パソコンでできる仕事23選!在宅本業向け・副業向けに分けて紹介

こんにちは、ITプロマガジンです。

パソコン一つでできる仕事は、在宅ワーク可能ということもあり非常に魅力的かと思います。しかし、実際どのような職種があるのか?そのような仕事に就くにはどうしたらいいのか?など疑問がある方も多いのではないでしょうか。

パソコンでできる仕事は未経験から取り組める仕事もあり、挑戦しやすい傾向があります。一方、スキルや知識が必要な仕事を選べば、本業として高収入を目指すことも可能です。

この記事では、パソコンでできる仕事を副業向け・本業向けに分けて23種類紹介します。パソコンでできる仕事のメリット・デメリットや、必要スキルも解説するので参考にしてください。

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目次

パソコンでできる仕事とは

まずは、パソコンでできる仕事の特徴と収入事情について確認しましょう。

パソコンでできる仕事の特徴

在宅でパソコン1一台で完結する仕事としては、WebライターやWebデザイナー、エンジニアなどIT・Web関連の職種で多くみられます。働き方としては、フリーランスや自宅開業が多いものの、リモートワークの普及により、企業に雇用されて働くケースもあります。

また、近年は事務や秘書などバックオフィス系もパソコンで対応できる仕事が増えています。会社に雇用されて働くパターンが多いですが、雇用形態は正社員から派遣、アルバイト、業務委託までさまざまです。

どちらの仕事も在宅で完結するパターンもあれば、一部出社などオフラインでの対応が発生する場合もあります。

パソコンを使ってできる仕事の収入

平成25年度厚生労働省委託事業における「在宅ワーカーに関する調査」の結果によると、過去1年間の取引先ごとの収入で、最も多いのは5万円未満で25.6%、次いで10〜20万円未満で12.3%でした。

全体の約半数が20万円未満で、副業や在宅ワークとしての収入が中心であることがわかります。

一方で、100万円を超える人は全体の約2割にとどまり、300万円以上はわずか数%です。スキルや実績を積むことで、収入の伸びしろが大きいと言えます。

副業向けのパソコンでできる仕事9選

パソコンでできる仕事のうち副業として取り組める仕事は、未経験でも始めやすいです。ここでは、副業向けのパソコンでできる仕事の種類や月収の目安を紹介します。

仕事の種類未経験月収目安
データ入力5万円〜20万円
情報発信・インフルエンサー0円〜100万円以上
ブログ・アフィリエイト0円〜100万円以上
アンケートモニター0円〜5万円
画像の編集・加工5万円〜30万円
ネットショップ運営0円〜50万円
オンライン講師5万円〜30万円
投資0円〜100万円以上
スキル販売0円〜40万円

1.データ入力

データ入力
始めやすさ
想定月収5万円〜20万円
安定性

データ入力とは、アナログで書かれた文字をパソコンに入力、デジタル化する仕事です。決められた納期内に、全てのデータを入力・納品できればよいので、作業する時間やタイミングは問われません。また、作業自体は簡単なので、資格やスキルは必要なく、タイピングさえできれば誰でも始めやすい一方で、ひとつひとつの作業単価は低いという特徴もあります。

データ入力で稼げるおすすめクラウドソーシングサイト5選と報酬相場

2.情報発信・インフルエンサー

情報発信・インフルエンサー
始めやすさ
想定月収0円〜100万円以上
安定性

情報発信の仕事は、自身の持つ知識や経験、ノウハウをコンテンツとして、SNSの運用や動画投稿を行う仕事です。情報の販売、またはコンテンツに掲載する広告から収入を得ます。

インフルエンサーも同様にSNSなどで情報を発信し、サービスや商品をPRすることで収入を得る仕事です。どちらもフォロワーや視聴者が増えれば収入も増えますし、企業からの案件を受けて仕事をすることもあるため拡張性が高いといえるでしょう。

