ココナラは危ないって本当?実際にあった危険な依頼や回避・対処方法

こんにちは、ITプロマガジンです。

スキル販売サービスのココナラは多くの人が利用していますが、「ココナラは危ないと聞いて利用を迷っている」という人もいるのではないでしょうか。ココナラが「危ない」といわれるのは、いわゆる「迷惑客」の存在が理由です。

本記事では、ココナラが「危ない」といわれる理由や実際の危ない案件例を紹介します。迷惑客を回避・対処する方法や、ココナラで稼ぐためのポイントなども解説しているので、ココナラの利用を検討している人はぜひ参考にしてください。

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フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。

ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。

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そもそもココナラとは?

引用元:ココナラ

ココナラとは、自分のスキルを販売できるサービスです。仕事内容と価格を決めてスキルを出品し、そのスキルを求めている人に購入されると取引が始まります。出品できるスキルはさまざまで、Webサイトやイラストなど作成した成果物を納品する場合もあれば、コンサルティングや悩み相談といったスキルを出品している人もいます。

一般的なクラウドソーシングサービスは掲載されている案件に自分から応募して仕事を獲得する形式ですが、ココナラは自分で出品したスキルを購入してもらう形式となっているのが大きな違いです。

ココナラが危ないと言われる理由とは?

「ココナラは危ない」という声を聞いたことがある人もいるかもしれません。ココナラのサービス自体が危険視されているわけではなく、いわゆる「迷惑客」にスキルを購入されるリスクがある点が「危ない」といわれています。

迷惑客とは具体的にどのような依頼者のことなのか、実際の例を次項で紹介します。

ココナラで実際にいた危ない依頼者の実例

ココナラでは、以下のような危ない依頼者の事例が見られます。

  • 要求・修正依頼が多い
  • 報酬の未払い
  • マナー違反
  • 依頼内容がよくわからない

それぞれの事例について、以下で詳しくみていきましょう。

要求・修正依頼が多い

こちらは、要求や修正依頼が多い依頼者と取引をした人の声です。ココナラではWebサイトやイラスト、バナーやチラシなどさまざまなコンテンツの作成スキルを出品できますが、過剰に要望や修正依頼を出してくる依頼者がいます。

要望や修正依頼が多すぎると作業内容が価格と見合わず、一般的な相場よりかなり安い金額で仕事をしなければならなくなるため、注意が必要です。

報酬の未払い

こちらは、報酬の未払いを経験した人の声です。ココナラでは購入代金を運営が事前に預かるため、通常の代金は基本的に未払いが発生しない仕組みとなっています。

しかし、想定より多くの作業が必要となって追加料金が発生した場合、追加料金分を支払わないまま音信不通となってしまう依頼者もいるようです。

マナー違反

ココナラは多くの人が利用しているので、なかにはマナー違反をする依頼者もいます。上記のように「購入直後に追加作業を依頼する」「出品内容と異なる仕事を依頼して、断ると嫌がらせする」といった対応は、当然ながらマナー違反です。

残念ながらこのようなケースもゼロではないことを、ココナラ利用前に頭に入れておきましょう。

依頼内容がよくわからない

Webサイトやイラストのように依頼者の要望を反映した成果物を納品する仕事では、依頼内容や要望をはっきり提示してもらわなければ作業ができません。しかし、「依頼内容が曖昧」「質問しても返事がない」など、作業に取り掛かるための情報を得るのに苦労する依頼者もいるようです。

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ココナラで危ない取引を回避するための方法

ココナラで危ない取引を回避するために、以下の4つのポイントを押さえておきましょう。

  • 商品・サービスの内容を具体的に記載する
  • 無料・有料の線引きを明確にする
  • 価格を少し高めに設定する
  • プロフィールで注意喚起しておく

それぞれのポイントについて、以下で解説します。

商品・サービス内容を具体的に記載する

スキルを出品するときは、商品やサービスの内容をできるだけ具体的に記載しましょう。自分がどんなサービスを提供していて、どのようなスキルを持っているのかはっきり記載しておかなければ、取引のミスマッチにつながります。

例えばWebサイト制作のスキルを出品する場合、デザイン作成から対応できるのかコーディングのスキルしか持っていないのかでは、提供できるスキルや価格設定が大きく変わってきます。しかし、「Webサイト制作を請け負います」としか記載していないと、依頼者はどこまでの作業を依頼できるのかわかりません。

