フリーランスが交流会に参加するメリットは?おすすめイベントと探し方

こんにちは、ITプロマガジンです。

フリーランス向けの交流会に参加して、人脈を広げたり案件を獲得したりしている人は多くいます。しかし、「交流会に興味はあるけど、実際に行ったことはない」という人もいるでしょう。

この記事では、フリーランス向け交流会に興味を持っている人のために、参加するメリットや交流会の探し方、質の高い交流会の見分け方などを徹底解説します。交流会探しにおすすめのコミュニティやサイトも紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

フリーランスの単価の伸ばし方

「必要以上に安売りをしてしまう」「市場感より高い単価で参画してしまいトラブルになる..」

フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。

ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。

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目次

フリーランス向けの交流会に参加するメリット

フリーランス向けの交流会に参加すると、以下のようなメリットがあります。

  • 人脈が広がる
  • 案件獲得につながる可能性もある
  • 最新情報のキャッチアップができる
  • モチベーションの維持や向上につながる

上記4つのメリットについて、以下で詳しく見ていきましょう。

人脈が広がる

フリーランスは1人で作業をすることが多く、人脈づくりが難しいという側面があります。しかし、人脈経由で案件を獲得できるケースもあるため、フリーランスも人脈を広げておいて損はありません。

交流会に参加すると、他のフリーランスやクライアントと知り合うきっかけになります。仕事では知り合うことが難しいような、職種や業界が異なる人とも出会えるかもしれません。

案件獲得につながる可能性もある

交流会に参加して名刺を交換したりSNSでつながったりしておくと、すぐにではなくとものちに仕事につながる可能性もあります。「参画中の案件で人手が足りないから力を貸してほしい」「起業するから案件を依頼したい」など、フリーランス同士の人脈から仕事につながることもあるでしょう。

もちろん、交流会に参加すれば必ず仕事がもらえるというわけではありませんが、フリーランスなら案件獲得の可能性は少しでも高めておきたいところ。何が仕事につながるかわからないため、知り合いを増やしておくに越したことはありません。

フリーランスの仕事の探し方・取り方11選!案件を継続するコツも紹介

最新情報のキャッチアップができる

交流会では他のフリーランスとの情報交換ができ、最新情報のキャッチアップができるというメリットもあります。インターネットやSNSでの情報収集では得られないような、質や鮮度の高い情報を得られることもあるでしょう。

特にIT業界のように変化が目まぐるしい業界に身を置くフリーランスは、最新の技術やツール、業界のトレンドを常に把握しておかなければなりません。実際にその業界で働く人からの情報が最も質や鮮度が高いので、情報交換ができるのは大きなメリットです。

モチベーションの維持や向上につながる

1人で淡々と仕事をしていると、モチベーションが徐々に下がってきてしまいがちです。モチベーションが低いまま作業のように仕事をこなしていると、スキルが停滞したり最新情報に乗り遅れたりするおそれがあります。このような事態に陥らないように、モチベーションの維持もフリーランスとして意識しておくべきポイントのひとつです。

交流会に参加して自分と同じように働く仲間と知り合えると、モチベーションの維持や向上につながります。意識が高い仲間の言動に刺激を受けたり、困ったことを相談したりできるので、仕事での伸び悩みや孤独感を感じている人も交流会への参加がおすすめです。

フリーランス向け交流会を探す方法

フリーランス向け交流会に参加したいと思ったら、以下の方法で参加する交流会を探してみてください。

  • コミュニティ・オンラインサロンに参加する
  • エージェント主催の交流会に参加する
  • 交流会ありの講演会やセミナーに参加する
  • SNSを利用して探す
  • 検索エンジンで探す
  • 自身で集客して開催する

それぞれの方法について、以下で解説します。

コミュニティ・オンラインサロンに参加する

フリーランス向けのコミュニティやオンラインサロンは数多く存在し、交流会を開催しているところも多くあります。コミュニティやオンラインサロンに参加すると、交流会に参加する機会が出てくるでしょう。

成功している起業家や業界で有名なフリーランスが主催しているオンラインサロンに参加すれば、質の高い情報が得られて交流会にも意欲の高い人が集まる可能性が高いです。自分が尊敬している人やSNSで交流している人が主催や参加しているコミュニティやオンラインサロンがあるなら、まずはそこに参加してみるのもおすすめです。

フリーランスにおすすめのコミュニティについては以下の記事でも紹介しています。

フリーランスにおすすめのコミュニティ12選!選び方も紹介

エージェント主催の交流会に参加する

案件獲得のためにフリーランスエージェントを活用している場合は、エージェントが交流会を主催していないか確認してみましょう。定期的に利用者同士の交流会を開催しているところもあります。エージェント主催の交流会なら身元が明らかになっているフリーランスが集まるため、安心して参加できるでしょう。

