Azureの副業は稼げる?単価や必要スキル、案件獲得サイトを紹介

こんにちは、ITプロマガジンです。

Microsoftが提供する「Azure」は、AWSやGCPと並んで人気のクラウドサービスのひとつです。既存システムのクラウド移行を進める動きが活発なこともあり、Azureを使った副業案件も多く見られます。

本記事では、Azureの副業を始めたいと考えている人に向けて、Azureの副業案件の特徴や必要なスキルなどを解説します。案件獲得方法やおすすめのサイトも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

なお、エンジニアとして副業を検討されている方は、「エンジニアにおすすめの副業は?案件獲得サイトと収入アップのコツ」の記事も併せて参考にしてください。

フリーランスエンジニアの
ドンピシャ案件の探し方

「案件はたくさんあるはずなのに、なかなか自分の望む案件が見つからない…」

エンジニア市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいマッチングノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。

ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。

ITプロパートナーズでは、

・9割がエンド直案件のため、高単価
・約6割が週3-4案件のため、柔軟に働ける
・事業会社の自社開発案件が多い

などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。

初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?

⇨ ITプロパートナーズに無料登録してみる

Azureの副業案件の特徴

まずは、Azereの副業案件の特徴について見ていきましょう。

案件の種類や、クラウドソーシングに公開されている案件数、単価相場を紹介していきます。

案件の種類

Azureの副業案件には、以下のようなものがあります。

  • Azure環境構築
  • システム・アプリ開発
  • オンプレミスからクラウドへの移行
  • 講師・アドバイザー

主な案件として、Azure上に開発環境を構築したり、新規システムやアプリをAzure環境上で開発したりする案件が挙げられます。それに加えて近年増えているのが、オンプレミス環境で稼働する既存システムのクラウド移行案件です。多くの企業がオンプレミスからクラウドへの移行を進めていて、移行先にAzureを選ぶ企業も少なくありません。このような企業では、Azereを扱えるエンジニアへの需要が高まっています。

Azureは人気のクラウドサービスのひとつです。そのため、Azureのスキル取得を目指す人も多く、講師やアドバイザーを募集する案件も見られます。

案件数

大手クラウドソーシングサイトのクラウドワークスでAzure関連の案件を検索すると、240件程度の案件が見つかりました。フリーランスエージェントの弊社ITプロパートナーズには、数は少ないですが、週2日〜3日稼働で単価70万円以上の案件が数件あります。

Azureの案件数は特別多いというわけではありませんが、常に一定数の募集はあると考えられます。そのため、Azureに関するスキルがあれば、十分案件獲得は狙えます。

案件の単価相場

案件の単価は本人の実績やスキル、仕事内容などによって大きく変わってくるのが前提ですが、相場としては時給換算で3,000円から5,000円程度と考えておいてください。例えば週5時間程度を副業に充てる場合、月に6万円から10万円の副収入が得られます。

本業でAzureを扱っているなど実績やスキルが十分にある人なら、より高単価な案件の獲得も目指せるでしょう。

Azureの副業案件例

ここでは、実際に募集されているAzureの副業案件を紹介します。

Azure環境構築・クラウド移行・Azure講師の3つの案件を紹介するので、仕事内容や単価などをチェックしてみてください。

Azure環境構築の案件例

こちらは、Azure上にチャットボットを動作させる環境を構築する案件です。Azureと指定のチャットボット作成ツールのスキルが求められ、単価は固定報酬制で10,000〜50,000円です。

クラウド移行の案件例

こちらは、BCP推進のためにサーバーをクラウドに移行させる案件です。作業内容は仮想マシンの構築や構築後の保守・サポートなどで、報酬はクライアントに概算見積りを提示して相談のうえ決定する方式となっています。

Azure講師の案件例

こちらの案件では、コンテナを管理するソフトをAzure上で利用するサービスである「Kubernetes」について相談できるオンライン講師を募集しています。Kubernetesの開発経験が必要で、報酬は時間単価制で5,000円からとなっています。

Azureの副業に必要なスキル

Azureの副業を始めるには、以下のようなスキルが求められます。

  • Azureの知識・スキル
  • ミドルウェアの知識・スキル
  • サーバー・ネットワークの知識
  • 様々なプログラミング言語のスキル
  • コミュニケーションスキル

それぞれどのようなスキルが必要となるのか、以下で詳しく見ていきましょう。

Azureの知識・スキル

どのような案件に取り組むにしても、Azureに関する知識・スキルは必須です。Azureがどのようなサービスなのか理解したうえで、クラウド上で環境構築やシステム開発が行えなければ、Azureの副業案件には対応できません。

