フリーランスの1日の流れ・スケジュールは?職種別の働き方実態

こんにちは、ITプロマガジンです。

フリーランスは稼働時間や稼働日数を自分の都合に合わせて設定しやすく、自由に働きやすいです。とはいえ、具体的にどのような働き方をしているのか想像しにくいと感じている人もいるでしょう。

この記事では、フリーランスの一日の流れやスケジュールを紹介します。職種ごとのスケジュールやフリーランスとして働くメリット・デメリットについても解説するので、ぜひ参考にしてください。

フリーランスの単価の伸ばし方

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フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。

ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。

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フリーランスの一日の流れ・スケジュール

フリーランスの一日の流れやスケジュールは、常駐型と在宅型で異なります。ここでは、それぞれの一般的な一日の様子について紹介します。

常駐型フリーランスの場合

常駐型フリーランスは、クライアントの企業に出勤して働きます。現場のミーティングに参加する場合もあり、フリーランスでありながら正社員に近い働き方をします。常駐型フリーランスの一日の過ごし方の例をあげると、以下の通りです。

  • 6:30:起床
  • 7:00:朝食
  • 8:00:出勤
  • 9:00:企業で業務開始
  • 12:00:ランチ
  • 13:00:業務再開
  • 17:30:業務終了
  • 18:30:帰宅
  • 19:00:夕食
  • 19:30:片付け・家事
  • 20:00:風呂
  • 21:00:自由時間
  • 23:00:就寝

在宅型フリーランスの場合

在宅型フリーランスは出勤が必要なく、自由な時間が比較的多くあります。成果物を納品して報酬を得る案件であれば、特に働き方を調整しやすいです。在宅型フリーランスの一日の過ごし方の例をあげると、以下の通りです。

  • 7:30:起床
  • 8:00:朝食
  • 8:30:軽い運動(ストレッチ・散歩)
  • 9:30:メールチェック
  • 10:00:案件着手
  • 12:30:ランチ
  • 13:00:オンラインミーティング参加
  • 14:00:メールチェック
  • 14:30:案件着手
  • 18:00:翌日のスケジュール確認
  • 18:30:業務終了
  • 19:00:夕食
  • 19:30:片付け・家事
  • 20:00:自由時間
  • 22:00:風呂
  • 23:00:自由時間
  • 24:30:就寝

現役フリーランスの一日の流れ・スケジュール

フリーランスはそれぞれ働き方が異なるため、職種や仕事内容によっても一日の流れやスケジュールは異なります。ここでは、現役フリーランスの一日の様子について紹介します。

フリーランスエンジニア

フリーランスエンジニアは大規模なプロジェクトに関わる場合も多く、クライアントの企業に出向いて働くケースもよくあります。フリーランスエンジニアのkerubitoさんは、常駐案件の場合、9時に出勤してメールのチェックや雑務などをまず行います。

その後は開発案件などのMTGに時間を費やしています。昼休憩の後、午後は設計作業やコーディング、シナリオ作成を行い、19時に帰宅するという1日の流れです。

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フリーランスWebデザイナー

フリーランスWebデザイナーも、企業に出社して業務に取り組むパターンがよくあります。フリーランスWebデザイナーの SAKUさんは、10時に出社してメールチェックを行い、社内のミーティングに参加しています。

その後、デザインやディレクションの業務をこなし、12時に昼食を取りました。13時から別のミーティングに参加し、再びデザインやディレクションの業務を進める流れです。なお、日によってはリモートで業務に取り組む場合もあるそうです。

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フリーランスライター

筆者はフリーランスライター歴6年であり、主に在宅で仕事をしています。基本的には毎朝7時に起き、8時頃までに朝食や身支度を整えています。その後、犬の散歩に行って体を動かすのが日課です。帰宅して9時頃から業務を開始します。

スケジュールの確認とメールチェックを経て案件に着手するのがいつもの流れです。12時頃に昼食を食べ、13時頃から仕事を再開します。18時頃まで働いたら、夕食や風呂を済ませます。その後は自由時間ですが、忙しいときは再び仕事に取り組む場合もあります。

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ママフリーランス

ママとして子育てをしながらフリーランスとして働いている人もいます。フリーランスは働く時間を自由に設定できるため、長期休みに子供の面倒を見ながら仕事をこなしているケースもあります。ママフリーランスのMarieさんは、夏休み中のある日の午前中は外に子供を連れて遊びに出かけました。