3.ブログ・アフィリエイト

ブログ・アフィリエイト
始めやすさ
想定月収0円〜100万円以上
安定性

ブログやアフィリエイトサイトを運営して、広告収入を得る仕事です。閲覧したユーザーが広告をクリックするか、ブログやアフィリエイトサイトを介して商品やサービスを購入することで報酬が発生します。

始めるために資格は必要ありませんが、集客してユーザーを広告に誘導、商品・サービスを購入させることは簡単ではなく、Webマーケティングの知識や営業力、ライティングスキルが問われます。

4.アンケートモニター

アンケートモニター
始めやすさ
想定月収0円〜5万円
安定性

さまざまな商品やサービスを利用し、感想・レビューを報告することで報酬を受けられるというものです。アンケートモニターになるには運営会社に登録するだけです。誰でも仕事ができますが、案件によって対象者の条件が変わってきます。

アンケートの種類は、送られてくるアンケートに回答するだけのものや、商品やサービスを利用して回答する商品モニター、指定された日に行われる座談会やインタビューに参加するものなどがあります。

1件の謝礼額は低く大きく儲かるものではありませんが、インタビューに答えるものになると少し謝礼が高くなります。

5.画像の編集・加工

画像の編集・加工
始めやすさ
想定月収5万円〜30万円
安定性

さまざまなサイトで使用する画像を編集・加工する仕事です。送られてきた画像を加工する場合もあれば、自分でフリー素材の画像を探し、入稿できる状態に加工するケースもあります。

簡単なタイトルやコピーを付けられるスキルがあると、収入がアップします。報酬は幅広く、1枚50~2,000点程度が相場のようです。

スキルとしてはPhotoshopIllustoratorなどのグラフィックソフト、写真管理ソフトを使えるようにしておきましょう。

Photoshopでできる副業11選!未経験から稼ぐ方法や仕事の取り方

6.ネットショップ運営

ネットショップ運営
始めやすさ
想定月収0円〜50万円
安定性

ネットショップの運営では、不用品やハンドメイドで作成したアイテム、または安く仕入れた商品をインターネット上で売って、お金を稼ぎます。今は、気軽に出品できるフリマアプリやオークションサイト、ネットショップ開業サービスがあるため、商品さえあれば誰でも始められます。

7.オンライン講師

オンライン講師
始めやすさ
想定月収5万円〜30万円
安定性

オンライン講師といっても種類はさまざまで英語講師やIT関連の講師、子どもの家庭教師、料理講師、ダンスや音楽の講師などがあります。

以前は対面式でレッスンや講義、授業を行うのが中心でしたが、オンラインのツールが発展したり、コロナ禍で部屋に講師と生徒が集まるのが難しくなったりしたことで、最近、急激に需要が高まりました。

講師になるには専門の会社に登録するほか、自分で講座を開くことも可能です。専門知識だけでなく、生徒と的確にコミュニケーションをとる力が求められます。

8.投資

投資
始めやすさ
想定月収0円〜100万円以上
安定性×

外貨取引や株式投資、投資信託もパソコンのみでできる仕事です。ワンコインなど少額からでも始められるので、投資自体は誰でも始めやすいといえるでしょう。

ただし、稼ぐためには投資の種類ごとに稼ぎ方を学び、社会情勢や時事ニュースから世のなかの動きを把握する力も求められます。また、お金が減るという可能性もあることに留意が必要です。

9.スキル販売

スキル販売
始めやすさ
想定月収0円〜40万円
安定性

「スキル販売」とは、文字通り自分の持つスキルや知識をオンライン上で販売することを指します。たとえば、占いや恋愛相談、英会話レッスン、コンサルタントとしてのアドバイス提供などの仕事を行うこともできます。

このように、自分の持っているスキルや知識をオンライン上で販売することで、収入を得ることが可能です。自分だけの得意分野がある人におすすめの仕事です。

なお、以下の記事ではパソコンでできる副業を経験者・初心者に分けて紹介しています。自分に合ったパソコンでできる副業をさらに探したい方は併せてチェックしてみてください。

