フリーランスデザイナーが登録すべきサイト9選と個人サイトの作り方

フリーランスのデザイナーが案件を獲得するには、ポートフォリオ・個人サイトを作ることが重要です。さらに、案件獲得につながるさまざまな外部サイトに登録することで、クライアントの目に留まるチャンスを増やせます。

本記事ではフリーランスのデザイナーが登録すべきサイトを紹介し、ポートフォリオサイトの作り方を解説。参考になるポートフォリオサイトの例も紹介しているので、参考にしてください。また、フリーランスデザイナーのなり方から案件獲得方法については「フリーランスWebデザイナーになる方法や案件の取り方」という記事で包括的に解説しているので併せてチェックしてみてください。

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フリーランスデザイナーが登録すべき案件獲得サイト9選

まずは、デザイナーとして登録しておくと案件獲得につながるサイトについて見ていきましょう。

  • フリーランスエージェント
  • クラウドソーシング
  • スキルシェアサービス

以上の3種類について、それぞれ具体的なサイトを紹介します。

フリーランスエージェント

フリーランス向けのエージェントサイトに登録しておくと、待っているだけで仕事の紹介をもらえる可能性が高まります。

エージェントは、人材と企業を仲介するサービスです。扱う案件の種類ごとにいくつかの種類がありますが、フリーランスデザイナーの案件を探すには、「フリーランス向け」のエージェントを選びましょう。

フリーランスエージェントおすすめ18選!職種別に比較して一覧紹介

デザイナーにおすすめの4サイトを、以下に紹介します。

1.ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズはIT・Web系に特化したフリーランスエージェントです。

週2〜3日など副業で始めやすい案件を多く扱っています。仲介業者を通さない「エンド直」の案件を扱っているため、報酬単価の高い案件が多いことも特徴です。

副業でWebデザインの仕事を始めたい人だけでなく、本業として稼ぎたい人にも適しています。

2.レバテッククリエイター

レバテッククリエイターはWeb系やデザイン系だけでなく、イラストやゲームなどさまざまなジャンルのクリエイター向け案件を扱うエージェントです。

案件数が豊富で、人間ドックの割引や、税理士紹介などのサポートも付属しています。

フリーランスに不足しがちな「福利厚生」を重視したい場合に適したエージェントです。

レバテッククリエイターの評判は?リアルな口コミや案件例を調査

3.ミッドワークス

ミッドワークスはWebデザインを含むIT・Web系の案件を扱うフリーランスエージェントです。こちらも案件数が豊富で、公開案件の検索も可能となっています。

「正社員並みの保障」が特徴で、保険などの福利厚生サービスに注力。

キャリアプランの相談なども可能で、サポートの充実したエージェントです。

Midworks(ミッドワークス)の評判・口コミは?利用者の声を公開

4.ギークスジョブ

ギークスジョブは、ITエンジニア向けのフリーランスエージェント。エンジニア系だけでなく、Webデザイナー向けの案件も扱っています。

案件の検索がしやすく、登録しなくても気軽に案件探しに利用できるサイトです。

無料の会員登録をすると、担当者による個別説明会や案件紹介が利用できます。

ギークスジョブ(geechs job)の評判は?口コミや実際の案件例も紹介

クラウドソーシング

クラウドソーシングサイトにも登録しておくと、デザイナーとしての仕事を得るチャンスをさらに広げることができます。

希望する条件に合った案件を検索し、クライアントとの契約と報酬のやり取りまで完結できるマッチングサイトがクラウドソーシングです。

クラウドソーシングサイトにプロフィールを掲載しておくと、スカウトのメッセージが届くこともあるので、エージェントと合わせてこちらにも登録しておきましょう。

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主なクラウドソーシングサイトを以下に紹介します。

5.ランサーズ

ランサーズは日本のクラウドソーシングの先駆け的な存在です。Web系に限らず、さまざまなジャンルの案件が網羅的に登録されています。

副業やお小遣い稼ぎに使う人も多く、特別なスキルが不要な初心者向けの案件も多いサイトです。

スタートアップや個人からの依頼も多いため、クライアントの信頼性などを見極めながら利用しましょう。

専門的な案件は少なめですが、「Web制作・Webデザイン」や「デザイン制作」のカテゴリを見ると、フリーランスデザイナー向けの案件をチェックできます。

後述する「スキルシェアサービス」の機能もあり、サービスを出品する形式で登録することも可能です。

ランサーズの評判は?やめとけ・ひどいという口コミは本当?

