こんにちは、ITプロマガジンです。
「副業を始めてもう少し収入を上げたい…」と考えているシステムエンジニアの人も多いのではないでしょうか?近年、副業に取り組んでいるエンジニアも非常に多くなっています。しかし、どんな副業がおすすめなのか?本業に支障が出ないか?など様々な疑問もあるかと思います。
そこで本記事では、システムエンジニアにおすすめの副業や実際の案件例、稼ぐためのポイントなど、システムエンジニアが副業を始めるときに知っておきたいことを徹底解説しているので、ぜひ参考にしてください。
弊社では、数多くの方にフリーランス案件を獲得していただいています。経験とスキルさえあれば、週2日から高収入案件をご紹介できます。まずは無料登録をして色々な案件を見てみてください。弊社からおすすめの案件をご紹介することも可能です。
ドンピシャ案件の探し方
「案件はたくさんあるはずなのに、なかなか自分の望む案件が見つからない…」
エンジニア市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいマッチングノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。
ITプロパートナーズでは、
・9割がエンド直案件のため、高単価
・約6割が週3-4案件のため、柔軟に働ける
・事業会社の自社開発案件が多い
などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。
初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?
目次
- 1 システムエンジニア(SE)の副業は稼げるの?
- 2 システムエンジニア(SE)におすすめの副業7選と案件例
- 3 システムエンジニア(SE)の副業案件の探し方
- 4 システムエンジニア(SE)の副業案件獲得に使えるサイト
- 5 経験・目的別のシステムエンジニア(SE)の副業戦略
- 6 初心者システムエンジニア(SE)が副業で最初に狙っていきたい案件
- 7 システムエンジニア(SE)の副業で受注率アップにつながるポートフォリオの作り方
- 8 システムエンジニア(SE)が副業するメリット
- 9 システムエンジニア(SE)が無理なく副業を継続するには?
- 10 システムエンジニア(SE)が副業する際の注意点
- 11 システムエンジニア(SE)の副業に関するよくある質問
- 12 まとめ
システムエンジニア(SE)の副業は稼げるの?
はじめに、どのくらいの人が副業に取り組んでいるのか、副業でどの程度の収入が見込めるのかなど、システムエンジニアの副業事情について詳しくみていきましょう。
副業に取り組むエンジニアは多く稼げる
2022年に実施されたエンジニアの副業実態調査では、半数以上の55.5%のエンジニアが副業経験があると回答しています。
働き方改革の一環で政府が副業・兼業を推進していて、副業に取り組むエンジニアはこれからも増えていくと考えられます。また、IT人材不足で外部の人材に開発を委託する企業もあり、エンジニアとしてのスキルがあれば副業案件を獲得しやすい状況です。そのため、エンジニアが副業を始めるのに適した状況であるといえます。
副業の案件単価目安は時給4,000~6,000円程度
副業に関する調査結果によると、副業の案件単価で一番多いのは時給4,000~6,000円であることがわかりました。
副業に関する調査結果によると、副業の案件単価で一番多いのは時給4,000~6,000円であることがわかりました。
ただし、副業案件の内容や報酬は多岐にわたるため、受注する案件の単価やスキル次第ではさらに稼げる可能性も十分あります。クラウドソーシング大手のクラウドワークス、弊社ITプロパートナーズで募集されている主な案件と報酬は下記の通りです。(2023年10月時点)
案件 | 報酬の目安 |
---|---|
ライティング案件 | 〜2万円/記事 |
プログラミング講師 | 〜9万円/月 |
コーディング案件 | 30万円〜100万円/月 |
システム開発案件 | 50万円〜100万円/月 |
報酬は扱える言語の他、スキルや経験値、稼働時間により受注可能な案件や報酬の幅が変わります。50万円以上の案件もあり、本業と同等かそれ以上の収入を得ることも夢ではありません。
在宅や土日のみの案件も豊富
システムエンジニア向けの案件は、在宅で対応できるものや土日だけ働ける案件も豊富です。例えば、クラウドソーシングサービスに掲載されている案件の多くは受注から納品までリモートで行えるため、副業でも取り組みやすいでしょう。大手クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」には、Web開発・システム設計のカテゴリに238件の案件が掲載されています。(2023年10月時点)
