こんにちは、ITプロパートナーズ編集部です。
フリーランスにとって、クライアントに「あの人に仕事を頼もう」と思い出してもらうことは案件獲得の最初の一歩。そのために必要なのが「名刺」を使った営業活動です。フリーランスとして活動するにあたって、名刺を作成したいと考えている人もいるのではないでしょうか。
名刺があれば相手に思い出してもらいやすくなります。連絡もすぐに取ってもらいやすくなります。フリーランスとして生きていくには、名刺の活用は不可欠といえるでしょう。
今回はフリーランスにとっての名刺の重要性や作成方法について紹介します。名刺をまだ作っていない方、持っているが内容をブラッシュアップしたいという方は、ぜひ参考にしてください。なお、そもそもフリーランスの働き方について知りたい方は「フリーランスとは?意味や働き方を解説」 をチェックしてみてください。
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Contents
フリーランスとして活動する場合に名刺は必要?

フリーランスにとって名刺は必須アイテムのひとつです。
名刺を渡しておくと、後日相手に自分を思い出してもらい、仕事相手に選んでもらえる可能性が高まります。特にまだ自分の名前が売れていない、フリーランスとしての実績が少ないときは、名刺は有効な武器となるでしょう。
ビジネスシーンやセミナーだけでなく、飲み屋などプライベートな場で出会った人との名刺交換が仕事につながった事例もあります。名刺は常に携帯することをおすすめします。
フリーランスの名刺に入れるべき8項目
フリーランスの名刺には、以下の8つの項目を入れておくとよいでしょう。
- 1.名前・屋号
- 2.職種・肩書
- 3.電話番号
- 4.メールアドレス
- 5.レンタルオフィスなどの住所
- 6.SNSアカウント
- 7.GithubやHP
- 8.顔写真・似顔絵
それぞれについて、詳しく説明します。
1.名前・屋号
まずは、名前と屋号です。屋号はできるならあったほうが相手に信頼感を与えます。自分の事業内容がわかりやすく伝わる屋号をつけ、記載しておきましょう。相手にあなたのことを思い出してもらいやすくなります。
2.職種・肩書
職種と肩書も必要です。フリーランスの場合は肩書がないケースも多いですが、職種は必ず書いておきましょう。名前・屋号同様、相手に一瞬であなたのことを思い出してもらうための工夫のひとつです。
3.電話番号
相手がすぐ連絡を取れるよう、電話番号も記載しておきます。固定電話の番号でなくてもかまいません。仕事用とプライベート用で電話番号を分けている場合は、仕事用の番号だけの記載でOKです。
4.メールアドレス
メールアドレスも記載しておきましょう。仕事用のメールアドレスだけの記載で大丈夫です。メールアドレスは、事業内容や屋号に関係する文字列にするとより効果的です。
5.レンタルオフィスなどの住所
可能であれば、住所を記載しましょう。自宅をオフィスにしている場合など住所を公開したくない場合は、連絡先として利用できるレンタルオフィス、シェアオフィスの住所を記載するのも方法のひとつです。
6.SNSアカウント
事業用に運用しているTwitterやFacebookなどのSNSアカウントがあれば、記載しておきましょう。QRコードなどを載せておくと、相手もアクセスしやすく便利です。
7.GithubやHP
業務に関するGithubやHPを所有している場合は、記載しておきましょう。QRコードを載せておくと便利です。
8.顔写真・似顔絵
顔写真や似顔絵があると、相手があなたを思い出しやすくなります。ただし、名刺は不特定多数に配布することもあります。自分の顔をあちこちに広めたくない場合は、無理に載せる必要はありません。
フリーランスの名刺を作成する際のポイント
フリーランスが名刺を作る際には、以下の3つのポイントに注意しましょう。
- 名刺のサイズ
- 台紙の材質
- 台紙の色
以下、それぞれの内容について説明します。
名刺のサイズ
名刺のサイズは、一般的なサイズである「55×91mm」がおすすめです。
一般的なサイズだと市販の名刺入れに収められるので、持ち運びが楽です。悪目立ちすることなくスムーズに手渡すこともできます。受け取った相手にとっても、持ち帰りやすく扱いやすいサイズです。
台紙の材質
台紙は基本的に自由に選択してかまいません。
一般的な台紙とその特徴を簡単に紹介します。
- アートポスト 写真を載せやすい
- エスプリコートFP ツヤがある
- 上質紙 一般的に使われている
可能であればそれぞれの材質を実際に触り、気に入ったものを選びましょう。
台紙の色
台紙の色は、自分の好みや事業内容に合ったものを自由に選びましょう。
個性的なカラーやデザインを選ぶ場合は、その理由もきちんと考えておきましょう。選んだ理由が話のネタになるのでおすすめです。
フリーランスの名刺作成の3つの方法

