こんにちは、ITプロパートナーズ編集部です。
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それではここからはプロの目線としてフリーランスに役立つ情報をお伝えしていきます。
Web業界の需要が増加する昨今、ITエンジニアの需要は増加し続けています。
その中である程度の実績と経験を持つエンジニアの中には、起業をお考えの方もいらっしゃるでしょう。
そんな方のためにこの記事では、ITエンジニアに起業に向いている理由や目指すべき事業モデルについて解説します。
Contents
ITエンジニアが起業に向いている3つの理由
ITエンジニアが起業に向いていると言われる3つの理由について解説します。
- イニシャルコストがほぼ人件費のみ
- ビジネスモデル次第ではランニングコストもほとんど掛からない
- デジタル化に弱い日本ではIT領域の市場がまだブルーオーシャン
イニシャルコストがほぼ人件費のみ
職種によっては、起業の際にオフィスなど設備投資や商品の在庫の管理のためにに多くのコストが必要となる場合があります。
しかしながら、ITエンジニアはオフィスを構える必要がないためほぼ人件費のみの低コストで起業が可能です。
バーンレートが低いというのは最も起業において重要な指標のひとつでしょう。
ビジネスモデル次第ではランニングコストもほとんど掛からない
ITエンジニアの場合イニシャル同様、ランニングコストに関してもほとんど0に近い状態まで抑えることが可能です。
もちろん人を雇って事業を行うようなビジネスモデルでは固定費が必要となりますが、初期段階で自分ひとりでビジネスを行う場合には、自分への給与と家賃・光熱費・インターネット代金といった最低限のランニングコスト以外は必要ありません。
自分の給与以外は起業していなくても費用として掛かってくるものですので、ランニングコストに関してもほとんど0に近い状態で始められると考えて良いでしょう。
デジタル化に弱い日本ではIT領域の市場がまだブルーオーシャン
日本は先進諸国に比べ、デジタル化が遅れていると言われており、スイスのビジネススクールが行った調査によると、世界のデジタル競争力ランキングで日本は23位となっています。
近隣諸国である韓国が10位、中国が22位であることを考えると日本はアジアにおいても出遅れていることがわかります。
経産省が推進しているDX(デジタルトランスフォーメーション)において、日本のDX推進企業は4割にも満たないと言われており、それも日本がデジタル化に弱いと言われる所以でしょう。
ITの市場はこれから拡大していくと予測されており、ITエンジニアの活躍の場はこれからも増加していくと言えます。
ITエンジニアの起業に向いている事業モデル
ITエンジニアの業務は多岐に渡りますが、ITエンジニアに向いていると言われる事業モデルについて解説します。
- Web・システムサービスの受託開発事業
- 特定領域のWebサービスやモバイルアプリ事業
- 大型店舗のDX事業
Web・システムサービスの受託開発事業
ソフトウェア開発やインフラ構築などのシステムサービスの受託開発事業は、ITエンジニアの起業に向いていると言われます。
これらは企業が抱える様々な課題を解決するための業務で、長期的なスパンで取り組みが行われる場合が多いです。
企業の規模にも左右されますが、1件あたりの単価が高い傾向にあり、1件受注できるだけで月の収入を十分に賄える場合もあります。
特定領域のWebサービスやモバイルアプリ事業
専門的なWebサービスやモバイルアプリは、今後ますます需要が高まっていくと考えられます。
今はまだ存在しない新たなWebサービスや、医療などの専門性の高い分野のデータを扱った経験があると自身の競争性を高めることができるでしょう。
大型店舗のDX事業
経済産業省が推進するDX(デジタルトランスフォーメーション)によって、リアル店舗のデジタル化が進んでいます。
例えば、大型商業施設である渋谷PARCOは「世界へ発信する唯一無二の“次世代型商業施設”」というコンセプトを掲げ、2019年の11月にリニューアルオープンしました。
ホームページのスマホ対応から始まり、全店舗でのSNS活用や店頭商品のWeb注文、公式アプリのリリースなどリアル店舗とWebの融合で販売を加速してきました。
こういった大型店舗のDX事業に携わることができれば、競合他社との競争性を持ちながら事業を進めていくことができます。
起業する前にITエンジニアが考えるべき事
ITエンジニアが起業をする前に、これだけは考えるべき2つの項目について解説します。
- セールス・マーケティングメンバーをどう揃えるか
- イニシャル・ランニングコストをどこから調達するか
セールス・マーケティングメンバーをどう揃えるか
ITエンジニアとしての業務に集中するためにも、セールスやマーケティングに関わる人材を揃える必要があります。もともと人脈を持っている場合はその方に依頼するのが近道ですが、もしいない場合にはフリーランス向けのエージェントを利用して副業的に仕事を依頼捨か、専門の会社を通して営業活動を代行してもらうと良いでしょう。
