土日のみ副業したいエンジニアにおすすめのサイト15選と案件の探し方

こんにちは、ITプロマガジンです。

本業のほかに副業を持ち、複数の収入源を確保するという働き方が浸透しつつあるなかで、「自分も土日を活用して副業に取り組んでみよう」と考えているエンジニアの方も多いのではないでしょうか?

ある程度のスキルや経験を持つエンジニアであれば、土日の空き時間を使って副業することで、収入アップにつながるだけでなくさらなるスキルアップも狙えます。この記事では、土日のみエンジニアとして副業したい方に向けて、おすすめサイトや必要な準備、注意点などを解説します。

フリーランスエンジニアの
ドンピシャ案件の探し方

「案件はたくさんあるはずなのに、なかなか自分の望む案件が見つからない…」

エンジニア市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいマッチングノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。

ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。

ITプロパートナーズでは、

・9割がエンド直案件のため、高単価
・約6割が週3-4案件のため、柔軟に働ける
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などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。

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Contents

副業しているエンジニアの割合と収入目安

近年、エンジニアとして副業している人の割合は増えています。まずは副業経験者の割合や土日のみエンジニアとして副業した場合の収入目安を紹介しましょう。

副業経験者の割合

「LAPRAS株式会社」が2022年に実施した調査によると、ITエンジニアの副業経験率は約55%となっています。副業の目的に対する質問では、81%の方が「自分のスキルを活用して追加収入を得ること」と回答していました。

追加収入を目的とする一方で、副業をしてよかったことに対しては「新しい経験ができる・スキルになる」が41%、「収入が増える」が17%という回答結果がでています。副業をとおして新しいスキルを身につけ、本業に活かしているエンジニアも多いようです。

また、副業に充てている時間は週20時間未満の回答が95%という結果でした。週20時間未満の稼働で、新しいスキルや経験を得ながら、収入を増やせることもあり、副業をしている・興味がある方が多いことがわかります。

土日に副業した場合の収入目安

エンジニアが副業する場合の時給相場は約4,000円といわれています。この金額をもとに、1日あたり5時間、土日で合計10時間を副業に充てた場合の収入を試算してみましょう。

1週間に10時間を副業に充てると仮定すると、1ヶ月(4週間)の合計は40時間です。この場合、月収は4,000(円)×40時間で16万円となります。副業としては十分な収入と言えるのではないでしょうか。

なお、エンジニアが副業で稼ぐ方法は以下の記事でも詳しく紹介しているので併せて参考にしてください。

エンジニアにおすすめの副業は?案件獲得サービスや稼ぐコツも紹介

土日のみで出来るエンジニア向け副業の種類

土日のみの副業に適しているのは、「働く時間を自由に決められる」「自宅でのリモート作業が可能」など、時間や場所の制約が少ない仕事です。特にフルリモートでできるかは、土日だけ副業をする際の大切なポイントになります。

ここではエンジニアが土日でできる副業の種類について紹介していきましょう。

簡単なシステム開発・アプリ開発

簡易的なシステム開発やアプリ開発案件は、本業の延長線上でもあり、土日のみの副業にもおすすめです。

規模の大きい開発案件だと完成までに何十時間もかかってしまいますが、例えばマクロの開発やWebサイトへの機能追加など簡単なシステム開発をする案件であれば、数日間で完了するような案件もあります。

アプリ開発も同様で、短時間で開発できるものや、追加機能の実装といった案件もあるので、土日のみ副業したい経験豊富なエンジニアにおすすめになります。

弊社ITプロパートナーズでは、アプリ開発やシステム開発の案件を数多く扱っています。特に、自社開発の案件が豊富で、エンド直案件が9割となっています。どのような案件があるか気になる方は、以下からチェックしてみてください。

単発のコーディング案件

単発でできるHTMLやCSSなどのコーディング案件も土日のみの副業におすすめです。

Webサイト全体のコーディングになると時間がかかってしまいますが、ホームページの修正や更新などは土日でも対応できる内容です。また、既存のwebサイトに新規機能を追加する、といった案件もあります。

