こんにちは、ITプロマガジンです。
フリーランスとして独立したばかりの方は、案件獲得に苦労する人が多いです。実際にフリーランスになってみて初めて営業経験が乏しいことに気づき、「どうやって自分で仕事や案件を獲得すればよいのかわからない」という声も多く聞きます。
しかし、実際はフリーランスで仕事を探すこと自体はそんなに難しくありません。もちろん職種にもよりますが、そのように悩まれている方のほとんどは、営業経験の有無というよりも、フリーランスにおける仕事の探し方を知らないだけの場合がほとんどです。
そこで本記事ではフリーランスの仕事の探し方、効果的な案件の取り方を11選紹介します。継続的に案件を受注するコツも紹介するのでぜひ参考にしてください。
弊社では、数多くの方にフリーランス案件を獲得していただいています。経験とスキルさえあれば、週2日から高収入案件をご紹介できます。まずは無料登録をして色々な案件を見てみてください。弊社からおすすめの案件をご紹介することも可能です。
「必要以上に安売りをしてしまう」「市場感より高い単価で参画してしまいトラブルになる..」
フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。
ITプロパートナーズでは、
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初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?
目次
フリーランスの仕事・案件の主な種類と特徴
フリーランスの案件は、単発案件と継続案件に大別できます。それぞれ特徴が異なるため、自分の目的に合わせて仕事を探すことが大切です。まずは仕事の探し方の前に、単発案件と継続案件の特徴や難易度をわかりやすく解説します。
単発案件
単発案件は、個別に受注する案件です。たとえば、クラウドソーシングの受注形式である「タスク」は、単発案件に該当します。タスクでは比較的簡単な案件が依頼されるケースが多く、難易度は低いです。案件が終了すればその後は仕事がなくなるため、まとまった収入を得るには複数の単発案件を継続して獲得する必要があります。単発案件は、主にフリーランスとしてまずは実績を増やしたいと考えている人に向いています。
継続案件
継続案件は、何度も続けて業務を依頼される案件です。クラウドソーシングでは、「プロジェクト」の受注形式で継続案件を受注できます。継続案件は単発案件よりも収入が安定しやすく、獲得の難易度が高いです。まとまった金額を得やすい分、獲得する案件数が少なくても理想の収入を得られる可能性があります。高い価値を提供できる経験豊富な人におすすめです。
ただし、実際の案件によっても、報酬の高さや難易度は異なります。状況によっては、単発案件と継続案件を組み合わせながら仕事を探すのも1つの方法です。特に、ライターやデザイナーなどは、そのように仕事を獲得している人も多くいます。
フリーランスにおすすめな仕事の探し方・取り方11選
フリーランスにおすすめの仕事の探し方は以下の通りです。
- フリーランスエージェントを利用した案件獲得
- 以前の職場からの業務委託
- 知人からの紹介
- SNSを通した営業活動
- ブログからの問い合わせ
- フリーランスコミュニティへの参加
- HPへの問い合わせで応募
- クラウドソーシングの利用
- インターネットの求人サイト
- ビジネス交流会への参加
- オンラインサロンへの参加
1つずつ特徴やどのような方に向いているのか、解説していきます。
1.フリーランスエージェントを利用した案件獲得
まずはフリーランスエージェントを利用する方法です。フリーランスエージェントとは、フリーランスの方々を対象にしたエージェントサービスで、案件の紹介から契約交渉までを行ってくれます。この方法が最も仕事を獲得しやすい方法だといえます。
何故ならフリーランスエージェントは、フリーランスに発注するための案件を多数保有しているので、あなたの実績や経験を生かせる案件をピックアップしてくれるからです。また、担当エージェントがあなたの要望に合わせた案件を柔軟に紹介してくれるため、希望に近い案件が見つかるというメリットもあります。
さらに、前述の通りエージェントが契約交渉や面談設定も行ってくれるので、営業が苦手だという人にとっても、エージェントの利用は最適です。
あなた自身がエンジニアならば、仕事の獲得はプロにまかせるというのは、非常に効率的な働き方であり、フリーランスこそ使うべき手段だといえるでしょう。
弊社サービス「ITプロパートナーズ」では、Web系のエンジニアを筆頭に、デザイナー・ディレクター・マーケターなど様々な職種のフリーランス案件をご紹介しています。