パソコンでできる副業おすすめ10選!スキルなし初心者でOKな仕事も

本業も可能なパソコンでできる仕事11選

パソコンでできる仕事のなかには、正社員やフリーランスとして本業にできる仕事もあります。具体的にどのような仕事があるか見てみましょう。

仕事の種類未経験年収目安
ITエンジニア・プログラマー約458万円
Webデザイナー約461万円
イラストレーター約424万円
Webマーケター×約524万円
プロジェクトマネージャー×約624万円
Webライター・コンテンツディレクター約437万円
翻訳者約471万円
事務スタッフ・秘書約396万円
動画編集約414万円
カスタマーサポート・コールセンター約389万円
コンサルタント×約478万円

1.ITエンジニア・プログラマー

ITエンジニア・プログラマー
始めやすさ
平均年収約458万円
将来性

※(参考:求人ボックス公式サイト

ITエンジニア・プログラマーは、主にプログラミングを行う仕事です。IT人材への需要は高く、特にWebサービスやアプリ開発に欠かせないITエンジニア・プログラマーは、企業から高い需要があります。

先述の通り、プログラミングには専門知識が要るため、企業に雇用される場合でも、フリーランスの場合でも、実務経験が求められるのが一般的です。

在宅プログラマーがきついと言われる理由は?向いている人の特徴も紹介

2.Webデザイナー

Webデザイナー
始めやすさ
平均年収約461万円
将来性

※(参考:求人ボックス公式サイト

Webデザインを行うWebデザイナーも、Webサイトやアプリの開発・運営で高い需要があります。在宅で企業に雇用される場合やフリーランスで仕事をする場合は、ITエンジニア・プログラマーと同様に、実務経験が求められるのが一般的です。また、Webデザインの知識・経験だけでも最低限案件を獲得できますが、UI/UXデザインやレスポンシブデザインの知識があると、さらに重宝されます。

在宅Webデザイナーになるのは難しい?未経験からなる方法と必要スキル

3.イラストレーター

イラストレーター
始めやすさ
平均年収約424万円
将来性

※(参考:求人ボックス公式サイト

イラストレーターは、依頼されてイラストを描く仕事です。作成するイラストは、ポスターやカタログ、商品のパッケージ、雑誌やWebサイトの挿絵などが多いでしょう。場合によっては、Vtuberやオリジナルキャラクターのデザインをすることもあります。

ペイントソフトの操作スキルなど一定のスキルは求められますが、資格は必要ありません。企業に雇用される場合もフリーランスで活動する場合も、実務経験より過去の作品や画力・デザイン力が重視されます。

在宅イラストレーターになるには?未経験から目指す方法や仕事の探し方

4.Webマーケター

Webマーケター
始めやすさ
想定年収約524万円
将来性

※(参考:求人ボックス公式サイト

SNSやWebサイトなどWebのチャネルを活用して、ブランドの認知度アップや売上向上、既存顧客との関係性を維持する職種です。

Webマーケターになるには、WebサイトやSNSの仕組みを十分に理解している必要があります。同じチームの他職種の人たちと連携を図るためにも、Webサイト構築に関するデザインやプログラミングなどの幅広い知識を持っていることも大切です。もちろんマーケティング知識解析ツールを使いこなすスキル、企画力も必要になります。

5.プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャー
始めやすさ
想定年収約624万円
将来性

※(参考:求人ボックス公式サイト

プロジェクトマネージャー(Project Manager)はPMとも略され、Webサイトやアプリケーション、システムなどのIT関連の開発現場において、全体の進行を管理し統括する仕事です。

クライアントからの要望を聞きいてシステム開発計画を策定し、プロジェクトチームの編成やトラブル時の対応、進行管理などを行います。

プロジェクトマネージャーになるには、SE・プログラマーとしてスタートした後、スキルアップしていく人がほとんどです。交渉力やマネジメント力も身につけることで、本業でも副業でも、多くの仕事を発注できます。

