クラウド関連のスキル
先ほど紹介したとおり、インフラ環境をクラウドに移行したいという需要が高まっています。そのため、より多くの案件に対応できるようにクラウド関連のスキルも身につけておきましょう。AWSやAzureなど代表的なクラウドサービスについての知見やスキルがあると、クラウド移行を進める企業や、すでにクラウドサービスを利用している企業から重宝されます。
また、オンプレミスからクラウドへの移行経験や、クラウドとオンプレミスを併用するインフラ設計ができる知識などがあると、より幅広い案件に対応できるようになります。
コミュニケーション能力/自己管理能力
フリーランスインフラエンジニアとして活躍するためには、コミュニケーション能力が必要になります。
クライアントの要望にただ応えるだけでなく、課題や理想の環境を丁寧にヒアリングし、専門知識を活かして適切な提案を行うことで信頼構築できます。コミュニケーション能力を活かし、クライアントが相談できて信頼されるエンジニアになることが、フリーランスとして成功するポイントです。
また、スケジュールや体調を自分で管理する力も求められます。無理のないスケジュールを組み、優先順位をつけ、納期を守りながら安定したパフォーマンスを維持することが、継続的な仕事の受注につながります。
すべてが自己責任となるフリーランスにとって、コミュニケーション能力と自己管理能力は必須と言えます。
インフラエンジニアがフリーランスとして独立するメリット
インフラエンジニアがフリーランスとして独立すると、以下のようなメリットがあります。
- 自分で案件を選べる
- 働く場所や時間が自由
- 高単価案件も多く年収アップが期待できる
それぞれのメリットについて、以下で詳しくみていきましょう。
自分で案件を選べる
フリーランスと会社員の違いの1つが、自分で仕事内容を選べるかどうかです。会社員は基本的に担当する業務を自分で選ぶことは難しく、自分のスキルや希望に合った業務に携われるケースばかりではありません。
一方、フリーランスは受注する案件を自分で選べるのが大きなメリットです。例えば「今までは保守・運用が中心だったから、設計や構築にチャレンジしてみたい」「クラウド移行に関わりたい」など、キャリアアップやスキルアップにつながる仕事が選べます。
働く場所や時間が自由
リモート可能な案件なら、働く場所を自由に選べます。「基本的に自宅で仕事をして、リフレッシュしたい時はカフェで作業する」など、その日の予定や気分に合わせて働く場所を選べるのもフリーランスのメリットです。
期日までに成果物を納品すればよい案件なら、勤務時間の指定もありません。「午前中に仕事を終わらせて午後はゆっくり過ごす」「夜に集中して作業する」など、希望のライフスタイルを実現できます。
会社員は働く場所や時間を指定されるケースが多いため、よりフレキシブルな働き方を希望する人はフリーランスがおすすめです。
高単価案件も多く年収アップが期待できる
フリーランスインフラエンジニアの案件には高単価なものも多くあり、年収アップが期待できるというメリットもあります。案件の受注件数を増やしたり、より高単価な案件にチャレンジしたり、自分の裁量で年収アップを目指しやすいのがフリーランスの特徴です。
会社員にも昇給はありますが、会社の規模や業績、上司からの評価などによる部分が大きく、「現在の業務内容と給与額が見合っていない」と感じている会社員エンジニアの人もいるでしょう。
フリーランスは仕事量やスキルレベルが収入に直結するため、仕事へのモチベーションが上がりやすいという特徴もあります。
インフラエンジニアがフリーランスとして独立するデメリット

フリーランスインフラエンジニアにはメリットが多くありますが、一部デメリットもあるので注意してください。以下のような点がデメリットとして挙げられます。
- 社会的信用が低い
- 税金や契約など手続きを全て自分で行う必要がある
- 仕事の量や収入が安定しない
- 孤独を感じることもある
上記4点のデメリットについて、以下で詳しく解説します。
社会的信用が低い
フリーランスは、会社員と比較すると信用度が低くなりがちです。信用が低いと、ローンやクレジットカード、賃貸物件の審査に通りにくい恐れがあります。また、結婚する時に配偶者の両親に心配されるケースもあるでしょう。
フリーランスの社会的信用が低い理由は、収入の不安定さです。ローンなど審査が必要なイベントは、会社員のうちに済ませておきましょう。また、結婚などの場面で相手に信用してもらうために、貯金・資産を増やしておきましょう。
税金や契約など手続きを全て自分で行う必要がある
フリーランスになると、税金や契約などの事務手続きを全て自分で行う必要があります。会社員なら契約書や請求書のやりとりを専門の部署に任せられ、税金関係の手続きも年末調整の書類を提出すれば完了するケースが多いです。
