グラフィックデザイナーは副業で稼げる?在宅や未経験可能案件も紹介

こんにちは、ITプロマガジンです。

昨今、本業とは別に副業をする人が増えています。「グラフィックデザイナーとして働いており、何かよい副業はないか探している」「別の本業をしているが、副業でグラフィックデザイナーを始めたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、グラフィックデザイナーの副業が気になっている方に向けて、収入目安や副業案件の種類など、幅広く解説します。未経験者が副業案件を獲得するコツにも触れているので、ぜひ参考にしてください。

フリーランスの単価の伸ばし方

「必要以上に安売りをしてしまう」「市場感より高い単価で参画してしまいトラブルになる..」

フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。

ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。

ITプロパートナーズでは、

・9割がエンド直案件のため、高単価
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Contents

グラフィックデザイナーの副業は稼げる?収入目安は?

グラフィクデザイナーの副業案件の報酬相場は数万〜10万円前後と幅広いです。スキルや経験、そして案件内容によってかなり違いが出てきます。例えばクラウドソーシングの案件相場は以下の通りです。

  • ロゴ作成:10,000円〜
  • Webページデザイン:50,000円〜
  • チラシデザイン:20,000円〜

上手く仕事を掛け持ちしながら複数案件をこなせば、十分な副業収入を得られる単価でしょう。

もともとデザインの仕事は成果が分かりやすいので副業に向いており、依頼主との交渉次第ですが、単価も自分で決めることができるため「思ったより高く売ることができた!」といったことがあり得るのです。

そのためグラフィックデザイナーの仕事は、方法をしっかり選べば副業で稼ぐことも十分可能だと言えるでしょう。また、フリーランスのグラフィックデザイナーの年収は、約400万〜700万と高いので、副業ではなく、独立してフリーランス一本で活動しやすいのも魅力です。

フリーランスのグラフィックデザイナーとして案件獲得を考えている方は、ぜひ弊社ITプロパートナーズにご相談ください。

グラフィックデザイナーの副業案件の種類と実例

グラフィックデザイナーは、Webサイトやアプリ、雑誌や新聞などの広告、パッケージデザインやチラシなど、主にWebプロダクトや広告物のデザインを行います

ここでは、グラフィックデザイナーの実際の副業案件例を、以下のように目的別に分けて紹介します。

  • 在宅可能な副業案件
  • 未経験可能な副業案件
  • 土日で稼げる副業案件

在宅可能な副業案件例

より時間を有効活用したい人にとって、「在宅業務が可能であること」は重要な要件になるでしょう。グラフィックデザイナーの案件は、在宅勤務ができる仕事も多くあります。

下記は、フリーランス・副業案件を扱うエージェントである弊社「ITプロパートナーズ」に掲載されている、クリエイティブデザイナーに関する案件です。

案件名【Photoshop/Illustrator】ブランディングにおけるクリエイティブデザイナーの案件・求人
案件単価〜90,000円/月
勤務地フルリモート
スキルAdobe Photoshop/Adobe Illustrator/Figma のデザインツール使用経験,デザイナーとしての実務経験3年以上の経験
職種・ポジションWebデザイナー,グラフィックデザイナー

こちらの案件は、イベントや企画のブランディングに関わるクリエイティブ制作(広告バナー、SNS投稿画像、キャンペーンLPなど)、新アイテム導入時のアートディレクション(撮影ディレクション、写真レタッチ)が業務内容です。

必須スキルとして、Adobe PhotoshopやAdobe Illustrator、Figmaの使用経験、デザイナーとしての実務経験3年以上が求められています。

未経験可能な副業案件例

グラフィックデザイナーの案件と言えば高いスキルや豊富経験が求められるイメージがありますが、実際には未経験者あるいは初心者でも応募できる副業案件もあります。以下は大手クラウドソーシング「クラウドワークス」に掲載されている案件例です。

パンフレットやポスターのように、予算が非常に幅広い分野の場合は未経験・初心者でも案件を受注できることがあります。一方、企業ロゴやWebサイト・ゲーム内のグラフィック制作は全体的に予算が高くなる傾向があり、経験者でなければ案件獲得は難しいと考えておきましょう。

土日で稼げる副業案件例

副業をするのであれば、土日を使って効率的に稼ぎたいと考えている方も多いでしょう。グラフィックデザイナーの副業の案件として、「週2日から可能」の案件は多く、幅広い選択肢から選べます