弊社では週5のフルタイム案件はもちろんの事、週2日〜30万以上の高単価案件やフルリモート案件を数多く扱っているので、「土日をうまく活用したい」「今より少ない稼働で高収入を得たい」といった理想に柔軟に対応させていただきます。
今の自分でどのような案件を獲得できるのか?どの程度の報酬を得ることができるのか?少しでも興味のある方は、まずは無料登録をして案件を閲覧してみてください。
2.以前の職場からの案件紹介
フリーランスになるならば、どのような業種でも以前の職場から仕事を受注するのが一番効率的でしょう。
これまで自分が担当していた業務を、業務委託という形で引き継ぐ方法です。特に専門性の高い仕事ならば、会社から独立して担当分野だけを請け負うことができます。
この方法ならば、フリーランスになったからといってゼロから仕事を探す必要はありません。また、これまで共に仕事をしてきた仲間と連携を取ればよいので、新たな信頼関係を構築する工程も省けます。
会社からの独立という方法でフリーランスになるのが、仕事と収入を継続させるスムーズな方法だといえるでしょう。
3.知人からの紹介
これまで関わってきた職場の人や取引先の人、あるいは友人・知人から仕事を紹介してもらうという方法もあります。
フリーランスになると社会的信用が低くなる傾向があるため、場合によっては希望に即した仕事を新規で取ることが困難になります。
しかし、あなたのことを知っている人から仕事をもらう、あるいは仲介してもらうことで、コツコツ信用を得ていくというステップを省くことができます。フリーランスとしてはかなり有利なスタートになるでしょう。
4.SNSを通した営業活動
フリーランスは、SNSから仕事を獲得する方法もあります。
あなたがフリーランスとしてどのような仕事をしているのか、自身のスキルや実績をSNSでPRしながら、仕事を探すということです。
うまくマッチングすれば仕事につながりますし、仕事を仲介してくれる人を見つけられるかもしれません。
また、あなたのような人材が欲しい企業や個人が声をかけてくれるというパターンもあります。フリーランスの中には、DMで声をかけてもらって仕事につなげたという人も多いでしょう。
5.自身のHPやブログからの問い合わせ
フリーランスになるならば、あなた自身をPRするブログやホームページを持ちましょう。
つまり、仕事を受け付ける窓口を広げるということです。作った実績を1つずつでもブログやホームページにポートフォリオとして掲載することで、関係者の目に留まるかもしれません。
また、求人に応募する際にも、自分のブログやホームページを添えることで、フリーランスとしての能力や実績をアピールできます。
仕事を取りに行くというよりも、仕事の問い合わせを待つという手段に使えます。
6.フリーランスコミュニティへの参加
フリーランスの同業者が参加するコミュニティに参加するのも1つの営業手段です。
コミュニティに参加しておくことで、手が足りないという案件を引き受けることも可能ですし、やはりコミュニティという窓口を作っておくことで仕事を獲得できる可能性が広がります。
自分が獲得した仕事をコミュニティの中で分け合うという使い方もできるでしょう。
7.HPへの問い合わせで応募
フリーランスとして仕事を獲得するためには、自分から動かなければなりません。
そこで考えられるのが、企業のホームページの問い合わせや、リクルートページから応募するという方法です。
もちろん、正社員や契約社員を募集している求人の方が多いかもしれませんが、「この仕事がしたい」というものがあれば積極的にコンタクトを取ることも大切です。
最初はダメでも、コンタクトを取ったことによって担当者に覚えられ、タイミングが合ったときに声をかけてもらえる可能性があります。
8.クラウドソーシングの利用
駆け出しフリーランスが最も仕事を取りやすい方法が、クラウドソーシングの活用です。
クラウドソーシングの代表的なものとしては「ランサーズ」や「クラウドワークス」といったサービスがあります。例えば、フリーランスのITエンジニアであれば開発案件なども豊富にそろっていますので、選んで応募ができるでしょう。
気を付けておかなければならないのは、クラウドソーシングサービスを利用すると手数料がかかるということです。クライアントとの契約や報酬支払などでもめることが少ないという利点もありますが、直接契約と比べれば、やはり手にするキャッシュは少なくなります。
また、全般的に求められるスキルはそこまで高くない分、報酬は低く設定されていることが多いです。経験や実績が豊富なフリーランスの方にはあまりおすすめしません。
