こんにちは、ITプロマガジンです。
働き方改革などによって副業解禁の流れが強まっているなか、「コンサルタントの実務経験を活かして副業したい」「スキルや経験を活かして副業でコンサルタントとして働きたい」と考えている人も多いのではないでしょうか?
実際、コンサルタントの副業案件は豊富に存在し、「土日のみ」「週1」といった形で働くことも可能です。
この記事では、副業コンサルタントの始め方や単価相場、案件例、おすすめマッチングサイトなどについて紹介していきますので、コンサルタントとして副業をしたいと考えている方は是非参考にしてください。
「必要以上に安売りをしてしまう」「市場感より高い単価で参画してしまいトラブルになる..」
フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。
ITプロパートナーズでは、
・9割がエンド直案件のため、高単価
・約6割が週3-4案件のため、柔軟に働ける
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などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。
初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?
目次
コンサルタントが副業することは可能?

コンサルタントは副業しやすい仕事です。以下では、コンサルタントが副業可能な理由や背景を解説します。
コンサルタントとして副業する人は多い
働き方改革により副業を容認する企業が増えるにともない、副業にチャレンジする人が増えてきました。
「パーソル総合研究所の副業に関する調査」では、副業者の割合が最も高い職種は「コンサルタント」であると判明しています。副業を始めるにあたって多くの事例や体験談を参考にできるとあれば、初心者でも比較的スムーズに副業をスタートできるでしょう。
スポット案件など希望に合わせた働き方がしやすい
自分の都合に合わせて少ない稼働時間でもまとまった収入を得られるのは、コンサルタントという仕事の特徴です。コンサルタントの副業案件には単発で働くスポット案件や、週1コンサル、週末コンサルなどの案件が存在します。
空いている隙間時間がもったいないと感じる人や、土日を有効活用したい人は、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
経験と実績があれば少ない稼働でも高収入を目指せる
副業に費やす時間がわずかであっても、コンサルタントの副業なら高収入を目指せます。コンサルタントは専門性が問われる職種で、クライアントは高い報酬を支払ってでも専門的な知見や解決策を求めているためです。
コンサルタントのジャンルは多岐にわたるので、本業での経験や専門知識を活かして収益性の高いジャンルを見つけましょう。
副業コンサルタントの契約・報酬体系
基本的なコンサルの副業について、契約・報酬体系を解説します。
スポットコンサル型
スポットコンサル型は、1時間や月に数回など、短時間・単発で行われるコンサルティングの契約形態で、別名「時間報酬型コンサル」とも呼ばれます。
1回数時間の相談など、短時間でコンサルティング業務を行うのが特徴です。リモートでの実施や、隙間時間を活用した働き方ができるため、本業との両立が容易です。
報酬は時間単位で支払われることが一般的で、短期の案件に向いています。スポットコンサルの副業については以下の記事も参考にしてください。
週1コンサル
週1コンサルは、週に1日のみ働く契約形態です。定期的なミーティングや会議は週1回ですが、緊急時の電話応対やチャットでのやり取りは随時発生する場合があります。契約締結時には急な相談や質問への対応についてもすり合わせておくと、ミスマッチが少なく本業とのバランスを取りやすいでしょう。
週末コンサル
週末コンサルは、休日を中心とした時間帯で働く契約形態です。求人情報では「土日メイン」「週末対応」といった表現で募集されるケースが多く見受けられます。案件によっては休日の多くを拘束される場合があるため、注意が必要です。詳細な稼働時間を確認し、ライフスタイルとの兼ね合いを考慮して応募しましょう。
固定報酬型
固定報酬型は、月単位や期間内に特定の成果を上げる契約形態です。
スポットコンサルと比べて報酬が高くなる傾向があり、専門知識やスキルが求められます。
プロジェクトが終了するまでの期間中、長期的に継続する契約が一般的で、結果に対する責任が伴うため、慎重に計画を立てる必要があります。
プロジェクト型コンサル
