システムエンジニア(SE)の平均年収は?年代や性別・企業規模別で紹介

こんにちは、ITプロパートナーズ編集部です。

システムの企画・開発・テストなどを手掛けるシステムエンジニアはIT関連の中でも人気の職種のひとつです。求人も多く、転職・独立により年収アップも期待できるとして注目を集めています。

実際にシステムエンジニアの年収がどのくらいなのか気になる人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、具体的にシステムエンジニアがどれくらいの収入を得ているのかを年齢や性別、企業規模や業種などのさまざまな視点からまとめました。さらに、システムエンジニアに必要なスキルや年収アップ方法など、稼げるシステムエンジニアになるために知っておきたい情報も紹介しています。

システムエンジニアを目指す人はもちろん、収入をアップさせたいシステムエンジニアの人も必見の内容です。ぜひ、参考にしてください。

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Contents

システムエンジニア(SE)の平均年収は?プログラマーとの年収と比較

システムエンジニアとプログラマーそれぞれの平均年収を、厚生労働省が2020年9月に発表した「令和元年度賃金構造基本統計調査」をもとにまとめました。なおこの調査の対象となっているのは、各都道府県の労働者を10人以上雇用している企業です。

システムエンジニア(SE)の平均年収

令和元年度賃金構造基本統計調査によると、調査対象となったすべてのシステムエンジニアの平均年収は、568.9万円です。

プログラマーの平均年収

同じく、令和元年度賃金構造基本統計調査によると、調査対象となったすべてのプログラマーの平均年収は、425.8万円です。

プログラマーの平均年収はいくら?言語・企業・働き方別の収入実態

システムエンジニア(SE)の年齢・性別・企業規模別の平均年収

システムエンジニアの年齢別年収(20代・30代・40代・50代・60代)

賃金構造基本統計調査によると、年齢階層別のシステムエンジニアの平均年収は以下のとおりです。なお、千円以下の単位は四捨五入しています。

年 齢男 性女 性
 ~19歳251万円251万円
20~24歳339万円343万円
25~29歳447万円442万円
30~34歳546万円496万円
35~39歳598万円506万円
40~44歳658万円613万円
45~49歳664万円549万円
50~54歳727万円611万円
55~59歳724万円603万円
60~64歳477万円370万円
65~69歳561万円-
70歳~449万円

企業規模別の平均年収

賃金構造基本統計調査では、企業規模を従業員10~99人、100~999人、1,000人以上の3つに分けています。それぞれのシステムエンジニアの平均年収は以下のとおりです。

従業員数年 収
10~99人537万円
100~999人533万円
1,000人以上627万円

男女別の年収

賃金構造基本統計調査にもとづいた男女別のシステムエンジニアの平均年収は以下のとおりです。

性 別年 収
男 性584万円
女 性497万円

それぞれ年齢によってどれくらい変わるのか?を詳しく紹介していきましょう。

女性SEの年収

年齢年収月収ボーナス
20~24歳283.5万円~313.5万円19.6万円78.4万円
25~29歳340.5万円~342.4万円21.4万円85.6万円
30~34歳329.0万円~392.6万円24.5万円98.1万円
35~39歳385.5万円~406.3万円25.4万円101.6万円
40~44歳429.0万円~456.5万円28.5万円114.1万円
45~49歳494.0万円~511.3万円32.0万円127.8万円
50~54歳550.0万円~547.8万円34.2万円137.0万円
55~59歳544.5万円~543.2万円34.0万円135.8万円
60~65歳345.5万円~543.2万円23.1万円92.4万円

女性のシステムエンジニアは、男性よりも年収がやや落ちます。

ただ、一般的な職種の女性よりも年収は高く、稼げる職業です。

また、結婚や出産などで出勤できなくなっても、リモートや在宅などで仕事ができる場合も多く、稼ぎが安定しているのも特徴です。

SEとしてスキルをつけて、出産後も働きたいと考えている女性は多いようです。

男性SEの年収

年齢年収月収ボーナス
20~24歳441.7万円~27.6万円80.6万円
25~29歳453.8万円~453.8万円28.4万円113.4万円
30~34歳420.3万円~520.3万円32.5万円130.1万円
35~39歳434.5万円~538.5万円33.7万円134.6万円
40~44歳484.0万円~605.0万円37.8万円151.3万円
45~49歳555.6万円~677.6万円42.4万円169.4万円
50~54歳616.0万円~726.0万円45.4万円181.5万円
55~59歳610.0万円~720.0万円45.0万円180.0万円
60~65歳390.1万円~720.0万円30.6万円122.5万円