クラウドソーシングは、フリーランスをはじめる第一歩として利用するとよいでしょう。実務経験が乏しい中、フリーランスとして独立されている方は、積極的に活用することで実績づくりにもなるはずです。
9.求人検索サイトの活用
求人検索サイトでも、フリーランス向けの求人は多数あります。どうしてもエージェントを通したくない、あるいは事情があるという人は、自ら募集中の求人に応募しましょう。
もちろん、直接の応募で採用されるのはハードルの高い行為かも知れません。その場合は、エージェントを通していくつかの案件を経験し、実績を作ってから一般求人に挑戦するのもよいステップだといえるでしょう。
フリーランスが登録しておくべき求人サイトは以下の記事で紹介しています。
10.ビジネス系の交流会への参加
ビジネス系の交流会に参加することで、案件獲得に繋がることもあります。
企業との出会いから案件化につながる可能性はもちろん、フリーランスとして働いている方との出会いも期待できます。
フレンドリンク異業種交流会やこくちーずプロなどのサイトで検索することで、目的に応じたビジネス交流会やワークショップを見つけることができます。
11.オンラインサロンへの参加
オンラインサロンとは、同じ目的や価値観を共有する人たちがネット上で交流する集まりです。フリーランスが多く集うオンラインサロンへの参加も、案件獲得ルート開拓の手段となります。
オンラインでのやりとりを通じて仲間のフリーランスに対する親しみが湧き、信頼関係が構築されるなかで情報交換を交換したり、仕事を紹介し合ったりするような間柄になります。
また、1つのオンラインサロンに限定せず、他のグループに複数に参加することで新たな人脈が生じ、さらに多くの仕事を獲得する可能性が広がります。
独自調査から見えたフリーランスの最も多い仕事獲得経路とは?
「フリーランス白書2022」のデータでは、人脈や過去の取引先から仕事を得ている方が多い一方で、エージェントを使用して仕事を得ている人も増えてきています。エージェントサービスは2020年が7.7%だったのに対し2022年は14%に増えており、エージェントの利用が定着し始めていることが伺えます。
よりリアルな案件の取り方について調査すべく、弊社「ITプロパートナーズ」は現役フリーランスに向けて、仕事獲得経路について独自にアンケートを行いました。
56件の有効回答のうち仕事獲得経路として最も多かったのが「エージェントサービス」で36件、以下「人脈」11件、「過去・現在の取引先」6件、「クラウドソーシング」2件、「現在新しい案件獲得は行っていない」1件という結果になっています。
アンケート結果からもエージェントを利用することで、しっかりと案件獲得につながっていることがわかりました。
フリーランスが登録しておきたいおすすめのエージェント・サイト
すでに紹介しているサービスもありますが、ここではフリーランスが登録しておきたいおすすめのエージェント・サイトを紹介します。初心者向けと実績や経験が豊富な人向けに分けて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
フリーランス初心者向け
まずは、フリーランス初心者向けにおすすめのサイトを紹介します。
クラウドワークス
クラウドワークスは、代表的なクラウドソーシングサイトです。デザイナー、ライター、エンジニア、イラストレーターをはじめとし、事務、営業、翻訳、データ入力など多種多様な案件が募集されています。大量の案件がありますが、単価や仕事の特徴などで絞り込めるため、自分に合う案件を探せます。
ランサーズ
ランサーズも、有名なクラウドソーシングサイトの1つです。クラウドワークスと同様、幅広い職種の案件がたくさん登録されています。ランサーズでは、募集されている案件に応募できるだけでなく、自分のスキルや実績をもとにクライアントから仕事の相談がくる場合もあります。
ココナラ
ココナラは、自分のスキルや経験をもとに依頼を受け付けられるサイトです。自分ができることを記載して出品すると、そのスキルや経験を必要としている人から依頼がきます。報酬は自分で設定できるため、納得のいく金額で受注できる点がメリットです。サイト内で実績を積めば、多くの人から依頼される可能性がどんどん高まっていきます。
実績や経験が豊富な人向け
ここからは、実績や経験が豊富な人向けにおすすめのエージェントを紹介します。
ITプロパートナーズ
弊社ITプロパートナーズは、フリーランス向けの高単価な案件を多く紹介しているエージェントです。2~3日の稼働から対応できる案件が中心になっており、自分が理想とする働き方に合わせて仕事を探せます。スタートアップやベンチャーの案件も豊富で、仕事を通して新しいトレンドに関する経験を積みたい人にもおすすめです。専属エージェントが交渉や債権管理などに対応するため、案件に集中して自分らしい働き方を実現できます。