コーディングしか対応できないのに相手が「デザインから任せられる」と解釈してしまうと、取引が始まってから「想定と違う」とトラブルに発展する可能性があります。このような事態を避けるため、提供できるスキルの内容は細かく記載しましょう。

無料・有料の線引きを明確にする

依頼につなげるために、サンプルの提供などある程度は無料で対応しようと考えている人もいるでしょう。その場合、無料・有料の線引きをあらかじめ明確にしておかなければ、トラブルに発展する可能性があります。

「無料相談1回まで」「サンプル2パターンまで無料」など、どこまでが無料なのかを依頼者が理解しやすいようにプランを用意しておくのがおすすめです。無料・有料の線引きが曖昧だと、多くの作業を無料で要求されてしまうおそれがあるため、注意してください。

価格を少し高めに設定する

価格を少し高めに設定するのも、トラブルを回避する方法のひとつです。価格を相場より高めにしておくと、無理な要求をしたり途中で音信不通になったりする「質の低い顧客」からの依頼を回避しやすくなります。

ただし、価格設定を高めにするのは初心者のうちは難しいでしょう。相場よりも高い価格で出品しても依頼をもらえるように、価格に見合うスキルを持っていなければなりません。

「価格が高くても依頼したい」と思ってもらえるように、これまでの実績をしっかり提示するなどの工夫も必要です。

プロフィールで注意喚起しておく

質の低い顧客を回避するには、プロフィールで注意喚起しておくのも効果的です。例えば、「ご利用にあたっての注意」として、「連絡が○日以上取れない場合は、その時点の依頼内容に基づく成果物を納品します」「マナー違反があった場合は予告なしに取引を中止することがあります」など、考えられるトラブルを想定して、その場合の対応を明記しておくとよいでしょう。

このような断りを入れておくと、トラブルに遭遇する確率を下げられます。

ココナラで危ない依頼者と取引してしまったときの対処法

もし、ココナラで危ない依頼者と取引してしまった場合、以下の対処法を試してみてください。

  • ココナラ運営に問い合わせる
  • ブロックする
  • 取引をキャンセルする

それぞれの方法について、以下で解説します。

ココナラ運営に問い合わせる

嫌がらせや報酬の未払いなど悪質な依頼者と取引してしまった場合、ココナラ運営に問い合わせてみてください。ココナラには問い合わせ用のフォームが用意されています。

すべてのケースを運営が解決してくれるとは限りませんが、なにかトラブルがあったときはココナラのお問合せページから問い合わせましょう。

ブロックする

「もうこの依頼者からの依頼は受けたくない」「嫌がらせのメッセージが送られてくる」といった場合には、相手をブロックするのもひとつの方法です。公式サイトではブロックすると、相手から自分へ以下の操作ができなくなると記載されています。

  • メッセージの送受信
  • スキル・有料ブログの購入
  • スキルのお気に入り登録
  • 再開待ち設定
  • フォロー
  • 「仕事・相談の公開依頼」への提案
  • 「見積り機能」での相談・提案

ブロックは相手のプロフィールページから設定できるので、「今後は一切やりとりしたくない」という場合は相手をブロックしておきましょう。

取引をキャンセルする

ココナラには取引を途中でキャンセルする機能があります。公式サイトによると以下の条件に当てはまる場合、キャンセルリクエストの申請が可能です。

  • 依頼者と連絡がつかない
  • 依頼者の都合で取引が継続できなくなった
  • スケジュールの折り合いがつかない
  • サービス内容の認識に差があった
  • その他トラブル など

取引をキャンセルしたいときは、トークルーム最下部の「この取引をキャンセルリクエストする」に進み、キャンセル理由を選択して詳細を入力して申請します。申請後、相手がキャンセルに合意するか24時間以内に「差し戻し」を選択しなかった場合、キャンセルが成立します。

ココナラにはたくさんのメリットもある

ココナラには危ない依頼者がいるのも事実ですが、しっかり対策して柔軟に対応すればメリットの多い安全なサービスです。具体的には、以下のようなメリットがあります。

  • 幅広いスキルを販売できる
  • 隙間時間に仕事ができる
  • 集客の必要性がない

それぞれのメリットについて、以下で詳しくみていきましょう。

幅広いスキルを販売できる

ココナラには多数のカテゴリが用意されていて、幅広いスキルを販売できます。Webサイト制作やプログラミングなどのIT関連から、音楽・ナレーションやイラスト・漫画といったクリエイティブ系のスキル、悩み相談や占いなどを出品している人もいます。