一方、フリーランスは契約書や請求書などは全て自分で用意してクライアントとやりとりしなければなりません。税金を正しく支払うために、帳簿を作成して確定申告の対応も必要です。
このように、通常の仕事以外に多くの事務作業が発生するのも、フリーランスのデメリットといえます。
仕事の量や収入が安定しない
フリーランスの大きなデメリットは、仕事の量や収入が安定しない点です。年収アップが期待できることをメリットとして挙げましたが、それは案件を多く受注できたり高単価案件に採用されたりした場合です。思うように案件を受注できなかったり、低単価な案件にしか採用されなかったりする場合は、当然ながら多くの収入は見込めません。「先月は依頼が多かったのに、今月は少ない」といったケースも起こり得ます。
また、ケガや病気で仕事ができない状況になると、その間は収入が得られない点にも注意が必要です。フリーランスには会社員のように毎月の安定した給与や休業中の補償がないため、ある程度の生活防衛資金を確保しておかなければなりません。
孤独を感じることもある
1人で働く時間の多いフリーランスは、孤独を感じやすい仕事です。リモート案件では特に孤独を感じやすいでしょう。気分が乗らない時、どのように仕事を進めるか迷った時に、孤独が苦手な人は仕事に影響するかもしれません。また、常駐案件を受けても、社員との壁を感じて孤独感にさいなまれる人もいます。
孤独感を和らげるには、人とのつながりが大切です。フリーランスのコミュニティや、趣味や習い事のつながりなどを通じて、人とコミュニケーションを取りましょう。仕事に関係はなくても、気軽に話せる相手がいれば強い孤独を感じずに済みます。
フリーランスインフラエンジニアになるためのステップ
フリーランスインフラエンジニアになるには、以下のステップで進めます。
- インフラエンジニアに必要なスキルを磨く
- 企業で実務経験を積む
- 独立前に人脈を作っておく
- 独立前に副業案件を経験する
- 本格的にフリーランスとして活動する
それぞれのステップの内容について、以下で解説します。
1.インフラエンジニアに必要なスキルを磨く
フリーランスは自分ひとりで仕事をこなす必要があるため、インフラエンジニアに求められるスキルや知識を身につけなければなりません。未経験からフリーランスインフラエンジニアになりたい人はもちろん、すでにインフラエンジニアとして働いている人もクラウドの知識や自己管理能力など、フリーランスとしてより活躍できるようさらに高いスキルの獲得を目指しましょう。
具体的なスキル習得の方法としては、例えばスクールの利用があげられます。専門のスクールには高いスキルをもつプロがいるため、着実にスキルを学べます。分からない部分があっても質問でき、着実にスキルアップできる環境です。また、学習サイトを活用する方法もあります。自分のペースで学習できるため、フリーランスの仕事の合間に無理なく勉強できるでしょう。
2.企業で実務経験を積む
フリーランス案件は実務経験が求められることが多いため、企業で実務経験を積みましょう。実務経験がないままフリーランスになると、低単価な案件しか獲得できなかったり、そもそも応募できる案件が見つからなかったりするおそれがあります。
どの程度の実務経験が求められるかは案件によって異なりますが、3年以上の実務経験があればフリーランスインフラエンジニアとして安定した収入が得られる可能性が高いです。
未経験の人は、まずインフラエンジニアとして働ける企業への就職を目指してください。現在インフラエンジニアとして1〜2年働いているという人は、もう少し実務経験を積んでから独立することをおすすめします。
3.独立前に人脈を作っておく
独立前に人脈をつくっておくのも重要です。自分の能力を知っている人間だからこそ、重要な仕事を任せてくれる可能性があります。
実際にフリーランス協会の「フリーランス白書2020」によると、フリーランスの受注経路としてもっとも多いのが「人脈」というデータが出ています。

この結果から、いかに独立前の人脈が重要なのかが分かります。人脈があれば情報交換や仕事の相談もできます。
人脈を作る方法は人によってさまざまです。例えば、ビジネスの交流会に参加し、職種を問わずさまざまな相手との人脈を作る方法もあります。また、コミュニティに所属してメンバーとコミュニケーションを図りながら仲間を増やす方法もおすすめです。さらに、SNSで自分の実績や知識についての情報を発信すれば、興味をもった人との交流が広がる可能性もあります。
4.独立前に副業案件を経験する
また、現在会社員インフラエンジニアとして働かれている方は、フリーランスとして独立する前に、可能であれば副業案件を経験しておくこともおすすめします。
なぜなら、副業として案件をこなすことが、フリーランス案件の予行練習になるからです。また、その間にクライアントに名前を売る事もでき、独立した際の案件獲得につながる可能性もあるからです。更に、副業案件をこなすことで、「自分には個人で案件をこなすのは向いていない」と感じたら正社員としてそのまま働くという判断もできます。