13時半からのミーティングに備えて帰宅し、ミーティングを終えた後は子供とおやつを食べたそうです。15時半過ぎに子供を習い事へ送って一旦帰宅した後、30分後に迎えに行く流れでした。

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フリーランスの平均稼働時間

フリーランス白書2023で公開されている調査結果によれば、フリーランスの月間の稼働時間として最も多かった回答は140時間〜200時間未満です。週休2日と仮定すると月間の稼働日数は約20日であり、1日の稼働時間は7時間〜10時間程度だとわかります。

フリーランスは働く時間を自由に設定できる場合が多いですが、実際には会社員と同程度の時間業務をこなしている人が多いようです。

ちなみに、弊社ITプロパートナーズで稼働されているフリーランスを対象に、「フリーランスとして週何時間の稼働をしているか?」という質問に対しての回答は以下の通りでした。

週40時間以上という回答が過半数を占めており、やはり会社員と近しい稼働をされている人が多いようです。

フリーランスと会社員の一日のスケジュールの主な違い

フリーランスと会社員は、一日のスケジュールについてさまざまな違いがあります。ここでは、それぞれの主な違いについて解説します。

稼働時間・日数

そのとき対応している案件にもよりますが、基本的にフリーランスは稼働時間や日数を自分で自由に決められます。プライベートの予定に合わせ、スケジュールを調整することも可能です。また、稼働時間を自由で決められる場合、休日の土日も利用して柔軟に働けます。基本的に1人で業務をこなすため、会社員のように周囲のスケジュールに合わせる必要がありません。

ただし、フリーランスでもプロジェクトに参画して働く場合は、稼働時間や日数が指定されるパターンが多いです。周囲の人の業務の状況にも配慮しながら働く必要があります。

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出勤時間

会社員は出勤時間について明確な定めがありますが、フリーランスはクライアントとの特別な取り決めがない限り働く時間は自由です。何時から何時まで働くか自由に決められ、休日も自分で設定できます。そのため、たとえば平日に休み、土日に仕事をしている人もいます。夜間や早朝の時間を活用して働くことも可能です。

残業時間

フリーランスは働く時間が特に決まっておらず、残業時間の概念もありません。働いた時間に対してではなく、成果物を納品したり、一定の成果を出したりすることに対して報酬が支払われるケースが多いからです。そのため、よりじっくり仕事に取り組みたい場合は、必要に応じて自由に稼働時間を長く取ることも可能です。

フリーランスとして働くメリット

フリーランスとして働く場合、さまざまなメリットがあります。ここでは、具体的にどのようなメリットがあるか解説します。

実績やスキル次第で高収入を稼げる

フリーランスは企業に雇用されているわけではなく、収入の金額が決まっていません。獲得する案件に応じて報酬を得られます。案件によって設定されている単価はそれぞれ異なり、より高度なスキルや経験が求められる場合は高単価である傾向があります。

そのため、フリーランスとして高い実績やスキルがあれば、高単価案件の獲得により高収入を稼げる可能性があるでしょう。努力次第では、会社員として働くよりも高い年収を狙えます。

働く時間・場所の自由度が高い

フリーランスは、働く時間や場所の自由度が高いという特徴もあります。成果物を納品して報酬を得るというパターンも多く、求められているものを期日までに完成させられるならいつどこで働いても構いません。

たとえば、昼間に家で仕事をするだけでなく、夜間に空いているカフェで働くというワークスタイルも実現できます。すでに紹介した通り、時間や場所の融通が利きやすいというメリットを活かし、子育てをしながらフリーランスとして働いている人もいます。

仕事を選ぶことができる

フリーランスは1つ1つの案件を個別に受注するため、自分の希望や都合に応じて仕事を選べます。たとえば、あまり興味を持てない案件を断ったり、自分のキャリアアップに繋がりそうな案件を選んで受注したりすることも可能です。

会社員として働いている場合、勤め先から指示された仕事は基本的に断れません。やりたくないと思っても、責任を持って対応する必要があります。フリーランスは企業に雇用されているわけではなく案件ごとに契約するため、それぞれの案件について対応可否を個別に検討できます。

人間関係のストレスが減る

フリーランスになると、人間関係のストレスも減らせます。特に在宅で働くフリーランスの場合、仕事は基本的に家で1人で進めるため、合わない上司や同僚との関係に悩む心配がありません。

フリーランスとして企業に常駐して働く場合、プロジェクトに携わっている間は人間関係を構築する必要があるものの、直接的な関わりを持つのはあくまでもプロジェクトの期間中のみです。たとえ苦手なメンバーがいても、プロジェクトを終えれば関わらなくて済むようになります。

