クラウドソーシングの種類には何がある?総合・職種別に分けて紹介

こんにちは、ITプロマガジンです。

今回はクラウドソーシングサイトには、どのような仕事があるのか知りたい方に向けて、

  • クラウドソーシングサイトの種類
  • 種類別のクラウドソーシングサイト

について詳しく解説します。またクラウドソーシングサイトを利用するメリットも紹介しているので、ぜひ最後までご一読ください。

なお、おすすめのクラウドソーシングを教えて欲しい!という方は以下の記事をご覧ください。

▶︎ クラウドソーシングおすすめ15選!初心者が副業で稼げるサイトとコツ

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クラウドソーシングとは

クラウドソーシングサイトとは、インターネットを通じて様々な業務を外部の人材に業務委託する業務形態のことです。業務のやり取りは、クラウドソーシングサイト上ではおこなわれ、契約から納品まで完結するのが一般的です。単発で応募できるタスクや、業務経験やスキルによって企業から直接スカウトされて受注に至るケースもあります。

クラウドソーシングサイトは、コスト削減や時間短縮など目的として活用されており、企業や個人事業主が利用しています。

クラウドソーシングとは?主な仕事内容から利用する際の注意点まで解説

クラウドソーシングには2つの種類がある

クラウドソーシングには2つの種類があります。

  • 総合型のクラウドソーシングサイト
  • 特化型のクラウドソーシングサイト

それぞれの特徴を紹介します。

総合型のクラウドソーシングサイト

総合型のクラウドソーシングサイトとは、多種多様な業務を募集しているサイトになります。登録者も多いため、案件の種類も幅広く掲載されているのが特徴です。初心者でも簡単にこなせるタスク案件もあります。

案件数が豊富にあるため、自分に合う業務を探せることから「これからクラウドソーシングサイトで応募したい」「得意な部分を活かす案件を見つけたい」という人におすすめです。

特化型のクラウドソーシングサイト

特化型のクラウドソーシングサイトとは、ライティングやプログラミングなどの特定の業務に特化したサイトのことです。特化型のクラウドソーシングサイトでは、専門的なスキルを持った人が多く登録しているのが特徴です。

求めている仕事が豊富に用意されており、報酬も高いため実績やスキルに自信がある人におすすめです。

クラウドソーシングで依頼・受注できる仕事の種類

クラウドソーシングで依頼や受注できる仕事の種類は以下の通りです。

  • システム開発系
  • Webデザイン、ホームページ作成
  • スマホアプリ開発
  • メンバー募集
  • デザイン(ロゴなど)
  • ライティング
  • ネーミング
  • 写真、画像、動画作成
  • CG作成
  • 音楽作成
  • 翻訳通訳

総合型のサイトでは、上記の仕事を多く掲載しています。反対に特化型のサイトは、1種類に対して多く案件数をそろえています。

クラウドソーシングサイトおすすめ15選!初心者が副業で稼ぐコツとは

総合型のクラウドソーシング5選

総合型の主なクラウドソーシングサイトは以下の5つです。

  • Lacers(ランサーズ)
  • CrowdWorks(クラウドワークス)
  • coconala(ココナラ)
  • シュフティ
  • Job-Hub(パソナグループ)

それぞれの特徴を紹介します。

1.Lacers(ランサーズ)

引用元:Lancers

Lancers(ランサーズ)は、国内最大規模の総合型クラウドソーシングサイトの一つです。Webデザインやライティングなど、様々な案件を扱っています。また利用者自身でスキルを出品できるパッケージ機能も搭載。一度、出品すれば利用者が応募をすることでやりとりができます。

2.CrowdWorks(クラウドワークス)

CrowdWorks(クラウドワークス)は、ランサーズと同じく国内で最大級の総合型クラウドソーシングサイトです。大手企業や、政府をはじめとした案件など幅広く用意されています。豊富な案件数の中から、自分に合う仕事を見つけたい人におすすめです。

3.coconala(ココナラ)

引用元:ココナラ

coconala(ココナラ)は、個人や中小企業向けの特化型クラウドソーシングサイトです。主にイラスト制作やロゴデザインなど、業務を扱っています。ココナラでは、有料記事の販売もできます。また自分の得意としているスキルを出品して、購入してもらうことも可能です。

4.シュフティ

引用元:シュフティ

シュフティは主に主婦層が利用しているクラウドソーシングサイトです。データ入力や商品登録、営業などサポート面における業務をそろえています。自分に合う仕事を簡単に検索できるため、初心者向けのサイトといえるでしょう。

5.Job-Hub(パソナグループ)

引用元:JOBHUB

Job-Hubはパソナグループが運営しているクラウドソーシングサイトです。案件の紹介は専任のコンシェルジュから提供されます。進捗管理もJob-Hubスタッフが間に入ってくれるため、クライアントとの取引が苦手な人でも安心です。