6.クラウドワークス

クラウドワークスも大手のクラウドソーシングサイトとして知られています。

総合的なクラウドソーシングで、扱っている案件の種類はランサーズとほぼ同じです。こちらもクライアントの取引実績や信頼性を確認しながら利用しましょう。

「ホームページ制作・Webデザイン」と「デザイン」のカテゴリがあり、デザイナー向けの案件が見つかります。

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7.クラウドリンクス

クラウドリンクスは、クラウドワークスと同じ会社が運営する人材マッチングサービスです。

幅広いジャンルの人材が登録されていて、Webデザイナーやグラフィックデザイナーも含まれています。

スキルや実績のある「ハイクラス人材」に限定されていることが特徴で、企業は登録されている人材のプロフィールを見て、自社に合った人材にオファーできます。

申請すれば必ず登録できるとは限りませんが、スキルや実績があればチャレンジしてみる価値のあるサイトです。

前述の「クラウドワークス」に登録しておくと、クラウドリンクスの案件へのスカウトメッセージが来ることがあります。

クラウドリンクスの評判は?口コミや案件例、副業体験談を紹介

スキルシェアサービス

スキルシェアサービスも、フリーランスデザイナーの案件獲得に利用できるサイトです。

サイト上で納品や報酬のやり取りができる点はクラウドソーシングと同様ですが、サービスを出品できる点が異なります。

フリマアプリに商品を出品するようにして「サービス」を出品し、購入者に提供できるサイトです。

スキルシェアサービスおすすめ31選比較!副業で稼ぐコツも紹介

できるだけ費用を抑えたい個人からも購入されやすく、実績の少ないデザイナーでも購入されやすいことがメリット。具体的なサイトを2つ紹介します。

8.ココナラ

ココナラはスキルシェアサービスの大手として人気の高いサイトです。

デザインのサービスは、「Webサイト制作・Webデザイン」や「デザイン」のカテゴリで出品されています。

単価1万円ほどの「格安でWebデザインします」という出品から、20万円ほどで「会社HPを制作します」という本格的な出品までさまざま。

サイト上で見積りや、依頼内容の打ち合わせのメッセージ、ビデオチャットなどのやり取りができます。納品もサイト上で可能です。

出品は無料ですが、売上が発生すると、手数料として報酬から「税込22%」が引かれます。

ココナラの副業で稼ぐには?収入目安や稼ぎ方を初心者向けに解説

9.スキルクラウド

スキルクラウドは、ココナラと同様、サイト上で打ち合わせや納品、報酬の受け取りができるサイトです。

デザイン系の出品は「イラスト・似顔絵」や「画像」のカテゴリで出品されています。

ココナラでは直接会っての打ち合わせなどは禁止されていますが、こちらはOK。対面でサービスを提供したい場合に適しています。

販売手数料はココナラより税金の分だけ安い「税込20%」です。

フリーランスデザイナーが個人サイトを作成する方法

フリーランスデザイナーは、自分でデザインした個人サイトを作ることが重要です。デザイナーの個人サイトは「ポートフォリオサイト」とも呼ばれます。

ポートフォリオサイトとは、自分の作品を掲載するサイトのこと。写真家やイラストレーターなどが自分の作品を公開し、スキルや作風をアピールするためのサイトを指します。Webデザイナーにとっては、個人サイトそのものが「作品」です。

個人サイトの作り方には、以下の3種類が挙げられます。

  • スクラッチ
  • CMS
  • ポートフォリオ作成サービス

1つひとつ解説していきましょう。

スクラッチ

スクラッチ
難易度
自由度

「スクラッチ」つまり自身でプログラミングして個人サイトを作る人もいます。
レンタルサーバーなどを利用して、ゼロからHTML/CSSやJavaScriptなどを打ち込んでサイトを制作する方法です。

難易度が高く、制作に時間がかかりますが、デザインの自由度が高いことがメリット。Webデザイナーにとっては、プログラミング・コーディングスキルのアピールにもなります。

CMS

CMS
難易度
自由度

WordPressやDrupalといったCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)を利用して個人サイトを作ることも可能です。

既存のテンプレートやプラグインを使用すれば、ゼロからプログラミングするよりも簡単にデザイン性の高いWebサイトを構築できます。

ただし思い通りにカスタマイズするには、ある程度CMSの使い方についての知識が必要です。

またCMSの仕様ごとに、ある程度できることが制限されるため、スクラッチよりは自由度が低くなります。

ポートフォリオ作成サービス

ポートフォリオ作成サービス
難易度
自由度

個人サイトを作る手間をできるだけ省きたい場合、「ポートフォリオ作成サービス」を使うという方法もあります。

デザインの方向性はサービスの仕様に左右されますが、ドラッグ&ドロップなどの簡単操作で、デザイン性の高いWebサイトを作れることがメリットです。

例えば以下のサイトがあります。

  • Portfoliobox(ポートフォリオボックス)
  • Wix(ウィックス)
  • BiNDup(バインドアップ)

「Portfoliobox」は、クリエイター向けのポートフォリオ作成サービス。Webデザイナーのポートフォリオとしても通用するレベルの、デザイン性の高いWebサイトを作れるようになっています。有料のサービスで、無料プランは用意されていません。

「Wix」は世界的に人気のあるWebサイト制作サービス。こちらもデザイン性の高いWebサイトを構築できます。無料でも利用できますが、独自ドメインが使えないなどの制限があるため、本格的な個人サイトを作るなら有料プランに入る必要があります。

「BiNDup」は日本の企業が運営するWebサイト制作サービスです。こちらも無料プランには一定の制限があります。「ブロック編集」と呼ばれる自由度の高い操作方法でカスタマイズが可能です。