講師・インストラクター

オンラインスクールの講師やソースコードの添削など、他人に教える仕事で稼ぐ方法です。講座の内容は基本的に初心者向けであり、難易度は低めなものの、シフト制で働く時間が指定されている場合もあります。とはいえ、平日に働いている社会人向けの講座は土日が中心となる可能性が高く、土日に働きたいエンジニアと相性がよいともいえるでしょう。

オンラインスクールに講師として登録するにはある程度のエンジニアとしての実務経験を求められることが多く、初心者にはあまり向いていません。

記事執筆・監修

エンジニアとしての知識が必要な記事の作成や監修を行う仕事です。基本的に納期までに作業を終わらせればよく、自分のペースでコツコツと作業できるのが魅力といえます。

ITについて知らない人や初心者向けの記事は難易度が低めで、未経験者が取り組めるものもありますが、専門的な技術書には経験・実績が要求されます。

自作アプリの販売

ソフトウェアやスマホ用アプリを開発してリリースし、広告収入や販売収入を得る方法もあります。実務経験なしでも取り組めるものの、稼げるかどうかはアイディアとニーズ次第であり、即収入に結びつけるのは難しいでしょう。

一方で、勉強やスキルアップを兼ねて自分の作りたいものを形にしてみたい人、自分でビジネスを構築したい人であれば、取り組んでみる価値があります。

土日のみOKのエンジニア向け副業案件の探し方

土日に副業するのであれば、なるべく効率的に案件を見つけ、実務に充てる時間を確保することを考えましょう。土日で作業可能なエンジニア向け副業案件の探し方を解説します。

副業・フリーランスエージェント

副業エージェント」や「フリーランスエージェント」は、仕事を請けたい人にスキルや条件にマッチする案件を紹介するサービスです。基本的にエンジニアが自分で仕事を探す必要がなく、実務に集中できるというメリットがあります。また、クラウドソーシングなどと比較して単価も高い傾向です。

土日のみの案件を探す際は副業エージェントが便利ですが、フリーランスエージェントでも一部副業として取り組める案件を取り扱っているエージェントもあります。

弊社ITプロパートナーズでは、実務経験豊富なエンジニアの方向けにエンド直の高単価案件を紹介しています。週2・3日〜稼働できる案件も多数あるので、ぜひお気軽にご相談ください。

クラウドソーシング系サイト

クラウドソーシング」や「副業マッチングプラットフォーム」「スキルシェアサービス」は、仕事を請けたいエンジニアと人材を求めているクライアントを結びつけるサービスです。自分で興味のある案件に応募したり、企業からオファーを受けたりして業務に関する契約を結び、成果物や労働力を提供します。

なかでもクラウドソーシングには大量の案件が常時掲載されているため、どのような仕事があるのかをチェックしてみてもよいでしょう。エンジニア経験者向けの案件が多いですが、初心者エンジニアでも応募可能な案件も豊富です。こちらも詳しくはのちほどご紹介します。

知人の紹介

知人を介して、個人事業主や自営業の経営者などから直接仕事を請ける方法もあります。発注主と直接取引できるため、高単価の案件を獲得できる可能性がありますが、人脈があることが前提。裏を返せば、人脈を作れば直接取引できる機会も増えるということです。

エンジニアとしてのスキル・経験があるに越したことはありませんが、初心者エンジニアにもチャンスはあります。副業に取り組む際は、人脈を広げることも意識しておくとよいでしょう。

SNS・ブログ

SNSやブログで情報発信やPRをすることで、「仕事を依頼したい」と声がかかることもあります。マメに投稿することが苦でない人や、Webマーケティングの知識がある人におすすめの方法ですが、絶対に案件を獲得できるとは限りません。スキル・経験があれば有利ですが、初心者エンジニアでも活動状況を真摯に発信することで副業案件獲得につながることがあります。

