独学でUI/UXデザインを学びたい人へのおすすめ本【20選】

デザインを「素敵」や「きれい」だけでとらえないUI(ユーザーインターフェイス)、UX(ユーザーエクスピアリエンス)は、Webデザイナーの発想の源となるべき必須知識です。

しかし、あまりにUI/UXについて語られることが多いだけに、これから独学でUI/UXを学ぼうとする人にとっては、どこから手を付けて良いか分らないかもしれません。

この記事では、まずUI、UXとは何かを確認してから、最初に手にすべき参考書を選ぶヒントを提供します。ぜひ参考にしてください。

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UI/UXを勉強できるおすすめの本20選

これからUI/UXデザインを学ぶ人が取り組みやすい、定評のある本を20冊ご紹介します。

※もし仮にUI/UXについてもっと深掘って知りたいと思われる方がいましたら以下の記事をご参照ください。

>>>「そもそもUI/UXとは?その重要性について

  • 1.はじめてのUIデザイン
  • 2.UIデザインの教科書
  • 3.UIデザイナーのためのSketch 入門&実践ガイド
  • 4.UI GRAPHICS
  • 5.インターフェースデザインの心理学
  • 6.けっきょく、よはく。
  • 7.フラットデザインで考える新しいUIデザインのセオリー
  • 8.ノンデザイナーズ・デザインブック
  • 9.さよなら、インタフェース
  • 10.だから、そのデザインはダメなんだ。
  • 11.UXデザイン入門
  • 12.UXデザインの教科書
  • 13.一人から始めるユーザーエクスペリエンス
  • 14.Web制作者のためのUXデザインをはじめる本
  • 15.実践UXデザイン
  • 16.UX戦略
  • 17.子どものUXデザイン
  • 18.ストーリーマッピングをはじめよう
  • 19.UX虎の巻
  • 20.Lean UX

1.はじめてのUIデザイン

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はじめてのUIデザイン 改訂版 

Kindle版 2,500円

「UIデザイナーを目指している人に渡せる最初の1冊を作りたい」という思いから作られた本。クックパッドでユーザーファーストのデザインを実践してきた池田拓司、宇野 雄など の共著で、デザインの現場からUIを分かりやすく解説しています。

2.UIデザインの教科書

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UIデザインの教科書[新版] マルチデバイス時代のインターフェース設計
翔泳社
Kindle版 2,618円

マルチデバイス時代の現在は、スマホ、PC、タブレット、スマートTVの4スクリーンで閲覧されることを前提に、サイト設計・webデザインを行なう必要があります。

本書はそれを前提にユーザーがどこにストレスを感じるのか、なぜ「いつのまにか迷ってしまうのか」を知るポイントを教えてくれます。

3.UIデザイナーのためのSketch 入門&実践ガイド

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UIデザイナーのためのSketch 入門&実践ガイド 改訂第2版
ビー・エヌ・エヌ新社 .
3,080円

UIデザインを作成するために多くのデザイナーが使っているツール「Sketch」の入門書。基本的な操作から実践的なノウハウまでがていねいに解説されています。有名スタートアップの貴重なエピソードを語られた座談会も掲載されています。

4.UI GRAPHICS

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UI GRAPHICS 成功事例と思想から学ぶ、これからのインターフェイスデザインとUX
ビー・エヌ・エヌ新社
3,362円

スマホアプリのUIデザインを世界の優れたデザイナーたちの実例から学ぶ本。そのデザインがどんな思考から生まれたかも解説されています。最初から読み進めるというより、パラパラと見て気になったビジュアルの解説を読むのが良いでしょう。

5.インターフェースデザインの心理学

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インタフェースデザインの心理学 ─ウェブやアプリに新たな視点をもたらす+100の指針
オライリージャパン
3,080円

web画面との接点から人がどのような行動を起こすのかを心理学的に説明する本。「人間の行動原理を理解していないデザインは相手を混乱させるだけで目的の結果を得ることができない」というのが本書のスタンスです。心理学に基づいた「人を引きつけるデザイン」の視点が100の指針に分類されて解説しています。

6.けっきょく、よはく。

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けっきょく、よはく。  余白を活かしたデザインレイアウトの本
ソシム
1,980円

「余白があると何かを入れたくなる」というデザイン初心者の心理が間違いであることをさまざまなNG例で教えてくれる本。余白があるから情報が引き立つ、オシャレになる、ということが納得できます。フツーのデザインをオシャレにするヒントが詰まっている本です。

