こんにちは。
ITエンジニア・webディレクター・webデザイナーなどのIT人材の自立・キャリアを支援するITプロパートナーズ編集部です。
弊社では、独立精神旺盛な優秀なエンジニアの方々の独立・起業サポートや、フリーランス支援を行っています。
こちらでは、日々の現場でサポートさせていただいている中での、プロの目線で、エンジニアに役立つお話をしてまいります。
ひと昔前は、サーバーがある遠いデータセンターへ足を運んでLAN線を抜き差ししたり、インターネットに接続できない環境でOSインストールに悪戦苦闘したりしていたサーバーエンジニア。
しかし、時代の進歩とともに技術は進歩し、サーバーエンジニアに求められる役割も変化していきました。
今の時代におけるサーバーエンジニアの仕事、求められる役割とは何なのか。
そして、どのくらい稼げるものなのか、見ていきたいと思います。
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Contents
サーバーエンジニアの平均年収は559万円
キャリアガーデンによると、サーバーエンジニアの平均年収は559万円となっています。IT・インターネット・通信の中では平均よりやや上の年収です。
なお、年代別の平均年収もまとめた数字は以下の通りです。
年齢 | 平均年収 |
20代 | 359万円 |
30代 | 506万円 |
40代 | 642万円 |
50代 | 733万円 |
60代 | 437万円 |
サーバーエンジニアに求められるスキルは次第に高度になってきており、求められるレベルの技術を持っている人に関しては年収アップが望めるという状況にあります。つまり、属する組織が求める役割を期待値以上にまっとうすることで、必然的に増えていくと考えられます。
サーバーエンジニアが年収アップを果たすためには、求められるスキル以外のスキルを先駆けて習得し、より広範かつ深い知識を身につけることが肝です。具体的には、ネットワークエンジニアとしての業務を並行して行えると、かなり年収がアップします。ネットワークインフラの設計・構築、保守管理の知識を身につけつつ、CCNAやCCNPといった資格取得にチャレンジしておくのがお勧めです。
今、サーバーエンジニアの平均年収は20代で350万円、30代で500万円程度ですが、需要はあり、努力次第で年収アップは十分可能です。
フリーランスのサーバーエンジニアの年収は?

「レバテックフリーランス」によると、2022年6月時点では月額単価がおよそ65万円となっています。単価の幅は30万円台から100万円台まで広いため、スキルや経験に大きく左右されることは念頭においてください。
フリーランスの相場である65万円を月収と仮定すると、年収780万円となるため、正社員の465万円を大幅に超えます。スキルや経験を積んだエンジニアであれば、フリーランスとして独立したほうが稼げるといえるでしょう。
サーバーエンジニアの年収の上げ方4つ
サーバーエンジニアの年収の上げ方は大まかに以下の4つあります。
- 副業を始める
- 資格を取る
- 転職する
- 専門外のスキルを付ける
ここからは、それぞれの方法について詳細に説明します。
副業を始める
土日などの空き時間を見つけて、副業を始めることも1つの手です。単純に月あたりの収入が増えることはもちろんのこと、自分のスキルを身につけることにも繋がります。
先ほど紹介したとおり、一般的には正社員よりもフリーランスとして独立したほうが稼げます。そのため、本業と副業の双方でスキルと経験を積みながら、頃合いを見て独立していくという方法でも大幅な年収アップを狙えるでしょう。
資格を取る
大手企業に勤めている場合は、資格を取得することも視野に入れましょう。大手企業であれば資格手当が支給されるケースが多いからです。一般的には、支給額は資格の難易度に連動するため、より難解な資格を取ることをオススメします。
オススメの資格は以下の4つです。
転職する
業績が伸びている企業に転職することも有効な方法です。転職する際には、2〜3年以上の経験が求められます。転職する際には資格が有効になるので、上記で紹介した資格をとっておくと良いでしょう。
注意点としては、サーバーエンジニアとネットワークエンジニア、インフラエンジニアが混同されている求人が多いので、求人票で業務内容をしっかりと確認するようにしてください。
専門外のスキルを付ける
「レバテックフリーランス」によると、2022年6月時点では月額単価がおよそ65万円となっています。単価の幅は30万円台から100万円台まで広いため、スキルや経験に大きく左右されることは念頭においてください。
フリーランスの相場である65万円を月収と仮定すると、年収780万円となるため、正社員の465万円を大幅に超えます。スキルや経験を積んだエンジニアであれば、フリーランスとして独立したほうが稼げるといえるでしょう。
サーバーエンジニアの年収の上げ方4つ
サーバーエンジニアの年収の上げ方は大まかに以下の4つあります。
- 副業を始める
- 資格を取る
- 転職する
- 専門外のスキルを付ける
ここからは、それぞれの方法について詳細に説明します。
サーバーエンジニアの仕事内容
サーバーエンジニアの仕事は、サーバーの構築作業と、保守・運用のふたつに大きく分けられます。システムの監視という会社の根幹部分を担う仕事だけに、在宅勤務は少ないのが現状です。
しかし、ワークライフバランスが重視される昨今、育児と仕事を無理なく両立したい人や、介護など特別な事情があって常勤では働けないけれど優れた技術を持っているという人に在宅で働いてもらうという企業は少しずつ増えているというのが現状です。
ここでは、サーバー構築とサーバー保守・運用のそれぞれの詳しい仕事内容について紹介します。
(1)サーバーの構築
メールサーバー、Webサーバー、ファイルサーバーといった様々なサーバーについて、構成と設計を行います。
回線の通信速度や容量、コストパフォーマンスなど、スペックや処理能力を多角的に検討した上で、プログラマと相談しながら構築していきます。
また、OSやサーバーアプリケーションの設定も仕事のひとつです。
Windows、MAC OS Xはもちろん、サーバーとしてはUnix系OS、スマートフォンでならAndroidやiOSと、多彩なOSを把握しておく必要があります。
サーバーラックにサーバーを固定するラッキングや、配線といった仕事も忘れてはなりません。
(2)サーバーの保守・運用
サーバーに何らかの問題が生じた場合、その原因を探り、復旧させます。
また、起きてしまった障害に対応するだけでなく、サーバーがウイルスに感染していないかどうかを日々チェックし、メンテナンスを行って、障害を未然に防ぐのも重要な役割。バックアップの確認も行います。
いわば縁の下の力持ちとして、サーバーの状態を良好に保つことが求められます。
メールアドレスの追加や、OSバージョンアップに伴う設定変更、などの対応も保守業務のひとつです。
サーバーエンジニアに必要なスキル

