戦略コンサルタントの副業は稼げる?案件の種類や収入目安を紹介

こんにちは、ITプロマガジンです。

戦略コンサルタントとして副業を始めたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、副業を成功させるためには、適切な準備や効果的な案件探しが欠かせません。まず副業を始めるにあたって、「どのような案件があるのか」「どの手順で始めればよいのか」といった疑問を持っている方も多いでしょう。

そこで本記事では、戦略コンサルタントの副業事情や副業を始めるための具体的な手順や必要なスキル・経験、案件探しの方法について詳しく解説します。さらに、副業を通じて得られるメリットや直面する可能性のある課題についても触れ、おすすめのサービスもあわせて紹介します。

なお、コンサルタントとして副業を考えている方は「副業コンサルティングの始め方とおすすめサイト5選!単価相場も紹介」の記事も参考にしてください。

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目次

戦略コンサルタントの副業の仕事内容

戦略コンサルタントの主な仕事内容は、以下の通りです。

  • 相談・アドバイス
  • リサーチ・分析
  • 戦略策定・実行

上記3つの仕事内容と、副業での働き方について解説します。

相談・アドバイス

「相談・アドバイス」では、クライアントの特定の悩みや課題に対してヒアリングし、的確なアドバイスを行います。クライアントの戦略全体というよりも、戦略上の特定のイシューに対して助言したり、ノウハウを提供したりする仕事です。

関わり方としては、1〜2ヶ月程度を目安にスポット的に関わることもあれば、週1回程度のミーティングを半年以上にわたって実施するといった関わり方をすることもあり、副業でも無理なく進められるケースもあります。

「相談・アドバイス」は、戦略コンサルタントだけでなく、他の分野に幅広く共通する仕事内容となっています。

リサーチ・分析

「リサーチ・分析」は、クライアントや戦略コンサルタント自身が、戦略上の意思決定をするための材料を探すことを目的に、さまざまな状況を分析する仕事です。具体的には、組織状況や市場、環境、競合他社など、幅広い要素を扱います。分析結果は、レポートなどの形でまとめます。

1週間や2週間のサイクルで定期的にレポートをまとめることもありますが、特に副業の場合では「決められたテーマに関する内容をスポット的にまとめる」というケースもあるでしょう。

経済統計のような公的資料を参照するのももちろんですが、より説得力のある分析をするには、リサーチのノウハウや人脈も必要になります。

戦略策定・実行

「戦略策定・実行」は、クライアントの方針やリサーチ分析などをもとに、実効性のある戦略を策定する仕事になります。プロジェクトチームの中心的役割を果たす存在として、戦略実行の業務プロセスを進めていきます。副業なら「ある決められた領域の担当者として他のメンバーと連携しながら関わる」というケースも一般的です。

場合によっては戦略コンサルタントがその事業に参画し、周囲の人にアドバイスをするだけでなく、自身がメンバーとして働くケースもあります。その場合は半年や1年といった中長期的なスパンで関わることも珍しくありません。

戦略コンサルタントの副業事情

戦略コンサルタントの副業案件数や種類など、どのような事情が見られるのか、気になっている方も多いでしょう。ここでは、戦略コンサルタントの副業事情を、4つのトピックに分けて解説します。

副業案件の数・種類は多い

戦略コンサルタントの副業案件数・種類は豊富です。ITプロパートナーズで「キーワード:コンサルティング」「稼働日数:週1日・週2日」で検索すると、IT系だけでも68件ヒットします。

さらに、プロジェクトやスポットコンサルなど、案件の種類も豊富です。戦略コンサルティングならではの、企業の経営課題を解決する案件から、「ITコンサルティング」「人事コンサルティング」のように専門知識を活用するものまであります。

報酬形式は主にスポット型とプロジェクト型

戦略コンサルタントの副業の報酬形式は、主に「スポット型」と「プロジェクト型」の2種類に分かれています。

スポット型(スポットコンサル)は、時間単位・作業単位で報酬が発生する形式です。「1回のみ」や「月に1回、1時間だけ」など、時間やタイミングを相談しつつ業務をこなします。

プロジェクト型は、担当するプロジェクトの内容や難易度、規模、また役割などによって単価が決まる方式です。基本的には成果にかかわらず、稼働する期間に応じて固定単価が支払われます。プロジェクトによって単価は大きく異なりますが、難易度や規模が増すほど単価も上がる傾向にあります。