案件獲得のためにエージェントの活用を検討しているなら、IT系フリーランス向けのエージェントである弊社ITプロパートナーズがおすすめです。エンド直案件が9割を占めていて、高単価な案件を多く取り扱っています。スキルアップにつながる自社開発案件も多いため、収入やスキルの向上を目指す人はぜひご相談ください。

交流会ありの講演会やセミナーに参加する

講演会やセミナーのあとに、講師や受講者が参加できる交流会が開催されるケースもあります。同じセミナーを受けた参加者同士なら、興味関心が似ていて会話もはずむでしょう。講師も参加する交流会なら、気になった部分についてさらに深掘りした話が聞けるかもしれません。

人気の講演会やセミナーはすぐに定員が埋まってしまうので、交流会ありのセミナーに参加したい人はWebサイトやSNSを頻繁にチェックして、情報を逃さないようにしましょう。

SNSを利用して探す

SNSアカウントを持っている人は、「フリーランス 交流会」などのキーワードで検索してみましょう。交流会を開催している起業家や個人、参加者などの投稿が見つかるはずです。なかには交流会の参加者を募集している投稿もあるかもしれません。

交流会の主催者や参加者をフォローしておくと、次の交流会の情報をすぐにチェックできます。また、自分と同じ働き方をしている人と普段からSNS上で交流しておくと、交流会についての情報が流れてきやすくなるのでおすすめです。

検索エンジンで探す

検索エンジンで「フリーランス 交流会」といったキーワードを検索すると、フリーランス向け交流会の情報をまとめた専門サイトが見つかります。開催日・開催場所・ジャンルなどで絞り込めるようになっているサイトもあるので、希望の条件に合う交流会を見つけやすいのがメリットです。

「直近で参加できる交流会を探したい」「自分の住んでいる地域で開催される交流会がSNSで見つからない」といった場合は、交流会の情報が集まっている専門サイトをチェックしてみましょう。

自身で集客して開催する

誰かが主催する交流会に参加するのではなく、自分が主催者として交流会を開催する方法もあります。SNSや専門サイトに情報を公開して、参加者を募りましょう。

「交流会を開催する」と聞くと大掛かりなイメージがあるかもしれませんが、小規模な交流会であればカフェなどを会場にして手軽に開催できます。実際に専門サイトでは定員が数人の交流会も見られるので、希望の交流会が見つからない場合は自分が主催者になることも検討してみてはいかがでしょうか。

フリーランス向け交流会に参加する前に準備すべきこと

交流会の機会を最大限に活用するために、事前に以下のことを準備しておきましょう。

  • 参加目的を明確化する
  • 名刺やSNSアカウントを作成しておく
  • 簡単な自己紹介トークを用意しておく
  • 可能であれば参加者の情報も頭に入れておく

それぞれどのような準備が必要なのか、以下で詳しく解説します。

参加目的を明確化する

はじめに、そもそもなぜ交流会に参加したいのかを明確にしておきましょう。「情報収集がしたい」「仕事につなげたい」「フリーランス仲間を作りたい」など、交流会に参加する目的は人それぞれです。

交流会によって特色や内容が異なるため、参加目的を明確にしたうえでそれに合う交流会を選ばなければなりません。目的があやふやなまま交流会に参加すると十分に楽しめず、他の交流会への参加意欲がなくなってしまうこともあります。

自分の目的やニーズに合う交流会なら、参加することで多くのものが得られるでしょう。そのためには、まず目的の明確化が必要です。

名刺やSNSアカウントを作成しておく

せっかく交流会で知り合った人とは、その後も交流を続けたいですよね。その場限りで終わらないように、名刺やSNSアカウントなど連絡手段となるツールを用意しておきましょう。

SNSアカウントを持っているフリーランスは多く、SNSでつながっておくと日頃からコミュニケーションをとりやすくなるのでおすすめです。フリーランス仲間の日々の投稿や返信を見ると、仕事へのモチベーションにつながるでしょう。

フリーランスに名刺は必須!記載項目や名刺作成サービスも紹介

簡単な自己紹介トークを用意しておく

せっかく交流会に参加しても、相手の印象に残らなければ人脈づくりとしては意味がありません。相手に自分のことを覚えてもらえるように、簡単な自己紹介トークを用意しておくのがおすすめです。

初対面の人が集まる場なので、自己紹介のタイミングがあるはずです。事前に内容を考えておけば、スムーズに自分のことを伝えられます。わかりやすい自己紹介トークができれば、相手から信頼感を持ってもらえるでしょう。

