フロントエンドエンジニアの年収は?1000万目指す方法や今後の将来性も解説

こんにちは、ITプロマガジンです。

フロントエンドエンジニアを目指す人は、どれくらいの年収が稼げるのか気になっている人も多いのではないでしょうか?

この記事では、フロントエンドエンジニアの平均年収を雇用形態や経験年数など条件別で詳しく紹介していきます。その他フロントエンジニアとして年収1,000万稼ぐ方法やフリーランスの年収、今後の将来性も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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フロントエンドエンジニアの仕事内容とは?

フロントエンドエンジニアの仕事は、Webサイトを構成する要素のうち、ユーザーから見える部分を設計・構築することです。フロントエンドエンジニアは、見た目を決めるWebデザイナーと、ユーザーから見えないシステム部分を担当するバックエンドエンジニアのどちらにも関わり、両者をつなげる役割を果たします。具体的には、バックエンド側で必要な機能とWebデザイナーのデザインを、画面上にプログラミング言語を駆使して表現します。

HTMLやCSSを駆使してコーディングをしたり、JavaScriptなどを用いて動的な表現を実装したりすることは、フロントエンドエンジニアの基本的な仕事内容です。上級者になってくるとPHPやRubyといったサーバーサイドのプログラミング言語も扱いながら仕事をこなすこともあります。フロントエンドエンジニアの仕事は、Webアプリケーションの使いやすさを左右します。

また、コーダーが何人かいる職場では、コーダーをまとめるリーダーを務める場合もあるでしょう。バックエンドのエンジニアやWebデザイナー、プロジェクトマネジャーとの打ち合わせもフロントエンドエンジニアの仕事の1つです。

フロントエンドエンジニアの平均年収

フロントエンドエンジニアの仕事はどのくらい稼げるのか気になる人もいるでしょう。ここでは、雇用形態や経験年数など、各種条件ごとの平均年収を紹介します(2023年5月時点)。

雇用形態別の平均年収

雇用形態平均年収
正社員約595万円
派遣社員約430万円
アルバイト約230万円
フリーランス約480万〜840万円

雇用形態によって平均年収は大きく変わります。求人ボックスのデータによると、正社員として働くフロントエンドエンジニアの平均年収は、約595万円です。

派遣社員の平均時給は2,248円で、1日8時間、月20日勤務すると仮定して年収に換算すると約430万円になります。アルバイト・パートの平均時給は1,201円なので、派遣社員と同条件で年収換算すると約230万円です。

フリーランスのフロントエンドエンジニアの年収は、弊社ITプロパートナーズに掲載されている案件の単価から計算しました。「フロントエンドエンジニア」というキーワードで検索したところ、案件ごとに幅はありますが想定月収40万〜70万円の案件が多く見つかります。

これを年収に換算すると、フリーランスの想定年収は約480万〜840万円となります。なかには想定月収100万円の案件も見られるため、受注できる案件によっては正社員よりも高い年収が見込めるでしょう。

経験年数別の平均年収

経験年数平均年収
20代約392万円
30代約553万円
40代約636万円
50代約659万円

職種にかかわらず、経験年数が長くなるほど年収も高くなる傾向にあります。上記の求人ボックスのデータでは、20代前半の平均年収は339万円ですが、30代前半の平均年収は533万円まで上がっています。一番平均年収が高いのは50代前半で、666万円でした。

男女別の平均年収

性別平均年収
男性20代:約317万円
30代:約489万円
女性20代:約295万円
30代:約383万円

性別によっても、平均年収が変わります。マイナビエージェントのデータでは、20代男性の平均年収は317万円で、20代女性の平均年収は295万円と、ほとんど変わりません。しかし30代になると差が開き、男性の平均年収は489万円、女性の平均年収は383万円です。

企業別の平均年収

年収を左右するのは経験年数や性別だけでなく、就職する企業によっても大きく異なります。以下は、有名企業のフロントエンドエンジニアの平均年収です。

企業名平均年収
LINE607万円
トヨタ自動車692万円
楽天662万円

このように、大手企業ではフロントエンドエンジニアの平均年収584万円を大きく上回っています。

フロントエンドエンジニアとその他IT職種の年収を比較

職種名30代の平均年収仕事内容
フロントエンドエンジニア約553万円Webサイトのうちユーザーに見える部分を設計・構築する
サーバーエンジニア約500万円サーバーの構築や運用を行う
ネットワークエンジニア500万円台ネットワークの設計・構築を行う
プログラマー約463万円プログラミング言語を駆使してプログラムを構築する
システムエンジニア約536万円システムの設計・開発・運用を行う
データベースエンジニア約560万円データベースの構築・運用を行う
プロジェクトマネージャー約650万円プロジェクトを統括する
ITコンサルタント約668万円ITを使って企業の課題を解決する

