こんにちは、ITプロマガジンです。
フリーランスはフルリモートで働くことも可能ですが、「どのように案件を獲得すればいいのか?」「どんな案件があるのか?」気になっている方も多いでしょう。
フルリモートの案件を受注できれば、働き方の自由度をさらに上げられます。
この記事では、エンジニアを始めとするフリーランスがフルリモート案件を獲得する方法を紹介します。また、事前に知っておきたいフルリモートで働くことのメリット・デメリットや必要スキルも合わせて解説します。
「必要以上に安売りをしてしまう」「市場感より高い単価で参画してしまいトラブルになる..」
フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。
ITプロパートナーズでは、
・9割がエンド直案件のため、高単価
・約6割が週3-4案件のため、柔軟に働ける
・約7割がリモートのため、働く場所を選べる
などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。
初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?
目次
- 1 フリーランスにおけるフルリモートの働き方とは?
- 2 フリーランスがフルリモートで働くメリット
- 3 フリーランスがフルリモートで働くデメリット
- 4 フリーランスがフルリモート案件を獲得する方法
- 5 フリーランスエンジニアがフルリモート案件を獲得するために必要なスキルや経験
- 6 フルリモートで働けるフリーランスエンジニアの案件の特徴
- 7 高単価なフルリモートフリーランス案件の実例
- 8 フリーランスのフルリモート案件を発注している企業の特徴
- 9 フリーランスが高単価なフルリモート案件を獲得するためのポイント
- 10 エンジニア以外でフルリモートしやすいフリーランスの職種
- 11 フリーランスのフルリモート案件に関するQ&A
- 12 まとめ
フリーランスにおけるフルリモートの働き方とは?
フルリモートとは、オフィスに一切出社せず完全にリモートで働くスタイルのことです。出社の時間を削れることや、自分の好きな場所で働けることが魅力で、近年増えている働き方でもあります。
一方で、クライアントの企業に常駐して案件に参画する働き方もあります。常駐型の案件は出社して働くことが基本で、フリーランスエンジニアの案件としては一般的です。
その他、フリーランスには「基本リモート・一部出勤」という働き方もあります。「フル」と記載がない場合は、、週に1~2日程度出社が必要な場合もありますので、案件を選ぶ際はチェックすると良いでしょう。
常駐型の働き方も検討している人は、以下の記事を参考にしてください。
フリーランスがフルリモートで働くメリット
フリーランスがフルリモートで働くメリットを解説します。
好きな場所で働くことができる
フルリモートであれば、自宅やカフェ、シェアオフィスなど好きな場所で働けるため、気分に応じて働く場所を変更できます。例えば、1人で黙々と働きたい時は、誰もいない自宅やインターネットカフェの個室などにこもればよいでしょう。
ただしフルリモート案件でも、「作業場所は自宅のみ」など働く場所の指定を受けるケースは珍しくありません。働く場所を自由に選びたい時は、契約内容をよく確認しましょう。
自分のペースで仕事ができる
自宅で働けると仕事のために外出せずに済むため、時間を有効活用できます。また、フルリモート案件には請負型の契約が多く、基準を満たす納品物ができれば勤務時間を拘束されません。従って、フルリモート案件は自分で働く時間・タイミングを調整できるケースが多く、家事や育児などとの両立が比較的容易です。
オフィス勤務より作業に集中しやすい
複数の人がいるオフィスでは、不意に話しかけられたり用事を頼まれたりして集中を削がれがちです。その点、フルリモート中は作業に没頭しやすいため集中力をキープできます。
ただし、フルリモートでも、働く環境によっては集中できません。家族が家にいる時はシェアオフィスに移動する、家のなかに書斎やワークスペースを作るなど、集中が高まる環境を自分で構築しましょう。
人間関係のストレスが減る
仕事の話は問題なくできても、ランチタイムを同僚などと一緒に過ごしたり、飲み会に誘われたりすることが好きではない人もいるでしょう。フルリモート中はインターネットを介した最低限のコミュニケーションで済むため、人間関係のストレスが減ります。
とはいえ、フルリモートでも仕事上のコミュニケーションは必須です。むしろ相手との距離がある分、コミュニケーションスキルは常駐案件よりも問われると理解しておきましょう。