仕事の種類別に見るクラウドソーシングサイト

ここからは、8つの種別ごとに主なクラウドソーシングサイトを紹介します。

  • クリエイティブデザイン・イラスト・3D制作
  • 営業
  • 音声・動画
  • ライティング・翻訳
  • アイデア・プランナー
  • 相談・コンサル
  • 分析
  • タスク・マイクロタスク

それぞれのサイトについて見ていきましょう。

1.クリエイティブデザイン・イラスト・3D制作系

クリエイティブデザイン・イラスト・3D制作のクラウドソーシングサイトには主に以下の2つがあります。

  • MUGENUP
  • SKIMA(スキマ)

サイトの特徴について見ていきましょう。

MUGENUP

引用元:MUENUP

MUGENUPは、イラストレーターに特化したクラウドソーシングサイトです。主にイラスト関係の仕事を用意しています。初めて仕事を受注する人でも、専任スタッフがサポートしてくれるため、イラストレーターとしてデビューしたい人におすすめです。

SKIMA(スキマ)

引用元:SKIMA

SKIMAは個人のクリエイターにイラストを依頼できるクラウドソーシングです。オリジナルのイラストや似顔絵、ホームページやブログのロゴも簡単に個人で売買できます。SNSアイコンが欲しい時は、欲しいイラストを見つけ購入申請することで簡単に購入可能できます。

クリエイターは商品を作成し出品すれば、購入希望者から申請を待つだけなので簡単です。

2.営業系

営業系のクラウドソーシングサイトは主に以下の2つです。

  • Craudia
  • カクトク

2つの特徴を簡単に紹介します。

Craudia

引用元:Craudia

Craudiaは総合型のクラウドソーシングサイトで、営業代行の仕事も掲載しております。依頼する側は、依頼料金以外の手数料が発生しないため、コストを抑えられます。営業以外にも、さまざまな案件が掲載されているのでおすすめです。

カクトク

引用元:カクトク

カクトクは国内最大級の営業代行プラットフォームです。営業のプロであるフリーランスや営業代行会社とのマッチングをサポートしてくれます。平均報酬額も月35万円あり、掲載社数も1,000社を超えているため、営業の案件探しならおすすめのサイトです。

3.音声・動画系

音声や動画系のクラウドソーシングを2つ紹介します。

  • 90 seconds
  • オーディオストック

90 secnds

引用元:90seconds

90 secondsでは、10万人以上のクリエイターに仕事を提供し続けているクラウドソーシングです。動画制作のプロセスはすべてオンラインで管理されます。TikTokクリエイターやライブ配信プロデューサーなど、需要の高い職種に応募したい方におすすめです。

オーディオストック

引用元:Audiostock

オーディオストックは、日本最大級の音楽を専門としたクラウドソーシングです。自分が作成した曲や効果音、ボイスを登録するだけでライセンス販売や配信など、さまざまな販路で収益化を支援します。

Apple MusicやSpotifyでの配信や、TikTok等のサービスへの提供も用意されています。音楽作品の収益化を考えている方にはおすすめです。

4.ライティング・翻訳系

ライティングや翻訳のクラウドソーシングサイトを3つ紹介します。

  • Conyac(翻訳)
  • サグーワークス(ライティング・アンケート)
  • shinobiライティング

Conyac(翻訳)

引用元:Conyac

Conyacは、翻訳案件も請け負うことができるクラウドソーシングサイトです。翻訳以外にも、通訳や校正、ネイティブチェックなどの案件も掲載。英語の他にも中国語やスペイン語、韓国語など、さまざまな言語の案件を用意しています。

サイト内でも公開中の翻訳結果を閲覧できるうえに、プロ翻訳者も公開しています。

サグーワークス(ライティング・アンケート)

サグーワークスは、ライテイング案件を中心に取扱いしているクラウドソーシングです。ライターとして登録すると、スキルに合った執筆活動の依頼が届きます。

独自の記事チェックツールと、チェック者による誤字脱字チェックも行われるため、質の高い記事を納品できます。

shinobiライティング

shinobiライティングは、ライティング専門のクラウドソーシングです。人気のワードから案件を検索できます。入力する文字数が少ないアンケート案件から、3000文字程度の長文案件も掲載されています。

またライターのスキルに応じて、案件をより獲得できるようマッチング制度も用意。実績やスキルを存分に活かせるサイトです。

5.アイデア・プランナー系

アイデア・プランナー系のクラウドソーシングサイトは、主に以下の2つです。

  • Blabo!(アイデア募集)
  • wemake(ものづくり)

それぞれの特徴を紹介します。

Blabo!(アイデア募集)