男性のシステムエンジニアは男性の全職種と比べても、年収が高い職業です。

50代を過ぎたあたりから、年収700万円を超える人も多くなってきます。

システムエンジニアの仕事は大変というイメージも強いですが、年収は高いので女性からも人気の職種のようです。

システムエンジニア(SE)の雇用形態別の平均年収

システムエンジニアの働き方を正社員、派遣社員、アルバイト、フリーランスの4つに分けてそれぞれの年収について調べました。

なお、システムエンジニアの雇用形態別の平均年収については公的な調査がないため、求人サイトなどの民間の調査・集計を元に紹介します。

正社員システムエンジニアの平均年収

求人サイトの求人ボックスが自社の求人情報をもとに正社員システムエンジニアの平均収入を出しています。

それによると、正社員として働くシステムエンジニアの平均年収は約496万円です。

派遣システムエンジニアの平均年収

同じく求人ボックスによると、派遣社員として働くシステムエンジニアの平均時給は2,078円です。ここから計算すると、派遣システムエンジニアの平均年収は約400万円になります。

アルバイトシステムエンジニアの平均年収

求人ボックスによると、アルバイト・パートとして働くシステムエンジニアの平均時給は1,049円です。

計算するとアルバイト・パートとして働くシステムエンジニアの平均年収は約200万円になります。

フリーランスシステムエンジニアの平均年収

フリーランスシステムエンジニアの平均年収についての調査は、公的機関が行っているものはほとんどありません。そこで、フリーランス向けのエージェントが独自に試算した数字を元に考えます。

まず、弊社ITプロパートナーズが掲載している案件から考えると、システムエンジニアの月単価の相場は約50万〜100万円です。ここから単純計算すると、フリーランスのシステムエンジニアの平均年収は600万~1200万円の間におさまると考えていいでしょう。

ここにほかのエージェントの記述も加味すると、平均的な年収は700~800万円程度になることが多いようです。

フリーランスエンジニアの年収は?会社員との比較や職種別の収入

システムエンジニア(SE)の職種別の平均年収

システムエンジニアの職種別の平均年収を紹介します。今回は、システムエンジニアを大きく「SIerエンジニア」と「社内システムエンジニア」に分け、それぞれの年収を調べました。

SIerのシステムエンジニア(SE)の平均年収

転職サイトのdodaが2020年12月に発表した平均年収ランキングによると、SIer(システムインテグレーター)の平均年収は以下のとおりです。

  • 全体:455万円
  • 男性:477万円
  • 女性:396万円

なお、この数字は2019年9月~2020年8月の1年間にdodaエージェントサービスに登録した人の年収を元に計算しています。転職したいと考えている人の収入であるため、低めの数字が出ている可能性も考慮する必要があるでしょう。

社内システムエンジニア(SE)の平均年収

同じく、転職サイトのdodaの平均年収ランキングによると社内システムエンジニアの平均年収は以下のとおりです。

  • 全体:417万円
  • 男性:430万円
  • 女性:382万円

SIerの数字同様、2019年9月~2020年8月の1年間にdodaエージェントサービスに登録した人の年収を元に計算された数字です。

システムエンジニア(SE)の業種別の平均年収

続いて、システムエンジニアの業種別の平均年収です。

この年収は、リクナビネクストが運営するエンジニア向けのサイトTech総研が行った調査を元に紹介します。この調査は、30代のエンジニア2,180人を対象に聞き取った年収を元に集計したものです。

金融・保険系

金融・保険系のシステムエンジニアの平均年収は744万円です。

外資系SIer/NIer・コンサルティングファーム

外資系SIer/NIer、コンサルティングファームのシステムエンジニアの平均年収は689万円です。

総合電機メーカー

総合電機メーカーのシステムエンジニアの平均年収は660万円です。

専門コンサル系

専門コンサル系のシステムエンジニアの平均年収は656万円です。

大手SIer/NIer・コンサルティングファーム・ベンダー

大手SIer/NIer、コンサルティングファーム、ベンダーのシステムエンジニアの平均年収は650万円です。

システムエンジニア(SE)の有名企業の平均年収

日本を代表する有名企業のシステムエンジニアの平均年収について紹介します。就職・転職の口コミサイトopenworkを参考にしています。

日立製作所

株式会社日立製作所のエンジニア・SE職の年収は360万円~1600万円。平均年収は706万円です。

富士通

富士通株式会社のエンジニア・SE職の年収は280万円~1600万円です。平均年収は624万円です。

野村総合研究所

株式会社野村総合研究所のエンジニア・SE職の年収は330万円~1820万円です。平均年収は953万円です。

NTTデータ

株式会社エヌ・ティ・ティデータのエンジニア・SE職の年収は280万円~1300万円です。平均年収は699万円です。

大塚商会

株式会社大塚商会のエンジニア・SE職の年収は330万円~1000万円です。平均年収は577万円です。

システムエンジニア(SE)の都道府県別の平均年収

システムエンジニアの収入は、都道府県によって異なります。ここでは、「令和元年賃金構造基本統計調査」をもとに都道府県別のシステムエンジニアの収入トップ10を紹介します。

