リモートワークをするメリットとデメリットを徹底解説

こんにちは!
ITエンジニア・webディレクター・webデザイナーなどのIT人材の自立・キャリアを支援するITプロパートナーズの木村です。
弊社では、独立精神旺盛な優秀なエンジニアの方々の独立・起業サポートや、フリーランス支援を行っています。
こちらでは、日々の現場でサポートさせていただいている中での、プロの目線で、エンジニアに役立つお話をしてまいります。

さて、政府主導の働き方改革によって、今まで聞いたことのないような新たな用語や概念が出てきたりしています。
その結果として、従来の労働に関する常識が少しづつ、変化しつつあります。
そこで今回は、働き方改革でも特に注目度の高いキーワードの一つ、「リモートワーク」ついて、考えたいと思います。

リモートワークを取り入れると何が変わるのか?
どんなメリットがあってデメリットがあるのかをここで詳しく説明します。

それでは見ていきましょう!

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リモートワークとは?

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本題に入る前にリモートワークその斧について少しだけ確認しておきましょう!

リモートワークってどんな意味?

リモート(remote)には、遠隔という意味があります。リモコンを略さずに言うと、リモートコントローラーとなり、“遠隔から操作するためのもの”くらいの意味になりますが、リモートワークは“遠隔で働くこと”という意味になります。
言うまでもないと思いますが、なにから遠隔か、つまり離れているかというと、オフィスといった職場からです。
後でも触れますが、“在宅勤務”のことを横文字にしたものがリモートワークだと思っていただいて、概ね問題ありません。

リモートワークは4つのパターンがある?

このリモートワーク、アメリカにあるIT企業「NC Broadband社」によると、その形態や段階によって、4つのパターンに分けることができるとされます。

①ハイブリッド・リモートワーク

企業の正規雇用者で一週間のうち、オフィスで働く日とオフィス外で働く日が混じっている状態です。
このパターンは複数の勤務スタイルが混じっているため“ハイブリッド・リモートワーク”と呼びます。オフィス外勤務は週に1日や2日だけという企業も多いので、おそらく、今のところ日本国内で利用者が最も多い、リモートワークのスタイルです。

②フルタイム・リモートワーク

2つ目のパターンは、企業の正規雇用者で勤務時間の100%をオフィス外で過ごすパターンです。
全ての勤務時間がリモートワークなので、“フルタイム・リモートワーク”と呼びます。“ハイブリッド・リモートワーク”と対象者こそ企業の正規雇用者という点では同じですが、完全にリモートワークに軸足を置き、オフィスを原則として利用しない点がハイブリッド・リモートワークとフルタイム・リモートワークとの違いです。

③リモート・アウトソース

3つ目のパターンは、これまでと違い、社外の人間で契約した勤務時間の100%を、オフィス外で仕事を進めるパターンのリモートワークのことを“リモート・アウトソース”と呼びます。例えば、フリーランスのプログラマーと契約した際、自社のオフィスで作業してもらわらずに、プログラマーの自宅などで作業をしてもらい、出来上がったソースコードはファイル共有サービスで提供してもらった場合、リモート・アウトソースと呼ぶことができます。

④テンポラリー・リモートワーク

そして、最後のパターンは、“テンポラリー・リモートワーク”です。テンポラリーとは一時的という意味で、オンラインミーティングのような一時的な業務を遠隔で行うリモートワークをテンポラリー・リモートワークと呼びます。
一時的な業務ですので、基本的には企業の正規雇用者ではありません。オンラインミーティングの他にもオンラインで報酬付きのアンケートを答えるというのも、テンポラリー・リモートワークの一形態と言えそうです。

さて、ここまで、あまり知られていない、リモートワークの4つのタイプをご紹介いたしました。
ザックリ言ってしまえば、企業との関係性とオフィスに出てくる日数によってリモートワークをタイプ分けしていますが、いずれにしてもオフィスの外で仕事をする、という点で共通していますね。

次にリモートワークのメリットやデメリットについて見ていきましょう!