フリーランスがフルリモートで働くデメリット
一方で、フルリモートでの働き方にもデメリットがあります。ここからはフリーランスがフルリモートで働くデメリットを解説します。
孤独を感じる場合がある
オフィスなど人が大勢いる環境でなければ、孤独を感じる人もいます。フルリモートでは、オフィスで気軽にできていた雑談ができません。仕事上のコミュニケーションはチャットツールやWeb会議システムでできても、日常生活での人とのつながりが少なくなる恐れがあります。
孤独を感じやすい人は、出社が必要な案件を掛け持ちしたり、SNSなどでフリーランスのコミュニティに所属したりするとよいでしょう。
先方とコミュニケーションがとりづらい
コミュニケーションのとりにくさを理由に、フルリモート案件ではクライアントと認識のすれ違いが起きやすくなります。テキスト形式のやり取りがメインになるため、コミュニケーションスキルが試されるでしょう。また、何でもクライアントに聞いていると、スキル不足だと判断されかねません。
自分で調べて解決できる内容と、クライアントの判断が必要な内容を切り分け、スムーズにコミュニケーションをとりましょう。
徹底した自己管理やセキュリティ管理が必要になる
カフェやコワーキングで仕事をする際も、セキュリティ対策を徹底してください。例えば以下の行動を心がけましょう。
- トイレなどで席を外す時は、パソコンも持ち歩く
- フリーWi-Fiではなく、テザリングやモバイルWi-Fi、VPNを活用する
- 大声で仕事の話をしない
案件獲得が難しいケースもある
フルリモート案件は人気が高く、応募が殺到することも多いものです。スキルがなければなかなか受注に至らないケースも少なくありません。
そもそもフリーランスは実力主義の世界のため、案件に見合うスキルを身につけておくことは前提です。案件獲得が難しければ、キャリアに応じた常駐案件、一部リモートの案件から始めて、スキルと実績を高めつつフルリモート案件に挑戦しましょう。
フリーランスがフルリモート案件を獲得する方法
フリーランスがフルリモート案件を獲得する方法を解説します。
フリーランスエージェントを利用する
フリーランスエージェントとは、フリーランスの案件獲得をサポートしてくれるエージェントサービスで、契約交渉や営業活動を任せられます。
フリーランスエージェントなら、専門のスタッフにキャリアや仕事に求める条件について相談したうえで、案件の紹介を受けることが可能です。案件獲得するには一定のスキルや実務経験を求められることが多いですが、高単価なフルリモート案件が多いので、積極的に活用するといいでしょう。
弊社「ITプロパートナーズ」は、IT系のフリーランスエージェントです。
リモート案件が約7割を占めるため、フルリモート案件に巡り会えると期待できます。また、エンド直案件が多く全体的に高単価で、スキルアップにつながる自社開発案件が豊富なところも魅力的。
フルリモート案件に興味のある人は、ぜひ、ITプロパートナーズにご登録ください。
クラウドソーシングを活用する
クラウドソーシングには、初心者向けから熟練者向けまで幅広いレベルの案件がそろっています。報酬は低めですがフルリモートの案件も見られるため、まずは未経験者OKのものから取り組んで実績を積みましょう。
マッチングサイトを活用する
マッチングサイトは、仕事を探しているフリーランスと企業をマッチングするサービスです。Webサイト上にさまざまな企業の案件が掲載されており、フリーランスはその中から気になる案件を探して応募できます。
たとえば、ソクダンは、扱っている案件の92%がリモート案件のマッチングサイトです。週1~3日稼働が想定されている案件が多く、柔軟な働き方ができます。
求人サイトを活用する
求人サイトにも、フリーランス向けのフルリモート案件が掲載されている場合があります。たとえば、indeedで業務委託案件を検索してみるとフリーランスが受注できる案件が多数見つかります。フルリモートで対応できる案件も多くあるため、ぜひ探してみてください。
知人から紹介してもらう
円満に退職した場合に限りますが、前職の上司や同僚から案件を紹介してもらってもよいでしょう。また、フリーランスのコミュニティやイベントを活用して人脈を形成し、案件獲得につなげる人も少なくありません。自分をよく知る知人なら、フルリモートを始めとして、そのほかの働き方に関する希望もくみとってくれる可能性が高いと考えられます。
HPやSNS経由で受注する
自分のHPやSNSのアカウントで情報発信していると、それがきっかけとなって案件を受注できるケースもあります。インターネットを経由して依頼される案件は、フルリモートで対応できる場合も多いです。そうでない場合も、交渉次第でフルリモートの対応が認められる可能性もあります。