コンサルティングファームが副業を認めていない場合がある

戦略コンサルタントが「副業をしたい」と考えても、所属しているコンサルティングファームが、副業を認めていない場合もあります。コンサルティング業界は全体的に「クライアントファースト」の思想があり、利益相反や情報漏えいといったリスクを考慮しているためです。

ただしアクセンチュアA.T.カーニーのように、副業・兼業が許可、奨励されているところもあります。副業が認められているかどうかは、就業規則で確認できます。

副業をする時間がないケースもある

会社員のコンサルタントとして働いている場合、副業をする時間がないケースもあります。戦略コンサルタントに限らず、コンサルティングは、所定の期間内でプロジェクトを成功に導く仕事です。「クライアントファースト」のキーワードにも象徴されるように、業界全体として、深夜までの残業や休日稼働も珍しくありません。

長時間労働が常態化しているような場合は、ワークライフバランスを確保するのが難しく、そもそも副業をするのが不可能に近い状態です。企業や職種によっても差があるため、勤務しているコンサルティングファームによって、副業できるかどうかが異なるでしょう。

戦略コンサルティングの副業による収入目安

収入は、案件の種類や受注するプラットフォームなど、さまざまな要素によって左右されます。例えばクラウドソーシングサービスでは、単価が数万円のスポットコンサルの副業案件がいくつか見られます。

ITプロパートナーズに掲載されている案件を見ると、想定月収は10万円程度から90万円程度と非常に幅があります。副業でそれほど稼働できない場合は、上記の単価よりも減る可能性はありますが、戦略コンサルタントとして豊富な実績や高いスキルを持っていれば、副業で50万円以上を稼ぐのも難しくないでしょう。

戦略コンサルティングの副業案件例

ここでは、戦略コンサルタントが参考にしたい、副業案件例を紹介します。

以下は、SaaS系サービスにおいて、アップセルやチャーン(解約)の防止を目的としたコンサルティングおよびプランニングの案件です。LINEを使ったコミュニケーションサービスが商材ということで、LINEのプラットフォームを活用したマーケティング経験や、シナリオ・コミュニケーションフローの設計が求められています。

案件名【コンサルタント】エンタープライズ向けコンサルタントの案件・求人
案件単価案件単価:〜700,000 円/月
勤務地フルリモート
スキル・経験広告〜CRMまでフルファネルでプランニング〜コンサルティングした経験,シナリオやコミュニケーション設計の経験
職種・ポジションマーケター,コンサルタント

以下の案件では、大手電子機器メーカーでのECコンサルタントを募集しています。相談・アドバイスといった基本的な仕事に加えて、実際にWebページの構築や広告を運用するのが主な業務内容です。月30時間から50時間なので、比較的副業として働きやすい案件といえます。

案件名【コンサルタント】大手電子機器メーカーでのECコンサルタント募集!
案件単価〜400,000 円/月
勤務地フルリモート
スキル・経験ECの売上拡大・業務最適化,ECショップの運営経験,販促・広告のCVR・ROI最適化
職種・ポジションコンサルタント

以下の案件では、歯科矯正サービスを提供する企業にて事業コンサルタントを募集しています。主な業務内容は、セールスやマーケティングの両面から売上向上やCPO(顧客獲得単価)改善に向けたコンサルティングを行うことです。美容や医療系の商材に関する知識や経験を活かし、売上や業績向上を目指す企業に貢献できる案件となっています。

案件名【コンサルタント】歯科矯正サービスにおける事業コンサルタントの案件・求人
案件単価〜90,000 円/月
勤務地フルリモート
スキル・経験美容・医療系での事業マネジメント・コンサルティング経験,同分野での売上・CPO改善スキル・経験
職種・ポジションマーケター,コンサルタント

戦略コンサルティングの副業案件の種類

戦略コンサルティングの副業案件の種類は、以下の4つです。

  • 事業・経営コンサルティング
  • 財務・リスクコンサルティング
  • 人事・組織コンサルティング
  • IT・Webコンサルティング

上記の4つの副業案件を詳しく解説します。

事業・経営コンサルティング

事業・経営コンサルティングの副業案件では、中長期目線での経営戦略やグローバル展開など、比較的スケールの大きいテーマを扱います。戦略コンサルタントも携わりやすく、コンサルティングの副業案件のなかでは、比較的高単価になりやすいのが特徴です。

この案件を獲得するには、事業のマネジメント経験や組織運営レベルでのコンサルティング経験が求められます。特定の事業領域への専門知識や、大規模な案件に携わった経験があればより有利でしょう。

