年収1000万円稼ぐフリーランスエンジニアの特徴と稼ぐポイント

こんにちは、ITプロマガジンです。

「フリーランスエンジニアとして年収1,000万円を目指したいが、どうすればよいか分からない」「年収1,000万円でも手取りは少ないと聞いて心配」という人も多いのではないでしょうか。

年収1,000万円を稼いでいるフリーランスエンジニアには共通する特徴があります。また、手取りを増やすために節税対策なども行なっています。

フリーランスエンジニアとして年収1,000万円を目指すポイントと、手取りを増やすための方法を見ていきましょう。

フリーランスエンジニアの
ドンピシャ案件の探し方

「案件はたくさんあるはずなのに、なかなか自分の望む案件が見つからない…」

エンジニア市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいマッチングノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。

ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。

ITプロパートナーズでは、

・9割がエンド直案件のため、高単価
・約6割が週3-4案件のため、柔軟に働ける
・事業会社の自社開発案件が多い

などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。

初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?

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フリーランスエンジニアは年収1000万円以上になれる?

結論からお伝えすると、フリーランスエンジニアで年収1,000万円以上稼ぐことは可能です。

Relance「【2023年版】フリーランスエンジニア白書」によると、約1,000人のフリーランスエンジニアのうち年商1,000万円以上を達成している人は9.8%いました。

年代別のデータを見ると、年齢が上がるほど年商が高い傾向にありますが、20代でも年商1,000万円を超えている人もいます。1,200万円以上と回答した人も多数おり、年収1,000万円は不可能な額ではないと分かります。

会社員と比較したフリーランスエンジニアの平均年収については以下の記事を参考にしてください。

フリーランスエンジニアの年収は?会社員との比較や職種別の収入

弊社ITプロパートナーズでも、月単価100万円以上の高単価案件をご紹介しています。

9割がエンド直案件のため、このように高い単価を実現できています。また、自社開発案件が多いため、エンジニアにとってスキルアップにも繋がる魅力的な案件を扱っています。どのような案件があるか気になる方はぜひお気軽案件を閲覧してみてください。

年収1000万円のフリーランスエンジニアの手取り額

フリーランスエンジニアで年収1,000万の場合、手取りは600万~700万円程度になることが多いようです。

フリーランスは会社員とは違い、受け取った報酬のなかから自身で税金・社会保険料などを納付します。受け取った金額がそのまま手取りになるわけではないため、会社員時代より見た目上の報酬が増えたと思っても実質の手取り額は低いことがあります。

受け取った報酬から支払う主な費目は次の通りです。

  • 経費
  • 所得税
  • 住民税
  • 個人事業税
  • 消費税
  • 国民健康保険料
  • 国民年金保険料

例えば所得税は「課税所得額×所得税率-税額控除額」で計算され、年収1,000万円で青色申告をするなら、経費などを引いた所得金額が800万円程度として計算すると120万円程度になるでしょう(800万円×23%-63.6万円=120.5万円)。

国民健康保険料は自治体により異なりますが40万〜80万円程度、国民年金保険料は年により異なりますが約20万円が目安です。

個人事業税はシステムエンジニアやプログラマー、ライターであればかかりませんが、Webデザイナーの場合は課税されます。職種によって税率も違うため、よく確認しましょう。

フリーランスエンジニアの手取りは?計算方法と共に年収・月収別で紹介

年収1000万円稼げるフリーランスエンジニアの特徴

フリーランスエンジニアとして年収1,000万円は可能だとはいえ、工夫は必要です。年収1,000万円稼げるフリーランスエンジニアの特徴を5つ紹介するので、参考にしてみてください。

単価の高い分野・職種を担当できる

年収1,000万円を稼ぐフリーランスエンジニアは、単価の高い分野・職種の案件を受けていることが多いです。

単価の高い分野の見分け方の1つに、扱うプログラミング言語があります。例えばPythonやGo言語は比較的単価が高い状況です。人気の言語・需要の高い言語は変化していくため、動向を確認し柔軟に対応することが欠かせません。

単価の高い職種としては、マネジメント職やコンサルタントなど上流工程に携わる職種が挙げられるでしょう。現在の得意分野にこだわるのではなく、高単価案件を狙えるスキルや実績を積むことも意識してください。

フリーランスエンジニアの単価相場は?100万円目指す方法も紹介

トレンド・最新技術にキャッチアップしている

トレンドの技術や最新の技術のキャッチアップをしていることも、年収1,000万円のフリーランスエンジニアの特徴です。

トレンド・最新技術は需要が高い一方で、まだ習得している人が少ないため人手が不足している傾向にあります。よって、トレンド・最新技術を使った案件を担える人は重宝され、高い報酬を得られるのです。

ただし、時間が経ちトレンド・最新技術を扱える人が増えたり、流行りが変わったりすると単価は下がります。常に新しい情報を収集し、周囲より一歩先に対応することがポイントです。

