こんにちは、ITプロパートナーズ編集部です。
近年、働き方改革などもあり、自宅で仕事ができる「在宅ワーク」への注目度が高まっています。中でもプログラマーは人気で、在宅プログラマーになりたいと考えている人が増えています。
しかし、実際のところ在宅プログラマーになるのは簡単ではありません。在宅プログラマーとして安定した生活をするためには、大きな努力が必要です。
そこで今回は、在宅プログラマーに興味があるという人に向けて、プログラマーの仕事内容や在宅プログラマーになる方法など、在宅プログラマーについて掘り下げていきます。在宅プログラマーとして得られる年収・求められるスキルなども紹介しているので、在宅プログラマーを目指す人はぜひ参考にしてください。
また、フリーランスを目指す方は「フリーランスプログラマーの実態とは?なり方や注意点、年収まで解説」の記事も併せて参考にしてください。
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Contents
プログラマーが在宅で働くための3つの方法
在宅プログラマーを目指す場合、次に紹介する3つの方法が挙げられます。
1.在宅勤務可能な企業に転職する
リモートワークを取り入れており、在宅でも勤務可能な企業へ転職する方法があります。入社後すぐにとはいきませんが、業務に慣れることで在宅ワークができるようになります。
働き方改革やコロナ禍により、リモートワークを導入する企業が増加しました。こうした背景があるにもかかわらず、現在勤めている企業が在宅での勤務を導入していないのであれば、環境を変えるしかありません。
2.フリーランスとして在宅案件を獲得する
フリーランスとして在宅で対応できる案件を獲得する方法もあります。企業でのプログラマーとしての実務経験を活かすことで、スムーズに独立できるでしょう。
プログラマーの仕事には在宅で対応できる案件は多いですが、不安なのは「安定して仕事を受けられるのか」ではないでしょうか。現在ではフリーランスエージェントなどがあり、案件を受けるための環境は整備されているため積極的に活用するとよいでしょう。
3.隙間時間を活用して副業で働く
本業で働きつつ、隙間時間を活用して在宅でできる副業案件を受けるのも方法のひとつです。働き方改革における副業促進の影響により、副業を認める企業が増加傾向にあります。
企業が副業を認めているなら本業の就業後や土日などで、本業に影響が出ない程度で在宅案件をこなすことが可能です。副業案件を獲得するには、副業エージェントやクラウドソーシングサービスがおすすめです。
副業としてプログラミング案件を獲得したいと考えている方は以下の記事を参考にしてください。現役プログラマーと未経験者に分けて稼ぎ方を詳しく解説しています。
在宅プログラマーの平均年収
在宅プログラマーの年収は就業形態によって変わる部分が大きく、一概にはいえません。正社員かフリーランスかでも大きく変わります。以下で詳しく解説します。
会社員の在宅プログラマーの年収
会社員在宅プログラマーの平均年収は、約400万円といわれています。あくまでも平均値であり、個人の技能や役職、会社の規模によって年収は大きく変わります。
プログラマーは、経験を積みスキルアップすることで収入を挙げられる仕事です。会社員の場合でも、実務経験によりスキルや知識を身につければ、より責任あるポストにつけるので年収を増やすことが可能です。
在宅に限らずプログラマーの年収は企業規模が大きいほど高い傾向にあります。スキルや知識があるなら、転職することでも年収を増やせるでしょう。
フリーランスの在宅プログラマーの年収
フリーランス白書2020によると、年収800万円以上を稼ぐフリーランスでもっとも多い職種はエンジニア・技術開発系となっています。すべての職種のうち実に29.8%が年収800万円以上です。
年収400〜800万円未満でも全体の16.8%がエンジニア・技術開発系となっています。また、400万円未満になるとエンジニア・技術開発系は、わずか6.2%です。
会社員で平均年収約400万円と考えると、フリーランスの在宅プログラマーのほうが稼ぎやすいといえるでしょう。会社員では大きな年収アップは期待できませんが、フリーランスなら実績やスキルなど自分次第で年収アップが目指せることもわかります。
在宅プログラマーとして働くために必要な基本スキル

在宅プログラマーとして働くためには、以下3つの基本スキルが必要です。
- プログラミングスキル
- 自己管理力