フリーランスのWebデザイナーが参考にすべきポートフォリオ15選

デザイナーの参考になるポートフォリオサイト

先述の通り、ポートフォリオサイトとは自分の作品を掲載するサイトを指し、自分のスキルや作風をアピールする役割があります。ここでは参考になるポートフォリオサイトの例を、Webデザイナーのサイトを中心に3つ紹介します。

Libretto Works

Libretto Works」(リブレットワークス)はフリーランスとして活動するWebデザイナー「原田 充」さんのポートフォリオサイト。有名大学や企業のホームページを数多く手がけるクリエイターです。

トップ画面ですぐにWebデザイン・制作事務所のサイトだと分かるようにテキスト配置が工夫され、「WORKS」と表示されたリンクから制作実績がすぐ確認できるようになっています。

画像表示に適度なアニメーション・動的演出を加えてWeb制作のスキルを前面に出しつつ、各所に「CONTACT」のリンクを配置して集客している点も参考になります。

Cahier

Cahier」(カイエ)もWeb制作・デザイン事務所のサイトです。食品系やアパレルなど、さまざまな店舗のホームページ制作を担当しています。

トップページに制作実績を掲載していて、アクセスしてすぐに作品一覧を確認できるデザインです。

それぞれの実績について「どの工程を担当したか」が記載されていて、スキルや得意分野が分かりやすく確認できます。

Takeo Doman

Takeo Doman」はイラストレーターやフロントエンドエンジニアとして活動する「道満 健生」さんのポートフォリオサイトです。

海外雑誌の挿絵や、Webゲームのデザインなどを担当。プライベートで制作したイラストも多く掲載されており、作風がしっかり確認できるようになっています。

トップ画面に作品を表示して作風を印象づけ、ポートフォリオサイトに重要な「作品一覧」「プロフィール」「問い合わせフォーム」の3つに、メニューからすぐにアクセスできるレイアウトです。

フリーランスデザイナーがポートフォリオ・個人サイトを作るべき理由

すでに解説した通り、フリーランスデザイナーにとってポートフォリオ・個人サイトは重要です。エージェントやクラウドソーシングなどの外部サイトに登録するだけでは不十分といえます。ここでは、その理由を確認しておきましょう。

個人ブランディング

ポートフォリオ・個人サイトは、デザイナーとしてのブランディングに効果的です。

これまでに制作したWebサイトやイラストなどの作品を掲載することで、デザイナーとしての信頼度アップにつながります。

逆にポートフォリオ・個人サイトがないデザイナーは、「実績がないのではないか?」と思われ、顧客から信頼されにくくなると覚えておきましょう。

作品イメージの提示

どのようなデザインを作れるのかという「作品イメージ」を具体的に示すことも、ポートフォリオ・個人サイトの役割です。

Webデザイナーの場合は、どのような技術・言語を扱えるのかを提示することにもなります。

ポートフォリオ・個人サイトのデザインや、掲載する作品にマイナス面があると受注を逃す原因になるので、質を重視して作りこむことが重要です。

リード・受注獲得

リード(見込み顧客)の獲得や受注経路としての役割も重要です。

ポートフォリオ・個人サイトに資料請求フォームやSNSのフォローを促すようにリンクを設置しておけば、メールアドレスやフォロワーのリストが増え、リード確率を増やせる効果が期待できます。ポートフォリオサイトから仕事の依頼を受けられる導線を作っておくなら、そこから受注につなげることも可能です。

依頼の流れや料金なども記載して、問い合わせや受注へスムーズにつながるようなサイトを作りましょう。

フリーランスデザイナーの営業方法とは?営業せず仕事を取る方法も紹介

フリーランスデザイナーが優良案件を獲得するならエージェントがおすすめ

ここまで紹介した通り、フリーランスデザイナーが登録すべきサイトの種類は数多くありますが、できるだけ優良案件を獲得できるサービスを利用することが重要です。

単価が高い案件や、プロジェクトの内容が魅力的な案件などを獲得したい場合はフリーランスエージェントの利用がおすすめです。

フリーランスエージェントでは、プロの担当者が仲介して契約するため、優良案件に出会いやすいサービスです。また、エージェントが本人に代わって交渉をしてくれる為、営業が苦手な方にもぴったりと言えます。

弊社ITプロパートナーズも、Webデザイナー向けのフリーランス案件を数多く保有しており、非公開案件もあります。トレンド技術を扱うスタートアップやベンチャーの案件もあり、スキルアップにつながる優良案件が多数あります。「週2日から」「フルリモート可能」という案件もあるので、フリーランスのデザイナーとして自分の時間を確保しながら働くことも可能です。

具体的な案件をチェックしたい方は以下から詳細をご覧ください。

まとめ

フリーランスデザイナーが案件を獲得するために利用できるサイトには、「フリーランスエージェント」や「クラウドソーシング」「スキルシェアサービス」など、さまざまなタイプがあります。

それぞれの特徴を把握し、自身のスキルや働き方に合ったサイトに登録しておきましょう。

自身のブランディングのためには、ポートフォリオ・個人サイトを制作しておくことも必要です。

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