HTML/CSSコーディングの副業で稼ぐ方法と必要スキル!未経験も可能?

こんにちは、ITプロマガジンです。

HTML/CSSで副業を検討している方は「初心者だと稼げない?」「どの程度のスキルが必要なの?」といった疑問を抱えているのではないでしょうか?

HTML/CSSを扱う案件は数多くあり、初心者から上級者まで、副業としての需要があります。しかし、スキルや経験に応じて適切な案件選びをすることが大切です。

この記事ではHTML/CSSコーディングの副業を考えている方々に、未経験から稼ぐ具体的なステップや必要スキル、副業案件の探し方を解説します。実際の案件例や経験別の収入目安も紹介するのでぜひ参考にしてください。

フリーランスエンジニアの
ドンピシャ案件の探し方

「案件はたくさんあるはずなのに、なかなか自分の望む案件が見つからない…」

エンジニア市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいマッチングノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。

ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。

ITプロパートナーズでは、

・9割がエンド直案件のため、高単価
・約6割が週3-4案件のため、柔軟に働ける
・事業会社の自社開発案件が多い

などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。

初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?

⇨ ITプロパートナーズに無料登録してみる

Contents

HTML/CSSコーディングの副業は初心者・未経験者でも可能?

結論から伝えると、HTML/CSSは習得難易度が低い為、初心者・未経験者でも副業案件の受注は可能です。しかし、当然ですが一定以上のスキルやコーディング経験が必要になります。

最低限の目安として、全くの未経験者であれば2〜3ヶ月程度の学習、IT系の基礎がある方であれば1ヶ月程度の学習が必要となります。従って、まずは書籍や学習サイトなどを利用して、最低限のスキルを身につけましょう。

また、スキルを身につけたからといってすぐに副業案件を取れるわけではありません。あなたの実績を表すポートフォリオが必要になります。詳しくは「未経験からHTMLの副業案件を獲得する為のステップ」で解説しますが、スキルを身につけたらポートフォリオを作成し、それを元に副業案件の獲得を目指してください。

なお、コーダーとしての実務経験がある方であれば、すぐに比較的高単価な副業案件を獲得することも可能です。

HTML/CSSコーディングの副業案件の仕事内容と種類

HTML/CSSコーディングは、指定されたデザインになるようにHTML/CSSを使ってWebページを構築する作業です。業務内容としては主に次のようなものが挙げられます。

  • Webサイトのページ追加、および修正や変更
  • Webサイト全体のコーディング

Webサイトの修正・変更は初心者でも受注しやすい案件です。一方、ページの追加や全体コーディングは、HTML/CSSの知識をひと通り習得している必要があります。副業では業務委託契約が一般的で、報酬は時給制、あるいは成果報酬型が多い傾向です。

具体的な副業案件としては「コーディング業務」「ホームページの更新・修正業務」「Webデザイン×コーディング」の3種類に分けられます。それぞれの業務内容や必要なスキルレベルについて解説していきましょう。

コーディング業務

コーディング業務とは、指定された内容をHTMLやCSSで記述することです。プログラミングはプログラムの設計から完成までのすべての工程を表しており、その一部にコーディングが含まれています。副業としてコーディング業務に対応するには、プログラミング言語を正しく記述するためのスキルや知識が必要です。

副業としてコーディング業務に対応するには、まず最低限HTMLとCSSを理解し、コードが書けるようにしましょう。HTMLとCSSがマスターできたら、アニメーションなど動きがつけられるプログラミング言語であるJavaScriptまで習得できると、獲得できる案件の幅が広がります。

ホームページの更新・修正業務

HTML/CSSコーディングの副業案件の中には、既存のホームページの更新や修正をする業務もあります。レイアウトや画像などの変更に対応する場合が多いですが、大きな変更を行う場合にはサーバー側の知識も必要になります。

クライアントの指示に沿って、イメージ通りに更新や修正をすることが求めらるので、相手の要望を汲み取り、適切なアウトプットをする為のディレクションスキルも必要なります。

Webデザイン×コーディング

Webサイトのコーディングとともに、Webデザインを任される副業案件もあります。Webデザインも含めて対応するには、ユーザーにとっての使いやすさを考慮したり、IllustratorやPhotoshopなどのツールも扱える必要があります。