順 位都道府県名平均年収
1位神奈川県674万円
2位愛知県635万円
3位栃木県622万円
4位鹿児島県601万円
5位大阪府587万円
6位静岡県582万円
7位宮城県580万円
8位茨城県573万円
9位岐阜県572万円
10位兵庫県566万円

海外で働くシステムエンジニア(SE)の平均年収

続いて、海外で働くシステムエンジニアの平均年収を紹介します。

参考にしたのは、経済産業省が2021年2月4日に開催した「第1回 デジタル時代の人材政策に関する検討会」において参考資料として作成された「我が国におけるIT人材の動向」というレポートです。

引用元:我が国におけるIT人材の動向

年代別の年収分布を表した図です。数字を以下の表にまとめました。

日 本アメリカ
最小値最高値平均値最小値最高値平均値
20代150万円1250万円413万円114万円4578万円1023万円
30代100万円1250万円526万円172万円4578万円1238万円
40代150万円1750万円646万円172万円4578万円1159万円
50代100万円2250万円754万円286万円3720万円1041万円

システムエンジニアの年収の平均値はアメリカのほうが高い数字になっています。特に20~30代は倍以上の差が開いています。最小値と最高値の幅は広く、スキルによっては非常に高収入が期待できることがわかります。

一方、日本の年収は平均値が低く、最小値と最高値の幅もアメリカほど広くはありません。もうひとつの特徴としては、年齢ごとに上がっていくことです。アメリカは30代をピークに40代、50代は年収が減少傾向に転じますが、日本の場合は40代、50代と年代があがっていくにつれて、最高値も平均年収も増えていきます。

システムエンジニア(SE)として年収を上げるには?

システムエンジニアとして年収を上げる方法としては、以下の5つが代表的な選択となります。

  • キャリアチェンジをする
  • マネージャーになる
  • 高度なスキルを身につける
  • 給与が高い企業に転職する
  • フリーランスとして独立する

それぞれの方法について詳しく説明します。

キャリアチェンジをする

まずはキャリアチェンジ、つまり今とは違う業界・職種への転職です。

システムエンジニアとひとことで言っても業界によって平均年収が違うことはすでに紹介しました。ということは、違う業界に転職することができれば、年収アップも期待できます。特に高い年収が期待できる金融・保険業界を中心に転職活動をしてみてはいかがでしょうか。

また、システムエンジニアの職種にもいくつか種類があります。社内システムエンジニアであるならば、より高い収入が見込めるSIerを目指すなどの方法もあります。

現在の自分の業界・職種と他の業界・職種の年収を比べ、必要に応じて転職を検討してみてください。

マネージャーになる

もうひとつの方法は、今の職場でマネージャー職を目指すことです。

キャリアアップの道筋としては、まずはプロジェクトリーダーを目指し、ついでプロジェクトマネージャーを目指すのが一般的でしょう。

プロジェクトマネージャーを目指す場合は、マネージメントスキルがより一層求められるようになります。同時にシステムやネットワーク、セキュリティについても今以上の知識を求められることでしょう。

具体的にどういったスキル・知識を身につければより上のキャリアを目指せるのか、現在マネージャーを務めている上司などに相談してみてはいかがでしょうか。

高度なスキルを身につける

スキルアップは年収アップの王道のひとつです。

まずは、今持っているスキルを磨きましょう。くわえて、現在はどのようなスキルが求められているのかを調べ、その需要に応じてスキルを伸ばしていく努力も必要です。

特に需要が高いプログラミング言語は何か、その言語を使えばどのようなシステムを構築できるのかを定期的にチェックしておくことをおすすめします。需要が高いプログラミング言語のトレンドは比較的短期間で変わることもよくあります。IT関連のトレンドには敏感になっておきましょう。

給与が高い企業に転職する

より高い収入が見込める企業に転職する方法もあります。

すでに紹介したように、システスエンジニアの収入は企業規模や都道府県によっても違います。従業員が多い大規模な会社ほど収入が高くなる傾向があることから、より大きな会社へ転職することで収入アップは十分期待できるでしょう。

