データ分析の副業で稼ぐには?必要スキルや案件の取り方を解説

こんにちは、ITプロマガジンです。

データ分析の仕事は、マーケティングやAI(人工知能)など、さまざまな分野に関わります。「データ分析の副業をしたいけど稼げるか不安」「どのような案件があるのか知りたい」と考えている方も多いでしょう。

データ分析の副業を始める場合は、必要なスキル・経験など、事前にさまざまな情報を整理しておくことが大切です。今回の記事では、データ分析の副業について、幅広く解説します。仕事を獲得する方法なども紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

フリーランスの単価の伸ばし方

「必要以上に安売りをしてしまう」「市場感より高い単価で参画してしまいトラブルになる..」

フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。

ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。

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データ分析の副業における求人数や報酬相場

データ分析の副業を始めるにあたって、「果たしてニーズはあるのか?」「報酬相場はどれくらいなのか?」と疑問に思っている方も多いでしょう。ここでは、データ分析の副業における求人数や、報酬相場について解説します。

募集中の副業案件・求人数

まずは副業案件・求人数を見てみましょう。ITプロパートナーズで「データ分析」で検索すると、233件ヒットします(2022年10月時点)。参考までに、同時点でのエンジニアの案件数は3,889件、デザイナーの案件数は562件です。

「データ分析」という限定的なキーワードにもかかわらず、案件数は比較的多いといえます。データ分析の副業を始めるべきか悩んでいる方も多いでしょう。しかし検索ヒット数からも分かるように、一定のニーズがあるといえます。

案件内容と報酬相場

「データ分析」は、比較的広い意味を含むので、案件内容もさまざまです。具体的には、マーケターとして広告運用・プランニングをする仕事もあれば、エンジニアとしてデータ分析に関わる案件もあります。

また報酬相場ですが、ITプロパートナーズで多く見られるのは、「月収40万〜60万円」のレンジです。単価が比較的低い案件では月収30万円ほど。単価が高いものでは月100万円程度の案件もあります。報酬金額は、仕事内容や稼働日によって大きく変動します。

副業可能なデータ分析関連の職種

どのような職種の人が、データ分析関連の副業案件を獲得できるのか、気になっている方も多いでしょう。データ分析は、さまざまな業務で用いられるため、副業可能な職種も多種多様です。ここでは、その具体的な職種について解説します。

データサイエンティスト

データサイエンティストは、統計や機械学習などの知識を使って、「ビッグデータ」などを扱う職種です。ほかにも破損データ・不正確なデータに関わる「データクレンジング」や、「データベースの構築」などを行います。

データサイエンティストの業務は幅広く、スキルや経験によって報酬相場が大きく異なります。しかし専門性が非常に高い職種なので、一般的には副業でも大きく稼ぎやすいといえるでしょう。

データサイエンティストは副業できる?案件の取り方や必要スキル

データアナリスト

データアナリストは、統計学を使ってデータを分析する職種です。データ分析だけでなく、課題の洗い出しなどの現状分析を担当します。

データサイエンティストに似ていますが、データアナリストは「ビジネス寄り」という点が異なります。データ分析をマーケティングやビジネス上の成果に結びつける役割を担う職種です。

データアナリストの副業をする場合は、機械学習などAI関連の技術を扱うエンジニアとして関わることが多くなります。またビジネス視点での仕事ができるため、コンサルティング案件をこなすことも可能です。

データアナリストが副業で稼ぐには?必要スキルや案件獲得方法を紹介

コンサルタント

コンサルタントは、データ分析のスキルや経験などを生かして、コンサルティングを行う職種です。基本的な仕事内容は、クライアント企業に対して、経営や事業に関する提案をすることです。

外部の企業を相手にするため、提案の質を担保する高い専門性や、優れたコミュニケーションスキルが求められます。

マーケター・エンジニア

マーケターやエンジニアも、データ分析の副業に取り組める職種です。

マーケターは商品やサービスを売り込むための戦略立案や施策の実行などをする職種です。その業務では、データ分析のスキルが必要になることが多くあります。

またエンジニアも、データ分析との相性は抜群です。そもそもデータ分析をするためには、プログラミングに関する技術が欠かせません。例えばエンジニアのなかには、「AIエンジニア」「データエンジニア」など、機械学習のアプローチやデータ分析を担当する職種があります。

データ分析のおすすめ副業向け案件例

具体的にどのような案件があるのか、気になっている方も多いでしょう。ここでは、データ分析の副業案件例を紹介します。

まずは、美容系口コミ・予約アプリに関する、データサイエンティストの案件です。SQLを書いてデータ分析をし、データの可視化やマーケティングチームへの提言をします。週稼働日数は3日、想定月収は最大60万円です。

次に紹介するのは、アプリマーケティングに関する、マーケターの案件です。アプリストア最適化やインストール広告、UI/UX改善に関するマーケティング業務を担当します。週稼働日数は3日、想定月収は最大60万円です。