引用元:Blabo

Blabo!は、アイデア募集を専門としているクラウドソーシングサイトです。企業や地域の方から、思い付きが必要な依頼がとで起きます。自分の書いた思いつきが採用されれば、Tポイントとしてもらえます。

仕事の合間や息抜き感覚で、アイデアを伝えたい人におすすめです。

wemake(ものづくり )

引用元:wemake

wemakeは、新商品や新規事業を開発したい企業にアイデアを提案できるクラウドソーシングです。一次審査を通過した方は、実際にプロジェクト主催企業の社員とチームを組んで企画を改善します。

最終的には、決裁権のある社員が参加する主催企業へプレゼンを行い、実現化を目指した質疑応答が実施されます。最優秀賞には最高で300万円の賞金がもらえるサイトです。

6.相談・コンサル系

相談やコンサル系で、主なクラウドソーシングサイトは以下の2つです。

  • wemake
  • Expert360

wemake

引用元:wemake

wemakeは新商品や新規事業の開発だけでなく、法人として知財を含めた提案も行えます。コンセプトの実現に必要な知財や経営資源の実施、使用の条件など、プロジェクト主催企業と別途協議が必要です。

独自の商品やサービスなど、ノウハウをお持ちの方におすすめです。

Expert360

引用元:EXPERT360

Expert360は、ビジネスに関する優秀な人材を探せるクラウドソーシングです。3500社以上のクライアントと提携し、自分のスキルが役立てる仕事を用意しています。リモート案件もあるため、どこからでも仕事をすることが可能です。

国内だけでなく海外の案件もあるため、グローバルに活躍したい方におすすめです。

7.分析系

分析面でおすすめのクラウドソーシングは以下の2つです。

  • CrowdSolving
  • Workshift

CrowdSolving(データ分析)

引用元:CrowdSolving

CrowdSolvingはデータ分析を目的としているクラウドソーシングサイトです。データを活用したいクライアントと、データ分析の専門家がマッチングすることを目的としています。またCrowdSolvingは、日本初の懸賞金モデルを採用。データ分析の精度に自信がある方におすすめです。

Workshift(ワークシフト)

引用元:workshift

Workshiftは世界210ヵ国、13万人以上が利用しているクラウドソーシングです。各国の通訳や市場調査など、さまざまな案件を掲載しています。翻訳ツールの導入や登録者の20%は日本語に対応しているため、やりとりも問題なく行えます。

タスク・マイクロタスク系

タスク・マイクロタスク系で、主なクラウドソーシングについて見ていきましょう。

Yahooクラウドソーシング

Yahooクラウドソーシングとは、企業の抱えているタスクをユーザーが解決するサービスです。タスクを実施した謝礼として、PayPayポイントがもらえます。

タスクの種類はアンケートや表示された内容を確認するだけといった、簡単な作業が多いです。記事の作成や投稿などもあるため、手軽に報酬を得たい方におすすめです。

クラウドソーシングを利用するメリット

クラウドソーシングを利用するメリットは3つあります。

  • スキルを伸ばせる
  • 興味のある仕事に応募できる
  • 時間や場所にとらわれない

それぞれの内容を紹介します。

スキルを伸ばせる

クラウドソーシングは、さまざまな業務に携われるため、スキルアップに最適です。例えば、Webデザインやプログラミングなど、特定のスキルだけでなく、翻訳やライティング、データ入力など、幅広い業務に取り組めます。

クラウドソーシングの仕事は、おおよそ実績制で報酬が決まるため、成果物の品質が重視されます。仕事を通じて自己評価を高め、スキルアップに繋がるでしょう。

興味のある仕事に応募できる

クラウドソーシングには、幅広く仕事が掲載されているため、自分の興味や得意分野に合わせて仕事を選択できます。

例えば、趣味として音楽制作を行っている場合、クラウドソーシングの音楽制作案件に応募して、自分の能力を活かせます。苦手分野の仕事をする必要はありません。新しい仕事に挑戦したい方も、やりたい仕事を選んで案件に応募できます。

時間や場所にとらわれない

クラウドソーシングの仕事は、インターネットに接続できる環境であれば、場所や時間にとらわれずに仕事が可能です。自由度の高いライフスタイルを実現したい方に向いています。

またクラウドソーシングの仕事は、プロジェクトごとに期限が設定されている案件が多く、自分でスケジューリングをする必要があります。仕事とプライベートのバランスを取りやすく、時間の使い方にも自由度が生まれるメリットがあります。

最後に

もちろんここで挙げきれないくらい、たくさんのクラウドソーシングサービスがあります。

皆さんがやってみたいこと、できることを考えて、それに合わせて登録して活用してみてはいかがでしょうか。

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  • 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
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