ITエンジニア向けフリーランスエージェントである弊社「ITプロパートナーズ」も、数は多くありませんが、週2日〜稼働できる案件や、平日夜・土日でできる案件などがあります。
このように、本業のない平日夜や土日に対応できる案件も多いので、副業を始めやすい環境が整っているといえます。オフタイムを活用することで、本業に支障なくスキルアップや報酬アップを目指すことが可能です。
なお、SEに限らずエンジニアが土日や週1の副業案件を獲得する方法や必要スキルなどは以下の記事で紹介しているので、併せて参考にしてください。
副業解禁企業が増加!収入を得やすい環境に
2018年1月、厚生労働省が「モデル就業規則」を改定しました。労働者の順守事項から「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと。」という副業を規制する文言を削除したことを皮切りに、副業を認める企業が増えています。
- 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ
- Zホールディングス株式会社
- ソフトバンク株式会社
- 日本オラクル株式会社
- 株式会社メルカリ
- 株式会社リクルートホールディングス
社員が様々な知見を得ることが自社の発展に貢献するという考えが広がり、ベンチャーや中小企業だけでなく、上場企業も続々と副業を解禁しています。国や企業の後押しもあり、副業がしやすい環境が整ってきているのです。
システムエンジニア(SE)におすすめの副業7選と案件例
システムエンジニアにおすすめの副業7選を表でまとめました。
案件 | 必要経験 | 在宅 | 土日のみ | 特徴 |
---|---|---|---|---|
1.コーディング | 1年〜 | ○ | ○ | ・すぐ稼げる ・本業に活かせる |
2.Webライティング | 未経験可能 | ○ | ○ | ・すぐ稼げる ・単価は低め |
3.ブログ運営 | 未経験可能 | ○ | ○ | ・じっくり稼げる ・いつでも出来る |
4.アプリ開発 | 1年〜3年以上 | △ 一部可能 | △ 一部可能 | ・個人開発か請負がある ・本業に活かせる ・単価が大きい |
5.システム開発 | 1年〜3年以上 | △ 一部可能 | △ 一部可能 | ・すぐ稼げる ・単価が大きい ・本業に活かせる |
6.ゲーム開発 | 1年〜3年以上 | △ 一部可能 | △ 一部可能 | ・人気の業界 ・本業に活かせる ・単価が大きい |
7.プログラミング講師 | 1年〜 | △ 一部可能 | ○ | ・リモート案件多数 ・短時間稼働OK |
それぞれの具体的な業務内容や案件例を紹介していきます。
1.コーディング
Web開発の経験やスキルを持っている人は、コーディングの案件がおすすめです。LPやWebサイト、アプリなどコーディングする対象は案件によって異なり、工数や報酬もさまざまです。「初めての案件受注は比較的工数の少ないLPから」「本業に余裕がある時期は規模が大きめのWebサイト構築の案件にチャレンジする」など、状況に応じて適した案件を選んでみましょう。
ITプロパートナーズでは、下記のような案件を取り扱っています。
案件名 | 【CSS/HTMLコーディング】立ち上げフェーズの金融関連スタートアップで、マークアップエンジニアを募集 |
---|---|
案件単価 | 案件単価:〜700,000 円/月 |
勤務地 | リモート |
スキル | CSS,HTMLコーディング |
職種・ポジション | エンジニア |
中小企業向け金融プロダクトの画面を実装する業務です。CSS/HTMの知識はもちろん、マークアップエンジニアの経験やTailwindCSSの使用経験がある方は応募できます。
コーディング案件で稼ぐ方法はこちらの記事でも詳しく解説しています。
2.Webライティング
Webライティングは、Webに掲載するコンテンツを執筆する仕事です。IT関係のメディアでは現役エンジニアや開発経験のある人に執筆を依頼するケースがあり、専門知識が必要になるため一般的なライティング案件より報酬が高い傾向にあります。実際に開発するわけではないので、IT業界の経験があれば年数は問われないことも多く、経験が浅い人や初心者にもおすすめの副業です。
こちらは、システム開発に関する記事のライティングをする案件です。Webライティングの案件は文字単価で報酬が決まるケースが多く、こちらの案件は4000字の執筆で5000円、文字単価1.2円となっています。
3.ブログ運営
自分でブログを運営して広告収入を得るのも、人気の副業のひとつです。開発経験が浅い人や初心者でも取り組めて、クライアントがいるわけではないので納期に追われることもありません。ただし、すぐに収益につながるとは限らない点に注意してください。
ブログを運営すると広告費が得られるだけでなく、個人のスキルや実績のアピールの場としても役立ち、ブログを見たクライアントから案件の依頼が来る可能性もあります。