以下の案件は、週2日から取り組める仕事です。もちろん土日のみの稼働が可能かどうかは、クライアントとの相談にもよりますが、短い時間を使って効率的に稼げます。

引用元:タウンワーク

弊社ITプロパートナーズでは、フリーランスデザイナー向けの案件を数多く扱っています。実務経験のある方は、週2日〜の高単価案件を獲得できる可能性が非常に高いです。弊社エージェントがあなたに最適な案件を紹介させて頂くので、ぜひお気軽にご相談ください。

グラフィックデザイナーとして副業する為に必要なスキルと知識

グラフィックデザイナーの副業をするためには、下記のようなスキルが必要です。

  • PhotoshopやIllustratorなどのツールが使用できる
  • UI/UXデザインの知識
  • マーケティングの知識
  • 営業やコミュニケーションスキル
  • 著作権や肖像権に関する知識

それぞれのスキルについて詳しく紹介します。

PhotoshopやIllustratorなどのツールが使用できる

グラフィックデザイナーの必須ツールであるPhotoshopやIllustratorは一通り問題なく使用できるようにしましょう。ただし、初心者や未経験者の場合は「問題なく使用できるとはどの程度のことか?」とわからなくなってしまいますよね。その場合は、「依頼されたことについて対応できるか」を基準にしてみてください。

依頼された通りにバナーが作れる・ロゴが作れる・画像の加工ができると実務レベルでPhotoshopとIllustratorが使えるという基準になります。

また、上記以外のツールも使用できるとより細かい依頼にも対応できるようになるので、PhotoshopとIllustratorが使えるようになったら積極的に他のツールも使えるように勉強してみましょう。

なお、Photoshopの副業についてはこちらIllustratorの副業についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、併せて参考にして下さい。

UI/UXデザインの知識

UI(ユーザーインターフェース)とは、システムやプログラムのことを指し、UX(ユーザーエクスペリエンス)はユーザーがシステムやプログラムを通じて得られる体験のことを言います。

UI/UXを考慮せず、デザインやフォント、未字の大きさを決めてしまうと、ユーザーが「使いにくい」と感じてユーザー行動に大きな悪影響を与えます。

作成した成果物の登録者数や売り上げなどをアップするために、UI/UXを理解した上でデザインを作成することが求められます。ツールやデザインのスキルの他にUI/UXの知識も持っておきましょう。

マーケティングの知識

グラフィックデザイナーは、マーケティングやコミュニケーションスキルがあるとクライアントの意図を汲み取ったデザインが作成できます。

特に、WebマーケティングやSEOについて勉強するのがおすすめです。「自社サービスを購入してもらえた」「サイトにユーザーを集客できるようになった」などクライアントの効果に直結できるメリットがあります。

また、デザインを作る以外の付加価値があることで、より案件を獲得しやすくなりますし、クライアントからの仕事も受注できる確率がアップします。

営業やコミュニケーションスキル

業務を円滑に進めたり営業するのに必要なのは、コミュニケーションスキルです。具体的には、クライアントからの要望を性格にヒアリングしたり、うまく言語化して説明できることが大切です。また、言葉でわかりにくい箇所は、パワーポイントを用意するなど、細やかな気遣いがあると良いでしょう。

始めはうまくいかないことが多いと思いますが、場数を踏むとスムーズにコミュニケーションが取れるようになるので、継続してやってみることが大切です。

ただし、人によっては「営業が苦手…」「ひたすら業務に集中したい!」という方もいるかもしれません。その場合は、代理で手続きや営業を請け負ってくれるエージェントを頼るのがおすすめです。

著作権や肖像権に関する知識

グラフィックデザイナーとして副業を行う場合、著作権や肖像権に関する知識は無視できません。

著作権は、創作者が自分の作品に対して持つ独占的な権利であり、他人が無断で複製や配布、公開することを禁止するというものです。肖像権は、個人の肖像を無断で使用されない権利で、特に人物の写真やイラストを作品に使用する場合に考慮が必要です。

副業としてデザイン作業を行う場合、使用する画像や素材が他人の著作権や肖像権を侵害していないか確認し、必要であれば許可を取るか、著作権フリーの素材を使用する必要があります。

副業としてグラフィックデザインを行う際は、契約先の企業とトラブルにならないように制作物についての著作権や肖像権の知識を身につけてください。

グラフィックデザイナーは未経験でも副業は可能?

