こんにちは、ITプロマガジンです。
フリーランスにとって、クライアントに「あの人に仕事を頼もう」と思い出してもらうことは案件獲得の最初の一歩。そのために必要なのが「名刺」を使った営業活動です。フリーランスとして活動するにあたって、名刺を作成したいと考えている人もいるのではないでしょうか。
名刺があれば相手に思い出してもらいやすくなりますし、連絡もすぐに取ってもらいやすくなります。フリーランスとして生きていくには、名刺の活用は不可欠といえるでしょう。
そこで今回はフリーランスにとっての名刺の重要性や作成方法について紹介します。名刺をまだ作っていない方、持っているが内容をブラッシュアップしたいという方は、ぜひ参考にしてください。
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Contents
フリーランスとして活動する場合に名刺が必要な理由

フリーランスにとって名刺は必須アイテムです。以下の3つの観点から名刺が必要な理由を解説します。
- ビジネスマナーとして必須
- 案件獲得につながる
- 自己紹介を省略できる
ビジネスマナーとして必須
ビジネスマナーでは、初対面の人との名刺交換は一般的です。フリーランスでもビジネスマナーは求められます。そのため、名刺を持っていなければ相手にマイナスな印象を与えかねません。
名刺交換の経験がある人100人を対象にしたiRohaの調査によると、「個人事業主やフリーランスなら名刺がなくても仕方がない」と回答した人は、100人中26人しかいませんでした。つまり、74%の人が「個人事業主やフリーランスでも、名刺を持つべき」と感じています。名刺の有無は、フリーランスの印象を大きく左右するといえるでしょう。
企業や団体に所属しないフリーランスは、信用を得ることが課題になりがちです。名刺は実績がない段階でも作れるツールであるため、信用のために作っておきましょう。
案件獲得につながる
名刺交換の場では案件につながらなかったとしても、相手が名刺を持っていてくれると将来的に仕事を依頼される可能性があります。また、名刺を渡した人が、ほかの人に自分を推薦してくれるかもしれません。その際にも、名刺があればスムーズに話が進むでしょう。
自分を思い出してもらえるように、必要な情報を名刺に盛り込むと効果的です。詳しくはあとから紹介しますが、自分の仕事内容や強みが分かりやすいように、名刺に職種や肩書きなどを掲載してください。
自己紹介を省略できる
案件獲得のためには、限られた時間を有効に使う必要があります。名刺を携帯し、スムーズにやり取りしましょう。
名刺は自己紹介ツールです。名刺を見ると基本的な情報が記載されているため、すぐに商談に移行できます。また、パーティーのような交流の場であれば、初対面の人に出会うたびに丁寧に自己紹介していると、貴重な時間を無駄にしかねません。名刺を活用して効率よく自分を売り込みましょう。
フリーランスの名刺に入れるべき8項目
フリーランスの名刺には、以下の8つの項目を入れておくとよいでしょう。
- 名前・屋号
- 職種・肩書
- 電話番号・メールアドレス
- レンタルオフィスなどの住所
- SNSアカウント
- GitHubやHP
- 顔写真・似顔絵
- 自分の趣味
それぞれについて、詳しく説明します。
1.名前・屋号
まずは、名前と屋号です。屋号はできるならあったほうが相手に信頼感を与えます。自分の事業内容が分かりやすく伝わる屋号をつけ、記載しておきましょう。相手にあなたのことを思い出してもらいやすくなります。
名前と屋号は、名刺でもっとも伝えたい情報です。ほかの文字よりもフォントを大きめにして、相手が読み方を迷わずに済むようにフリガナをつけておきましょう。
2.職種・肩書き
職種と肩書も必要です。フリーランスの場合は肩書がないケースも多いですが、職種は必ず書いておきましょう。名前・屋号同様、相手に一瞬であなたのことを思い出してもらうための工夫の1つです。
肩書きの決め方には、以下の3パターンがあります。
- 立場を記載する
- 職種を記載する
- 資格を記載する
立場なら「店長」「代表」「フリーランス」などと記載するとよいでしょう。職種ならライターやデザイナーのようにナチュラルに記載する方法もあれば、「薬事法に強いSEOライター」「LP制作専門のデザイナー」など独自性や専門分野が分かるように工夫する人もいます。ライバルが多く差別化が必要な職種の場合は、積極的にオリジナルの肩書きをつくるとよいでしょう。
税理士やファイナンシャルプランナーなど資格が必要な職種の場合は、名刺に資格を記載しておくと相手が安心して仕事を依頼できます。
3.電話番号・メールアドレス
相手と連絡を取るために、電話番号とメールアドレスを必ず名刺に記載しましょう。名刺に記載する内容は、仕事用の連絡先のみで構いません。プライベートの連絡先は記載不要です。
また、メールアドレスを意味のない文字列にしていると、相手に迷惑メールと間違われる可能性があります。事業内容や屋号に関係する文字列をメールアドレスに設定しましょう。
4.レンタルオフィスなどの住所
可能であれば、住所を記載しましょう。住所を記載しないと、相手に信用されない恐れがあります。また、先方が郵便を送りたくても住所が分からなければ対応できません。住所の分からないフリーランスとは契約しない、と決めているクライアントもいます。
自宅をオフィスにしている場合など住所を公開したくない場合は、連絡先として利用できるレンタルオフィス、シェアオフィスの住所を記載するのも方法の1つです。
5.SNSアカウント
事業用に運用しているTwitterやFacebookなどのSNSアカウントがあれば、記載しておきましょう。QRコードなどを載せておくと、相手もアクセスしやすく便利です。
SNSは、連絡手段としても活用可能です。近年、電話やメールなどに加え、SNSで連絡を取るクライアントが増えました。SNSアカウントを開設しておけば、案件獲得の問い合わせが増える可能性があります。
6.GitHubやHP
業務に関するGitHubやHPを所有している場合は、QRコードの記載をおすすめします。URLのみでは、打ち込む作業に手間がかかりアクセスされないかもしれません。GitHubやHPを通じて実績をアピールし、信頼性が高まり案件獲得のチャンスを増やしましょう。
7.顔写真・似顔絵
顔写真や似顔絵があると、相手があなたを思い出しやすくなります。ただし、名刺は不特定多数に配布することもあります。自分の顔をあちこちに広めたくない場合は、無理に載せる必要はありません。
写真を載せる際は、好印象に見られる写真を選びましょう。髪で顔が隠されていたり、身だしなみが整っていなかったりすると、むしろ悪い印象をもたれる場合があります。プロのカメラマンに依頼すると、クオリティの高い写真を撮ってもらえるため検討してください。
8.自分の趣味
プライベートな内容を入れておくと、相手の興味・関心を引ける場合があります。仕事に取り組む姿勢や、人となりをイメージできる趣味を記載しましょう。
例えば、「旅行が趣味」と記載すると、活動的な人物像を思い浮かべてもらえると期待できます。さらに、ライターなら旅行経験を活かした記事の執筆など、カメラマンなら観光地での撮影などの依頼につながるかもしれません。
フリーランスが名刺を作成する際のポイント