6.Webライター・コンテンツディレクター

Webライター・コンテンツディレクター
始めやすさ
想定年収約437万円
将来性

※(参考:求人ボックス公式サイト

Webライターは、ネット上に公開されるコラムや商品・サービス紹介コンテンツを執筆する仕事です。マニュアルやレギュレーションがあるケースも多く、基本的な文章力やタイピングスキルがあれば、比較的始めやすいといえます。

低単価な案件が多く副業向きですが、特定分野の専門スキルや知識、Webマーケティングの知識などがあれば、独立しても生計を立てられるでしょう。

コンテンツディレクターは、メディアのコンセプト・方針を定めてコンテンツの企画を立て、ライターへの仕事の割り振り・進捗管理を行なったり成果物をチェックしたりする職業です。資格は不要ですがWebマーケティングやSEOの知識、実務経験が求められます。

7.翻訳者

翻訳者
始めやすさ
想定年収約471万円
将来性

※(参考:求人ボックス公式サイト

翻訳者は外国語や日本語を異なる言語に訳す職業で、大きく「実務翻訳」「文芸翻訳」「映像翻訳」の3種類に分けられます。

  • 実務翻訳:ビジネス書籍やマニュアルなどビジネスに関する翻訳
  • 文芸翻訳:小説や歌詞など文芸に関する翻訳
  • 映像翻訳:映画やドラマなど映像に関する翻訳

単価は1単語あたりを基本としますが、スキル・経験・言語・ジャンルによって変動します。例えば、実務翻訳では専門知識が必要とされる医学・医療のジャンルで単価が高い傾向です。また、言語の種類で見るとヨーロッパ圏の言語が比較的高い相場となっています。

翻訳者に資格・実務経験は必須ではありませんが、専門知識や文化的背景への知識などがあると仕事を受けやすくなります。

8.事務スタッフ・秘書

事務スタッフ・秘書
始めやすさ
平均年収約396万円
将来性

※(参考:求人ボックス公式サイト

事務スタッフは書類作成やデータ管理など事務仕事の代行を、秘書は重役や上司のサポートやスケジュール管理などを行う職業です。事務仕事にはマニュアルがあるケースが多く、資格も不要で、未経験でも始められます。

ただし、経理・法務・貿易事務の場合、各分野の専門知識が求められるので、ハードルが低いわけではありません。秘書の場合、状況に応じた柔軟なサポートが求められるため、実務経験が問われることが多くあります。

9.動画編集

動画編集
始めやすさ
想定年収約414万円
安定性

※(参考:求人ボックス公式サイト

動画編集では、結婚式や企業・商品のPR、情報発信用の動画コンテンツの編集を代行する仕事です。パソコンと動画編集ソフトがあれば誰でも始めやすいものの、実績がないと案件を受けにくい傾向があります。動画投稿サイトの需要が伸びていることから、スキルさえあれば副業として十分に稼げるでしょう。

まずは動画編集について基礎から学びつつ、自分でも作品を制作し、仕事につなげていくことをおすすめします。

10.カスタマーサポート・コールセンター

カスタマーサポート・コールセンター
始めやすさ
想定年収約389万円
将来性

※(参考:求人ボックス公式サイト

カスタマーサポートは、その名の通り顧客のサポートを行う仕事です。業務内容は携わる案件によって異なりますが、企業が提供する商品やサービスの利用における疑問や要望に対応します。

コールセンターは、いわゆるテレフォンオペレーターという職業で、顧客からの問い合わせの対応または営業電話を行います。どちらも基本的にはマニュアル通りに対応すればよいので、資格や実務経験は不要です。ただし、商品・サービスによっては、その分野の専門知識が必要になることもあります。