フロントエンドエンジニアの年収が、「プログラマー」や「システムエンジニア」などほかの職種の年収とどの程度違うのかも気になるポイントです。フロントエンドエンジニアの年収と、それ以外のIT職種の年収についても比較してみましょう。

上の一覧表は、フロントエンドエンジニアと7職種の平均年収を比較したものです。ただし平均年収は、いずれの職種も雇用形態や経験年数、年齢などによって変わってくるため、30代の平均年収の目安を記載しました。

各職種と年収を比較した結果を、以下で詳しく紹介します。

1.サーバーエンジニアとの年収比較

サーバーの構築や運用を行うサーバーエンジニアの平均年収は、20代で400万円、30代で500万円程度だといわれています。

フロントエンドエンジニアの平均年収は、30代前半で533万円、30代後半で573万円です。そのため、ほぼ変わらないか少しだけフロントエンドエンジニアの方が年収は高いという結果になりました。

サーバーエンジニアの年収は?給料を上げる4つのコツも解説

2.ネットワークエンジニアとの年収比較

ネットワークエンジニアは、ネットワークの設計や構築を行う仕事です。

ネットワークエンジニアの平均年収は、20代前半で300万円台後半、30代前半で500万円台前半となっています。こちらは、フロントエンドエンジニアの平均年収とほぼ変わらない結果となりました。

ネットワークエンジニアの年収は?年代・企業・工程別の給料事情

3.プログラマーとの年収比較

プログラミング言語を使ってシステム開発を行うプログラマーの年収は、正社員の場合約440万円というデータがあります。年代別では30代で約463万円です。

正社員のフロントエンドエンジニアの平均年収は約595万円、30代では約553万円であり、フロントエンドエンジニアの方がプログラマーよりも稼げているといえるでしょう。

プログラマーの平均年収はいくら?言語・企業・働き方別の収入実態

4.システムエンジニアとの年収比較

システムエンジニアは、システム開発の企画からテスト、運用までを行う仕事です。システム開発の全体を担当する職種のため、フロントエンドエンジニアと関わることも多いでしょう。

システムエンジニアの平均年収は568.9万円、年代別では30代で約536万円で、フロントエンドエンジニアとほぼ同等の年収といえます。

システムエンジニア(SE)の平均年収は?年代や性別・企業規模別で紹介

5.データベースエンジニアとの年収比較

データベース専門に構築や運用を行うデータベースエンジニアの平均年収は、400万〜600万円、30代では約560万円といわれています。

スキルレベルや担当する案件などによって年収に差が出ますが、フロントエンドエンジニアの平均年収584万円はデータベースエンジニアの平均年収の後半に位置します。

そのため、個人の年収で比較すると、フロントエンドエンジニアの年収の方が高くなるケースもあるでしょう。

データベースエンジニアの年収は?仕事内容や必要スキルも紹介

6.プロジェクトマネージャーとの年収比較

プロジェクトマネージャーは、その名の通りプロジェクト全体をマネジメントする職種です。フロントエンドエンジニアとも関わることが多いでしょう。

プロジェクトマネージャーの平均年収は、20代で491万円、30代で650万円となっています。比較すると、フロントエンドエンジニアよりもプロジェクトマネージャーの年収の方が高いという結果になりました。

プロジェクトマネージャー(PM)の年収は?収入アップに有利な資格も紹介

7.ITコンサルタントとの年収比較

ITを使った経営課題の解決などを提案するITコンサルタントは、プロジェクトマネージャー同様、IT系の職種のなかでも年収が高いのが特徴です。

平均年収は20代前半で456万円、30代前半で624万円となっています。このように、ITコンサルタントもフロントエンドエンジニアの平均年収を上回っています。

ITコンサルタントの平均年収は?年収1,000万以上を目指す方法も調査!