プロジェクト型コンサルは、個別のプロジェクトごとに契約を締結する形態です。多くの場合、報酬は一定額を前払いで受け取ります。残りの報酬を受け取るのは、プロジェクト完了時、またはプロジェクトの節目です。取り組む内容の難易度や期間により、プロジェクト型コンサルで得られる収入には大きな差が生じます。
副業コンサルの単価相場

コンサルティングの副業単価は、稼働率や契約形態などによって大きく変わるので、一概に相場を決めることが難しい状況です。
弊社「ITプロパートナーズ」のコンサル系案件やその他マッチングサイトを参考にすると、稼働率が100%の場合、100万円程度の案件が多い傾向です。そのため10〜30%といった副業程度の稼働率の場合、約10〜30万が単価になるでしょう。
また、先ほど解説した1回1時間などの短時間で働くようなスポットコンサルの副業場合、大手クラウドソーシングサイトなどを参考に調べた結果、「1時間で1万〜3万円程度」が相場です。
さらにコンサルの副業は経験や業種によっても大きく単価が変わります。例えば、需要のあるIT分野のコンサルタントの案件で、ITコンサルタントの経験に加えて、IoT(モノのインターネット化)やAI(人工知能)、Web3、メタバース、5G等の技術開発知見、ベンダーコントロールの経験があれば、少ない稼働でも高収入を目指せるでしょう。
具体的なコンサル案件をチェックしたいという方は、以下からお気軽にご覧ください。
副業コンサルタントの始め方を5ステップで紹介
副業コンサルタントは、以下の5つの手順に沿うことで、本業の傍らでも始められます。
- 社内の副業ルールや業務状況を確認する
- 自分のスキル・経験を洗い出す
- 対応可能な案件がどれくらいあるか調査する
- 必要に応じて開業届を提出する
- コンサルの副業案件に応募する
適切な手順を踏まなければ、「本業の会社とトラブルになる」「かえって生産性が悪くなる」という事態にもなりかねません。ステップごとの注意点やポイントを具体的に紹介していきますので、参考にしてください。
ステップ1.社内の副業ルールや業務状況を確認する
副業を始める前に、まず所属している会社の「副業に関する方針やルール」を確認することが重要です。
具体的には、就業規則を参照し、副業が許可されているかどうかを確かめましょう。もし就業規則で副業が禁止されている場合、副業はできません。
副業が可能な場合は、現状どのくらいの時間を副業に割けるか確認しましょう。コンサルタントの仕事は、物理的な労力を必要とする訳ではありませんが、専門的な知識やコミュニケーション能力が求められるため、十分なリソースが確保できない場合、効果的に業務を遂行するのが難しくなることも考えられます。
ステップ2.自分のスキル・経験を洗い出す
コンサルタントの仕事は専門知識や実績が求められます。そのため、過去の経験を洗い出し「どのような分野・テーマであれば自分がコンサルタントとして活躍できるか」を検証してみてください。
できるだけ細かく洗い出したうえで、ほかの人との差別化を図れないか考えましょう。ここまで決めてから週に働く日数や関わる分野を決めると、方向性がぶれずに済むはずです。
また、コンサルタントとして副業する場合、どの分野であっても以下のようなスキルは共通して必要になります。
- 論理的思考力
- コミュニケーション能力
- プレゼンテーション能力
コンサルタントは客観的なデータを基に問題の核心を特定し、実行可能な戦略を提案する必要があります。そのため、物事を論理的に考えられる能力が必須です。
またクライアントの問題を深く理解し信頼を築いたり、効果的な提案や複雑な情報の伝達も副業コンサルタントとして働くうえで、大切なスキルです。
ステップ3.対応可能な案件がどれくらいあるか調査する
勤務先で副業が禁止されてないことが確認でき、リソースの確保も問題がなく、スキルや経験の洗い出しも完了したら、次は「自分が対応できる案件の調査」を行いましょう。
いくら副業できる状況であったとしても、自分の持つスキルや知識がニッチすぎると、参画可能な案件が少ないケースもあり得ます。また、予想していたよりも高いスキルが要求されたり、週1稼働を前提としていたものの自分が得意とする分野ではそういった案件がなかったり、といったことも珍しくありません。
副業コンサルタントとして本格的に動き出す前に、まずは入念な調査を行い、「応募できる案件がどれくらいあるか」「クライアントが満足するだけの成果を出せるか」などについて十分検討するようにしてください。
ステップ4.必要に応じて開業届を提出する
コンサルタントとして応募できる副業案件が一定数存在することを確認したら、開業届の提出について検討してみましょう。副業を行う際、開業届の提出は義務ではありませんが、提出することで以下のようなメリットを得られます。