サーバーエンジニアに求められる役割は、時代の流れとともに二極化が進んでいると言えます。
XaaSサービス提供事業会社に所属するサーバーエンジニアには、より低レイヤーの基盤技術(例えばプロトコルやミドルウェア)の深い知識と経験が必要でしょう。
Webサービスにより何らかの事業を提供する企業に所属するサーバーエンジニアには、オンプレミスでいくのか、XaaSをコスト見合いで利用することも含めて、より事業のニーズにそった判断力やXaaSに対する知見が求められます。
Webサービス事業会社においては、場合によってはアプリケーションやビジネスロジックについても理解できるるスタンスが問われると考えられます。
エンジニアリングとしてより広い視点で考えても、アーキテクチャや言語など技術そのものに対する深い知見が求められる場合や、よりビジネスに近いところでドメインを明らかにし、ビジネスそのものを分かりやすくモデリングするといった事業そのものに対する深い知見が求められる場合があります。
テックドリブンな文化においては、ビジネスとエンジニアリングの融合が必須であり、そもそも分けて考えることの方がナンセンスで、この融合の流れは時代的にもやは避けられないのではないでしょうか。
サーバーエンジニアに求められる役割も実は二極化ではなく、両方に長けた上で得意分野を持つ、よい意味でのゼネラリストが求められているのかもしれません。
なお、知識としては、Webサーバー、ファイルサーバー、データベースサーバー、アプリケーションサーバーといった様々な種類があるため、その特長を押さえておくことは必須です。
また、これらを扱うために必要なWindowsやLinuxなどのOSの知識、ミドルウェアの知識、ネットワークや通信に関する知識、セキュリティーの知識も必要になります。
サーバーエンジニアのやりがいやネットワークエンジニアとの違い
よく混同される「ネットワークエンジニア」と「サーバーエンジニア」。ここでは、そんなネットワークエンジニアとサーバーエンジニアの違いやそれぞれのやりがいについて説明していきます。
サーバーエンジニアのやりがい

