フリーランスが辛い事10選!経験者の本音や解決策・魅力も紹介

こんにちは、ITプロマガジンです。

フリーランスは、不安定な収入や仕事とプライベートの切り替えの難しさなどで辛さを感じることがある働き方です。しかし、向いている人にとっては多くのメリットがある働き方でもあります。フリーランスになって辛い経験をしないためには、辛くなる具体的な理由や会社員と比較した時のメリットを認識して検討することが大切です。

この記事では、フリーランスが辛いと感じる理由や会社員と比較した際のメリット、辛い時の解決策を解説します。フリーランス生活をリアルにイメージできる内容になっているので、ぜひ参考にしてください。

フリーランスの単価の伸ばし方

「必要以上に安売りをしてしまう」「市場感より高い単価で参画してしまいトラブルになる..」

フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。

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フリーランスの辛いこと10選

代表的なフリーランスの辛いことは以下の10項目です。

  1. 収入が不安定でストレスになる
  2. 仕事・休日の切り替えが曖昧になる
  3. 福利厚生・老後に不安がある
  4. 経費を自分で負担する必要がある
  5. 確定申告などの手続き・事務作業が大変
  6. 自己管理が難しい
  7. 一人での仕事が孤独
  8. 営業・案件探しが難しい
  9. 各種審査で不利になりやすい
  10. 自己解決のスキルが求められる

それぞれ具体的な内容を解説します。

1.収入が不安定でストレスになる

フリーランスの辛い点として挙げられるのが、収入の不安定さです。会社員に比べて収入の安定性が低いため、将来への不安が常につきまといます。

例えば会社員の場合、毎月一定の給与を得られるのが一般的ですが、フリーランスは案件が途切れると収入がゼロになるかもしれません。そのため、現状で稼げていても、先が見えずに辛く感じる場合もあります。

さらに、怪我や病気で働けなくなった際、休んでも会社員のように収入は保証されません。このような状況が、フリーランスが辛いと思う原因になっています。

フリーランスの平均年収は?職種別の給料相場と収入アップのコツ

2.仕事・休日の切り替えが曖昧になる

フリーランスは、仕事と休日の境界が曖昧になることが多い働き方です。特に、自宅で仕事をしていて、仕事とプライベートのスペースが区切られていない場合、心の切り替えが難しいことがあります。

例えばフリーランスの方で、自宅での仕事に集中できず、スケジュール管理が上手くできなかった場合、休日なしで働く必要が出てくることもあります。また、休みが取れたとしても、仕事のことが気になってリフレッシュできないこともあるでしょう。

このような生活が心身の負担となり、辛いと感じる原因になります。

3.福利厚生・老後に不安がある

フリーランスは、福利厚生の面での悩みや不安を抱えて辛いと感じるケースもあります。福利厚生がないと、老後や日常生活の負担が増えるからです。

例えば、一般的な会社員が享受できる厚生年金や雇用保険をフリーランスは受け取れません。国民年金は厚生年金に比べて将来受け取れる金額が少なくなるため、老後の生活が心配になるケースがあります。

また、住宅手当や社員食堂、レジャー施設の割引など、会社の福利厚生を利用することもできず、会社員に比べて負担に感じるケースもあるでしょう。このような福利厚生がないことも、辛さを感じることにつながっています。

フリーランスの詳しい年金事情については、以下の記事をご覧ください。

フリーランスがもらえる年金の金額や払わないリスク、老後の対策を解説

4.経費を自分で負担する必要がある

フリーランスは、経費面での負担の大きさを辛いと感じることもあります。交通費や取引先との食事代、仕事に必要な道具の購入費用など、多くの経費を自己負担する必要があります。

例えば、パソコンのような高額な仕事道具も自分で購入しなければなりません。

また、ウイルス対策や故障時の修理費用なども全て自分で負担することになります。これらの出費は、経費として計上することで税金の節約ができます。しかし、必要経費の多くの割合を支出することには変わりはありません。

このような、事業に必要な経費を全て負担する必要があるのがフリーランスの辛い点です。

フリーランスの経費については、以下の記事をご覧ください。

フリーランスが経費にできるものは?どこまで計上できるかも解説

5.確定申告などの手続き・事務作業が大変

フリーランスとして働く場合、確定申告や事務作業などを自分でしなければなりません。

会社員の場合は経理担当者が行うのが一般的なので、確定申告や事務作業に多くの時間を取られるのが辛く感じることもあるでしょう。

例えば、領収書の保管や収支の記録、請求書の発行作業などが挙げられます。これらは会社員の時には必要なかった手続きですが、フリーランスにとっては避けられない作業です。