コーディングとWebデザインの両方のスキルや知識が求められるため、コーディングのみの案件よりも高単価な場合が多いです。

弊社ITプロパートナーズでは、高単価の案件を多数掲載しています。また、フルリモート案件や週3日から勤務可能な案件もあるので、ぜひ下記URLから無料登録して案件をご覧になってみてください。

HTML/CSSコーディングの副業案件数と収入目安

HTML/CSSコーディングの副業案件数は、クラウドワークスだと213件、ランサーズだと756件です。(2024年3月時点)このように、クラウドソーシングや副業に特化したエージェントなどのサイトであれば、HTML/CSSコーディングの副業案件は見つけることが可能です。

参考までに、フリーランスエージェントとしての弊社「ITプロパートナーズ」でも、HTML/CSSの案件を150件ほど扱っています。(副業案件ではなくフリーランス向け案件です。)収入においては経験年数によって変わります。

収入においては経験年数によって変わります。

経験月収目安
初心者(1年未満)〜5万円
3年〜30万円
5年30万円〜

ここからは、公開されている案件を例にしながら、収入の目安を見てみましょう。

1年未満程度の初心者・経験が浅い人の場合

1年未満程度の初心者・経験が浅いコーダーの場合、副業の収入目安は5万円前後とされています。固定報酬で50,000円〜100,000円です。

固定報酬の範囲が50,000円から100,000円なので、月50時間稼働した場合の時給は1,000円〜2,000円の範囲となります。ブログ運営経験がある方や、WordPressに触れたことがある方が対象です。

簡単な作業なので、慣れてくると作業時間も短縮され、数をこなせるようになります。副業では案件を受注すればするほど稼げるため案件をいかに多く、継続して獲得できるかどうかが収入に影響するといえるでしょう。

3年程度の実務経験がある人の場合

3年程度の実務経験がある場合はさらに収入アップが望めます。ITプロパートナーズに掲載されている募集案件を見てみましょう。

案件名【React.js/HTMLコーディング】コーポレートサイト開発を担う案件
HTMLの案件単価HTMLの案件単価:〜500,000円/月
勤務地リモート
スキルHTML/CSS/JavaScript/TypeScript
職種・ポジションエンジニア

こちらは週3日稼働OKの案件で、月間稼働時間はおよそ80〜96時間程度の副業案件となります。最大50万円/月単価なので、時給換算すると「5,200円程度」になる想定です。

5年以上の豊富な経験がある人の場合

5年以上の経験やデザインスキルもあるスキルフルなプログラマーになると、さらに単価が上がります。ITプロパートナーズでは下記のような案件があります。

案件名【HTMLコーディング/figma】社内プロダクトにおけるUIデザイナーの案件
HTMLの案件単価HTMLの案件単価:〜700,000円/月
勤務地リモート
スキルHTML/CSS/JavaScript/Git
職種・ポジションデザイナー

こちらは週3稼働の案件となります。最大単価が「600,000 円/月」なので、時給換算すると最大で「1万円」を超える案件となります。

ITプロパートナーズでは、HTML/CSSコーディングに関する幅広い案件を豊富に取り揃えています。実務経験をお持ちの方なら、週3日からの柔軟な稼働で高単価な案件を手に入れる可能性があります。以下のリンクから無料で登録すると、エージェントと相談ができますので、お気軽にご登録ください。

HTML/CSSの副業案件受注に必要なスキル

HTML/CSSコーディングで副業を始めようとするなら、当然HTML/CSSの知識は必須のスキルです。しかし、そのほかにもさまざまなスキルが求められており、保有スキルが多様なほど案件の幅が広がります。ここでは副業に必要なスキルを紹介しましょう。

コーディングスキル

コーディングとはプログラム言語を使って、プログラミングのコードを書いていく作業を指します。

Webにかかわるコーディングでは、主にHTML/CSSを使用します。HTMLはWebページの枠組みやレイアウトを作成する言語、CSSは装飾するための言語です。

これらは必須スキルであり、クライアントから指定されたデザイン通りに作成することが求められます。また、自分以外のコーダーがメンテナンスや修正する場合もあるため、誰が見ても分かりやすくコーディングすることも必要です。