リモートワークのメリット

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リモートワークについて理解が深まったところで、リモートワークのメリットをご紹介したいと思います。
なお、リモートワークのメリットは、リモートワークを利用する労働者はもちろん、リモートワークを導入する企業・経営者、双方にメリットがありますので、労働者・経営者それぞれの観点からメリットをご紹介いたします。

リモートワークで働く側のメリット

通勤・帰宅がなくなる

リモートワークを利用する労働者側のメリットとして多くの人に挙げられるのは通勤・帰宅がなくなる点です。
多くの場合、リモートワークの勤務時間は会社の勤務と同じですが、通勤・帰宅の時間がなくなるので、家が遠い人には時間の自由度が高まります。
そこまで家が遠くない人でも、通勤ラッシュの混雑から逃れられるので、非常に魅力のあるメリットです。また、自分が仕事に集中しやすい環境で仕事ができるため、リモートワークによって、仕事の効率が上がったと感じるリモートワーク経験者が大変、多いのも見逃せないメリットです。

ストレスがたまりにくい

通勤ラッシュ、帰宅ラッシュのストレスがなくなり、個々の社員にとって良い環境で働けれることで、心身の不調を起こしにくくなる効果が期待されます。
万が一、病気になってしまった場合、多くのサラリーマンが定時に会社を出ても、地元の病院がまだ患者を受け付けているかわからないという状況ですが、リモートワークを利用して自宅で仕事をしている人であれば、平日でも地元のかかりつけ医に通いやすく、回復も早くなるでしょう。また、同様に家族内で小さなお子さんがいたり親御さんのそばにいたいという方々にも大変メリットの大きい働き方がリモートワークと言えるでしょう。

リモートワークを導入する企業・経営者のメリット

続いて、リモートワークを導入する企業・経営者のメリットです。順に見ていきましょう。

経費の削減

企業側のメリットはずばり、経費削減です。従業員の通勤がなくなるということは、通勤手当の支給は不要になるわけですし、従業員がオフィスに来ないので、机、椅子を含めたオフィスに置く備品の数を減らすことが可能です。
ハイブリッド・リモートワークで週に何度かはリモートワークの人だとしても、同じようにハイブリッド・リモートワークを利用している人同士で机、椅子をシェアすればいいのです。
つまり、そもそも従業員全員が入るほど広いオフィスを用意する必要もないので、これだけで相当な経費の圧縮ができるのです!

稼働率が上がる

労働者側の労働状況が改善され心身の不調が減れば、その分、稼働率が上がります。つまり、病欠者や長期休業になる社員の数を減らすことができ、勤務状態の健全化が進められるでしょう。
そして、冒頭に述べた通り、リモートワークは現在、政府主導の働き方改革で注目度が上がっており、そのトレンドに乗れた企業への注目度も上がっています。リモートワークの導入が良い企業宣伝になること間違いなしです!

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リモートワークのデメリット

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何事にもメリットだけではなく、デメリットがあるものです。リモートワークにもやはり、デメリットと言えるところがあります。
甘い話には裏がある、と言われても困りますので、そちらも合わせてご紹介します。
今回も、労働者目線、経営者目線の双方でデメリットを見ていきましょう!

リモートワークで働く側のデメリット

まずは働く側の目線でリモートワークのデメリットを順に見ていきましょう。

他の人との距離感

労働者目線のデメリットの代表は、上司や同僚との距離感です。やはり、実際に合って話をすることでわかる人柄というものがあります。しかし、リモートワークの場合、メールやグループワークと言った文字媒体を中心として、必要に応じて電話、環境が整っていればテレビ電話とった各種ツールでのコミュニケーションとなります。
うまく思いを文章に書き落とす能力であったり、声だけを聴いて目の前にいない人の思いを汲み取るなどの、高いコミュニケーション能力が求められることは間違いありません。

独自で決断をする必要がある

上司など、近くに相談できる人がいないため、独力で仕事を進め、決断する能力がオフィス勤務時より強く求められます。自由度が高くなったという点でメリットに感じる人も多いですが、個人が担う責任が重くなったとも言え流ので、デメリットに感じる方も多いでしょう。

出費がかさむ

オフィス勤務の場合、オフィスにいることで発生するお金、例えばエアコンやPCなどの電気代・光熱費は会社持ちでしたが、オフィス外で仕事する場合は、基本的に自分持ちになるはずです。
自宅で仕事をしている方であれば自宅の電気代が上がるでしょうし、自分の仕事しやすい環境はコーヒーショップだ!という方は、1カ月で見ると馬鹿にならないコーヒー代がかかってしまうでしょう。

評価の仕組み

そして、多くの経験者が辛いと感じていたのは、評価の仕組みでした。オフィス勤務であれば、上司や同僚が自分の仕事ぶりを見ていますよね。なので、多少作業効率が悪くて成果が十分でなくても、仕事に真摯に取り組んでいればプロセスを見てそれなりには評価してもらえます。場合によっては、何が悪かったのか一緒に考えてくれるでしょう。