レバテックフリーランス
レバテックフリーランスは、主にエンジニア向けの案件を紹介しているエージェントです。専門のコーディネーターがおり、各フリーランスのスキルを正確に理解したうえで最適な案件を提案しています。案件の更新や次の案件の紹介にも対応しているため、継続的に仕事を獲得しやすいです。
Midworks
Midworksも、主にフリーランスのエンジニア向けに案件を紹介しているエージェントです。各業界を代表する企業の案件も扱っており、多用な言語の案件に対応しています。相談からマッチングまでのスピードが早く、最短1日で案件の参画が決まるケースもあります。エンジニア以外にも、WebディレクターやWebデザイナーの案件も紹介可能です。
フリーランスの仕事探しに必要な準備
フリーランスで仕事探しをするためには、先に準備をしておくべきことがいくつかあります。効率よく仕事探しをするために必要な準備について解説します。
自分のスキル・実績・強みを整理する
仕事を獲得する前に、自分が持っているスキル、実績、強みを整理しておく必要があります。スキルの棚卸をして、クライアントに売り込むためのセールスポイントについてまとめておくとよいでしょう。自分のスキルを把握すると、どのような仕事が獲得しやすいかが見え、クライアントにアピールする際にも、効率よく話を進められます。
ポートフォリオを作る
実績がある人はポートフォリオ(作品集)を作成しておきましょう。実務以外にも個人で制作したものがあればポートフォリオに加えてください。ポートフォリオを見ることで、クライアントは任せられる仕事のレベルやテイストを判断できます。
また、ポートフォリオは名刺や経歴書の代わりにもなるので、顔写真や名前、年齢、性別、経歴、スキルなどの記載も忘れないようにしてください。
SNSやブログで発信する
営業の準備として、自分の持つスキルや実績、活動状況、プロフィールなどを発信するSNSやブログを作っておくとよいでしょう。すぐに仕事につながることはないかもしれませんが、誰がいつ見るかわからないので、アピールしておくことは大切です。
趣味やプライベートのアカウントとは別に、仕事用のものを作っておきましょう。ポイントとしては一度作ったからといって満足せず、随時更新していくことです。新しい仕事の情報をどんどん更新していけば「現役で働いているフリーランス」ということが伝わり、よりDMなどをもらいやすくなります。
市場の動向を確認しておく
フリーランスとして長期にわたり稼働するためには、市場の動向を正確につかんでおくことが重要です。自らが携わる仕事や職種のトレンド、スキルの動向などを細かく把握することで、今後市場がどう動くかを予測しやすくなります。
例えばITエンジニアの場合は、市場のトレンドをチェックすることで、現在どの言語が主流になっているかを把握できます。需要が高まりつつある言語を習得してスキルアップを図ることで、新規の案件獲得に繋げることも可能です。
目標とする月収を定める
フリーランスとして働く上で、目標月収を定めることも大切です。
特に駆け出しの頃は、自分の現状の保有スキルに釣り合った金額はいくらなのか、目標とする金額はいくらか、その金額に到達するにはどのようなスキルが必要なのかなどを、きちんと見定めておくことが大事です。
目標から逆算していくと、理想の月収達成につながるスキルアップの方法や、スキルアップに向けて受けるべき案件の内容が見えてきます。
より効率的にレベルアップするための道筋を具体的に描きやすくなるので、明確な目標設定を心がけましょう。
業務委託契約に関する知識を身につけておく
フリーランスが案件を獲得する際は、業務委託契約を締結します。業務委託契約は雇用契約ではなく、成果物の納品に対して報酬を受け取るための契約です。業務委託契約にはさまざまな特徴があります。正しい知識を身につけておき、内容を吟味したうえで契約を締結できるようにしましょう。業務委託契約に関する知識があれば、クライアントとのトラブルも防止できます。
案件探しの準備ができた人は、さっそく案件を探してみましょう。「ITプロパートナーズ」では、さまざまな案件を紹介しております。クライアントと直接契約を結んでいるため、高単価の案件が豊富です。興味を持った方はぜひ案件を確認してみてください。
フリーランスの仕事探しで案件・クライアントを選ぶ際のポイント
自分をレベルアップさせ、さらに収入を得るには、案件・クライアントの選び方について知ることも重要です。フリーランスが仕事探しをする際に案件やクライアントを選ぶポイントについて解説します。
実績・スキルアップになるか