関連言語のスキル

HTML/CSS以外では、JavaScriptがおすすめです。JavaScriptは、動的なWebページを作成するためのプログラミング言語で、ユーザーの操作に応じて動きをつけるなど、動的なコンテンツを埋め込む際に使用されます。最近はWebサイトに求められるレベルが上がっており、JavaScriptを必要とされる場面も多くなっています。

他には、WordPressをカスタマイズできるPHPの言語を習得しておくと良いでしょう。WordPressは、ブログや企業のWebサイトでも幅広く使われているので、PHPが扱えると受注できる案件の幅も広がります。

Javascriptの副業で稼ぐには?必要スキルや案件獲得方法を紹介

Webデザイン・UI/UX設計のスキル

副業案件には単にコーディングするだけでなく、WebデザインやUI/UX設計などが含まれることもあります。ちなみに、UI/UXとは下記のような意味があります。

  • UI(ユーザーインターフェイス):ボタンなどユーザーが触る部分のこと
  • UX(ユーザーエクスペリエンス):ユーザーが実際に使った時の感想

Webデザインはコンテンツの配置や配色などを整え、サイトの見栄えを良く、UI/UX設計はユーザーが使いやすいようにサイトを設計することです。

WebデザインやUI/UX設計が含まれた案件は高単価なものが多いため、スキルを身につけておくと獲得できる仕事の幅が広がるでしょう。

ツールを扱うスキル・CMSの知識

CMSやグラフィックソフトが扱えると、さらに案件受注の可能性が高まるでしょう。例えば、下記のようなツールがあります。

CMS (Content Management System) は、専門知識がなくても簡単にWebサイトを作成・更新できるシステムです。代表的なCMSには、WordPress、Movable Type、Drupalなどがあります。

前述のとおり、WordPressは世界的に使用されているCMSで、サイト更新が容易に行えるため多くの企業で導入されているので、最低限扱えるようにしておきましょう

Webデザインにはフォトショップやイラストレーターも活用できるため、基本機能を使えるようにしておくとよいでしょう。

提案力・コミュニケーション能力

技術的なことだけでなく、提案力やコミュニケーション能力も必要です。Webページの構築はプログラマーやデザイナー、エンジニアなど、多くのメンバーが関わって進められます。

そのため、案件によってはメンバーと連携しながら進めるケースも少なくありません。例えば、デザインの意図を正しく把握しWebページに反映するためには、コミュニケーションをとり、理解を深めることが求められます。また、積極的に提案を行うことでクライアントから信頼を得られるでしょう。

HTML/CSSコーディングの副業案件を獲得する方法

HTML/CSSコーディングの副業案件を獲得するには、経験によっておすすめの方法が異なります。「初心者・未経験」と「実務経験あり」のケースに分けてどういった方法で案件を獲得するべきなのか紹介します。

初心者・未経験者はクラウドソーシングを利用

HTML/CSSコーディングの初心者や未経験者向けの方は、クラウドソーシングサイトがおすすめです。ここでは、おすすめのクラウドソーシングサイトを紹介します。

クラウドワークス

クラウドワークスは業界最大手のクラウドソーシングです。幅広いジャンルの案件を掲載しており、初心者・未経験OKの案件も多く取り扱っています。案件に対して複数の受注希望者が応募し、クライアントがスキルや経歴をチェックしたうえで、依頼を判断する形式です。稼いだ報酬額により5%~20%のシステム手数料がかかります。

クラウドワークスの評判は?口コミや利用すべき人・向かない人を解説

ランサーズ

引用元:ランサーズ

ランサーズもクラウドワークスと同じクラウドソーシングですが、日本で初めて登場したサービスです。募集案件に対して希望者が、見積もりを提出するスタイルとなっています。

こちらもさまざまなジャンルの案件が掲載されており、初心者でも始めやすい点が特徴です。16.5%のシステム手数料がかかりますが、一定の基準を満たすと「認定ランサー」になれる制度があり、仕事を受注しやすくなるメリットがあります。

ランサーズの評判は?やめとけ・ひどいという口コミは本当?