このような確定申告や事務作業によって生じる時間的、精神的な負担を辛いとフリーランスは感じています。

フリーランスの確定申告については、以下の記事をご覧ください。

フリーランスの確定申告のやり方は?必要ないケースや節税のコツも紹介

6.自己管理が難しい

フリーランスは働き方が自由な反面、高い自己管理能力が求められるので、管理が苦手な人にとっては辛いものです。仕事量や体調、スケジュールなど多くのことを調整し、仕事を円滑に進めなければなりません。

日々の体調管理やモチベーションの維持はもちろん、自宅での仕事においてダラダラせず、常に高パフォーマンスを発揮できるスキルが必要です。フリーランスは基本的に自由なので生活習慣が乱れやすく、体調が崩れたり仕事が思うように進まなかったりすることもあります。

このようなリスクを抱えながら自己管理をしていくことに、フリーランスは辛さを感じています。

7.一人での仕事が孤独

フリーランスは1人で働くことが多いので、孤独を感じて辛くなりやすい働き方です。会社員と違い自宅やカフェ、コワーキングスペースなどでの仕事が主となるので、孤独を感じやすい環境と言えます。

例えば、同僚と同じ空間で成果を上げるために働くといった感覚を得るのは難しいでしょう。また、休憩中に雑談をする相手がいないこともあります。プロジェクトベースでチームを組むことはあるものの、会社員のような所属感は無いのが一般的です。

この孤独感が精神的な負担となり、フリーランスは辛いと感じることにつながっています。

8.営業・案件探しが難しい

フリーランスが辛いと感じる要素として、営業・案件探しの難しさが挙げられます。多くのフリーランスは定期的に新しい案件を獲得しなければならず、これが辛いと感じる原因になることもあります。

具体的には、「案件を探している時間は収益が発生しない」「自己プロデュースや交渉が苦手」などが挙げられます。案件を獲得したとしても、継続して依頼がこなければまた案件探しや営業をしなければなりません。

そのため、エージェントの活用や効率的な案件探しの方法を身につけ、負担を軽減することが重要です。

フリーランスの仕事の探し方・取り方11選!案件を継続するコツも紹介

9.各種審査で不利になりやすい

フリーランスは社会的な信用が会社員に比べて低く見られやすく、辛いと感じる人もいます。

住宅ローンやクレジットカードの審査を受ける際、安定した収入のある会社員と比較して審査が通りにくかったり、審査に通る金額が少なかったりする可能性があるのです。

しかし、これは一時的な問題でもあります。しっかりとした実績や信用を築き上げれば、審査に通る可能性も高くなるでしょう。

徐々に改善していく問題ではありますが、フリーランスになった初期は思うように審査が通らず、辛さを感じる原因になります。

フリーランスの住宅ローンについては、以下の記事をご覧ください。

フリーランスは住宅ローンを組める?審査を通過する6つのポイント

10.自己解決のスキルが求められる

フリーランスは問題が起こっても自己責任になるため、自己解決のスキルが求められます。

例えば、仕事中にトラブルが発生した際、会社員ならば上司や同僚がフォローしてくれますが、フリーランスは自ら解決するのが基本です。業務上の問題を自分で解決するための思考法や情報収集の能力が必要になります。

また、場合によってはクレーム対応や損害賠償を求められるケースもあるので、損害保険などでリスクを抑えることも大切です。

このように、高い自己解決スキルが必要なことに、フリーランスとしての辛さを感じることがあります。

現役フリーランスに聞いて分かった辛いことや不安とは?

