ITエンジニアが起業を考えるなら知っておくべき5つの事実

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ITプロパートナーズ 代表取締役 木村 直人

ITプロパートナーズ 代表取締役 木村 直人

「すべらない起業論」編集長であり、エンジニアの起業・独立・フリーランス支援のプロエージェント。大手損害保険会社を経て、I&G Partners(現アトラエ)入社。成功報酬型求人サイト「Green」の立ち上げから関わる。その後、「IT起業家・フリーランスの自立を支える」というビジョンの元、「週2日からの業務委託案件を紹介する、ITプロパートナーズ」を立ち上げる。 ■BestVenture100に創業初年度で選出 ■取材記事:自立する覚悟が、働き方を変える
ITプロパートナーズ 代表取締役 木村 直人

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ITエンジニアが独立起業を考える際に、知っておくべき5つの事実

こんにちは!

ITプロパートナーズ・代表エージェントの木村です。

弊社では、独立精神旺盛な優秀なエンジニアの方々の独立・起業サポートや、フリーランス支援を行っています。

こちらでは、日々の現場でサポートさせていただいている中での、プロの目線で、フリーランスエンジニアや独立起業を志している方々に役立つお話をしてまいります。

今回は、最近注目されてきているエンジニアの独立起業をテーマに記事を寄稿してみました。

フリーランスのエンジニアとして独立すると、業務設計の自由度や報酬単価が変わり、サラリーマンと比べてフレキシブルな働き方が可能となります。

しかし、独立するがゆえに今まで会社にやってもらっていた手続きや作業が発生してきます。

すでにフリーランスエンジニアとして起業され、チャンスがあればfacebookなどシリコンバレーの起業家のようにホームランを狙えるようなプロダクトを作りたいと考えている方も、これから起業を検討されている大手ネット企業にお勤めの方にも参考になるお話ではないかと思います。

最近は、2000年前後以来のネットバブルと言われており、多くのスタートアップ企業がベンチャーキャピタルや大手ネット企業から億単位で出資を受ける事も珍しくなくなってきました。

非上場企業でも、時価総額100億円近いバリュエーションという会社も出てきています。

今回はそんなエンジニアが独立を考える前に知っておくべきことを紹介します。「こんなはずじゃなかった」とならないように、独立を考えているエンジニアは必見です!

それでは見ていきましょう!

エンジニアの起業家の台頭

happy traveler with backpack standing early morning on a rock with raised hands looking to a volcano Rinjani, island Lombok. Indonesia.

2000年当時のネットバブルと比較して、最近の起業家の特徴として、エンジニア出身者の起業が増えてきた事があると思います。

今までは、ベンチャー起業家や経営者は、営業職出身者が大半でした。

社長自らクライアントから大口の受注を引っ張り、売上を上げてきたり、一気に営業社員を採用、営業組織を作り、社長が営業部長を兼ねてイケイケドンドンとリーダーシップで組織を引っ張っていくといったスタイルが多かった印象です。

それが最近のIT業界では、テクノロジーオリエンテッドな企業やビジネスモデルが増えてきており、社長自身が、エンジニア出身者である事が珍しくなくなってきています。

IT業界自体が、成熟化してきており、ユーザーもサプライヤーも目が超えている事を背景に、ビジネスモデルやサービスの設計やアルゴリズムが、多様化・複雑化している事が原因かもしれません。

それでは、エンジニアが独立する最適な年齢とタイミングっていつなのでしょうか?

次に説明していきます!

 エンジニアが独立する最適な年齢とタイミングとは?

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フリーランスのエンジニアとして独立することを考えるのらば、いつどの時が一番よいタイミングが良いのか気になりますよね。

ここでは、エンジニアでも直面する年齢問題を抑えつつ、フリーランスとして独立するのに最適なタイミングについて紹介します!