最初はほかの方法と並行しつつ取り組むとよいでしょう。クライアントと巡り会えるだけでなく、同じように副業を探している人と知り合うきっかけにもなります。

土日のみで副業したいエンジニアにおすすめのサイト15選

それでは、エンジニアが実際に土日のみOKな副業を探す時におすすめのサイトをご紹介します。

サービス別おすすめサイト
副業エージェント系・ITプロパートナーズ
・クラウドテック
・Workship
・Midworks
・リモートビズ
・シューマツワーカー
・CARRY ME
・Tech Direct
・JOIN
副業マッチングサービス系・Offers
・Anycrew
クラウドソーシング系・クラウドワークス
・ランサーズ
スキルシェアサービス系・ココナラ
・MENTA

副業エージェント系サイト

エンジニアが副業案件を探すのに一番おすすめなのは、自分に合った仕事を紹介してもらえる「エージェント」です。自分で営業する手間が省けるうえに報酬も高めで、多くのサービスでは契約や交渉のサポートもしてもらえます。土日の副業探しに便利な具体的なサービスを紹介していきます。

1.ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズ」は、フリーランスのIT/Web系エンジニア・デザイナー向けのエージェントです。企業と直接契約するエンド直案件が多いため、高単価なリモート案件が豊富です。

週1~2日の案件だけでなく、週2〜3日の案件も多く扱っており、なかには土日のみの稼働でOKな副業向け案件もあります。また、専属のエージェントが契約交渉などを代行するシステムなので、初めてエージェントを利用する人にもおすすめです。

トレンドの技術を使える仕事も多く、副業しながら有益な経験を積むこともできます。以下から無料登録をすると、掲載されてる案件全てを詳細まで閲覧できます。

2.クラウドテック

クラウドテック」はフリーランス向けのエージェントサービスです。クラウドソーシングの大手「クラウドワークス」を展開する株式会社クラウドワークスが運営しています。週1~2日稼働の案件は限られているものの、リモートワーク案件の割合が全体の97%と高く、副業探しにも活用できます。

3.Workship

引用元:Workship

Workship」はフリーランスおよび副業向けの案件紹介を行っているサービスです。エージェントを介して案件を紹介してもらえるほか、掲載されている案件に直接応募することも可能です。検索画面では「土日週末OK」という条件で案件を検索できるようになっているため、土日でできる仕事を探しやすいという特徴があります。

4.Midworks

引用元:Midworks

Midworks」はIT系エンジニア向けのエージェントサービスで、一定以上のスキルを要求される高単価の案件を数多く取り扱っています。土日に副業したい人向けの案件は少なめですが、収入アップを目指すのであればチェックしておくとよいでしょう。保障や福利厚生が手厚く、フリーランスとして独立したい時には役に立ちます。

5.リモートビズ

引用元:リモートビズ

リモートビズ」はリモートワーク案件を専門に扱っているエージェントです。固定報酬型ではなく稼働時間に応じた報酬を受け取れるという特徴があり、週2日の稼働でも高い収入を得られます。定期的に案件を紹介してもらえるので、副業を安定して長く続けたい人にもマッチします。

6.シューマツワーカー

シューマツワーカー」はサービス名が示す通り、土日など限られた時間で副業したい人向けの案件が中心のエージェントです。なかには週10時間以下の稼働という仕事もあり、あまり時間が取れない人でも案件が見つかる可能性があります。仕事開始前はマッチングディレクター、案件の決定時にはコンシェルジュによるサポートが受けられるので、副業が初めての人でも安心して利用できます。

7.CARRY ME

引用元:CARRY ME

CARRY ME」では、短時間でこなせる副業向け案件から専門性の高い案件まで、幅広い仕事を取り扱っています。ただし平日稼働の案件が基本となっているため、土日やフルリモートの案件は少なめです。エンジニアに特化したサービスではなく、広報やデザイナー、マーケターなどを対象にした仕事も掲載されています。

8.Tech Direct

引用元:Tech Direct

Tech Direct」はエンジニア向けのリモート案件を中心に扱っているエージェントです。週1~2日稼働の案件も多く、気になる仕事に自分で応募できるほか、スキルや職務経歴書を登録しておくことでスカウトを受けることもできます。運営しているのは、株式会社クラウドワークスです。