また、より高い年収が見込める都道府県に転職し移住するのもひとつの方法です。

ただ、地方に移住する場合は年収の数字だけみて判断するとうまくいかないケースもあります。必ず物価なども確認しましょう。年収は上がったけれども生活費も上がり、生活の余裕はほとんど変わらなかったという結果になる可能性も考えてください。

フリーランスとして独立する

フリーランスとして独立することも収入アップにつながります。

ただし、フリーランスには高い収入が見込めるというメリットがある一方で、収入が不安定になるなどのデメリットもあります。各種社会保険や、パソコンなどの機器及び参考書籍の購入、セミナー等への参加費用もすべて自己負担となります。

年収は増えたけれども金銭的な負担も上がり、差し引くと手元に残るお金は独立前とあまり変わらない可能性は否定できません。

一方で、フリーランスは仕事をすればするほど収入が増えます。高単価な案件を手がければ、年収1000万円も十分狙えます。自分のスキルや経験に応じて収入を得られるので、スキルアップにも熱が入ることでしょう。

まずは独立するメリット・デメリットを理解して、自分はフリーランスが向いているかなどをじっくり考えてみてはいかがでしょうか。

フリーランスエンジニアは稼げる?今から目指す人が知るべき実情とは

年収を上げたいシステムエンジニアにおすすめの資格

年収を上げたいシステムエンジニアにおすすめの資格を紹介します。システムエンジニア関連の資格はいくつかありますが、特におすすめなのは以下の4つです。

  • 基本情報技術者試験・応用情報技術者試験
  • データベーススペシャリスト試験
  • システムアーキテクト試験
  • プロジェクトマネージャ試験

どのような試験か簡単に紹介します。

基本情報技術者試験・応用情報技術者試験

基本情報技術者試験・応用情報技術者試験は、独立法人情報処理推進機構(IPA)が実施する試験です。

基本情報技術者試験は、システムの設計・開発・運用ならびに情報技術を活用した戦略立案について基本的な知識・技能を問うものです。令和元年度の合格率は25.7%でした。

応用情報技術者試験では、基本情報技術者試験より高度な知識・技能に加えチーム管理やシステム提案などのよりマネージメント要素が強い知識なども問われます。令和元年度での合格率は22.3%でした。

データベーススペシャリスト試験

データベーススペシャリスト試験はデータベースの企画・開発・運用・保守などを行うために必要な知識を問う試験です。IPAが実施する試験で、令和2年度の合格率は15.8%でした。

システムアーキテクト試験

システムアーキテクト試験は、システムアーキテクトの業務を円滑に行うために必要な情報システム・組み込みシステム・IoTシステムなどに関する知識を問う試験です。IPAが実施する試験で、令和元年度の合格率は15.3%でした。

プロジェクトマネージャ試験

プロジェクトマネージャ試験は、プロジェクトマネージャとしての業務を円滑に行うために必要な知識・技能を問う試験です。IPAが実施する試験で、令和元年度の合格率は15.1%でした。

システムエンジニア(SE)に必要なスキルとは?

システムエンジニアに求められるスキルは、大きく以下の4つです。

  • コミュニケーション能力
  • 設計技術
  • マネジメント能力
  • 英語力

具体的にどのようなスキルなのか、そしてそれがなぜ必要なのか説明します。

コミュニケーション能力

まずはコミュニケーション能力です。

システムエンジニアの仕事はクライアントから要望をヒアリングし、要望をかなえるシステムを設計・提案し、チームを取りまとめて構築することです。

したがって、クライアントの意図を汲み取る能力や提案力は欠かせません。また、チームを取りまとめるリーダーシップなども必要です。

クライアントならびにチームメンバーと一緒に円滑に業務を行っていくには、コミュニケーション能力は必須でしょう。

設計技術

システムエンジニアにとって、システムを設計する技術は不可欠です。

システムエンジニアの仕事の核は、顧客の要望に沿ったシステムを作ることです。したがって、システム設計の技術がなければ、システムエンジニアの仕事はできないと考えていいでしょう。

設計はさらに基本設計と詳細設計にわかります。基本設計はシステムのベースを構成し、詳細設計はプログラミングに必要な細かい設計です。このとき、プログラマーに指示を出すための指示書もシステムエンジニアが作成します。

詳細設計を行い、指示書を作成するためには、プログラミングに関する知識も必要です。実際にプログラミングするのはプログラマーですが、システムエンジニアもプログラミングスキルや知識を持っているほうが望ましいでしょう。

