こんにちは、ITプロマガジンです。
近年、仕事を続けながら副業でちょっとした収入を得るという働き方をする人が増えており、2019年ごろからは、大企業でも社員の副業を解禁する動きが出始めています。
そんな中、注目されるおすすめの副業が「デザイナー」です。実際にデザイナーとして副業を始めたいと考えていて、収入事情や案件例などについて知りたい人もいるのではないでしょうか。
この記事では、デザイナーが副業で稼ぐ方法や案件の種類、収入や仕事獲得方法、注意点などを解説します。副業デザイナーをはじめたい人にとって知っておきたい情報がたくさんありますので、ぜひ参考にしてください。
弊社では、数多くのデザイナーの方にフリーランス案件を獲得していただいています。経験とスキルさえあれば、週2日から高収入案件をご紹介できます。まずは無料登録をして色々な案件をみて見てください。弊社からおすすめの案件をご紹介することも可能です。
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フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。
ITプロパートナーズでは、
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初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?
目次
副業としてデザインがおすすめな理由
副業としてのデザインをおすすめする理由は、大きく4つあります。
- 1.在宅で仕事ができる
- 2.ビジネススキルが身につく
- 3.本業にも活かせる
- 4.将来はフリーランスとして独立も可能
それぞれの理由について、紹介します。
1.在宅で仕事できる
おすすめの理由の1つ目は、在宅で仕事ができることです。
デザインの仕事は、パソコンがあればどこでもできます。家で動画やSNSをする時間を副業に回すことで、ちょっとした時間を有効活用してお金を稼ぐことができます。
2.ビジネススキルが身につく
2つ目の理由は、ビジネススキルが身につくことです。
副業では、案件獲得(営業)から請求・売上管理・確定申告(経理)まですべてのタスクを自分ひとりで行わなければいけません。そのため、副業をすると営業力や事務処理能力などのさまざまなビジネススキルが身にきます。
3.本業にも活かせる
デザインスキルは本業にも活かせます。
副業をすることで得た経験や学びは、そのまま本業にも活かせます。会社でしたことがなかった業界のデザインを手掛けることで、知識が広がることもあるでしょう。また、副業をすることで身についた提案力やプレゼン力が、会社での仕事に役立つこともあります。
4.フリーランスデザイナーとして独立も可能
4つ目の理由は、副業で実績を積むことでフリーランスデザイナーとして独立することも可能になることです。
フリーランスとして独立し稼ぐには、スキルや経験・実績のほか、案件獲得のための人脈や開業資金などが必要です。デザイナーとして副業をすることで、会社員として安定した収入を得つつ、独立に向けた実績や人脈づくり、開業資金の確保ができます。
副業しやすいデザイナーの種類
デザイナーの中でも特に副業しやすいのは、グラフィックデザイナーとWebデザイナーです。それぞれどのようなデザイナーなのか、なぜ副業しやすいのかを紹介します。
グラフィックデザイナー
グラフィックデザイナーは、ポスターやチラシ、ロゴなどの紙媒体をデザインする人です。デザイナー職の中でも人気が高い職種です。
紙媒体に使われることも多いので、印刷に耐えられるレベルの解像度で作品を作成する必要があります。
Webデザイナー
Webデザイナーは、サイトやバナーなどのWeb媒体をデザインする人です。
Webデザイナーの仕事は、デザインだけを作るものと作ったデザインをプログラミング言語で記述し形にする(コーディング)ものがあります。コーディングができるとより高い報酬を得ることができます。
デザイナーの主な副業案件
デザイナーの副業案件の中でも多いのは、以下の3つです。
- Webデザイン・サイト制作
- バナー・ロゴ制作
- プロモーション素材の制作
この3つの案件について、詳しく紹介します。案件探しをするときの参考にしてください。
Webデザイン・サイト制作
Webデザイン・サイト制作は、Webサイトをデザインする案件です。