ココナラ

引用元:ココナラ

ココナラは、利用者のスキルを購入してもらうタイプのプラットフォームです。自分の得意分野や長所を紹介し、利用したいクライアントが購入します。出品したからといって必ず売れるとは限りませんが、プロフィールの書き方や経験者の対処法などが掲載されているため初心者でも安心して利用できるでしょう。取引が成立すると、22%の手数料がかかります。

ココナラの副業で稼ぐには?収入目安や稼ぎ方を初心者向けに解説

実務経験があればエージェントを活用

実務経験がある方は、エージェントを活用した案件の獲得が推奨されます。専門の副業エージェントを通じて案件を紹介してもらうことで、スキルに合った案件を効率的に見つけることが可能です。例えば、弊社ITプロパートナーズでは、週1から週3といった案件を用意しています。

ほかのエージェントでは、平日夜や土日のみといった案件もあるので、実務経験がある方は複数のエージェントに登録して案件を閲覧してみてください

SNSの活用や知人から直接受託する方法も

SNSを活用して案件を受託する方法もおすすめです。LinkedIn(リンクトイン)やX(旧:Twitter)などのプラットフォームを使い、自身のスキルや実績を積極的に発信することで、直接クライアントから相談を受けることがあります。

また、SNSで仲良くなった知人から案件を紹介してくる可能性もあります。特に知人からの紹介は、ある程度信頼関係も構築されているため、スムーズに取引が進むはずです。

HTML/CSSコーディングの副業で稼げるようになるまでのステップ

初心者や未経験者がHTML/CSSコーディングの副業案件を獲得するには、以下のステップ踏む必要があります。

  1. 環境構築を行う
  2. スキルを習得する
  3. スキルシートやポートフォリオを準備する
  4. 初心者向けの案件を受注する

それぞれのステップについて以下で詳しく解説します。

1.環境構築を行う

まずはHTML/CSSコーディングの副業ができる環境づくりが必要です。副業で使用するパソコンに、テキストエディタをインストールしましょう。

パソコンにもディフォルトで、Windowsのメモ帳やMacのテキストエディットがインストールされています。ただ、仕事としてコーディングするなら、機能面に優れたテキストエディタが必要です。

具体的には以下の無料ツールがおすすめです。

2.スキルを習得する

スキルを習得するには、最初に明確な目標を定めることが大切です。そして、どれくらいの勉強時間が必要か考え、実際に確保しましょう。冒頭でお伝えした通り、HTML/CSSの習得には最低でも1ヶ月〜3ヶ月程度の学習が必要です。

スキルを自分のものにするには、とにかく手を動かす必要があります。分からないことが出てきたらその都度調べる癖をつけることも重要なポイントです。インターネットで検索すると、コーディングに関するさまざまな情報が見つかります。

コーディングスキルは、独学で身につけるか、スクールに通って身につけるかの選択肢があります。それぞれの方法について詳しく紹介していきましょう。

独学する場合

独学で習得する場合、いきなり書籍を購入するより、下記のような無料で使える学習サイトの利用がおすすめです。

  • ドットインストール:動画を見ながらコーディングやプログラミングを学習できる
  • プロゲート:環境構築不要!すぐ勉強をスタートできる
  • SkillHub:デザインやWordPressを動画で学習できる

学習サイトを使うメリットは、初心者でも学びやすいように作られており、自分の好きな時間で学習できる点です。また、そこで得た知識をテキストエディタで練習すると効率よく理解を深められます。

一方、デメリットは、自分のスキルがどこまで身についているのかわかりにくいことです。加えて、気軽に質問できる環境がないのも独学の難しいところです。

プログラミングスクールを使う場合

プログラミングスクールなら要点を抑えて効率的にスキルが身につきます。おすすめなスクールは下記です。

  • CodeCamp:現役のエンジニアからスキルやマインドセットなどを学べる
  • TechAcademy:受講後仕事も紹介してもらえる
  • Winスクール:オンラインでも通いでも勉強できる

スクールで勉強するメリットは、効率的にスキルを習得できる点です。決まった時間内にカリキュラムをこなすので、独学で勉強するより確実にスキルが身につきます。また、中には副業案件の獲得を支援してくれるスクールもあります。これらの理由から初心者の方は、スクールに通うのがおすすめです。

デメリットは、スクールに通うと料金が高くつくことです。加えて、時間内にカリキュラムを習得できないと、追加料金がかかってしまうケースもあります。

3.スキルシートやポートフォリオを準備する

学習して得たスキルなどをまとめたスキルシートやポートフォリオを準備しましょう。スキルシートやポートフォリオは、自分は何ができるかをアピールする重要なものです。

クライアントは、初めて依頼するコーダーの情報をスキルシート・ポートフォリオからしか入手できません。依頼の判断材料になるので自分は何ができるのか、しっかりと紹介する必要があります。