IT起業家やフリーランスの仕事探しをサポートするITプロパートナーズは、サービスを利用しているフリーランス57名に対して「フリーランス実態調査」を実施しました。ここでは、そのなかの「フリーランスになって不満・不安な点」についてのアンケート結果を紹介します。

将来への不安を感じているフリーランスの意見は以下の通りです。

  • 福利厚生などがないため、将来的な不安がある
  • いつまでエンジニアとして活躍できるのかの見通しが分からない
  • 契約が切られる不安がある

年金に対する不安や、現在の仕事が続くか分からない不安、いつ仕事が無くなるか分からない不安を抱えているようです。

会社員との違いから、不満や不安を感じているフリーランスの意見は以下の通りです。

  • クレジットカードの審査に通過できない。社会的信用度の無さは想定していた以上
  • 労務周りや確定申告などが面倒
  • 健康保険料や国民保険料が高い
  • 雇用保険に加入できない
  • 税金や保険は誰もやってくれないのに労働内容は会社員と同じ状態

各種保険料の違いや、会社員時代は経理の人がしていた作業を自分がしなければならない点に不満や不安を感じているようです。

フリーランスが抱えやすい不安とは?原因や解消法を解説

辛いと言われることが多いフリーランスの職種

辛いと言われることが多いフリーランスの職種は、主に以下の3つです。

  • フリーランスエンジニア
  • フリーランスデザイナー
  • フリーランスライター

各職種が辛いと言われる理由を解説します。

フリーランスエンジニア

フリーランスエンジニアの仕事が辛いと言われるのは、絶えずスキルアップや最新情報のキャッチアップが求められるからです。この業界は変化が激しく、例えばノーコードの開発ツールの進化や、ChatGPTのような生成AI(人工知能)の台頭といったことが挙げられます。そのため、エンジニアとしての市場価値が下がることへの不安を感じる人も少なくありません。さらに、スキルアップのためのセミナーや書籍代の経費を自分で出す必要があり、経済的な負担から辛いと感じることもあります。

フリーランスエンジニアがやめとけと言われる理由については、以下の記事をご覧ください。

フリーランスエンジニアはやめとけと言われる理由と実情とは?

フリーランスデザイナー

フリーランスデザイナーが辛いと言われる理由も、エンジニアと似たような部分があります。

デザインの世界でも、最新のトレンドに合わせてスキルや知識を更新し、市場価値を高めていかなければなりません。

また、ツールの進化によりシンプルなバナー制作などは簡単にできるようになり、生き残るためのハードルが高くなっています。

さらに、大手企業がWebデザインを内製化する動きが見られるため、フリーランスの需要が減少するかもしれないという不安から、辛いと感じているケースもあります。

フリーランスWebデザイナーに関する詳しい情報は、以下の記事をご覧ください。

フリーランスWebデザイナーになるには?厳しさや魅力も未経験向けに解説

フリーランスライター

フリーランスライターが辛いと言われる理由は、単価が低い傾向にあることや、参入障壁が低いところです。

特に初心者の頃はライターとしての実績や経験が少ないため、記事1本の単価が低くなります。働いても十分な収入が得られず、経済的な辛さを感じるライターも少なくありません。

また、参入障壁が低いため、競合が非常に多い職種です。競合と差別化するには、それなりの実績や専門分野が必要になります。案件を獲得したとしても、短期・単発案件が目立つため、営業活動を繰り返すことになるのも辛いところです。

フリーランスライターに関する詳しい情報は、以下の記事をご覧ください。

フリーランスライターになるには?具体的な手順と稼ぎ方・案件獲得法

会社員と比較したフリーランスのメリット

フリーランスは辛いことも多いですが、会社員と比較した時のメリットもあります。具体的には以下の3つです。

  • 収入アップの可能性が広がる
  • 働き方の自由度が高い
  • 定年退職がない

フリーランスならではのメリットを詳しく解説します。

収入アップの可能性が広がる

会社員の給与は、昇進や昇給を待たなければ給料が上がらないケースが多く、収入アップの可能性が限定的で時間もかかります。一方フリーランスは、成果を出すほど単価が上がるため、収入アップの可能性が広がるのがメリットです。具体的には、大手企業との取引実績を作ったり新たなスキルを習得したりすることで、高単価の案件を獲得しやすくなります。

さらに、フリーランスは案件の数や内容も選べるため、自らの努力で収入を増やすことが可能です。自分のスキルを収入に直結させたい人にとって、フリーランスの働き方は魅力的に感じるでしょう。

働き方の自由度が高い

フリーランスは会社員に比べて働き方の自由度が高いのもメリットです。一般的な会社員と比較すると、フリーランスは働く場所や時間帯、曜日を自分自身で選択できます。

例えば、カフェや海外のリゾート地でリモートワークをする、家族の生活に合わせた柔軟な働き方をするなどが可能です。自分のライフスタイルに合わせて仕事を調整できるので、プライベートを大切にした生活を送れます。