本業に関連するスキルの販売はもちろん、趣味で取り組んでいることを仕事につなげられるかもしれません。

ココナラで売れるスキル10選!初心者が売れる為のコツや注意点

隙間時間に仕事ができる

ココナラは案件の受注から納品まで、ココナラのトークルームでやりとりを行うようになっています。すべてオンラインで完結し、勤務時間が決められているわけではないので、隙間時間に仕事ができるのもメリットです。本業の定時後や休日の時間を有効活用したい人は、副業にココナラを活用してみてはいかがでしょうか。

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集客の必要性がない

副業ワーカーやフリーランスが個人として仕事を受注するには、営業活動を行って集客しなければなりません。一方ココナラは、スキルを出品して依頼を待つ仕組みなので、集客の必要性がないというメリットもあります。

プロフィールやポートフォリオを充実させるなど、依頼につなげるための工夫は必要ですが、不特定対数の相手に自分を売り込むような営業活動は不要です。

ココナラで稼ぐためのポイント

ココナラで稼ぐためには、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • プロフィールを充実させる
  • 独自のサービスを提供する
  • ランク認定制度でランクアップする

上記3つのポイントについて、以下で詳しく解説します。

プロフィールを充実させる

プロフィールの内容は、依頼数に大きく影響します。依頼者の立場で考えてみると、プロフィールの内容が少ない出品者よりも、具体的な実績や対応内容などをしっかり記載している出品者のほうが安心して依頼できるでしょう。

得意分野やスキル、扱えるツールなど、自分がどのようなスキルや成果物を提供できるのかイメージできるプロフィールを作成することが大切です。プロフィールを作り込んでおくと、依頼者が求める内容とのミスマッチも防げます。

独自のサービスを提供する

ココナラには多くの人がスキルを出品しているため、ライバルとの差別化を図る必要があります。出品するスキルの切り口を変えたり、スキルを組み合わせてオリジナルのサービスを提供したりして、多くの出品者のなかから依頼者の目に留まるように工夫してみてください。

例えば、「マーケティング視点を取り入れたWebサイト制作」「手書きイラストを使ったアニメーション制作」など、複数のスキルを組み合わせたサービスを出品している人もいます。

ランク認定制度でランクアップする

ココナラにはランク認定制度があり、出品者は販売実績と購入者の満足度によって5段階のランクに分類されます。ランクアップすることで信頼性が高まり、依頼者の目に留まりやすくなるため、販売数や評価の向上を目指しましょう。

ココナラ以外のおすすめサービス

最後に、ココナラ以外にもスキルを活かした仕事を見つけられるおすすめサービスを3つ紹介します。

クラウドソーシング

クラウドソーシングは、仕事を依頼したい企業と働きたい人をつなぐサービスです。サイトに掲載されている案件に応募し、互いの条件が合えば受注となります。

常に多数の案件が掲載されていて、求められるスキルの内容やレベルが幅広いのが特徴です。代表的なクラウドソーシングサービスとして、クラウドワークスやランサーズがあります。

クラウドソーシングサイトおすすめ15選!初心者が副業で稼ぐコツとは

副業エージェント

副業エージェントは、副業向けの週1〜2日から対応できる案件を紹介してくれるエージェントです。自分で営業や応募をする必要はなく、スキルや希望に合う案件をエージェントが紹介してくれます。

有名な副業エージェントには、シューマツワーカーやWorkship、プロの副業などがあります。

副業エージェントおすすめ17選【職種・目的別で徹底比較】

フリーランスエージェント

フリーランスエージェントは、フリーランス向けの案件を取り扱っているエージェントです。副業エージェントよりも、稼働日数が多めの高単価な案件が多い傾向にあります。

弊社「ITプロパートナーズ」もフリーランス向け案件を紹介しているフリーランスエージェントです。

主にITエンジニア、マーケター、デザイナー向けで、高単価案件やトレンド技術を取り入れた案件などを豊富に取り扱っています。週2〜3日稼働やリモート可能など、副業でも取り組みやすい案件も多いので、ぜひご活用ください。

まとめ

ココナラが「危ない」といわれるのは、サービスそのものではなく「理不尽な要求や非常識な振る舞いをする依頼者に当たることがある」という意味です。このような事態を避けるために、プロフィールの記載内容や価格設定などを工夫しましょう。

しっかり対策しておけば、ココナラは便利で安全なサービスです。自分のスキルを活用して、ココナラで稼いでみてはいかがでしょうか。

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