もちろん、今勤めている企業の就業規定などの理由から副業ができない方もいるかもしれませんが、もし可能な場合は積極的に副業を行うとよいでしょう。
5.本格的にフリーランスとして活動する
人脈作りや副業経験などフリーランスになるための事前準備が整ったら、本格的にフリーランスとしての活動を始めましょう。フリーランスになると会社からの給与がなくなるため、副業案件よりも高単価なフリーランス向けの案件を獲得していく必要があります。
副業は本業の合間にしか対応できないので作業負担の少ない案件を選ばざるをえませんが、フリーランスになると多くの時間を案件対応に充てることが可能です。案件の獲得経路も増やしながら、より高単価な案件を狙っていきましょう。
弊社ITプロパートナーズでは、60〜100万円/月を目指せるフリーランスインフラエンジニア向け案件を掲載しています。興味のある方は、気軽に登録してみてください。
フリーランスインフラエンジニアの案件獲得におすすめエージェント
フリーランスインフラエンジニアが案件を獲得するには、以下の方法があります。
- フリーランスエージェントを活用する
- クラウドソーシングを活用する
- 知人・友人の紹介を受ける
- SNSやHPで情報を発信する
特にフリーランスエージェントは、高単価な案件があるだけなく、専属のエージェントが自分の経験やスキルにマッチした案件を紹介してくれるので、営業の手間が省けるという簡単さでおすすめです。つまり効率的に案件を見つけられ、個人では受注が難しい高単価案件を獲得できる可能性があるということです。
ここでは、おすすめのエージェント4社を紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
ITプロパートナーズ

弊社ITプロパートナーズは、フレキシブルに働ける案件やエンド直で高単価な案件を多く取り扱っています。週2〜3日から働ける案件やリモート可能な案件が多いため、フリーランス案件はもちろん副業案件を探している人にもおすすめです。
本記事の前半で紹介したような、少ない稼働日数でも想定月収が70万円から100万円の高単価案件が多く、安定した収入が見込めます。そのほか、スタートアップやベンチャーなどトレンド技術を積極的に取り入れている企業の案件も取り扱っているので、エンジニアとしてやりがいやおもしろさを感じられる仕事に出会える可能性もあります。
Midworks

「Midworks」は、フリーランスや個人事業主のITエンジニア・デザイナー専門のエージェントです。業界最大級の案件数で、中小企業から大手企業まで幅広いクライアントの案件を扱っています。
リモート案件や週2〜3日の案件も多く、業界を熟知したコンサルタントがスキルや経験に合った案件を紹介してくれます。また、経理支援や保険など正社員並みの保障を提供しているのも特徴です。
レバテックフリーランス

「レバテックフリーランス」は21年の実績があるエージェントです。案件の多くは大企業がクライアントで、業界トップクラスの高単価を実現しています。税理士の紹介や確定申告セミナーなど、税金関係の手続きのサポートが受けられるのもポイント。
また、人間ドックやスポーツジムの優待や、レストランや映画鑑賞といった参画者向け特典など、福利厚生のないフリーランスに嬉しいサービスを多く提供しています。
ギークスジョブ

「ギークスジョブ」は扱う案件の80%以上がリモート可能なので、柔軟に働きたい人におすすめです。エンド直で高単価な案件が多く、利用者の平均年収は901万円以上と公表しています。
フリーランス向け福利厚生プログラム「フリノベ」を提供していて、自分でプランを選べる保険サービスなども利用可能です。
インフラエンジニアがフリーランスとして高収入を目指すポイント
インフラエンジニアがフリーランスとして高収入を目指すなら、以下のようなポイントを意識して活動しましょう。
- クラウド・コンテナに関する開発経験を積む
- 大規模な案件に参画する
- マネージャー・コンサルにキャリアアップする
- 資格を取得する
クラウド・コンテナに関する開発経験を積む
多くの企業では自社サーバーからクラウド環境でサーバーなどを操作する時代に移行しています。自社で運用するよりも、外部のクラウド環境のほうがコストを抑えられるためです。
そのためクラウド型サーバーやコンテナ技術に関連する開発経験を積めば、高単価案件を受けられる可能性を高められるでしょう。
大規模な案件に参画する
参画期間が長い大規模な案件は、稼ぎたい人にとって狙い目といえるでしょう。大規模な案件は収入の安定性はもちろん、単価も高いためです。難易度が高く主体性のある動きが求められますが、スキルアップや実績獲得のチャンスです。積極的に参画しましょう。
マネージャー・コンサルにキャリアアップする