フリーランスが名刺を作成するには、以下の3つの方法があります。
- 1.自分で名刺作成をする
- 2.業者にまとめて依頼する
- 3.クラウドソーシングでデザインを依頼する
それぞれの方法とそのメリット・デメリットを紹介します。
1.自分で名刺作成をする
自分でデザインし印刷会社等に印刷を発注する方法です。
この方法には、低コストでできることと、自分のデザインセンスやスキルをアピールできるというメリットがあります。
一方、デザインを考える手間や時間がかかるというデメリットもあります。特にデザインスキルがない人にとっては、ややハードルが高い方法かもしれません。その場合は、インターネットにある名刺のデザインテンプレートをアレンジするとよいでしょう。
2.業者にまとめて依頼する
印刷会社にデザインからまとめて頼む方法もあります。
この方法には、デザインの考案から印刷まで一括で任せることで、手間をかけずに名刺を作れるというメリットがあります。
一方、業者によっては用意されているテンプレートの中から選ぶだけという場合もあるのがデメリットです。デザインにこだわりがなく、なるべく手間なくスピーディに名刺を作りたい場合に利用を検討しましょう。
3.クラウドソーシングでデザインを依頼する
クラウドソーシングを使ってデザインを依頼する方法もあります。名刺デザインすべてではなく、ロゴだけ、イラストだけの発注もできます。どんな依頼ができるのか、まずはクラウドソーシングをチェックしてみるとよいでしょう。
この方法のメリットは、こちらの意見を伝えた上でデザインを発注できることです。また、プロレベルの腕を持つ人に安価で依頼できる可能性もあります。デザインにこだわりがある場合には、この方法がおすすめです。
デメリットは、相手のデザインスキルやレベルがわかりにくいことです。また、依頼できるのはあくまでデザインだけで、実際の印刷は自分で印刷会社に発注しなければいけません。
魅力的なフリーランスの名刺を作成するには?
魅力的なフリーランスの名刺を作成するには、以下の2つのポイントがあります。
- 強調したい要素を明確にする
- 見やすい・個性的なデザインにする
それぞれのポイントについて説明します。
強調したい要素を明確にする
まずは、強調したい要素を明確にしましょう。
名刺には、名前、屋号、職業などさまざまな情報を記載します。特に伝えたい情報は、文字の色や太さを変えるなどして強調しましょう。例えば、職業を目立つようにデザインすることで、ひと目でどんな仕事をしている人なのか相手はすぐにわかります。
見やすい・個性的なデザインにする
名刺のデザインは、見やすく個性的なものにしましょう。
見やすいデザインのポイントは、まず載せる情報を精査することです。そして、文字をそろえたり、余白をきちんと取ったりするなどを意識してデザインします。
あなたのイメージに合った個性的なデザインにすると、相手の印象にも残りやすくなります。
フリーランスの名刺を簡単に自作できるおすすめツール4選
名刺を自作する場合におすすめツールを4つ紹介します。自分でデザインしたい人は参考にしてください。
1.Canva

Canvaは、オンラインで使える無料画像作成ツールです。
Canvaの特徴は、デザインテンプレートが豊富に用意されていることです。Canva側で用意されている無料画像を使うことはもちろん、自分の画像をアップロードして使うこともできます。
2.スタプリ名刺

スタプリ名刺は、オンラインで名刺をデザイン・発注できるサービスです。自由編集ツールで、誰もが簡単に編集や作成ができます。また、一般的なビジネス名刺はもちろん、士業向けなど職種や用途に合わせたテンプレートが豊富に用意されています。
3.ラベル屋さん