エンジニアの独立は若ければ若いほど良い

フリーランスとして独立する際に、年齢は若ければ若いほど、スキルや能力の伸びしろがあり、最新のテック事情に精通することができるので歓迎されます。

業務を発注する企業サイドとしては、エンジニアの若さゆえに様々なテック動向やプログラミング言語を吸収しやすく、PDCAを即座に回しながらプロジェクトを回してくれると期待されていると考えて良いでしょう。

また、若い年齢だと多少の無理や多数のプロジェクトをこなすだけの余力と体力があるため、適切な負荷が掛かり、そしてまたスキル・能力が高まっていくという好循環に転じやすいのも理由です。

年齢の壁の存在

対して、40歳を超えてシニアに近づいて独立しようとすると、エンジニアの場合、敬遠される傾向にあります。

一般的なシステムエンジニアの会社では40歳以降はマネージャー職について現場からは離れてマネジメントメインの業務構成となり、最新テックに現場で触れる機会は大幅に減ってしまいます。

そんな状況下で独立しても「この人は昔の技術ばかりで特に新規開発に携わってきたというわけではない。」とネガティブな評価を受けて業務を受注することができなくなってしまいます。

確かにフリーランスに年齢は関係ないと言えますが、だからこそ時代の潮流や企業側のトレンドに合ったスキル・能力を若いうちから身に付けるようにしておくことが重要なのです。

なので、いつフリーエンジニアになるかと考えているのなら、今すぐにでも行動に移すことが肝要です。

若いうちからチャレンジングな環境に飛び込み技術を磨くことはもちろん、年齢的にきついと思っている方も、企業の雰囲気だったり、求められている技術によっては年齢が高い方が重宝されることもあります。

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ここまでお疲れ様です。

この記事はまだ続きますが、最後までお付き合いいただければ幸いです!

フリーエンジニアになる際の注意点!

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年齢に触れたところで、フリーエンジニアになる際の注意点を紹介します。

フリー=自由という点だけが独り歩きしがちですが、しっかりと現実を見据えてフリーランスになるかどうか判断しましょう。

ずっと仕事があるわけではない

会社に所属していた時には会社のブランドや営業力によって仕事を獲得できてしましたが、フリーになれば自分自身の看板によって営業をしなければならなくなるので、毎月必ず仕事があるという保証はなくなります。

仕事がないという事態もあり得るということも念頭に置きましょう。

プロジェクトに途切れがないように仕事を受注していくタイムマネジメントや営業サイクルが求められているとも言えます。

誰かが代わりにやってくれるというわけではない

また、今まで誰かがやってくれていた事務作業(請求書発行、経費精算、納税申告等)も自分でやらなければ立ち行かなくなってしまいます。

フリーになるということは今まで分業化されていた業務を一度すべて自分に背負わせて、その中でクライアントを獲得していくということになるのです。

アサインされた業務によっては健康を害する恐れあり

最後に、フリーだからと言って、自由に仕事を組み過ぎてしまい、逆に身動きが取れなくなって激務の末に体調を崩すという事態も発生しかねません。

キャパシティには限界があることと、今までとは違うライフスタイルで体調を崩すリスクも高まるということも念頭に置いて独立しましょう。

サラリーマンのように会社が健康管理をしてくれ、面倒を見てくれるということはフリーランスでは自己管理になるという事をお忘れなく!

では晴れて独立した際に、やらなければいけない事とは何でしょうか?

エンジニアが独立したらやるべきこと

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独立したら、フリーランス=個人事業主となるので、自分自身の会社を経営しているというスタンスを持たねばなりません。

そのためにやるべきことを紹介します!

エンジニアはコードやディレクションだけやっていれば後は食べていけると勘違いしては後々、後悔することになってしまいます。

独立手続き

フリーランスとして新しく事業を始めた時には開業届が必要になってきます。

正式名称は「個人事業の開業・廃業等届出書」と呼ばれ、開業時に加えて、事務所の新設・増設・移転、事業の廃止においても開業届が必要になってきます。

この開業届は納税する地域を管轄している最寄りの税務署に提出しなければなりません。開業届は個人事業を行う人にとっては全員提出する義務があり、開業後一ヶ月以内に提出する必要があります。

意外と一ヶ月はあっという間に過ぎ去ってしまうので忘れないようにしましょう!