ITコンサルタントの年収は?企業別ランキングやフリーランスの収入も紹介

フロントエンドエンジニアに求められるスキル

フロントエンドエンジニアが担当する業務は多く、プロジェクトの規模や予算によってはWebデザイナーやバックエンドエンジニアを兼任することもあります。そのためには、幅広い知識とスキルが必要なのはいうまでもありません。フロントエンドエンジニアに求められるスキルについて解説します。

基本的な言語の活用スキル

「HTML」などのマークアップ言語やスタイルを表現する「CSS」、動的な表現を可能にする「JavaScript」は、フロントエンドエンジニアが必ず身につけておきたい基本的な言語だといえるでしょう。

これらの言語はブラウザでWebサイトを表示させるために必須のものであり、知らなければWebサイトを設計することも作ることもできないからです。もちろんただ知っていればよいというわけではなく、深く理解して使いこなすスキルが求められます。

幅広い手法・フレームワークへの理解

「HTML」「CSS」「JavaScript」を扱えることを前提としたうえで、実際の現場で使われるさまざまな開発手法に関する網羅的な知識も必要です。

Web制作のプロジェクトで採用される開発手法は、多かれ少なかれ異なるのが一般的です。複数の手法を扱うこともあり、柔軟に対応できる知識やスキルが求められます。

そのなかでも、JavaScriptの三大フレームワークである「React.js」「Vue.js」「Angular.js」は押さえておくべきでしょう。これらのフレームワークやライブラリは、Webアプリケーションを開発する際によく活用されるためです。

また、Reactと関連性が高いものとして「TypeScript」という記述手法もあります。こちらも広く使用されているため使えて当然のスキルと考え、習得しておくべきでしょう。

Webデザインへの理解

多くの人がスマホを持つようになり、「アプリ」が重要な役割を担うようになった現在、小さなスマホ画面での見やすさ、使い勝手のよさは「売上」を左右する決定的な要因の1つになりました。

WebサイトやWebアプリを通じてビジネスの成果を上げるには、ユーザーに不便を感じさせないことが重要です。そのためには単にデザイン性が高いというだけではなく、「便利に使える」「迷うことなく操作できる」など、UI/UXを意識した開発をする必要があります。

フロントエンドエンジニアには、Webデザイナーが描いた絵をコンピュータ言語に翻訳するだけではなく、デザインそのものにユーザー目線で関わっていくことが求められます。使いやすいデザインについて知ることも、フロントエンドエンジニアの必須スキルでしょう。

フロントエンドエンジニアとして年収1000万円稼ぐ方法

フロントエンドエンジニアとしてキャリアを積んでいけば、年収1,000万円も夢ではありません。ここでは、フロントエンドエンジニアが年収1,000万円を稼ぐための方法を紹介します。

給与が高い企業に転職する

年収を上げる方法として代表的なのが、給与が高い企業への転職です。有名企業で働くフロントエンドエンジニアの平均年収を紹介しましたが、いずれも全体の平均年収を上回っています。

給与の高い企業に転職するには、もちろんそれに見合ったスキルが必要です。経験を積んでスキルを磨き、給与をアップできる企業への転職を目指しましょう。

スキルの幅を広げる

HTMLやCSS、JavaScriptを扱えるというだけでなく、「React.js」「Vue.js」「Angular.js」といったフレームワークの習得、さらにはCMSにも習熟するなど、スキルの幅を広げることも年収アップへのキャリアパスです。

加えてバックエンドで使われる「Python」や「Ruby」といったプログラミング言語のスキルがあれば担当できる業務の幅が広がり、キャリアアップのきっかけになったり、年収アップにつながったりします。

さらにフロントエンドエンジニアの仕事はコーディングやWebデザインと密接に関係しているため、これらの仕事への幅広い理解やスキルが深いほど需要が多く、稼ぎも大きくなります。

Webデザインのスキルを磨く

デザインスキルを磨くことで、フロントエンドエンジニアとしてこなせる仕事の幅が大きく広がります。

具体的には、IllustratorやPhotoshopを扱うスキル、UI/UX(ユーザーインターフェース/ユーザーエクスペリエンス)の知識などを習得することで、クライアントにユーザー視点と開発側両方からの提案ができるようになります。

デザインスキルがあることで、フロントエンドに必要な役割をざっくりと網羅していることも示せるでしょう。そのため、フリーランスとして案件を取りたいと思った際にはアドバンテージにもなります。