「グラフィックデザイナー未経験でも副業はできるの?」と疑問に思っている方もいるかもしれません。グラフィックデザイナーの副業は、条件として実務経験が求められることがほとんどです。そのため未経験の状態で参入するハードルは、かなり高いと言えるでしょう。

未経験からグラフィックデザイナーとして副業案件を獲得するには、まず以下のスキルを最低限身につけるようにしましょう。

  • デザインに関するスキル
  • 実績・実務経験
  • コミュニケーションスキル

このようなスキルは基本的に独学でも習得できますが、特にデザインスキルや実績はデザインスクールを受講し学ぶのが効率的でしょう。初心者におすすめなスクールとしては「デジハリonline」や「Winスクール」などが挙げられます。スクールに通うのは当然お金がかかりますが、総合的にスキルを身につけられるだけでなく、受講後に案件を紹介してもらえる可能性もあるので、未経験者にはおすすめです。

独学から副業案件に応募する際は、「未経験可」の案件に応募するか、実際に自分で作品を作るなどして、一定の実績(実務経験)を作るようにしましょう。「未経験可」といった案件は少なく、単価も低いですが、まずは簡単な案件から実績を積み上げていくことが大切です。

グラフィックデザイナーが副業案件を獲得する方法5選

グラフィックデザイナーが副業で稼ぐための仕事探しの方法は、以下の通りです。

  • 副業・フリーランスエージェント
  • クラウドソーシング
  • SNS・友人の紹介
  • ブログ・ポートフォリオ
  • デザインスクールからの紹介

ここでは、それぞれの特徴を解説します。

1.副業・フリーランスエージェントを利用する

スキルや経験がある人におすすめの方法が、副業・フリーランスエージェントの活用です。エージェントで案件を獲得するには実務経験が必要になることがほとんどですが、その分、個人では難しい大手との取引や、高単価案件を紹介してもらえます。

また契約周りや税金周りなど、エージェントサポートが受けられるため、安心して仕事に取り組めるのも魅力です。

ITプロパートナーズでは、週2〜3から稼働できる高単価案件も取り扱っています。デザイナーの案件もいくつか取り扱っているので、気になる方は下記のリンクからお気軽にご相談ください。

2.クラウドソーシングを利用する

クラウドソーシングは、仕事を依頼したい企業や個人がオンライン上で不特定多数の人に仕事を依頼したり、仕事ができる人を募集したりできるサービスです。クラウドワークスランサーズのようなサービスがよく知られています。

副業として稼ぐためには、個人の実績が必要ですが、クラウドソーシングでは未経験からでも案件を獲得しやすいという特徴があります。その分、単価の低い案件は多いですが、クラウドソーシングで実績を得て、そこから将来的に単価の高い仕事につなげられます。

クラウドソーシングサイトおすすめ15選!初心者が副業で稼ぐコツとは

3.SNS・友人の紹介で受注する

SNSや友人の紹介で仕事を受注するケースもあります。SNSであればTwitterやInstagramなどで、検索画面から「#グラフィックデザイン 募集」といったように検索すると、求人が出てくるのでそこから応募しましょう。友人からの紹介は、トラブルにつながる可能性もあるため、事前に業務内容や条件をすり合わせておくのがおすすめです。

また、グラフィックデザイナーのキャリアの作り方やスキルアップの方法など、ユーザーが興味を惹きそうなことを情報発信し、フォロワーを増やして企業から仕事を依頼してもらう方法もあります。

4.ブログ・ポートフォリオから受注する

ブログやポートフォリオから受注する方法もあります。ブログでグラフィックデザイナーに関する情報発信をしており、ポートフォリオがある場合、そこから仕事の受注につながるケースも珍しくありません。自分から営業をかける必要もないため、効率よく案件を獲得できる方法です。

ポートフォリオは最新のものを使うようにしてください。もし、ポートフォリオが古いままだと、自分が身につけた最新のスキルをアピールできなくなってしまうので、新しく作り直すのが良いでしょう。

5.デザインスクールから紹介を受ける

デザインスクールから紹介を受ける方法もあります。スクールによっては、受講後に案件を紹介してくれるところもあるので、積極的に活用しましょう。

「グラフィックデザイナーとしての基礎スキルを身につけただけで、実務としてやっていける自信がない」といった不安を抱える人も多いでしょう。しかしデザインスクールが紹介する案件は、「未経験」もしくは「未経験に近い状態」でも受けられる仕事がほとんどです。

実務経験が浅いうちは、案件の獲得が難しいため、ここで実績を作っておきましょう。

グラフィックデザイナーが副業案件を獲得するためのポイント

グラフィックデザイナーが副業案件を獲得するためには、以下のポイントを意識しましょう。

  • ポートフォリオを充実させる
  • 積極的にアウトプットをする
  • 自分の作品の特徴をしっかりとアピールする

それぞれについて詳しく紹介します。

ポートフォリオを充実させる

グラフィックデザイナーが副業案件を獲得するためには、ポートフォリオを充実させましょう。ポートフォリオはデザイナーなどのクリエイターが自身の実績を相手にアピールするためのものです。