営業

そして、今までは会社が代わりに案件を受注していたのに代わり、独立したら自分で仕事を獲得してこなければなりません。

それゆえ今までのサラリーマン生活では、コードやディレクションだけやっていればよかったのに対して、フリーランスになれば独自の営業を実施しなければ生活が立ち行かなくなってしまいます。

そのために、ネットワーキング・パーティであったり、営業エージェントの活用と様々なチャネルを使い分けることによって収支バランスを保つようにしましょう。

事務手続き・経理業務

フリーランスになったら、請求書の取りまとめ、経費精算、税務処理、確定申告と今まで会社に肩代わりしてもらっていた業務を自分で実施する必要が出てきます。

例えば社会保険料についても、フリーランスになったら国民年金保険に切り替わるので、今まで会社負担から自分で保険料を負担しなければならなくなります。

この手続きは居住している市町村の役所で支払いの手続きをしましょう。

年金手帳が必須となってくるので忘れずに準備し、万が一なくしていた場合は再発行の手続きを管轄の年金事務所で実施しましょう。

そして、税務手続きについても、フリーランスになったら確定申告も自分で行わねばなりません。

この際に、節税効果の大きい青色申告を活用しましょう。

白色申告よりも控除が大きいため、フリー向けの申告方法となっており、確定申告は2月~3月のタイミングで必須となります。

開業時点では2か月以内に申告しなければならないので、開業届と一緒に対応してしまいましょう。このように、一口に独立すると言っても、様々な事務手続きが必要となります!

初期の運転資金の準備

開業したら、資金周りの準備もしなければなりません。まず、確定申告や売り上げ把握のために仕事用の口座を開設しましょう。

プライベートと仕事用の口座を明確に分けておけば、収支が明確になって運営しやすくなります。

特に自宅を事務所として運営していく場合には、光熱費・インターネット料金も経費として落とすことができるので、仕事用の口座から落ちるように工夫しておくとよいでしょう。

また、クレジットカードやローンも初期の運転資金捻出のために登録しておけば、初期の赤字を補填することができます。

さて、多くのエンジニアが独立していく中、どの種類のエンジニアが独立して活躍されているのでしょうか?

次に詳しく説明しているので一緒に見ていきましょう!

ソフトウェアエンジニアの起業家が増えている理由

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上記でも触れましたが、なぜ最近のIT・ネット業界、ベンチャー・スタートアップでは、エンジニア起業家が増えているのでしょうか?

それを理解するためには、まず、IT・ネット業界のビジネスモデルについて、理解・把握する必要があると思います。

IT・ネット業界のビジネスモデルはかなり平たく分類してしまうと以下があります。

  • ネット広告・デジタルマーケティング支援系
  • ゲーム・エンタメコンテンツアプリ系
  • ASP・クラウドサービスなどtoB向け業務支援サービス系
  • ウェブサービス・メディア運営系

特に、日本の今までのネットベンチャー・スタートアップ界隈においては、1つ目のネット広告の市場が大きく、既存のマス広告と比較され、新しく費用対効果の良いマーケティングチャネルとして期待を受けてきたため、ある意味ネットベンチャー=このネット広告・マーケ支援領域か、もしくは、iモードなどのガラケーのコンテンツプロバイダーという時代が長く続いていました。

こうしたネット広告業界では、サイバーエージェントやオプト、セプテーニ、TRANS COSMOS、アドウェイズ、フルスピード、ファンコミュニケーションズなど、営業力の強さを武器に、創業期から発展してきた会社が多く、経営者自身もトップ営業マンであったケースが多いようです。

しかし、市場の成長・成熟と、テクノロジーの進化により、マーケティング技術も高度に複雑化し、テクノロジーを駆使したアドテクノロジーといわれる分野にまで発展してきています。

フリークアウトやジーニー、マイクロアドなど最近のIT業界で成長しているビジネスモデルは、それまでの営業社員の営業力に頼る属人的にネット広告代理業ではなく、プロダクトとして高い技術力を求められるシステムベンダー業態と言えると思います。

そうしたIT業界・市場の流れにより、プロダクト開発力・技術力自体が競合優位性となるコア能力となるようになり、結果として、エンジニアが起業し、後輩や知人エンジニアをうまく集められたり、エンジニアの気持ちが理解出来るために、エンジニアの居心地の良いマネジメントや組織作りができ、発展している会社が増えていると感じています。

エンジニアの起業と言っても色々な種類があります

Handsome craftsman standing casually in his workshop studio talking on his phone with a positive expression

さて、読者の皆さんも少し疲れてきましたよね。。もう少しお付き合いください!