ミドルウェアの知識・スキル

新規開発やクラウド移行に対応するには、ミドルウェアに関する知識・スキルも求められます。開発するシステム・アプリによってデータベースやWebサーバーなどさまざまなミドルウェアが使われるため、ミドルウェアについての広い知見があれば多くの案件に対応できるでしょう。

サーバー・ネットワークの知識

Azureのクラウド環境上にインフラを構築するには、サーバーやネットワークについての知識も欠かせません。サーバーの設定やネットワークの構築など、インフラエンジニアに求められるようなスキルも習得しておきましょう。また、インフラ構築ではセキュリティ対策も重要なため、セキュリティ関連の設定項目などへの理解も求められます。

様々なプログラミング言語のスキル

プログラミング言語のスキルがあれば、システム・アプリ開発など受注できる案件の幅が広がります。Azureでは一般的なプログラミング言語がサポートされていて、需要が高い言語を複数習得しておけばAzureを活用した開発案件の受注が見込めるでしょう。例えば、PythonやRuby、Javaなどは多くの開発現場で採用されているのでおすすめです。

コミュニケーションスキル

どのような案件に参画するにしても、コミュニケーションスキルは必須です。例えば、要件定義や設計から携わる場合はクライアントとコミュニケーションを重ね、要望を汲み取らなければなりません。また、規模の大きな案件は複数のエンジニアが共同で開発を進めることが多く、PMや他のエンジニアとの円滑なコミュニケーションが求められます。

エンジニア系の副業案件はひとりで黙々と作業するイメージがあるかもしれませんが、実際は他の人と連携しながら仕事を進めるケースも少なくありません。

Azureの副業案件を獲得する方法

副業案件を獲得するには、以下のような方法があります。

  • フリーランスエージェント
  • クラウドソーシング
  • 人脈
  • HPやSNSでの情報発信

上記4つの案件獲得方法について、以下で解説します。

フリーランスエージェント

スキルや実績がある人は、フリーランスエージェントの活用がおすすめ。即戦力を求める難易度の高い案件が多く、高単価な案件を獲得できる可能性があります。エージェントの担当者にこれまでの実績や希望する仕事内容を伝えると自分に合った案件を紹介してもらえるので、案件探しの手間が省けるのもメリットです。

フリーランスエンジニアを対象とするエージェントは、週5日勤務や客先常駐など副業では対応が難しい案件も多く取り扱っています。フリーランスエージェントを活用する際には、「リモート可」「週2日稼働」など副業でも対応しやすい案件に絞って探してもらうようにしましょう。

なお、副業に特化した副業エージェントもあるので、こちらもうまく活用しましょう。

副業エージェントおすすめ17選【職種・目的別で徹底比較】

クラウドソーシング

クラウドソーシングのメリットは、案件探しから受注、納品まで基本的にすべてオンライン上で完結できる点です。平日の定時後や土日などスキマ時間にリモートで対応できるので、副業案件探しに向いています。

案件の規模はさまざまで、1回の作業で終わるような単発案件も見られるため、まずは個人として仕事を受注する経験を積むためにお試しで利用してみるのもおすすめです。大手クラウドソーシングサイトには常に多くの案件が掲載されているので、まずはどのような案件があるのかチェックしてみてください。

クラウドソーシングサイトおすすめ15選!初心者が副業で稼ぐコツとは

人脈

フリーランスエンジニアや副業ワーカーのなかには、知人や友人から仕事を紹介してもらっている人もいます。Azureの知識やスキルを持っていて副業案件を探していることを周囲に話してみると、仕事を紹介してもらえるかもしれません。

HPやSNSでの情報発信

HPやSNSでAzureに関する情報発信をしていると、クライアントの目に留まって仕事につながることがあります。HPやSNSアカウントを運用している人は、プロフィールに自分が持っているスキルや資格、副業案件を受け付けていることなどを記載しておきましょう。

Azureの副業案件獲得におすすめのサイト5選

ここでは、Azureの副業案件獲得におすすめの5つのサイトを紹介します。

エージェントやクラウドソーシングの利用を検討している人は、以下で紹介するサイトをぜひチェックしてみてください。

1.ITプロパートナーズ

弊社ITプロパートナーズはフリーランスエージェントですが、週2〜3日稼働やリモート可の案件を多く取り扱っているので副業にもおすすめです。週3日勤務で想定月収90万円など、高単価な案件も豊富。Azureの開発経験が豊富な人や、高単価案件にチャレンジしたい人は、ぜひご活用ください。

スタートアップやベンチャーなど新しい技術を積極的に取り入れているクライアントも多いので、トレンド技術に興味がある人にもおすすめです。

2.Workship

引用元:Workship

Workshipは、フリーランスや副業ワーカー向けの案件検索サイトです。自分で案件を検索して応募するほか、エージェントサービスも提供しているので面談して希望の案件を紹介してもらうことも可能。IT業界を中心に、エンジニアやデザイナーなど幅広い職種の案件を取り扱っています。