フリーランスエンジニアがフルリモート案件を獲得するために必要なスキルや経験
フリーランスエンジニア向けの高単価フルリモート案件も、ある程度存在することが分かりました。それでは、このような案件を獲得するためにはどのようなスキルや経験が必要なのでしょうか。
3年以上の実務経験と高いスキル
案件がフルリモートであるか否かを問わず、フリーランスエンジニアとして信頼を勝ち得ていくには、「3年以上の実務経験」が求められます。
未経験のままフリーランスとして案件を獲得していくのは、非常に困難です。まずは企業や研究機関に就職し、3年以上エンジニアとしての実務経験を積むようにしましょう。
さらにフルリモート案件についてはより、案件を本当に任せられる人物なのかを、クライアント企業が厳しくチェックします。他人の助けがなくても、独力で成果を出せる高度なスキルを持っているエンジニアが求められることになります。
リモート案件の多いプログラミング言語の習得
フルリモート案件は、「アプリケーション開発」「Webサイト制作」などWeb系の開発案件が多い傾向にあります。これらの仕事を行う時のプログラミング言語には、「Python」「PHP」「Ruby」「JavaScript」などがあります。
そのため、これらの言語を習得しているエンジニアであれば、フルリモート案件であったとしても安心して仕事を依頼できるといえます。
以下で、フルリモート案件で要求されやすいプログラミング言語について、弊社ITプロパートナーズで掲載中の案件数(2024年5月時点)に触れつつ解説します。
Python
Pythonは、機械学習やAI(人工知能)、データ解析関連で使われやすい言語です。Pythonは、読みやすく記述しやすい点が特徴。また、ライブラリやフレームワークが豊富でエラーも見つけやすい点から、多くの開発現場で利用されています。
弊社ITプロパートナーズでPythonに関するフルリモート案件を調べたところ、「38件」が掲載されていました。
PHP
WebアプリやWebサイトの構築に使われるPHPは、データベース関連の作業や計算などのサーバーサイドに関する言語です。PHPは関連する案件が豊富なうえに習得難易度が比較的低め。Pythonと同じく、フルリモート案件に興味がある人にとって、PHPはおすすめの言語といえるでしょう。
ITプロパートナーズでPHPに関するフルリモート案件を調べたところ、「32件」が掲載されていました。
Ruby
Rubyは日本発のプログラミング言語で、Webアプリやスマートフォン向けアプリの開発、API開発などの現場でよく使われます。「Ruby on Rails」というフレームワークの活用頻度が高いため、Rubyと合わせて勉強しておきましょう。なお、Rubyも習得が容易で、エラーを見つけやすい言語です。
ITプロパートナーズでRubyに関するフルリモート案件を調べたところ、「39件」が見つかりました。
JavaScript
Webサイトに動きをつけるJavaScriptは、HTMLやCSSとともに習得しておきたい言語です。JavaScriptはフロントエンドで使われるイメージが強いかもしれませんが、「Node.js」という環境を使うとサーバーサイドの開発にも使えます。活用範囲が広いJavaScriptを習得しておくと、応募できる案件の幅を広げられるでしょう。
ITプロパートナーズに掲載されていた、JavaScriptに関するフルリモート案件の数は「48件」でした。
WEB会議やチャットでのコミュニケーション能力
周りに相談相手がいない環境で仕事を進めるリモートワークでは、逆にWeb会議やチャットなどのコミュニケーションツールが重要になってきます。
当然のことながら、フルリモート案件といえどもチームで作業を進めていくことになります。「外界と遮断してひたすら画面とにらめっこ」ということにはなりません。
すぐに返事ができるレスポンスの良さ、短時間で指示を飲み込む理解力、仕様変更に対応できる柔軟性などのコミュニケーション能力が求められるのです。
フルリモートで働けるフリーランスエンジニアの案件の特徴
フルリモートで働けるフリーランスエンジニアの案件には、特徴があります。以下で詳しく解説します。
要件定義済みの開発案件はフルリモート向き
要件定義が済んでいる開発案件は、フルリモートで対応できる場合が多いです。クライアントとの細かい打ち合わせが終わっているため、指定された要件に従って自分の仕事を進めることができます。なお、スタートアップやベンチャーなどはリモートワークの環境が整っているところが特に多いです。