フリーランスが名刺を作る際には、以下の3つのポイントに注意しましょう。
- 名刺のサイズ
- 台紙の材質
- 台紙の色
以下、それぞれの内容について説明します。
名刺のサイズ
名刺のサイズは、一般的なサイズである「55×91mm」がおすすめです。
一般的なサイズだと市販の名刺入れに収められるので、持ち運びが楽です。悪目立ちすることなくスムーズに手渡すこともできます。受け取った相手にとっても、持ち帰りやすく扱いやすいサイズです。
台紙の材質
台紙は基本的に自由に選択してかまいません。
一般的な台紙とその特徴を簡単に紹介します。
- アートポスト 写真を載せやすい
- エスプリコートFP ツヤがある
- 上質紙 一般的に使われている
可能であればそれぞれの材質を実際に触り、気に入ったものを選びましょう。
台紙の色
台紙の色は、自分の好みや事業内容に合ったものを自由に選びましょう。
個性的なカラーやデザインを選ぶ場合は、その理由もきちんと考えておきましょう。選んだ理由が話のネタになるのでおすすめです。
フリーランスの名刺作成方法4つ
フリーランスが名刺を作成するには、以下の4つの方法があります。
- 自分で名刺作成をする
- 業者にまとめて依頼する
- クラウドソーシングでデザインを依頼する
- 名刺作成できる知人・友人にお願いする
それぞれの方法とそのメリット・デメリットを紹介します。
1.自分で名刺作成をする
自分でデザインし印刷会社等に印刷を発注する方法です。
この方法には、低コストでできることと、自分のデザインセンスやスキルをアピールできるというメリットがあります。
一方、デザインを考える手間や時間がかかるというデメリットもあります。特にデザインスキルがない人にとっては、ややハードルが高い方法かもしれません。その場合は、インターネットにある名刺のデザインテンプレートをアレンジするとよいでしょう。
2.業者にまとめて依頼する
印刷会社にデザインからまとめて頼む方法もあります。
この方法には、デザインの考案から印刷まで一括で任せることで、手間をかけずに名刺を作れるというメリットがあります。
一方、業者によっては用意されているテンプレートのなかから選ぶだけという場合もあるのがデメリットです。デザインにこだわりがなく、なるべく手間なくスピーディに名刺を作りたい場合に利用を検討しましょう。
3.クラウドソーシングでデザインを依頼する
クラウドソーシングを使ってデザインを依頼する方法もあります。名刺デザイン全てではなく、ロゴだけ、イラストだけの発注もできます。どのような依頼ができるのか、まずはクラウドソーシングをチェックしてみるとよいでしょう。
この方法のメリットは、こちらの意見を伝えたうえでデザインを発注できることです。また、プロレベルの腕を持つ人に安価で依頼できる可能性もあります。デザインにこだわりがある場合には、この方法がおすすめです。
デメリットは、相手のデザインスキルやレベルが分かりにくいことです。また、依頼できるのはあくまでデザインだけで、実際の印刷は自分で印刷会社に発注しなければいけません。
4.名刺作成できる知人・友人にお願いする
名刺作成できる知人・友人がいれば、デザインをお願いできます。知人・友人が相手なら、遠慮せずに自分の要望を伝えやすいのではないでしょうか。自分をよく知っている相手なら、デザインの好みも分かっているので気に入るものを作ってくれるかもしれません。また、相手としても、信頼して仕事を任せてもらえると嬉しい気分になるでしょう。
今後の関係性のためにも、報酬関連は事前にしっかりすり合わせておき、トラブルを避けてください。
フリーランスの名刺を簡単に自作できるおすすめツール3選
名刺を自作する場合におすすめツールを3つ紹介します。自分でデザインしたい人は参考にしてください。
1.Canva