大手案件や、上流工程を担当できる案件など、「実績としてのアピール材料になる仕事かどうか」を考えてみてください。新しいスキルが身につく案件もおすすめです。
また、実績は次の仕事獲得でのアピールに使いたいところですが、案件によっては実績としての公開がNGの場合もあります。自分がやった仕事だとしても、ポートフォリオへの記載もできません。できれば実績として公開できる案件を優先して受けたいところです。
長期的な取引が見込めるか
単発案件ではなく、長期の案件を引き受けるほうが収入を安定させやすくなります。単発であったとしても、継続的に発注がある可能性が見込まれるかどうかもチェックするのがおすすめです。
また、窓口となるクライアントの担当者がコミュニケーションをとりやすい相手かも気にしておいてください。相性が合えば今後も発注の可能性がありますが、そうでなければ単発で終わるかもしれません。
クライアントの信頼性に問題はないか
「フリーランスのことも大切にしているか」「今後も安定した経営が行われるのか」など、クライアントの信頼性をチェックするのも肝心です。
なかには納品をした途端、連絡がとれなくなり報酬の支払いがないというクライアントもいます。
運営しているホームページやSNSなどで過去の実績を確認するとともに、口コミなどもチェックし、間違いのない会社かどうか判断しましょう。
希望する働き方ができるか
フリーランスになる人の多くは「ワークライフバランスの両立」や「時間や場所に縛られずに仕事がしたい」など、自分が求める働き方の実現を目指していることでしょう。
そのため、在宅やリモートでの参画が可能か、週何日稼働できるかなど、自分が希望する働き方が実現できるかどうかも、案件やクライアントを探す場合に意識すべき重要なポイントです。
特にITエンジニアの場合、案件の中には常駐で毎日の出社が求められる内容もあります。理想の働き方ができるかどうかの点にもこだわりながら、案件やクライアントをしっかり吟味しましょう。
フリーランスが仕事を取れない・継続できない原因と対策
「どうしてもフリーランスとして仕事を取得できない」「やっと取引にこぎつけても、単発で終わってなかなか継続できない」「納得のいくレベルの仕事をもらえない」という場合の原因と対策について解説します。
長く安定して働けるよう、以下の点について振り返ってみてください。
スキル・実績が不足している
よりよい案件を受けようと思っても、スキルや実績が不足していて、クライアントから信頼が得られないことがよくあります。
できれば会社に勤めている間に十分なスキルと実績を得てからフリーランスになりましょう。また、フリーランスになってからもスキルアップを心掛け、実績を多く作っていくことが大切です。
スキルをアピールできていない
仕事を受けられるだけのスキルがあっても、アピールが十分ではないフリーランスの方も多くいます。
アピールができていない要因に、自分のスキルや実績に関する分析が足りていないということがあります。
クライアントにアピールする際には、自分という商品を検討するクライアントの気持ちにならなければなりません。クライアントのニーズと、商品の特長が一致すれば商談は成立しますが、合わないとなれば購入してもらえないと考えておいたほうがよいでしょう。
フリーランスとしての売り込みの際には、クライアントのニーズを把握し、自分という商品の特性、長所、持っているスキルを理解したうえで、クライアントの希望にマッチしている部分をよりアピールすることが大切です。
営業活動の方法がワンパターン
なかなか案件が獲得できないという人は、営業のかけ方がワンパターンになっている可能性があります。
一度成功すると、どのクライアントに対しても同じ営業でよいと思いがちですが、クライアントごとにフリーランスの探し方はさまざまです。
ポートフォリオを作成しどんどん売り込んだほうがよいクライアントもいれば、こちらから売り込むよりもSNSやブログ、エージェントなどで自分の情報を流し、クライアントからのアプローチを待ったほうがよいケースもあります。
単発案件ばかり受注している
単発案件ばかり受注していると、1つの案件が終わるたびに新しい仕事を探す必要があります。単発案件の中にも高単価なものはありますが、毎回それを狙って営業活動するのは非効率です。
単発案件を受注しても構いませんが、フリーランスとして効率的に稼ぐためには継続案件を積極的に受注する必要があります。経験や実績を積むと継続案件を獲得しやすくなるため、単発案件をいくつか受注して慣れてきたら継続案件の獲得を目指しましょう。
フリーランスが安定して継続的に仕事を取るコツ
ここからはフリーランスとして安定して仕事を獲得するためのコツを紹介しますので、実践してみてください。