ラベル屋さんは、ラベル・シール用紙などを扱うメーカー、エーワンが運営しているサイトです。オンラインで名刺のデザインを無料で作ることができます。無料テンプレートがあるほか、自分でデザインすることも可能です。エーワンの用紙を使ったプリントアウトに最適化されたデータが作れるので、自宅での印刷も楽にできます。
4.Design MAKER(マヒトデザイン)
Design MAKER(マヒトデザイン)は、オンラインで名刺のデザイン及び印刷の注文ができるサイトです。「デザインメーカー」を利用すれば、簡単にデザインができます。また、テンプレートを選んで、自分の好きなように編集することも可能です。
フリーランスの名刺作成を依頼できるおすすめサービス・業者6選
作成枚数が多い、デザイン作成に時間をかけたくない場合は業者に名刺作成を依頼しましょう。おすすめの業者を6つ紹介します。
1.名刺通販ドットコム

名刺通販ドットコムは名刺専門の通販サイトです。名刺のテンプレートを選び、氏名など名刺に印字する内容を入力するだけで、簡単に名刺を作成できます。
2.デザイン名刺.net

デザイン名刺.netも、名刺専門の通販サイトです。テンプレートを使って名刺を作成・注文します。テンプレートはすべてデザイナーが作成していて、デザイン性の高さが特徴です。
3.ラクスル

ラクスルは印刷物の通販サイトです。デザインテンプレートを利用することで、簡単にデザインと発注ができます。イラストや写真などの画像素材も豊富に用意されているのが特徴です。
4.ビスタプリント

ビスタプリントも印刷物の通販サイトです。豊富なテンプレートをアレンジして名刺を作成できるほか、自分の作ったデザインをアップロードすることもできます。また、住所ラベルなどのグッズも作成可能です。
5.アドプリント
アドプリントも印刷物の通販サイトです。原則、デザインデータは自分で作ってアップロードしますが、データ作成代行サービスを依頼することもできます。データ作成代行サービスには、既存の名刺の写真を送って似たものを作ってもらうサービスか、もしくはテンプレートをアレンジして作ってもらうサービスがあります。
6.プリスタ

プリスタは名刺印刷専門サイトです。デザインを選んで、内容を入力し、枚数を選択するという3つのステップで簡単に名刺を作成できます。また、WordやExcelで作ったデータでも入稿できるのが特徴です。
番外編:Word・Excelを活用した名刺作成方法
シンプルなデザインでよいのであれば、WordやExcelを使って名刺を作る方法もあります。Word、Excelそれぞれの名刺作成方法について紹介します。
Wordで名刺作成する方法
Wordで名刺を作成したい場合は、「ファイル」タブから「新規」をクリックします。続いて、検索ボックスに「名刺」と入力し検索すると、名刺のテンプレートが多く表示されます。

表示されたテンプレートの中から使いたいものを選んだら、ダウンロードしてください。名前などを自分のものに入力しなおせば、名刺データの完了です。あとは名刺用紙にプリントアウトすれば名刺の完成です。
Excelで名刺作成する方法
Excelで作成するときも、Word同様に「ファイル」タブから「新規」をクリックし、「名刺」で検索します。

名刺サイズ(バレタインカード)のカードのテンプレートが表示されますので、それを選んで内容を自分の名前などのデータに変更してください。
フリーランスの名刺を作成する際の注意点

名刺を作成するときは、渡した名刺がどう扱われるか把握できないことに注意してください。万一を想定して名刺は複数パターン作っておくと安心です。
たとえばセミナーなどで不特定多数の人に配るときは、住所や電話番号、顔写真などプライベート色の強い情報が記載されていない名刺を用意し、配るとよいでしょう。
複数の名刺を使い分けるのが困難な場合は、コワーキングスペースの住所を使う、ビジネス用の電話番号を用意するなどしておくとよいでしょう。
名刺は営業ツールであると同時に、個人情報の塊であることを意識して作成してください。
まとめ
フリーランスにとって、名刺は営業ツールのひとつです。ぜひ作成して、ビジネスの場はもちろんセミナーや交流会でも積極的に配っておきましょう。
名刺のデザインテンプレートを活用すると、デザインが苦手な人も簡単に作成できます。名刺に掲載する情報はきちんと取捨選択し、場合によっては複数の名刺を使い分けるなどして活用していきましょう。
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