- オンライン上でのコミュニケーションスキル
それぞれのスキルについて解説します。
プログラミングスキル
プログラミング言語のスキルや知識は当然必要です。フリーランスの場合は、すべて自分で対応することが求められるので、プログラミングに関するスキルや知識を幅広く身につけておくことが大切です。
会社員として在宅プログラマーになる場合、企業が使用している言語やスキルの習得が求められます。現在はプログラミングスクールや学習サイト、書籍などプログラミングを学習できる環境が揃っているので、スキル習得のために積極的に活用するとよいでしょう。
自己管理力
在宅プログラマーには、自己管理力も必要です。在宅ワークは自分のタイミングで作業できる働き方ですが、案件にはすべて納期があります。スケジュール管理はもちろん、体調管理も忘れてはいけません。
仕事を受けすぎて納期に間に合わないとクライアントからの信頼を失ってしまいます。無理なく作業するための案件管理や体調管理のほか、在宅でも作業時間をしっかり確保するためのスケジュール管理能力が必要です。
オンライン上でのコミュニケーションスキル
在宅での仕事は、クライアントやほかのメンバーとすべてオンライン上でやり取りすることになるので、オンライン上でのコミュニケーションスキルも必要です。直接会ってのコミュニケーションではお互いの表情を確認できますが、在宅の場合はテキストでのやり取りが多くなります。
普通に文字を打ちメッセージを送ったつもりでも、失礼な印象を与えてしまったり、相手の誤解を招いてしまうケースも少なくありません。常に相手の立場になってメッセージのやりとりができるスキルが必要です。また、レスポンスをなるべく早く行い、相手はこちらの状況が見えないため、こまめに進捗を報告することが大切です。
プログラマーが在宅可能な求人・案件を獲得する方法
プログラマーが在宅で仕事をするための主な方法は「会社員として在宅で勤務する方法」と「フリーランスとして在宅で対応できる案件を獲得する方法」の2通りです。
次では、それぞれの具体的な求人の探し方や案件の獲得方法を紹介します。
在宅勤務可能なプログラマー求人の探し方
会社員として在宅勤務可能な求人を探せば、在宅プログラマーとして働けます。求人を探す具体的な方法は以下の通りです。
- 転職エージェントを活用する
- 求人サイトで応募する
- スクールの紹介を受ける
それぞれ解説していきます。
転職エージェントを活用する
転職エージェントを活用し、自分に合った企業を紹介してもらう方法です。転職エージェントは自分のスキルや職歴などに合った企業だけでなく、希望する働き方ができる企業を紹介してくれます。
働き方や報酬面など自分からは交渉しづらい内容の希望も、入社前にエージェントが企業側に伝えてくれます。条件をすり合わせたうえで転職できるので、入社後のミスマッチを防げるのが特徴です。
求人サイトで応募する
求人サイトで自分に合った働き方ができる企業に応募する方法もあります。求人サイトは働き方や収入など、条件を絞って求人を検索できるのが特徴です。
例えば、「プログラマー 在宅勤務可能」などと検索することで、在宅で勤務できる企業が見つかるでしょう。企業によって、一部リモートでの作業を許可しているなど条件は異なるため、応募前に求人情報をしっかり確認しておくことが大切です。
スクールの紹介を受ける
プログラミングスクールを利用して、就職先を紹介してもらう方法もあります。プログラミングスクールでは、就職・転職の支援・保証するスクールも多いです。
受講料はかかりますが、プログラミングを学んだうえで就職できるのはメリットです。基礎知識だけでなく、より実践的なプログラミングを学べるスクールもあるので、未経験の人でもプログラマーとしてすぐに活躍できる可能性もあります。
在宅プログラマー案件を獲得する方法
フリーランスとして在宅案件を獲得すれば、在宅プログラマーとして働けます。案件を探す具体的な方法は以下の通りです。
- フリーランスエージェントを利用する
- クラウドソーシングを利用する
- 知人の紹介で案件を受ける
それぞれの方法を具体的に解説します。
フリーランスエージェントを利用する
フリーランスエージェントを利用して、在宅案件を獲得する方法です。フリーランスエージェントなら、自分のスキルや働き方にマッチした案件の紹介を受けられます。
弊社ITプロパートナーズは、プログラマーの在宅案件を多数取り扱っています。例えば、以下のような高単価のリモート案件を募集しています。