財務・リスクコンサルティング

財務・リスクコンサルティングの副業案件では、企業全体もしくは事業部門の財務状況・事業計画を分析し、具体的な財務戦略を立案します。具体的には財務比率(負債と資本のバランスなど)や設備投資、資金調達方法などです。

さらにクライアントの財務上・経営上のリスクも見極めながら、リスクを抑えつつ成長をサポートするような戦略を提案します。戦略コンサルタントとしてのスキルや経験を活用しやすい案件です。

これらの案件を獲得するためには、企業の財務分析やリスク管理に関する実務経験が求められます。中・大規模の企業または部門の財務担当者・CFOとして、財務戦略を担った経験が望ましいでしょう。

人事・組織コンサルティング

人事・組織系コンサルティングの副業案件では、人事や組織に関する専門知識を活用して、戦略立案・方針の策定を担当します。具体的には、「組織・人事系」「人材育成・組織開発系」の2種類です。

「組織・人材系」は、人事制度改革や業務改革など、企業のシステム面に関する仕事です。「人材育成・組織開発系」は、チェンジマネジメント系とも呼ばれており、社員の教育・スキル開発や組織全体の意識改革に関わります。戦略コンサルティングとは、多少毛色の異なる仕事です。

これらの案件を獲得するためには、組織運営や人事制度に関する実務経験が不可欠です。組織の複雑な問題を解決するための分析力や、クライアントのニーズに合わせたソリューションを提案できる能力も欠かせません。

IT・Web戦略コンサルティング

IT戦略コンサルティングの副業案件では、ITに関する高い専門知識を活用して、企業活動を広く支援します。具体的にはIT戦略・DX方針の策定や、システム構築プロジェクトのサポートなどです。AWS/GoogleCloud/Azureなど、個別プラットフォームの活用方法を提案することもあります。

Web系戦略コンサルティングの副業案件では、企業のWeb系サービス・Webメディアの戦略をサポートし、事業の最大化を目指します。昨今では、ECコンサルティングやSEOコンサルティングなど、さまざまな需要が見られます。

こういった案件に携わるには、最新のIT技術に精通していることはもちろん、プロジェクトマネジメント能力やクライアントとのコミュニケーション能力も重要です。特に、DXやAI実装を支援する案件では、専門知識と実装への理解が欠かせません。

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戦略コンサルタントが副業をするメリット

戦略コンサルタントが副業をするメリットは、以下の3つです。

  • 市場理解・業界理解を強化できる
  • 手法の検証・改善ができる
  • 独立の準備になる

上記3つのメリットを詳しく解説します。

市場理解・業界理解を強化できる

まずは、市場理解・業界理解を強化できる点です。これらは戦略コンサルタントとして腕を磨くために重要な要素であり、仕事のクオリティや信頼度にもつながります。

市場理解や業界理解を高めるためには、なるべく多くの案件をこなすのが近道です。しかし普段勤務しているコンサルティングファームの業務だけでは、「質」「量」ともに限界があるでしょう。

副業という形で本業のクライアント以外のさまざまなケース、例えば戦略コンサルとは性質が異なる案件に触れられれば、市場理解・業界理解の役に立つでしょう。特にスポット型の案件は、短期間で複数のケースを経験しやすいため、スキルの幅が広がりやすくなります。

手法の検証・改善ができる

手法の検証・改善ができるのも大きなメリットです。戦略コンサルタントは、自身の武器としてリサーチ分析であったり、戦略立案スキル・実行スキルなどさまざまなものを持っています。

本業で幅広い案件を経験できればよいですが、勤務先によってはそうではないケースもあります。この場合、自身がこれまで培ってきた武器が、別のケースにおいても通用するのかどうかが分かりません。

副業をすれば、自分の戦略コンサルタントとしての手法が、どれくらい通用するのかが分かりやすくなります。もし想定通りにいかないとしても、副業を通して、改善できるポイントはないかと試行錯誤できるのも大きな利点です。

独立の準備になる

副業には、独立の準備になるというメリットもあります。戦略コンサルタントとして独立するには、既存の看板を使えないため、自身で営業をしなければなりません。つまり、「自分自身の名前でクライアントから依頼が来る」という状況を作り出すことが必須となります。

副業に取り組み、実際に自分の力で案件を獲得することを経験すれば、独立後に継続的に稼いでいくための力が養われます。いざ独立した場合に、既存のクライアントからの報酬が、スタートアップ時期の貴重な収入源になる可能性もあるでしょう。