9.JOINS

引用元:JOINS

JOINS」はリモートワークの人材を求める地方企業と、リモートで働きたい人を仲介するサービスです。エンジニアのみならず営業や人事、マーケティングなど多岐にわたる職種向けの案件が掲載されています。「稼働は週8時間から」「土日の稼働も可能」など、多種多様な仕事があり、都市部ではなかなか出会えないジャンルも扱っているのが魅力です。

副業マッチングサービス系サイト

マッチングサービスとは、仕事を請けたい人と企業をマッチングさせるためのプラットフォームです。ほとんどのサービスは、会員登録後に興味のある企業を探して応募するか、オファーを受ける仕組みになっています。「副業するかどうか悩んでいるけれど、実際の案件を見てみたい」という人は、登録だけでもしてみるとよいでしょう。

10.Offers

引用元:Offers

Offers」は副業したいエンジニアやデザイナー向けの案件を扱うマッチングプラットフォームです。週1日稼働の案件やリモート可能な案件が多く、効率的に副業を探せます。土日に稼働できるかどうかはクライアントの意向にも左右されるため、契約前に確認しておくことをおすすめします。

11.Anycrew

引用元:Anycrew

Anycrew」はフリーランスや副業を探す人向けのマッチングサービスです。週1日やフルリモート可能な副業向けの案件から高単価案件まで、多彩な仕事のなかから自分に合った案件を探せます。Facebookの友だちや仕事上の人脈で信頼度が判断されるという特徴的なシステムが採用されています。

クラウドソーシング系サイト

クラウドソーシング系サイトでは、掲載されている案件に応募して仕事を獲得する仕組みになっています。エージェントやマッチングサービスはそれなりのスキルを求められる傾向がありますが、クラウドソーシングには難易度の低い案件も多く、初心者も取り組みやすいのがメリットです。代表的なサービスを紹介します。

12.クラウドワークス

クラウドワークス」は国内シェア・取引額No.1のクラウドソーシングサービスです。利用しているクライアント社数は78万社以上で、Web開発・システム設計のジャンルに絞っても8,734件の案件が登録されています(2024年1月時点、募集終了案件含む)。自分のスキルに合った仕事を探しやすく、実績を作りたい人にもおすすめです。

13.ランサーズ

引用元:ランサーズ

ランサーズ」はクラウドワークスと並ぶ大手のクラウドソーシングサービスで、これまでに35万社以上が利用した実績があります。案件の獲得だけでなく、自分のスキルや経験をパッケージとして売り込むことも可能で、スキルシェアサービスの側面も持っています。

スキルシェアサービス系サイト

スキルシェアサービスとは、自分の持つスキルやノウハウなどを提示し、必要とする人や企業に購入してもらう仕組みのことです。すでにある仕事をこなすのではなく、自分の得意なことを生かして副業できるサービスとして注目を集めています。

14.ココナラ

引用元:ココナラ

ココナラ」は総合的なスキルマーケットで、IT系のスキルのほかイラスト作成やデザイン、占いなど、多岐にわたるジャンルを取り扱っています。IT系のカテゴリでは、作業の自動化やExcelのマクロ作成、アプリ開発といったスキルが売買されています。エンジニアにとっては簡単なことであってもニーズはそれなりに多く、経験の浅いエンジニアでも収入につながる可能性があります。

15.MENTA

引用元:MENTA

MENTA」は困りごとを抱える人と解決策を知るエンジニアを結ぶサービスです。エンジニアであれば、メンターとして登録し、ITに関する困りごとを抱えている人の相談に乗ることで収入を得られます。報酬だけでなく、人の役に立つという喜びも得られる副業です。

土日でできるエンジニア向け副業案件の実例

ここでは、実際に弊社ITプロパートナーズに掲載されている、土日でできるエンジニア向け案件の実例を紹介します。

【Typescript/フルリモート/土日可】オンライン接客新規サービスの開発者を募集

案件名【Typescript/フルリモート/土日可】オンライン接客新規サービスの開発者を募集
案件単価案件単価:〜90,000 円/月
勤務地フルリモート
スキルTypescript,フロントエンド開発経験
職種・ポジションエンジニア