11.コンサルタント

コンサルタント
始めやすさ
想定年収約478万円
将来性

※(参考:求人ボックス公式サイト

クライアントから受けた相談に対し、調査をしたうえで課題を割り出し、解決に向けたコンサルティングをする仕事です。コンサルタントの種類は幅広く、例えば業務や経営戦略、DX・IT戦略、人事・人材開発、M&Aなどの分野があります。

コンサルタントになるには、専門のコンサルティング会社などに所属し独り立ちしていく人が多いようです。要件としては専門的な知見はもちろん、交渉力や提案力、そしてクライアントに貢献しようとする意欲とそのためのプロフェッショナルとしてのスキルが大切です。

資格を生かせるパソコンでできる仕事3選

医師や看護師など国家資格がないとできない職業は数々ありますが、そのなかから、パソコンがあればできる仕事を3つ紹介します。

仕事の種類年収目安
行政書士400万円〜1,000万円
社会保険労務士500万円〜1,000万円
税理士500万円〜1,200万円

1.行政書士

行政書士
始めやすさ
想定年収400万円〜1,000万円
将来性

国や行政に提出する書類を法人などのクライアントに代わって作成・提出する仕事です。クライアントとの打ち合わせはほとんどがメールや会議用ツール、チャットツールでも可能で、補助金の申請など、オンラインでできるものも多いことから、在宅で働けます。ただし、ケースによっては役所や公証役場に出向いて申請しなくてはならない場合もあり、本業が別にある人で平日に動けない場合は注意が必要です。

令和3年度における資格試験の合格率は11.8%です。簡単に取得できる資格ではありませんが、合格すれば副業の仕事にもしやすく、収入アップにもつながります。

2.社会保険労務士

社会保険労務士
始めやすさ
想定年収500万円〜1,000万円
将来性

労働管理や社会保険に関する手続きを事業主に代わって行う仕事です。資格取得後は、社労士事務所や一般企業、他の士業との共同事務所などで働くか、独立して社会保険労務士法人を設立するルートが多いですが、副業として働くこともできます。

社会保険の事務手続きや、給与計算・就業規則作成などの業務はパソコン上で完結できるものも多く、テレワークはしやすいでしょう。

社会労務士試験はマークシート方式で、労働関係と社会保険に関する全8科目が実施されます。令和4年度の合格率は5.3%でした。

3.税理士

税理士
始めやすさ
想定年収500万円〜1,200万円
将来性

税務の専門家として、公正な立場で納税者から相談を受け、納税者に代わって税額計算や申告書作成などを行う仕事です。よく知られる業務内容では、確定申告の相談・代行があります。

古い企業や高齢の個人事業主がクライアントの場合には対面で相談に乗ることもありますが、近年は、PCで書類作成・e-Tax送信を行う場合も多く、パソコンさえあれば業務そのものは進められるようになりつつあります。

税理士試験は会計2科目・税法9科目と受験科目が他の士業と比べても多く、難易度も高くなっています。2022年度の合格率は19.5%です。

パソコンでできる仕事を選ぶメリット・デメリット

パソコンでできる仕事には、メリットとデメリットがあります。

それぞれの良し悪しを知ることで、今後の働き方がより明確になるでしょう。

パソコンでできる仕事のメリット

パソコンでできる仕事のメリットは、以下のとおりです。

  • 働き方の自由度が高く在宅で働ける
  • それほど体力を必要としない
  • 人間関係のストレスを避けやすい
  • 初期投資を抑えて始められる
  • 未経験や初心者でもできるものが多い
  • アルバイトの求人もある

パソコンでできる仕事は、働き方の自由度が高く在宅で働けるのが大きな魅力です。時間や場所に縛られず、自分のライフスタイルに合わせて柔軟に働けます。また、未経験や初心者でも挑戦しやすい仕事が多く、実践を通じてスキルを身につけながら成長できます。