よく「起業はリスクだ」とか「自分は作りたいプロダクトやサービスがまだあるわけじゃないし・・」と言った理由で起業を先延ばしにしたり、やらない言い訳をする人が多くいらっしゃいます。

エンジニアの方は論理的で、頭の良い方が多いので、特に頭で考え、リスク想定が先に来てしまうがために、行動になかなか移せないといった方も多いのではないでしょうか。

実は、起業と言ってもいろいろな種類があるのですが、そこを理解せずに、すべてを丸ごと起業とひとくくりにしてしまうが故に、必要以上にリスクを感じてしまい、踏み出せていない方が多いのではと感じます。

ここでは、起業の種類を説明します。

上場を目指すイケイケスタートアップ

みなさんが起業とイメージするのは、こちらになるのではないでしょうか。

上場・IPOを目指して、ベンチャーキャピタルから出資を受けて、革新的な事業やプロダクトで世界を目指す!といったイメージでしょうか。

起業のケースとしてはニュースなどで目立ちやすいので、わかりやすいですが、実際に起業している方で、こう言ったケースで展開していく人は、実際少ないと思います。

確かにIPOしたりM&Aなどで持ち株をイグジットできれば、数億円単位で資産形成できるチャンスがあるという意味で夢はありますが、そこまで行くにはものすごい努力と苦労が必要ですし、努力しても絶対に叶うわけでもないため、実は合理的な道ではなかったりします。

VCから投資を受けている起業家の年収・役員報酬も、実は500~700万程度と、会社員時代より少なくなっていたります。

そうした現実を理解した上で、それでも実現したい世界観があるのか?これがないと途中で投げ出してしまったり、辛くなってしまうかもしれません。

フリーランス・個人事業主として自由気ままな生活

エンジニア・SE・Webデザイナーの方々にとっては、これが一番現実的で母集団も多い起業のスタイルかもしれません。

1人で企業から受託開発やディレクション、企画などの仕事を請負、自分のペースで仕事をしていくケースです。

IPOを目指す起業家のような派手さはないかもしれませんが、会社員時代よりは多くの報酬が得られ、時間も比較的自由にコントロールができる点が魅力のようです。

ましてや、エンジニアであれば、開発需要が多く、仕事に困る事も少ないため、堅実なスタートを切れると思います。

ただし、自分の腕一本に依存するという部分はありますし、長い人生で受託やフリーランスのみで良いのだろうか?と悩む瞬間もあるかもしれません。

中小オーナー企業経営者

これは、直感的にわかりづらいかもしれませんが、5~50人程の小規模企業の経営者として長く、自分たちがやっていきたい事をやっていくというスタイルの起業でしょうか。

いわゆる日本で最も多い、中小企業オーナー経営者という生き方です。

これも、IPOを目指すような派手さはありませんが、理念を一致したチームで、幸せにした顧客層を絞り込み、自分たちのペースをある程度はコントロールしつつ、価値提供していけるという点では、魅力的な選択と思います。

デメリットとしては、価値観次第ですが、そこで働く社員のモチベーションや、与信力を高める事には一定限界を感じている経営者の方もいらっしゃるような印象はあります。

これらは、それぞれのあくまで価値観次第ですし、個人や個別の会社によっても、それぞれのスタイルや状況は異なるため、一概には言えませんが、あくまで一般論的な傾向としては上記のような分類ができるのかなと思います。

