PM(プロジェクトマネージャー)の副業は稼げる?案件獲得のポイント

こんにちは、ITプロパートナーズ編集部です。

「プロジェクトマネージャー(PM)として副業にチャレンジしたい」と考えている人も多いのではないでしょうか。プロジェクトマネージャーとして副業するには、案件獲得方法などを理解したうえで始めることが重要です。

この記事ではプロジェクトマネージャーとして副業するメリット・デメリット、案件の単価相場、案件獲得方法などを解説します。ぜひ参考にしてください。

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PM(プロジェクトマネージャー)は副業できる?

PMは、プロジェクトの企画から進行管理までを担う重要なポジションです。マネジメント側の職業ということで、副業ができるのか疑問に感じている人もいるでしょう。結論からお伝えすると、PMは需要が高く、副業をすることも可能です。

まずは、PMの副業事情について特徴を確認しておきましょう。

マネジメント人材の需要は高い

プロジェクトマネージャーは需要がある職業です。その理由は、人材不足が挙げられます。企業には必ずしもプロジェクトマネージャーとして活躍できる人材がいるとは限りません。

株式会社ネオマーケティングの調査によると、67.6%のプロジェクトメンバーが「スキル不足のプロジェクトマネージャーが多い」と回答しています。

この結果から、企業のマネジメント人材の需要が高まっているといえるでしょう。またマネジメントには豊富な知見や経験が求められます。そのため、マネジメント経験があれば副業として高単価案件も獲得しやすいのも特徴です。

副業向けとしても需要が高い

PMという職業は、フルタイムのイメージが強いものの、多くの副業向け案件が存在します。例えば、IT人材の副業案件やフリーランス案件を取り扱うエージェント「レバテックフリーランス」で検索すると、2022年8月の調査時点で354件の「~週3日」のPM案件が公開されています。このうち、リモート案件は200件、フルリモートで絞り込んでも110件と、副業として受けやすい案件が多くあることがわかります。

PM(プロジェクトマネージャー)が副業するメリット

企業内でPMのポジションに就けば、収入も生活も安定します。それでは、PMとして副業を受けることにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

高単価を狙える

PMが副業として個人で仕事を受ける際の特に大きなメリットは、自分で案件を選べるため、難易度の高い案件や高単価案件を狙うことができる点です。会社勤めの場合、大きな案件や難易度の高い案件に従事しても基本的な給与は変わりません。

また、副業であれば、働けば働くほど受け取れる報酬額はアップします。会社の利益分を差し引かれることもないため、高単価を稼ぎやすいといえるでしょう。

リモート案件が増えているため時間を有効活用できる

PMの副業案件には、クライアントのオフィスに出社する必要のないリモート案件が多くあります。自宅での作業が可能で、出社の前後や休日といった自分の空き時間を有効に活用することができます。クライアントやチームメンバーとの連絡程度であれば、通勤時間や休憩時間などスキマ時間の活用もできるでしょう。

そもそもIT系の案件はフルリモートでも対応しやすく、さらに新型コロナウイルス感染症によってリモートでの業務が一般的になりました。PMの副業案件では、時間的な負担を最小限に稼ぐことができます。

人脈が広がる

特定の企業に属して働く場合、どうしてもチームメンバーやクライアントが固定されがちです。そのため、人脈を広げにくい傾向があります。一方、副業案件では、自分で案件を選択できるうえ、短気の案件もあるため、新しい人とのつながりを持ちやすいといえます。

今後、フリーランスとして独立したい場合や、経営者として企業したい場合は、人脈を広げておくことでビジネスにつながりやすくなるでしょう。

PM(プロジェクトマネージャー)が副業するデメリット

PMの副業案件は多数あり、知識や経験があれば受注しやすいことは事実です。一方で、副業をする際に気を付けたい点もいくつかあります。

税金などの手続きが生じる

会社勤めの場合、所得や税金の計算は年末調整で会社側が行ってくれます。しかし、PMの副業で得た収入は確定申告を行い、自身で所得や税金の計算を行わなければなりません。

確定申告では、会社に源泉徴収票の発行を依頼したり、経費や控除を差し引いたりと、初めての人であればかなり手間がかかります。必要な事務作業とはいえ、本業と副業を掛け持ちしている状態であれば、煩わしく感じる人もいるでしょう。