7.フラットデザインで考える新しいUIデザインのセオリー

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フラットデザインで考える新しいUIデザインのセオリー
技術評論社
2,618円

文字に影をつけて立体的にするなど、なにかを加えてインパクトを出すのではなく、シンプルな文字、色、アイコンでUXを快適にするのがフラトットデザイン。シンプルゆえにごまかしがきかないフラットデザインのセオリーを実例で紹介しています。

8.ノンデザイナーズ・デザインブック 第4版

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ノンデザイナーズ・デザインブック 第4版
マイナビ出版
2,398円

デザイナー以外の人がプレゼン資料を作るときなどに役立つ本。「近接、整列、反復、コントラスト」というデザインの「4つの基本原則」を、具体的に良い例、悪い例をあげて、ノンデザイナーにも理解できるように解説されています。とくにタイポグラフィ(文字使い)が基本から理解できるのがメリットです。ロングセラーの第4版。

9.さよなら、インタフェース

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さよなら、インタフェース ー脱「画面」の思考法
ビー・エヌ・エヌ新社
2,640円

「ベストなインタフェースはノー・インタフェース」という逆説的なコンセプトで、IoT(モノのインターネット)時代の「画面に頼らない」UI/UXの新たな視点を提供する本です。スマホで車を始動するとしても、実際のキーを使うよりも手数がかかるのでは意味がない、「ぼくらをこき使うシステムじゃなく、ぼくらに使いこなされるシステムを創り出そう」という、脱画面の思考を提唱しています。

10.だから、そのデザインはダメなんだ。

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だから、そのデザインはダメなんだ。
エムディエヌコーポレーション
2,420円

見開き2頁単位でWebデザインの「良い例」と「悪い例」が対比されて、なぜ良いのか、なぜ悪いのかの理由がきちんと説明されています。悪い例としては、「クリックする気にならないどれも同じに見えるメニュー」「操作の直前に切り替わってしまうローテーションバナー」などの例があげられています。Webディレクターにも有益な一冊です。

11.UXデザイン入門

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UXデザイン入門
日経BP
2,660円

仮想のモール型ECサイト「梵天モール」でのデジカメ購入というシチュエーションを例にして、UXデザインについて解説している本。ビジュアルデザインというより、Webアプリケーションの操作性を高める技術である「RIA」の設計(design)プロセスにおけるUI/UXについて論じている。

12.UXデザインの教科書

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UXデザインの教科書
丸善出版
3,300円

UXデザインを小手先のテクニックとしてではなく、学問的な見地から解説した本。UXの歴史から体系的に、優れたUXデザインをするための理論とプロセスが説かれています。UXデザインが先駆的なデザイナーによってどのように創られてきたかの背景がよく理解できます。表現はやや硬く横文字も多い。

13.一人から始めるユーザーエクスペリエンス

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一人から始めるユーザーエクスペリエンス
善出版
2,640円

「UXに取り組みたいが、日々の業務に追われてなかなかできない」という個人やチームに向けて書かれた本。「時間がない」「予算がない」という現実的な問題への対処法が著者の豊富な経験から説かれています。.UXチームのつくり方や運営方法についても詳しい解説されている。

14.Web制作者のためのUXデザインをはじめる本

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Web制作者のためのUXデザインをはじめる本
翔泳社
2,420円

大手webマーケティング会社でUXデザインを担当してきた執筆陣の、実践的なUXデザイン入門書。Webデザイナー白石由香というというペルソナに語りかける設定で、臨場感がある筆致になっています。「UXデザインとは?」「ユーザビリティ評価からはじめる」「プロトタイピングで設計を練り上げる」などの8章から成り、テンプレートがダウンロードできるという、おまけ付き。

15.実践UXデザイン

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実践UXデザイン
近代科学社
2,750円

パイオニア、富士ゼロックス、キヤノンなどのデザイン現場で長年経験を積んだ著者が、UXデザインの実践的手法を「現場感覚」で解説する本。「既存の開発プロセスとUXデザインのプロセスをどう統合するか」「経営者の説得が難しい」などのよくある問題への対処法も教示している。

16.UX戦略

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UX戦略 ユーザー体験から考えるプロダクト作り
オライリージャパン
3,300円

