データ入力で稼ぎやすいクラウドソーシングサイト5選と収入目安

こんにちは、ITプロマガジンです。

クラウドソーシングで募集している「データ入力」に興味がある、という方が気になるのは仕事内容や報酬の実態ではないでしょうか。

データ入力の仕事は初心者でも比較的始めやすい仕事である反面、大きな収入を得るのは難しい仕事です。そのため、案件の探し方やどのような人に向いているのかを理解したうえで始める必要があります。

本記事ではデータ入力の仕事内容や報酬相場、メリット・デメリット、おすすめクラウドソーシングサイトなどを紹介します。案件の探し方や体験談、注意点、稼ぐポイントなども解説するので参考にしてください。

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Contents

そもそもデータ入力の主な仕事内容とは

クラウドソーシングのデータ入力の仕事内容は、以下の2種類です。

  • PC入力やテープ起こしなどの「簡単作業」
  • 通販サイト「BYUMA(バイマ)」などの商品データを入力する「出品作業」

データ入力は、世に出回っているデータをクライアントが指定する形に入力する仕事です。例えば、決められたフォーマットへの入力、録音データの文字起こし、商品の画像を探す作業もあります。

どちらの種類も、初歩的なパソコンスキルがあれば未経験でも作業できるのが特徴です。

また企業で働く場合は、電話対応や請求書作成などの関連業務も行います。電話をしながらの入力作業もあるため、コミュニケーション能力も必要です。

クラウドソーシングのデータ入力はどれくらい稼げる?報酬相場を紹介

クラウドソーシングのデータ入力の報酬は、内容やボリュームなどで異なります。

大手クラウドソーシングサイトの報酬相場はどれくらいなのでしょうか。ここでは「簡単なデータ入力」と「出品作業」における報酬相場を紹介します。

簡単データ入力作業

こちらの案件は、クライアントが指定した病院の基本情報やメニュー金額について情報を集める案件です。

マニュアルが用意されているので、初心者でも安心。Googleスプレッドシートを使用して作業するので、エクセルを持っていない方でも受注できます。1日で50件以上作成ができる場合、週25〜時間の稼働で時給1000円からスタートできます。

出品作業

こちらの案件は、BUYMAへの商品出品登録作業を行います。具体的には、コピペを使ってデータ入力をします。

1商品10分程度で終わり、納期も1ヶ月で設定されているので、初心者でもじっくり取り組みやすいです。単価は固定で5,000〜10,000円程度稼げます。

データ入力の案件探しにおすすめのクラウドソーシングサイト5選

クラウドソーシングでデータ入力の仕事を受けるには、クラウドソーシングサイトに登録する必要があります。ここでは、以下のデータ入力におすすめクラウドソーシングサイト5選を紹介するので、案件探しの参考にしてください。

  1. クラウドワークス
  2. ランサーズ
  3. ココナラ
  4. シュフティ
  5. ママワークス

1.クラウドワークス

クラウドワークスは、440万人以上のユーザー登録者数を誇るクラウドソーシングサイトです。大企業や中小企業、政府など約72万社のクライアントが仕事を発注しています。

特徴は案件の種類や量が豊富なことです。初心者でも自分に合った案件を見つけやすいので、データ入力の仕事も9,899件ほど募集されています。

利用するには無料のユーザー登録が必要です。クライアントからの報酬には金額により、5〜20%のシステム利用料がかかります。

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2.ランサーズ

引用元:ランサーズ

ランサーズは、100万人以上のユーザーが利用する大手のクラウドソーシングサイトです。大手企業や有名ベンチャー、官公庁などから仕事が発注されています。

特徴は初心者でも受けられる案件が多いことです。クライアントと直接契約するわけではないので、契約書や請求書などの知識も必要ありません。データ入力の案件は24,330件ほど案件があります。

利用するには無料のユーザー登録が必要で、報酬には5〜20%のシステム利用料がかかります。

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3.ココナラ

引用:ココナラ

ココナラは会員数が300万人を超える人気クラウドソーシングです。累計取引件数は480万件以上であり、文字起こし・データ入力というカテゴリーでは、約6,500件の案件が掲載されています。

販売者は出品する業務内容の価格を自分で設定できるため、契約側に債権を握られることなく適性価格で契約しやすい特徴があります。

ココナラでは販売者が22%、購入者が5.5%と両者が手数料を支払う仕組みです。

ココナラの副業で稼ぐには?収入目安や稼ぎ方を初心者向けに解説

4.シュフティ

引用元:シュフティ

シュフティは主婦向けのサービスで、40万人以上のユーザーが利用するクラウドソーシングサイトです。

1日10分程度から始められる案件もあるので、自分のライフスタイルに合わせた働き方ができます。例えば育児中の主婦の方でも、空いた時間を有効活用して収入を得られるのは魅力です。データ入力の案件は2,738件ほど募集されています。