1つのクライアント・受注経路に頼り過ぎない
定期的に仕事の発注を受けられる受注経路が1社できたからといって、安心は禁物です。
業務縮小や担当者の他部署への移動などの理由でその1社から受注がなくなると、仕事がゼロになってしまいます。発注がなくなってから新しいクライアント・受注経路を探しても、収入につながるには時間がかかります。
常に複数のクライアント・受注経路を持っておくことが大切です。
プロフィールにも力を入れる
新たなフリーランスに仕事を発注しようとしたとき、クライアントはどのような人物なのかプロフィールをチェックします。そこで、プロフィールもクライアントに十分アピールできるほどに力を入れて作成することが大切です。
自分の実績や持っているスキルが見てすぐにわかるようなプロフィールを作成してください。特に新しい実績は積極的にアピールするのをおすすめします。
作成したプロフィールはSNSやブログ、ポートフォリオなど、さまざまなところで公開しておくとよいでしょう。
クラウドソーシングやエージェントにも登録して、多くの人に見てもらえるようにプロフィールを掲載しておくのもおすすめです。
仕事のクオリティを高く保つ
常に仕事のクオリティを高く保つことも、新たな案件獲得につながります。クライアントは一度発注したフリーランスが、クオリティの高い制作物を納品してくれれば、次からまた発注したいと考えます。また、口コミで評判を聞きつけた人から、新たな仕事を発注してもらえる可能性もあります。
一方、締め切りを破ったり、制作物のクオリティが著しく低かったりすると、同じクライアントからの発注はなくなります。常に一定以上のクオリティは保つようにしましょう。
無理のない範囲で受注する
闇雲に案件を受けすぎないことも重要なポイントです。
フリーランスの場合、特に駆け出しのころは実績作りや収入の安定のため、できるだけ多くの案件を受注しようとする傾向があります。
その結果、自分の現状のスキルを超えたレベルの案件を引き受けてしまったり、稼働可能な時間の限界を超えた案件数を受注してしまったりして、自ら首を絞めてしまうこともあります。無理な稼働を続けると、納品物のクオリティに悪影響を及ぼす可能性が高まります。
納品物のクオリティを高く保つためにも、無理のない範囲で、自身のスキルレベルとリソースに適した案件を受注するよう心がけましょう。
フリーランスエージェントに登録しておく
フリーランスエージェントに無料登録だけでもしておくことをおすすめします。フリーランスエージェントはフリーランスのスキルや希望条件に合わせて仕事を紹介し、手続きなどの代行もしてくれるサービスです。
自分から積極的にクライアントにかける営業と、エージェントによる待ちの姿勢での案件獲得の2種の方法を持っておくことで、多くの案件を定期的に受注できます。まだエージェントを利用したことがない方は、安定して仕事を受注する為にも、まず無料登録をしてみてください。
ITプロパートナーズでは、フリーランスの方へ数多くの案件をご紹介しております。高単価の案件や週2からの案件、リモート案件など、豊富な案件を揃えているので、まずは無料登録をして案件を確認してみてください。
契約内容の確認は入念に行う
案件受注に向けて契約を締結する際は、契約内容を入念にチェックしましょう。
会社の庇護下にある会社員と比べて、自己責任で営業しているフリーランスは弱い立場にあります。フリーランスの立場の弱さを逆手に取って、標準よりも安い報酬で契約を承諾させたり、場合によっては難癖をつけて報酬を支払わないような悪質な取引先も存在します。
トラブルを避ける意味でも、契約を交わす際は書面の隅から隅まできちんと目を通し、不利な項目がないかをしっかり確認するのがおすすめです。
先方と確かな信頼関係を築く
継続的に仕事を獲得するには、先方との信頼関係も重要です。相手から不信感を抱かれた場合、また仕事を依頼しようとは思われません。信頼関係を築くには、コミュニケーションをしっかりとる必要があります。細かい部分についても確認を徹底し、案件に対する認識をすり合わせましょう。また、納期の厳守も信頼関係の構築につながります。
フリーランスとして仕事を取れるようになったらすべきこと
仕事探しが順調に進み、フリーランスとして軌道に乗った段階でやるべきことについても見ていきます。以下の4つのポイントを念頭に案件受注を心がければ、フリーランスとして効率的にスキルアップを図りつつ、より良い活動ができるようになります。
案件の精査
活動が軌道に乗らないうちは、案件を選ばずになんでも受注する状況になることがあります。しかし、仕事が軌道に乗って来た段階で案件の棚卸しを行い、内容を精査してみることも大事です。