ワークライフバランスが崩れる可能性がある

副業では、本業がない時間を使って働くことになります。本来休息を取ったり、家族と過ごしたりするはずだった時間を副業に費やさなければならないので、仕事漬けになりワークライフバランスが崩れるリスクがあります。

PMは、プロジェクトを円滑に進める責任者であり、その業務量は決して少なくありません。仕事量を上手に調整しないと、家族とすれ違いが起きたり、本業に影響が出たりすることも考えられます。

一般的に、副業が許可されている企業でも、副業が本業に影響しない範囲で副業が認められています。場合によっては、減給や解雇などの罰則が設けられていることもあるため、上手く自己管理をしなければなりません。

PM(プロジェクトマネージャー)の副業は稼げる?案件例と単価相場

プロジェクトマネジャーの副業は実際に稼げるのか気になる人もいるでしょう。ここでは、単価相場を紹介したうえで、具体的な案件例を見ていきましょう。

PMの副業案件の平均相場

プロジェクトマネージャーの案件の月収平均相場は、弊社ITプロパートナーズの週2、3日案件を参考にすると以下の通りです。

  • 週稼働日数1〜2日:20万〜40万円程度
  • 週稼働日数3日:40万〜70万円程度

上記の通り、稼働日数が少ない案件でも比較的単価が高いことがわかります。

週2日のPM副業案件例と単価

週2日のプロジェクトマネージャー副業案件です。

週稼働日数:2日
想定月収:30万円

Webチーム・ECチーム・POSチームでプロジェクトマネジャーが募集されています。複数のポジションが用意されているので、自分の得意分野でプロジェクトマネージャーとして活躍できるのが魅力です。

リモートOKのPM副業案件例と単価

週2日でリモートOKのプロジェクトマネージャー副業案件です。

  • 週稼働日数:2日
  • 想定月収:50万円

マンション内AIカメラプロジェクトのプロジェクトマネージャーが募集されています。経験と実績があれば、このような高額案件も受けられます。

弊社ではこれ以外にも数多くのフリーランス案件を紹介しています。今の自分でどんな案件が獲得できるのか?気になる方はぜひお気軽にご相談ください。

PM(プロジェクトマネージャー)の副業に必要なスキル・経験

PMとして副業を始めるには、クライアントが仕事を発注できると判断できるだけのスキルや経験が必要となります。ここでは、PMの副業を始める前に得ておきたいスキル・経験を確認します。

担当プロジェクトで必要なITスキル

PMは、IT系のプロジェクトを取りまとめるマネジメント職なので、プロジェクトに関わるITスキルは必須と考えましょう。自身が現場の作業を行うわけではないため、その分野のプロフェッショナルである必要はありません。

しかし、IT知識・スキルに乏しいPMは、クライアントはもちろんプロジェクトメンバーからの信頼を得にくくなります。トラブルにもすぐに対応できるように、できるだけ現場の知識・スキルにも精通しているほうが望ましいといえるでしょう。少なくとも、担当するプロジェクトで扱う言語は扱えるようにしておきたいところです。

また、長年PMのポジションにいる人でも、特定分野のみを担当していれば知識やスキルが偏ってしまう傾向があります。経験がない分野についても、副業でPM案件を獲得するためには、広い分野の知見を身に付けておきましょう。

マネジメント職のスキル・経験

PMとしてプロジェクトをまとめるためには、マネジメントに関するスキル・経験が欠かせません。ただし、ひと口にマネジメントスキル・経験といっても、スケジュールや予算の管理能力や問題解決力、傾聴力、コミュニケーションスキル、リーダーシップなど幅広い能力が対象です。

マネジメントスキルは、目で見て確認しにくいため、クライアントやプロジェクトメンバーが安心して管理を任せられるだけの豊富な経験が特に重視されます。基本的には、マネジメント経験のある規模に近い案件を受けられると考えましょう。PMの副業には高単価案件も多いものの、マネジメント経験が浅い場合は、好条件での案件獲得が難しくなります。経験が乏しい場合は、PMに関連する資格をとるのも1つの手です。