データサイエンティストやマーケターは、高単価の案件が比較的多くあります。

データ分析の副業をするのに必要なスキル・知識

データ分析の副業案件を獲得するためには、幅広いスキルと知識が必要です。ここでは、データ分析の副業をするために必要なスキル・知識を、5つのトピックに分けて解説します。

統計学・数学

まず必要になるのが、統計学・数学に関するスキルです。データを分析するために、統計学に関する知識は必須。まさにデータ分析の基礎となる分野であり、「統計の知識がなければデータ分析ができない」と言っても過言ではありません。

また統計学に関連して、数学のスキルや知識も重要です。数学のなかでも、特に確率や微分積分といった分野を活用します。独学や業務を通して深めておきたいスキルの1つです。

AI・機械学習

AI(人工知能)や機械学習に関するスキルもデータ分析の副業には欠かせません。昨今では、AIの発展により、ビジネスで機械学習が活用されるようになりました。

機械学習は、データを用意してコンピューターに学習させることで、主にビッグデータの分析に役立ちます。ビッグデータから手動で情報を抽出するのは、正確性や業務量の面で、人間にはほぼ不可能です。AIや機械学習のスキルがあれば、ビッグデータからの情報の抽出・分析ができます。

AI・機械学習を扱うスキルがあれば、データ分析のさまざまな案件で働けるチャンスが広がります。

論理的思考力

データ分析の副業には論理的思考力も必要です。データ分析は、集められた各種データの傾向を読み取り、課題解決の提案に結びつける作業です。

よりクオリティの高い提案をするためには、論理的思考力によって、正しい法則や結論を導き出さなければなりません。

論理的思考力は、課題解決に関わるコンサルタントだけでなく、エンジニアやマーケターなど、幅広い立場の人に欠かせないスキルです。普段の業務から意識的に培っておく必要があります。

ITスキル

AIや機械学習にも関連しますが、データ分析をするうえで一定のITスキルは必須です。

例えばAIや機械学習の分野では、プログラミング言語の「Python」が使われます。また案件例にもあった通り、「SQL」などデータベース系の言語も、データ分析の案件で役立つITスキルです。

このように、特定のITスキルを高めておくと、データ分析の副業を探す際に、案件を獲得しやすくなります。

Python副業で稼ぐには?未経験向け案件や必要スキル、案件獲得方法

マーケティング

マーケティングのスキルも、データ分析の仕事で大いに役立ちます。データ分析によって分かったことを実際のマーケティング施策に落とし込み、「売上アップ」という結果につなげるためには、マーケティングのスキルが必要です。

マーケターとして働く場合はもちろん、コンサルタントとしてクライアントに提案する際も、マーケティングに関する能力が重要になります。データ分析とマーケティング両方のスキルを持つ人材は、企業にとって頼れる存在です。

データ分析の副業をするメリット

データ分析の副業をすると、さまざまなメリットがあります。ここでは副業そのもののメリットから、データ分析ならではのメリットまで、幅広く解説します。データ分析の副業をするか迷っている場合は、こちらの内容を判断材料の1つにしてください。

収入が増える

データ分析の副業に限らず全ての副業にいえることですが、基本的なメリットは「収入が増える」ことです。複数の収入源を得ることになり、収入の安定化にもつながります。

またデータ分析の副業の費用相場は、一般的な副業と比べても高水準です。収入が増えると、生活にもゆとりができ、さまざまなキャリアの可能性が広がるでしょう。

データ分析に関する知識が深まる

副業を通して、データ分析に関する知識が深まるというメリットもあります。本業でもデータ分析をしている場合でも、分析対象が異なれば、当然扱うデータの質も変わるでしょう。さまざまな対象を扱うことで、データ分析に関する経験値が深まります。

また多くの業界でデータ分析をすれば、実務経験が身につくため、獲得できる案件の幅も広がります。案件の幅が広がることで、さらに多様なスキルが身につくという好循環が期待できるでしょう。

多様なキャリアの可能性を追求できる

副業によって、多様なキャリアの可能性を追求できるというメリットも見逃せません。副業で十分な収入が得られるようになり、スキルや人脈が広がっていけば、独立も視野に入れられます。

データ分析では多様なスキルが身につくため、フリーランスエンジニアやマーケター、コンサルタントなど独立の方向性もさまざまです。

また副業で身につけた経験を生かして、本業でのステップアップ・昇進を目指すこともできます。

未経験からデータ分析で副業は可能?