- 青色申告が可能になる
- クライアントから信頼されやすくなる
- 個人名ではなく屋号での口座開設ができる
特に大きなメリットが、「青色申告が可能になる」という点です。白色申告よりも手続きが複雑になるものの、要件を満たすことで最大65万円の「青色申告特別控除」を受けられます。大きな節税効果が生まれるため、多少面倒ではあってもできれば開業届を提出しておいた方がよいでしょう。
ステップ5.コンサルの副業案件に応募する
諸々の準備が整ったら、いよいよコンサルの副業案件へ応募してみましょう。副業コンサル案件の探し方・取り方には以下のような方法があります。
案件の獲得方法 | 特徴 |
---|---|
知人や仕事のつながりの紹介 | ・安心して業務を進められる ・契約内容や報酬面を明確にする必要がある |
副業エージェントを利用 | ・営業活動を省略できる ・効率的に仕事を見つけられる |
クラウドソーシングを利用 | ・得意分野や興味に合わせて選べる ・単価が低い傾向にある |
営業活動を行う | ・長期的な関係性を築くことが期待できる ・高単価な案件を獲得できる |
例えば、副業エージェントは自分にマッチした案件を紹介してくれるため、営業活動を省略できます。単価も高い傾向にありますが、一定以上の実務経験が必要になるので、経験豊富な方におすすめのサービスです。また、最近は「コンサルタント案件に特化したマッチングサービス」も登場しているため、そのようなサービスも選択肢になります。
ほかにも、営業力に自信がある人ならば自ら積極的に企業にアプローチしたり、SNSのフォロワー数が多い人ならば情報発信だけでなく案件募集を行ったりするのもよいでしょう。案件を直接獲得するのはハードルが高いものの、もし獲得できればマージンがかからないため、高単価を実現できる可能性が高くなります。
ただし、案件の獲得に時間をかけていては効率的に副業ができません。従って、基本的にはエージェントやマッチングサイトを活用することをおすすめします。
副業コンサルタントにおすすめの案件紹介サイト7選
副業で優良なコンサルタント案件を探したい場合は、自分の条件にマッチしたサービスを利用するのが近道です。ここではコンサルタント副業の案件を探す際に役立つおすすめのサービスを7つ紹介します。
サービス名 | 特徴 |
---|---|
ITプロパートナーズ | 週2・3案件が充実 |
ビザスク | スポットコンサルの案件に強い |
コンパスシェア | 30分からスポットコンサル案件を探せる |
コンサルデータバンク | 情報収集目的だけでも登録OK |
Skill Shift | 地方企業と副業コンサルタントをつなぐ |
Experty | 給与保証による安定稼働が魅力 |
プロフェッショナルハブ | 企業経営の根幹を支える案件が充実 |
1.ITプロパートナーズ

「ITプロパートナーズ」は高収入かつ優良な案件を豊富に紹介してくれるフリーランスエージェントです。特に、ITやWeb系のコンサルティング案件が充実しています。
クライアントと直接契約しており、案件は全体的に高単価です。実績によっては月単価80万円から100万円前後の案件も受けられます。
週1・2日など短期間から働ける案件が多いため都合に合わせて働きやすく、多くの自社開発案件への参画を通じたキャリアアップも見込めるでしょう。スタッフが自分の希望条件にマッチした案件を多く紹介してくれるので、スキルや実績がある副業コンサルタントの方に特におすすめです。
2.ビザスク

「ビザスク」はスポットコンサル案件に強いサービスです。1時間からコンサルの相談が対面や電話で行えます。2025年8月時点でエキスパート数が65万名程度、累計マッチング数10万件程度見つかりました。コンサルタントの案件であれば探しやすいでしょう。
ユーザーインタビューや業務改善、市場調査やノウハウ提供などの案件があります。スポット案件が中心なので、本業のすきま時間を利用した副業を探している人に向いているサービスです。
さまざまな業界の企業から依頼があるサイトなので、自分の得意分野における知識やノウハウを活用し、効率的に稼げます。
3.コンパスシェア

「コンパスシェア」は、コンサルタント専門のキャリア支援を手がけるアクシスコンサルティングによって運営されているサービスです。
スポットコンサルティングの案件を数多く取り扱っており、わずか30分程度の短時間業務から対応可能なものもあります。本業への負担を最小限に抑えながら副業として活動できるでしょう。
4.コンサルデータバンク