4.アプリ開発
開発経験が豊富な人は、アプリ開発がおすすめです。アプリ開発の副業は、個人開発と受託開発の大きく2つに分かれます。個人開発は自分でオリジナルアプリをリリースして、アプリの購入や追加コンテンツへの課金、広告掲載などで収入を得る方法です。受託開発は、クライアントからアプリ開発案件を受注して、成果物を納品して報酬をもらいます。
個人開発は自由度が高い反面、リリースしたアプリがヒットしなければ大きな収入にはつながりません。一方、受託開発ならアプリ開発の作業に対して報酬が支払われるため、すぐに稼ぎたい人は受託開発がおすすめです。
ITプロパートナーズでは、下記のような案件を取り扱っています。
案件名 | 【Python/Vue.js】自社アプリ開発におけるエンジニアの案件・求人 |
---|---|
案件単価 | 案件単価:〜400,000 円/月 |
勤務地 | リモート |
スキル | Python Vue.js,フロントエンド, バックエンド |
職種・ポジション | エンジニア |
主な業務内容は、PythonやAmazon Web Servicesを使ったサーバーサイドの改修やVue.jsを使ったフロントエンドの改修です。Pythonの開発経験が3年以上やチームでの開発経験が求められますが、こちらは週2日から働ける案件なので、本業と合わせて無理なく働けます。
案件の獲得方法や必要スキルなどはこちらの記事も参考にしてください。
5.システム開発
システムエンジニアとしての経験をすぐに活かせるのが「システム開発」案件です。業界や言語、ポジションも多種多様なため、本業とは異なる業界やシステム開発にチャレンジしやすいでしょう。
上流工程(企画・設計)ができるプロジェクトマネージャー(PM)や、フロントエンド・バックエンド、開発から保守と幅広く対応できる「フルスタックエンジニア」は需要が高く、高い報酬が得やすい傾向があります。
ITプロパートナーズでは、下記のような案件を取り扱っています。
案件名 | 【PL】製造業における自動化システムの開発をリードして頂けるエンジニアを募集 |
---|---|
案件単価 | 案件単価:〜900,000 円/月 |
勤務地 | リモート |
スキル | VB.NET,C言語,PL |
職種・ポジション | エンジニア |
FAソフトウェア開発や物流システムの開発、メカトロソフトの開発を行います。この案件は、開発の他にも打ち合わせや設計、保守運用などの業務もあります。応募するには、工場向けのシステムの開発経験やデータベースアプリケーションの開発経験が必要です。
6.ゲーム開発
趣味を仕事に活かせるのが「ゲーム開発」案件です。オンラインゲームやソーシャルゲームは毎年数多くの新作がリリースされており、ヒットタイトルや未発表のゲームの開発に携わることも可能で、ゲーム好きにはおすすめです。
ITプロパートナーズでは、下記のような案件を取り扱っています。
案件名 | 【Unity】ゲーム開発におけるエンジニアの案件・求人 |
---|---|
案件単価 | 案件単価:〜700,000 円/月 |
勤務地 | フルリモート |
スキル | Unity |
職種・ポジション | フロントエンジニア |
フロントエンド中心のゲーム開発と企画・仕様策定を小チームで行う業務です。UnityとLive2Dを中心としたゲーム開発スキル、iOS/Androidの経験とアプリ内課金の知識が必要となります。
7.プログラミング講師
開発経験があって人に教えられるレベルのエンジニアなら、プログラミングスクールの講師も選択肢のひとつです。「現役エンジニアが教える」と謳っているプログラミングスクールを見たことがある人もいるのではないでしょうか。このように、講師として働けるエンジニアを探しているスクールもあります。社会人を対象としたスクールなら受講者とレッスン時間の都合を合わせやすく、平日夜や土日の時間を有効活用できます。
ITプロパートナーズでは、下記のような案件を取り扱っています。
案件名 | 【Python】エンジニアスクール受講生の質問対応講師募集 |
---|---|
案件単価 | 案件単価:〜90,000 円/月 |
勤務地 | リモート |
スキル | Python,バックエンド |
職種・ポジション | エンジニア |
AIプログラミング学習サービスを支援する業務です。メンター業務の他にチャットでの質疑応答、カウンセリングや添削を行います。Pythonを使った経験や講師の経験があれば、より有利になります。
プログラミング講師の副業についてはこちらの記事もぜひ参考にして下さい。
弊社ITプロパートナーズでは、この他にも数多くのフリーランスSE案件を扱っています。実務経験さえあれば、週2日稼働といった、副業としても取り組みやすい高単価案件の獲得が可能です。まずは無料登録からお気軽にご相談ください。