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戦略コンサルタントが副業を始める手順

戦略コンサルタントが副業を始める手順は、以下の4ステップです。

  • 会社の就業規則を確認する
  • 参入する分野を決める
  • スキル・実績をまとめたポートフォリオを作成する
  • 案件の探し方を決める

上記の手順について詳しく解説します。

会社の就業規則を確認する

まずは会社の就業規則を確認しましょう。記事の序盤でも触れたように、戦略コンサルティングファームによっては、そもそも副業を認めていないところもあります。

禁止されているのにもかかわらず副業をすると、ペナルティを受けてしまう可能性もあります。まずは就業規則の確認をして、問題なく副業を始められる状態にしましょう。もし就業規則に記載がない場合でも、直属の上司などに事前に相談するのが一般的です。

参入する分野を決める

次に、参入する分野を決めましょう。自分のスキルを棚卸しして、どの分野の案件を受注できるかを明確化します。戦略コンサルタントであれば、同様の案件はもちろん、ITや語学力などスキルセットによって参入できる分野が広がります。

重要なのは、自分が他者と差別化できる要素を持っているかどうかです。これは副業案件を探す時だけでなく、独立をした際も大きな武器となります。

スキル・実績をまとめたポートフォリオを作成する

戦略コンサルタントが副業案件を獲得するためには、まず自分のスキルや実績をまとめたポートフォリオが不可欠です。スキルシートやポートフォリオは、エージェントへの登録時や直接クライアントに提案する際に必要となります。

ポートフォリオの作成にあたっては、「自分が得意とする分野や専門知識を明記する」「過去に手掛けたプロジェクトの詳細や成果を具体的な数値で示す」といったポイントを意識することが重要です。書き方によって案件獲得の可否が左右されるため、丁寧かつ戦略的にポートフォリオを作成しましょう。

案件の探し方を決める

「どのように案件を獲得するか」を明確にすることも重要です。

戦略コンサルタントが副業案件を探す方法は多岐にわたります。まずは、「どのような方法があるのか」をリサーチして、それぞれのメリット・デメリットを十分に検討し、自分に合った探し方を選びましょう。

安定的に案件を獲得するためには、複数のチャネルを確保するのがおすすめです。詳しくは、次の項目で解説します。

戦略コンサルタントの副業案件を探す方法

戦略コンサルタントが副業案件を探す方法は、以下の5つです。

  • 副業・フリーランスエージェント
  • コンサル専門のマッチングサイト
  • クラウドソーシングサービス
  • SNS・人脈
  • 直接的な営業活動

上記5つの方法を詳しく解説します。

副業・フリーランスエージェント

副業・フリーランスエージェントは、案件を受注する個人と発注する企業を仲介するサービスです。登録している個人のスキル・経験に応じて、それに合った案件を紹介してくれます。

エージェントのメリットは、契約や単価交渉といった面倒な手続きを代行してもらえることです。副業を探す営業力に自信がない人にもおすすめです。

副業エージェントおすすめ21選【職種・目的別で徹底比較】

コンサル専門のマッチングサイト

コンサル専門のマッチングサイトは、コンサル案件に絞って仕事を紹介してもらえるのが大きな利点です。具体的には、以下のような専門サービスがあります。

他にも、RPAやAI(人工知能)、Fintechなどを専門にしたマッチングサイトもあります。マッチングサイトによって得意としている業種などが異なるため、副業を始める際は、複数のサービスを比較検討するのが大切です。

クラウドソーシングサービス

クラウドソーシングサービスは、企業が不特定多数の個人に発注する目的で活用されるサービスです。スポット案件が多く、スキマ時間を使って仕事ができるため、副業に最適なプラットフォームとなっています。

副業初心者にはおすすめの選択肢ですが、低単価の案件が多い傾向があります。戦略コンサルタントが副業をする場合は、実績作りに活用し、エージェントなどのサービスに移行するのがおすすめです。

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SNS・人脈

SNSや人脈で副業案件を得る方法もあります。企業と直接やりとりができるため、単価交渉や働き方など、細かい部分の融通が利きやすいといったメリットがあります。

ただしいずれも「戦略コンサルタントとしてある程度の知名度と実績」が前提となっており、副業初心者にはやや不向きです。

SNSでは、ややカジュアルなコンサルティングの募集から、企業の採用ページにリンクしている投稿までさまざまな内容が見られます。

直接的な営業活動

直接営業をかけて、戦略コンサルティングの副業案件を獲得する方法もあります。SNSと同様、企業と直接やりとりをするため、「細かい部分を話し合いやすい」「中間マージンを取られない」のが大きなメリットです。