「コンサルデータバンク」は、スポットコンサル業務、プロジェクト案件、そして転職につながる案件をバランスよく網羅しています。報酬の支払いサイトが15日となっており、迅速な資金回収が可能です。
コンサルタント同士が蓄積・共有する豊富なナレッジが集約されており、情報収集のためだけの登録も歓迎されています。
5.Skill Shift

「Skill Shift」は、株式会社みらいワークスが展開する地域活性化を目指したプラットフォームです。プラットフォーム内では各地域にスポットを当てた特集が定期的に企画されています。
民間企業との連携にとどまらず、地方自治体や行政機関とのネットワーク構築も期待できるでしょう。
6.Experty

「Experty」は、コロニー株式会社によって運営されているプラットフォームです。幅広いジャンルの案件を取り扱うなかでも、特に新規事業開発に関連する案件が豊富です。
業界で初めて給与保障制度を導入しており、利用者は安定的な収入を確保しながら継続的に案件を受注できる環境が整っています。
7.プロフェッショナルハブ

「プロフェッショナルハブ」は、株式会社エル・ティー・エス リンクが提供するプラットフォームです。戦略策定、業務プロセス改善など、企業経営の根幹を支えるジャンルに関する案件を数多く取り扱っています。
定期的な勉強会や研修が開催されているので、登録によりスキルセットや業界知識の拡充が期待できるでしょう。
副業に適したコンサルタントの種類と案件例
副業コンサルタントとして活躍できる主な職種は以下のとおりです。
案件 | 仕事内容 |
---|---|
ITコンサルタント | サービス導入をサポート |
Webマーケティング系コンサルタント | SNS運用やコンテンツのマーケティングを担当 |
戦略コンサルタント | 企業の経営戦略を考える |
組織・人事コンサルタント | 離職率や採用活動の提案 |
経営コンサルタント | 企業の全社的な経営課題を解決 |
ここからは、副業コンサルの種類と仕事内容、そして具体的な案件例を紹介していきます。
ITコンサルタント
ITコンサルタントは仕事の内容が多岐にわたり、需要がある分野の1つです。社内でITシステムを開発する場合もあれば、社外のサービス導入をサポートする仕事もあります。
代表的なのは以下のような仕事です。
- システム開発
- システム統合
- クラウドサービス導入
企業によってはITに精通していない場合もあれば、IT技術のなかでも得意不得意が分かれる場合もあります。そのため、専門知識や導入実績があれば、「ITコンサルタントの副業案件」をスムーズに獲得できるでしょう。
弊社「ITプロパートナーズ」では、2024年11月時点で「ITコンサルタント」と検索すると、18件の案件を掲載しています。40〜100万円/月と高単価な募集内容ばかりなので、気になる方は登録してみてください。
ITプロパートナーズの案件例は以下のとおりです。
案件名 | 【コンサルタント】kintone導入構築/運用におけるコンサルの業務委託案件・フリーランス求人 |
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案件単価 | 〜600,000円/月 |
勤務地 | フルリモート |
スキル | システムエンジニアやプロジェクトマネージャーとしての実務経験,Kintoneや同様の業務支援ツールの構築・運用経験,調整力 社内の要望を理解し、システムに反映させるスキル,リーダーシップ |
職種・ポジション | システムエンジニア,コンサルタント |
Webマーケティング系コンサルタント
Webメディアのディレクションや運用、SEOやコンテンツマーケティングに関する仕事はたくさんあります。
- SEO担当
- アクセス解析
- 広告運用
- SNS運用
Webメディアのコンサルティングは、特定の分野に絞った案件も少なくありません。何か得意とする分野があれば仕事を獲得しやすくなるでしょう。
案件例として以下を紹介します。
案件名 | 【SNSマーケティング】代理店における広告運用コンサルの業務委託案件・フリーランス求人 |
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案件単価 | 〜600,000円/月 |
勤務地 | 基本リモート一部出社 |
スキル | ・広告代理店での2年以上の勤務経験 ・Google(検索・PMAX)などの媒体経験3年以上 ・媒体CV以外の指標をKPIとした案件対応経験 ・成果に対する能動的なアクション,コミュニケーション力 |
職種・ポジション | マーケター |