何といっても、何らかの障害が起きた際に多くの人に頼られ、求められることこそがやりがいでしょう。
IT化が進む昨今では、サーバーにトラブルが起きればほとんどの人の業務が止まってしまいます。障害が起きないよう管理するのはもちろんですが、もし起きた場合にどれだけ迅速に対処できるかという点は誰が見てもわかりやすいので、サーバーエンジニアに対する周囲からの評価が確実に高まるところです。
本当に信頼されるサーバーエンジニアになるために、サーバーを監視する通常業務の時間をうまく使って、想定されるトラブルへの対処法を勉強しておきましょう。
IT業界の移り変わりは非常に早く、今現在の対処法がいつまでも通用する保証はどこにもありません。
ネットワークエンジニアとの違い
サーバーエンジニアはサーバーの構築・運用・保守を担い、ネットワークエンジニアはネットワークをつなぐアプリケーションの構築・運用・保守を担います。
対象がまったく異なるにも関わらず違いがあやふやになりがちなのは不思議ですね。
共通点といえば、どちらも表立って目立ちはしないものの、コンピューターを問題なく動かすためには欠かせない仕事であるという点でしょうか。
OSやネットワーク、セキュリティなどの知識・スキルが必要とされる点も似ています。
両方の職種を経験してキャリアアップしていく方も少なくありません。
ネットワークエンジニアのここが大変!
需要があり、将来性もある仕事ですが、前述したように日進月歩のIT業界で求められる技術をいち早く習得していかなければならないという点が一番苦労するところでしょう。
また、非常に重要な仕事でありながら目立ちにくいポジションであるため、存在を主張するのが大変という一面もあります。
しかも、万が一障害が起きたときには一躍注目の的となり、仕事の成果をあらゆる人に注視されるというプレッシャーも。
サーバーエンジニアのキャリアパスは?

未経験なら監視・運用からスタートして知識を蓄え、設定を変えたりする作業を経て、構築へと進むのが一般的。最終的にはサーバーの設計から担い、提案も行える上流工程に進むのが理想的です。
上流工程に進むのであれば、パソコンに向かって黙々と仕事をするだけでなく、顧客に信頼してもらえるコミュニケーション能力も大切です。経験者はニーズが高いので、これまでの知識や経験をアピールすれば転職を機にキャリアアップが望めるでしょう。
同じサーバーエンジニアという職種であっても、導入している顧客によって対応や内容が全く違うこともあり得るので、キャリアを生かしつつも新たな学びを得ることができるはずです。
サーバーエンジニアの将来性は?

RDBMSの負荷分散、WEBサーバーの負荷分散、KVSなどNoSQLによるキャッシング、検索インデックスの構築、サーバーの仮想化とトレンドが移り変わっていく中で、サーバーエンジニアの仕事は多様化し増加しています。
しかし、「Linuxのホスト設定だけをしている」というような、OSのオペレーションだけを行っている場合は、残念ながら将来性には期待できないでしょう。
変化する業界にあって、個人のスキルやサービスも変化しなければ取り残されて当然です。
AWSや仮想化の台頭で仕事がなくなるのではないかというネガティブな予想も多くありますが、インフラがなくなることはありません。
どれだけ仮想化やクラウド化、自動化が進んでも、進化に追いついていく技術者であれば必ずニーズはあるのです。生き残るためには、サーバーも、ネットワークも、プログラムもできる「フルスペック」なエンジニアを目指すことです。
フリーランス案件数から見るサーバーエンジニアのニーズ
フリーランススタート調べによると、フリーランスサーバーエンジニアの案件は4,500件前後を推移しており、2022年1月の2018件から大幅に増加していることがわかります。サーバーエンジニアのフリーランス求人・案件が一定数存在し、基本的に上昇傾向にあることから、IT市場にサーバーエンジニアの需要があるといえるでしょう。
悩んでいるサーバーエンジニアの方に!

サーバーエンジニアの方が今属している組織から評価されずに「年収があがらない」などの悩みを抱えているとしたら、自分の目指す方向性と、組織が求める役割に何らかの乖離があるのかもしれません。
この場合3つの選択肢があります。自分を曲げずに目指す方向性を追求し続けるか、少し自分を変えて組織に歩み寄ってみるか、転職によって取引先・コミュニティを変えて違う組織で戦うか、のいずれかです。
後者になればなるほど大きな決断になるので、まずは一番エネルギーの少ない「自分を曲げない」という選択を一定期間やってみてはどうでしょうか。
それでも年収が上がらないようであれば、少し自分を変えてみる、ということを繰り返してみるのがお勧めです。
こうした行動の積み重ねによって、組織が求めるものと自分が求めるものが統一されていくということはよくあります。
本当に価値を生み出す人はどの選択をとっても、年収は後からついてくることでしょう。
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