【土日/リモート】VRプラットフォーム開発にチャレンジしたいモバイルエンジニア募

案件名【土日/リモート】VRプラットフォーム開発にチャレンジしたいモバイルエンジニア募集
案件単価案件単価:〜400,000 円/月
勤務地フルリモート
スキルFlutterを利用したiOS・Android向けアプリ開発経験
職種・ポジションエンジニア

【Python】エンジニアスクール受講生の質問対応講師募集

案件名【Python】エンジニアスクール受講生の質問対応講師募集
案件単価案件単価:〜90,000 円/月
勤務地フルリモート
スキルPython
職種・ポジションエンジニア

【土日稼働可能】経験豊富な機械学習エンジニア募集

案件名【土日稼働可能】経験豊富な機械学習エンジニア募集
案件単価案件単価:〜300,000 円/月
勤務地フルリモート
スキルPython,TensorFlowもしくはPyTorch,要件定義〜実装
職種・ポジションエンジニア

ITプロパートナーズではこの他にもエンジニア向けの案件を数多く扱っています。フリーランスエージェントとしては珍しく、週2・3日〜稼働可能な案件も豊富ですので、案件を探されている方はぜひお気軽にご相談ください。

エンジニアが土日で副業を始める際に準備しておくべきこと

エンジニアが土日副業を始める場合、あらかじめ準備しておくべきことは以下のとおりです。

  • プロフィール・ポートフォリオを充実させておく
  • 希望報酬・稼働時間を明確化しておく
  • 報酬形態を検討しておく
  • 効率的に業務を行うための環境を用意しておく

ここでは、具体的にどのような準備が必要なのか解説します。

プロフィール・ポートフォリオを充実させておく

エンジニアの知識やスキルを活かして副業するためには、プロフィールやポートフォリオを充実させることが大切です。

プロフィールには自分自身が得意としている言語やこれまでの経験などを盛り込む必要があります。何が得意でどのような実績があるのか、ひと目で分かるようにまとめましょう。また、ポートフォリオには、実際に自分が対応した案件を掲載します。具体的な例を示すと、クライアントにより信頼されやすくなります。

希望報酬・稼働時間を明確化しておく

副業で自ら案件を獲得して報酬を得るなら、あらかじめ希望報酬を決めておきましょう。案件の単価はピンからキリまでさまざまです。どのような案件を受注していくら得たいのか決めておかないと、自分が求めているような案件を受注できない可能性があります。

また、副業として取り組む場合、使える時間は限られています。案件によって稼働時間は異なるので、自分に合う案件を探すためにも何時間稼働できるかはっきりさせておきましょう。

エンジニアが副業する際の時給相場は?経験別で単価目安を紹介

報酬形態を検討しておく

報酬形態は、主に「固定報酬制(納品型)」と「時間単位制(時給型)」の2つあります。

固定報酬制では、成果物を納品したタイミングで、予め決められていた報酬が支払われます。報酬額は難易度に応じて数万円〜数十万円と大きく変わり、同時納期も変わってきます。

時間単位制は、稼働時間に応じて報酬が発生します。契約時に稼働する時間がある程度決まっているので、本業に支障がでないように稼働時間を調整できるのが魅力です。また、長期的に関わる可能性も高いです。

都度都度、何かを作成・納品して報酬をもらいたい方は固定報酬制、時給をもらって長期的に働きたいという方は時間単位性がおすすめです。

どちらの形態で報酬をもらいたいのか、副業する前に考えておきましょう。

効率的に業務を行うための環境を用意しておく

効率的に業務を行える環境を整備しておくのも大切になります。以下は一例となります。

  • 専用の作業スペース
  • タスク管理ツール
  • 高性能コンピューター

例えば、タスクリスト、プロジェクト管理、タイムトラッキングなどのツールを利用すると、作業の進捗を把握しやすいです。家庭内で専用のデスクや作業スペースを確保することで、仕事とプライベートを区別でき、集中力を上げることができます。

またスケジュールを事前に確保するといった時間的な環境構築も、本業があり十分に時間を作れない方には大切なポイントの1つです。

エンジニア未経験・初心者でも土日で副業はできる?