デザインだけで終わるケースもありますが、中にはプログラミング言語を使ってサイトを構築する(コーディングする)業務も求められるケースもあります。
最近はWordPressなどのCMS(コンテンツ管理システム)を使ってWebサイトを制作することが多いため、人気のCSMの扱い方に慣れておく必要があります。
デザインスキルに加え、サイト構築に必要なHTMLやCSS、Java Scriptなどのプログラミング言語を習得してコーディングまでできるようにしておくと、仕事の幅が広がります。
バナー・ロゴ制作
Webサイトなどのバナーやロゴの制作も、人気の案件の1つです。しかるべき素材とIllustratorやPhotoshopといったソフトがあればすぐに取り組める手軽さが魅力です。
バナーもロゴも、企業のメッセージを伝えユーザーの注意を引くために使うものです。制作にあたっては、用途や意図、企業が伝えたいメッセージなどをしっかりヒアリングする必要があります。
デザイン力だけでなく、顧客に対するヒアリング力、コミュニケーション力、共感力などももとめられる案件です。
プロモーション素材の制作
ポスター、チラシ、パンフレットなどのプロモーション素材の制作も人気の案件です。プロモーション素材は紙媒体で使われることも多いので、印刷に耐えられる解像度で制作する必要があります。
プロモーション素材は、企業の売上・認知アップに繋げるために作るものです。デザインした素材の良し悪しが比較的わかりやすいので、やりがいや手応えを感じやすいのが特徴です。
副業デザイナーの収入目安
副業デザイナーの収入はいくらくらいが見込めるのか、クラウドソーシングサービスを例に紹介します。
クラウドソーシングの大手であるランサーズやクラウドワークスを見ると、主なデザイナーの報酬目安は以下のとおりです。
- グラフィックデザイナー 1件1万円~10万円
- Webデザイナーの場合 1件5万円~40万円
例えば、クラウドソーシングでは以下のような案件が募集されています。
報酬目安は内容や求められるスキルによって大きな幅があります。副業で始めるときは比較的簡単で報酬も比較的低い案件から受注していくことがほとんどです。
経験別デザイナーの副業案件獲得方法
デザインの副業案件を得る方法は、その人の経験レベルによって違います。初心者・未経験者、中級者、上級者それぞれの仕事獲得方法を紹介します。
デザイナー初心者・未経験の場合の副業案件獲得方法
仕事としてのデザインをしたことがない未経験者や、仕事としてのデザインの経験が浅い初心者の仕事獲得方法は、主に友人・知人の紹介やクラウドソーシングの利用です。
知人・友人の紹介
「デザインの副業をはじめることになったので、なにかあったら声をかけてほしい」と友人・知人にお願いする方法です。友人・知人が依頼することは少ないかもしれませんが、その紹介で仕事を紹介してもらえる可能性があります。
紹介で案件獲得する際に注意すべきことは、価格交渉です。紹介で案件を募集すると、しばしば「友人・知人だから格安でやってほしい」と格安でやることを要求されるケースがあります。あまりにも非常識な価格を提示された場合は、きっぱり断るようにしましょう。
クラウドソーシング
クラウドソーシングを利用して案件を探すのも1つの方法です。クラウドソーシングとは、企業や個人がクラウドソーシングサイトを通じて案件を公募し、外注する仕組みです。内容や報酬を見て、自分にできそうな案件には積極的に応募するといいでしょう。
代表的なクラウドソーシングサービスには、ランサーズ とクラウドワークスがあります。どちらも無料でアカウント登録・案件探しができます。クラウドソーシングを使うと案件が終了するごとにクライアントから評価される仕組みになっています。良い評価をこつこつ得ていくことで、クライアントから直接スカウトされることもあります。
デザインスクールからの紹介
デザインスクールに通っている場合は、スクールから案件を紹介してもらう方法もあります。
スクールから紹介してもらうことのメリットは、信用のおける相手を紹介してもらえる可能性が高いことです。また、万一トラブルになった場合にスクールに相談しやすいというメリットもあります。
デザイン系のスクールに通っているのであれば、一度問い合わせてみることをおすすめします。
デザイナー中級者の場合の副業案件獲得方法
デザイナーとしての実務経験を数年積んだ中級者には、以下の方法もおすすめです。
- SNS・ブログでの情報発信
- マッチングサービスの利用
- サイト運営
- ネットショップ解説
- コンペに参加する
それぞれの方法を解説します。