さらに、初期投資を抑えて始められる点も魅力で、パソコンとインターネット環境さえあれば低コストで新しい働き方をスタートできます。

自由度の高い仕事やストレスのない仕事を詳しく知りたい方は、以下の記事もそれぞれ参考にしてください。

自由な仕事おすすめ29選!時間・場所・働き方で自由度の高い職業を紹介

ストレスのない仕事ランキング20選!女性向け&高収入の仕事も紹介

パソコンでできる仕事のデメリット

パソコンでできる仕事のデメリットは以下の通りです。

  • 生活が不規則になりがち
  • 運動不足や不調を招きやすい
  • 自己管理が必要
  • 怪しい案件に注意
  • 孤独を感じることもある

パソコンでできる仕事は自由度が高い一方で、自己管理が求められる側面もあります。働く時間を自分で決められるため生活リズムが乱れやすく、長時間の座り作業による運動不足や体調不良にも注意が必要です。

また、なかには高報酬をうたう怪しい案件も存在するため、信頼できるサイトや企業を見極めなければいけません。

パソコンでできる仕事を本業にするには?

パソコンでできる仕事は本業としても取り組めます。そのためには、具体的にどうすればよいのでしょうか。ここでは、パソコンでできる仕事を本業にするための流れを解説します。

1.目標を設定する

まずは、具体的にどのような仕事がしたいか考えましょう。パソコンでできる仕事は、専門的なスキルや知識が必要ない場合もあります。しかし、しっかり稼ぎたいならスキルや知識を活かせる仕事のほうがおすすめです。そのような仕事は働きながらスキルや知識を蓄積できるため、経験が増えるほど仕事の単価も上がります。現在の自分の状況だけでなく、将来なりたい姿もイメージしながら目標を設定することが大切です。

2.必要なスキルを身につける

自分が取り組みたい仕事を決めたら、必要なスキルを習得しましょう。スキルの種類にもよりますが、独学による勉強で身につけることも可能です。市販されている書籍やインターネット上で公開されている動画などを活用すれば、さまざまなスキルについて学べます。ただし、より効率よく学習を進めるには、スクールの利用もおすすめです。スキルに応じたさまざまなスクールが存在するため、自分に合うスクールを探してみてください。

3.ポートフォリオなどを用意する

必要なスキルをひと通り身につけた後は、ポートフォリオを用意する必要があります。ポートフォリオとは、自分の作品や実績をまとめた資料のことです。仕事に応募する際にポートフォリオを提示すると、自分のスキルを証明できます。まだ仕事をしたことがない状態でも、依頼を想定した作品を自主的に作成すればポートフォリオに掲載できます。自信作や自分が取り組みたいジャンルの作品などを掲載し、アピールにつなげましょう。

4.希望する働き方に合わせて仕事を探す

パソコンでできる仕事にはさまざまな働き方があります。

正社員だけでなく、業務委託やアルバイトの募集も多いです。どのような働き方なら自分の希望を実現できるか考え、最適な働き方を選択しましょう。あらかじめ働き方を絞り込んでおけば、自分に合う仕事を効率的に探せます。

弊社ITプロパートナーズでは、フルリモートで働けるエンジニア案件を多数取り扱っています。パソコンを使って自宅で働きたいと考えている方は、ぜひ登録してみてください。

パソコンでできる仕事を探す方法

次に、パソコンでできる仕事を実際にどのように探すのかについても確認しておきましょう。

エージェント

エージェントとは、クライアントと仕事を探している個人を仲介するサービスのことです。

正社員としての転職をサポートする転職エージェントのほか、副業案件を紹介する副業エージェント、フリーランスとして働く人向けのフリーランスエージェントなど、目的に応じた種類があります。

転職エージェントでは、希望職種や条件に合った求人の紹介、面接対策、年収交渉のサポートなどを受けられます。一方、副業・フリーランスエージェントでは、「週2日稼働」「リモート可」など働き方の条件を選びやすく、希望に合う案件の紹介を受けることが可能です