PMやインフラ系の案件は少ない傾向
PMは対面での打ち合わせが必要なシーンも多いため、フルリモートの案件は少なめです。PMはクライアントやほかのメンバーとしっかり意思疎通すべきであり、出社したほうがスムーズに仕事が進むでしょう。
また、インフラ系の案件もフルリモートの案件は少ない傾向があります。情報漏洩のリスクを回避するためです。さらに、フィールドエンジニアも納品の際に現場に出向いてサポートする必要があるので、フルリモートでの対応は難しいでしょう。
常駐・一部リモートからフルリモート勤務する方法もある
フルリモートで働きたい場合も、いきなりフルリモートの案件獲得を目指すのではなく、まずは常駐や一部リモートの案件からフルリモートへの移行を目標にする方法もあります。
フルリモートと記載されている案件は限られており、応募しても必ず受注できるとは限りません。フルリモートにこだわりすぎると案件を獲得できない恐れがあるため、まずは広い視野で案件を探しましょう。
高単価なフルリモートフリーランス案件の実例
フルリモートで対応できるフリーランス案件の中にも、高単価なものは多くあります。職種別に案件の実例を見てみましょう。
フリーランスエンジニア向け案件
ここでは、フリーランスエンジニア向け案件を3つ紹介します。
【Flutter/開発仕様策定/要件定義】Flutterでのアプリ開発におけるエンジニアの案件・求人
案件名 | 【Flutter/開発仕様策定/要件定義】Flutterでのアプリ開発におけるエンジニアの案件・求人 |
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案件単価 | ~1,000,000円/月 |
勤務地 | フルリモート |
スキル | ・Flutterを用いたiOSアプリ・Androidアプリの開発経験 ・アプリのテスト経験 ・アプリの市場へのリリース経験 ・要件定義やアーキテクチャ設計の経験 ・2〜3名の組織でチームをリードした経験 |
職種・ポジション | iOSエンジニア Androidエンジニア |
すでにフリーランスのメンバーが対応しているスマートフォンアプリの開発に参画する案件です。Flutter開発が得意な人材が不足しており、テックリードの役割が求められています。
【Python】放射線治療AI開発におけるAIエンジニアの案件・求人
案件名 | 【Python】放射線治療AI開発におけるAIエンジニアの案件・求人 |
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案件単価 | ~700,000円/月 |
勤務地 | フルリモート |
スキル | ・Pythonを使った開発経験(Tensorflow, PyTorchを使った画像処理AI開発経験) |
職種・ポジション | 機械学習エンジニア |
放射線治療のプロセスをサポートする放射線治療AIを開発する案件です。AIの精度の目標を定めたうえで周辺論文を調査し、仮説を立てて検証を行う作業を担当します。
【TypeScript】システムリプレイスにおけるフロントエンドの案件・求人
案件名 | 【TypeScript】システムリプレイスにおけるフロントエンドの案件・求人 |
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案件単価 | ~700,000円/月 |
勤務地 | フルリモート |
スキル | ・TypeScriptでのフロントエンド開発経験 ・仕様を既存からキャッチアップし、自発的に開発を進めるスキル |
職種・ポジション | フロントエンドエンジニア |
10年程度運用しているファッション関連のECプラットフォームをリプレイスする案件です。メンバーの退職による欠員補充のため、必要なスキルをもつエンジニアが求められています。
マーケター・デザイナー・コンサル向け案件
ここでは、マーケター・デザイナー・コンサル向け案件をそれぞれ紹介します。
マーケター向けの案件
案件名 | 【広告運用】営業支援クラウドの広告運用!! |
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案件単価 | ~900,000/月 |
勤務地 | フルリモート |
スキル | ・Web広告の運用経験(Google、Facebookなど) ・広告運用経験 ・toB商材の広告運用経験 |
職種・ポジション | マーケター |
潜在顧客に対し、営業リスト作成からアプローチまでを一貫して行います。セールスインテリジェンスサービスによる広告運用を担当します。