効率的に複数案件をこなす体制が整っている

年収1,000万円のフリーランスエンジニアの多くは、効率的に複数案件をこなす体制を整えています。

フリーランスとして働いていると突然案件が終了することがありますが、案件を掛け持ちしていれば、どれか1つが急に終わっても一定の月収をキープできます。また、単純に多くの案件をこなすほど収入は上がる点からも、年収1,000万円を狙うなら複数案件の掛け持ちは基本的に必要です。

Relanceによる「【2023年版】フリーランス白書」によると、実際に約8割ものフリーランスが2件以上の案件を掛け持ちしています。

フリーランスエンジニアが複数案件を掛け持ちするメリットと注意点

継続的・積極的に情報発信している

継続的・積極的な情報発信も、年収1,000万円を稼ぐフリーランスエンジニアの特徴です。

自分が得たスキルや知識、日々の仕事への取り組み方などを発信すれば、エンジニアを探す企業の目にとまり案件獲得につながる可能性があります。求人として世に出る前の優良案件の案内が届くこともあるでしょう。

日頃の発信内容から実力やパフォーマンスの高さ、人柄、仕事に対する誠実さなどを感じてもらえれば、高単価でのオファーも期待できます。SNS上で求人を出す企業もいますし、情報収集も兼ねて積極的に情報発信しましょう。

営業力・交渉力が高い

年収1,000万円を稼ぐフリーランスエンジニアの特徴として、営業力・交渉力が高いというものも挙げられます。

年収1,000万円を稼ぐためには途切れることなく複数の案件を受け持ち、できるだけ高い報酬で契約することが重要です。しかし、いくら実力があっても営業力や交渉力がなければ案件を獲得できなかったり、安い報酬でしか仕事ができなかったりします。

よって、フリーランスエンジニアとして年収1,000万円を稼ぐには、エンジニアとしてのスキルだけでなく営業力や交渉力も重要なのです。

フリーランスエンジニアの単価交渉のやり方と4つのコツ【例文付き】

フリーランスエンジニアとして年収1000万円を目指すポイント

フリーランスエンジニアとして年収1,000万円を目指すには、以下の点が重要です。

  • 継続して案件を獲得できるよう受注経路を確保する
  • ニーズのあるジャンルを選ぶ
  • 起業も視野に入れる
  • 高単価を期待できるフリーランスエージェントを利用する

それぞれについて詳しく解説します。

継続して案件を獲得できるよう受注経路を確保する

先述の通り、フリーランスエンジニアとして年収1,000万円を稼ぐため、まずは継続して案件を受けられるよう案件の受注経路を確保しましょう。

例えば月収100万円であれば、単純計算で年収は1,000万円を超えます。しかし、受けている案件が急に終了し、なかなか新しい案件を獲得できなければ年収1,000万円には届かなくなります。

営業活動に報酬は出ないため、できるだけ早く営業を終わらせて、報酬の出る業務に時間を費やしたいところです。人脈やSNS、クラウドソーシングサイトなど案件の受注経路にはさまざまな選択肢があります。自分に合った経路を確保して、毎月の収入を安定させましょう。

フリーランスの仕事の探し方・取り方11選!案件を継続するコツも紹介

将来性・ニーズのあるジャンルを選ぶ

将来性・ニーズのあるジャンルを選ぶことも、年収1,000万円を目指すにあたって重要です。

例えば将来性のないプログラミング言語を選んでいると今後案件が減る可能性が高いため、安定収入が見込めません。当然ニーズのないジャンル・言語を選ぶと単価も低いため、多くの案件をこなしても年収1,000万円には到達しにくいでしょう。

トレンド・最新の技術であれば将来性・ニーズともに高いため、狙い目です。古くから一定のニーズを保っているジャンルも、「トレンドだから高単価」とはなりにくいですが、今後も長く求められる可能性が高いためおすすめできます。

フリーランスエンジニアが稼げるプログラミング言語おすすめ10選

起業も視野に入れる

年収1,000万円を狙うなら、節税対策も考えておきたいところです。そこで起業も視野に入れることがおすすめといえます。

せっかく年収1,000万円を達成しても、税金などが多く引かれて手取りが少なくなると、思っていたほどの経済的余裕を感じられません。仕事へのモチベーションが下がる可能性もあります。

年収から経費などを引いた所得が600万~800万円になったら、法人化したほうが納税額が減り手取りが増えることが多いです。収入を増やすだけでなく、手取りを増やすことも意識していきましょう。

ITエンジニアが独立・起業に向いている理由と成功に必要なスキル

高単価を期待できるフリーランスエージェントを利用する

フリーランスエンジニアが年収1,000万円を目指すなら、高単価案件の紹介を受けられるフリーランスエージェントの活用もポイントです。

フリーランスエージェントを使うと、自分のスキルや実績、希望に合った案件を紹介してもらえます。営業活動に時間や労力をかけることなく、単価の高い案件や自力では見つけられない案件を獲得できるのです。