ポートフォリオとして提出することができる作品は、可能な限り多く用意しておきましょう。ポートフォリオの作成は時間がかかるため、ついつい過去の作品を使い回しがちです。しかし、同じようなポートフォリオを使い回して提出するのは、好ましくありません。

本来であれば、アピールする相手によって最適なポートフォリオを提出する必要があります。素晴らしい作品であっても、受けてに響く作品でなければ仕事に結びつきません。毎回作成するのは難しいとしても、ポートフォリオを多く用意しておき、相手にあった作品をピックアップして提出できるようにしておきましょう。

積極的にアウトプットをする

グラフィックデザイナーは、アウトプットすることも非常に大切です。自分で作成した作品をアウトプットすることで、より多くの人に自分の作品を見てもらうことができます。

アウトプット先としては、InstagramやX、TumblrなどのSNSを活用している人が多いです。また、pixivのようなイラスト公開サイトにアウトプットするのも良いでしょう。

SNSやイラスト公開サイトをきっかけに、作品が気に入って案件に繋がるケースも少なくありません。アウトプットのために作成した作品はポートフォリオとしても活用することができるので、たくさんの作品を作りアウトプットするようにしましょう。

自分の作品の特徴をしっかりとアピールする

グラフィックデザイナーは、自分の作品をしっかりアピールするために、作品の特徴を分析して理解しましょう。自分がどんなグラフィックを作成できるか、どんな人に刺さるかなど、特徴や強みを把握しておくと、クライアント相手にアピールがしやすくなります。

デザインは特徴が出やすい分野でもあるので、気に入った人は継続受注をすることも多いです。自分の作品の特徴を活かすことで、他のデザイナーには出せない自分なりのアピールができるようになります。

グラフィックデザイナーが副業をするメリット

グラフィックデザイナーとして副業をすると、さまざまなメリットがあります。ここでは副業のメリットを4つ解説します。

1.収入が増える

1つ目のメリットは収入が増えることです。グラフィックデザイナーとして培ってきたスキルを副業に生かせば、本業と合わせて大きな収入を得られます。収入が増えれば心に余裕が生まれ、新しいスキルを勉強したりちょっとした贅沢をしたりと、人生を豊かにできるでしょう。

グラフィックデザイナーは、副業案件の報酬相場を見ても分かるように、スキルがあれば副業のなかでも比較的稼ぎやすい仕事と言えます。平日の夜や土日など、空いた時間を活用しやすいのもポイントです。

2.スキルの幅が広がる

2つ目のメリットはスキルの幅が広がることです。会社に所属してグラフィックデザイナーとして活動している場合、自分の裁量で仕事をするのが難しいため、「磨きたいスキルを磨く」といった希望が通らない場合もあります。

しかし副業であれば、自分のやりたい仕事ができます。例えばWebページデザインのスキルを重点的に高めたいのであれば、「Webページの案件だけ受ける」といった方針も可能です。

3.人脈が広がる

3つ目のメリットは人脈が広がることです。正社員として業務を進める場合、関わる人の範囲は「会社の人」もしくは「クライアント」に限定されます。しかし副業に取り組めば、本業では出会えなかったさまざまな人々と交流できます。

特にグラフィックデザイナーのようなクリエイティブ職は、人脈の形成がとても重要です。

4.独立や起業の準備にもなる

将来的に独立や起業を検討しているグラフィックデザイナーにとって、副業はその準備にもなります。

独立をすると会社の後ろ盾がなくなるため、自身のスキルや人脈が必要になりますが、副業から携わっていることで準備を進められます。

また独立・起業のためには、ある程度まとまった自己資金が必要ですが、副業は本業と同時に収入を得られるので、経済的な負担を軽減できるメリットもあるのです。

もし、フリーランスとしての独立も視野に入れている方は、ぜひITプロパートナーズをご利用ください。弊社では、フルタイム案件はもちろん、週3程度から働ける案件も数多く扱っています。また、案件のおよそ7割がフルリモートなので、自宅にいながら働くことも可能です。興味のある方は、以下からチェックしてみてください。

グラフィックデザイナーが副業を始める際の注意点

グラフィックデザイナーが副業を始める際は、いくつかの注意点があります。ここでは、主な4つの注意点を詳しく解説します。

事前に勤め先の就業規則を確認する

まずは勤め先の就業規則を確認しましょう。そもそも副業が禁止されている場合は、グラフィックデザイナーとして案件を受けられません。隠れて副業をする人もいますが、住民税や関係者からの通報など、さまざまなルートで発覚してしまいます。