未経験者なら学習して得たスキルや知識の、自分でコーディングした制作物を載せるのもいいでしょう。また、スキルシートやポートフォリオの内容を充実させるには、自己分析することもおすすめです。

  • 自分にどんな長所があるのか
  • どんなことなら誰にも負けないといった自信を持てるか
  • 将来どんな仕事をしたいのか
  • 今学びたいものは何か…など

上記のポイントを考えておくと、HTML/CSSの副業を獲得する際に役立つ自己分析が行えるでしょう。

4.初心者向けの案件を受注する

まずは初心者向けの案件を受注しましょう。初心者向け案件で、経験と実績を重ねることが大切です。

初心者・未経験者の場合、いきなり経験者向けの高単価の案件は受けられません。ただ、クラウドワークスランサーズなどのクラウドソーシングサイトでは、初心者や未経験者でも受けられる案件が多数掲載されています。

多くの初心者向け案件をこなしていけば、実績だけでなくスキルや知識も身につくので、徐々に高単価の案件を受けられるようになるでしょう。

HTML/CSSコーディングの副業をする際の注意点

HTML/CSSコーディングに限らず、副業するには就業規則や確定申告などに注意が必要です。ペナルティとならないためにもしっかりと確認しておきましょう。

また、コーディングの副業が置かれている環境や、本業を考慮した働き方を意識する必要もあります。

コーディング案件は競合が多い

コーディングの副業は競合が多いので、安定して案件を受けるのは難しいケースもあります。

HTML/CSSコーディングの副業は、難易度が低くスキルが習得しやすいのでライバルが多いです。ライバルに差をつけるためには、先ほど解説したようなWebデザインやプログラミング言語などの知識を身につけて、受けられる案件の幅を広げることが大切です。

エージェントを利用する場合は面接対策が必要

副業やフリーランスエージェントを利用し、業務委託・請負としてHTML/CSSの副業をするのであれば、面接対策は重要です。いい加減な面接では、それが自分の評価となってしまい案件を受託できなくなるケースもあります。

副業とはいえ仕事を請け負うということでは正規の仕事と変わりないので、面接でも手を抜かずにしっかりと対策しておきましょう。業務委託の面接における注意点やポイントはこちらの記事を参考にしてください。

弊社ITプロパートナーズでは、HTMLなどのプログラミング言語を扱えるエンジニアを募集しています。専属のエージェントが希望に合った案件を紹介するので、興味のある方はぜひこちらのページより登録してください。

副業が禁止されていないか確認する

会社で副業が禁止されていないか、就業規則などを確認しておきましょう。ルールがはっきりしないまま、黙って副業を始めることは避けたほうが無難です。バレた場合に問題となって、解雇や減給などのデメリットにつながることがあります。

まず上司などに相談をし、本当に禁止されているのか(旧来のルールが残っているだけではないのか)、特例などで許可されることはないのかを確認しましょう。あくまで会社のルールを第一に尊重し、そのうえで副業ができないか交渉することがポイントです。

確定申告の必要がある

副業による収入があった場合には、基本的に確定申告が必要になります。給与以外の所得が20万円以上あるときには、所得税の支払いのために絶対に行わなければなりません。

給与以外の所得が20万円以下の場合は確定申告不要とされていますが、住民税申告は必要になります。住民税申告は、市役所などで手続きするのが通常です。

もし、報酬から源泉徴収が差し引かれているのであれば、20万円以下でも確定申告することで還付されるケースもあります。また、住宅ローン控除や医療費控除の適用を受けるための確定申告でも、申告書への記載が必要になるので注意しましょう。

いずれにせよ、副業を理由とした申告は必要になるでしょう。

本業とのバランスを大切にする

副業に取り組む際は、本業とのバランスを大切にしましょう。副業は対応する案件が増えれば増えるほど稼げます。ただ、無理してしまい本業に影響が出てしまっては意味がありません。

本業・副業どちらも中途半端に対応してしまうと、どちらからの信用も失ってしまいます。副業するならスケジュールや体調をしっかり管理して、本業への影響を最小限にしましょう。