イニシャル・ランニングコストをどこから調達するか
イニシャルコストとランニングコストに関しても自分自身の資金で十分にまかなえない場合には、資金調達方法をあらかじめ検討しておく必要があります。
ITエンジニアの起業は他の事業に比べると、イニシャルコスト・ランニングコスト共にほとんど掛からないとご紹介しましたが、少なからず資金力は必要で最低でも数ヶ月出来れば1年程度は事業を運営出来るだけの資金を用意しておきたいものです。
資金調達の方法は様々ですが、公的機関から調達する方法や最近ではクラウドファンディングで資金を調達する方法などが一般的です。
起業する前にITエンジニアが読むべき本
起業を考えているITエンジニアが読むべきビジネス本を3つご紹介します。
- ジョブ理論
- 起業の科学
- 起業のファイナンス
ジョブ理論
「顧客が解決したい課題は何か?」からスタートさせるための根本的な思想を学ぶことが出来る良書です。
Clayton M. Christensen(クレイトン・クリステンセン)氏により執筆された書籍で、同氏は他にも数多くの書籍を執筆しており、根強いファンも多いようです。
顧客データや市場分析などの数字から解決策を見出すのではなく、顧客が解決したい課題を明確にすることの重要性を説いた書籍となっています。
起業の科学
ジョブ理論で「解くべき課題」を言語化できたら次に、実際のサービス設計を学ぶために読んでもらいたいのが「起業の科学」です。
スタートアップが必ず直面する課題とその解決策を時系列に整理し、失敗を潰すための教科書的な役割で活用することが出来ます。
著者自らの起業での失敗体験を踏まえ、これから起業を検討している方にどうすれば失敗を避けられるのか解説した良書です。
起業のファイナンス
起業にあたって重要なファイナンスの知識を学ぶために、ぜひ読んで頂きたい書籍が「起業のファイナンス」です。
起業の基本からコーポレートガバナンスまで解説されており、起業家の方に事業が成長するイメージを膨らませてもらうための解説書となっています。
文章が分かりやすく構成されており、専門用語にも細かく説明が加えられているため、起業に関する知識をあまりお持ちでない方でも理解しやすい内容となっています。
もし資金がショートしそうになったらどうするべきか
IT関連の業務は長期のスパンで取り組む場合が多いため、売上の支払いが数ヶ月後となってまうことがしばしばあります。もし資金がショートしそうになった場合のケースを考えておくと安心です。
- デッド・エクイティファイナンスを検討しよう
- 週2日〜週3日でフリーランス案件をこなそう
デッド・エクイティファイナンスを検討しよう
デッドファイナンスとは、金融機関から借り入れることで資金を調達することを意味します。デッドファイナンスは企業の一般的な資金調達方法で、将来的に返済義務を負う必要があります。
もう一つ資金を調達する手段として、エクイティファイナンスという方法も。
デッドファイナンスの対となっている資金調達方法で、こちらは株式(経営権)を発行・引き渡すことで資金を調達する方法です。将来的に返済の義務を負うことはありません。
しかしながら、エクイティファイナンスは株主から資金を得る形となるため、株主が経営に関与する権利があります。
デッド・ファイナンスは返済義務はあるものの、経営に関与されることはないのでその点においてはメリットと言えるでしょう。
週2日〜週3日でフリーランス案件をこなそう
ITエンジニア特有の資金調達方法とも言えるかも知れませんが、週2日~週3日のフリーランス案件をこなすことで、資金を補うことも可能です。
ITエンジニアとして実務経験がそれなりにある方であれば、週2日~週3日の案件獲得も難しいことではありません。
フリーランス案件である程度安定した収入を確保した上で、残りの稼働日で起業したビジネスに注力することにより、事業を継続しながら資金のショートを防ぐことも可能となります。
手前味噌ですが、弊社サービス「ITプロパートナーズ」では数多くの週2日〜3日でできる案件・求人を取り扱っています。もしご興味のある方はご相談ください!
まとめ:ITエンジニアとしてのスキルを活かして起業に挑戦してみよう!
いかがでしたでしょうか?
今回は起業を考えているエンジニアの方向けに記事を執筆致しました。
結論として、ITエンジニアは低リスクで起業することが可能な職種であり、IT技術の需要の高さからもチャンスの大きい分野であることは間違いありません。
しかし、行き当たりばったりで起業してしまったのでは成功する可能性も低くなってしまいますので、今回ご紹介したような基本的な考え方や対策をしっかりと理解した上で、ご自身の起業にチャレンジしてみてください。
手前味噌ですが、弊社サービス「ITプロパートナーズ」では週2日〜週3日でこなせるフリーランス案件を数多くを取り扱っています。資金調達の方法としてもしご興味のある方はご相談ください!

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