リモートで、顧客管理認証基盤からのユーザー情報取得API開発を担当する案件です。
- 稼働日数:週4日
- 想定月収:100万円
求められる経験やスキルは、OpenAPIの設計や構築経験、AWS上へのシステム設計や構築経験、GitやTerraformを利用したコード管理経験、提案力、JavaScriptの経験などです。
こちらはフルリモートで自社サービスを担当するセールスエンジニアの案件です。クライアントとの交渉やマニュアル作成など幅広く担当します。
- 稼働日数:週3日
- 想定月収:80万円
求められるスキルは、LAMP環境でのプログラミング実務経験、セールスエンジニアの経験、要件定義経験、仕様設計経験、企画者・非エンジニアとの折衝経験、RDBやSQLへの理解などです。
この他、在宅プログラマー案件を更にチェックしたい方は、以下から無料登録をして、案件を閲覧してみてください。
クラウドソーシングを利用する
クラウドソーシングサービスを利用して、在宅案件を獲得するのもひとつの方法です。ランサーズやクラウドワークスなどの国内最大級のサービスを利用すれば、自分の経験やスキルに合った案件を獲得できます。
大手サービスでは、初心者向けの案件も多く扱っているのが特徴です。単価は低いですが、数をこなしながらスキルアップや実務経験を重ねられます。
実績を重ねていけば安定して稼げるようになるでしょう。また、実績やスキルによっては、クライアント側からスカウトされることもあります。
知人の紹介で案件を受ける
知人の紹介で、在宅案件を受ける方法です。自分のスキルや知識、実績などを理解した知人から案件を紹介してもらえば、参画後のミスマッチを防ぐこともできます。
フリーランス白書2022によると、フリーランスの仕事獲得経路としてもっとも多いのが「人脈」で全体の65.9%の割合となっています。これはプログラマーに限定した数字ではありませんが、フリーランスがいかに人脈によって案件を受けているのかがわかる結果です。
例えば現在プログラマーとして企業に在籍しているなら、会社員時代からフリーランスを見据えた人脈づくりをしておけば、スムーズに在宅案件を獲得できるでしょう。
在宅可能な求人・案件が多いプログラミング言語の例

在宅可能な求人や案件において、募集数が多いプログラミング言語にはどのようなものがあるのでしょうか。複数の求人サイトと弊社ITプロパートナーズをみてみると、以下のプログラミング言語の求人・案件が多い傾向にあります。
- PHP
- JavaScript
- Ruby
それぞれの言語の特徴を解説します。
PHP
PHPは、Webサイトやアプリケーション開発、CMSのカスタマイズなど、さまざまな案件で求められているプログラミング言語です。多くのWebサイトやシステム、サービスがPHPで開発されています。
PHPの需要は高いので将来性があるプログラミング言語といえます。
JavaScript
JavaScriptは、Webサイトやアプリケーションの開発におけるUI/UXを担当する案件などで求められるプログラミング言語です。
JavaScriptは、ユーザーがWebサイトやサービスを視覚的にわかりやすくしたり利便性を高めたりする重要な役割があります。JavaScriptは、ほとんどのWebサイトやサービスなどで使用されているプログラミング言語なので、案件数が多い言語です。
Ruby
Rubyは、Webサイトやアプリケーション、ECサイトなどの開発で求められるプログラミング言語です。自由度が高く短いコードで効率的にWebサイトやサービスが開発できるRubyは、ベンチャー企業やスタートアップ企業で需要の高い言語といえます。
Rubyは新規開発案件が多い傾向にあるので、将来的にも需要が見込まれるプログラミング言語です。新規のWebアプリケーション開発に携わりたいなら、Rubyの案件で実績をつくりましょう。
在宅プログラマーとして働く上でのポイント
プログラマーが在宅で働くためのポイントは「一部出社も柔軟に対応する」「生産性の高い作業環境を構築する」ことです。次では、それぞれのポイントについて解説します。
一部出社も柔軟に対応する
在宅だけでなく、一部出社して働くなど柔軟に対応する考えを持つのがポイントです。「フルリモート」に限定して探すと、応募できる求人や案件は減ってしまいます。
とくに会社員の場合、入社後すぐにフルリモートで対応できるケースはほとんどありません。出社してある程度の実務をこなしたうえで在宅勤務になるケースが多いです。