ただし営業をする場合は、「自分がその企業に対してどのような価値を提供できるのか」を具体的に示さなければなりません。SNS・人脈と同様、豊富な実績と高い営業力が求められるため、比較的ハードルは高いでしょう。

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戦略コンサルタントの副業案件探しに活用できるサービス

戦略コンサルタントが副業案件探しに活用できるサービスは、以下の通りです。

  • ITプロパートナーズ
  • PE-BANK
  • ハイパフォーマーコンサルタント
  • Strategy Consultant Bank
  • クラウドワークステック

上記5つのサービスの特徴を解説します。

ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズは、IT・Web分野に特化した副業・フリーランスエージェントです。「週2〜3日からOK」「フルリモート可」の案件が多く、戦略コンサルタントの副業にも最適です。

IT・Web系コンサルティングや戦略コンサルティングなど、幅広い副業案件を取り扱っています。コンサルタント案件ではコンサルタントとしての実務経験や具体的な実績が求められる案件がほとんどです。なおコンサルタントやマーケターに加えて、エンジニア、WebデザイナーなどIT・Web分野の実務経験を持っている方向けの案件も多くあります。

PE-BANK

引用元:PE-BANK

PE-BANKは、フリーランスエンジニアを対象としたエージェントサービスです。戦略コンサルタントだけを対象としたサービスではありませんが、エンジニアに加えて、ITコンサルティングの副業案件もあります。

PE-BANKとエンジニア(コンサルタント)がフリーランスと共同で案件を受注する「共同受注制度」が大きな特徴です。契約内容や手数料率も、全てオープンになっています。

ハイパフォーマーコンサルタント

ハイパフォーマーコンサルタントは、業界でもトップクラスの登録者がいるコンサルタント向けのエージェントです。
案件の種類が豊富であり、戦略コンサルに関する仕事も多数取り扱っています。
80%以上がリモート案件で、月あたりの報酬が120万円を超える案件も60%以上(フルタイム換算)と、高単価な案件を見つけられます。

同サービスの特徴は、月末締め翌月15日払いという報酬の支払サイトです。運営会社のIntloopも、コンサルティング企業として長い歴史を持っており、安心感があります。

Strategy Consultant Bank

Strategy Consultant Bankは、コンサルタント向け案件に特化したエージェントです。

単価の高い上流工程に特化しているのが最大の特徴で、戦略コンサルティングの副業案件も多く取り扱っています。またリモート案件が豊富です。

大手コンサルティングファーム出身のアドバイザーに相談して案件探しができ、交流会も実施しているため、「実態に詳しい人に相談したい」「横のつながりを強めたい」という人にもおすすめです。

クラウドワークステック

クラウドワークステック(旧「クラウドテック」)は、フリーランス向けのエージェントです。戦略コンサルタントだけでなく、エンジニアやマーケターなど、さまざまな職種に向けた案件が用意されています。

リモートワークに注力しているのが、同サービスの大きな特徴です。2023年6月時点でリモート案件比率は97%、「週3日からOK」の案件もあります。なお基本的には平日の日中に稼働する案件が多く、「フリーランスのコンサルティングが副業的に空いた日に稼働したい」といった場合におすすめです。

実務未経験からコンサルティングの副業は可能?

結論からいうと、実務未経験からコンサルティングの副業案件の獲得は、かなりハードルが高いといえます。コンサルティングは、その人の「実績」や「信用」が重視される仕事だからです。

企業がポテンシャル採用をするのとは異なり、コンサルティングの副業案件は「即戦力」が前提となっています。そのため、実務未経験の状態では、企業に提供できる価値がほとんどありません。戦略コンサルティングに限らず、まずはコンサルティングファームなどに就職し、実務経験を積むことが重要です。

まとめ

戦略コンサルタントが副業を成功させるためには、計画的な準備・戦略が不可欠です。まずはスキルや実績をまとめたポートフォリオを作成したうえで、自身のスキル・経験が活かせる分野を検討しましょう。

案件探しにあたってはフリーランスエージェント、コンサル専門のマッチングサイト、クラウドソーシングサービス、SNS・人脈、直接的な営業活動といった多様な方法のなかから自身に合った選択肢を検討するのがおすすめです。特に「副業として働ける」かつ「高単価の案件を探している」といった場合は、副業・フリーランスエージェントが合うでしょう。

ITプロパートナーズは、高単価かつ働きやすいコンサルティング系の副業案件が揃っておりますので、ぜひお気軽にご利用ください。

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