マネジメント能力

プロジェクトチームを取りまとめるマネジメント能力も必要です。

システムエンジニアはシステムの要件定義や設計を行います。設計に基づいて実際にプログラミングを行うのはプログラマーです。システムエンジニアはプログラマーを取りまとめ、スケジュールに沿って仕事を進めていかなければいけません。

このことから、人員・品質・開発・予算などを管理するマネジメント能力もまたシステムエンジニアに必要といえるでしょう。

英語力

英語力もシステムエンジニアに求められるスキルのひとつです。

日本国内で日本企業を相手に仕事をする場合は、実務で英語を使ってコミュニケーションすることはほとんどないでしょう。しかし、システムやプログラミングに関する最新情報を得ようとするならば、英語で書かれたサイトや文献をチェックする必要に迫られることは多々あります。

少なくとも業務に関する情報は英語でも理解できるようになっておいたほうが、より新しく、より広い知識を得ることができるでしょう。

システムエンジニアとしてのスキルアップをしていきたいなら、英語力は身につけておたほうが良いです。

マーケティングスキル

マーケティングスキルも身につけておきたいスキルです。

マーケティングとは、簡単に説明すると売れるしくみを作ることです。企業は、商品・サービスの認知度や購入率、顧客満足度の向上などマーケティング活動における課題解決のために新しいシステムを作ることも多いです。

マーケティングに関する知識やスキルを持っていれば、クライアントの課題や要望を汲み取りやすくなります。また、要望をマーケティングの視点から分析することができれば、よりよい提案もできるでしょう。

フリーランスシステムエンジニア(SE)におすすめのエージェントは?

エージェントは企業とフリーランスエンジニアの間に立って、スキルや経験を活かせる案件を探し、紹介してくれる存在です。頼れるエージェントがいるかどうかは、フリーランスエンジニアが高収入を得るには欠かせないポイントといえるでしょう。

収入アップを考えるフリーランスエンジニアにおすすめのエージェントを3つ紹介します。

ITプロパーナーズ

ITプロパートナーズ

まずは、弊社ITプロパートナーズを紹介します。弊社は、フレキシブルに働きながら高収入を実現できる案件を多く揃えています。

ITプロパートナーズの特徴

ITプロパートナーズの特徴は、稼働日が週2~3日という案件を多く紹介できることです。ほかにもリモート案件などフリーランスならではの時間に融通がきく案件も多くあります。

週2~3日の案件だと収入が低くなるのではと思いがちですが、ITプロパートナーズではクライアント企業と直接契約することで高単価を実現しています。フリーランスらしい自由な働き方をしながら、しっかり収入を確保することができます。

取り扱っているシステムエンジニアの案件例

ITプロパートナーズで取り扱っているシステムエンジニアの案件をいくつか紹介します。

このほかにも、ITプロパートナーズでは多くの案件を扱っています。興味がある方は、ぜひ登録し、検索してください。

レバテックフリーランス

引用元:レバテックフリーランス

レバテックフリーランスはIT系技術者のエージェントの中でもトップクラスの知名度があります。高単価案件も多く紹介していて、サイトによると登録エージェントの平均年収は約862万円です。ある程度高いスキルやキャリアを持っている人であれば、登録を検討するといいでしょう。

ギークスジョブ

引用元:ギークスジョブ

ギークスジョブの特徴は、サポート体制がしっかりしていることです。フリーランス向けの無料相談会はもちろん、セミナーや福利厚生プログラムも充実しています。独立したばかりのフリーランスにとって安心して利用できるエージェントのひとつでしょう。

まとめ

システムエンジニアは、顧客の要望を汲み取って課題を解決するシステムを提案・構築する仕事です。その平均年収は568.9万円ですが、年齢・性別・企業規模などによって幅があります。

収入を増やしたい場合は、プロジェクトマネージャーなどを目指してキャリアアップする、より高い年収が見込める企業に転職する、フリーランスとして独立するなどの方法があります。また、アメリカなどの海外では、システムエンジニアの収入が高い傾向があるので、英語力などに自信がある場合は海外で働くことも選択肢のひとつになるでしょう。

フリーランスとして独立する場合はエージェントを活用し、スキルや経験を活かした高単価案件を獲得することが収入アップの大きなポイントです。興味がある人は、弊社ITプロパートナーズをはじめとしたエージェントでどれくらいの単価の案件があるか調べてみてはいかがでしょうか。

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ITプロパートナーズはITフリーランスの方に案件紹介をしているエージェントです。当メディア「ITプロマガジン」では、フリーランスの働き方から仕事探しまで幅広い情報を日々発信しています。