利用するには無料のユーザー登録が必要で、報酬には10%のシステム利用料がかかります。

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5.ママワークス

引用元:ママワークス

ママワークスは主婦向けのサービスで、24万人以上のユーザーが利用するクラウドソーシングサイトです。ママワークスの魅力は、子育て中でも働きやすい環境が整備されている点です。

例えば「オンラインdeキッズスクール」という、無料で受講できる子供向けのオンライン講座です。子供が楽しく講座を受けている間に、お母さんは仕事に集中できます。

登録は無料で手数料はかかりません。登録することで「オンラインdeキッズスクール」などのサービスも受けられます。現在、データ入力の案件は160件ほど募集されています。

ママワークスの評判・口コミはどう?在宅案件の単価や手数料も調査

データ入力で月3万円以上稼ぐためのポイント

データ入力を始めたばかりでは、月に3万円以上稼ぐのも難しい状態です。以下のポイントを意識して、月3万円以上稼げるようになりましょう。

  • 作業スピードを上げる
  • 慣れてきたら単価交渉をする
  • 報酬が比較的高い案件を狙う
  • 複数のクラウドソーシングを利用する

作業スピードを上げる 

データ入力の仕事は、一つ一つの単価が安い分、数をたくさんこなせるかどうかで、報酬金額に大きく影響します。そのため、月3万円以上稼ぎたい場合は、作業スピードをアップして効率よく仕事をこなせるかがカギになります。

作業スピードをアップさせるには、タイピングのスピードを早くするのが大切です。できるだけ毎日パソコンを触って最低でも10分程度はタイピングの練習をしたり、タイピングゲームで高スコアを目指すのもおすすめです。慣れるまでに時間はかかりますが、タイピングはコツコツ継続して練習することで必ず早くなります。

また、ショートカットキーは必ずマスターしておきましょう。マウスで一つずつ操作するより、キーボードで操作すれば時短になります。下記のショートカットキーは必ず覚えておきましょう。

  • Ctrl+C:コピーする
  • Ctrl+A:全ての項目をコピーする
  • Ctrl+V:貼り付ける
  • Ctrl+Z:戻る
  • Ctrl+S:保存    

慣れてきたら単価交渉をする

データ入力の仕事に慣れてきたら、単価交渉をしてみましょう。単価交渉を成功させたいなら、「理由をきちんと説明する」「単価をアップすることのメリットを伝える」の2点を意識してください。長期間の付き合いがあるクライアントなら単価をアップしてもらえる可能性があります。

一方、1ヶ月程度しか取引をしていない企業や、業務量をこなせていないと単価アップを断られてしまう可能性が高いです。そのため、納期より早い日程で提出する、丁寧なコミュニケーションを心がけるといった工夫もしながら、クライアントとの関係性をアップさせましょう。 

報酬が比較的高い案件を狙う    

単価が低い案件を狙うより、報酬が高いものを狙うのもコツです。ただし、高単価の案件は争奪戦になるので、データ入力の実績やスキルを積む必要があります。初めは単価の低い案件をコツコツ受注していき、ある程度実績ができたら、高単価の案件に応募してみましょう。

また、高収入の案件でも募集人数が少ないと勝ち取るのが難しくなるので、高収入かつ募集人数が多い案件が狙い目です。

複数のクラウドソーシングを利用する

データ入力の案件は、パソコンをもっていてある程度簡単な操作ができれば受注できます。そのため、案件の取り合いになることが多く、応募人数が多いとなかなか受注できないことがあります。

そのため、あらかじめ複数のサイトに登録しておき、一度に10件程度応募しておくのが良いでしょう。初心者は、クラウドワークスの他にランサーズやココナラに登録しておくのがおすすめです。

それぞれのクラウドソーシングにはスマホアプリがあるので、ダウンロードして通知をオンにしておき、隙間時間に気になる案件にどんどん応募してください。応募する際の経歴やスキルはあらかじめメモアプリなどに文章を作っておき、コピー&ペーストしてすぐ応募できるようにしておくと便利です。

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クラウドソーシングでデータ入力の仕事をするメリット

クラウドソーシングでデータ入力の案件を受けるメリットは以下の通りです。

  • 働く時間や場所の自由度が高い
  • パソコンスキルがアップする
  • 初心者でも始めやすい

それぞれについて解説します。

働く時間や場所の自由度が高い

データ入力は在宅で行えるので、働く時間や場所の自由度が高いことがメリットです。

例えば、子供が学校から帰宅するまでの13時〜16時に働くといったように子育て世代の主婦でも、育児や家事の合間に効率的に作業できます。また会社勤めの人でも副業として会社に行く前の朝6時〜7時まで働く、週末に作業するなど、柔軟に仕事ができるのも魅力です。