SEOやコンテンツマーケティングは業界問わず多くの企業が取り組んでいるため、幅広い仕事ができます。特に企画立案など上流工程に関わる機会があると、高収入の案件も豊富です。
戦略コンサルタント
戦略コンサルタントは会社のブランドや商品、サービスの企画、プロモーション、マーケティングなど、企業の経営戦略に関わります。この仕事は特に会社経営や店舗経営の経験がある人におすすめです。
経営や戦略に関わるコンサルタントは、コンサルタントとしての知識以上に、経営者と同じ目線で判断する能力が求められるケースも多々あります。経営に関わってきた機会が豊富であれば、クライアントも安心して案件を依頼しやすくなるでしょう。
このような経験を持っているコンサルタントは少ないので上流工程に関わりやすく、高単価の案件も狙いやすくなります。
案件例は以下のとおりです。
案件名 | 【コンサルタント】事業戦略立案/実行における伴走型支援の業務委託案件・フリーランス求人 |
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案件単価 | 〜800,000円/月 |
勤務地 | 基本リモート一部出社 |
スキル | ・戦略/ビジネスコンサルティングファームでの勤務,プロジェクトマネジメント能力 ・論理的思考力 ・ドキュメンテーション能力 ・ファシリテーション能力 ・新規営業能力,AI開発・ソリューションに関する知見 ・保険業界もしくはアバター接客に関する知見 |
職種・ポジション | 機械学習エンジニア,コンサルタント |
戦略コンサルに関する副業の詳細や案件例は以下の記事で解説しているので、興味がある方は参考にしてください。
組織・人事コンサルタント
人事や組織開発に関わる仕事をしていた方であれば、組織開発やキャリア開発のコンサルタントもおすすめです。業界問わず会社は多くの人が関わるため、需要は十分に期待できます。
例えば、離職率の高さや社内コミュニケーションの不透明さ、求人に対する反応のなさに困っている企業に対して、問題点の洗い出しや施策の提案・実行サポートを行う案件です。また、組織開発や研修などに携わるケースもあります。人事に関わる領域は仕事の幅も広いため、人事領域に関わる仕事をしてきた実績があれば、仕事を獲得しやすいでしょう。
案件例は以下のとおりです。
案件名 | 【コンサルタント】大手嗜好品会社でのリーダー育成の業務委託案件・フリーランス求人 |
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案件単価 | 〜200,000円/月 |
勤務地 | フルリモート |
スキル | 大手企業での就業経験,事業開発領域の豊富な知見 |
職種・ポジション | コンサルタント |
経営コンサルタント
経営コンサルタントは、企業が抱えるさまざまな経営問題を包括的に検証し、課題解決に向けた戦略立案や実行サポートを行う仕事です。
経営コンサルタントは、クライアント企業から受領する財務情報や業務資料、社員に対するアンケート調査やヒアリングを通じて、情報収集と分析を実施します。業務範囲は幅広く、業績向上施策から組織体制の見直し、さらには存続に瀕する企業の再建プランの構築まで幅広い対応が求められるでしょう。
案件例は以下のとおりです。
案件名 | 【CTO/コンサルタント】新規事業開拓におけるアドバイザーの業務委託案件・フリーランス求人 |
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案件単価 | 〜1,000,000円/月 |
勤務地 | フルリモート |
スキル | 新規事業創出の経験 |
職種・ポジション | CTO,コンサルタント |
副業コンサルタントとして働くメリット

コンサルタントとして副業を始める前に、改めて副業コンサルのメリットを理解しておきましょう。コンサルティングの副業に取り組むメリットは、以下の4点です。
- 多様な案件に関われスキルアップできる
- 収入アップを実現できる
- 自分の市場価値を客観視できる
- 人脈が広がる
ここからは、具体的にそれぞれのメリットについて紹介します。
多様な案件に関われスキルアップできる
コンサルタントは、多様な案件に関わりやすい仕事です。経営コンサルティングやITコンサルティング、キャリアコンサルティングなど、案件の種類はたくさんあります。
多様な案件への関わりで得られた新しいスキルや実績は、起業やフリーランスへの準備にもなるでしょう。
副業に取り組むことで得られる、案件獲得に必要な営業力や交渉力、問題解決能力などは、起業したい人やフリーランスを目指したい人にとって欠かせません。