その他SEの経験やスキルを必要としない副業
本業とは全く違う副業をするのも選択肢の一つです。以下の5つが、システムエンジニアの経験やスキルを必要としない副業として挙げられます。
- 投資
- 動画編集
- 転売・せどり
- データ入力
- 事務代行
「ITエンジニアの副業実態調査」によると、副業経験のあるITエンジニアが取り組んだ副業のカテゴリーにおいて、「投資」が全体の36 %と最も多い割合となっています。投資に関しては隙間時間で行えるため、データの通り副業として取り組むエンジニアが多いと考えられます。投資の種類はさまざまで、株式やFX、投資信託、仮想通貨、不動産などがあります。
動画編集は、比較的短期間でスキルを得られるため、未経験からでも始めやすい副業です。そのほかにも、転売やデータ入力、事務代行などパソコンがあれば始められる副業もおすすめです。
システムエンジニア(SE)の副業案件の探し方
システムエンジニアが副業案件を探す際には、以下の方法があります。
- 副業・フリーランスエージェントを利用する
- クラウドソーシングを利用する
- 友人から案件を受託する
- SNSを利用する
それぞれの方法について、以下で詳しく解説します。
副業エージェントやフリーランスエージェントを利用する
副業・フリーランスエージェントは、自分のスキルや経験に合った案件を紹介してくれます。即戦力が求められるため、経験が豊富な人におすすめです。副業エージェントは、週末や週2日で取り組める案件を多く扱っており、フリーランスエージェントはフリーランス向け案件が募集されています。
エージェントサービスは、「在宅可能」「土日のみ」など働き方の希望も伝えられるので、効率よく案件を探せます。スキルや経験が豊富な人は、個人では獲得が難しい大企業の案件や高単価案件を受注できるかもしれません。
クラウドソーシングを利用する
クラウドソーシングは常に多数の案件が掲載されていて、求められるスキルや経験の幅が広いのが特徴です。未経験や初心者でも取り組める案件もあるので、経験が浅い人はまずはクラウドソーシングで案件を探してみましょう。
掲載されている案件は基本的にオンラインですべて完結できるので、副業でも取り組みやすくなっています。ただし、案件相場が低い可能性があるので注意が必要です。
友人から案件を受託する
友人や知人から案件を紹介してもらうのが、もっとも手っ取り早く副業を始められる方法です。友人や知人とは、元々信頼関係があります。気軽に自分がやりたい内容や条件の相談・交渉が可能です。
自分のスキルや経歴を理解した友人からの紹介なので、ミスマッチも防げます。紹介をきっかけに人脈を広げていけば、受けられる仕事の幅も広げられるでしょう。
SNSを利用する
SNS経由で案件を獲得している副業ワーカーもいます。日頃からSNSで自分のスキルや実績について発信していると、クライアントの目に留まって仕事につながるかもしれません。クライアントにアピールできるような経験やスキルを持っている人におすすめの方法です。
SNSは企業だけでなく、個人の目にも触れるものです。SNSで人脈が広がれば、そこから案件紹介につながるケースも珍しくありません。例えば、SNSを見た友人や知人から副業案件を紹介してもらえる可能性もあります。SNSは、副業案件獲得の窓口を増やすことにもつながるのです。
システムエンジニア(SE)の副業案件獲得に使えるサイト
ここでは、システムエンジニアの副業案件獲得に使えるサイトを、初心者向け・経験者向けに分けて紹介します。
SE経験豊富な方向けの案件獲得サービス
経験者向けのサービスは、主に実務経験3年以上のシステムにおすすめです。実務経験が1年や2年でも案件によっては獲得できるかもしれませんが、確実に高単価案件を狙っていくなら、「3年以上」を目安に考えてください。経験者向けのサービスなら、高単価の受託開発案件が募集されているため、収入アップを実現したい人は活用していきましょう。以下のエージェントサービスがおすすめです。
- ITプロパートナーズ
- シューマツワーカー
- Workship
上記それぞれのサービスについて詳しく解説します。
ITプロパートナーズ
ITプロパートナーズは、エンジニア向けのフリーランスエージェントです。IT起業家やフリーランスを対象としたサービスですが、リモート可能な案件や週2〜3日勤務の案件も多いので副業にも活用できます。高単価な案件を多く取り扱っていて、副業でも高い収入が目指せるでしょう。トレンド技術を使える案件もあり、エンジニアとして「おもしろい」と思える案件に出会えるかもしれません。
収入アップを叶えたい方、スキルを伸ばしたい方、隙間時間を活用したい方はぜひお気軽にご相談ください。弊社エージェントがあなたに最適な案件を紹介させて頂きます。
シューマツワーカー