デザイナー向けの案件
案件名 | 【JavaScript/UIUX改善】交通系サービスにおけるUIUXデザイナーの案件・求人 |
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案件単価 | ~400,000円/月 |
勤務地 | フルリモート |
スキル | ・WebのUI/UXデザインの経験 ・HTML・CSS・Sass・javascriptの知識 ・figma・Sketch・Adobeなどのグラフィック経験 |
職種・ポジション | UI・UXデザイナー Webデザイナー |
貸切バスマッチングプラットフォームのUI/UXデザインを担当します。業務委託から参画し、正社員を目指すことも可能です。
コンサルタント向けの案件
案件名 | 【コンサルタント】RPF案件の取りまとめにおけるコンサルの案件・求人 |
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案件単価 | ~1,000,000円/月 |
勤務地 | フルリモート |
スキル | ・LAN・WAN・サーバ・NOC・SOCなどの提案を理解するための基礎知識 ・RFP発行対応経験 ・英語力(読み書き) |
職種・ポジション | コンサルタント |
データセンターにおいてネットワーク構築・運用に関わるRFP発行を予定しており、RFP発行先とのやり取りをまとめる仕事です。提案内容やコストについても比較します。
フリーランスのフルリモート案件を発注している企業の特徴
どのような企業がフリーランスのフルリモート案件を発注しているのでしょうか。ここでは、そのような企業の特徴を解説します。
ベンチャー・スタートアップ企業
ベンチャー・スタートアップ企業はリモートワークの環境が整っている場合が多く、フリーランス向けの案件もフルリモートが前提になっているパターンがよくあります。ベンチャー・スタートアップ企業を中心に案件を探せば、フルリモートの案件がスムーズに見つかる可能性があるでしょう。
弊社ITプロパートナーズでは、ベンチャー・スタートアップ企業の案件を豊富に扱っています。フルリモートの案件も多くあるため、ぜひ探してみてください。
リモートワークを推奨している企業
ベンチャー・スタートアップ企業でなくても、リモートワークを推奨する企業は増えています。そのような企業でも、フルリモートの案件をフリーランス向けに募集している場合があります。リモートワークを推奨している企業なら社員もリモートワークをしているため、フルリモートで案件に参画しても問題なく作業できる可能性が高いです。
過去にフルリモートでの発注実績がある企業
フルリモートの案件を発注した実績がある企業なら、新しく募集する案件もフルリモートで対応できる可能性があります。そのような企業の目星をつけておき、案件が出たら募集要項をよく確認するとよいでしょう。フルリモートの記載がない場合も、面談の際に確認や交渉をするとフルリモートが認められるかもしれません。
フリーランスが高単価なフルリモート案件を獲得するためのポイント
フリーランスとして高単価なフルリモート案件を受注するには、どうすればよいのでしょうか。ここでは、具体的なポイントを解説します。
常にスキルアップを図る
フリーランスとして高単価案件を受注するには、高いスキルが必要です。これは、フルリモートに限ったことではありません。どのような働き方をするとしても、高いスキルがあるフリーランスほど高単価案件を受注しやすくなるでしょう。すでに一定以上のスキルがある人も、常にスキルアップを目指すことが大切です。
タイミングをみて単価交渉をする
フリーランスが単価を上げる方法としては、単価交渉もよく行われています。ただし、単価交渉する際は、クライアントが納得するような理由が必要です。たとえば、スキルアップにより高いパフォーマンスを発揮できるようになったタイミングで交渉すれば、単価を上げてもらえる可能性があります。
先方との信頼関係をきちんと構築する
高単価案件を受注するには、先方との信頼関係も重要です。そのためには、問い合わせに対するレスポンスを素早く行いましょう。レスポンスが遅いと相手の作業も止まる恐れがあり、迷惑がかかります。スピーディなレスポンスを心がけたほうが相手からの印象はよくなります。信頼関係ができるとより多くの業務を任せてもらえるようになり、単価も上がりやすいです。
エンジニア以外でフルリモートしやすいフリーランスの職種
Web関連の職種は需要が高く、パソコンとインターネット環境があれば場所を問わず働くことが可能。エンジニア以外の職種を検討している人は、以下のような職種でもフルリモートできる案件を探してみましょう。