HTML/CSSコーディングの副業は稼げないと言われる3つの理由

HTML/CSSコーディングの副業は「稼げない」という意見も多数あります。その理由は主に下記の3つです。

  • 難易度が低いので単価が安い
  • 自動化ツールが普及し始めている
  • 稼げるようになるまで時間がかかる

それぞれ詳しく紹介します。

難易度が低いので単価が安い

HTML/CSSは、難易度が低いため勉強すれば誰でも仕事ができてしまいます。そのため、他のプログラミング言語や開発の仕事に比べて単価が安く、初心者があまり稼げないというのは事実です。

初心者のうちは「たくさんの実績を積みクライアントから仕事を任せてもらえるようにする」「JavaScriptやディレクションスキルを身につける」といった工夫をする必要があるでしょう。

自動化ツールが普及し始めている

HTML/CSSコーディング案件は、「SUTUDIO」などに代表されるノーコードサービスの普及によって稼げなくなっているとも言われます。

もちろん自動化ツールにも限界はあるので、コーディングの需要がゼロになることは考えづらいですが、「HTML/CSSのスキルだけ」だと副業は難しくなってくる可能性が高いでしょう。

稼げるようになるまで時間がかかる

HTML/CSSの副業において、一般的に初心者がゼロからHTMLとCSSを基本的なレベルで習得し稼げるようになるには、数週間から数か月かかると言われています。もちろん、個人の実戦経験や市場の状況により、期間は変動します。

HTML/CSSコーディングの副業で安定して稼ぐためには、単にコードを書けるだけでなく、その上を行くスキルや知識が必要です。JavascriptやPHPなど、他のプログラミング言語を学ぶことで、単なるコーディング以上の価値を持つWeb制作やアプリを作成できるようになります。これにより、より高い報酬を得られるようになります。

HTML/CSSコーディングの副業で高収入を稼ぐには?

HTML/CSS副業で収入を上げる場合、コーディングの案件だけでは限界があります。そのため、スキルを習得して案件の幅を広げていくことが大切です。次では、収入アップにはどのような案件がおすすめなのかを解説します。

Webサイト全体の制作案件を受注する

HTML/CSSコーディングだけでなく、Webサイト全体の制作案件を受注することで収入アップが期待できます。

例えば、コーディングのほかデザインにも対応できれば、受けられる案件の幅を広げられるので、それだけ報酬も高くなります。Webデザイナーにはデザインの知識やスキルのほか、PhotoshopやIllustratorなどのデザインツールを使いこなすスキルも必要です。

Web制作の副業は稼げる?案件の取り方や必要スキル、単価相場を解説

フロントエンドエンジニアの案件を受注する

フロントエンドエンジニアの案件を受注することも、収入を上げるポイントになります。フロントエンドエンジニアとは、Webサイト閲覧者の目に入る部分を開発する仕事です。

コーダーの仕事は、HTMLやCSSなどのマークアップ言語を使います。フロントエンドエンジニアはマークアップ言語に加え、JavaScriptやPHPなどのプログラミング言語も使い作業を行います。

JavaScriptやPHPは多くの案件で求められているスキルなので、身につけておくと受けられる仕事の幅を広げられます。

バックエンドエンジニアの案件を受注する

バックエンドエンジニアの案件を受注することも、収入を上げるポイントになります。バックエンドエンジニアとは、Webサイトの見えないサーバーサイドを開発する仕事です。例えばサーバの構築やサーバサイドプログラム開発、保守・運用などを担当します。

コーダーよりも仕事の幅が広がるので、より高単価の副業案件を受けられるようになります。ただ、PHPやMySQL、Ruby、JavaScriptなど多くのプログラミング言語の知識が必要です。

ディレクション案件を受注する

ディレクション案件を受注できれば、コーディングのみの案件を受注するよりも高単価となる可能性が高いです。

ただし、ディレクションはプロジェクト全体を管理する仕事であり、コーディングだけでなくWebサイト全般に関する深い知識が求められます。また、クライアントやメンバーなどさまざまな相手とスムーズにやり取りするためのコミュニケーション能力も必要です。ディレクターになるためには、企業で実務経験を積むなど段階的に経験を積んでいく意識を持つことが大切です。