また、副業から取り組めば、本業の収入を確保しながら仕事ができるので、経済的なリスクを抑えられるでしょう。
収入アップを実現できる
もっとも分かりやすいメリットが、収入アップを実現できることです。
前述の通り、コンサルティングの副業は週2〜3日程度の稼働で10〜30万円ほどの収入を得られます。
さらに、経験やスキルを磨くことで価値を高められ、それに応じて報酬も増加する可能性があります。
このように、コンサルの副業は、収入面だけでなく、自身のスキルアップやキャリアの拡大といった多面的なメリットを享受できる魅力的な選択といえるでしょう。
自分の市場価値を客観視できる
企業勤めの場合は業務が自動的に割り当てられるため、自身の市場価値を把握する機会は少ないでしょう。しかし、副業としてコンサルティング案件に応募すると、外部市場での自分の評価を客観的に測定できます。
保有するスキルや実績では、案件獲得に至らないケースが発生するかもしれません。自身の不足している能力を明確化しつつ強みを再認識できると、キャリア設計を練り直せます。
人脈が広がる
人脈が広がるのも、副業のメリットです。副業では、社外のコンサルタントやクライアントと知り合うことになります。人脈が広がれば、独立した後も仕事を受けられたり、相談できる仲間ができたりと、さまざまなメリットが期待できるでしょう。
なお、フリーランス協会が発表した「フリーランス白書2022」によると、フリーランス人材の約33%が人脈で仕事を受注したという結果もあります。
コンサルタントとして人脈を広げておくと、「30分〜1時間だけ相談にのって欲しい」といった依頼が知り合いからきた場合でもスポットコンサルを採用できるため、すぐに対応できます。
副業コンサルタントとして働く際の注意点

コンサルタントの副業には以下のように注意すべきポイントがいくつかあります。
- 本業とのバランスをとる
- 確定申告を行う
- 利益相反と情報管理に気をつける
これらの問題を意識していなければ、取り返しがつかないトラブルに発展しかねません。ここではコンサルタントが副業する際の注意点について解説します。
本業とのバランスをとる
副業は、本業とのバランスが重要です。稼ぎたいからといって、副業案件を多く受けすぎてしまうと、本業の仕事に影響を与えてしまいます。また、本業と副業、ともに中途半端になってしまうと、どちらからも信用を失ってしまいます。
副業は、体調管理を徹底し、本業に影響がでないようにバランスを考えて受けるようにしましょう。スケジュール管理が不安な人は、まずはスポットコンサルから小さく始めるのがよいでしょう。
確定申告を行う
副業で収入を得たら、確定申告をおこないましょう。副業での収入が、1月1日から12月31日までの1年間で20万円以上あった場合、確定申告が必要です。確定申告のタイミングは、収入を得た翌年の2月16日から3月15日(曜日により前後あり)です。管轄の税務署で確定申告しましょう。
なお、収入があったのに確定申告しなかった場合は、無申告加算税などのペナルティもあるので注意が必要です。
利益相反と情報管理に気をつける
副業では本業の会社との利益相反と、情報管理の両面で注意が必要です。
利益相反については、同業他社へのノウハウ提供のような本業と競合する活動を避けてください。そのうえで、事前に会社へ副業を報告し、許可される業務範囲と禁止事項を確認しておきましょう。
情報管理面では、守秘義務の遵守に加えてセキュリティ対策が重要になります。例えば、カフェやコワーキングスペースなど、自宅以外の場所で仕事をする場合、情報流出リスクが懸念されるでしょう。オープンスペースでの打ち合わせでは機密情報の漏洩につながる可能性があります。
情報漏洩が起きると損害賠償問題にもなりかねないため、しっかりと対策する必要があります。
副業コンサルタントとして高収入を稼ぐためのポイント

副業コンサルタントとして高収入を稼ぐためのポイントは、以下のとおりです。
- フリーランス案件を受注する
- 顧客と信頼関係を構築する
- 継続的にスキルアップする
- 業界や企業とのつながりを大切にする
フリーランス案件を受注する
フリーランス案件を獲得すると、稼ぎやすくなります。一般的に、フリーランス案件の方が副業案件よりも単価が高い傾向にあるためです。ただし、いきなりフリーランス案件のみで固めてしまうと、ワークライフバランスが崩れかねません。徐々にフリーランス向け高単価の案件にシフトするのがよいでしょう。
フリーランスのコンサルタントを目指したい方は、こちらの記事もチェックしてみてください。
顧客と信頼関係を構築する