「Canva」は、オンラインで使える無料画像作成ツールです。
Canvaの特徴は、デザインテンプレートが豊富に用意されていることです。Canva側で用意されている無料画像を使うことはもちろん、自分の画像をアップロードして使うこともできます。「名刺のテンプレート」も豊富に用意されているので、自分でオリジナルの名刺を簡単に作成したい人におすすめのツールです。
2.スタプリ名刺

「スタプリ名刺」は、オンラインで名刺をデザイン・発注できるサービスです。自由編集ツールで、誰もが簡単に編集や作成ができます。また、一般的なビジネス名刺はもちろん、士業向けなど職種や用途に合わせたテンプレートが豊富に用意されています。
3.ラベル屋さん

「ラベル屋さん」は、ラベル・シール用紙などを扱うメーカー、エーワンが運営しているサイトです。オンラインで名刺のデザインを無料で作ることができます。無料テンプレートがあるほか、自分でデザインすることも可能です。エーワンの用紙を使ったプリントアウトに最適化されたデータが作れるので、自宅での印刷も楽にできます。
フリーランスの名刺作成を依頼できるおすすめサービス・業者3選
作成枚数が多い、デザイン作成に時間をかけたくない場合は業者に名刺作成を依頼しましょう。おすすめの業者を3つ紹介します。
1.名刺通販ドットコム