定年退職がない

フリーランスは定年退職がないこともメリットです。

会社員として勤める場合、定年で退職するのが一般的です。しかしフリーランスならば、働きたい年齢まで継続して仕事ができるので、70歳、80歳を超えても社会で活躍し続けることが可能です。定年退職がないことは、老後の資金確保という観点でもメリットになります。

さらに、仕事が好きで、それを続けること自体が生きがいと感じる人にとっては、定年の概念がないことは非常に魅力的です。

このようにフリーランスの働き方は、自分が目指すライフスタイルや老後資金によって、仕事の辞め時を自分で決められるメリットがあります。

詳しいフリーランスのメリット・デメリットは以下の記事をご覧ください。

フリーランスのメリット・デメリットとは?独自調査と共に紹介

フリーランスは辛いと感じる時の解決策

フリーランスが辛いと感じる時は、以下の解決策を講じることをおすすめします。

  • 複数案件の掛け持ちをする
  • 各種手続きを簡単にする工夫をする
  • オン・オフの区別を明確にする

それぞれ具体的に解説します。

複数案件の掛け持ちをする

フリーランスとして、収入や案件に関する辛さを解消するには、複数の案件を掛け持ちすることが効果的です。案件が複数あることで収入が安定し、心に余裕が生まれます。フリーランスの案件は、クライアントの事情により急に終了することもあります。そのような時、案件の数が少ないと収入が大幅に減少して不安を感じる人もいるでしょう。

また、案件数が少ない時に突如クライアントから契約を終了されると、焦って自分のスキルに合わない案件や低単価の案件を受けてしまい、後悔する可能性があります。しかし、複数の案件を持っていると、焦らずに自分のスキルや希望に合った仕事をじっくりと探せるでしょう。

各種手続きを簡単にする工夫をする

事務作業や確定申告など、各種手続きに辛さを感じるフリーランスの悩みを解消するには、手続きを簡単にする工夫を行います。

各種手続きを効率的に進めるための方法の1つは、クラウド型会計ソフトを利用することです。具体的には「freee」や「MoneyForward」のようなサービスを用いることで、レシートや請求書のデータ入力や、確定申告の手続きを効率化できます。このようなデジタルツールを活用することで、煩雑な手続きをシンプルに済ませることが可能です。

それでも専門的な知識が必要と感じた場合や、時間をさらに節約したいと考えるならば、税理士への依頼を検討しましょう。費用はかかりますが、専門家のアドバイスを受けながら確実に手続きを進められます。

オン・オフの区別を明確にする

フリーランスがオン・オフを明確に区別するには、自分でルールを決めなければなりません。フリーランスは一般的な会社員と違い、明確な出勤・退勤の時間が設定されていないため、オン・オフが曖昧になりがちです。そのため、自分自身でオン・オフの区別をしっかりとつけることが重要になります。

例えば、毎日10時から19時までを仕事の時間と決めて、それ以外の時間帯は趣味や休息に充てるようにルール化します。また、家のなかに仕事専用の場所を作ることも効果的です。特定の部屋やデスクを仕事専用として使用することで、そこを離れればオフモードに切り替えられます。このように、自分なりのルールを設けることで、オン・オフが明確になり安定した生活が送れるでしょう。

常にスキルアップを意識する

スキルアップを維持するのも重要です。

まず、当然ながら高いスキルを持っているフリーランスは貴重なためクライアントからの需要が高く、案件を確保しやすくなります。また、スキルが高ければ案件の単価・条件の交渉でも有利になり、自分の希望する報酬・働き方が認められる可能性も高まるでしょう。

さらに、フリーランスとして長期的に活躍しやすくなるというのも重要なポイントです。ITやデザイン、マーケティングなどのあらゆるスキルは、市場環境の変化によって陳腐化してしまう恐れがあります。しかし常にスキルを磨き続けることで自身の優位性を保ち、活躍しやすくなるのです。

フリーランスに必要なスキル一覧!基礎編/職種別に分けて紹介

正社員への再就職も検討する

フリーランスでの仕事や生活が辛くてどうしようもなく、その原因がフリーランスである限り解決できないという場合は、再就職して正社員になるのも選択肢の1つです。

フリーランスには収入や自由度などさまざまなメリットがありますが、一方で誰もが成功するという簡単なものではなく、なかにはどうしてもフリーランスに向かないという人もいます。他にも、「経理・財務や社会保険などの手続きはできるならせずに自分の仕事に集中したい」「仲間と一緒に規模の大きな仕事がしたい」という場合は会社に所属する方が適しているでしょう。