パソコンスキルがアップする

データ入力の仕事をこなしていくと、パソコンスキルがアップします。スキルが上がることは報酬アップにもつながるのです。

タイピングスピードはもちろん、ショートカットキーの使い方など作業を効率的に行うスキルが身につきます。それにより多くの案件を受けることや、高単価の案件に対応できるようになるでしょう。

初心者でも始めやすい

データ入力の案件は「未経験可」が多いため、初心者でも始めやすいのもメリットです。

マニュアルやテンプレート、ツールなどが用意されているので難しい作業ではありません。考えるというよりは慣れることが大事な仕事といえるでしょう。コピペがメインの仕事も多いので、簡単な仕事から始めてスキルを磨きつつ、高単価の案件へ移行できます。

基本的なクラウドソーシングでのデータ入力を始める手順は、以下のとおりです。

クラウドソーシングでのデータ入力の始め方
  • クラウドソーシングサイトに登録する
  • 募集している案件を探し応募する
  • メッセージのやりとりを通し契約する

クラウドソーシングでデータ入力の仕事をする際のデメリットや注意点

クラウドソーシングで仕事を受けるなら、以下の点に注意しましょう。

  • まとまった収入を得るのは難しい
  • スキルアップはできない
  • 悪質案件に注意
  • 確定申告を行う必要がある

それぞれについて解説するので参考にしてください。

まとまった収入を得るのは難しい

まとまった収入を得られないため、データ入力だけで生計を立てるのは難しいでしょう。データ入力は、あくまでも副業向けといえます。

簡単な作業が多いため、報酬が低く設定されている案件がほとんどです。また、時間をかけた割には報酬が少ないというケースもあります。副業として効率的に収入を得たいなら、難易度と単価のバランスを判断することも重要です。

スキルアップはできない

データ入力は単純作業です。パソコンスキルがアップするといっても、タイピングやショートカットキー、Excelやワードなどの簡単操作になってしまうので、スキルアップには限界があります。

他の業界で仕事を探したいと思っても、データ入力の仕事しかしていないと、うまく次の仕事が獲得できない可能性があります。スキルアップをしたいなら、自分がどんなスキルが欲しいのかを明確にして、スクールに通ったり、勉強する必要があるでしょう。

今はやりたい仕事が見つかっていなくても、今後のキャリア形成のために「データ入力+α」でスキルを身につけて準備しておくのがおすすめです。

悪質案件に注意

クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサイトでは、詐欺まがいの悪質案件もあります。例えば、下記のようなクライアントや案件には注意が必要です。

  • 仕事を受けるには登録料が必要などとして金銭を要求してくる
  • テストと称し大量のデータを依頼してくる
  • 案件の内容や作業量が明確でない

クラウドソーシングサイトを利用して、金銭を請求されることはありません。登録料などが必要という案件は詐欺である可能性が高いので注意が必要です。

こういった案件に引っかからないようにするには、「評価が低いクライアントの仕事は受けない」「単価が低すぎる」「簡単・すぐ稼げるなどの言葉は注意する」などのポイントをチェックすることで回避できます。気になる案件を見つけてもすぐに応募しないようにしてください。

確定申告を行う必要がある

副業で年間20万円以上の収入があった場合は、確定申告が必要です。無申告に対しては、無申告加算税といった重いペルナルティが発生します。

できるだけ早めに税金面の知識を身につけておくことで、スムーズに確定申告ができるでしょう。

副業収入は雑所得と事業所得どちら?それぞれの違いと確定申告の必要性

データ入力の仕事に向いている人・向いていない人

体験談からもわかるように、データ入力の作業は人それぞれ感じ方が違います。では、データ入力の仕事に向いている人とは、どのような人なのでしょうか。

データ入力の仕事に向いている人
  • コツコツ作業するのが好き
  • パソコンの基本操作ができる

データ入力の作業は集中力がかかせません。コツコツと作業できる人に向いている仕事です。パソコンの基本操作ができるなら、データ入力の作業はスムーズに馴染めます。

データ入力の仕事に向いていない人
  • 単純作業が嫌い
  • パソコンが苦手

データ入力は同じ作業の繰り返しです。単純作業が嫌いな人には向いていません。パソコンが苦手な人にも合わない作業です。指示書などでは専門的な用語も使われているので、それらを理解する必要もあります。