3.クラウドリンクス

クラウドリンクスは、大手クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」の運営会社が提供する副業・フリーランスのマッチングサイトです。ハイクラス人材に特化したプラットフォームのため、Azureについて高いスキルや経験を持った人向けのサービスです。

4.クラウドワークス

クラウドワークスは、全国78万社が利用する日本最大級のクラウドソーシングサイト。常に多くの案件が掲載されていて、求められるスキルも案件によってさまざまです。まずは手軽に始めたいという人は、クラウドワークスや後述するランサーズのようなクラウドソーシングサイトがおすすめです。

5.ランサーズ

引用元:ランサーズ

ランサーズも利用者の多い大手クラウドソーシングサイトのひとつ。40万社以上が利用していて、350種類以上のカテゴリのなかから希望の仕事を探せます。掲載されている案件に応募するほか、仕事のパッケージを販売したりエージェントサービスを利用したりすることも可能です。

Azureの副業で高収入を稼ぐポイント

Azureの副業で高収入を稼ぐには、以下の2つのポイントを押さえておきましょう。

  • フリーランス案件を受注する
  • 他のパブリッククラウドの知識を身につける

上記2点について、以下で解説します。

フリーランス案件を受注する

高いスキルが求められるフリーランス案件は、高単価なものが多いです。副業案件に慣れてきたら、フリーランス案件の獲得を目指してみてください。フリーランスエージェントを使えば、自分のスキルや実績に合った案件を紹介してもらえます。

高単価で規模の大きな案件を個人で受注するのは難しいため、エージェントを間に挟むのがおすすめです。大企業の案件を取り扱うエージェントもあるので、フリーランス案件にチャレンジしたいと思ったらエージェントが公開している案件をチェックしてみてください。また、クラウドエンジニアとしてフリーランスを目指している人は、以下の記事も参考にしてください。

クラウドエンジニアがフリーランスになるには?案件例や単価相場も紹介

他のパブリッククラウドの知識を身につける

Azure以外のサービスを利用する企業も多いため、Azureの知識しか持っていないと対応できる案件の幅が狭まってしまいます。より幅広い案件に対応できるように、Azure以外のパブリッククラウドの知識も身につけておきましょう。AWSやGCPは多くの企業が活用していて、特にAWSは高い需要があります。

AWSエンジニアが副業で稼ぐには?土日・週1案件例や獲得のコツ

Azureの副業を始める際の注意点

Azureの副業を始める際には、以下の2点に注意してください。

  • 確定申告が必要になる
  • 副業が許可されているか本業で確認する

上記2点について、以下で詳しく見ていきましょう。

確定申告が必要になる

年間の副業の所得が20万円を超えると、翌年に確定申告が必要です。確定申告は所得税を計算して申告する手続きのため、期間中に手続きしなければ脱税とみなされて無申告加算税などのペナルティを受けるおそれがあります。

所得とは、収入から経費を差し引いたものです。副業の収入から書籍代や電気代、必要なソフト・機器の購入費など、副業のためにかかった経費を差し引いて20万円を超えたら、忘れず確定申告を行いましょう。

副業が許可されているか本業で確認する

会社によっては副業が許可されていない場合があるため、副業を始める前に本業の勤務先が副業を許可しているか確認してください。「同業他社での副業は禁止」など、副業に関する条件を設けている企業もあります。

会社のルールを破るとトラブルになる可能性があるため、必ず事前に確認が必要です。もし本業先が副業を禁止していたら、残念ながら副業をすることはできません。

まとめ

Azureは人気のクラウドサービスのひとつで、インフラのクラウド化を進める企業が増えているなかAzure関連の副業案件やフリーランス案件が多く見られます。Azureのスキルを持っている人は、ぜひ副業にチャレンジしてみてください。

Azureの副業を始めたいと思ったら、フリーランスエージェントやクラウドソーシングでAzure関連のキーワードで案件を検索してみましょう。「まずは小規模な案件から始めたい」という人はクラウドソーシング、「高収入を目指したい」という人はフリーランスエージェントがおすすめです。

フリーランスの方でこのようなお悩みありませんか?
  • 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
  • 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
  • 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい

そのような方はぜひ、ITプロパートナーズをご利用ください!

フリーランスの方に代わって高額案件を獲得
週2日、リモートなど自由な働き方ができる案件多数
専属エージェントが契約や請求をトータルサポート

まずは会員登録をして案件をチェック!

この記事を書いた人
アバター画像
ITプロマガジン
ITプロパートナーズはITフリーランスの方に案件紹介をしているエージェントです。当メディア「ITプロマガジン」では、フリーランスの働き方から仕事探しまで幅広い情報を日々発信しています。