なお、フリーランスが再就職を目指す際のポイントについては以下の記事で詳しく解説しています。

フリーランスから正社員になるには?転職・再就職のコツと注意点

フリーランスになって辛くならないためのポイント

フリーランスになって辛くならないためのポイントは以下の3つです。

  • ある程度の生活資金を確保しておく
  • 副業として始める
  • 自分に向いているか十分に検討する

フリーランスとして活動する前にこのポイントを意識しておくことで、リスクを抑えられます。

ある程度の生活資金を確保しておく

資金面での辛さを抑えるには、生活資金の確保が重要です。収入が不安定になりやすいフリーランスは、急な収入減少を乗り越えられるよう、生活資金を十分に確保しておく必要があります。

資金が少ないと、心理的なプレッシャーや収入への不安感が大きくなりかねません。その結果、実績にならない案件ばかり受け入れてしまったり、スキルアップのための時間を確保できなかったりする可能性があります。フリーランスは実績やスキルを積み上げながら単価を上げていくものなので、このような状態が続けば悪循環に陥ってしまいます。

対策としては、最低でも半年から1年間、無収入でも生活できる金額を生活資金として確保しておくのがおすすめです。

副業として始める

フリーランスになって辛くならないためには、副業からスタートするのが効果的です。突然の独立は未知のリスクを伴うため、安全策としてまずは副業をしてみましょう。副業から始める利点は、安定した本業の収入があるなかで、フリーランス活動の流れや特性を学べることです。また、副業時代に得た経験やノウハウは、完全独立時の大きな武器となります。

さらに、副業をしながらの活動は、業界の関係者や将来的なクライアントとのネットワーク作りのチャンスでもあります。例えば、副業エンジニアとして複数のクライアントと関係を構築しておけば、独立したことを伝えた時に案件を紹介してもらえるかもしれません。

副業からのスタートは、リスクを最小限に抑えつつ、フリーランスとしての経験を積む有効な方法と言えます。

副業フリーランスの始め方は?メリット・注意点とおすすめ職種

自分に向いているか十分に検討する

フリーランスには、向いている人とそうでない人がいるので、自分が向いているのか見極めることも重要です。フリーランスという働き方は自由度が高い一方、自分が全ての責任を背負うことになります。そのため、自らの性格やスキル、価値観に合致しているかどうかを事前に検討しておきましょう。

フリーランスに向いていない人の特徴は、金銭や仕事の管理が苦手な人や、環境の変化に不安を感じる人などが挙げられます。例えば、固定の給料を受け取ることに安心を感じる人や、同じ仕事を続けることに落ち着きを感じる人は、フリーランスの不安定さや変化の多さを辛く感じるかもしれません。

フリーランスの働き方を把握したうえで自分の特性やスキルを客観的に見つめ、冷静に判断することが大切です。

フリーランスに向いている人や向いていない人の特徴は、以下の記事をご覧ください。

フリーランスに向いている人・向いてない人の特徴とは?

フリーランスにおすすめの仕事の探し方

フリーランスの仕事探しには、フリーランスを対象に仕事探しをサポートしてくれるフリーランスエージェントの利用がおすすめです。担当者がスキルや経験に合う案件を紹介してくれるので、営業活動の手間を大幅に減少できるうえに、安定して仕事を確保しやすくなります。他の仕事探しの方法に比べ、比較的単価が高いケースや契約条件が良いケースが多く、安定した収入を得るために有効なサービスです。

さまざまなフリーランスエージェントがありますが、なかでもおすすめのサービスは、IT関連の仕事探しをサポートするITプロパートナーズです。専属エージェントが希望に合う案件をご紹介するので、スキルを活かせる仕事を獲得できます。また、週2〜3日からの案件もあり、自由な働き方を実現可能です。エンド直の高単価案件のご紹介や、継続的なサポートの実施により安定した収入が期待できるので、不安定な収入が辛いと感じるフリーランスの方にもおすすめです。

まとめ

フリーランスは、不安定な収入や自己管理の難しさなどの辛いことがある一方、スキルと経験を積むことで、収入アップや自由な働き方が実現できるというメリットがあります。ただし、まずは副業から始めてみて、十分な生活資金を用意して検討しましょう。もし、フリーランスが辛いと感じるのであれば、紹介した解決策を試してみてください。

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