フリーランスインフラエンジニアで経験や実績を重ねれば、プロジェクトマネージャーやITコンサルタントを目指せます。プロジェクトマネージャーやITコンサルタントは、いずれも高単価な仕事です。
プロジェクトマネージャーは、複数のエンジニアをまとめて、クライアントとの交渉やスケジュール調整を実施します。
ITコンサルタントとは、クライアントの課題をインフラ関連から解決する仕事です。質のよいアドバイスを提案するためには、専門知識に加え、クライアントの業界にかかわる知識も身につけましょう。
なお、フリーランスのプロジェクトマネージャーについてはこちらの記事、ITコンサルタントはこちらの記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。
資格を取得する
インフラエンジニアがフリーランスとしてより高収入を目指していきたいなら、資格を取得しましょう。
資格は自身の専門性を客観的に証明することが可能です。以下のような資格がインフラエンジニアにとっておすすめです。
| 資格 | 概要 |
|---|---|
| 情報処理技術者試験 | 経済産業省が認定する国家資格 |
| AWS認定 | Amazon提供のクラウドサービスAWSの技術スキルや専門知識の資格 |
| Linux技術者認定 | 「LinuC」と呼ばれるLinuxOSの技術者のための資格制度 |
| シスコ技術者認定 | シスコシステムズが展開する認定資格 |
例えば情報処理技術試験は、取得しておくと、情報処理技術者としての知識やスキルが一定以上の水準であることの証明になります。複数の試験区分が用意されていて、応用的な知識・技能が求められる「応用情報技術者」や、ネットワークについての高度な知識が問われる「ネットワークスペシャリスト」などがインフラエンジニアにはおすすめです。
またAWSは世界中の企業が利用しているクラウドサービスなので、認定を受けていれば案件の幅を広げられるだけでなく、年収アップにもつながります。AWS認定はレベルや専門分野によって12種類あります。資格取得の学習を進めることでAWS全般の知識が身につくでしょう。
フリーランスインフラエンジニアに関するよくある質問
フリーランスインフラエンジニアに関するよくある質問に回答します。
インフラエンジニアのフリーランスで辛いことは何ですか?
インフラエンジニアのフリーランスで辛いのは、トラブルがいつ起こるかわからないところです。急なトラブルが発生した際は、休日に緊急で出社するか、リモートで対応する必要があり、精神的にも身体的にも辛い状況になることが予想されます。
問題が発生すれば企業やサービスを利用しているユーザーに大きな影響を与えてしまうため、プレッシャーを感じやすい職種です。
未経験からフリーランスインフラエンジニアになれますか?
未経験からいきなりフリーランスのエンジニアとして独立することは難しいです。インフラエンジニアを含むフリーランスは、即戦力を求められます。従って、まずは企業で実務経験を積むことが大切です。
インフラエンジニアとして最低3年程度の実務経験を積んでから、フリーランスとしての独立を検討するようにしましょう。
フリーランスインフラエンジニアはどんな人に向いていますか?
フリーランスインフラエンジニアに向いている人は、以下のとおりです。
- 機械に触れたり組み立てたりするのが好きな人
- 最新技術について常に学ぶ姿勢がある人
- 小さなミスに気づける人
- コミュニケーションが得意な人
- 夜勤が得意な人
- 急なトラブルが起きても冷静に対応できる人
上記のいずれかに該当する人は、フリーランスインフラエンジニアが向いています。
フルリモート案件を獲得するにはどうすればいい?
フリーランスインフラエンジニアとして働く場合、フルリモート案件の獲得も可能です。ただし、常駐案件も少なくないため、フルリモート案件をスムーズかつ着実に獲得するには
エージェントの利用をおすすめします。なお、フルリモート案件は特に高度なスキルが求められる可能性があるので、スキルアップに力を入れましょう。
フリーランスインフラエンジニアになって稼げるまでどのくらいかかる?
実務経験が3年以上あるようなインフラエンジニアであれば、独立してすぐに稼げる可能性が高いです。月収50万円〜80万円程度が目安になります。
一方で実績やスキルが少ない場合、実績やスキルが少ない人の場合は、受注できる案件が少ないため、稼ぎが安定するまで時間がかかります。未経験からフリーランスを目指す場合は、即戦力となるレベルまで3年程度は見ておきましょう。
まとめ
フリーランスインフラエンジニアとしての働き方や案件事情、案件例や案件獲得方法などを中心に解説しました。
インフラエンジニアは、フリーランスとして今後も需要がある仕事です。報酬も高めに設定されているので、時代の変化とともに知識をアップデートすれば活躍できるでしょう。
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