クラウドソーシングでデータ入力の仕事をした人の体験談

実際にクラウドソーシングでデータ入力の仕事をしているユーザーは、どのように感じているのでしょうか。

ここではTwitterでつぶやかれた体験談から、「良い口コミ」と「悪い口コミ」それぞれを紹介します。

良い口コミ

データ入力をVBAで行うことで、効率的に稼げたという声や単純作業で「考えを整理できる」というツイートが見られます。

また、実績を積み重ねて、時給がアップしたという声もみられます。高報酬の案件を受けるには実績が必要です。データ入力などでコツコツ実績を重ねましょう。

悪い口コミ

https://twitter.com/web_teacher_boa/status/1429480488813535238

データ入力の案件はおすすめしない、というツイートがあります。理由として稼げないことや実績にならないこと、勉強にならないことを挙げています。また、報酬が低く、作業が進まないという声もあります。

始める前は簡単に稼げると考えがちですが、データ入力は短時間で稼げるものではありません。作業のコツを掴み、作業スピードを上げることが稼ぐポイントです。

データ入力の仕事に必要な準備とは?

データ入力の仕事を始めるには、以下の準備が必要です。

  • パソコン・ネット環境
  • オフィスソフト
  • プリンター

それぞれの準備について解説します。

パソコン・ネット環境

が、高スペックのパソコンは必要ありません。もし、新品のパソコンを購入するか迷っている場合は、中古のものでもOKです。しかし、データ入力の仕事は「速さと正確さ」が重要になるので、サクサク動くかどうかを確認しましょう。

ネット環境は基本的にWi-Fiを使います。回線が不安定だと作業効率が下がり、ストレスも感じてしまうので、安定したネット環境が必要です。

オフィスソフト

オフィスソフトとはワープロや表計算ソフトの総称のことを指します。Microsoft Officeの「Word」や「Excel」などが有名なソフトです。

案件により指定されることもありますが、Microsoft Officeがあれば基本的に対応できます。他にも使えるようになると良いソフトをまとめたので、チェックしてみてください。

  • Excel
  • Word
  • スプレッドシート
  • ドキュメント

プリンター

プリンターは入力後のデータを印刷するときなどに使います。また資料になるWebサイトのページを印刷するときなどにも便利です。

種類はレーザーのほうが印刷速度に優れているため作業の効率化につながります。用紙サイズはA4サイズが印刷できれば十分です。ただし、必ず必要というわけではないので、余裕があったら準備する程度で問題ありません。

クラウドソーシングでできるデータ入力以外のおすすめの案件

データ入力以外のおすすめな案件は、以下のとおりです。

  • 文字起こし
  • 翻訳
  • テロップ入れ

上記の案件はデータ入力と親和性が高く、スキルによっては比較的取り組みやすいと言われています。ここからは、それぞれの案件について紹介します。

文字起こし

1つ目は、インタビューや講演会、YouTube動画などをテキストとしてデータ化する業務である文字起こしです。案件例は、以下のとおりです。

本案件は共有される映像データの指定部分の文字起こしを行うという作業です。特殊なスキルを必要とせず、タイピング力の早い方が効率よく稼ぎやすいという特徴があります。

例えば、60分の文字起こしを3回行った場合、4,500円程度の収入を副業として稼ぐことが可能です。

翻訳

2つ目は翻訳業務であり、以下が案件例となります。

本案件は日本語からフランス語、またはフランス語から日本語に翻訳する業務です。翻訳に関するノルマは特になく、隙間時間で業務を遂行できるのが特徴です。

例えば、1,000文字程度の日本語への翻訳を10回ほど納品できた場合、副業として24,000円程度の収入を得られます。

テロップ入れ

データ入力の案件に取り組んでいる人は、テロップ入れの案件もおすすめです。動画投稿者は撮影と編集に時間がかかってしまうため、時間がかかるテロップ入れの仕事は外注されることが多く、案件も豊富にあります。

聞き取った音声を文字で書き起こす仕事なので、慣れないうちは難しいかもしれませんが、データ入力で培ったタイピングスキルを十分に生かせます。

クラウドワークスでは、下記のような案件を取り扱っています。

動画をカットしたり、テロップ・画像を入れる業務です。初心者でも応募できるので、これからテロップ入れの仕事に応募したい方にもおすすめです。

まとめ

クラウドソーシングのデータ入力とは、どのような仕事なのかを中心に解説しました。

データ入力は在宅で自由に作業できるメリットがありますが、生計を立てられるくらいの報酬は稼げません。そのため、副業としてやスキマ時間を利用して作業するのがおすすめです。

データ入力で収入を増やすなら、経験を重ねて高報酬の案件を受けられるようにしましょう。

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