結論からいうと、未経験からデータ分析の副業をするのは、不可能ではありません。しかし、一般的には、かなりハードルが高いと考えておきましょう。

副業では基本的に即戦力が求められるため、高い専門性を持っていることが前提となります。フリーランスエージェントの案件を見ても、未経験可の案件はほとんどありません。

しかし独学で身につけたスキルをもとに、未経験でも契約できそうな初心者向けの案件に応募してみるという手もあります。未経験でも契約しやすい案件を見つけるには、クラウドソーシングなどがおすすめです。「データ分析 未経験可」などのキーワードで、クラウドソーシングの案件を検索してみましょう。

データ分析の副業を始める4つのステップ

データ分析の副業をするために、「何から始めればよいのか分からない」という方も多いかもしれません。ここでは、データ分析の副業を始める手順を、4つのステップに分けて解説します。

1.就業規則を確認する

データ分析の副業を始める前に、まずは会社の就業規則を見て、そもそも副業自体が可能かどうかを確認しましょう。副業解禁の企業が増えているとはいえ、副業を明確に禁止しているところもあります。

禁止されているにもかかわらず副業をして、本業に支障が出てしまった場合は、懲戒処分の対象となる可能性もあります。隠れて副業をしても、住民税額の手続きなど、さまざまなルートで発覚することが多いため、注意が必要です。

もし明確に禁止されていない場合でも、上司などに事前に相談しましょう。

2.副業の目的を整理する

次にデータ分析の副業をする目的を整理しましょう。「独立のために必要なスキル・経験を身につける」など、自分が何のために副業をするのか、長期的な目標を考えておくことが重要です。

ただ何となく副業をしているだけでは、収入は増えるとしても長期的な成長にはつながらないでしょう。また副業の案件を無計画に受けすぎて、本業に支障が出る可能性もあります。

副業を始める際は、必ず「なぜ副業をするのか」を考え、目的意識・計画性を持って取り組みましょう。

3.スキルを棚卸して分野を決める

目的が整理できたら、次に参入する分野を決めます。スキルの棚卸しをし、自分の強みがどこにあるのかを考えましょう。データ分析の副業案件を効率的に獲得するには、他者とは差別化された、その人ならではの「強み」が必要です。

強みが明確になっている方が、企業側から見て「発注しやすい人材」として評価されやすくなります。実務経験や持っている資格などから、自分が得意とする分野を考え、それに沿って副業案件を探すのがおすすめです。

4.実際に案件を探す

分野を決めたら、実際に案件を探して、仕事を受注します。仕事を獲得する方法は、技術の発展や社会情勢の変化に伴って多様化しており、さまざまなアプローチが可能です。

データ分析の仕事を獲得する方法について詳しくは、次の項目で解説します。

データ分析の副業案件を獲得する方法

データ分析で副業案件を獲得する方法は、主に「エージェント」「クラウドソーシング」「人脈やSNS」の3つです。各方法について、以下に詳しく解説します。

副業・フリーランスエージェント

データ分析の案件獲得ができるサービスの1つは、副業・フリーランス向けの「エージェント」です。エージェントとは、仕事を探す人材と企業を結びつける仲介サービスのこと。自分で案件を探す方法もありますが、エージェントを利用してプロに依頼した方が、案件が見つかりやすいことが多くあります。

データ分析に関連するエージェントは、大きく分けると「副業エージェント」と「フリーランスエージェント」の2種類です。副業エージェントとは、名前の通り副業をしたい人向けの特化型エージェントです。フリーランスエージェントは、正社員向けではなくフリーランス向けの業務委託案件を扱うエージェントのこと。

ITプロパートナーズでは、フリーランス向けのIT/Web系の案件を扱っており「週2~3日からOK」の副業向け案件も豊富にあります。

クラウドソーシング

クラウドソーシングで案件を探す方法もあります。クラウドソーシングサイトで、「データ分析」などのキーワードで検索すると案件が見つかることがあります。「未経験可」の仕事も見つかることがあるので、実務経験がない人や、副業初心者にもおすすめです。

ただし自己責任で仕事を探すことになるため、単価が低すぎる案件や詐欺に関係する恐れのあるものは注意深く避けましょう。またデータ分析のような専門的な副業を探す際は、クラウドワークスやランサーズなど総合型のサービスではなく、「クラウドテック」などの特化型クラウドソーシングを使うのがおすすめです。

人脈・SNS

人脈や友人関係を利用して、データ分析の仕事を紹介してもらうのも1つの方法です。知人からの紹介なので安心感があり、比較的カジュアルにやり取りできます。

フリーランスとしての独立を考えているなら、人脈は案件獲得の経路の1つとして重要です。会社員のうちにしっかりと人脈を構築しておきましょう。

また昨今では、SNSで案件を獲得する例も増えています。TwitterやInstagram、Facebookなどのサービスでは、ハッシュタグ検索することによって案件を獲得できます。手軽に案件を検索できるため、他の方法と併用するのもよいでしょう。

まとめ

データ分析の副業は、報酬相場も高く、取り組むメリットが大きいといえます。本業に影響を及ぼさない程度を意識し、副業案件を実際にこなしてみましょう。

ただし基本的には経験者向けの副業であり、データ分析の実務経験がない場合には、始めるのが難しいジャンルです。まずは何らかの方法で実務経験を積むことから始めましょう。

データ分析の副業案件を獲得する方法はさまざまです。副業案件を扱っているエージェントをお探しなら、ITプロパートナーズをご利用ください。「週2日・3日」など、副業でも働きやすい案件が揃っています。

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