フリーランスとして働くデメリット

フリーランスという働き方にはさまざまなメリットがあるものの、デメリットと言える部分があるのも事実です。ここでは、フリーランスとして働くデメリットについて説明します。

収入が不安定になる

フリーランスは収入の保証がなく、不安定です。案件ごとに契約して報酬を得るため、案件を受注できなければ思うように収入を確保できないリスクがあります。特にフリーランスとして独立したばかりのうちは、スムーズに案件を獲得できないケースも珍しくありません。独立後の生活を維持するためには、フリーランスになる前にある程度の貯金をしておいたほうが安心です。

また、フリーランスとして収入を安定させるには、常に仕事の依頼が舞い込むような工夫をする必要があります。人脈を活用したり、SNSで実績を発信したりするのも1つの方法です。一定以上のスキルや実績があれば、フリーランスエージェントに高単価な案件を紹介してもらえる可能性もあります。

長時間労働になる可能性がある

フリーランスは、長時間労働になるケースもあります。契約にもよりますが、フリーランスは成果に応じて報酬が支払われるパターンが多いです。そのため、求められている成果を出すために、予想以上に時間がかかる場合もあります。案件を多く受注できれば収入も増やせますが、時間が足りず休日にも仕事をしなければならなくなる可能性もあるでしょう。

もちろん、フリーランスの中には、仕事内容が好きであえて長時間働いている人もいます。ただし、人によっては自分が想定している以上の長時間労働になる可能性もあるため、うまく調整できるようになることが大切です。

事務作業を行う必要がある

フリーランスは案件を受注してこなすだけでなく、事務作業もすべて自分で対応する必要があります。会社員であれば社会保険料の納付や確定申告などの手続きは勤め先が代行するため、自ら対応する必要はありません。しかし、フリーランスは、それらも自分で行う必要があります。事務作業にはある程度の時間がかかるため、案件に取り組む時間以外も確保できるようスケジュールを調整しましょう。

自己管理を徹底する必要がある

フリーランスは、自己管理の徹底も重要です。フリーランスは働き方の自由度が高いですが、何か問題が発生した際もすべて自分の責任で対応する必要があります。

自己管理ができていないとスケジュールに余裕がなくなり、案件に取り組む時間をうまく確保できなくなる恐れがあります。期日までに納品できなければ信用が落ち、その後は受注できなくなるリスクもあるため、注意が必要です。また、体調を崩して思うように仕事を進められなくなった場合も同様であるため、自己管理の徹底を意識しましょう。

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フリーランスとして稼働に余裕を持たせた働き方をするには?

フリーランスが余裕を持って働くには、どうすればよいのでしょうか。ここでは、フリーランスとして稼働日や時間に余裕を持たせて働く方法を解説します。

エージェントでフルタイム以外の案件を探す

フリーランスは、必ずしも会社員のようにフルタイムで働く必要はありません。稼働時間や稼働日数を限定して働くことも可能です。エージェントで仕事を探すと、希望する稼働時間や稼働日数に合致する案件の紹介を受けられます。

たとえば、弊社ITプロパートナーズでは、週2〜3日の稼働で対応できる案件を多く扱っています。エンドクライアントとの直接契約により高単価を実現しているため、効率的に収入を得ることが可能です。

目標収入を決めて無理のない範囲で働く

フリーランスとして働くうえでは、事前に月間の目標収入を決めておくことも大切です。あらかじめ目標収入を定めておけば、無理のない範囲で働きやすくなります。突発的な依頼があっても、自分の稼働状況を見極めて冷静な判断ができるでしょう。

目標収入が決まっていると、収入と仕事量のバランスも調整しやすくなります。フリーランスとして長く活躍するには無理をしないことも大切であるため、自分に合う目標収入を定めて働きましょう。

まとめ

フリーランスは働き方が自由であり、人によって一日の流れやスケジュールが異なります。今回は一部の例を紹介しましたが、実際にはより幅広い働き方をしているフリーランスがいる可能性があります。クライアントとの契約にもよりますが、依頼された仕事を問題なくこなせるなら、自分の都合に合わせて自由な働き方を実現可能です。

働き方が自由な分、フリーランスにはさまざまなメリットがあります。ただし、デメリットも複数あるため、それぞれを理解したうえで仕事に取り組むことが大切です。自己管理を徹底しながら、無理のない範囲で仕事に取り組みましょう。

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