Webディレクターが副業で稼ぐには?必要スキルや案件獲得方法

HTML/CSSコーディングの副業でよくある質問と回答

HTMLやCSSの副業をする際には、気になる点やわからないことも出てくると思います。以下ではHTML/CSSを利用した副業のよくある質問をまとめましたので、最後に参考にしてHTMLやCSSの副業をする準備としてみてください。

  • 在宅・フルリモートでも可能?
  • 土日だけの副業としても可能?
  • 仕事のスケジュールはこちらで決めることはできる?
  • 副業から独立してフリーランスを目指せる?
  • HTMLコーダーの平均年収は?

HTML/CSSの副業は在宅・フルリモートでも可能?

HTML/CSSの副業は、在宅リモート案件を中心に稼ぐことも可能です。「在宅可」「リモートワーク中心」といった条件を提示する副業は少なくないため、あらかじめ絞り込んで探せばぴったりの案件を見つけられます。

コロナ禍以降、どの企業も積極的に在宅・リモートの案件を提示しています。弊社ITプロパートナーズでもHTMLの在宅・リモート案件を2024年3月現在「8件」ほどご用意しております。

HTML/CSSの副業は土日だけの副業としても可能?

HTML/CSSの副業は、土日に絞って案件を探しても稼げます。土日に社員が休む代わりにエンジニアを募集するケースや、土日を返上して納期のために人員を募集するケースなどが考えられます。

本業の会社が休みのときにだけHTML/CSSの副業をしたいという人も、まずは該当する案件を探してみることがおすすめです。

仕事のスケジュールはこちらで決めることはできる?

HTML/CSSの副業における仕事のスケジュールは、基本的に仕事を発注する側が決めることになります。多少の調整は可能な場合もありますが、多くはあらかじめ決められたスケジュールにそって副業することになるでしょう。

そのため、本業の仕事と上手く噛み合わないと、作業量が増えすぎて対応しきれなくなることも考えられます。事前に今後の本業のスケジュールを計算したうえで、副業の案件を探すようにしましょう。

副業から独立してフリーランスを目指せる?

最低1年以上のHTML/CSSを使った実務経験があれば、副業から独立してフリーランスを目指すことは可能です。

ただし、いきなり独立するのではなく、まず副業だけで生活できる程度の収入を得られるようにしましょう。その後、JavaScriptやフレームワークの習得などスキルアップした上で、ポートフォリオをより充実させ、安定して案件獲得ができるようになってからフリーランスとして独立を視野に入れましょう。

フリーランスとしての仕事探しには、ぜひ弊社ITプロパートナーズをご利用ください。あなたの経験やスキルに応じて最適な案件をご紹介させていただきます。

HTMLコーダーの平均年収は?

求人ボックスによると、HTMLコーダーの平均月給は約36万円であることから、年収は約432万円程度です。収入アップには副業案件を受注したり、フリーランスとしての独立も視野に入れると良いでしょう。

まとめ:HTML/CSSコーディングの副業でも十分稼げる!

HTML/CSSを使った副業でも、十分に稼げるチャンスはあります。エージェントを上手に活用して魅力的な案件を見つけ、きちんと副業の準備ができていれば、スムーズに稼ぐための体制を作っていけるでしょう。

この機会にHTML/CSSの副業を考えている人は、その方法と準備、注意点などを確認しておいてください。

手前味噌ですが、弊社「ITプロパートナーズ」では、週2〜3日の在宅・リモートでこなせるHTML/CSSの案件が豊富にあります。また、副業(正社員で働きながらの参画)案件も数は少ないものの取り揃えておりますので、ぜひご相談ください!

フリーランスの方でこのようなお悩みありませんか?
  • 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
  • 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
  • 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい

そのような方はぜひ、ITプロパートナーズをご利用ください!

フリーランスの方に代わって高額案件を獲得
週2日、リモートなど自由な働き方ができる案件多数
専属エージェントが契約や請求をトータルサポート

まずは会員登録をして案件をチェック!

この記事を書いた人
アバター画像
ITプロマガジン
ITプロパートナーズはITフリーランスの方に案件紹介をしているエージェントです。当メディア「ITプロマガジン」では、フリーランスの働き方から仕事探しまで幅広い情報を日々発信しています。