シューマツワーカーは、その名のとおり週末だけでも対応できる副業に適した案件を紹介してくれるサービスです。案件の99%以上がリモート可能な案件のため、在宅で副業したい人にもおすすめ。コミュニティや勉強会など、副業ライフを快適にするための制度が用意されているのもポイントです。
Workship
Workshipは、フリーランス・副業向けのマッチングサービスになり、リモート可能や週1〜3日から働ける案件が募集されています。担当者に希望に合う案件を紹介してもらうほか、掲載されている案件に自分から応募することもできます。最短で即日マッチングも可能なので、すぐに副業を始めたい人は利用してみましょう。
駆け出しエンジニア・初心者向けの案件獲得サービス
初心者向けのサイトは、初心者や実務経験3年未満のシステムエンジニアにおすすめです。先ほど紹介したおすすめの副業案件のなかでは、コーディングやライティングなどの案件が獲得しやすいサービスです。まず実績を積みたい人は、以下のサービスを活用してみましょう。
- クラウドワークス
- ココナラ
それぞれのサービスの特徴を解説します。
クラウドワークス
クラウドワークスは大手クラウドソーシングサービスで、全国78万社が仕事を発注しています。200以上のカテゴリの中から自分に合った仕事を選べるので、まずは難易度の低い案件から獲得を目指してみましょう。
ココナラ
ココナラは、自分のスキルに価格を付けて販売するスキルマーケットです。Web開発やライティング、オンラインレッスンなど、幅広いスキルを出品できます。価格を自分で決められるので、報酬に納得感が出やすいのがメリットです。
経験・目的別のシステムエンジニア(SE)の副業戦略
副業する目的は、収入アップやキャリアアップなど人それぞれです。次では、経験や目的別でシステムエンジニアの具体的な副業戦略を解説します。
SE初心者が月5万円程度のお小遣い稼ぎたいがしたい
駆け出しSEが副業で月5万円程度稼ぎたいなら、クラウドソーシングを中心に活用するのがおすすめです。クラウドソーシングにはさまざまな種類の案件が募集されているので、比較的簡単に副業案件が見つかります。
また、難易度に幅があるのもクラウドソーシングの特徴です。報酬単価は低いですが初心者でも受けられる案件も多数扱っています。完全未経験の人なら、Webライティングやコーディングなどの経験やスキルを必要としない案件も多いので、月5万円程度なら安定して稼げるでしょう。
プログラミングスクールの受講で副業支援も検討する
また、初心者はプログラミングスクールの活用を視野に入れてもいいでしょう。プログラミングスクールの中には、副業を目的としたカリキュラムの講座や、講座修了後に転職・副業支援を受けられるサービスもあります。
プログラミングスクール | 副業支援内容 |
---|---|
TechAcademy | 副業支援講座「はじめての副業コース」が受講できる |
DMM WEBCAMP | 受講生限定の転職・副業サポートあり |
TechAcademyは「副業向けコース」という副業に特化したコースがあるスクールです。本業を抱えていると、スクールに通う時間がないという問題があります。TechAcademyでは場所や時間を問わずライフスタイルに合わせて学べるので、本業への影響を抑えて学べるのが特徴です。受講後には副業案件の紹介も受けられます。
DMM WEBCAMPも、副業サポートが充実したスクールです。受講後の副業案件相談はもちろん、案件獲得後も現役エンジニアから相談やアドバイスも受けられます。
このようなサービスを活用することで、スキルアップしても仕事が見つからない…というリスクを回避し、最短で収入を得られます。
経験豊富なエンジニアが本業並みの収入を稼ぎたい
経験豊富なシステムエンジニアが副業で本業並みの収入を稼ぎたいなら、副業エージェントの活用がおすすめです。
副業エージェントなら、即戦力向けの比較的単価の高い副業案件を取り扱っているため、希望する収入を稼ぎやすいといえます。
クラウドソーシングでも、仕事によっては比較的高単価な案件を受けられますが、副業エージェントから案件紹介を受けるほうが単価は高い傾向にあります。具体的には前述で紹介した、アプリ開発やシステム開発あたりの案件を狙うと良いでしょう。
また、需要が高い言語を取り扱う案件を狙うのも重要です。次では、需要が高い言語と案件相場を紹介するので、副業選びの参考にしてください。
システムエンジニア(SE)の副業で需要が高い言語と案件相場
「TIOBEプログラミングコミュニティーインデックス」で人気の高い言語ごとに、弊社「ITプロパートナーズ」で何件案件がヒットするかを調査しました。(2023年10月時点)
言語別の需要と報酬の相場についてご紹介します。
言語 | 案件数 | 報酬相場/月 |
---|---|---|
Python | 55件 | 30万円〜100万円 |
C言語 | 8件 | 30万円〜100万円 |
Java | 50件 | 60万円〜90万円 |
C++ | 7件 | 40万円〜100万円 |