「名刺通販ドットコム」は名刺専門の通販サイトです。名刺のテンプレートを選び、氏名など名刺に印字する内容を入力するだけで、簡単に名刺を作成できます。
2.デザイン名刺.net

「デザイン名刺.net」も、名刺専門の通販サイトです。テンプレートを使って名刺を作成・注文します。テンプレートは全てデザイナーが作成していて、デザイン性の高さが特徴です。
3.ラクスル

「ラクスル」は印刷物の通販サイトです。デザインテンプレートを利用することで、簡単にデザインと発注ができます。イラストや写真などの画像素材も豊富に用意されているのが特徴です。
フリーランスの名刺デザインをデザイナーに発注できるサービス3選
名刺デザインをデザイナーに発注する方法があります。ここでは、名刺デザインを発注できるサービスを3つ紹介します。
1.ココナラ

「ココナラ」にて「名刺 デザイン」で検索したところ、「約2,700件」の出品が見つかりました(2023年8月時点)。
ココナラには個性的な出品が多く、検索結果に名刺のデザインサンプルが表示されているため、好みのデザイナーを選びやすいと予想されます。
2.クラウドワークス

「クラウドワークス」には、多くのデザイナーが登録しています。「名刺 デザイン」で検索したところ、「2万人」を超えるクラウドワーカーが見つかりました(2023年8月時点)。
クラウドワークスでは、ワーカーを職種で絞り込めます。また、コンペ形式でデザインを募ることも可能です。
3.ランサーズ

「ランサーズ」も大手クラウドソーシングサイトです。ランサーズにて「名刺 デザイン」で検索したところ、「約2,400人」のランサーが見つかりました(2023年8月時点)。
ランサーズは、積極的に提案してくれるランサーを表示してくれます。初めてランサーズを利用する際も安心できるでしょう。
より魅力的なフリーランスの名刺を作成するには?

魅力的なフリーランスの名刺を作成するには、以下の3つのポイントがあります。
- 強調したい要素を明確にする
- 見やすい・個性的なデザインにする
- 個人HPと同じデザインにする
それぞれのポイントについて説明します。
強調したい要素を明確にする
まずは、強調したい要素を明確にしましょう。
名刺には、名前、屋号、職業などさまざまな情報を記載します。特に伝えたい情報は、文字の色や太さを変えるなどして強調しましょう。例えば、職業を目立つようにデザインすることで、ひと目でどのような仕事をしている人なのか相手はすぐに分かります。
見やすい・個性的なデザインにする
名刺のデザインは、見やすく個性的なものにしましょう。
見やすいデザインのポイントは、まず載せる情報を精査することです。そして、文字をそろえたり、余白をきちんと取ったりするなどを意識してデザインします。
あなたのイメージに合った個性的なデザインにすると、相手の印象にも残りやすくなります。
個人HPと同じデザインにする
名刺のデザインを個人HPと合わせると、デザインに統一感を出せるので印象に残りやすくなります。
自分で名刺をデザインする時は、フォントの種類や色の雰囲気などを合わせましょう。デザイナーに名刺のデザインを依頼する時は、個人HPを見せて「このようなテイストにしてほしい」と伝えておくと、デザインに統一感を得られます。
フリーランスの名刺デザインのアイディア例