精査する項目には、業務内容や報酬金額、請け負っている案件数などが考えられます。精査を通じて、「請け負っている案件の報酬が低い」「自分が本来意図していた業務内容の案件が少ない」などの点が見えてくるでしょう。
今後の活動をより良いものにしていくためにも、案件を精査し、自身が気持ちよく受注できる案件に絞り込んでみましょう。
条件交渉ができないか検討する
フリーランスとしてしばらく活動しているうちに実績が増え、スキルアップできている可能性があります。あるいは、業界の動向が変化して受注単価の相場が上がっている状況もあり得ます。
受注している案件の中には、自分のスキルや現状の業界の相場には合わない条件のものがあるかもしれません。そうした案件が見つかった場合は、現状に照らし合わせた報酬の見直しをクライアントに打診する時期に来ているのかもしれません。クライアントとの間で条件変更交渉ができないかどうか、検討しましょう。
より良い条件の新規案件の開拓
より条件の良い新規案件を開拓するのも、活動の裾野を広げる上で大切なポイントです。
もちろん、フリーランスとしての活動をスタートしてから定着したクライアントとの関係維持も大切ですが、既存の顧客とは合意した報酬額で稼働しているため、値上げ交渉が難しい場合があります。
その点、新規のクライアントの場合は一からの条件交渉になるため、あなたが希望するより良い報酬での受注に応じてくれる可能性があります。
今あるクライアントも大事にしつつ、常により良い条件での新規案件開拓を念頭に置きながら活動し続けましょう。
フリーランス活動のセルフチェック
フリーランスとして活動し続けていく場合、定期的なセルフチェックを意識することも大事です。
そもそも、安定した会社員の立場を捨ててフリーランスとして独立したのは、「より多くの収入を得たい」「稼働日数を限定して好きなことに時間を費やしたい」「新しい領域やテクノロジーを経験したい」など、実現したい目的があったからではないでしょうか。
セルフチェックでは、原点に立ち返って、自分の理想が実現できているかどうか、目的に照らし合わせて現状をチェックしましょう。実現できていればOK、実現できていなければ働き方の変更など、何らかの見直しを行う必要があります。
何のために仕事をしているのか、常に目的意識を持って活動していくためにも大事なポイントです。
フリーランスとして活躍できる仕事と年収目安
フリーランスが選ぶ仕事は、仕事量だけでなくその種類も自由です。ITエンジニアやデザイナーといった職種でフリーランスは幅広く活躍しています。
より詳しい職種などについては、「フリーランスの仕事の種類一覧と仕事獲得におすすめのサイト」でまとめていますが、ここでも、フリーランスでできる仕事の代表的な種類と年収を確認してみましょう。
- Webプログラマー
- インフラエンジニア
- ネットワークエンジニア
- Webデザイナー
- イラストレーター
- Webライター
Webプログラマー
フリーランスのプログラマーで比較的多く、在宅でも仕事が可能なのがWebプログラマーです。求人案件も多くフリーランスに向いているといえます。
フリーランスでWebプログラマーを目指す場合、Web開発用のプログラミング言語を習得する必要がありますが、インターネットを通して独学も可能です。また、スクールなどを通して実力をつけ、ある程度の実績を持てば、組み込み系などのプログラマーよりも遥かに開発案件を獲得しやすいです。
Webプログラマーは、フリーランスとして比較的案件が取りやすいITエンジニアの職種です。フリーランスとして活躍するWebプログラマーの平均年収は約600万円前後となっています。
これまでの経験や実績、扱える言語によっても収入差があり、HTMLやCSSといった、比較的難易度の低いプログラム言語での案件は報酬も低いでしょう。しかし、近年注目されているAIやIoTといった分野のシステム開発で、Pythonなどを扱えるプログラマーは比較的高い報酬が期待できます。
インフラエンジニア
インフラエンジニアをフリーランスで行なっている人もいます。
ITインフラエンジニアは、基本的に開発現場や保守・運用の現場で活躍するエンジニアですが、そこにいるすべてのエンジニアが雇用された従業員というわけではありません。中には、フリーランスとして業務委託で現場に入っているエンジニアも多くいます。
インフラエンジニアの仕事をフリーランスとして獲得するには、多くの経験と知識が必要です。ですのでほとんどの場合、長年企業のインフラエンジニアとして活躍しその後フリーランスになって活躍するパターンが多いでしょう。
フリーランスのインフラエンジニアは、豊富な経験と現場を知る力が必要とされ、その平均年収は約768万円と比較的高めです。クラウドサービスなどが台頭する中、そのインフラを支えるエンジニアの需要も増えています。
