エンジニアが副業する際の時給相場は?経験別で単価目安を紹介

こんにちは、ITプロマガジンです。

エンジニアが副業する際に気になることといえば、1時間にどのくらい稼げるか、つまり「時給」かと思います。副業に取り組める時間は基本的に、本業をこなした後の夜間や土日に限られるでしょう。副業を通じて収入アップやスキルアップを目指すのであれば、短時間で効率よく稼ぐことも考えなくてはいけません。

この記事では、エンジニアが副業する際に目安とすべき時給の相場を経験別に解説します。時給アップのポイントも紹介するので、これから副業を始めたい人や副業の報酬額で悩んでいるエンジニアは、ぜひ参考にしてください。

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エンジニアの副業案件の時給相場と報酬事情

まずは、エンジニアが自分自身のスキルを生かして副業する場合に、稼げる時給の相場について解説します。

エンジニアが副業する際の時給相場

ITエンジニアの時給相場は「4,000円台」といわれています。

例を挙げると、エンジニア向けフリーランスエージェントから紹介される案件は時給2,000〜6,000円。未経験・初心者向け案件も多いクラウドソーシングの案件は1,000〜3,000円ほどです。

副業の報酬が高いのかそれとも安いのかをざっくりと知りたいのであれば、この金額を基準として考えると良いでしょう。ただし、あくまでも相場であり、金額はさまざまな要素によって左右されます。

時給・単価が決まる要素

エンジニアには汎用システム系やWebサービス系など幅広い職種がありますが、共通しているのは「経験・実績」と「仕事の種類や分野」によって時給が変わってくることです。

働いた時間に応じて報酬が発生する時給制の仕事は、難易度が高いほど時給も高く、経験やスキルが豊富なエンジニアであれば時給の高い案件を獲得しやすくなります。また固定報酬制の仕事であっても、スキルがあれば時間をかけずにこなせるため、時給換算で結果的に高時給となるでしょう。

【経験別】エンジニアの副業案件の時給相場

エンジニアの技術力を判断する基準の1つが、実務を経験した年数です。経験年数ごとの副業における時給目安は以下の通りです。

経験年数時給目安
1年未満1,000〜2,000円
1年〜3年2,000〜3,000円
3年〜5年3,000〜5,000円
5年以上5,000〜1万円以上

※時給はあくまで目安です。

それぞれ経験年数ごとの時給目安について、詳しく解説していきましょう。

経験1年未満は1,000~2,000円

経験1年未満のエンジニアの場合、高時給はあまり期待できません。経験が浅いうちは難易度の高い高時給の仕事を獲得しにくく、固定報酬制の仕事をこなすのに時間もかかるからです。

とはいえ駆け出しの段階では、受注しやすい低時給の仕事を請け、実績を積んだりスキルを磨いたりすることも大切です。「新しい技術を身につけられる」「作業時間が自由で納期の融通がきく」など、時給以外のメリットにも目を向けて副業を探すとよいでしょう。

経験1~3年は2,000~3,000円

実務経験が1年を超えると、時給2,000円以上が1つの目安になってきます。それなりのスキルを求められる仕事にもかかわらず、あまりにも低い時給や単価を提示される場合は、クライアントに足元を見られている可能性も否定できません。

仕事内容と時給がそぐわないと感じるのであれば、思い切って時給アップの交渉をしてみるという選択肢もあります。時給が2,000円以上になると、1ヶ月あたり50時間を副業に充てられる人であれば、副業による月収が10万円を超えてきます。

経験3~5年は3,000~5,000円

実務3年以上になれば、時給3,000円以上が目安です。仕事内容によっては時給4,000円、5,000円といった高時給の仕事も視野に入ってきます。副業における時給の目標額を決めるのであれば、このあたりが現実的な金額になってくるでしょう。

ここからさらに上を目指すこともできますが、副業である以上、作業量や作業時間との兼ね合いも重要です。本業と副業の両立を無理なく続けたいのであれば、ほどほどの作業量で高めの時給を稼げる仕事を選ぶというのも1つの方法です。

5年以上は5,000円~

経験年数5年以上のベテランになれば、時給5,000円を稼ぐ人が珍しくなくなってきます。場合によっては時給1万円を超えることもあり、本業に匹敵するような高収入を得ることも夢ではありません。