大手企業のプロジェクトやベンチャー企業による好条件の案件など、案件選びの選択肢が広がります。スキルや実績、希望によっても案件紹介を受けやすいエージェントは異なるので、できれば複数のエージェントに登録しておくことがおすすめです。

年収1000万円を目指すフリーランスエンジニアにおすすめのエージェント

先述の通り、フリーランスエンジニアが年収1,000万円を目指すには、フリーランスエージェントを活用して効率よく案件探しをすることがポイントです。

ここでは、高単価案件の獲得を目指す際におすすめのフリーランスエージェントを3つ紹介します。

ITプロパートナーズ

弊社「ITプロパートナーズ」は、ITフリーランス向けの案件を取り扱うフリーランスエージェントです。

エンド直案件が9割なので、高単価な案件が多いのが特徴です。また、フルタイムはもちろん、「週2〜3日から」「フルリモートOK」など柔軟な働き方も実現可能です。高単価かつ稼働日数の少ない案件を複数受けると無理なく年収1,000万円を狙いやすいでしょう。もちろん、月単価100万円を超えるフルタイム案件も多数扱っています。

トレンド技術を使うベンチャー企業・スタートアップの案件が多い点も特徴です。最新技術をいち早く学んで案件をこなし、実績を作れば、市場価値が上がりさらに高単価の案件も狙いやすくなります。

Midworks

引用元:Midworks

Midworksも、ITフリーランス向けの案件を扱うフリーランスエージェントです。

「最短1日で案件参画が決まる」「収入が途切れた際の報酬保障サービス(審査あり)がある」という特徴があります。

年収1,000万円を目指すには、収入が途切れないようにすることがポイントです。その点、Midworksなら急に案件が途切れても、その日のうちに新案件が決まる可能性があるので安心できます。報酬保障があり収入が途切れた時の備えができる点も、ポイントです。

レバテックフリーランス

レバテックフリーランスは、IT/Web領域において業界最大級の案件数を誇るフリーランスエージェントです。

レバテックフリーランスは中間マージンが低いため、エンジニア側に入る報酬が多くなります。

また、案件数が増え収入が上がるほど複雑化しやすい税務関連の手続きも、福利厚生でサポートしてもらえます。報酬の出る業務以外に割く時間や労力を削減できる点も、年収1,000万円を目指すにあたって嬉しいポイントです。

フリーランスエンジニアが年収1000万円を超えた場合の注意点

フリーランスエンジニアが年収1,000万円を超えた場合は、税金に関して注意すべき点があります。高収入になると納める税金も多くなるため、よく確認しておきましょう。

税金の増加に備える

年収が1,000万円を超える場合は、税金の増加に備えて納税用の現金を確保しておくことが重要です。

フリーランスエンジニアの場合、確定申告の際に所得税などの税金を支払います。年収1,000万円を超えると税金が一気に増えるため、あらかじめ備えをしていないとまとめて支払えません。

クライアントから支払われる報酬の一部は将来的に納税することになると意識し、日頃から納税用の資金を残しておきましょう。

節税方法を把握しておく

先述の通り、年収1,000万円を超えると税金が多くなります。「1,000万円も稼いでいるのに思っているほど手取りが多くならない」と感じるケースも多いので、節税対策をしっかりすることも重要です。

具体的な節税方法としては、以下のものがあります。

  • 経費をこまめに計上する
  • 各種所得控除を活用する
  • 青色申告で確定申告をする

例えば経費を細かく計上すれば、その分課税所得が減るため節税対策になります。どのような費用を経費として計上できるのか確認し、漏れのないよう計上することがポイントです。

フリーランスエンジニアが経費にできるものは?項目例や平均経費率

法人化も視野に入れる

年収が1,000万円だと、法人化することでも節税効果が期待できます。

法人税率は最大23.2%のため、個別の事情によって異なりますが、年収1,000万円の個人事業主として所得税を納めるよりも、法人化して法人税を納める方が納税額が少なくなるのが普通です。

他にも、「経費として計上できる費目が増える」「一定の条件を満たせば消費税の納付が免税されることがある」など、節税につながるメリットを享受できます。

税金以外の点でも、「厚生年金に加入できるようになるため将来への安心感が増す」「信頼度が上がりローンを組みやすくなるなど」さまざまなメリットが期待できます。ただし、法人化にはデメリットもあるのでメリットとのバランスを考えて検討しましょう。

フリーランスが法人化する7つのメリットと最適なタイミングの目安

まとめ

フリーランスエンジニアとして年収1,000万円を目指すには、「案件が途切れないよう工夫し複数の案件を掛け持ちすること」「高単価案件が多いジャンル・職種を選ぶこと」などがポイントです。

そのためには営業力や交渉力が必要ですが、フリーランスエージェントを使って営業や交渉の労力を省くという手もあります。

弊社ITプロパートナーズでは、掛け持ちしやすい週2日~・フルリモートの高単価案件を紹介しています。エージェントは複数使うことがおすすめなので、ぜひITプロパートナーズにもご登録ください。

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