Webデザイナー
Webデザイナーは、Webサイトやバナーなどをデザインする仕事です。主な必須スキルは以下のとおり。
- デザインの基礎知識
- IllustratorやPhotoshopなどデザインツールのスキル
- UX/UIの知識とスキル
- SEOの知識とスキル
Webデザイナーがフルリモートに向いている理由は、オンラインでのコミュニケーションで事足りるケースが多いためと、パソコン1つで作業できるためです。
フリーランスWebデザイナーの年収の目安は、300万〜600万円程度です。
イラストレーター
イラストレーターは、クライアントの求めるイラストを創作する仕事です。Webに限らず、小説の表紙や挿絵などオフラインの仕事もあります。主な必須スキルは以下のとおり。
- IllustratorやPhotoshopなどデザインツールのスキル
- 個性のあるオリジナルのイラストを描くスキル
イラストレーターもWebデザイナーと同じく、オンライン環境とパソコンのみで働けるため、フルリモートに向いています。
フリーランスイラストレーターの年収は、作品の単価や数によって変わります。報酬の相場は、イラスト1点で数千円~数十万円程度です。
ライター・編集者
フリーランスライター・フリーランス編集者は、Webに掲載する文章を執筆・編集する仕事です。必須スキルは以下のとおり。
- 文章力
- 構成力
- 担当する分野にかかわる専門性
- SEOの知識とスキル
フルリモートしやすい理由は、納品物の基準が明瞭なためです。また、ライター・編集者もパソコンとオンライン環境があれば働けます。
フリーランス白書が実施した調査によれば、フリーランスライター(文筆系フリーランス)の年収で最も大きなボリュームゾーンは32.0%の200万円未満です。
Webマーケター
Webマーケターは、商品やサービスの認知度アップを図り、販促戦略を練る仕事です。必須スキルは以下のとおり。
- 分析関連のノウハウ・スキル
- 担当する分野にかかわる専門性
- SNSやWeb広告に関するスキル
WebマーケターはWeb関連のマーケティングに専念するため、ほかのWeb関連の職種同様に、パソコンとオンライン環境があれば働けます。
フリーランスのWebマーケターの年収は、300〜400万円の人が最も多いです。
フリーランスのフルリモート案件に関するQ&A
ここでは、フリーランスのフルリモート案件に関するQ&Aについてまとめます。
フルリモート案件に向いている人の特徴は?
フルリモート案件に向いているのは、フルリモートを希望する理由が明確な人です。具体的な理由がない場合、フルリモートにこだわらないほうが案件の選択肢を増やせます。
また、フルリモート案件は1人で作業する必要があるため、孤独に耐えられる人が向いています。上司が近くにいるわけではないので、自己管理のスキルも重要です。
未経験・初心者でもフルリモート案件獲得は可能?
未経験・初心者でも、一部の仕事ではフルリモート案件の獲得を目指せます。たとえば、初心者向けのライターの案件なら、フルリモートでも対応可能です。ただし、基本的には、フルリモート案件を獲得するにはスキルや経験が求められます。
フルリモート案件に参画する際に役立つツールは?
フルリモート案件に取り組む場合、自分が対応すべき仕事を着実に管理するためにタスク管理ツールが役に立ちます。また、作業中のファイルの保存先としては、オンラインストレージがおすすめです。オンラインストレージなら、いつでもどこでも必要なデータを閲覧できます。
さらに、インターネットを介してクライアントの重要な情報をやり取りするため、セキュリティ対策も重要です。セキュリティソフトを活用し、ウイルス感染などを防止しましょう。
まとめ
エンジニアのように、納品物の要件が明確で、オンラインのコミュニケーションで事足りる案件はフルリモートに向いています。
フルリモート案件は人気で、高いスキルを要求されるケースが多いものです。働き方の向き不向きもあるため、まずはキャリアに応じた常駐案件、一部リモートの案件で実績を積み、徐々にフルリモートにシフトしていくとよいでしょう。
ITプロパートナーズは、IT系のフリーランスを対象にリモート可能な案件を多数紹介しています。フルリモート案件に興味がある人は、ぜひITプロパートナーズにご登録ください。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
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