SNS・ブログでの情報発信
SNSやブログで今までの実績などやデザインに対する考え、持っているスキルの紹介などの情報を発信してみましょう。案件を募集していることも積極的に発信すると、クライアントから依頼がくる可能性があります。
どのような情報を発信すればわからない場合は、まずデザイナーのアカウントをいくつかフォローするなどして参考にしましょう。
マッチングサービスの利用
副業・フリーランス向けのマッチングサービスを利用するのも中級者デザイナーにおすすめです。
マッチングサービスは、クラウドソーシングと比べると比較的高いスキルを持った人向けの案件が中心に掲載されています。内容も高度なものも多く、報酬も高めです。
サイト運営
ブログでの情報発信を一歩すすめて、自分のサイトを構築して運営するのも1つの方法です。
特にWebデザイナーの場合は、自分がどんなスキルを持っていてどんなサイトを作れるかの見本にもなります。さらにサイトにポートフォリオをまとめ、コンタクト用のメールフォームを設置しておけば有力な営業ツールにもなるでしょう。
ネットショップ開設
自分のデザインを使ってなにかしらのグッズを作ることができる場合は、自分のネットショップを開設して直接販売する方法もあります。
現在は、非常に簡単にネットショップが開設・運営できるサービスも多くあります。これらのサービスを利用してみてはいかがでしょうか。
コンペに参加する
ある程度デザインに自信があるなら、コンペやデザインコンテストに応募する方法もあります。
コンペに参加する大きなメリットは2つあります。1つは入賞した場合に受け取れる賞金です。賞金は数十万円から100万円程度のものが多く、入賞すればかなりまとまった金額を受け取ることができます。
もう1つのメリットは大きな実績になることです。コンペやデザインコンテストに入賞した経験があることは、案件獲得時に大きなアピールポイントになります。
デザイナー上級者の場合の副業案件獲得方法
独立することも視野に入っているデザイナー上級者の場合は、企業に直接営業をかける、エージェントを活用するのも案件獲得の方法です。
企業に直接営業を行う
デザイナーを募集している企業を探して、直接営業をかけます。検索エンジンやSNSなどで「デザイナー 募集」などのキーワードで検索し、自分にマッチしそうな企業が見つかったらコンタクトをとって実績をアピールしてください。
エージェントを活用する
フリーランスとして独立する場合は、案件を紹介してくれるエージェントを利用しましょう。
弊社ITプロパートナーズでは、副業デザイナーやフリーランス初心者のデザイナーが取り組みやすい案件も多く紹介しています。週2~3日程度の稼働でよい案件から、週5日しっかりかかわる案件まで内容もさまざまです。興味がある方はぜひ一度登録して案件を探してみてください。弊社では、以下のような副業案件も取り扱っています。
デザイナーとして副業する際の3つのポイント
デザイナーとして副業案件を獲得するにあたり、押さえておきたいポイントは以下の3つです。
- 1.魅力的なポートフォリオを作成する
- 2.継続依頼の仕事を受注する
- 3.受注案件をコントロールする
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
1.魅力的なポートフォリオを作成する
わかりやすく魅力的なポートフォリオを作りましょう。
ポートフォリオというのは、自分の実績をわかりやすくまとめた作品集です。案件への応募条件として提出を求められることもよくあります。自分のスキルやセンスが伝わる見やすいポートフォリオを作成して、いつでも提出できるように準備しておきましょう。
2.継続依頼の仕事を受注する
継続依頼の案件を受注するようにしましょう。
安定した収入を得るために、継続的な案件の受注は欠かせません。たとえばWebサイトのデザインは、そのサイトを作ってしまったらそこで仕事は終わります。しかし、Webサイトのデザインと運営・保守管理まで受注できれば、長期間にわたり一定の収入を得られます。
3.受注案件数をコントロールする
受注案件数をコントロールすることも大切です。
フリーランスには、案件が集中する時期と比較的案件が空いている時期がどうしてもできがちです。納期やどの作業にどれくらいの時間がかかるかなどを把握しスケジュールを立て、コンスタントに案件を受けられるようしましょう。
デザインスキルを活かしたその他のおすすめ副業
デザインスキルを持っている場合、デザインをする以外にも以下のような副業の道があります。