継続的に高時給の仕事を獲得できる市場価値の高い人であれば、独立しフリーランスになることで、さらなる高収入を得られる可能性があります。

【種類別】エンジニアの副業案件の時給相場

エンジニア向けの副業案件にはさまざまな選択肢があり、仕事の種類や内容によって時給が変動します。副業の種類ごとの時給目安は以下の通りです。

副業の種類時給目安
単発の開発・保守案件2,000〜5,000円
長期の開発・保守案件3,000〜5,000円
記事の執筆・監修1,000〜4,000円
エンジニアスクールの講師1,500〜3000円

※時給はあくまで目安です。

エンジニア向け副業の種類と時給相場についても詳しくチェックしておきましょう。

単発の開発・保守案件

「マクロの開発」や「小規模なWebサイトの制作や改修」といった単発の仕事には、スキルのある人ならすぐに終わらせられるものもあります。個人エンジニアの副業向け案件の単価は5万〜30万円程度で、時給換算すると2,000〜5,000円になる案件が多めです。

初めて副業するのであれば、まずはこういった軽めの案件から取り組んでみるとよいでしょう。経験が浅いエンジニアでも案件を獲得しやすく、稼ぎやすい方法といえます。

一方で継続性がなく、仕事を1件完了させる度に案件を探さなくてはなりません。仕事量が安定せず、収入も不安定になりがちです。

長期の開発・保守案件

ある程度大きな規模の開発や設計、改修など長期にわたるプロジェクトに参画することで収入を得る方法です。継続案件の場合は週1〜2日の稼働で月単価10万〜30万円という案件が多く、時給3,000〜5,000円程度が相場でしょう。

長期にわたる副業では高時給を狙えますが、単発の案件に比べると高いスキルを要求されます。仕事獲得のハードルも上がりますが、いったん受注すれば一定期間は所定の収入を得られるのが大きなメリットです。

記事の執筆・監修

エンジニア向けの副業には、Webメディアの記事や技術書などの執筆をするという選択肢もあります。基礎的な内容であれば記事単価1万円ほどのケースもありますが、専門知識や知名度があれば記事単価3万円ほどの案件もあり、1日7時間で書き上げるとして時給1,000〜4,000円程度になる場合もあるでしょう。

初心者向けの内容であれば難しくないものの、文章を書くことに慣れていないと意外に時間を取られてしまうことも。普段から書類を作成する機会が多く、文章を書くことに興味がある人におすすめです。

専門知識などの強みがなければ、開発や保守といった実務よりも時給が低めになる傾向がありますが、記事を書くことでスキルアップや実績のアピール材料になります。

エンジニアスクールの講師

エンジニアスクールの講師は、ITについて学びたい人に教える仕事です。講座の内容は初心者や初級者向けのものが多く、難易度は高くないものの時給はやや安めで1,500〜3,000円程度が相場でしょう。授業だけでなく準備に時間がかかることもあり、その分も労働時間としてカウントされるかどうかによって時給は大きく異なります。

オンラインスクールの場合、リモートでの作業が可能で、仕事を通じて人を育てるというやりがいを感じられるのがメリットだといえるでしょう。エンジニアスクールに講師として登録するほかに、スキルシェアサービスなどを利用すれば個人でも集客できます。

エンジニアが高時給・高単価の副業案件を獲得するポイント

エンジニアは慢性的に人手不足の職種であり、副業で高収入を得ることはさほど難しくありません。高い収入を得るために押さえておくべきポイントについて解説します。

エンジニアにおすすめの副業は?案件獲得サービスや稼ぐコツも紹介

スキル・経験を生かせる案件を選ぶ

エンジニアが副業で高時給を狙うのであれば、エンジニアとしてのスキルや経験を生かせる案件に取り組みましょう。世の中にはさまざまな副業があり、本業とは全く関係のない副業をする人も大勢います。しかしエンジニア向けの副業案件は時給や単価が高めなものが多く、高収入を得るのにぴったりです。

高時給が狙える分野に取り組む

長期にわたる大規模な開発をはじめ、高時給が見込める分野を狙って案件を探すのも有効な方法です。要求スキルは高くなる傾向がありますが、その分やりがいも感じられるでしょう。

最初からヘビーな案件に取り組むのは大変ですが、副業案件をある程度こなして慣れることで、効率的に仕事をこなせる力が養われます。

時給・単価交渉する

作業内容と報酬が釣り合っていないと感じるのであれば、時給や単価アップの交渉をしてみましょう。交渉が通りやすいのは、追加の作業を依頼された時や新規案件の誘いが来た時、予定が変更になった時などです。