普通の名刺と差別化するために、名刺デザインに一工夫してみてはいかがでしょうか。名刺デザインのアイディアを5つ紹介します。
- 名刺のサイズを大きくしてインパクトを残す
- ギフトカードをつけて信頼を得る
- 名刺の角を角丸加工して柔らかい印象を出す
- 幾何学模様を用いておしゃれな雰囲気にする
- トレーディングカード風の名刺にする
それぞれのアイディアについて詳しく解説します。
名刺のサイズを大きくしてインパクトを残す
一般的な物よりも大きいサイズの名刺は、相手にインパクトを与えられます。面積が大きければ載せられる情報量も増やすことが可能です。ただし、大きすぎる名刺は名刺入れに入らないケースもあります。二つ折りや三つ折りなど、持ち運びやすいように配慮しましょう。
ギフトカードをつけて信頼を得る
ギフトカードを名刺と一緒に渡すと相手からの信頼を得られます。ギフトカードとは、相手への感謝の気持ちを伝えるカードです。
ギフトカードには印象的なメッセージやイラストが使われている場合が多く、会話を広げるきっかけにもなると考えられます。ギフトカードを相手との関係構築に役立てましょう。
名刺の角を角丸加工して柔らかい印象を出す
一般的な名刺の角は、直角です。名刺の角を丸く加工すると、柔らかい雰囲気になります。例えば、美容師など接客業を営むフリーランスは、角の丸い名刺を通じて温和な印象を持ってもらえるでしょう。なお、名刺作成のサービスによっても異なりますが、角丸加工では丸みの付け方を微調整可能です。
幾何学模様を用いておしゃれな雰囲気にする
名刺を「おしゃれ」に見せたい時には、幾何学模様を採用するとよいでしょう。幾何学模様柄とは、円や図形を規則的に組み合わせた表現です。
ただし、幾何学模様で名刺全体を埋め尽くすと、名前や肩書などの情報も読みにくくなります。余白を上手く取り入れることが、幾何学模様でおしゃれな名刺を作成するポイントです。
トレーディングカード風の名刺にする
パッと目を引くデザインなら、トレーディングカード風の名刺がおすすめです。名刺のデザインがきっかけとなり、初対面の相手でも話が弾むかもしれません。
トレーディングカード風の名刺は写真や画像の面積が大きく、上部や下部に必要事項が記載されています。カラー印刷やホログラム印刷も上手く活用して、ユニークさと見やすさを両立しましょう。
フリーランスの名刺を作成する際の注意点

名刺を作成する時は、渡した名刺がどう扱われるか把握できないことに注意してください。万一を想定して名刺は複数パターン作っておくと安心です。
例えばセミナーなどで不特定多数の人に配る時は、住所や電話番号、顔写真などプライベート色の強い情報が記載されていない名刺を用意し、配るとよいでしょう。
複数の名刺を使い分けるのが困難な場合は、コワーキングスペースの住所を使う、ビジネス用の電話番号を用意するなどしておくとよいでしょう。
名刺は営業ツールであると同時に、個人情報の塊であることを意識して作成してください。
フリーランスの名刺に関するよくある質問と回答
フリーランスの名刺に関して、よくある質問と回答をまとめました。
フリーランスの名刺で住所なしは大丈夫?
上述したように、名刺に住所を記載した方が、クライアントからの信頼を得られます。しかし、1人暮らしの女性など、自宅の住所を知られることに不安がある人もいるのではないでしょうか。繰り返しになりますが、自宅の住所を記載したくない場合は、レンタルオフィス、シェアオフィスの住所を掲載するという手があります。
また、住所を記載した名刺と記載しない名刺を用意して使い分けたり、番地やマンション・部屋の番号を省略したりしてもよいでしょう。
フリーランスの名刺作成の依頼費用の目安は?
業者に依頼する場合は、デザイン料と印刷料がセットになっています。既存のデザインテンプレートを使ってモノクロ片面で印刷するなら、100枚で1,000円程度が相場。デザインを依頼すると、3,000~5,000円程度料金が上乗せされます。
また、クラウドソーシングのココナラで「名刺 デザイン」で検索したところ、相場は「5,000~1万円程度」でした。クラウドソーシングではデザインのみ納品のケースが多く、印刷代は別途負担することになります。
フリーランスの名刺は独立前につくっておいたほうがいい?
これから独立予定の人は、事前に名刺を準備しておきましょう。フリーランスになりたての頃は、案件獲得に難航すると予想されます。会社の後ろ盾がないフリーランスは、名刺で自分の身分を証明しなくてはいけません。少しでもスムーズに案件獲得できるように、名刺を準備しておいてください。
まとめ
フリーランスにとって、名刺は営業ツールの1つです。ぜひ作成して、ビジネスの場はもちろんセミナーや交流会でも積極的に配っておきましょう。
名刺のデザインテンプレートを活用すると、デザインが苦手な人も簡単に作成できます。名刺に掲載する情報はきちんと取捨選択し、場合によっては複数の名刺を使い分けるなどして活用していきましょう。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい
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