弊社ITプロパートナーズは、Web・IT領域に特化したフリーランスエージェントです。稼働日数やリモート可否といった条件を考慮し、スキル・経験・働き方にマッチした案件をご提案しています。

クラウドソーシング

クラウドソーシングとは、主に副業案件を依頼したい企業や個人と副業を受注したい個人をマッチングするプラットフォームです。代表的なサービスには、「クラウドワークス」「ランサーズ」などがあります。

自分のスキルや経験、希望条件を登録する点は、エージェントと大きく変わりませんが、クラウドソーシングではエージェントのように仲介してくれるスタッフはいないので、自分で案件に応募したり、クライアントと交渉したりする必要があります。

クラウドソーシングサイトおすすめ14選!初心者が副業で稼ぐコツとは

求人サイト・求人検索サイト

一般的な求人サイト・求人検索サイトでも、案件を探すことができます。求人サイト・求人検索サイトを利用する時は、雇用契約と業務委託契約のどちらで業務に従事するのかよく確認しましょう。個人で仕事を受ける場合、業務委託契約が一般的ですが、なかには雇用契約を結んでフルリモートで働ける案件も存在します。

フリーランス向け案件・求人サイト

フリーランスにおすすめの案件・求人サイトランキング30選!仕事探しに最適

パソコンでできる仕事がしたい人が身につけるべきおすすめスキル・資格

これからパソコンで仕事をしたい人はどのようなスキルを身につければよいのかについて紹介します。あると仕事獲得が有利になる資格についても解説します。

最低限のPCスキル

パソコンでできる仕事をするには、基本的なPCスキルが必須です。パソコンの使い方が分からない状態では、仕事を獲得してうまく対応できません。具体的には、最低でも以下のスキルを身につけておく必要があります。

  • タイピングスキル
  • ITリテラシー
  • 基本的なパソコンの操作スキル
  • テキストコミュニケーションスキル

仕事でパソコンを使ううえでは、少なからずタイピングをする場面があります。そのため、ある程度はスムーズにタイピングできるようにしておきましょう。ITリテラシーとは、ITの仕組みや活用方法などに対する理解のことです。セキュリティに関する知識も含まれます。

また、パソコンでできる仕事は1人で取り組む場面が多いため、人に聞かなくても基本的な操作は自力でできるようにしておくべきです。さらに、メールやチャットなどによるやり取りが多く、テキストによるコミュニケーションスキルも身につけておく必要があります。

あれば役立つ需要の高いスキル

パソコンで仕事をしたいという人は、まず下記のスキルのいずれかを身につけましょう。

  • プログラミングスキル
  • ライティングスキル
  • マーケティングスキル
  • 動画編集スキル

先述の通り、パソコンでできる仕事の多くはデジタル関連です。実は日本では、2030年に最大で79万人のIT人材が不足するといわれています。デジタル化が進む社会において、IT/Webに詳しい人材はニーズが高く、将来的にも安定して仕事を得やすいといえるでしょう。

自分の力で稼ぐために身につけておきたいスキルについては、下記の記事で詳しく解説しています。新しいジャンルへの転職や独立に関心がある人は、こちらの情報も役立つはずです。

個人で稼ぐ方法12選!自分で稼ぐ力が身につくおすすめスキルも紹介

パソコンでできる仕事に役立つ資格

上で紹介した専門資格以外にも、持っていると副業に役立つ国家資格や民間資格があります。

また、テーマを問わず、記事制作や編集、SNS運用といった情報発信に関わる副業をするなら、以下のような資格も役立つでしょう。

他には、以下のような資格を保有していれば、IT/Web系の副業で強いアピール材料になります。

IT系は他にも数多く資格があるのでチェックしてみてください。

パソコンでできる仕事に必要な端末や環境

パソコンでできる仕事を自宅でする場合は、作業ができる環境を整えなければなりません。ここでは、必要な端末や就業環境について紹介します。

相応のスペックのパソコン

パソコンのスペックは、作業の可否に大きく影響します。例えば、テキストの資料作成をする程度であれば、CPUはCore i3、メモリは8GBのパソコンでも仕事ができるでしょう。一方、Webデザインや動画編集の仕事には、CPUはCore i7、メモリは16GB以上、SSD搭載のものが理想です。スペックによって価格も大きく異なるので要注意。仕事内容に合せて適切なスペックを持ったパソコンを用意しましょう。