C# | 33件 | 30万円〜100万円 |
VB(Visual Basic) | – | 〜30万円 |
JavaScript | 64件 | 30万円〜100万円 |
SQL | 32件 | 30万円〜90万円 |
PHP | 96件 | 60万円〜100万円 |
Objective-C | 2件 | – |
Go | 52件 | 40万円〜100万円 |
Webサービスやアプリで活用される言語は需要があり、副業案件も豊富なことがわかります。自分が扱える言語の案件数はぜひ弊社「ITプロパートナーズ」で検索してみてください。
土日・完全在宅で副業したい
土日のみの稼働や完全に在宅で副業の仕事をしたい場合、基本的にクライアントワークではなく、単発でできる案件の受注が多くなることを覚えておきましょう。中には、土日のみの稼働でもOKとしている企業の請負案件もありますが、数自体は多くありません。
土日のみ働きたい、在宅で副業したい方におすすめの案件と利用すべきサービスは下記です。
案件 | おすすめサービス |
---|---|
・ライティング ・記事の監修 ・簡単なコーディング | ・クラウドワークス ・ランサーズ ・ココナラ |
また、SEの副業以外にも自分でブログを運営して広告収入を得る、資産運用する、自身でアプリ開発をしてリリースする、といった方法でも収入を得られます。ただし、どれもすぐに収益化できないことは念頭においておきましょう。
下記では、土日のみ副業したいエンジニアにおすすめの案件紹介サイトを紹介しているので合わせてチェックしてみてください。
初心者システムエンジニア(SE)が副業で最初に狙っていきたい案件
一般的に副業案件で求められているのは即戦力の人材です。そのため初心者で実績が少ないシステムエンジニアの場合、すぐに高単価の副業案件を受けることはできません。次では、実績が少ないエンジニアが最初に狙うべきはどのような案件なのかを解説します。
自身のスキルレベルに合った案件
自身のスキルレベルに合った案件から狙うのがポイントです。レベルに合った内容でなければ、案件獲得はできません。
高単価案件のほとんどに応募条件が設けられているため、実績が少ないエンジニアでは募集することもできません。もし受けられたとしても、対応できなかったり納期に間に合わなかったりする可能性があります。業務を完遂できない場合は実績にならないので、次の仕事につなげられません。
また、スキル不足により求められた業務ができなかった場合は、クライアントの信用を失います。評価が公表されるサービスもあるので、スキルレベルに合わない案件を受けるのはそれなりのリスクがあります。
実績公開可能な案件
実績を公開できる案件を中心に受けるのも重要です。初心者の時期は少しでも公表できる実績が欲しいものですが、クライアントによっては対応実績の公表を許可しないケースもあります。
いくら対応しても実績を公開できなければ、次の案件獲得につなげられないので注意が必要です。実績が欲しい場合は、事前に実績公開可能かどうかを確かめたうえで応募しましょう。
短期間・小規模の案件
初心者のうちは、短期間・小規模の案件を中心に受けるのもポイントです。副業に慣れていない時期に長期案件や大規模案件を受けてしまうと、本業への影響が出てしまう可能性があります。
副業のために本業を疎かにしてしまったり本業が忙しく副業を完遂できなかったりすると、どちらからの信用も失ってしまいます。初心者のうちは、隙間時間で対応できる内容の案件で副業に慣れることから始めましょう。小規模案件でも数をこなせば実績づくりにつながります。
システムエンジニア(SE)の副業で受注率アップにつながるポートフォリオの作り方
副業で受注率をアップさせるには、クライアントへ自分をアピールする必要があります。そのためにはポートフォリオを充実させるのが効果的です。次では、ポートフォリオに盛り込むべき具体的な内容を解説します。
プロフィール
プロフィールは、経歴など人となりを知ってもらうために具体的に書くのがポイントです。
名前はもちろん、生年月日や経歴などの他、顔写真を入れるのもいいでしょう。自己紹介の文章を書くのもおすすめです。長文ではなくもっとも伝えたい内容を簡潔にまとめれば、読む相手がイメージしやすくなります。
使用言語・技術
使用言語・技術など、自分には具体的に何ができるのかの詳細を書きます。クライアントが初見のエンジニアに仕事を依頼するかどうかは、実績やスキルで判断するのが一般的です。
そのため、ポートフォリオに対応可能な言語やスキルの詳細を入れておかなければ受注にはつながりません。スキルの詳細を書けばミスマッチの防止になり、自分に合った案件を獲得できるでしょう。
過去に参加した案件
実績のアピールとして、過去に参加した案件も盛り込みます。副業案件は実績や経験がなければ応募できないものが多いので、過去に参加した案件を入れるのは重要なポイントです。