特に本業がデザイナーのようなクリエイティブ業界の場合は、自社の情報やノウハウが競合他社に流れてしまうことを恐れ、「副業禁止」にしているところも少なくありません。また、本業の会社で引き受ける予定だった仕事を個人で受注してしまい、問題になったというケースもあるようです。「副業OK」の場合でも、上司に事前に相談しておくようにしましょう。

著作権に気を付ける

グラフィックデザイナーが注意しておきたいことは、著作権についてです。大きく分けて2つのことに気をつけましょう。

一つ目は、著作権について知識を身につけておくということです。著作権とは、自分が作成した作品に発生する権利のことで、勝手にコピーされたり、他者に使用されるのを防ぐためにあります。

著作権に違反した場合、仕事が来なくなってしまうので必ず勉強しておきましょう。YouTubeや書籍でも勉強できますが、何から勉強すれば良いかわからない…という方は勉強会に参加するのもおすすめです。勉強会は弁護士などの講師を招いて行われるので、より効率的に知識が身につきます。

二つ目は、著作権の譲渡についてです。デザインを作った人が著作権を所有しているため、納品した後に著作権をクライアントに渡すか決めておく必要があります。ここをはっきりしておかないと、のちにトラブルに発展するので、契約時に必ず確認しましょう。

税金・確定申告に関する知識をつけておく

税金や確定申告に関する知識をつけておくのも重要です。グラフィックデザイナーとして副業をし、ある程度の収入を確保すると、確定申告をしなければなりません。

確定申告は、大まかに分けて白色申告と青色申告の2種類です。特に青色申告の場合、決算書類を作成しなければならないため、とても煩雑な作業になります。「税理士に相談するのか」「会計ソフトなどの知識をつけて自分でするのか」など、副業を始める前から税金・確定申告のシミュレーションをしておきましょう。

本業に支障が出ないようにする

グラフィックデザイナーとして副業を始める際は、本業に支障が出ないようにすることを心がけましょう。副業はあくまでも副業であり、生活のメインになるのは本業です。副業に気を取られて本業がおろそかにならないよう注意する必要があります。

本業に支障を出ないようにするためには、todoリストの作成やアプリで時間を管理する方法がおすすめです。タスクを書き出すだけでなく、業務にかかった工数の振り返りも忘れずにしましょう。また、朝の出勤前・休日のみ・帰宅後など事前に副業する時間を決めておくと本業とメリハリをつけて副業の仕事ができます。

グラフィックデザイナーの副業でよくある質問まとめ

グラフィックデザイナーの副業でよくある質問に関しても、2つピックアップしてご紹介していきたいと思います。

  • グラフィックデザイナーを副業でやるための資格は必要?
  • グラフィックデザイナーの経費は何が当てはまりますか?

グラフィックデザイナーを副業でやるための資格は必要?

副業でグラフィックデザイナーをやるために、特に必要な資格はありません

前述したようにグラフィックデザイナーとして案件を受託するためには、センスだけでなく知識や経験に基づいた技術が必要です。しかしながら、初めてクラウドソーシングなどで副業を始める際に足りない経験を補う役割として持っておくのはひとつの手かもしれません。

グラフィックデザイナーが持っておくと良い資格として、以下のようなものがありますので参考にしてください。

  • Photoshopクリエイター能力認定試験
  • Illustratorクリエイター能力認定試験
  • DTPエキスパート認証試験
  • 色彩検定

グラフィックデザイナーの経費は何が当てはまりますか?

グラフィックデザイナーの経費として考えられるものは、主に以下のとおりです。

  • ペンタブやプリンターなど機材の購入費用
  • デザインソフトの費用
  • クライアントとの打ち合わせするための交通費や飲食費

主に仕事をするための機材やデザインソフトなどが経費となり、詳細は以下の記事を確認してみるといいでしょう。

確定申告の必要経費として認められているものは?

まとめ:グラフィックデザイナーの副業で稼ぐならフリーランスエージェントがおすすめ

グラフィックデザイナーが副業をすると、収入を上げられるだけでなく、多様なスキルや人脈が形成できます。「ゆくゆくはフリーランスとして独立したい」「起業したい」と考えている人は、本業がおろそかにならない範囲で、副業を検討してみましょう。

副業をする際に重要なのは、効率的な案件探しです。ITプロパートナーズには、高単価で働きやすい案件が揃っています。週2日から取り組めるものもありますので、副業にも最適です。ぜひお気軽にご相談ください。

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