そのため、就職や転職により在宅ワークを目指すなら、一部出社も受け入れて「徐々にリモートに移行する」と考えて求人を探しましょう。フリーランスの常駐案件の場合でも、交渉することで、一部リモートでの作業に応じてくれるかもしれません。常に柔軟な姿勢で案件獲得を目指しましょう。
生産性の高い作業環境を構築する
在宅で働くには、作業の生産性を高めるための環境を構築するのもポイントです。同じ場所で同じ姿勢で作業すると、集中できないことや疲労がたまってしまうこともあります。
集中できる環境を構築する方法として、例えばスタンディングデスクを導入する方法があります。座ったり立ったりして姿勢を変えて作業することで、集中力を高められることもあります。
このように自分なりに工夫して作業しやすい環境をつくり、生産性を高めるのもポイントです。
プログラマーが在宅で働く際の注意点

プログラマーが在宅で働く際は、以下の3点に注意しましょう。
- セキュリティ対策は必須
- 成果物が主な評価軸になる
- 先方や社員とは細めに連絡をとる
それぞれの注意点について把握していきましょう。
セキュリティ対策は必須
会社員、フリーランスに関係なく、在宅プログラマーはセキュリティ対策を徹底しなければなりません。
企業やクライアントから提示されているルールをしっかり守り、情報漏洩を防ぐ必要があります。特にフリーランスの場合、問題が発生した際には全て個人で責任をとることになります。例えば、クライアントの情報を漏洩させてしまい損害が発生すれば、個人に責任を問われるので注意しましょう。
成果物が主な評価軸になる
在宅プログラマーの場合、フリーランスはもちろん、会社員においても上司は進捗を判断できないので、基本的に成果物で評価されます。
在宅で行う仕事には、納期や期限が設けられています。納期や期限に間に合わなかったとしても、上司の目が届く場所で作業しているなら遅れた事情も理解してくれるでしょう。
しかし、在宅での作業ではどのような事情も考慮してくれません。成果物を決められた日までに提出しその内容によって評価されます。
先方や社員とは細めに連絡をとる
フリーランスなら仕事を依頼してくれたクライアント、会社員なら職場の社員などと細めに連絡をとるようにしましょう。
在宅での作業では、お互いの仕事の進捗がわかりません。「自分が今何をしていて、いつまでに作業を終えられるか?」などをこまめに連絡することで、上司やクライアントに安心感を与えられます。
また、トラブルやミスが起こった際には、すぐに報告することでスムーズな対応・改善にもつながります。意識して報連相を徹底しましょう。
未経験から在宅プログラマーになるための方法
未経験から在宅プログラマーになるためには、以下の方法があります。
- 1.プログラミングスキルを身につける
- 2.ポートフォリオを作成する
- 3.在宅勤務可能な企業に転職する
具体体なステップについて以下で解説します。
1.プログラミングスキルを身につける
まず、プログラミングスキルを身につけなければプログラマーにはなれません。スクールやオンライン学習サイト、書籍などを活用し、プログラミングスキルを身につけましょう。
プログラミングスクールなら、就職支援サービスを展開しているスクールがおすすめです。あらかじめ就職サポートがあるスクールに通えば、スムーズにプログラマーとして就職できます。
2.ポートフォリオを作成する
ポートフォリオの作成も重要です。就職・転職活動を行う際、ポートフォリオを用意しておくことで、スキルをアピールできます。
例えば、自分でWebサービスをつくったり、スクールの案件紹介を受けたりして、ポートフォリオに載せられる材料を集めておきましょう。
3.在宅勤務可能な企業に転職する
スキルを習得し、ポートフォリオの作成まで終えたら、在宅勤務可能な企業に転職しましょう。
転職後は未経験者なので、すぐに在宅ワークとはいきませんが、経験を積みスキルを磨けば徐々に在宅で働けるようになるでしょう。また、企業で実務経験を3年程度積めば、フリーランスも視野に入れられます。
まとめ
在宅プログラマーになるためには、フリーランスとして独立したり、在宅勤務が可能な企業に転職したりするなど、いくつかの方法があります。いずれにせよ、プログラミングに関する知識がなければ在宅プログラマーになるのは難しいため、未経験の人はスクールなどを活用するのがおすすめです。
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