ただ、前述したように秘密保持契約などにより公開できないものもあります。仕様書やコードなどを載せる際は注意が必要です。
クライアントに刺さる魅力的なポートフォリオを作成したい方は、以下の記事もぜひチェックしてみてください。
システムエンジニア(SE)が副業するメリット
システムエンジニアが副業を始めると、以下のようなメリットがあります。
- 収入アップだけでなくスキルアップにつながる
- 人脈を広げられる
- フリーランスの準備にも最適
- 転職にもつながる可能性がある
以下で、それぞれどのようなメリットがあるのかみていきましょう。
収入アップだけでなくスキルアップにつながる
副業は収入アップができるだけでなく、スキルアップに繋がります。受注する案件を自分で選べるため、スキルアップにつながる案件を積極的に受注していけば大きな成長が見込めます。
「本業は担当できる範囲が決まっている」「本業以外の業界のシステム開発も経験したい」といった場合は、副業を始めてみてはいかがでしょうか。また、副業で身につけたスキルを本業で活かせれば、本業の評価や給与が上がる可能性もあります。
人脈を広げられる
副業に取り組むと、本業では出会えない人との人脈を構築できるのもメリットのひとつです。クライアントや他の副業ワーカーとの人脈ができると、視野が広がったりキャリアチェンジのきっかけになったりするかもしれません。また、人脈を広げておくと知人から副業案件を紹介してもらえる可能性も上がるでしょう。
フリーランスの準備にも最適
副業はフリーランスへの足がかりにもなります。「将来的には独立を考えている」という人もいるでしょう。副業は個人で仕事を受注する経験を積めるので、「どの程度の作業量でどのくらいの報酬がもらえるのか」「案件を効率的に獲得するにはどうしたらいいか」など、フリーランスになってからの生活を具体的にシミュレーションできるのもメリットです。
転職にもつながる可能性がある
副業が転職につながる可能性があることもメリットです。副業によりスキルアップして経歴を重ねることで、今よりもやりがいがあり高待遇の企業への転職につながる可能性があります。例えば、スキルや業務への取り組みが評価されれば、副業案件の参画先からスカウトされることも珍しくありません。
システムエンジニア(SE)が無理なく副業を継続するには?
システムエンジニアの副業は、継続して取り組める環境づくりがポイントです。次では、そのためのコツを解説します。
最初は稼働・作業時間を少なめで活動する
慣れないうちは稼働・作業時間を少なめで活動するのがポイントです。
最初から無理してしまうと本業との稼働バランスが取れず、副業を継続するのが難しくなります。土日案件や週1日、2日稼働で対応できる案件などから始めましょう。慣れてきて副業に割けるリソースに余裕を持てた段階で、稼働時間を増やしていくとよいでしょう。稼働時間が増えればより収入アップも実現できます。
フルリモート案件を軸に受注する
フルリモート案件を軸に受注するのも、副業を継続させるコツです。
案件名 | 【サービス運用改善/macOS】セキュリティ統制におけるシステムエンジニアの案件・求人 |
---|---|
案件単価 | 案件単価:〜1,000,000円/月 |
勤務地 | フルリモート |
スキル | サービス運用改善,macOS |
職種・ポジション | テクニカルサポートエンジニア,システムエンジニア |
出勤が必要な副業の場合、決まった時間に拘束されてしまうので本業への影響が出てしまいます。システムエンジニアの場合はフルリモートで働いているケースも少なくありません。そのため、出勤のない副業なら時間のコントロールもしやすいので、無理なく継続できます。案件によってはMTGのみ出社が必要など、一部リモートの場合もあります。その際は柔軟に対応していくとよいでしょう。
経験に応じた適切な時給や単価相場を知る
SEとして副業する際は、経験に応じた適切な時給や単価相場を知ることが大切です。もし、知識がないと「経験年数が長くてスキルもあるのに、稼働に対して報酬が安すぎる」違和感にすぐ気づけない可能性があります。報酬が安すぎると副業の継続も難しくなるでしょう。
システムエンジニアの時給相場は、およそ4,000円台と言われています。ただし、経験年数やスキルによって変動するので、あくまで目安として考えてください。
相場を知るには、クラウドソーシングで報酬を調べる方法などがあります。
詳しく時給相場について知りたい方は下記の「エンジニアが副業する際の時給相場は?経験別で単価目安を紹介」記事をチェックしてみてください。
メリハリをつけて副業する時間帯を決めておく
あらかじめ副業する時間帯を決めておくのもポイントです。例えば、平日会社から帰宅後2時間、土日5時間は副業するなど、明確に副業に充てる時間を決めておくと本業への影響を抑えられます。