PM(プロジェクトマネージャー)が副業案件を獲得する方法

それでは、経験を積んだPMはどのように副業案件を探し、獲得すればよいのでしょうか。ここでは、PMが副業案件を得る方法を3つ紹介します。

会社の同僚や知人など紹介してもらう

個人で仕事を得る場合、特に多くなるのが知り合いからの紹介です。特に、長く業界にいると人脈が広がり、前職や昔のクライアントなどから仕事を紹介してもらえるようになります。知り合いの場合、人柄や仕事ぶりを知っていることから、安心して仕事を任せやすく、好条件で受注しやすい傾向があります。

一方で、人脈の広さによっては、仕事を得られない期間もできるため、初めのうちは積極的な人脈づくりをしつつ、その他の方法と並行して活用しましょう。

SNSや企業のHPから探す

SNSや企業のHPでもフリーのPMを募集していることがあります。発注者から直接案件を受けられるため、紹介料やシステム利用料などはかかりません。

一方で、自分の能力や人柄を知らない発注者に仕事を依頼してもらうためには、豊富な経験はもちろん、コミュニケーション力と営業力が求められます。積極的に自己アピールをしたり条件交渉をしたりできる人が向いています。

案件紹介サイトを利用する

案件紹介サイトでは、仕事を発注したいクライアントと仕事を受けたいワーカーをつなぐサービスを提供しています。クライアントが条件を提示して募集をかけるクラウドソーシングタイプと、スタッフが間に入って仕事を紹介するエージェントタイプが一般的。経験が豊富の人で、より好条件で案件を獲得したい場合は、自身のスキルや経験に応じてクライアントを紹介してもらえるエージェントタイプのサイト利用がおすすめです。

例えば、ITプロパートナーズでは、IT人材向けの高単価案件を多く扱っています。なかには週2日から働けるものもあり、条件さえ合えば副業として受注できるでしょう。

PM(プロジェクトマネージャー)が副業案件を選ぶ際に意識したいポイント

プロジェクトマネージャーが副業案件を選ぶときには、以下のポイントを意識して選びましょう。

  • リモートOKな案件かどうか
  • スキルアップを図れるかどうか
  • 業務量にあった報酬かどうか

それぞれ解説します。

リモートOKな案件かどうか

プロジェクトマネージャーの副業は、リモートOKの案件を選ぶのがポイントです。

プロジェクトマネージャーはメンバーとの密なコミュニケーションが必要なので、常駐案件が多い傾向にあります。しかし、本業をしながらクライアント企業に出社し、参画するのは難しいでしょう。リモートOK案件なら本業への影響を抑えつつ対応できます。

ただ、リモートでマネジメントする場合は難易度も高くなるので、確実にメンバーの作業時間の把握と情報共有ができるよう、さまざまなITツールをフル活用することが大切です。

スキルアップを図れるかどうか

スキルアップを図れるような案件を選ぶのもポイントです。

副業からフリーランスとして活動することを視野に入れているなら、スキルアップは欠かせません。自分の成長につながる案件であるかを意識して選ぶことが大切です。副業で継続して案件をこなすことで、スキルアップや実績を積めます。

業務量にあった報酬かどうか

副業でプロジェクトマネージャーの仕事をする場合は、報酬や業務量について企業側と詳しく話し合い、トラブルにならないように注意が必要です。すり合わせをしないまま仕事を請け負ってしまうと、業務量に見合った報酬が受けられないといった問題が発生します。

こうしたトラブルを回避する一番良い方法は、エージェントを通して仕事を獲得することです。企業とエージェントが事前に報酬や業務量について話し合いをしてくれるため、業務のみに集中できます。

PM(プロジェクトマネージャー)が副業で収入アップするためのポイント

プロジェクトマネージャーが副業で収入アップを目指すなら、以下のポイントを意識しましょう。

  • マネジメント能力を高める
  • フリーランス案件も視野に入れる

ここではそれぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

マネジメント能力を高める

プロジェクトマネージャーには、高いマネジメント能力が求められます。マネジメント能力を高めることが収入アップにつながるでしょう。

マネジメント能力が低いと、プロジェクト全体の成果を上げられません。高単価案件を受けて収入アップを目指すなら、マネジメント能力を高める必要があります。実際の業務で経験をつむことも重要ですが、セミナーに参加したり、書籍を読んだりしてスキルアップを図りましょう。