定番の業務ソフト

仕事に必要なソフトウェアの用意も欠かせません。定番の業務ソフトは、以下のとおりです。

同じような用途のソフトウェアでも価格や機能、使い勝手が異なるため、高機能なものや自分のレベルに合ったものを選ぶ必要があります。

快適な通信環境

Web会議や資料の送付、クラウド上に保存したデータの出し入れなど、通信環境も非常に重要です。特に、プログラミングやWebデザインの仕事の場合、大きなデータをやり取りするため、大容量のインターネット環境がなければ作業はもちろん、案件を獲得することすらできないでしょう。通信環境は、上り下りとも常時200Mbps以上の通信速度と、安定性、安全性の3点から選んでください。光回線であれば速度が速く、快適な通信環境を整備しやすいでしょう。

作業スペース

業務に必要な作業スペースも確保しておきましょう。

自宅で仕事をする場合、作業場所についても自由に決められますが、プライベート空間と作業スペースを共有するとメリハリが付きにくくなります。できれば集中して仕事に取り組めるスペースを用意したほうがよいでしょう。

また、長時間の座り仕事での身体への負担を小さくするために、身体に合うデスクやデスクチェア、アームレストやフットレストも用意しておきたいところです。

セキュリティ環境

自分で就業環境を整える時に重視したいのがセキュリティ対策です。

セキュリティが甘いと、クライアントの機密情報を漏洩させてしまったり、マルウェアの被害に合ったりするリスクが高くなります。クライアントに損害を与えてしまった場合、損害賠償を請求される可能性もあります。

自分のパソコンで作業をするのであれば、セキュリティソフトの導入は必須と考えましょう。そのほか、重要書類の送付では暗号化したり、感染に備えて定期的にバックアップをとったりと、セキュリティを強化したりしましょう。

フリーランスとして独立すれば選択肢が広がる

パソコンでできる仕事の多くは、フリーランスにも向いています。フリーランスになれば、本業として専念するも、他の仕事を持って複業とするもすべて自分で選べます。

  • ITエンジニア
  • デザイナー
  • ライター・編集者
  • 翻訳
  • マーケター

といったように自分の興味や専門分野に特化した仕事を選ぶことが可能です。働きながら資格を取ったり、新たなジャンルの仕事に挑戦したりと、自分の得意分野や興味を追求しながら、より高い報酬を目指すと良いでしょう。

フリーランスが在宅ワークできる職業については、下記記事で詳しく解説しているので、合わせて読んでみると自分にぴったりの仕事が見つかります。

在宅フリーランスになれる仕事24選!未経験向けの職種や始め方も紹介

まとめ

本記事では、パソコンでできる副業・本業向けの仕事を17種類紹介しました。パソコンでできる仕事に必要なスキル・経験があれば、自由な働き方を選べるようになります。特にIT系の仕事に就いている人は、「在宅ワーク」「フリーランス」という選択肢を視野に入れて、自分らしい働き方を探してみましょう。

ITプロパートナーズ」では、IT人材向けのフリーランスや、副業・複業案件を多く取り扱っています。まずは、どのような業務がどの程度の報酬で受けられるのか、ぜひ確認してみてください。

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ITプロパートナーズはITフリーランスの方に案件紹介をしているエージェントです。当メディア「ITプロマガジン」では、フリーランスの働き方から仕事探しまで幅広い情報を日々発信しています。