自分が無理なく対応できる時間を決めておけば、本業への影響を抑えてスムーズに副業を進められます。スケジュール管理もしやすくなるので、副業を継続できる環境づくりにも役立ちます。
システムエンジニア(SE)が副業する際の注意点
システムエンジニアが副業する際は、以下の点に注意してください。
- プライベートの時間が減る
- 税金の知識が必要になる
上記2つの注意点について、以下で詳しく解説します。
プライベートの時間が減る
副業は本業以外の時間で仕事をしなければならないため、必然的にプライベートの時間が減ってしまいます。楽しみながら取り組めるような副業案件ならリフレッシュになるかもしれませんが、そうでない場合は休息やプライベートの時間もしっかり確保しなければ負担やストレスが溜まってしまうので注意しましょう。
税金の知識が必要になる
副業で収入を得たら、確定申告が必要な場合があります。副業の収入から経費を差し引いたものを所得といい、所得が年間20万円を超えた場合、翌年は確定申告しなければなりません。このような税金に関する知識がなければ、知らない間に脱税してしまう可能性があるため注意してください。
最近ではスマホからも簡単に確定申告ができるようになりました。スマホでの確定申告のやり方は、国税庁の公式サイトをチェックしてみてください。
システムエンジニア(SE)の副業に関するよくある質問
最後に、システムエンジニアの副業について、以下のよくある質問に回答します。
- 副業は稼げないって本当?
- 本業と類似の業務や開発案件は受託してもいいの?
- 副業がバレないためにはどうしたらよい?
- 平日夜だけの副業は可能?
それぞれの質問に以下で回答しているので、気になる質問があればチェックしておいてください。
Q1:副業は稼げないって本当?
システムエンジニアとして副業で稼いでいる人は少なくありません。本記事で紹介した案件例のように、少ない稼働日数で月20万円以上の報酬が設定されている案件もあります。しかしながら、目標に見合った案件を獲得できないと「副業をやってみたけど稼げなかった」となる可能性も十分にあります。
稼げるかどうかはスキルや経験、案件の探し方などによって大きく変わるため、「稼げる人もいれば稼げない人もいる」というのが現実です。副業で稼ぐためには、スキルの棚卸しやスキルアップなど、本記事で紹介した「副業で稼ぐためのポイント」を実践してみてください。
Q2:本業と類似の業務や開発案件は受託してもいいの?
副業する場合、就業規則や雇用契約をしっかりと確認しておきましょう。副業が認められている場合でも自社の知的財産を守るため、競合での就業を禁止・制限する条項を設けている場合があります。
契約に反し勤め先に損失を与えた場合、解雇だけではなく損害賠償を請求されかねません。同業他社の案件を受けたり、本業と類似した業務をしたりする際は注意しましょう。副業に関して相談できるのであれば、受注内容を伝え会社から許可を得ておくと安心です。
Q3:副業がバレないためにはどうしたらよい?
副業が会社にバレるにはいくつかパターンがあります。
- 副業していることを話した人からばれてしまう
- 副業(ECサイトなど)で記名していた氏名などから身バレする
- 住民税が高くなったことでばれてしまう
まず、会社で副業が禁止されている場合、副業がバレるとトラブルになってしまう可能性があります。そのため、「バレないためにはどうするか?」ではなく、きちんと会社のルールを確認したうえで副業に取り組みましょう。
副業を禁止する会社で副業するのではなく、副業を認めている企業に転職するのも一つの選択肢です。
Q4:平日夜だけの副業は可能?
副業として働く場合、平日の夜だけエンジニア業務に携わることは可能です。
企業によっては、1週間に数時間程度のスポットで仕事をしてもらい、予算を抑えながらプロジェクトを進めたいと考える 担当者も少なくありません。システムエンジニア側からすると、 土日に稼働することなく副収入を得られるので、副業をしていてもプライベートの時間を割り当てられるでしょう。
また平日夜に稼働することなく 土日のみの副業案件も多いので、 今後のライフスタイルを考えながら案件を探すことをおすすめします。
まとめ
これからIT人材は不足していくことが予想され、システムエンジニアの副業ワーカーは需要が高まっていくでしょう。スキルや経験があれば高単価な案件を獲得できる可能性は十分あるので、副業に興味がある人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
収入が増える以外にも、スキルアップや人脈の構築など、メリットはたくさんあります。働きすぎにならないようタイムマネジメントを徹底しながら、副業に取り組んでみてください。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい
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