基本的に、未経験の人が土日を使って副業に取り組むのは難しいです。しかし、エンジニアの初心者なら、案件を獲得できる可能性はゼロではありません。初心者でも副業の案件を獲得するために、以下のステップを踏むと良いでしょう。

1.知識・スキルを身につけて実務経験を積む

エンジニアの初心者は、知識とスキルを身につけるところから取り組みましょう。初心者でもスクールを活用すれば、効率的にエンジニアとしての知識やスキルを習得できます。おすすめのスクールは以下です。

初心者の場合、まずはHTML、CSS、Java scriptなどから学び始めるとスムーズです。まずは基本的な内容を理解し、自分の希望も考慮しながら学ぶ内容を広げていってください。

2.初心者でもOKの案件に挑戦してみる

エンジニア向けの案件はたくさんあり、難易度もさまざまです。初心者でも取り組める案件もあるため、まずはそのような案件から挑戦してみましょう。最初のうちは案件に応募しても必ず受注できるわけではありません。しかし、勉強を重ねつつ複数の案件に応募すれば、少しずつ受注できる可能性が出てきます。

案件を受注できると実績になるため、それまでよりも案件を獲得できる確率が高くなります。案件への応募を繰り返しながら、地道に実績を積むことが大切です。

3.本格的に土日副業を始める 

さまざまな案件を受注して実績が増えてきたら、本格的に副業に取り組みましょう。

難易度の高い案件や高単価な案件にチャレンジすれば、まとまった報酬を得られる可能性があります。もちろん、最初のうちからスムーズに案件を獲得できるわけではありませんが、実績が増えるほど好条件の案件を受注しやすくなります。

エンジニアが土日のみの副業で高収入を稼ぐコツ

エンジニアが土日で高収入を稼ぐためには、以下のコツを押さえましょう。

  • 上流工程での業務を引き受ける
  • 平日の夜など土日以外の稼働時間も確保する
  • コミュニケーション能力を身につける
  • 日々ITやプログラミングに関する情報をキャッチアップする

本業がある方は稼働できる時間に限りがあるので、ポイントを押さえた効率的な取り組み方を意識してください。

上流工程での業務を引き受ける

ジョインされるポジションによって契約単価は変動しやすく、上流工程での業務は高収入を目指せる可能性があります

スキルや経験がある場合、プログラマーポジションより、システムエンジニアやプロジェクトマネージャーのような上流工程の仕事を探し、応募しましょう。

ちなみに、プロジェクトマネージャーになれば、土日の稼働だけで月収50万円を稼げる場合もあります。たとえば、副業で月収50万円を稼げる案件としては、以下のものがあります。

弊社ITプロパートナーズでは、この他にも土日や週2のみ稼働OKの高単価案件を数多く扱っています。他にどんな案件があるかをチェックしたい方は、まず無料登録をして、案件を閲覧してみてください。

平日の夜など土日以外の稼働時間も確保する

副業としてより多くの収入を稼ぎたければ、土日だけでなく平日の時間も活用することをおすすめします。

本業がある場合、仕事以外の時間帯も稼働時間として有効的に活用するのがいいでしょう。まとまった時間がなくても、エンジニア案件の多くは固定報酬のような期日までに納品するような働き方となります。

そのため隙間時間でも業務を遂行でき、案件数をこなすことで副業としての収入を上げることが可能です。

弊社ITプロパートナーズでは、週3程度から働ける案件を多数掲載しています。リモートワークで柔軟な働き方を実現できるので、まずは無料登録をして、どんな案件があるかチェックしてみてください。

コミュニケーション能力を身につける

コミュニケーション能力も、副業で稼ぐためには重要なスキルです。

副業の仕事を引き受けるためには、契約前に商談を実施し商談中に契約金額について話し合うことが一般的です。クライアント主体で契約をすると、契約単価を上げるのが難しく、場合によっては相場以下で搾取されることも珍しくありません。