可能であれば参加者の情報も頭に入れておく

事前に参加者の情報が得られるなら、当日までに内容を頭に入れておきましょう。相手の情報が頭に入っていると会話の取っ掛かりになり、スムーズにコミュニケーションがとれます。

例えばオンラインサロンやSNSで交流会への参加を表明している人がいたら、プロフィールや過去の投稿をチェックしてみてください。経歴や興味関心など自分と共通する部分があれば、当日の話題にできます。

質の高いフリーランス向け交流会の見極め方

フリーランス向け交流会は多数開催されていて、充実した時間が過ごせる質の高い交流会もあれば、残念ながらあまり収穫が得られない交流会もあります。質の高い交流会を選べるように、以下のポイントをチェックしたうえで参加を決めるのがおすすめです。

  • 有名人が開催している
  • 主催者や団体の情報をきちんと確認できる
  • 交流会のルールや条件が明記されている
  • 開催実績が豊富にある

上記4つのポイントについて、以下で詳しく見ていきましょう。

有名人が開催している

まずチェックすべきポイントは、主催者か信頼できるかどうかです。例えば業界で実績がある人やフリーランスとしての活動実績が豊富な人が主催者なら、安心して参加できるでしょう。ブログやSNSなどを見て主催者の考え方や活動姿勢などに共感した人が集まるため、自分と価値観の似た人と交流できる可能性が高いです。

主催者や団体の情報をきちんと確認できる

交流会を主催する個人や団体の情報がきちんと公開されているかどうかも重要なポイントです。例えば主催者がエージェントや企業なら、信頼できる交流会だと判断できます。

一方、主催者の情報が確認できない交流会には注意が必要です。なかにはフリーランス向け交流会を謳っておきながら、実際には勧誘や詐欺目的で人を集めている悪質な主催者もいます。

少なくとも、「所属団体や連絡先など主催者の情報が公開されているか」「主催者がどのような活動をしているのか」の2点をしっかり確認したうえで参加を決めましょう。

交流会のルールや条件が明記されている

交流会はさまざまな人が集まるため、なかにはマルチ商法や宗教、投資などの勧誘目的で参加する人もいます。このようなトラブル防止のために、「勧誘や営業目的での参加は禁止」などのルールが明確に定められている交流会を選ぶと安心です。

開催実績が豊富にある

過去に開催実績が豊富にある交流会は、人気の交流会であると判断できます。主催者も交流会の運営に慣れているので、当日の進行などもスムーズで充実した時間が過ごせるでしょう。

過去に開催実績があると、ホームページやSNSに口コミが投稿されているケースがあります。実際の参加者からの満足度が高ければ、質の高い交流会である可能性が高いです。

フリーランス向け交流会を開催しているおすすめのコミュニティ

フリーランスコミュニティのなかには、定期的に交流会を開催しているところがあります。交流会に参加したい人はコミュニティへの所属を検討してみましょう。ここでは、おすすめのフリーランス向けコミュニティを3つ紹介します。

StockSunサロン

引用元:StockSunサロン

StockSunサロンは、教材動画を豊富に提供しているオンラインサロンです。会員制バーや提携コワーキングスペースの割引サービスが用意されていて、サロンメンバーとの人脈づくりに役立ちます。毎日更新される求人グループがあるため、案件を探したい人にもおすすめです。

まるも

引用元:まるも

まるもは、ライターやデザイナー、プログラマーなど40名ほどのフリーランスが所属しているコミュニティです。メンバーになると千葉県と山梨県にあるコワーキングスペースを利用でき、他のメンバーとの交流ができます。コワーキングスペースの周辺にはシェアハウスがあり、滞在や移住も可能な交流が盛んなコミュニティです。

NextFreelance

引用元:NextFreelance

NextFreelanceは、エンジニア・デザイナー向けのフリーランスコミュニティです。会員になると専用のSlackに参加でき、会員限定のイベントやオフ会も開催しています。フリーランスしか所属していないコミュニティのため、フリーランス仲間をつくりたい人におすすめです。

フリーランス向けのイベントや勉強会が見つかるおすすめのサイト

交流会がメインではありませんが、フリーランス向けのイベントや勉強会では、懇親会のような形でフリーランス同士が交流できるプログラムがある場合もあります。

ここではフリーランス向けのイベントや勉強会を探せるおすすめサイトを紹介します。

connpass

引用元:connpass

connpassはエンジニアのためのIT勉強会支援プラットフォームで、キーワード検索やカレンダーからイベントを探せます。イベントを知らせるプッシュ通知や会場までのマップなどの機能を備えたiPhoneアプリが提供されていて、イベントに参加しやすい環境が整っています。