しかし、リモートワークでは、“頭を抱えて、七転八倒しながら仕事を進めている姿”が上司には伝わりにくいので、成果主義になりがちだという現状があります。

リモートワークを導入する企業・経営者のデメリット

続いて、経営者側のデメリットを見ていきましょう。

費用がかかる

まずは費用の問題です。メリットして経費の削減があげられましたが、実はリモートワークを導入することでお金がかかるものもあります。基本的にはリモートワークはネットワーク技術に立脚したITシステムで実現されます。ITシステムの導入・構築にはお金がかかります。ITシステムである以上、使い続けるためには保守していく必要がありますし、いわゆるハッカーの攻撃を受けるリスクも常に付きまとうのです。そういったサイバー攻撃の対策について、費用を含めて考慮に入れておく必要があります。

セキュリティの問題

更にセキュリティの問題も重要です。リモートワークのためとして持ち出された重要情報が同業他社に売られえる可能性がないとは言えません。そのような事案の発生はまれですが、重要情報を入れた業務用ノートPCを鞄ごとどこかに忘れる事案はしばしば発生しています。
必要な権限者にしか情報を開示しない、開示する際も、幾重もの承認システムを用意するなど、対策の導入が重要です。

さて、ここまでメリットとデメリットを見てきました。次にリモートワークと勘違いされやすいものについて少し見てみましょう。

リモートワークと違う?他のワークスタイルとの比較

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リモートワークと似たような意味で使っている言葉がいくつかありますよね。ここではっきりさせておきましょう。

テレワーク

テレワークとは、インターネット等を介して時間や場所の制約を受けずに働くスタイルのことを言います。
1970年代にアメリカで生まれた言葉です。リモートワークとほぼ同じと言いますが、妙な例えですが「“接着剤”ではなく“ボンド”と言った方が、なんか特別感があるでしょう?」程度のイメージ戦略として、(先述のNC Broadband社のような)比較的歴史の浅いIT企業がリモートワークという言葉を使い出したようです。

そういった事情もあり、“政府主導の働き方改革で注目のリモートワーク”と書きましたが、政府の正式なドキュメントにはリモートワークの文言はなく、すべて、テレワークと表記されています。

在宅ワーク

在宅ワークは、“テレ”という聞きなれない言葉を避けて、日本人に分かりやすい言葉にテレワークを言い換えした表現です。

「オフィス以外で仕事する場所って自宅くらいしかないんじゃないの?」

というアイデアに立脚しているところに、古いなぁという印象をもつ方もいるかもしれません。
ここまでの話をまとめると、「リモートワーク=テレワーク=在宅ワーク」で、敢えて、ランク付けをするならば、テレワークという言葉が一番偉い程度に思っておいてもらえれば問題ありません。

クラウドソーシング

クラウドソーシング、あるいはクラウドワーキングという言葉は、まったくリモートワークと異なる文脈から出た言葉です。
本来は、アウトソーシング先を不特定多数から募って仕事を分配する仕組みのことを言うのですが、仕事を分配された方の多くが、
“リモート・アウトソース”や“テンポラリー・リモートワーク”として労務を提供することが多いので、いっしょくたに使われています。

ノマドワーク

ノマドとは遊牧民を意味する英単語「nomad」から来ており、本来は特定の会社などに所属せず、喫茶店などで仕事をしている方の“生き方”を指す言葉です。しかし、ノマドの方の多くが、フリーランスとして“リモート・アウトソース”や“テンポラリー・リモートワーク”として働いているため、同じような意味で使われていることがあります。

最後に、実際にリモートワークを導入した企業の例を簡単に見てみましょう!

リモートワークの導入事例

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リモートワークを実際に導入した企業をいくつかお教えします。実は総務省ではリモートワーク(政府機関なので、テレワークの語を使っていますが)の推進を目指して、導入企業の紹介などを毎年行っています。

平成28年度の紹介は行われていませんが、27年度の資料を見るとマンダムやアフラックなどのTVCMを行っているような大企業が紹介されていました。そこでは紹介されていませんでしたが、リクルートをはじめとするベンチャー系の起業や、車メーカーの日産といった歴史ある大企業でも、リモートワークの導入は進んでいます。

他にもリモートワークの導入事例はありますが、この事例を見てもリモートワークという働き方が、当たり前になっていく兆しを感じ取ることができるのではないでしょうか。

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まとめ

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今回は、リモートワークについてお話ししました。

現在、多くの企業がその導入を目指しており、今後、使うチャンスのある人も多いと思いますので、メリット・デメリットを理解し、有効に制度を活用していきましょう!

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「IT起業家・フリーランスの自立を支える」というビジョンの元、「週2日からの業務委託案件を紹介する、ITプロパートナーズ」を運営。 ■BestVenture100に創業初年度で選出 ■取材記事:自立する覚悟が、働き方を変える
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