そのため営業力や提案力、交渉力といったコミュニケーション能力を養う必要があり、商談経験を数多く実施することで身につけられるでしょう。

日々ITやプログラミングに関する情報をキャッチアップする

日常的にITやプログラミングに関する情報収集を行うのも、副業で稼ぐには大切なことです。

IT業界では日々新しい技術やツールが頻繁に提供されており、このようなスキルを扱えることができれば、業務を効率的に進めることができます。

例えばチャットGPTのようなITツールを上手く扱えれば、手軽に需要の高いアプリ開発やデータ分析ができたりと生産性を上げることも可能です。

TwitterなどのSNSを見るだけで、通勤時間でも簡易的に情報収集できるので、意識するといいでしょう。

エンジニアが土日で副業するメリット・デメリット

土日に副業としてエンジニア案件を行うメリットとデメリットは、以下のとおりです。

メリットデメリット
・収入源が増える
・スキル・経験を積める
・在宅で仕事ができる
・人脈を広げられる
・時間を有効活用できる
・独立・起業の準備になる
・家族や友人と過ごす時間が減る
・仕事とプライベートのONとOFFの切り替えが難しい

ここからは、それぞれのメリットとデメリットについて確認しましょう。

エンジニアが土日で副業するメリット

エンジニアが土日に副業をすると、趣味や休息に費やす時間が減ってしまうことは否めません。とはいえ、副業を通じて得られるものもあります。土日を使って副業することのメリットを解説します。

収入源が増える

人が休んでいる土日に副業に取り組むことで、収入源が増え収入額がアップします。前掲の「LAPRAS株式会社」の調査でも、副業する目的は「自分のスキルを活用して追加収入を得ること」が81%とトップであり、収入増加をメリットと捉える人が多いのは一目瞭然です。

万が一、本業で減給やボーナスカットの憂き目に遭っても、副業の収入があれば、家計的にも精神的にも大きな支えとなるのは間違いありません。

スキル・経験を積める

副業をすることで他業種の内情を知れたり、使ったことのない技術を扱う機会があったりと、業務や知識の幅が広がるのもメリットです。1人のエンジニアとして成長できるだけでなく、副業で身につけたスキルを本業に生かし、会社に貢献できることもあります。

在宅で仕事ができる

エンジニアの副業は在宅でも可能です。

リモートで対応できる案件が多くあるため、自宅にいながら高単価の副業に取り組めます。働く時間も自由に設定できる案件を選べば、自分のペースで作業を進められます。夜の時間を副業に使いたいという人も、効率的に業務に取り組めるでしょう。

人脈を広げられる

副業に取り組むと、本業とは異なる人脈を築けます。本業では出会わない人とのつながりができ、自分の知見を広げることが可能です。自分自身のキャリアをより柔軟に考えるきっかけにもなります。

また、副業で築いた人脈が将来的に本業で役に立つ可能性もあります。本業で築いた人脈だけでは解決できない問題も、副業で築いた人脈を活用すれば突破口を見出だせるかもしれません。副業を通して生まれたさまざまな人とのつながりは、自分自身の人生をより良い方向へ変えてくれます。

時間を有効活用できる

土日にやることがなく、ついダラダラと過ごしてしまっているのであれば、副業に取り組むことで時間の有効活用になります。

エンジニア向けの単発案件は、スキルがある人なら30分から数時間で済ませられるものも少なくありません。たとえ報酬の少ない案件であっても、コツコツと続けることでそれなりの収入を得られます。

独立・起業の準備になる

副業を通して案件の獲得方法や仕事の進め方を学び、エンジニアとしての視野が広がれば、独立や起業が選択肢に入ってきます。

特にいずれ独立したいと考えている人は、まず本業をこなしつつ副業にも取り組んでみるのがおすすめ。多種多様なクライアントに関わり、さまざまな案件をこなすことで、自分がどの程度まで通用するかを知る物差しにもなります。