エンジニアの皆さんが独立起業やフリーランスにチャレンジを検討される際の参考にいただければ幸いです。

エンジニア起業家の失敗しがちな落とし穴・デメリット

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これまでエンジニアの方が起業するのに有利な時代になっているとお伝えしましたが、一方でエンジニアが起業する上で、失敗しがちな罠や落とし穴についても知りたいと思われる方も多いと思います。

ここでは、そう言った視点でITエンジニアの起業失敗あるあるについて触れてみたいと思います。

営業やマーケティングをおろそかにする

技術やプロダクトに偏重される方も多く、売上を作るための営業やマーケティングを重視しない方も多いと感じます。

当たり前ですがビジネスである限りは、お客様に買ってもらい、使ってもらい、キャッシュフローが回ってナンボの世界ではありますので、経営者になるのであれば、こうしたバランス感覚が求められます。

また、例えば不動産業界向けのソフトウェアサービスを作っているのに、不動産業界の事は何も知らないし、勉強をしない、不動産業者とも会いに行かない、といったケースも意外と多いです。

自社のサービス提供分野・業界のプロや、営業やマーケサイドのプロと組んで事業を展開するとバランスをとっていけるのではないでしょうか。

自己満足なプロダクトを作ってしまう

自分が使いたいサービスを作って、ターゲットユーザーに求められていなかったり、ビジネスとしての採算などを意識しないサービス設計となってしまう事もあると思います。

それによって、マネタイズ・ビジネスモデルがおろそかになってしまうという失敗例も多い印象です。

全部自分でやってしまい器用貧乏になる

営業出身者の起業家にはできない事で、エンジニア出身者の方の武器は、自分で手を動かして、サービスやプロダクトを作れてしまうという点でしょう。

ただし、それが故に、すべて自分でやってしまい、人を頼れず、組織化できないというケースも多いようです。

ただし、これは自分自身がトップセールスだった営業系社長にも言える事かもしれませんね・・。

工数意識が強すぎて、投資ができない

自社プロダクトを作るという事を言いながらも、受託で日々飯を食べている状態に慣れているとそちらの視点に寄りがちで、自分の工数を意識し過ぎてしまい、すぐに利益に繋がらない機能追加などに思い切って投資しにくいといった側面はあるかもしれません。

なまじ、工数見積もりができてしまうし、スタート期は自分が結局手を動かすので気が重たくなってしまったりと、営業系起業家の方がある意味そういった現実を知らないので、ユーザーの事だけを考えて、無茶・無謀が言えてしまうために結果的にストレッチできるという側面もあるかもしれません。

エンジニアが起業する際に知っておくべきVC選びやファイナンスの考え方

エンジニアに限らずではあるのですが、起業しIPO・上場を目指すスタートアップ・ベンチャー企業を作る場合、ファイナンスや資金調達は重要なポイントです。

特に最近はアーリーステージから投資を行うベンチャーキャピタル(VC)や、エンジェル投資家なども増えており、彼らはエンジニア出身の経営者や起業家を切望していることもあり、エンジニアが独立起業すると接点を持つ事も多くなるでしょう。

その際に、ファイナンスのプロの言いなりになってしまうのは、経営者としてはリスクがありますし、考えものです。

どのようにVCや投資家と付き合っていくべきか、以下にお伝えしておきますね。

  • 資本政策・株式シェアを意識する事
  • 投資家との思想の相性を確認する事
  • 投資家選びにおいての自社のメリットを意識する事
  • 自社で取り組む事業のビジネスモデルやテーマに対して思考停止しない事

資本政策や株式シェアについて知識や意識が低く、投資家に騙されてしまう人も多いです。
投資家はいかに少ない金額で、株式シェアをとるかを考えています。

あまりに無謀なバリエーションを提示するのは良くないですが、相場情報を調べて、適切なバリエーションと株式シェアを維持するように心がけましょう。

一般的にはアーリー・シードステージでは、放出する株式シェアは15%以下に留めるものかなと思います。
金額はバリエーション次第ですが、500~2000万円程度ではないでしょうか。