交渉時には「こういう理由で報酬を上げてもらいたい」と根拠を示し、双方が納得できる結論を導き出すようにします。

可能であればフリーランスエージェントを使う

フリーランスとしての稼働が可能な場合は、高時給の案件を数多く取り扱っているフリーランスエージェントの利用もおすすめです。なかには週1~2日の稼働で済む、副業向けの案件を紹介してくれるエージェントもあります。報酬が安いことに悩んでいるのであれば、登録して話を聞いてみるとよいでしょう。

高時給・高単価の副業案件を獲得できるサービス

副業案件の報酬は、フリーランスエージェントでは時給2,000〜6,000円、クラウドソーシングでは時給1,000〜3,000円であり、どこで探すかによっても相場が違ってきます。高時給・高単価の案件を獲得しやすいサービスを紹介します。

1.複業クラウド

引用元:複業クラウド

複業クラウド」は副業を持ちたい人やフリーランス向けの案件を探せるマッチングサービスです。エンジニア向け案件をはじめ、営業やデザイナー、マネージャーなど、さまざまな職種向けの案件を取り扱っています。

登録料や利用料がかからず、提示されている報酬を全額受け取れるため、手数料のかかるクラウドソーシングサービスよりもメリットがあるといえるでしょう。

2.シューマツワーカー

シューマツワーカー」は副業に特化したマッチングサービスです。案件の99%以上がリモート可能で、仕事を開始する際はマッチングディレクターやコンシェルジュによるサポートを受けられます。

週10時間から取り組める案件も多く、無理なく副業を始めたい人や初心者にぴったり。エンジニア向けの案件のみならず、デザイナーやマーケター向けの案件も取り扱っています。

3.リモートビズ

引用元:リモートビズ

リモートビズ」はエンジニア向けリモート案件専門のエージェントです。案件のほとんどがクライアント直であることから報酬が高めで、さらに固定報酬制ではなく、実働時間に応じた金額を受け取れます。

週2~3日の稼働でこなせる副業向け案件もあり、継続して案件を紹介してもらえることから、自宅で副業しつつ収入アップを目指したい人にマッチするサービスです。

4.ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズ」はIT業界に特化したフリーランスエージェントです。フリーランス向けの案件のほか、週2日でこなせる副業向け案件やフルリモートの案件も豊富。専属のエージェントから希望や条件にマッチする案件を紹介してもらえるため、自分で案件を探す必要がありません。クライアントと直接契約していることから、報酬も高めです。

ある程度稼働日数が取れ、経験豊富なエンジニアは高単価な案件が獲得できる可能性が高いので、ぜひ登録してみてください。

エンジニアの副業選びで時給以外にも意識したいポイント

副業の時給が高ければ高いほど、高収入を得られるのは事実です。とはいえ、時給だけで仕事を決めてしまうと後悔することもあります。案件を選ぶ際に、時給以外で意識したいポイントについて解説します。

スキルアップできるか

副業をするのであれば、本業とは全く別の業界やサービスに関わったり、新しい技術に挑戦したりすることで、エンジニアとしてスキルアップすることも意識しておきましょう。さまざまな経験を積むことで本業に還元できるのはもちろんのこと、場合によっては独立も視野に入ってきます。

あえて本業では使わない技術が必要な案件に取り組むことで、仕事そのものに面白みややりがいが感じられるのもメリットです。

人脈が広がりそうか

個人で仕事を請ける際は、同じような条件で副業をしている人や優良なクライアントとつながりを持つことも考えておきましょう。人脈が広がると、好条件の案件を紹介してもらえたり、仕事で困りごとが出てきた時に助けてもらえたりと、さまざまなメリットがあります。また、副業エンジニアにありがちな悩みや心配ごとなどを他人と共有できる点も大きいでしょう。

仕事のボリュームが適切か

副業として取り組む以上、本業に支障が出ない範囲で行うのが重要です。「副業で寝不足になり始業時間に遅刻した」「副業の納期に間に合わず、本業がおろそかになった」という状況は好ましくありません。稼働できる時間や体力といった自分のリソースと、副業の業務量が合っていることも大切です。

本業の就業後や休日にも働くことは思った以上に負担になるため、まずは軽めの案件から取り組んでみることをおすすめします。

まとめ

エンジニアが副業で高収入を得るには、自分自身のスキルや技術力を生かせる仕事を選びましょう。エンジニアとしてのスキルが求められる案件は、高単価のものが多いからです。「時給が高い案件に取り組みたい」「スキル・経験に合う案件を効率的に獲得したい」という場合は、弊社「ITプロパートナーズ」にご相談ください。「週に2日のみ」「フルリモート可能」など、経験・スキルに合う副業向けの案件をご案内します。

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