UXを企業戦略という見地から考える本。個々のデザインについて書かれたものではなく、潜在顧客や競合他社製品に配慮しつつ「成功するプロダクト」を作っていくUX戦略のプロセスが語られている。仮説の検証、競合調査などの手法についても詳しい。著者のJaime LevyはアメリカのUX戦略家で南カリフォルニア大学教授。

17.子どものUXデザイン

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子どものUXデザイン 遊びと学びのデジタルエクスピアリエンス
ビー・エヌ・エヌ新社
2,860円

子ども向けのアプリやWebデザインのポイントを、認知発達理論から解説した本。年齢によって「感覚的運動段階」「前操作段階」「具体的操作段階」「形式的操作段階」と進む発達段階に合わせたUXデザインの知見が得られます。これらの境界線をまたいでいく子ども特有のニーズについて語られている点が興味深い。

18.ストーリーマッピングをはじめよう

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ストーリーマッピングをはじめよう
ビー・エヌ・エヌ新社
2,530円

UXデザインを「ストーリーをデザインする」と考えることを提唱する本。売れるプロダクトやサービスには、ヒットする映画と同じに、良質なストーリー(物語)があります。本書はユーザー体験をその物語にマッピングする(関連付ける)ことで、製品に対するエンゲージメント(愛着心)を獲得できると説きます。

具体的には「第一印象づくりのためのコンセプトストーリー」「ユーザーになってもらうためのオリジンストーリー」「価値を体験してもらうためのユーセージストーリー」の3つのストーリーのマッピングが、iPhone、Twitterなどを例に挙げながら解説されています。

19.UX虎の巻

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UX虎の巻 ユーザー満足度を向上する設計開発テクニック
日刊工業新聞社
2,200円

実務で長年UXに関わってきた著者が、現場で使える実践的なUXノウハウを指南する本です。とくに、製品/サービスの設計・開発の段階からUXに配慮することが重要だということが説かれており、そのために必要な手順が示されています。初心者にも便利な「UX向上マニュアル」付き。

20.Lean UX

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Lean UX アジャイルなチームによるプロダクト開発
オライリージャパン
2,750円

ユーザーの反応を確かめながら低予算、短期間でプロダクトをリリースする「リーン・スタートアップ」では、UXもLean UXであることが必須です。言い換えると、UXを置き去りにしないリーンスタートアップがLean UXで、そのノウハウを説くのが本書です。キーワードは「アジャイル(柔軟・俊敏)なチーム」、部門や領域を横断したコミュケ―ションやコラボレーションでチームの生産性を高める方法が、実例を挙げながら解説されています。

UI/UXを独学で勉強するおすすめの方法

独学でUI/UXを学ぶには次のような方法があります。

  • Youtubeなどの無料動画サービスで勉強する
  • Webサービスを活用する
  • UI・UX関連の本を読む

Youtubeなどの無料動画サービスで勉強する

YoutubeにはUI/UXをテーマにした無料動画がたくさんアップされています。海外の有名デザイナーの動画の他に、初心者向けの日本で作られた動画もあります。情報は断片的ですが、UI・UXデザインとはどんなものかを知るには手軽で便利です。

海外の動画は、英語でしかも初心者向きとは言えないものが多いようです。簡単な日本語字幕が付いたものもありますが、細かいニュアンスは伝わりません。

Webサービスを活用する

web上には世界の優れたWebデザイナーが作品を投稿する「Dribbble」などのコレクション・サイトがあります。スマホ画面のアニメーションの動きをコレクションした「UI Movement」も参考になります。

また、無料ダウンロードできるホワイトベーパー(資料集)や有料のオンラインUI・UX講座もあります。

UI/UX関連の本を読む

独学でUI/UXデザインを基本から学ぶときは、何冊かの書籍をしっかりと読み込むことで体系的な知識が身に付きます。

自分に合いそうな本をまず1冊選んで、そこから芋づる式に他の本に手を伸ばしていくのが良書に出会うコツです。

まとめ:独学でUI/UXを学ぶためには1冊をじっくり読み込もう!

独学でUI、UXを学ぶには、自分の興味や知識レベルにあった本をまず1冊じっくり読んでみるのが大切です。そこから広がった興味、探究心に合わせて2冊目、3冊目に取り組んでみましょう。そのようにして5~6冊読むうちに、UI/UXの基本的、体系的な知識が身についていきます。

手前味噌ですが、弊社サービス「ITプロパートナーズ」では数多くのUI/UX関連のフリーランス案件・求人を取り扱っています。もしご興味のある方はご相談ください!

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