Webサーバーやストレージサーバーなどはもちろん、AzureやWASなどのソリューションを管理・運用できるインフラエンジニア、またオンプレミスとクラウドサービスを統合し管理する人材なども重宝されるでしょう。
ネットワークエンジニア
ネットワークエンジニアも、豊富な現場経験と知識が必要です。ネットワークエンジニアとして多くの案件を手掛けた後、フリーランスとして業務委託を受けるという流れが一般的でしょう。ネットワーク設計や構築・運用のコンサルタントとして、フリーランスで活躍する人もいます。
クラウドサービスやIoT、5Gなどのネットワークが、これから私たちの生活に広がると共に、ネットワークエンジニアの仕事の幅も広がります。常に最新の知識を吸収し続けることで、フリーランスとしての活躍も期待できます。
フリーランスのネットワークエンジニアも、近年のクラウドサービスやIoTプラットフォームなどを支えるエンジニアとして需要があります。その平均年収は約756万円と、やはり高めです。専門性の高い職業であることも、平均年収の高さを引き上げています。
フリーランスとしてネットワークエンジニアを請け負うには、豊富な経験や能力が必須です。また、その能力を示す指標としては、経歴や資格取得といったものが大きく関係してくるでしょう。
Webデザイナー
Webデザイナーは、フリーランスで活躍する人も多い職種です。
基本的には、PCとインターネットがあれば仕事ができるものですので、仕事を獲得する方法も数多くあります。また、Webデザインの仕事は在宅でも可能なため、どうしても一般的な出勤が難しいといった事情を持つ主婦の方などがフリーランスでも活躍しています。
フリーランスのWebデザイナーは、やはりこれまでの経験が必要で、仕事の流れや人脈も大きく関係します。フリーランスで活動するWebデザイナーの平均年収は約250万円で、ITエンジニア全般と比べると比較的低くなります。
イラストレーター
イラストレーターもまた、フリーランスが多く活躍する分野です。
雑誌などの紙媒体はもちろん、Webコンテンツやゲームデザインといった仕事も広く募集されています。イラストの作成はPCを使い、納品はインターネットを通してメールやクラウドストレージなどに格納するなど、在宅・テレワークが可能な職種です。
フリーランスのイラストレーターは、前職で雑誌やWebコンテンツ、ゲームなどに関わっていたという経歴の人材もおり、平均年収は約400万円と高めです。イラストレーターの仕事には、ポスターや商品パッケージなどの仕事に関わる人も多く、その平均年収を引き上げています。
Webライター
Webライターも、フリーランスとして仕事を獲得しやすい業種です。特に資格や経験がなくても手軽に始められますので、副業としても好まれています。
個人のブログや企業のオウンドメディアなどに記事を書き、インターネットを通して情報を提供するのが仕事です。クラウドソーシングや企業メディアでの募集も多く、フリーランスとして仕事を獲得しやすい職業だといえるでしょう。
フリーランスのWebライターは、個人から仕事を得るか、企業から仕事を得るかによっても大きな収入差があります。
Webライターの平均年収は約200万円~約400万円です。専門性の高い記事の報酬は高く、インターネットから情報を集めれば書けるといった記事の報酬は安い傾向にあります。
「ITプロパートナーズ」では、「ITエンジニア」の案件を中心に、デザイナーやWebライターの案件まで幅広い案件を扱っています。どのような案件を扱っているのか興味を持った方は、ぜひ案件を閲覧してみてください。
まとめ:フリーランスの仕事の探し方は意外に多い
フリーランスは仕事が取りにくい、探し方が分からないと思っている人も多いでしょう。
しかし、インターネットや求人媒体、エージェントなどといった選択肢をフルに活用すれば、仕事の獲得自体はそれほど難しいものではないのです。もちろん、フリーランスとして生きていくための最低限の単価を確保するには努力が必要です。
しかし、それなりの実績や「あなたに何ができるのか」を明確に説明できれば、単価交渉も進められます。まずは、フリーランスとして仕事を探す手段を把握し、1つひとつ試してみることで営業力もつきますし、仕事の獲得実現にもつながるのです。
また、一定以上の実務経験がある方は案件獲得をプロにお願いするのが効率的です。弊社ITプロパートナーズでは数多くのフリーランス案件をご紹介しています。興味のある方は是非お気軽にご相談ください。
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