上位ポジションを目指す

フロントエンドエンジニアの経験を積んだ後に、プロジェクトマネージャーやITコンサルタントなど上のポジションを目指すキャリアパスもあります。

先述の通り、これらの上流工程を担当する職種は高い年収が得られます。

そのためには、フロントエンドエンジニアとしての力量が評価されることに加えて、仕事を通じてコミュニケーションスキルを高めていくことが必要です。

フリーランスとして独立する

フリーランスとして独立するのも、年収1,000万円を目指す1つの方法です。

本記事でも紹介しましたが、フリーランスエージェントには月収100万円の案件も掲載されているので、高単価の案件を獲得できれば大幅な年収アップが見込めます。

フリーランスを目指すなら、フロントエンドエンジニアとしてのスキルはもちろん、営業力やコミュニケーションスキル、自己管理力も必要です。これらのスキルも磨いておきましょう。

フリーランスのフロントエンドエンジニアになるには?必要スキルや年収

フリーランスのフロントエンドエンジニアにおすすめのエージェント

フリーランスのフロントエンドエンジニアを目指す方は、弊社ITプロパートナーズをご利用ください。専属スタッフが希望に合う案件を紹介してくれるので、初めてフリーランスにチャレンジする人も安心でしょう。

リモート可能な案件や週2〜3日から働ける案件も多く取り扱っているため、副業から始めたい人や柔軟に働きたい人にもおすすめです。ITプロパートナーズでは、以下のような案件を取り扱っています。

弊社ではこれ以外にも数多くのフロントエンドエンジニア案件をご用意しています。

高単価な案件も多いので、「今の自分がフリーランスになったらどれくらい稼げるのか?」「自分が獲得できそうなフリーランス案件はどれくらいあるのか?」など気になっている方は是非お気軽にご相談ください。

未経験からフロントエンドエンジニアになる方法

未経験からフロントエンドエンジニアになるには、どのようなステップがあるのでしょうか。

上で述べたように、フロントエンドエンジニアには最低限HTMLやCSSのコーディングスキルが必要です。

したがって、フロントエンドエンジニアになるには、まずコーダーとしてキャリアをスタートし、それを足がかりにして仕事の幅を広めていくのが現実的な選択です。

スキルを身につけるためには、以下の方法があります。

プログラミングスクール

Web制作やプログラミングを教えるスクールに通い、経験の豊富な教師からカリキュラムにしたがって実践的なスキルを学ぶのが最も確実なファースト・ステップです。

スクールによっては、例えば「テックキャンプ」のように、就職先まで面倒を見てくれるところもあります。

時間的、地理的にスクールに通えない場合は、e-ラーニングによる通信教育もあります。スクールでも通信教育でも、できるだけ実践的なトレーニングをしてくれるところを選ぶことが大切です。

知識ゼロの状態から学ぶとなると、スクール選びの段階で悩んでしまうことも少なくありませんが、その点も心配ありません。多くのスクールが初心者向けコースを設置しているのに加え、「独立行政法人情報処理推進機構(IPA)」という公共性の高い団体がデジタル講座を紹介しているWebサイト「マナビDX」もあります。未経験者であっても、自分に適した教材を探しやすい環境が整備されています。

独学でスキルを身につける

書籍やWebを通じて独学でプログラミングを学ぶことは可能です。

問題は、何をどの程度学べば「仕事がこなせる」レベルに達するのか、自分では判断できないことです。いきなり就職試験を受けたり、フリーランスの看板を掲げたりする勇気もなかなか湧いてこないでしょう。

そんなときは、HTMLとCSSを徹底的に勉強して、クラウドソーシングでできそうな案件を探してやってみる、という方法があります。

その成果物をポートフォリオに蓄積していけば、就職試験でも好材料になるし、フリーランスとしてエージェントに登録する際にも有利です。

関連職に転職する

Web関連の職に就き、働きながらスキルを身につけるという方法もあります。コーダーやWebデザイナー、フロントエンドエンジニアなどの職種では、「実務未経験者歓迎」や「実務未経験者可」といった求人が複数見つかります。

とはいえ、基礎知識が全くない状態で転職を成功させるのは難しいでしょう。HTMLやCSS、JavaScriptについてはある程度身につけておき、資格を取得するなどして、スキルをアピールする必要があります。