フリーランス案件も視野に入れる

フリーランス案件なら高単価の案件が多いので、収入アップを目指せます。

副業でしっかり実績を出せば、フリーランスとして独立することも可能です。フリーランス案件にフルで参画すれば、会社員時代より高収入を狙える可能性が高いです。

フリーランスのプロジェクトマネージャー(PM)になる方法と案件単価

弊社ITプロパートナーズは、多くのフリーランス案件を扱っています。フリーランスのプロジェクトマネージャーとして高収入を目指すなら、ぜひご活用ください。

PM(プロジェクトマネージャー)経験を生かせる他の副業

すでにPMとして活躍している人であれば、ほかのポジションの副業案件も獲得できる可能性があります。

PMO

PMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)は、いわばPMの支援役です。プロジェクトの体制的には、PMの下、または横につくことになります。PMOは、PMよりも実務能力が求められるシーンが多く、プロジェクトの資料をまとめたり、現場でメンバーのマネジメント業務を行ったりします。

PMとしての経験が浅かったり、大規模案件の経験が少なかったりするPMであれば、PMOの案件を探してもよいでしょう。

PMOの副業事情については以下の記事で詳しく解説しています。

PMOが副業するには?案件獲得の方法や必要スキル、単価相場を紹介

ITコンサルタント

ITコンサルタントは、クライアントの経営課題を把握し、IT技術を用いて解決を図る仕事です。PMはプロジェクトの管理を行いますが、ITコンサルタントはそのさらに上流工程の業務を担います。

ヒアリングや市場調査からクライアントの課題を洗い出して分析、どのように解決を図るのか、必要なプロジェクトを考えてアドバイスや提案をします。コミュニケーションスキルや問題解決能力に長けている人であれば、ITコンサルタントの案件もおすすめです。

ITコンサルタントの副業事情については以下の記事で詳しく解説しています。

ITコンサルタントが副業で稼ぐには?始め方から案件獲得方法まで解説

PM(プロジェクトマネージャー)の副業についてよくある疑問

最後は、PMが副業を考える時によくある疑問を解決します。PMとしてのキャリアに悩んでいる人や、これからPMを目指す人は参考にしてください。

Q1:PM(プロジェクトマネージャー)の将来性は?

結論、プロジェクトマネージャーの将来性は明るいといえるでしょう。

経済産業省の「IT人材需給に関する調査」によると、IT人材は2030年には最大約79万人不足が生じると試算されています。

このようにIT人材は今後も不足すると予想されているため、プロジェクトマネージャーの需要は高いと判断できます。もちろん、時代の変化に応じてスキルをアップデートし、対応できる業務を広げていくことも大切です。

Q2:未経験でも副業できる?

PMはプロジェクトを管理するポジションなので、即戦力が求められます。そのため、PM未経験の人がPMの副業案件を獲得するのは基本的に難しいと考えましょう。ただし、SE経験など、応募するプロジェクトに関連するスキルと何らかの管理職・マネジメント系の経験があれば、案件によっては受注できる可能性があります。

現在、企業でエンジニアをしている人であれば、今の会社でマネジメント経験を積むことから始めるのがおすすめです。もしマネジメント経験を積むのが難しくても、エンジニアとしての十分なスキルと経験がある場合は、それらを武器にPMの副業案件に挑戦してみてもよいでしょう。

Q3:PM副業は激務?

プロジェクトマネージャーは業務全体の進行管理と指揮が主な業務となります。人選や企画や開発、納期まで全ての業務に携わるため、なかなか休みがとりづらく、プロジェクトによっては副業といえども激務になることもあります。あまりにも業務量が多い場合は、企業側と業務量について話し合いましょう。

まとめ

プロジェクトマネージャーとして副業するメリット・デメリット、案件例、案件獲得方法などを中心に解説しました。

プロジェクトマネージャーは、今後も需要がある仕事です。報酬も高めに設定されているので、副業からフリーランスを目指すことで収入アップも見込めます。

ITプロパートナーズは多くの高単価フリーランス案件を扱っています。プロジェクトマネージャーの案件をお探しなら、ぜひ活用してください。

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この記事を書いた人
ITプロパートナーズ編集部
ITプロパートナーズはITフリーランスの方に案件紹介をしているエージェントです。当メディア「アトオシ」では、フリーランスの働き方から仕事探しまで幅広い情報を日々発信しています。