Doorkeeper

引用元:Doorkeeper

Doorkeeperは、IT系のイベントを検索できるサイトです。同じ興味を持つメンバーでコミュニティをつくれるのが特徴で、コミュニティメンバー宛てにイベントの参加依頼を送れるようになっています。交流会に参加したい人はもちろん、開催したい人にもおすすめです。

TECH PLAY

引用元:TECH PLAY

TECH PLAYは、IT系のセミナーや勉強会の情報を検索できるサービスです。キーワードや開催日、タグなどさまざまな条件で交流会を検索できます。指定した条件に該当するイベントについてメールで通知する機能があり、興味があるイベントを見逃したくない人におすすめです。

なお、以下の記事ではエンジニア向けのイベントや勉強会を探せるサイトを紹介しているので、フリーランスエンジニアの方はぜひ参考にしてください。

エンジニアが集まるイベント・勉強会を探せるサイト6選

フリーランス向け交流会で充実した時間を過ごすコツ

せっかく交流会に参加するなら、その機会を最大限に活用したいところ。交流会で充実した時間を過ごすために、以下のポイントを意識しましょう。

  • 待ちの姿勢ではなく積極的に話しかける
  • 多くの人と名刺交換をする
  • 参加後も気になった人には連絡をとる

上記3つのポイントについて、以下で解説します。

待ちの姿勢ではなく積極的に話しかける

話しかけるのを待っているだけでは、十分な人脈がつくれません。待ちの姿勢ではなく、自分から積極的に話しかけることが大切です。積極的にコミュニケーションをとると、多くの人の印象に残りやすく人脈が広がります。

デザイナーやエンジニアなどクリエイティブ系の職種なら、ポートフォリオを持参するのがおすすめ。初対面同士でも会話のきっかけになり、同時に自分の職種や経歴をより深く知ってもらえます。

多くの人と名刺交換をする

その場限りの交流で終わらないように、なるべく多くの人と名刺を交換しましょう。名刺を渡した人のなかから、後日案件を依頼してくれる人が現れるかもしれません。相手の印象に残るように、名刺のデザインにこだわるのがおすすめです。デザイナーやイラストレーターは名刺そのものがひとつのポートフォリオになるので、特にこだわりたいところ。

交流会では不特定多数の人に名刺を渡すため、住所や電話番号など個人情報まで細かく記載するのが不安な人もいるでしょう。その場合は、交流会用にメールやSNSアカウント、ブログのURLなど記載内容を絞った名刺を用意するのがおすすめです。

参加後も気になった人には連絡をとる

交流会で出会って気になった人とはSNSでつながったりお礼のメールをしたり、参加後にも連絡をとりましょう。相手から連絡をくれるケースばかりではないため、これからも交流を続けたいと思う人に出会えたら自分から連絡をとる意識が大切です。

交流会で会ったきり連絡をとらないと、相手の印象に残らず人脈にはなりません。フリーランス仲間が欲しい人や案件獲得につなげたい人は、交流会が終わってからのやりとりも大切にしましょう。

フリーランス向け交流会に参加する際の注意点

フリーランス向け交流会に参加する際には、次の2点に注意してください。

  • 怪しい勧誘や営業に引っかからないようにする
  • 交流会のルールや運営方針をきちんと守る

上記2つの注意点について、詳しく見ていきましょう。

怪しい勧誘や営業に引っかからないようにする

先ほども紹介しましたが、不特定多数の人が集まる交流会には勧誘や営業目的の人が参加している可能性があります。なかには勧誘や営業が禁止されている交流会でもルールを破って勧誘してくる人もいるので、怪しい勧誘や営業に引っかからないよう注意しなければなりません。

交流会のルールや運営方針をきちんと守る

「交流会に関係のない勧誘は禁止」「内容に関わらず営業は禁止」など、禁止事項は交流会によってさまざまです。仕事につなげたいからといって、「営業が一律禁止されているのに営業をかけてしまう」などルール違反をしないように注意してください。

知らずにルールを破ってしまうことのないよう、参加前に交流会のルールや禁止事項をしっかり確認しておく必要があります。

まとめ

フリーランス向け交流会に参加すると、人脈が広がったり案件獲得につながったり、多くのメリットがあります。「悩みを相談できる仲間がいない」「1人で作業をしていてモチベーションが下がっている」といった人は、交流会への参加を検討してみましょう。

交流会に参加するには、フリーランス向けのコミュニティに所属したり交流会の情報をまとめた専門サイトを利用したりするのがおすすめです。交流会に参加したいと思ったら、ぜひ本記事で紹介したコミュニティやサイトをチェックしてみてください。

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