フリーランスのコンサルタントとして活躍するには、中長期的な関係性や人脈を作っておくのがポイントです。
企業への提案に使う資料は高品質な仕上がりになるようにしましょう。完成度の低い資料を企業に提出してしまうと、クレームが入るばかりか契約を打ち切られる可能性もあります。
例えば、文章は「一目で分かりやすい」ものを作成できるように心がけてください。せっかく企業の課題や改善ポイントを提案しても、文章が分かりにくいと相手に伝わらなくなってしまうので、注意が必要です。
継続的にスキルアップする
副業コンサルタントとして高い収入を維持するためには、継続的なスキルアップが不可欠です。市場のニーズに応じて専門領域を拡張し、新しい知識や技術を積極的に習得していきましょう。
例えば、Webマーケティング系コンサルタントの場合は、新しく登場したデジタルチャネルやデータ分析ツールを学び続けることで、提供できるサービスの幅が広がります。
スキルアップには、セミナーへの参加、専門書の読書などが効果的です。資格取得を目指して学習するのもよいでしょう。
業界や企業とのつながりを大切にする
人脈は、副業コンサルタントにとって価値のある資産といえます。本業や副業で築いた関係性を維持できるように、定期的なコミュニケーションを心がけてください。
良好な関係を保っていれば、新規案件の紹介や条件のよい仕事の依頼を受ける機会が増加します。信頼関係が構築されていると単価交渉もしやすくなり、長期的な案件獲得にもつながるでしょう。
新しい出会いを開拓するためには、業界イベントへの参加も重要です。セミナーや勉強会、交流会などに積極的に顔を出し、同業者や潜在的なクライアントとの接点を作りましょう。
副業コンサルタントに関するQ&A
この項目では、副業コンサルティングに関するよくある質問について回答していきます。未経験からコンサルの副業を始める方法や、短時間のみの副業の可否、BIG4に所属している人の副業の可否などを見ていきましょう。
未経験でもコンサル副業は可能?
コンサル副業は、コンサルタントとしての実務が未経験でも、会社員として働くなかで培った専門的な知識やコミュニケーション能力、提案力を活かすことで始められます。
例えば、WebサイトのSEOについての知識や実績があれば、SEOに関するコンサルやアドバイザーの案件を獲得できる可能性があります。そのほか、広告運用のコンサルやECコンサルなど専門的な知識と実績がある人は、取り組みやすいでしょう。
土日のみでもコンサル副業は可能?
コンサル副業は、「週2から」「土日祝日のみ」などのスポット型のコンサルティング案件もあり、副業でも始められます。
スポットコンサルのような事業単位や会社単位ではなく、プロジェクト単位でコンサルティングを行う方法だけでなく、月1回のコンサルティングから始められる案件もあります。
BIG4に所属していてもコンサル副業は可能?
コンサル業界におけるBIG4とは、以下の4社のことを指します。
- デロイトトーマツコンサルティング
- PwCコンサルティング・PwCアドバイザリー
- KPMGコンサルティング
- EYストラテジー・アンド・コンサルティング
そもそもBIG4とは、「デロイト トーマツ」「PwC」「KPMG」「EY」という4つの巨大なグローバル会計事務所のことなのですが、この4つの巨大グループが持つ各コンサルティングファームのことを、「コンサルBIG4」「BIG4コンサル」などと呼びます。
これらコンサル業界のBIG4においては、基本的に副業が解禁されています。ただし、「事前に副業について申請を出す」「利益相反になっていない」などの一定の条件が存在することもあるため、BIG4に所属しながら副業をする際には、あらかじめ確認しておくようにしましょう。
なお、BIG4以外の大手コンサルである「マッキンゼー・アンド・カンパニー」「ボストンコンサルティンググループ」などでは副業が禁止されています。
まとめ
コンサルタントは副業でも働きやすく、知識やスキルを生かしやすい仕事です。コンサルタントの経験がなくても、対象業務の実績や経験があれば、短い時間でも高額の報酬が得られる可能性があります。
「ITプロパートナーズ」は高単価の案件を豊富に取り扱っており、フリーランスの賠償責任保険や所得保障制度の用意、保険に関するトラブル対応、アドバイスまでサポートしています。コンサルタント案件の取り扱いも豊富です。副業の案件をお探しであれば、ぜひご登録ください。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい
そのような方はぜひ、ITプロパートナーズをご利用ください!
まずは会員登録をして案件をチェック!