投資家との相性は、多くの起業家が言うように意外と重要なポイントです。

口を出す株主もいれば、全く口を出さずに放任主義な株主・投資家もいます。

どちらが良い悪いではなく、自分の考え方とマッチするか否かで選ぶと良いでしょう。

実際に投資を受けた後には、大変な事も多く、計画通りにならない事ばかりです。

その上でも、一緒にパートナーとしてやっていける思想の一致がないと更に苦しい状況になってしまいます。

少しでも違和感を感じるのであれば、やめておいたほうが良いかもしれません。

自社の事業的なメリットを意識して、投資家を選ぶという方法もあります。

その投資家がジョインする事自体が会社のバリエーションを引き上げてくれるであったり、CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)のように事業会社がファンドオーナーの場合は、その事業会社の事業シナジー、営業協力なども期待できます。

そういった事業貢献度を意識して、投資家を利害関係者に巻き込む強かさは経営者として重要と思います。

シード、アーリーステージの投資家・VCはビジネスモデルのプランニングに慣れているために、成功確度が高く、バリエーションがつきやすいビジネスモデルやテーマを起業家に対して提案してくる事も多いです。

確かに、ビジネスを評価するプロとして参考にすべき貴重な意見や情報となると思いますが、それをそのまま鵜呑みにしてしまうのは危険です。

なぜならば、最終的に人生の一定期間を投資して、事業責任を負うのは経営者だけだからです。

その覚悟や想いを持てないテーマで事業にチャレンジしても、長続きしません。

仮にうまく成功しても、気持ちとしてはツライ状況になってしまう起業家もいます。

このように投資家を選んだり、一緒にパートナーシップを作っていく過程においても、考えておくべき事は多いと思います。

そもそも、起業準備の時の収入がない

起業にも種類があることは述べてきましたが、中には自社プロダクトを作ってマネタイズをするまでの間、収入がないことがネックになり、中々前に進めないという方もいらっしゃいますよね。

起業準備の間、自分の生活が保障されない不安に押しつぶされ、結局頓挫してしまうという話はよくあることです。

そこで、一つの解決策をご紹介いたします。

「週2〜3日の案件をもつこと」

最近では、働き方がとても柔軟になり、特にエンジニアの方はその傾向が強いですよね。

そして、上記にもある通り、単価を落とさず週2〜3日の案件を探すことができるようにもなっているのです。

この週2〜3日の案件ができることによるメリットは以下の通りです。

  • 週2〜3日で働き、その他の時間を自分の起業準備に充てられる
  • 安定した収入があるので、生活に困ることはない
  • 新しい環境でインプット、アウトプットが可能で、自分の起業する上での糧になる

大まかなメリットは以上の通りです。

起業を考えている方にとっては、耳寄りな情報ではないでしょうか?

エンジニア出身の起業家・経営者一覧

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最後にオマケですが、エンジニア出身の起業家・経営者をピックアップしてみました。

  • ドワンゴ代表取締役会長 川上 量生 氏
  • フリークアウト 本田 謙 氏
  • 代表取締役CTO  鈴木 貴明
  • アルサーガパートナーズ株式会社 代表取締役社長/CEO 小俣 泰明 氏
  • グリー創業者・社長 田中 良和 氏
  • メルカリ代表取締役社長 山田 進太郎 氏
  • 「2ちゃんねる」開設者・初代管理人 西村 博之 氏
  • ライブドア創業者、SNS株式会社オーナー兼従業員 堀江 貴文 氏
  • コロプラ創業者・社長 馬場 功淳 氏
  • さくらインターネット社長 田中 邦裕 氏

まとめ

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独立と言っても実はこなさなければならないことは数多くあります。開業手続きから税務申告までさまざまなタスクが存在します。

しかし、独立=自分の名前を看板としてビジネスを展開していくことになるので、自分という会社を運営していると考えれば面倒ではないはずです。

重要なのは、何のために独立しどんなキャリアパス、ひいてはどんな人生を歩んでいくかによってフリーになるかならないかを決めることです。

ただ流されてフリーランスになったとしても大変なことばかり発生した際に辛いだけになりますし、長続きできなくなってしまいます。

本コラムが起業家、フリーランスとなるための参考となれば幸いです。

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