- ストアカ講師
- LINEスタンプ制作・販売
- ハンドメイド作品制作・販売
それぞれの方法について紹介します。
ストアカ講師
ストアカなどでデザイン講師の副業をする方法です。
ストアカは、教えたい人と学びたい人を結びつけるサービスです。このようなサービスを利用し、デザインやイラスト制作、Web制作など自分ができるスキルを教えてみてはいかがでしょうか。
LINEスタンプ制作・販売
LINEスタンプを自分で作って販売する副業です。
LINEスタンプの販売は人気の副業で、ライバルが非常に多くいます。いきなり販売するのではなく、イラストをコツコツSNSなどで発表して見込み客を集めることから始めたほうがよいでしょう。
ハンドメイド作品制作・販売
自分の作品を使ったスマホケースやTシャツなどのグッズをアプリで販売する副業です。
ハンドメイド作品の販売は、「ヒルナンデス」などのテレビ番組でもしばしば取り上げられるため、デザイナーはもちろん主婦にも人気の副業です。グッズ制作アプリやサービスを利用して、デザイナーならではのセンスを活かしたグッズを作ってみてはいかがでしょうか。
デザイナーとして副業を始める際の注意点
デザイナーとして副業を始めるにあたっては、以下のようにいくつか気をつけなければいけないことがあります。
- 確定申告は忘れずに行う
- 本業に関係する企業とは取引しない
- 会社で副業が禁止されていないか確認する
- デザイナーの副業はライバルが多い
- スケジュール管理を徹底する必要がある
それぞれのポイントを紹介します。
確定申告は忘れずに行う
副業で収入を得たら、確定申告を忘れず行います。副業としての収入がある場合、会社員であっても給与所得(本業の収入)と副業収入の両方を申告する必要があります。
確定申告したら会社に副業がバレるのではないか、そもそも確定申告はどうすればいいのかなどの不安を感じる人もいることでしょう。確定申告に関しての悩みや不安があれば、自治体などが行っている無料税務相談を利用することをおすすめします。
本業に関係する企業とは取引しない
本業と関係ある企業の案件は引き受けないようにしましょう。
本業と関係ある企業の案件を避ける理由は、情報漏えいを防ぐためです。こちらにそのつもりがなかったとしても、取引先とのやりとりの中でうっかり本業に関する話を出してしまう可能性があります。逆に、副業関連で得た情報を勤め先でうっかり話してしまう可能性もあります。本業に迷惑を掛けないよう、取引先選びは慎重に行ってください。
会社で副業が禁止されていないか確認する
就業規則で副業が禁止されていないか確認しておきましょう。
副業を認めている企業であっても、副業するにあたって条件が課されている場合もあります。禁止されている、あるいは課されている条件に反する副業をした場合、会社から処分を受ける可能性があります。安心して副業をするためにも、就業規則の確認は欠かせません。
デザイナーの副業はライバルが多い
デザイナーの副業はライバルが多く、競争が激しい世界です。
稼げるデザイナーになるには、多数のライバルの中から一歩抜け出すための不断の努力が必要です。スキルやセンスはもちろん、コミュニケーション力や提案力を磨いて信頼を得られるようなデザイナーになりましょう。最新情報のキャッチアップも欠かせません。
スケジュール管理を徹底する必要がある
スケジュール管理は徹底して行いましょう。
本業が多忙で副業の納期に遅れてしまった、副業が忙しくて睡眠不足になり本業に支障が出た。こういった本業・副業両方に悪影響が出る状況に陥らないようにしてください。本業と副業を両立できるよう、無理のないスケジュールを立ててください。
まとめ
デザイナーは、在宅でも仕事ができる上に、将来的にフリーランスとして独立できる可能性もあるおすすめの副業です。
継続的に副業デザイナーとして仕事をしていくには、まずは案件獲得が最初の一歩です。魅力的なポートフォリオを作成し、知人・友人の紹介やクラウドソーシングなどを利用して案件を探してみてはいかがでしょうか。継続的な案件を受けることができると、安定した副業収入を得ることができます。安定したら独立を視野に入れ、エージェントを利用するなどしてよりよい案件を探してみてください。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい
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