エンジニアが土日で副業するデメリット

エンジニアが土日で副業するデメリットは2つあります。

  • 家族や友人と過ごす時間が減る            
  • 仕事とプライベートのONとOFFの切り替えが難しい

それぞれ詳しく紹介します。

家族や友人と過ごす時間が減る 

エンジニアの副業を土日にする場合、平日の仕事に加えて休日も業務にあたるので、家族や友人と過ごす時間が極端に減ってしまいます。そのため、休日も仕事をしても良いかどうか、家族の理解を得ることが大切です。

仕事とプライベートのONとOFFの切り替えが難しい

土日に副業をする場合、本来であれば休日なので、なかなかONとOFFの切り替えが難しのもデメリットの一つです。副業をする際には、時間を決めて取り組む、朝に仕事を終わらせる、外出して環境を変えるなど、ONとOFFを上手に切り替えられるようにしましょう。

エンジニアが土日に副業する場合の注意点

副業を推進する風向きはあるものの、対応は企業によってまちまちであり、就業規則によって副業のルールが定められているケースも少なくありません。エンジニアが副業するにあたって注意しなければならないことを解説します。

勤め先の就業規則を確認しておく

副業するにあたって、まずは勤め先の就業規則を確認しておきましょう。副業が禁止されている会社で隠れて副業をすると、のちのち大きな問題になりかねません。副業が許可されている場合でも「競合他社での本業は不可」など、ルールが定められていることがあります。副業が許可制の場合は、きちんと届けを出しておきましょう。

税金に関する申告をする

副業の収入が年間20万円を超えた場合、自分で確定申告をして所得税を納めなくてはなりません。年間20万円を超えないのであれば所得税の申告は不要ですが、住民税の申告が必要になってきます。本業以外で収入があった時は、申告や納税が必要になると認識しておくことが大切です。

副業の税金については、こちらの記事でも紹介しています。

副業収入は雑所得と事業所得どちら?それぞれの違いと確定申告の必要性

本業に影響を与えないように仕事や健康を管理する

副業をする際は、仕事量や健康の管理を徹底しましょう。仕事量が多く休日の土日に休めなければ、疲れやストレスがたまり、体調を崩してしまう恐れがあります。副業が原因で本業に悪影響を及ぼし、支障をきたしてしまっては元も子もありません。

「1日◯時間まで」「週に◯案件まで」と制限を決めるなどして、案件をすべて受けずに無理のない範囲に収めるようにしましょう。副業が本業の悪影響になっていると会社に判断された場合は、副業を禁止されてしまう可能性もあります。自分の健康に影響を与えない程度に仕事量を調整し、副業をするようにしましょう。

スケジュールを詰め込みすぎない

平日に本業をこなし、土日も1日8時間働くのは意外に大変です。体力面や精神面の健康をキープするためにも、無理しすぎないことを心がけましょう。土日で合わせて16時間働けるとしても、最初のうちは8~10時間程度で完了する程度の仕事量にして、副業に慣れてから少しずつ増やしていくのがおすすめです。

クライアントとの連絡はこまめに行う

実際の業務に取り組むのは週末だとしても、クライアントへの連絡や返信だけは平日もしておくとスムーズです。出張や社内行事などで連絡がつかない日がある場合は、スケジュールを事前に共有しておくとすれ違いや行き違いを防げます。

まとめ

エンジニアが土日を活用して副業することには、収入アップやスキルアップといった多くのメリットがあります。限られた時間のなかで成果を出すには、自分のスキルに合った案件を選ぶことが重要です。案件探しに時間や手間を取られたくない人は、条件にマッチする紹介してもらえるエージェントの利用も検討してみましょう。

エンジニアの副業がおすすめな人
  • より多くの収入を確保したい人
  • フリーランスとして独立を検討している人
  • 人脈を広げたい人
  • 隙間時間を有効的に活用したい人

ITプロパートナーズでは、「週に2日稼働」「フルリモート可能」など、自由に稼働しやすいエンジニア案件も取り扱っています。ぜひ一度、掲載案件を検索してみてください。

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