フロントエンドエンジニアのキャリアパス

フロントエンドエンジニアはキャリアパスの選択肢も広いので、年収アップやスキルアップを目指してキャリアチェンジするのもおすすめです。

主なキャリアパスとして、コーダーからスタートしたのち、マークアップエンジニア、フロントエンドエンジニアの流れが主流となるでしょう。

その先には、転職などを経てバックエンドエンジニアといったキャリアパスを歩む人もいます。

また、フロントエンドエンジニアとしてのスキルを磨き上げ、Webディレクターとしてのポジションを経験して、個人で案件を獲得して仕事をしている人もいたりとキャリアパスはさまざまです。

フロントエンドエンジニアのキャリアパスについて解説します。

コーダー・マークアップエンジニア

すでにご紹介したように、フロントエンドエンジニアになるには「コーダー」や「マークアップエンジニア」からスタートするのが一般的です。HTML/CSSおよびJavaScriptのスキルを習得したうえで、コーディングやマークアップを通して実践的なスキルを身につけましょう。

マークアップとは、ブラウザが「見出し」や「段落」といった要素を正しく認識できるようにタグづけをする仕事です。コーディングとはWebサイトを表示させるためのソースコードを書く仕事で、いずれもWebサイト制作に欠かせないスキルを学べます。

UI開発の中核エンジニア

フロントエンドエンジニアになり実績を積んだら、プロジェクトの中核を担うポジションを狙えるようになります。そのとき選択肢の1つとして挙がるのが、ユーザーが操作したり閲覧したりする部分を手がけるUI開発です。

多くの人がスマホやパソコンで買い物をしたり、手続きをしたりする現代では、UIの重要性が高いことはいうまでもありません。フロントエンドエンジニアとして身につけたフレームワークに関するスキルなどは、UI開発でも役立ちます。

要件定義・設計エンジニア

上流工程である要件定義や設計に関わるというのは、まっさらな状態からWebアプリやWebサービスを作りあげたいフロントエンドエンジニアにとって魅力的なキャリアパスです。

上流工程では基本的な性能が決まるだけでなく、場合によってはスケジュールや予算などにも大きく関与します。 要件定義や設計といった仕事をこなすには、最新技術や複数の言語に精通している必要があり、さらに技術だけでなく発想力やコミュニケーションスキルなども求められるでしょう。要求スキルが多いぶん、大幅な収入アップが期待できます。

Webデザイナー・UI/UXデザイナー

デザインのスキルに特化するのであれば「Webデザイナー」や「UI/UXデザイナー」を目指すという選択肢もあります。

デザイナーになるには、システム的なスキルに加えてグラフィックを制作するための知識も必要です。WebデザインやUI/UXデザインは、単に見た目を洗練させるだけでなく、ユーザーに適した表現をすることも求められます。フロントエンドエンジニアとしての経験は、システムとデザインの両側面からよりよいアプリやサービスを制作することに役立つでしょう。

フロントエンドエンジニアの今後の将来性

Webサイト、アプリケーションの数は将来も増え続けることは間違いなく、フロントエンドエンジニアリングそのものの需要が減ることは考えられません。

Webの技術も次々に新しいものが開発されていくことでしょう。そのため、自分がマスターしたスキルだけでやって行こうとするフロントエンドエンジニアにとっては、厳しい時代がやってくるかもしれません。

一方、新しい技術を学ぶ意欲のあるエンジニアにとっては未来は明るいといえます。

気がかりな点としては、時として新しい技術がマンパワーを必要としなくなることがあることです。もしそういう事態が発生した時のリスクヘッジのためにも、スキルの幅を広げていく努力が欠かせません。

まとめ

フロントエンドエンジニアは、Webサイトでユーザーが目にし、操作する画面を制作するエンジニアです。コーダーやWebデザイナーを連携させて、よりユーザビリティの高いフロントエンドを作り上げるのが仕事です。

フロントエンドエンジニアの年収は経験やスキルによって幅があり、フリーランスとして活躍できれば経験年数に応じて年収1,000万円を得る事も十分可能です。

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この記事を書いた人
ITプロマガジン
ITプロパートナーズはITフリーランスの方に案件紹介をしているエージェントです。当メディア「ITプロマガジン」では、フリーランスの働き方から仕事探しまで幅広い情報を日々発信しています。